JPH0348334Y2 - - Google Patents

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JPH0348334Y2
JPH0348334Y2 JP8834287U JP8834287U JPH0348334Y2 JP H0348334 Y2 JPH0348334 Y2 JP H0348334Y2 JP 8834287 U JP8834287 U JP 8834287U JP 8834287 U JP8834287 U JP 8834287U JP H0348334 Y2 JPH0348334 Y2 JP H0348334Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、間仕切装置の多方向連結支柱の上部
カバーに係わり、更に詳しくは電源コード及び電
話線等の信号ケーブルを内部に配線可能となした
間仕切装置の多方向連結支柱の上部カバーに関す
る。
〔従来の技術〕
従来、複数の間仕切パネルの連結部に有する連
結支柱の上端に取付ける上部カバーには、該連結
支柱を通して隣接する間仕切パネルに電源コード
及び電話線等の信号ケーブルを導くことができる
ように側面の所定位置を解放していた。例えば、
昭和58年実用新案出願公告第338号にて開示され
る如く、間仕切パネル連結部のボール上端に被着
するキヤツプの周囲側面には多数の切溝孔を形成
して、該切溝孔に電気線と電話線とを挿通し得る
ようになしたキヤツプが提供されるが、多方向に
連結可能な連結支柱の場合には、その連結態様は
適宜選択され得るものであり、その可能な連結方
向に対応する側面に予め配線コード挿通用の開口
を全て設けておくことは、使用しない該開口が表
面に露出して外観を大きく損ねる原因となり、ま
た全ての可能な連結態様に適用し得るように各種
の上部カバーを提供することは、部品点数が多く
なるとともに、連結態様を変更する場合には新た
な上部カバーを取付けなければならなず経済的で
なくコスト高となる傾向にある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとする
ところは、複数の間仕切パネルの予め設定された
全ての連結態様に適用し、隣接する間仕切パネル
を連絡して電源コード及び電話線等の信号ケーブ
ルを挿通し得るようになし、またその挿通方向も
適宜選択できるとともに、挿通しない方向の側面
を閉止できて、外観性に優れた間仕切装置の多方
向連結支柱の上部カバーを提供する点にある。
〔問題点を解決する為の手段〕
本考案は、前述の問題解決の為に、隣接する複
数の間仕切パネル間に連結支柱を介在させて多方
向に連結する間仕切装置に於いて、前記連結支柱
の形状と略一致した平面視多角形の上板を有し、
該上板の角部には中空の該連結支柱の上端開口の
角部に嵌合当止し得る段部を有する取付脚を垂設
し、隣接した該取付脚間の開口上部には該取付脚
の対向面と前記上板下面に連続した凹溝を形成し
た上部カバー本体と、該凹溝内には着脱自在に嵌
合装着し得る閉止板とよりなる間仕切装置の多方
向連結支柱の上部カバーを構成した。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案の間仕切装置の
多方向連結支柱の上部カバーは、上部カバー本体
の上板の角部に垂設した取付脚間の開口上部位置
に、該取付脚の対向面と前記上板下面に連続した
凹溝の内、間仕切パネルを連結しないか若しくは
電源コード及び電話線等の信号ケーブルを挿通し
ない側の開口の凹溝内に閉止板を嵌合装着した状
態で、前記取付脚の下部を前記上板と略一致した
形状の連結支柱の上端開口の対応する角部に嵌合
するとともに、該取付脚の段部を連結支柱上端縁
に当止して取付け、前記取付脚間の前記開口を挿
通させて隣接する間仕切パネル内部の電源コード
及び電話線等の信号ケーブルを連絡するものであ
る。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考
案の詳細を説明する。
第1図は本考案の代表的実施例を示し、第2図
及び第3図は本考案の上部カバーを示してあり、
図中Aは上部カバー本体、Bは閉止板、Cは連結
支柱、1は間仕切パネルをそれぞれ示している。
上部カバー本体Aは、複数の間仕切パネル1,
…の連結部に介在させた連結支柱Cの上端部に嵌
合装着するもので、多方向の連結を可能となすよ
うに前記連結支柱Cと略一致した平面視多角形の
形状に合成樹脂で一体成形したものであり、第2
図及び第3図に詳しく示しているように平面視多
