JP2697382B2 - 防水コネクタのダミー栓検査装置 - Google Patents
防水コネクタのダミー栓検査装置Info
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- JP2697382B2 JP2697382B2 JP3180304A JP18030491A JP2697382B2 JP 2697382 B2 JP2697382 B2 JP 2697382B2 JP 3180304 A JP3180304 A JP 3180304A JP 18030491 A JP18030491 A JP 18030491A JP 2697382 B2 JP2697382 B2 JP 2697382B2
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- plug
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/44—Means for preventing access to live contacts
- H01R13/443—Dummy plugs
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、トラックの電装品と
して用いられる多極セパレート防水タイプのコネクタや
その他小型の防水コネクタにおける防水用ダミー栓の挿
入忘れの有無を検出する防水コネクタのダミー栓検査装
置に関する。
して用いられる多極セパレート防水タイプのコネクタや
その他小型の防水コネクタにおける防水用ダミー栓の挿
入忘れの有無を検出する防水コネクタのダミー栓検査装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、多極セパレート防水タイプコネク
タ（以下防水コネクタという）は図２に示すように構成
されている。
タ（以下防水コネクタという）は図２に示すように構成
されている。
【０００３】即ち、防水コネクタ１は雄部材２と雌部材
３とから成り、通常車体に露出した状態で取り付けられ
るため気密構造になっており、雄部材２は、周面上部に
一体に外側に膨出して帯状部２１が形成された基体２２
と、この基体２２に上下方向に透設された複数個の透孔
２３と、基体２２の中央部に一体に形成された円筒状の
ボス２４と、このボス２４に挿通され先端のおねじが基
体２２の下側に導出されたボルト２５と、このボルト２
５の頭部とボス２４の上面との間に介在された防水用パ
ッキン２６と、基体２２の前面に一体に突出して形成さ
れた２個のガイド体２７とから成り、雌部材３は、上部
に雄部材２の基体２２が嵌合する深さの凹部３１が形成
された収容体３２と、この収容体３２の雄部材２側の各
透孔２３との対向位置に上下方向に透設された複数個の
透孔（図示せず）と、収容体３２の中央部に設けられめ
ねじが埋設されたボス３３と、収容体３２の前面上部に
形成され雄部材２の両ガイド体２７がそれぞれ嵌挿する
２個のガイド溝３４とから成る。
３とから成り、通常車体に露出した状態で取り付けられ
るため気密構造になっており、雄部材２は、周面上部に
一体に外側に膨出して帯状部２１が形成された基体２２
と、この基体２２に上下方向に透設された複数個の透孔
２３と、基体２２の中央部に一体に形成された円筒状の
ボス２４と、このボス２４に挿通され先端のおねじが基
体２２の下側に導出されたボルト２５と、このボルト２
５の頭部とボス２４の上面との間に介在された防水用パ
ッキン２６と、基体２２の前面に一体に突出して形成さ
れた２個のガイド体２７とから成り、雌部材３は、上部
に雄部材２の基体２２が嵌合する深さの凹部３１が形成
された収容体３２と、この収容体３２の雄部材２側の各
透孔２３との対向位置に上下方向に透設された複数個の
透孔（図示せず）と、収容体３２の中央部に設けられめ
ねじが埋設されたボス３３と、収容体３２の前面上部に
形成され雄部材２の両ガイド体２７がそれぞれ嵌挿する
２個のガイド溝３４とから成る。
【０００４】ところで、雄部材２において、図３に示す
ように、リード線４の先端部が図４に示す中空の防水用
