JP2567534Y2 - 壁パネル連結部の構造 - Google Patents

壁パネル連結部の構造

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JP2567534Y2
JP2567534Y2 JP1991000739U JP73991U JP2567534Y2 JP 2567534 Y2 JP2567534 Y2 JP 2567534Y2 JP 1991000739 U JP1991000739 U JP 1991000739U JP 73991 U JP73991 U JP 73991U JP 2567534 Y2 JP2567534 Y2 JP 2567534Y2
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JP
Japan
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wall panel
gap
stud
power cord
recess
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JP1991000739U
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English (en)
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JPH0495408U (ja
Inventor
たつひこ 森本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、壁パネルをスタッドに
連結して取付ける壁パネル連結部の構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から図12に示すように、壁パネル
1の側端面部の上下方向の全長にわたり凹部2を形成
し、壁パネル1の凹部2をスタッド3の一側部側にはめ
込んで連結すると共に別の壁パネル1の凹部2をスタッ
ド3の他側部側にはめ込んで連結するものが知られてい
る。そして、両壁パネル1間乃至壁パネル1間の隙間6
にスタッド3の一部が位置してこの隙間6に対応するス
タッド3の位置に引っ掛け器具を引っかけるためのスリ
ット孔8を設けてある。このスリット孔8は書棚の引っ
掛け金具やタスクライトのような照明器具等の引っ掛け
器具に設けた引っ掛け金具を引っ掛けるようになってい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
例においては、スリット孔8が反対側から透けて見える
ため外観が良くないという問題があり、このため、スタ
ッド3内にスポンジのような詰物30を詰めてスリット
孔8から反対側が透けて見えないようにしているが、こ
れでも、スリット孔8が外部に露出して外観が見苦しい
という問題があった。更に、従来においては、壁パネル
連結部分に電源コードを収納するスペースが設けてない
ので、照明器具などに電源コードを供給するに当たり、
外部に露出させて配線する必要があった。
【0004】本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考
案したものであって、その目的とするところは、スリッ
ト孔を通して反対側が透けて見えないようにでき、ま
た、スリット孔が露出しないようにでき、更に、電源コ
ードの配線が外部に露出しないようにできる壁パネル連
結部の構造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の壁パネル連結部
の構造は、壁パネル1の側端面部の上下方向の全長にわ
たり形成した凹部2をスタッド3の一側部側にはめ込ん
で連結すると共にスタッド3の他側部側に別の壁パネル
1の凹部2乃至カバー材5をはめ込み、両壁パネル1間
乃至壁パネル1とカバー材5との間の隙間6にスタッド
3の一部が位置してこの隙間6に対応するスタッド3の
位置に引っ掛け器具7を引っかけるためのスリット孔8
を設けたものにおいて、凹部2の内側面とこの凹部2の
内側面に対向する対向面との間に電源コード収納用隙間
9を形成し、該電源コード収納用隙間9の側部開口を両
壁パネル1間乃至壁パネル1とカバー材5との間の隙間
に連通開口し、該両壁パネル1間乃至壁パネル1とカバ
ー材5との間の隙間に目地カバー10を着脱自在に取付
けて成るものであって、このような構成を採用すること
で、上記した従来例の問題点を解決したものである。
【0006】
【作用】しかして、凹部2の内側面とこの凹部2の内側
面に対向する対向面との間に電源コード収納用隙間9を