角形の上板2の角部3,…から下方へ前記連結支
柱Cの上端開口4内の角部5,…に嵌合当止し得
る取付脚6,…を垂設し、該取付脚6の上下略中
央部の外方には前記角部5の上縁に当接し得る段
部7を形成するとともに、その下方を前記角部5
の内側に嵌合し得る挿入部8を形成し、更に前記
上板2の下面中央部には先端部に膨出部9を形成
した支軸10を垂設してあり、また前記取付脚
6,6間の開口11の上部位置で、該取付脚6,
6の対向面と前記上板2の下面に連続した凹溝1
2をそれぞれ形成している。
閉止板Bは、第4図に示しているように前記上
部カバー本体Aの取付脚6,6間上部の開口11
の凹溝12内に嵌合し得るように、側縁及び上縁
の幅方向一側に寄せて突条13を連続形成したも
ので、他側は前記開口11を形成する両側の取付
脚6,6及び上板2の下面の内縁形状と略一致さ
せて合成樹脂で一体成形したものである。ここ
で、前記上部カバー本体Aの凹溝12と閉止板B
の突条13との関係は逆であつてもよく、また他
の嵌合構造のものでも採用し得るものである。
連結支柱Cは、複数の間仕切パネル1,…を所
定角度を持たせて多方向に連結する為のもので、
連結する態様によつては平面視略三角形、四角形
六角形等の形状の外形に形成した中空の杆体より
構成し、第1図及び第5図に示しているように通
常は平面視略正方形のものを用い、間仕切パネル
1,…を連結する側面の上下方向中央部に両側を
残して凹所14を形成し、該凹所14内には図示
しないが側方へフツクを突出させる等した係止手
段を設け、下端にはアジヤスターを取付けて上下
高さ調整可能となしてあり、また上端部には前記
凹所14の部位に切欠15を形成し、間仕切パネ
ル1,…の連結態様に対応した形状、即ち第1図
に示したT字状連結ではT字形、また図示しない
十字状連結では+字形に形成した固定金具16を
装着し得るようになしている。
前記固定金具16は、例えばT字形の場合は、
第1図に示したように3方向に取付片17,…を
連設し、それぞれの取付片17,…には適宜数の
ビス18を挿通用の通孔19,…を形成し、前記
取付片17,…の連設部中央部には前記上部カバ
ーAの支軸10の膨出部9を抜け止め嵌入し得る
孔20を形成してあり、前記間仕切パネル1,…
を連結する場合には、前記連結支柱Cの凹所14
に、該間仕切パネル1の連結方向の側縁央部に適
宜手段で取付けた中空の支柱21を位置させて連
結し、その状態で該固定金具16を上方から連結
支柱Cの上部の切欠15,…内に落とし込み、前
記取付片17,…をそれぞれの間仕切パネル1,
…にビス18,…で固定するものである。また、
前記固定金具16の前記支柱21の上部に位置す
る部位に電源コード及び電話線等の信号ケーブル
等の配線コードを挿通用の貫通孔22を形成する
とともに、前記間仕切パネル1,…の上部に位置
する部位には笠木23を嵌合装着し配線コードを
挿通する為のビーム部材24の下面に突設した取
付部24′を嵌合係止し得る係止孔25を形成し
ている。
しかして、本考案の上部カバーは、上部カバー
本体Aの所定方向の凹溝12内に閉止板Bを嵌合
装着して用いるものであるが、前述したように隣
接する間仕切パネル1,…間に連結支柱Cを介在
させて多方向に連結し、その連結方向と対応する
前記上部カバー本体Aの側の開口11は解放状態
にしておき、他の間仕切パネル1を連結しない側
の開口11には、前記閉止板Bの突条13を該開
口11の周縁の凹溝12内に嵌合し、この状態で
該上部カバー本体Aの取付脚6,…の挿入部8,
…をを連結支柱Cの上端の開口4内の角部5,…
に嵌入するとともに、該取付脚6,…の段部7,
…を前記蓋部5,…の上縁に当接して下方移動を
規制し、更に上板2の下面に垂設した支軸10の
膨出部9を前記間仕切パネル1,…の連結部の上
端部に取付けた固定金具16の孔20内に抜け止
め嵌入して装着し、もつて間仕切パネル1,…の
上部に配した電源コード及び電話線等の信号ケー
ブルを該上部カバー本体Aの開口11,……を通
して隣接する間仕切パネル1へ配線することがで
きるものであり、また前記固定金具16に設けた
貫通孔22,…を通して支柱21内に挿通し、間
仕切パネル1,……の下方に導くことができ、そ
して間仕切パネル1を連結してない側の開口11
は前記閉止板Bにより完全に閉鎖されている。
尚、間仕切パネル1,…を連結した方向であつて
も、電源コード及び電話線等の信号ケーブルを挿
通しない場合には、前記閉止板Bを嵌合装着する
ことも可能である。
以上述べたものは、T字状連結可能な連結支柱
