JPH062696U - ピンユニット - Google Patents

ピンユニット

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JPH062696U
JPH062696U JP4207292U JP4207292U JPH062696U JP H062696 U JPH062696 U JP H062696U JP 4207292 U JP4207292 U JP 4207292U JP 4207292 U JP4207292 U JP 4207292U JP H062696 U JPH062696 U JP H062696U
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JP
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pin
hole
air
pin unit
substrate
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JP4207292U
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元三 入江
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピンが貫通する透孔部に詰まる塵やほこりを
除去することにより、電子部品のリードが基板に正常に
セットされているかどうかの検知等を正確に行なうこと
ができるピンユニットを提供すること。 【構成】 支持板12に透孔12aが形成され、透孔1
2aにピン11が挿入され、ピン11を上方に付勢する
ばね14を備えたピンユニットにおいて、支持板12の
下方に透孔12aに連通するエア室41が形成されてい
るピンユニット。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はピンユニット、より詳細には基板上に搭載されている電子部品のリー ド等にコンタクトピンを接触させ、前記リードが確実に前記基板に形成された透 孔にセットされているかを検知するため等に使用されるのピンユニットに関する 。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来のコンタクトピンユニットを示す概略斜視図である。図中38は側 面形状が略コの字形状をした本体を示しており、本体38は支持板32と側面板 40と下板39とから構成されている。支持板32の中央部には透孔32aが形 成されており、この透孔32aにステンレスからなるピン31が支持板32の下 方から挿入されている。このピン31の直径は約1mm程度に設定されている。 ピン31の下端にはばね34が接続されており、ばね34の下端は下板39に接 続支持されている。この下板39の下面にはエアーシリンダ35のロッド35a が接続されている。また本体38の側面板40の片側にはセンサー33の発光部 33aが配設されており、側面板40の他方の片側にはセンサーの受光部33b が配設されている。
【0003】 図6(a)、(b)は上記コンタクトピンユニットを用いて、基板上の電子部 品のリードが確実に基板の孔にセットされているかを調べる場合を図示しており 、(a)はリードが確実に基板の孔にセットされている場合を示しており、(b )はリードが確実に基板の孔にセットされていない場合を示している。図中30 は基板を示しており、基板30上には電子部品36が搭載されている。この電子 部品36からはリード37が引き出されている。(a)に示したようにリード3 7が確実に基板30の孔にセットされている場合には、リード37は基板30の 孔(図示せず)を貫通し、基板30の下面から突出している。本体38が静止し ているときは、センサーの発光部33aから出た光は受光部33bで受光された 状態となっている。上記コンタクトピンユニットの本体38がエアーシリンダ3 5により押し上げられ、ピン31も同時に押し上げられると、この押し上げられ たピン31がリード37に当接するようになり、ピン31が電子部品36の重み で押し下げられる。そしてセンサー33の発光部33aから出た光はピン31に より遮られ、受光部33bで受光されなくなる。このことにより、リード37が 確実に基板30の下面から突出していると判断することができる。他方(b)に 示したようにリード37が基板30の孔を貫通していない場合には本体38と共 に押し上げられたピン31はリード37に当接することがなく、ピン31は下方 に押し下げられない。従って、本体38が押し下げられる前と同様にセンサー3 3の発光部33aから出た光は受光部33bで受光される。このことにより、リ ード37が基板30の下面から突出していないと判断することができる。
【0004】 以上のようにして電子部品36のリード37が基板30の孔に正常にセットさ れているかどうかの検知が行なわれる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のコンタクトピンユニットでは、透孔32aとピ ン31との間に塵や埃が詰まり、ピン31が常に押し下げられた状態となった場 合には、センサー33の発光部33aから出た光は受光部33bで受光されない 状態となり、この状態が継続される。このことにより、電子部品36のリード3 7が基板30の下面から突出しているかどうかの検知が正確に行なわれなくなる という課題があった。
