JP2567391Y2 - ピンユニット - Google Patents

ピンユニット

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JP2567391Y2
JP2567391Y2 JP1992042072U JP4207292U JP2567391Y2 JP 2567391 Y2 JP2567391 Y2 JP 2567391Y2 JP 1992042072 U JP1992042072 U JP 1992042072U JP 4207292 U JP4207292 U JP 4207292U JP 2567391 Y2 JP2567391 Y2 JP 2567391Y2
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pin
air
hole
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dust
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JP1992042072U
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JPH062696U (ja
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元三 入江
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はピンユニット、より詳細
には基板上に搭載されている電子部品のリード等にコン
タクトピンを接触させ、前記リードが確実に前記基板に
形成された透孔にセットされているかを検知するため等
に使用されるのピンユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のコンタクトピンユニットを
示す概略斜視図である。図中38は側面形状が略コの字
形状をした本体を示しており、本体38は支持板32と
側面板40と下板39とから構成されている。支持板3
2の中央部には透孔32aが形成されており、この透孔
32aにステンレスからなるピン31が支持板32の下
方から挿入されている。このピン31の直径は約1mm
程度に設定されている。ピン31の下端にはばね34が
接続されており、ばね34の下端は下板39に接続支持
されている。この下板39の下面にはエアーシリンダ3
5のロッド35aが接続されている。また本体38の側
面板40の片側にはセンサー33の発光部33aが配設
されており、側面板40の他方の片側にはセンサーの受
光部33bが配設されている。
【0003】図6(a)、(b)は上記コンタクトピン
ユニットを用いて、基板上の電子部品のリードが確実に
基板の孔にセットされているかを調べる場合を図示して
おり、(a)はリードが確実に基板の孔にセットされて
いる場合を示しており、(b)はリードが確実に基板の
孔にセットされていない場合を示している。図中30は
基板を示しており、基板30上には電子部品36が搭載
されている。この電子部品36からはリード37が引き
出されている。(a)に示したようにリード37が確実
に基板30の孔にセットされている場合には、リード3
7は基板30の孔(図示せず)を貫通し、基板30の下
面から突出している。本体38が静止しているときは、
センサーの発光部33aから出た光は受光部33bで受
光された状態となっている。上記コンタクトピンユニッ
トの本体38がエアーシリンダ35により押し上げら
れ、ピン31も同時に押し上げられると、この押し上げ
られたピン31がリード37に当接するようになり、ピ
ン31が電子部品36の重みで押し下げられる。そして
センサー33の発光部33aから出た光はピン31によ
り遮られ、受光部33bで受光されなくなる。このこと
により、リード37が確実に基板30の下面から突出し
ていると判断することができる。他方(b)に示したよ
うにリード37が基板30の孔を貫通していない場合に
は本体38と共に押し上げられたピン31はリード37
に当接することがなく、ピン31は下方に押し下げられ
ない。従って、本体38が押し下げられる前と同様にセ
ンサー33の発光部33aから出た光は受光部33bで
受光される。このことにより、リード37が基板30の
下面から突出していないと判断することができる。
【0004】以上のようにして電子部品36のリード3
7が基板30の孔に正常にセットされているかどうかの
検知が行なわれる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のコンタクトピンユニットでは、透孔32aとピ
ン31との間に塵や埃が詰まり、ピン31が常に押し下
げられた状態となった場合には、センサー33の発光部
33aから出た光は受光部33bで受光されない状態と
なり、この状態が継続される。このことにより、電子部
品36のリード37が基板30の下面から突出している
かどうかの検知が正確に行なわれなくなるという課題が
あった。
【0006】また、ピン31がばね34により押し上げ
られた状態で、透孔32aとピン31との間に塵や埃が
詰まった場合には、ピン31によりリード37が曲げら
れたり、また電子部品36が押し上げられてしまうとい
う課題もあった。
【0007】本考案はこのような課題に鑑み考案された
ものであって、ピンが貫通する透孔部に詰まる塵や埃を
容易に除去することができ、電子部品のリードが基板に
正常にセットされているかどうかの検知等を正確に行な
うことができるピンユニットを提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案に係るピンユニットは、支持板と下板と側面板
とからなるエア室と、前記支持板に形成された透孔に挿
入されたピンと、該ピンを上方に付勢するバネ体と、前
記エア室に空気を送り込むように前記側面板に接続され
たエアーホースとを有し、該エアーホースから前記エア
室に送り込まれた空気が前記透孔から排出可能に構成さ
れていることを特徴としている。
【0009】
【作用】上記した構成によれば、支持板と下板と側面板
とからなるエア室と、前記支持板に形成された透孔に挿
入されたピンと、該ピンを上方に付勢するバネ体と、前
記エア室に空気を送り込むように前記側面板に接続され
たエアーホースとを有し、該エアーホースから前記エア
室に送り込まれた空気が前記透孔から排出可能に構成さ
れているので、前記エア室からの空気が前記透孔を通る
ことにより前記透孔と前記ピンとの間に詰まっている塵
や埃を前記空気により飛散させ、塵や埃を除去すること
が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本考案に係るピンユニットの実施例を