Cを用いて、実際にも間仕切パネル1,…をT字
形に連結した実施例を示したが、第5図に示した
ようにT字状連結可能な連結支柱Cを用いて二つ
の間仕切パネル1,1を直線状に連結した場合に
は、前記連結支柱Cの一側の凹所14は側方に露
出して外観性を悪くするので、該凹所14内の上
下適所又は上下全長に渡つて断面略コ字形で弾力
性のある保持片26,26を両側に有する保持部
材27を外側方へ向けて固定又は着脱自在に嵌合
し、前記凹所14を被覆し得る化粧板28を有
し、内面中央部の上下適所又は上下全長に渡つて
前記保持片26,26に嵌合係止し得る支持片2
9,29を有する支柱カバー30を取付けるもの
である。そして、この支柱カバー30の内方空間
には電源コード及び電話線等の信号ケーブルを配
線することも可能である。
〔考案の効果〕
以上にしてなる本考案の間仕切装置の多方向連
結支柱の上部カバーによれば、隣接する複数の間
仕切パネル間に連結支柱を介在させて多方向に連
結する間仕切装置に於いて、前記連結支柱の形状
と略一致した平面視多角形の上板を有し、該上板
の角部には中空の該連結支柱の上端開口の角部に
嵌合当止し得る段部を有する取付脚を垂設し、隣
接した該取付脚間の開口上部には該取付脚の対向
面と前記上板下面に連続した凹溝を形成した上部
カバー本体と、該凹溝内には着脱自在に嵌合装着
し得る閉止板とよりなるので、該閉止板を上部カ
バー本体の凹溝内に選択的に嵌合装着することが
でき、また該閉止板の取り外し位置替え作業も型
極めて容易で複数の間仕切パネルの予め設定され
た全ての連結態様に適用することができ、隣接す
る間仕切パネルを連絡して電源コード及び電話線
等の信号ケーブルを挿通することができるもので
あり、またその挿通方向も適宜選択できるととも
に、挿通しない方向の側面を閉止できて、外観性
に優れたものとなすことができ、更に該上部カバ
ー本体の連結支柱への取付けも、上部カバー本体
の上板の角部に垂設した取付脚の下部を連結支柱
の上端開口の対応する角部に嵌合するとともに、
該取付脚の段部を連結支柱上端縁に当止して取付
けるだけの作業で極めて容易でしかも強固であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の上部カバーを複数の間仕切パ
ネルをT字状に連結した間仕切装置に適用した状
態を示す分解斜視図、第2図は上部カバー本体の
側面図、第3図は上部カバー本体の底面図、第4
図は閉止板の斜視図、第5図は隣接する間仕切パ
ネルを直線状に連結した状態を示す省略横断面図
である。 A:上部カバー本体、B:閉止板、C:連結支
柱、1:間仕切パネル、2:上板、3:角部、
4:開口、5:角部、6:取付脚、7:段部、
8:挿入部、9:膨出部、10:支軸、11:開
口、12:凹溝、13:突条、14:凹所、1
5:切欠、16:固定金具、17:取付片、1
8:ビス、19:通孔、20:孔、21:支柱、
22:貫通孔、23:笠木、24:ビーム部材、
24′:取付部、25:係止孔、26:保持片、
27:保持部材、28:化粧板、29:支持片、
30…支柱カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隣接する複数の間仕切パネル間に連結支柱を介
    在させて多方向に連結する間仕切装置に於いて、
    前記連結支柱の形状と略一致した平面視多角形の
    上板を有し、該上板の角部には中空の該連結支柱
    の上端開口の角部に嵌合当止し得る段部を有する
    取付脚を垂設し、隣接した該取付脚間の開口上部
    には該取付脚の対向面と前記上板下面に連続した
    凹溝を形成した上部カバー本体と、該凹溝内には
    着脱自在に嵌合装着し得る閉止板とよりなる間仕
    切装置の多方向連結支柱の上部カバー。
JP8834287U 1987-06-08 1987-06-08 Expired JPH0348334Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2552233Y2 (ja) * 1990-01-24 1997-10-29 株式会社大林組 薄型電気設備用線樋
JP2567534Y2 (ja) * 1991-01-14 1998-04-02 松下電工株式会社 壁パネル連結部の構造
JP4595466B2 (ja) * 2004-09-29 2010-12-08 コマニー株式会社 ローパーティションのパネル連結構造

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