セパレートゴム栓５に挿通され、リード線４の先端に圧
着端子６が圧着されており、このようなリード線４先端
部が雄部材２の各透孔２３のうち所定の透孔２３に挿入
され、残りの透孔２３には、図５に示すような防水用の
ダミー栓７が挿入されており、雌部材３側においても、
同様にセパレートゴム栓，ダミー栓が各透孔に挿入され
ている。
ように、リード線４の先端部が図４に示す中空の防水用
セパレートゴム栓５に挿通され、リード線４の先端に圧
着端子６が圧着されており、このようなリード線４先端
部が雄部材２の各透孔２３のうち所定の透孔２３に挿入
され、残りの透孔２３には、図５に示すような防水用の
ダミー栓７が挿入されており、雌部材３側においても、
同様にセパレートゴム栓，ダミー栓が各透孔に挿入され
ている。
【０００５】そして、雄部材２の両ガイド体２７が雌部
材３の両ガイド溝３４に位置合わせされた状態で、雄部
材２の基体２２が雌部材３の収容体３２の凹部３１に嵌
挿され、雄部材２側のボルト２５が雌部材３側のめねじ
に螺合され、このとき図示されてはいないが、雌部材３
の凹部３１の底面の周端部に防水用のパッキンが設けら
れており、ボルト２５の締め付けにより、このパッキン
に雄部材２側の基体２２の底面周端部が圧接し、雄部材
２が雌部材３に固く嵌合して内部が気密状態に保持され
る。
材３の両ガイド溝３４に位置合わせされた状態で、雄部
材２の基体２２が雌部材３の収容体３２の凹部３１に嵌
挿され、雄部材２側のボルト２５が雌部材３側のめねじ
に螺合され、このとき図示されてはいないが、雌部材３
の凹部３１の底面の周端部に防水用のパッキンが設けら
れており、ボルト２５の締め付けにより、このパッキン
に雄部材２側の基体２２の底面周端部が圧接し、雄部材
２が雌部材３に固く嵌合して内部が気密状態に保持され
る。
【０００６】このように、雄部材２が雌部材３に嵌合す
ることにより、雄部材２側の各リード線４の圧着端子６
が、雌部材３の対応する各透孔に配設されたリード線の
先端の端子に電気的に接続される。
ることにより、雄部材２側の各リード線４の圧着端子６
が、雌部材３の対応する各透孔に配設されたリード線の
先端の端子に電気的に接続される。
【０００７】ところで、上記の防水コネクタ１におい
て、雄，雌部材２，３のダミー栓７の挿入忘れがある
と、水が入り込むことによって導電部分の腐食等を招く
ため、ダミー栓７の挿入忘れがない様に検査する必要が
あり、従来図６に示すような検査板８を用いてダミー栓
４の挿入忘れの有無の検出を行っている。
て、雄，雌部材２，３のダミー栓７の挿入忘れがある
と、水が入り込むことによって導電部分の腐食等を招く
ため、ダミー栓７の挿入忘れがない様に検査する必要が
あり、従来図６に示すような検査板８を用いてダミー栓
４の挿入忘れの有無の検出を行っている。
【０００８】この検査板８は図６に示すように構成さ
れ、例えば雄部材２の表面に丁度重なる大きさの長方形
状の平板８１の中央部に、雄部材２のボス２４の挿通孔
８２が透設されると共に、ダミー栓７が挿入される透孔
２３に対応する位置に円形の透孔８３が透設され、リー
ド線４が挿入される透孔２３に対応する位置の裏面側に
検出棒８４が一体に設けられている。
れ、例えば雄部材２の表面に丁度重なる大きさの長方形
状の平板８１の中央部に、雄部材２のボス２４の挿通孔
８２が透設されると共に、ダミー栓７が挿入される透孔
２３に対応する位置に円形の透孔８３が透設され、リー
ド線４が挿入される透孔２３に対応する位置の裏面側に
検出棒８４が一体に設けられている。
【０００９】そして、雄部材２の所定の透孔２３にダミ
ー栓７を挿入したのち、リード線４を挿入する前に、図
６に示す検査板８を雄部材２の表面に重ねるが、このと
きダミー栓７を挿入すべきでない透孔２３に誤ってダミ
ー栓７が挿入されている場合には、検出棒８４が誤挿入
されたダミー栓７に当たって検査板８を雄部材２に重畳
できず、当該雄部材２が不良品であることがわかる。
ー栓７を挿入したのち、リード線４を挿入する前に、図
６に示す検査板８を雄部材２の表面に重ねるが、このと
きダミー栓７を挿入すべきでない透孔２３に誤ってダミ
ー栓７が挿入されている場合には、検出棒８４が誤挿入
