JP2567014Y2 - 事務機器等の窓部の開閉構造 - Google Patents

事務機器等の窓部の開閉構造

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JP2567014Y2
JP2567014Y2 JP1991081617U JP8161791U JP2567014Y2 JP 2567014 Y2 JP2567014 Y2 JP 2567014Y2 JP 1991081617 U JP1991081617 U JP 1991081617U JP 8161791 U JP8161791 U JP 8161791U JP 2567014 Y2 JP2567014 Y2 JP 2567014Y2
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博 武田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、装置本体に形成され
た窓部に開閉蓋を開閉自在に蝶着した事務機器等の窓部
の開閉構造に関する。
【0002】プリンタ装置、ファクシミリ装置その他の
事務機器等においては、内部の部品交換を行うために装
置本体に窓を形成して、そこに開閉蓋を蝶着している。
【0003】
【従来の技術】従来の事務機器等の窓部の開閉構造とし
ては、装置本体と開閉蓋の一方に間隔をあけて同軸に一
対の軸を突設し、他方にその軸が嵌合される軸受穴を形
成して、一対の軸をずらして軸受穴に嵌め込むようにし
たものがあった。
【0004】また、一対の軸を各々軸受穴に側方(軸方
向に対して垂直の方向)から嵌め込むことができるよう
に、軸受穴に連続してスリットを形成したものもあっ
た。この場合には、スリットの幅を軸の直径より細く形
成し、軸をスリットに押し付けてスリットを弾性変形さ
せて拡げながら軸を軸受穴に嵌め込むようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、一対の軸をず
らして組み付けるものは、ずらした隙間の分だけ組み付
け後にガタが発生するので、そのようなガタの発生を防
止するために別の部品を必要とし、コストがかかる欠点
がある。
【0006】また、一対の軸受穴に連続して形成された
スリットを弾性変形させて、軸を側方から軸受穴に押し
込むようにしたものは、組み付け後に外力によって軸が
軸受穴から外れ易い欠点がある。
【0007】そこで本考案は、ガタがなくて外れにく
く、しかも低コストで製造することができる事務機器等
の窓部の開閉構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案の事務機器等の窓部の開閉構造は、実施例を
説明するための図1に示されるように、装置本体1に形
成された窓部3に開閉蓋5を開閉自在に蝶着した事務機
器等の窓部の開閉構造において、上記装置本体1と上記
開閉蓋5のうちの一方には間隔をあけて同軸に第1と第
2の一対の軸11,21を突設すると共に、各軸11,
21を中心とする凹円弧面からなる受け面12,22を
形成し、上記装置本体1と上記開閉蓋5のうちの他方に
は、外周面が上記各受け面12,22に当接する円柱体
13,23を設けて、その円柱体13,23に、上記第
1及び第2の軸11,21が回転自在に嵌合する第1及
び第2の軸受穴14,24を穿設すると共に、上記第2
の軸21を上記第2の軸受穴24に軸方向に対して垂直
の方向から嵌め込むことができるように、上記第2の軸
21の直径より細い弾性変形し得るスリット25を上記
第2の軸受穴24に連続して形成したことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】開閉蓋5を窓部3に取り付ける際には、まず、
第1の軸11を第1の軸受穴14に対して軸方向に差し
込み、次いで、第2の軸21をスリット25に側方(軸
方向に対して垂直の方向)から押し込んで、スリット2
5を弾性変形させて拡げ、第2の軸受穴24内に第2の
軸21を嵌め込む。嵌め込み後は、スリット25は再び
元の幅寸法に戻る。
【0010】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図2及び
図3は、本考案を適用したプリンタを示している。ただ
し本考案は、プリンタに限らずファクシミリその他の事
務機器に適用することができる。
【0011】装置本体1の前面側には、内部のリボンカ
セット2を交換するための大きな窓部3が形成されてお
り、その窓部3に、開閉蓋5が開閉自在に蝶着されてい
る。図2は、開閉蓋5を閉じた状態を示し、図3は、開
閉蓋5を開いて窓部3内のリボンカセット2を交換する
状態を示している。
【0012】蝶番10,20は、間隔をあけて2カ所に
設けられている。図1は蝶番10,20を分離した状態
を拡大して示しており、装置本体1側には、間隔をあけ