【0006】 また、ピン31がばね34により押し上げられた状態で、透孔32aとピン3 1との間に塵や埃が詰まった場合には、ピン31によりリード37が曲げられた り、また電子部品36が押し上げられてしまうという課題もあった。
【0007】 本考案はこのような課題に鑑み考案されたものであって、ピンが貫通する透孔 部に詰まる塵や埃を容易に除去することができ、電子部品のリードが基板に正常 にセットされているかどうかの検知等を正確に行なうことができるピンユニット を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案に係るピンユニットは、支持板に透孔が形成 され、該透孔にピンが挿入され、該ピンを上方に付勢するばね体を備えたピンユ ニットにおいて、前記支持板の下方に前記透孔に連通するエア室が形成されてい ることを特徴としている。
【0009】
【作用】
上記した構成によれば、支持板に透孔が形成され、該透孔にピンが挿入され、 該ピンを上方に付勢するばね体を備えたピンユニットにおいて、前記支持板の下 方に前記透孔に連通するエア室が形成されているので、前記エア室からの空気が 前記透孔をとおることとなり、前記透孔と前記ピンとの間に詰まっている塵や埃 を前記空気により飛散させ、塵や埃を除去することが可能となる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案に係るピンユニットの実施例を図面に基づいて説明する。 図1は実施例に係るコンタクトピンユニットを示した概略斜視図であり、図2 は断面図である。図中18は側面形状が長方形形状をした本体を示しており、本 体18は支持板12と側面板10a、10b、10c、10dと下板19とから 構成されており、これら支持板12、側面板10a、10b、10c、10d及 び下板19によりエア室41が形成されている。また、支持板12の中央部には 透孔12aが形成されており、この透孔12aにステンレスからなるピン11が 支持板12の下方から挿入されている。またピン11と透孔12aとの間の隙間 は空気を通す程度に小さい。ピン11の下端にはばね14が接続されており、ば ね14の下端は下板19に接続支持されている。またこの下板19の下面にはエ アーシリンダ15のロッド15aが接続されている。本体18を構成する一つの 側面板10aにはセンサー13の発光部13aが配設されており、側面板10a と対向した側面板10bにはセンサー13の受光部13bが配設されている。ま た、側面板10a、10bと隣り合う側面板10cにはエアーホース17が接続 され、このエアーホース17はエア源(図示せず)に接続されている。
【0011】 エアーホース17からは空気が常時エアー室41に送り込まれており、ピン1 1の位置に関係なく前記空気は透孔12aを通って外部に排出される。そして透 孔12aとピン11との間に詰まっている塵や埃は、前記空気が透孔12aを通 って外部に排出される際に同時に飛散され、透孔12aから塵や埃を除去するこ とができる。従って、電子部品36のリード37が基板30の下面から突出して いるかどうかの検知を正確に行なうことができる。
【0012】 なお、上記したコンタクトピンユニットの通常の作動は従来のコンタクトピン ユニットの作動を示した図6(a)(b)の場合と同様に行なわれる。
【0013】 図3は別の実施例に係るコンタクトピンユニットを示す断面図である。前記コン タクトピンユニットの構造は基本的には図1で示したものと同様の構造を有して おり、相違している点は支持板12下面における透孔12a外周部にゴムパッキ ン16が取りつけられている点である。
【0014】 (a)はピン11が完全に上方に押し上げられた状態を示しており、この状態 ではエアーホース17から送り込まれた空気はゴムパッキン16によりシールさ れ、透孔12aを通って外部に洩れることはない。(b)はピン11が押し下げ られた状態を示しており、その際エアーホース17からエアー室41に送り込ま れた空気は透孔12aを通って外部に排出される。
【0015】 つまり、ピン11が完全に上方に押し上げられた状態の時は、エアーホース1 7から送り込まれた空気は外部に排出されることはない。しかしピン11が押し 下げられた状態のときには前記空気は透孔12aを通って外部に排出される。こ のことから、上記に係るコンタクトピンユニットにあっては透孔12aとピン1 1との間に詰まっている塵や埃は前記空気が透孔12aを通って外部にでる際に 前記空気と一緒に飛散し、塵や埃を除去することができる。従って、電子部品3 6のリード37が基板30に正確にセットされているかどうかの検知を確実に行 なうことができる。またエアーホース17から供給される空気を無駄に使用する ことを防止することができる。