されたダミー栓７に当たって検査板８を雄部材２に重畳
できず、当該雄部材２が不良品であることがわかる。
【００１０】一方、上記のような誤挿入がない場合に
は、検査板８は雄部材２に重なり、この状態で検査板８
の透孔８３を通して目視により雄部材２側の透孔２３の
ダミー栓７の有無を検出しており、その後ダミー栓７の
誤挿入及び挿入忘れのない良品の雄部材２がリード線４
の挿入工程に移されることになる。
は、検査板８は雄部材２に重なり、この状態で検査板８
の透孔８３を通して目視により雄部材２側の透孔２３の
ダミー栓７の有無を検出しており、その後ダミー栓７の
誤挿入及び挿入忘れのない良品の雄部材２がリード線４
の挿入工程に移されることになる。
【００１１】また、雌部材３に対しても同様の検査板が
用いられ、ダミー栓の挿入忘れの有無の検出が行われ
る。
用いられ、ダミー栓の挿入忘れの有無の検出が行われ
る。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】しかし、雄，雌部材
２，３のリード線４の挿入パターンは一種類ではなく、
ワイヤハーネスの品番毎にパターンが異なるため、検査
板８としてこれら複数のパターンごとに透孔８３の透設
位置の異なる検査板８を準備しなければならず、コスト
の上昇及び管理の繁雑を招き、しかも従来の検査板８に
よる検査は人為的要素が大きいため、精度も低く、検査
に長時間を要するという問題点があった。
２，３のリード線４の挿入パターンは一種類ではなく、
ワイヤハーネスの品番毎にパターンが異なるため、検査
板８としてこれら複数のパターンごとに透孔８３の透設
位置の異なる検査板８を準備しなければならず、コスト
の上昇及び管理の繁雑を招き、しかも従来の検査板８に
よる検査は人為的要素が大きいため、精度も低く、検査
に長時間を要するという問題点があった。
【００１３】そこでこの発明は、上記のような問題点を
解消するためになされたもので、防水コネクタのダミー
栓の挿入忘れを、安価な構成により精度よくしかも短時
間で検査できるようにすることを目的とする。
解消するためになされたもので、防水コネクタのダミー
栓の挿入忘れを、安価な構成により精度よくしかも短時
間で検査できるようにすることを目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】この発明に係る防水コネ
クタのダミー栓検査装置は、複数の透孔がそれぞれ形成
され互いに着脱自在に嵌合して内部を気密状態を保持す
る雄部材及び雌部材と、前記各透孔のうち所定の前記透
孔に先端部が挿入されパッキンにより当該透孔の周面と
の間隙がシールされたリード線と、前記各透孔のうち前
記リード線が挿入された透孔以外の前記透孔に挿入され
た防水用ダミー栓とから成る防水コネクタであって、前
記ダミー栓の挿入忘れの有無を検出する防水コネクタの
ダミー栓検査装置において、前記雄部材又は前記雌部材
が着脱自在に嵌合されて内部が気密に保持された装置本
体と、前記装置本体内部に大気圧よりも高い圧力の空気
を供給し前記装置本体に嵌合された前記雄部材又は前記
雌部材の前記各ダミー栓を裏面側から加圧する加圧手段
と、前記装置本体に取り付けられ前記装置本体内部の圧
力を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段が所定
値以上の圧力を検出したときの出力信号により動作し前
記雄部材又は前記雌部材の前記透孔に挿入忘れがないこ
とを報知する報知手段とを備えたことを特徴とする防水
コネクタのダミー栓検査装置。
クタのダミー栓検査装置は、複数の透孔がそれぞれ形成
され互いに着脱自在に嵌合して内部を気密状態を保持す
る雄部材及び雌部材と、前記各透孔のうち所定の前記透
孔に先端部が挿入されパッキンにより当該透孔の周面と
の間隙がシールされたリード線と、前記各透孔のうち前
記リード線が挿入された透孔以外の前記透孔に挿入され
た防水用ダミー栓とから成る防水コネクタであって、前
記ダミー栓の挿入忘れの有無を検出する防水コネクタの
ダミー栓検査装置において、前記雄部材又は前記雌部材
が着脱自在に嵌合されて内部が気密に保持された装置本
体と、前記装置本体内部に大気圧よりも高い圧力の空気
