JP2567387Y2 - エアクリーナホースの取付構造 - Google Patents

エアクリーナホースの取付構造

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JP2567387Y2
JP2567387Y2 JP2992492U JP2992492U JP2567387Y2 JP 2567387 Y2 JP2567387 Y2 JP 2567387Y2 JP 2992492 U JP2992492 U JP 2992492U JP 2992492 U JP2992492 U JP 2992492U JP 2567387 Y2 JP2567387 Y2 JP 2567387Y2
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hose
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、農用トラクタ等におけ
るエアクリーナホースの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エアクリーナホースは、エアクリーナの
送気口とエンジンの吸気口間を連結するホースである
が、エアクリーナとエンジンをラジエータを挟んで前後
反対側に配設した農用トラクタ等においては、スペース
の関係やラジエータネットの抜き差しの簡便化等の要請
からエアクリーナホースをボンネットのサイドカバーの
内側でラジエータブラケットの側方を通過させて配管す
ると共に、ホースの中途部をラジエータブラケットの一
側面にクランプで固定する取付構造(側方止めクラン
プ)を採用しているものが多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の側方止
め式のホースクランプKは、図8、図9に示すようにホ
ース形状に合せて片側に円形の抱持部aを形成したプレ
ートの両端接合部b,cにボルト穴d,dを設け、抱持
部aにホースの全周を巻き込んだ後にボルトで固定する
ようにしたものであるため、加工もさほど容易とはいえ
ず、また、取付けに際しても、一度クランプKの両端接
合部b,cを手で広げてエアクリーナホースを通し、そ
の後ホースに合せてクランプKを再度閉め戻し、両端部
のボルト穴dを合せてボルトで固定する必要があり、面
倒であるばかりでなく、クランプKを手で開閉する際に
力の加減等でクランプKが不意に変形して両端接合部
b,cががずれボルト穴dが合わせにくくなるという不
都合もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案に係るエアクリー
ナホースの取付構造は、上記のような実状に基づいてな
されたものであって、エアクリーナホースをボンネット
のサイドカバーの内側でラジエータブラケットの側方を
通過させ前後方向に沿って配管させるものであって、樋
状の凹陥部の両端部に連結片を夫々反対方向に折曲形成
したホースクランプを設け、前記凹陥部の深さをホース
外径よりも小寸法に、凹陥部の幅をホース外径よりも大
寸法に設定すると共に、ホースクランプの片側連結片を
ラジエータブラケットの一側に設けた差込穴に嵌入係止
し、他側連結片をラジエータブラケットにボルト止めし
たことを要旨とする。
【0005】
【作用】本考案によれば、ホースをクランプの凹陥部に
側方から挿入させてクランプにセットできるのでクラン
プに対するホースの挿入が簡単にでき、またラジエータ
ブラケットに対する組み込みも簡単となる。さらに、組
み込み時に断面丸パイプ状のエアクリーナホースがクラ
ンプの凹陥部形状に沿って縦長形状に弾性変形するので
ラジエータブラケットとサイドカバー間の間隔を殊更広
げる必要がなくなり、ボンネットを幅狭に構成できる。
【0006】
【実施例】本考案の構成を図面に示された一実施例によ
り説明すれば、図1及び図2は農用トラクタのボンネッ
ト内の構造を示すもので、ボンネット内に位置して機体
フレーム1上には、上部にボンネットフード(図示せ
ず)ロック用のラッチピン2を有するフロントグリル取
付枠3とラジエータ4を上下方向に抜き差し可能に支持
するラジエータ支持枠5とを前後に一体的に立設したラ
ジエータブラケット6が固定され、また、ラジエータブ
ラケット6の後方にはエンジン7が、ラジエータブラケ
ット6のフロントグリル取付枠3とラジエータ支持枠5
間にはエアクリーナ8が夫々機体フレーム1に固設のエ
ンジンベース(図示せず)、ステー9を介して固定され
ている。そして組付後においては、ボンネット内は、エ
アクリーナ8が配設されたフロントグリル取付枠3とラ
ジエータ支持枠5間の空間部が冷却風導入室eに、ラジ
エータ後方のエンジン室が温風室fとなっている。10
はラジエータネット、11はシュラウド、12は冷却フ
ァン、13はリザーブタンク、13aはリザーブタンク