形成し、該電源コード収納用隙間9の側部開口を両壁パ
ネル1間乃至壁パネル1とカバー材5との間の隙間に連
通開口し、該両壁パネル1間乃至壁パネル1とカバー材
5との間の隙間に目地カバー10を着脱自在に取付ける
ので、目地カバー10を外すことで、両壁パネル1間乃
至壁パネル1とカバー材5との間の隙間の側方に連通開
口した電源コード収納部を外部と連通させることができ
るものである。したがって、目地カバー10を外した状
態で外部と連通した電源コード収納部に電源コードの配
線ができることになる。また、目地カバーを取付けるこ
とで、電源コード収納部の側方開口が外部に露出しない
ようにでき、また目地カバー10を取付けることで、ス
リット孔8を通して反対側が透けて見えないようにで
き、また、スリット孔8が露出しないようにできる。更
に、目地カバーに代えてスリット孔を利用して照明器具
等を引っ掛けた場合には、電源コード収納部の側方開口
から電源コードを引き出して給電できるものである。
【0007】
【実施例】以下本考案を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1乃至図3には本考案の一実施例が示し
てある。壁パネル1はフレーム12の両面に面板13を
取着して構成してあり、壁パネル1の側端面部の上下方
向の全長にわたり凹部2が形成してある。スタッド3は
角筒状や断面コ字状をしており、前後面に上下に複数個
のスリット孔8が設けてある。スタッド3には左右両側
に係止片14が突設してあり、この係止片14を壁パネ
ル1のフレーム12に設けた係止孔15に引っ掛けるこ
とでスタッド3と壁パネル1とを連結してある。この場
合、一方の壁パネル1の側面部の凹部2をスタッド3の
一側部側にはめ込んで連結すると共にスタッド3の他側
部側に別の壁パネル1の凹部2をはめ込み、両壁パネル
1間に隙間6が生じるようにし、この隙間6に対応する
部分に上記スタッド3に設けたスリット8が位置するよ
うになっている。壁パネル1の凹部2の内側面とこの凹
部2の内側面に対向する対向面との間には電源コード収
納用隙間9を形成してある。両壁パネル1の側端上部と
スタッド3の上端部とにわたって連結板16を配置して
ねじ17により固定してある。更に壁パネル1の上端部
には上カバー18を取り付けてある。目地カバー10は
弾性を有する合成樹脂により形成してあり(例えば硬質
塩化ビニルと軟質塩化ビニルとを同時押し出しにより形
成する)、後端面部に弾性係止片19を設けてある。そ
して、この目地カバー10を両壁パネル1間乃至壁パネ
ル1とカバー材5との間に目地カバー10を着脱自在に
はめ込んで弾性係止片19を壁パネル1の凹部2の内側
面に弾性的に引っ掛け係止するものである。このことに
より、スリット孔8を通して反対側が透けて見えないよ
うにでき、また、スリット孔8が露出しないようにでき
るものである。
【0008】しかして、図3に示すように電源コード収
納用隙間9に電源コード11を収納するには目地カバー
10を外して電源コード収納用隙間9に電源コード11
を収納するものであり、収納した後に再び目地カバー1
0を取付けてスリット孔8及び電源コード11を外部に
露出しないように隠すものである。ここで、スリット孔
8に棚7aやタスクライトのような照明器具7bのよう
な引っ掛け器具7の引っ掛け金具を引っかけるには目地
カバー10を外して任意のスリット孔8に引っ掛けてス
タッド3の前方に棚7aやタスクライトのような照明器
具7bのような引っ掛け器具7を取り付けるものである
が、この場合、引っ掛け器具7の引っ掛け金具を取り付
けた部分においては目地カバー10ができないので、合
成樹脂製の目地カバー10を適宜切断して、上記引っ掛
け器具7の引っ掛け金具を取り付けた部分を避けて目地
カバー10を取り付けるものである。そして、電源コー
ド収納用隙間9に収納した電源コード11から照明器具
7b等に給電するものである。
【0009】図4、図5には本考案の他の実施例が示し
てある。この実施例ではスタッド3が複数のスタッド構
成材3aを組み合わせ形成した断面略T字状をしてお
り、この断面略T字状をしたスタッド3に3方向から壁
パネル1を平面視でT字状に連結したものである。ここ
で、コーナにも目地カバー10が着脱自在にはめ込まれ
るものである。
【0010】図6、図7、図8には本考案の他の実施例
が示してある。この実施例ではスタッド3が複数のスタ
ッド構成材3aを組み合わせ形成した断面略L字状をし
ており、この断面略L字状をしたスタッド3に3方向か
ら壁パネル1を平面視でL字状に連結したものである。
そして、端に位置する壁パネル1の端部がはめ込まれる
スタッド3の他の側半分にはカバー材5がはめ込まれ、