を供給し前記装置本体に嵌合された前記雄部材又は前記
雌部材の前記各ダミー栓を裏面側から加圧する加圧手段
と、前記装置本体に取り付けられ前記装置本体内部の圧
力を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段が所定
値以上の圧力を検出したときの出力信号により動作し前
記雄部材又は前記雌部材の前記透孔に挿入忘れがないこ
とを報知する報知手段とを備えたことを特徴とする防水
コネクタのダミー栓検査装置。
【００１５】
【作用】この発明においては、装置本体に雄部材又は雌
部材が嵌合された状態で、加圧手段により雄部材又は雌
部材の各ダミー栓が裏面側から加圧されたときに、ダミ
ー栓の挿入忘れがなければ、装置本体内部の圧力が加圧
手段による所定値となって圧力検出手段の出力信号によ
り報知手段が動作し、ダミー栓の挿入忘れのないことが
わかり、ダミー栓の挿入忘れがあれば、ダミー栓が挿入
されていない透孔から空気が抜け、凹部の圧力はほぼ大
気圧になり、報知手段が動作することがなく、ダミー栓
の挿入忘れのあることがわかる。
部材が嵌合された状態で、加圧手段により雄部材又は雌
部材の各ダミー栓が裏面側から加圧されたときに、ダミ
ー栓の挿入忘れがなければ、装置本体内部の圧力が加圧
手段による所定値となって圧力検出手段の出力信号によ
り報知手段が動作し、ダミー栓の挿入忘れのないことが
わかり、ダミー栓の挿入忘れがあれば、ダミー栓が挿入
されていない透孔から空気が抜け、凹部の圧力はほぼ大
気圧になり、報知手段が動作することがなく、ダミー栓
の挿入忘れのあることがわかる。
【００１６】
【実施例】図１はこの発明の防水コネクタのダミー栓検
査装置の一実施例の一部切断左側面図である。なお、本
実施例は雄部材２を検査対象とした場合を示す。
査装置の一実施例の一部切断左側面図である。なお、本
実施例は雄部材２を検査対象とした場合を示す。
【００１７】図１に示すように、上面が開口した凹状部
１０を有する基台１１の上端内周部に段部が形成され、
この段部に検査専用の雌部材３が載置されてシール材１
２により雌部材３が固定されると同時に段部との間が気
密にシールされ、この基台１１と検査専用の雌部材３と
により装置本体１３が構成されている。
１０を有する基台１１の上端内周部に段部が形成され、
この段部に検査専用の雌部材３が載置されてシール材１
２により雌部材３が固定されると同時に段部との間が気
密にシールされ、この基台１１と検査専用の雌部材３と
により装置本体１３が構成されている。
【００１８】このとき、凹状部１０と雌部材３の凹部３
１とが雌部材３の透孔を介して連通されているため、シ
ール材１２により雄部材２が嵌合される凹部３１の気密
性が保持されている。
１とが雌部材３の透孔を介して連通されているため、シ
ール材１２により雄部材２が嵌合される凹部３１の気密
性が保持されている。
【００１９】そして、基台１１の側面に外部と凹状部１
０と連通する２個の透孔１４が透設され、一方の透孔１
４に大気圧よりも０．５ｋｇｆ／ｃｍ2 程度圧力の高い
圧縮空気を凹状部１０に供給する加圧手段（図示せず）
が接続され、他方の透孔１４には凹状部１０の圧力を検
出する圧力検出手段としての圧力センサ１５が取り付け
られ、圧力センサ用電源１６により圧力センサ１５に電
源供給され、雌部材３に検査対象である雄部材２が嵌合
された状態で、圧力センサ１５が所定値以上の圧力を検
出したときの出力信号により動作して鳴動する報知手段
としてのブザー１７が設けられており、これら装置本体
１３，圧力センサ１５，ブザー１７により、防水コネク
タのダミー栓検査装置が構成されている。
０と連通する２個の透孔１４が透設され、一方の透孔１
４に大気圧よりも０．５ｋｇｆ／ｃｍ2 程度圧力の高い
圧縮空気を凹状部１０に供給する加圧手段（図示せず）
が接続され、他方の透孔１４には凹状部１０の圧力を検
出する圧力検出手段としての圧力センサ１５が取り付け
られ、圧力センサ用電源１６により圧力センサ１５に電
源供給され、雌部材３に検査対象である雄部材２が嵌合
された状態で、圧力センサ１５が所定値以上の圧力を検
出したときの出力信号により動作して鳴動する報知手段