図面に基づいて説明する。図1は実施例に係るコンタク
トピンユニットを示した概略斜視図であり、図2は断面
図である。図中18は側面形状が長方形形状をした本体
を示しており、本体18は支持板12と側面板10a、
10b、10c、10dと下板19とから構成されてお
り、これら支持板12、側面板10a、10b、10
c、10d及び下板19によりエア室41が形成されて
いる。また、支持板12の中央部には透孔12aが形成
されており、この透孔12aにステンレスからなるピン
11が支持板12の下方から挿入されている。またピン
11と透孔12aとの間の隙間は空気を通す程度に小さ
い。ピン11の下端にはばね14が接続されており、ば
ね14の下端は下板19に接続支持されている。またこ
の下板19の下面にはエアーシリンダ15のロッド15
aが接続されている。本体18を構成する一つの側面板
10aにはセンサー13の発光部13aが配設されてお
り、側面板10aと対向した側面板10bにはセンサー
13の受光部13bが配設されている。また、側面板1
0a、10bと隣り合う側面板10cにはエアーホース
17が接続され、このエアーホース17はエア源(図示
せず)に接続されている。
【0011】エアーホース17からは空気が常時エアー
室41に送り込まれており、ピン11の位置に関係なく
前記空気は透孔12aを通って外部に排出される。そし
て透孔12aとピン11との間に詰まっている塵や埃
は、前記空気が透孔12aを通って外部に排出される際
に同時に飛散され、透孔12aから塵や埃を除去するこ
とができる。従って、電子部品36のリード37が基板
30の下面から突出しているかどうかの検知を正確に行
なうことができる。
【0012】なお、上記したコンタクトピンユニットの
通常の作動は従来のコンタクトピンユニットの作動を示
した図6(a)(b)の場合と同様に行なわれる。
【0013】図3は別の実施例に係るコンタクトピンユ
ニットを示す断面図である。前記コンタクトピンユニッ
トの構造は基本的には図1で示したものと同様の構造を
有しており、相違している点は支持板12下面における
透孔12a外周部にゴムパッキン16が取りつけられて
いる点である。
【0014】(a)はピン11が完全に上方に押し上げ
られた状態を示しており、この状態ではエアーホース1
7から送り込まれた空気はゴムパッキン16によりシー
ルされ、透孔12aを通って外部に洩れることはない。
(b)はピン11が押し下げられた状態を示しており、
その際エアーホース17からエアー室41に送り込まれ
た空気は透孔12aを通って外部に排出される。
【0015】つまり、ピン11が完全に上方に押し上げ
られた状態の時は、エアーホース17から送り込まれた
空気は外部に排出されることはない。しかしピン11が
押し下げられた状態のときには前記空気は透孔12aを
通って外部に排出される。このことから、上記に係るコ
ンタクトピンユニットにあっては透孔12aとピン11
との間に詰まっている塵や埃は前記空気が透孔12aを
通って外部にでる際に前記空気と一緒に飛散し、塵や埃
を除去することができる。従って、電子部品36のリー
ド37が基板30に正確にセットされているかどうかの
検知を確実に行なうことができる。またエアーホース1
7から供給される空気を無駄に使用することを防止する
ことができる。
【0016】図4は更に別の実施例に係るチェックピン
ユニットを示す断面図である。図中28は側面形状が長
方形形状をした本体を示しており、本体28は支持板2
2と側面板25と下板29とから構成されており、支持
板22、側面板25及び下板29とからエア室51が形
成されている。支持板には等間隔で複数の透孔22aが
形成されており、この透孔22aにチェックピン21が
支持板22の下方から挿入されている。またこれら透孔
22aの周辺部にはチェックピン支持体52が形成され
ている。チェックピン21の下部にはチェックピン21
を常時上方に付勢するためのばね24が接続されてお
り、チェックピン21の下端には導線53が接続されて
おり、この導線53は集合部23を介して計測器(図示
せず)に接続されている。また、側面板25の所定箇所
にはエアーホース27が接続されている。そして、本体
28上方にその上面には電子部品26が搭載された基板
20が配置されている。
【0017】チェックピン21がばね24による圧力で
基板20下面に形成された配線パターン(図示せず)と
電気的に接触すると、前記接触により導線53に電気が
流れ、計測器でその電流が測定される。このことより、
基板20上に形成されている配線パターンが正確に形成
されているかどうかが検知される。
【0018】また、エアーホース27からエアー室51
に送り込まれた、空気は透孔22aを通って外部に排出
される。このことから上記に係るチェックピンユニット
にあっては透孔22aとチェックピン21との間に詰ま
っている塵や埃は前記空気が透孔22aを通って外部に
でる際に前記空気と一緒に飛散し、塵や埃を除去するこ
とができる。従って、基板20上の配線パターンが正確
に形成されているかどうかの検知を確実に行なうことが
できる。
【0019】
【考案の効果】以上詳述したように本考案に係るピンユ
ニットにあっては、支持板と下板と側面板とからなるエ
ア室と、前記支持板に形成された透孔に挿入されたピン
と、該ピンを上方に付勢するバネ体と、前記エア室に空
気を送り込むように前記側面板に接続されたエアーホー
スとを有し、該エアーホースから前記エア室に送り込ま
れた空気が前記透孔から排出可能に構成されている
で、前記エア室から空気が前記透孔を通ることにより
前記透孔と前記ピンとの間に詰まっている塵や埃を前記
空気により飛散させ、塵や埃を除去することができる。
従って、電子部品のリードが基板に正確にセットされて
いるかどうかの検知及び基板上の配線パターンが正確に
形成されているかどうかの検知等を確実に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコンタクトピンユニットの実施例
を示す概略斜視図である。
【図2】図1におけるコンタクトピンユニットを示す断
面図である。
【図3】(a)(b)は別の実施例に係るコンタクトピ
ンユニットの作動を示す断面図である。
【図4】さらに別の実施例に係るチェックピンユニット
を示す断面図である。
【図5】従来のコンタクトピンユニットを示す概略斜視
図である。
【図6】(a)(b)は図5におけるコンタクトピンユ
ニットを用いて基板上に搭載されている電子部品のリー
ドが確実に基板に挿入されているかどうかを調べる際の
コンタクトピンユニットと基板との関係を示す断面図で
ある。(a)はリードが確実に基板に挿入されている場
合であり、(b)はリードが確実に基板に挿入されてい
ない場合である。
【符号の説明】 11 ピン 12 支持板 12a 透孔 14 ばね 41 エア室