壁パネル1とカバー材5との間の隙間に目地カバー10
が着脱自在にはめ込まれるものである。
【0011】また、壁パネル1は上記の各実施例のよう
な連結にのみ限定されず、図9、図10、図11あるい
はその他の種々の連結が可能である。これら種々の連結
に当たっても、目地カバー10を着脱自在に取り付ける
ものである。
【0012】
【考案の効果】本考案にあっては、叙述のように凹部の
内側面とこの凹部の内側面に対向する対向面との間に電
源コード収納用隙間を形成し、該電源コード収納用隙間
の側部開口を両壁パネル間乃至壁パネルとカバー材との
間の隙間に連通開口し、該両壁パネル間乃至壁パネルと
カバー材との間の隙間に目地カバーを着脱自在に取付け
るので、壁パネル建て込み後において、目地カバーを外
すことで、両壁パネル間乃至壁パネルとカバー材との間
の隙間の側方に連通開口した電源コード収納部を外部と
連通させることができて、この電源コード収納用隙間に
電源コードの配線が容易にできると共に、配線替えも容
易に行えるものであり、また、目地カバーを取付けるこ
とで、電源コード収納部の側方開口が外部に露出しない
ようにでき、また目地カバーを取付けることで、スリッ
ト孔を通して反対側が透けて見えないようにでき、ま
た、スリット孔が露出しないようにでき、更に、目地カ
バーに代えてスリット孔を利用して照明器具等を引っ掛
けた場合には、電源コード収納部の側方開口から電源コ
ードを引き出して給電できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の断面図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上の電源コードを収納している状態の一部分
解斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例の断面図である。
【図5】同上に用いるスタッド部分の斜視図である。
【図6】本考案の更に他の実施例の断面図である。
【図7】同上に用いるスタッド部分の斜視図である。
【図8】同上に用いる他のスタッド部分の斜視図であ
る。
【図9】本考案の更に他の実施例の断面図である。
【図10】本考案の更に他の実施例の断面図である。
【図11】本考案の更に他の実施例の断面図である。
【図12】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 壁パネル 2 凹部 3 スタッド 5 カバー材 6 隙間 7 引っ掛け器具 8 スリット孔 9 電源コード収納用隙間 10 目地カバー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁パネルの側端面部の上下方向の全長に
    わたり形成した凹部をスタッドの一側部側にはめ込んで
    連結すると共にスタッドの他側部側に別の壁パネルの凹
    部乃至カバー材をはめ込み、両壁パネル間乃至壁パネル
    とカバー材との間の隙間にスタッドの一部が位置してこ
    の隙間に対応するスタッドの位置に引っ掛け器具を引っ
    かけるためのスリット孔を設けたものにおいて、凹部の
    内側面とこの凹部の内側面に対向する対向面との間に電
    源コード収納用隙間を形成し、該電源コード収納用隙間
    の側部開口を両壁パネル間乃至壁パネルとカバー材との
    間の隙間に連通開口し、該両壁パネル間乃至壁パネルと
    カバー材との間の隙間に目地カバーを着脱自在に取付け
    て成る壁パネル連結部の構造。
JP1991000739U 1991-01-14 1991-01-14 壁パネル連結部の構造 Expired - Lifetime JP2567534Y2 (ja)

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JPH0495408U JPH0495408U (ja) 1992-08-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59155825U (ja) * 1983-03-31 1984-10-19 ナショナル住宅産業株式会社 開口部の構造
JPH0528891Y2 (ja) * 1986-11-20 1993-07-26
JPH0348334Y2 (ja) * 1987-06-08 1991-10-16
JPH0636126Y2 (ja) * 1988-09-30 1994-09-21 株式会社イトーキクレビオ 間仕切等の壁装置における支柱の配線装置

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