としてのブザー１７が設けられており、これら装置本体
１３，圧力センサ１５，ブザー１７により、防水コネク
タのダミー栓検査装置が構成されている。
【００２０】つぎに、検査工程について説明すると、ダ
ミー栓７及びリード線４が挿入された雄部材２を、図１
示すように検査専用の雌部材３の凹部３１に嵌合してボ
ルト２５を締め付けたのち、加圧手段により圧縮空気を
供給し、嵌合状態の雄部材２のダミー栓７に裏面側から
圧力をかける。
ミー栓７及びリード線４が挿入された雄部材２を、図１
示すように検査専用の雌部材３の凹部３１に嵌合してボ
ルト２５を締め付けたのち、加圧手段により圧縮空気を
供給し、嵌合状態の雄部材２のダミー栓７に裏面側から
圧力をかける。
【００２１】このとき、ダミー栓７の挿入忘れがなけれ
ば凹状部１０の圧力は加圧手段による所定値となって圧
力センサ１５が作動し、圧力センサ１５の出力信号によ
ってブザー１７が鳴動し、ダミー栓７の挿入忘れのない
ことが報知される。
ば凹状部１０の圧力は加圧手段による所定値となって圧
力センサ１５が作動し、圧力センサ１５の出力信号によ
ってブザー１７が鳴動し、ダミー栓７の挿入忘れのない
ことが報知される。
【００２２】一方、ダミー栓７の挿入忘れがあった場合
には、ダミー栓７が挿入されていない雄部材２の透孔２
３を介して、加圧手段による圧縮空気が外部へ抜けるた
め、凹状部１０内の圧力は所定値にならず、圧力センサ
１５は作動することがなく、ブザー１７が鳴動しないこ
とから、ダミー栓７の挿入忘れのあることがわかる。
には、ダミー栓７が挿入されていない雄部材２の透孔２
３を介して、加圧手段による圧縮空気が外部へ抜けるた
め、凹状部１０内の圧力は所定値にならず、圧力センサ
１５は作動することがなく、ブザー１７が鳴動しないこ
とから、ダミー栓７の挿入忘れのあることがわかる。
【００２３】従って、装置本体１３を成す雌部材３に雄
部材２を嵌合した状態で、加圧手段により加圧したとき
に、ブサー１７が鳴動するか否かによってダミー栓７の
挿入忘れが無いか有るかを知ることができるため、雄部
材２のダミー栓７の挿入パターンが異なっていても、１
個の装置で検査することが可能となり、従来のように複
数種類の検査板を準備する必要がなく、しかも目視によ
り判断する必要もなく、安価な構成により、精度よく短
時間でダミー栓７の挿入忘れの有無を検査することがで
きる。
部材２を嵌合した状態で、加圧手段により加圧したとき
に、ブサー１７が鳴動するか否かによってダミー栓７の
挿入忘れが無いか有るかを知ることができるため、雄部
材２のダミー栓７の挿入パターンが異なっていても、１
個の装置で検査することが可能となり、従来のように複
数種類の検査板を準備する必要がなく、しかも目視によ
り判断する必要もなく、安価な構成により、精度よく短
時間でダミー栓７の挿入忘れの有無を検査することがで
きる。
【００２４】なお、上記実施例では、検査対象を雄部材
２とした場合について説明したが、雌部材３を検査対象
とした場合であっても、同様にこの発明を実施すること
ができる。
２とした場合について説明したが、雌部材３を検査対象
とした場合であっても、同様にこの発明を実施すること
ができる。
【００２５】また、上記実施例では、圧力検出手段とし
て圧力センサ１５を用い、報知手段としてブザー１７を
用いた場合について説明したが、圧力検出手段，報知手
段は特にこれらに限定されるものではない。
て圧力センサ１５を用い、報知手段としてブザー１７を
用いた場合について説明したが、圧力検出手段，報知手
段は特にこれらに限定されるものではない。
【００２６】さらに、上記実施例では、装置本体１３を
雌部材３と基台１１により構成した場合について説明し
たが、装置本体は、雄部材２を着脱自在に嵌合でき、嵌
合状態で内部の気密性が保持できる構造のものであれば
よい。
雌部材３と基台１１により構成した場合について説明し
たが、装置本体は、雄部材２を着脱自在に嵌合でき、嵌
合状態で内部の気密性が保持できる構造のものであれば
よい。
【００２７】また、防水コネクタはトラック用の大型の
ものに限らず、少なくとも２極の小型のものであっても
よいのは勿論である。