【0016】 図4は更に別の実施例に係るチェックピンユニットを示す断面図である。図中 28は側面形状が長方形形状をした本体を示しており、本体28は支持板22と 側面板25と下板29とから構成されており、支持板22、側面板25及び下板 29とからエア室51が形成されている。支持板には等間隔で複数の透孔22a が形成されており、この透孔22aにチェックピン21が支持板22の下方から 挿入されている。またこれら透孔22aの周辺部にはチェックピン支持体52が 形成されている。チェックピン21の下部にはチェックピン21を常時上方に付 勢するためのばね24が接続されており、チェックピン21の下端には導線53 が接続されており、この導線53は集合部23を介して計測器(図示せず)に接 続されている。また、側面板25の所定箇所にはエアーホース27が接続されて いる。そして、本体28上方にその上面には電子部品26が搭載された基板20 が配置されている。
【0017】 チェックピン21がばね24による圧力で基板20下面に形成された配線パタ ーン(図示せず)と電気的に接触すると、前記接触により導線53に電気が流れ 、計測器でその電流が測定される。このことより、基板20上に形成されている 配線パターンが正確に形成されているかどうかが検知される。
【0018】 また、エアーホース27からエアー室51に送り込まれた、空気は透孔22a を通って外部に排出される。このことから上記に係るチェックピンユニットにあ っては透孔22aとチェックピン21との間に詰まっている塵や埃は前記空気が 透孔22aを通って外部にでる際に前記空気と一緒に飛散し、塵や埃を除去する ことができる。従って、基板20上の配線パターンが正確に形成されているかど うかの検知を確実に行なうことができる。
【0019】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案に係るピンユニットにあっては、支持板に透孔が形 成され、該透孔にピンが挿入され、該ピンを上方に付勢するばね体を備えたピン ユニットにおいて、前記支持板の下方に前記透孔に連通するエア室が形成されて いるので、前記エア室から送り込まれる空気が前記透孔をとおることとなり、前 記透孔と前記ピンとの間に詰まっている塵や埃を前記空気により飛散させ、塵や 埃を除去することができる。従って、電子部品のリードが基板に正確にセットさ れているかどうかの検知及び基板上の配線パターンが正確に形成されているかの 検知等を確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコンタクトピンユニットの実施例
を示す概略斜視図である。
【図2】図1におけるコンタクトピンユニットを示す断
面図である。
【図3】(a)(b)は別の実施例に係るコンタクトピ
ンユニットの作動を示す断面図である。
【図4】さらに別の実施例に係るチェックピンユニット
を示す断面図である。
【図5】従来のコンタクトピンユニットを示す概略斜視
図である。
【図6】(a)(b)は図5におけるコンタクトピンユ
ニットを用いて基板上に搭載されている電子部品のリー
ドが確実に基板に挿入されているかどうかを調べる際の
コンタクトピンユニットと基板との関係を示す断面図で
ある。(a)はリードが確実に基板に挿入されている場
合であり、(b)はリードが確実に基板に挿入されてい
ない場合である。
【符号の説明】
11 ピン 12 支持板 12a 透孔 14 ばね 41 エア室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持板に透孔が形成され、該透孔にピン
    が挿入され、該ピンを上方に付勢するばね体を備えたピ
    ンユニットにおいて、前記支持板の下方に前記透孔に連
    通するエア室が形成されていることを特徴とするピンユ
    ニット。
JP1992042072U 1992-06-18 1992-06-18 ピンユニット Expired - Lifetime JP2567391Y2 (ja)

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JPH062696U true JPH062696U (ja) 1994-01-14
JP2567391Y2 JP2567391Y2 (ja) 1998-04-02

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02141674A (ja) * 1988-11-24 1990-05-31 Fujitsu Ltd 両面実装プリント板ユニット用試験治具

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02141674A (ja) * 1988-11-24 1990-05-31 Fujitsu Ltd 両面実装プリント板ユニット用試験治具

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JP2567391Y2 (ja) 1998-04-02

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