JPH0143648Y2 - - Google Patents

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JPH0143648Y2
JPH0143648Y2 JP10991182U JP10991182U JPH0143648Y2 JP H0143648 Y2 JPH0143648 Y2 JP H0143648Y2 JP 10991182 U JP10991182 U JP 10991182U JP 10991182 U JP10991182 U JP 10991182U JP H0143648 Y2 JPH0143648 Y2 JP H0143648Y2
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pin
fixed
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は衝撃に対して弱い構造の電子部品をも
つ電子機器等が衝撃を受けたことを感知する衝撃
感知装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 近年、種々の電子部品が生み出され、特に光、
音、気体等を検出、検知する電子部品(以下セン
サと呼ぶ)が開発されてきた。しかし、これらの
センサは通常構造が精密で、衝撃に対して弱いも
のも少なくない。その上これらのセンサが計測機
器のみならず家庭用電子機器の中にも多く使われ
るようになり、機器の落下によつて衝撃を受け、
センサが使用不能になるという場合も益々増える
と考えられる。しかし、今までの家庭用電子機器
には、衝撃を受けたことを感知する装置はほとん
ど付いておらず、利用者がセンサの故障を知らず
にその機器を使つてしまうという場合があつた。
考案の目的 本考案は上記欠点に鑑み、一度でも衝撃を受け
た機器であるかどうかを感知することができる衝
撃感知装置を提供するものである。
考案の構成 上記目的を達成するために、本考案は、ピンの
一端に振動部を設けて重心をその振動部に片寄ら
せた振動子のピンの他端を、印刷配線板に設けた
そのピンの直径より大きな孔径の保持孔に半田で
固定し、その印刷配線板の裏面の振動子の固定部
を介して印刷配線をほどこした構成としたもので
ある。
この構成により、振動子が衝撃を受けると、振
動子の固定部に大きな力が加わり、その固定部に
接続された印刷配線を切断する。その結果を利用
してランプをオフにするなどの手段で、本考案の
装置を取付けた機器に衝撃が加わつたことがわか
るようにしたものである。
実施例の説明 以下本考案の一実施例における衝撃感知装置に
ついて図面とともに説明する。
第1図、第2図に示すように、金属、セラミツ
ク等からなる一定の重量を有する球形の振動部1
とその振動部1を一端に固定した硬質のピン2と
からなる振動子3は、印刷配線板4に設けられ
た、ピン2の直径より大きな保持孔5に、印刷配
線板4の裏面6に施した半田7によつて固定され
る。
半田7による振動子3の固定部8は、印刷配線
9,10がそれぞれ接続されている。本実施例の
装置が衝撃を受けると、振動部1に加わつた衝撃
力は、ピン2を介して振動子3の固定部8に大き
な力として加わる。そしてその力が固定部8の半
田7の粘着力を上回ると、第3図の状態から第4
図の状態になり、固定部8は印刷配線9を切断す
る。
なお本実施例では印刷配線9,10を振動子の
固定部8を中心に直角に配置してあるので振動部
1が受ける衝撃の方向によつて、印刷配線9が切
断されたり、10が切断されたりする構成になつ
ている。
第5図に示すように本実施例の衝撃感知装置1
1を発光ダイオードLED1とともにトランジスタ
Tr1のコレクタと、電源端子U1との間に直列接続
し、トランジスタTr1のエミツタをアースした状
態で、トランジスタTr1のベースに電流を流す。
衝撃感知装置11の印刷配線9,10が切断され
ていない場合は、発光ダイオードLED1はオンさ
れて発光しているが、衝撃感知装置11が衝撃を
受け、印刷配線9,10が切断された場合は、発
光ダイオードLED1は発光しない。その結果衝撃
感知装置11を取付けた機器が衝撃を受けたこと
を、その機器の利用者は確実に認識することがで
きる。そのため利用者が衝撃によつて使用不可能
となつたセンサを取付けた機器を、知らずに使用
することもなく、新しいセンサの取換えも的確に
行うことができる。
なお上記実施例では棒状の1本のピンが振動部
を支持していたが、本考案の他の実施例における
衝動感知装置としては、第6図に示すように、振
動部12をコの字状のピン13の中央部に固定し
てなる振動子14を用いる。ピン13の両端は印
刷配線板15のピン13の直径より大きな孔径の
保持孔16,17に挿入されかつ固定部18,1
9で固定され、印刷配線板15の裏面20の印刷
配線21,22とピン13の両端に接続されてい
る。この実施例も前記実施例と同様、衝撃を振動
部12が受け、ピン13を介して振動子14の固
定部18,19に大きな力を加え、印刷配線21
または22を切断するものであり、前記実施例と
同様の効果を有する。
なお振動部1,12の重量、ピン2,13の長
さ、および印刷配線8,9,21,22の幅、厚
さを変えることにより、印刷配線8,9,21,
22の切断される衝撃を調整することができる。
発明の効果 以上のように本考案は、ピンの一端に振動部を
固定して重心を固定部に片寄らせた振動子のピン
の他端を、印刷配線板のそのピンの直径より大き
な孔径の保持孔に半田で固定し、その振動子を固
定した固定部を介してランプ等の表示装置に接続
された印刷配線を施した機器を用いることによ
り、振動子の振動部が衝撃を受けると印刷配線が
切断され、その印刷配線に接続された表示装置の
表示で機器が衝撃を受けたことが認識できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における衝撃感知装
置の斜視図、第2図は同装置の裏面を示す斜視
図、第3図は同装置の側面を示す断面図、第4図
は同装置が衝撃を受けた際の状態を示す断面図、
第5図は同装置を表示装置に取付けたところを示
す電気的結線図、第6図は本考案の他の実施例に
おける衝撃感知装置の斜視図である。 1,12……振動部、2,13……ピン、3,
14……振動子、4,15……印刷配線板、5,
16,17……保持孔、7……半田、8,18,
19……固定部、9,10,21,22……印刷
配線、11……衝撃感知装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 硬質のピンの先端に振動部を固定して重心を前
    記振動部に片寄らせた振動子の前記ピンの他端を
    印刷配線板に設けた前記ピンの直径より大きな孔
    径の保持孔に一部挿入して半田付で固定し、前記
    振動子を固定した固定部を前記印刷配線板上の印
    刷配線間に介在させ、前記振動子が衝撃を受けた
    とき前記印刷配線板に施された前記印刷配線を前
    記固定部が切断するように構成した衝撃感知装
    置。
JP10991182U 1982-07-19 1982-07-19 衝撃感知装置 Granted JPS5914063U (ja)

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JP10991182U JPS5914063U (ja) 1982-07-19 1982-07-19 衝撃感知装置

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JP10991182U JPS5914063U (ja) 1982-07-19 1982-07-19 衝撃感知装置

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Publication Number Publication Date
JPS5914063U JPS5914063U (ja) 1984-01-27
JPH0143648Y2 true JPH0143648Y2 (ja) 1989-12-18

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JP10991182U Granted JPS5914063U (ja) 1982-07-19 1982-07-19 衝撃感知装置

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JPS59143964A (ja) * 1983-02-07 1984-08-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衝撃検出装置
JP4740250B2 (ja) * 2005-09-22 2011-08-03 富士通株式会社 外力検知方法、外力検知器及び電子機器
JP5273797B2 (ja) * 2009-02-13 2013-08-28 株式会社メガチップス 衝撃検知装置

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JPS5914063U (ja) 1984-01-27

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