て同軸に、第1と第2の軸11,21が向かい合わせて
突設されると共に、各軸11,21を中心とする凹円弧
面からなる受け面12,22が形成されている。
【0013】一方、開閉蓋5側には、外周面が装置本体
1側の受け面12,22に接する第1及び第2の円柱体
13,23が設けられていて、第1と第2の軸11,2
1が回転自在に嵌合する第1と第2の軸受穴14,24
が、その円柱体13,23に穿設されている。
【0014】また、第2の軸21を第2の軸受穴24に
側方、即ち軸方向に対して垂直の方向から嵌め込むため
に、スリット25が第2の軸受穴24に連続して第2の
円柱体23に形成されている。
【0015】このスリット25の幅は第2の軸21の直
径より細く、弾性変形させて幅を拡げることによって、
外側からスリット25内に第2の軸21を押し込むこと
ができる。
【0016】したがって、開閉蓋5を窓部3に取り付け
る際には、まず第1の円柱体13を受け面12に当接さ
せ、開閉蓋3を少し傾けた状態で第1の蝶番10の第1
の軸11を第1の軸受穴14に軸方向に差し込む。
【0017】そして次に、第2の蝶番20の第2の軸2
1をスリット25に側方(軸方向に対して垂直の方向)
から押し込んで、スリット25を弾性変形させて拡げ、
第2の軸受穴24内に第2の軸21を嵌め込む。
【0018】第2の軸21が第2の軸受穴24内に嵌め
込まれると、弾性変形して拡がっていてスリット25は
元の幅寸法に戻り、そこから第2の軸21が抜け出さな
くなる。
【0019】その結果、図2及び図3に示されるよう
に、開閉蓋5は窓部3に対して開閉自在に装置本体1に
蝶着される。そして、第1及び第2の円柱体13,23
は各々受け面12,22に当接して各蝶番10,20部
分にはガタがなく、また、第2の蝶番20側にはスリッ
ト25があるが、第1の蝶番10側は軸11が軸受穴1
4に軸方向に差し込まれているので、開閉蓋3は外力に
よって容易には装置本体1から外れない。
【0020】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、一対の軸を内方ではなく外方に向けて突設
したり、軸を開閉蓋側に設けて軸受穴を装置本体側に設
ける等してもよい。
【0021】
【考案の効果】本考案の事務機器等の窓部の開閉構造に
よれば、蝶着部の第1の軸は第1の軸受穴に軸方向に差
し込まれ、第2の軸はスリットを弾性変形させて第2の
軸受穴に軸方向に対して垂直の方向から嵌め込まれるの
で、各軸部周囲の受け面に軸受穴を囲む円柱体を当接さ
せて、他の部品を用いることなく低コストで開閉蓋をガ
タのない状態で窓部に蝶着することができ、しかも第1
の軸受穴側にはスリットを形成する必要がないので、開
閉蓋を窓部に取り付けた後は、開閉蓋は外力によって容
易には外れない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の蝶番を分離した状態の斜視図である。
【図2】実施例のプリンタの斜視図である。
【図3】実施例のプリンタの開閉蓋を開いた状態の斜視
図である。
【符号の説明】
1 装置本体 3 窓部 5 開閉蓋 11 第1の軸 12 第1の受け面 13 第1の円柱体 14 第1の軸受穴 21 第2の軸 22 第2の受け面 23 第2の円柱体 24 第2の軸受穴 25 スリット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体(1)に形成された窓部(3)に
    開閉蓋(5)を開閉自在に蝶着した事務機器等の窓部の
    開閉構造において、 上記装置本体(1)と上記開閉蓋(5)のうちの一方に
    は間隔をあけて同軸に第1と第2の一対の軸(11,2
    1)を突設すると共に、各軸(11,21)を 中心とする凹円弧面からなる受け面(12,22)を形
    成し、上記装置本体(1)と上記開閉蓋(5)のうちの
    他方には、外周面が上記各受け面(12,22)に当接
    する円柱体(13,23)を設けて、その円柱体(1
    3,23)に、上記第1及び第2の軸(11,21)が
    回転自在に嵌合する第1及び第2の軸受穴(14,2
    4)を穿設すると共に、上記第2の軸(21)を上記第
    2の軸受穴(24)に軸方向に対して垂直の方向から嵌
    め込むことができるように、上記第2の軸(21)の直
    径より細い弾性変形し得るスリット(25)を上記第2
    の軸受穴(24)に連続して形成したことを特徴とする
    事務機器等の窓部の開閉構造。
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JPH0531959U JPH0531959U (ja) 1993-04-27
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