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持板と下板と側面板とからなるエア室
    と、前記支持板に形成された透孔に挿入されたピンと、
    該ピンを上方に付勢するバネ体と、前記エア室に空気を
    送り込むように前記側面板に接続されたエアーホースと
    を有し、該エアーホースから前記エア室に送り込まれた
    空気が前記透孔から排出可能に構成されていることを特
    徴とするピンユニット。
JP1992042072U 1992-06-18 1992-06-18 ピンユニット Expired - Lifetime JP2567391Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992042072U JP2567391Y2 (ja) 1992-06-18 1992-06-18 ピンユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992042072U JP2567391Y2 (ja) 1992-06-18 1992-06-18 ピンユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH062696U JPH062696U (ja) 1994-01-14
JP2567391Y2 true JP2567391Y2 (ja) 1998-04-02

Family

ID=12625870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992042072U Expired - Lifetime JP2567391Y2 (ja) 1992-06-18 1992-06-18 ピンユニット

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02141674A (ja) * 1988-11-24 1990-05-31 Fujitsu Ltd 両面実装プリント板ユニット用試験治具

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02141674A (ja) * 1988-11-24 1990-05-31 Fujitsu Ltd 両面実装プリント板ユニット用試験治具

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JPH062696U (ja) 1994-01-14

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Effective date: 19971125