ホース、14はウオータパイプ、15は上部ホース、1
6は下部ホースである。
【0007】上記エンジン7及びラジエータ4回りの関
連部品の構造及びそれらの配置構成等は従来のものと略
同様であるが、本考案はエアクリーナ8とエンジン7を
連結するエアクリーナホース17の取付構造を次のよう
に構成したものである。すなわち、細巾の板状体を略コ
字形状に湾曲させて一側が開放した樋状の凹陥部18を
設けると共に、板状体の両端部を夫々反対方向に折曲さ
せて設けた上部連結片19と下部連結片20を有するホ
ースクランプ21を形成し、前記凹陥部18の深さをエ
アクリーナホース17の外径よりも小寸法に、凹陥部1
8の幅をホース17の外径よりも大寸法に設定する。そ
して、凹陥部18にエアクリーナホース17を側方から
挿入した状態でホースクランプ21の片側連結片(下部
連結片)20をラジエータ支持枠5の一側に設けた角形
状の差込穴22に嵌入係止し、他側連結片(上部連結
片)19をラジエータ支持枠5にボルト23で固定した
ものである。24,25はボルト穴である。なお、26
はノーズバー、27はラジエータ支持枠5の片側前面に
固定したノーズバー取付板であり、この取付板27は下
部側を図4及び図6に示すようにアール形状に切欠いて
セット状態におけるエアクリーナホース17の形状に合
せることによりホース17上部の隙間を塞ぎラジエータ
前後の遮風を良好にする遮風板としての機能をも果たす
ようになっている。
【0008】次にエアクリーナホース17の組付けにつ
いて説明すれば、先ず、ホース17をクランプ21の凹
陥部18に挿入すると共に、凹陥部18の下方隙間gを
埋める形でリザーグタンクホース13aも一緒に挿入す
る。そして下部連結片20をラジエータ支持枠5の一側
に設けた差込穴22に嵌入係止し、ボルト穴24,25
にボルト23を差し込み上部連結片19をラジエータ支
持枠5に固定することによりホース17の組付けが完了
するので、ホース17の組付作業を容易に行なうことが
できる。
【0009】ところで、ホース17の組付けの際、ホー
ス17は凹陥部18の形状に沿って強制的に横巾が縮ま
り上下方向に長い長丸形に弾性変形するので、その分ホ
ース17の側方突出量が小さくなる。そのため、ラジエ
ータブラケット6とサイドカバー間の間隔を殊更広くす
る必要がなくボンネット巾の狭いスマートなデザインに
できる。
【0010】さらに、ラジエータブラケット6とサイド
カバー間の間隔短縮化により冷却風導入室eと温風室
(エンジン室)f間の遮風効果が一層高められ、エンジ
ンのオーバーヒートが極力防止される。
【0011】
【考案の効果】本考案は、上述したように構成したこと
により、エアクリーナホースをクランプに挿入し易く、
またラジエータブラケットに対する組み込みも簡単にで
きるうえ、組み込み時に断面丸パイプ状のエアクリーナ
ホースがクランプの凹陥部形状に沿って縦長形状に弾性
変形するのでラジエータブラケットとサイドカバー間の
間隔を殊更広げる必要がなく、ボンネットを幅狭のスマ
ートな形状とすることができ、さらに、冷却風導入室と
温風室(エンジン室)間の遮風効果を一層高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボンネット内のホース配管構造を示す側面図で
ある。
【図2】ボンネット内のホース配管構造を示す正面図で
ある。
【図3】要部を示すボンネット内の正面図である。
【図4】ラジエータブラケットとホースクランプの関係
を示す斜視図である。
【図5】エアクリーナとエアクリーナホースの分解斜視
図である。
【図6】要部の拡大断正面図である。
【図7】ラジエータブラケットに対するエアクリーナホ
ースの組み込み状態を示す断正面図である。
【図8】従来のホースクランプの正面図である。
【図9】従来のホースクランプの側面図である。
【符号の説明】
6 ラジエータブラケット 17 エアクリーナホース 18 凹陥部 19 連結片 20 連結片 21 ホースクランプ 22 差込穴

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアクリーナホースをボンネットのサイ
    ドカバーの内側でラジエータブラケットの側方を通過さ
    せ前後方向に沿って配管させるものであって、樋状の凹
    陥部の両端部に連結片を夫々反対方向に折曲形成したホ
    ースクランプを設け、前記凹陥部の深さをホース外径よ
    りも小寸法に、凹陥部の幅をホース外径よりも大寸法に
    設定すると共に、ホースクランプの片側連結片をラジエ
    ータブラケットの一側に設けた差込穴に嵌入係止し、他
    側連結片をラジエータブラケットにボルト止めしてなる
    エアクリーナホースの取付構造。
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