ものに限らず、少なくとも２極の小型のものであっても
よいのは勿論である。
【００２８】
【発明の効果】以上のように、この発明の防水コネクタ
のダミー栓検査装置によれば、雄部材又は雌部材が着脱
自在に嵌合されて内部の気密性が保持される装置本体を
設け、雄部材又は雌部材が嵌合した状態で装置本体内部
に空気を供給してダミー栓を裏面側から加圧する加圧手
段を設け、装置本体内部の圧力を検出する圧力検出手段
とこの圧力検出手段の出力信号により動作する報知手段
を設けたため、従来のように複数種類の検査板を準備
し、目視により判断する必要がなく、安価な構成によ
り、精度よくしかも短時間でダミー栓の挿入忘れの有無
を検査することができ、検査作業の能率の向上を図るこ
とが可能になる。
のダミー栓検査装置によれば、雄部材又は雌部材が着脱
自在に嵌合されて内部の気密性が保持される装置本体を
設け、雄部材又は雌部材が嵌合した状態で装置本体内部
に空気を供給してダミー栓を裏面側から加圧する加圧手
段を設け、装置本体内部の圧力を検出する圧力検出手段
とこの圧力検出手段の出力信号により動作する報知手段
を設けたため、従来のように複数種類の検査板を準備
し、目視により判断する必要がなく、安価な構成によ
り、精度よくしかも短時間でダミー栓の挿入忘れの有無
を検査することができ、検査作業の能率の向上を図るこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の防水コネクタのダミー栓検査装置の
一実施例の一部切断左側面図である。
一実施例の一部切断左側面図である。
【図２】一般の防水コネクタの分離状態の斜視図であ
る。
る。
【図３】図２の一部の概略図である。
【図４】図３の一部の斜視図である。
【図５】図２におけるダミー栓の斜視図である。
【図６】従来の検査板の斜視図である。
【符号の説明】 １ 防水コネクタ ２ 雄部材 ３ 雌部材 ４ リード線 ７ ダミー栓 １３ 装置本体 １５ 圧力センサ（圧力検出手段） １７ ブザー（報知手段） ２３ 透孔
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の透孔がぞれぞれ形成され互いに着
脱自在に嵌合して内部を気密状態に保持する雄部材及び
雌部材と、前記各透孔のうち所定の前記透孔に先端部が
挿入されパッキンにより当該透孔の周面との間隙がシー
ルされたリード線と、前記各透孔のうち前記リード線が
挿入された透孔以外の前記透孔に挿入された防水用ダミ
ー栓とから成る防水コネクタであって、前記ダミー栓の
挿入忘れの有無を検出する防水コネクタのダミー栓検査
装置において、前記雄部材又は前記雌部材が着脱自在に
嵌合されて内部が気密に保持された装置本体と、前記装
置本体内部に大気圧よりも高い圧力の空気を供給し前記
装置本体に嵌合された前記雄部材又は前記雌部材の前記
各ダミー栓を裏面側から加圧する加圧手段と、前記装置
本体に取り付けられ前記装置本体内部の圧力を検出する
圧力検出手段と、前記圧力検出手段が所定値以上の圧力
を検出したときの出力信号により動作し前記雄部材又は
前記雌部材の前記透孔に挿入忘れがないことを報知する
報知手段とを備えたことを特徴とする防水コネクタのダ
ミー栓検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3180304A JP2697382B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 防水コネクタのダミー栓検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3180304A JP2697382B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 防水コネクタのダミー栓検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053065A JPH053065A (ja) | 1993-01-08 |
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