JPH0455167Y2 - - Google Patents

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JPH0455167Y2
JPH0455167Y2 JP7741586U JP7741586U JPH0455167Y2 JP H0455167 Y2 JPH0455167 Y2 JP H0455167Y2 JP 7741586 U JP7741586 U JP 7741586U JP 7741586 U JP7741586 U JP 7741586U JP H0455167 Y2 JPH0455167 Y2 JP H0455167Y2
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JP7741586U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 この考案は各種機器、装置の一部をカバーする
カバー装置の改良に関するものである。
〈従来技術とその欠点〉 複写機において前カバーは複写中に紙詰まりが
発生した場合や、現像槽、感光体ユニツト交換時
などに開閉する。このようなカバーを装置本体に
回動自在に取り付ける際、回動軸、軸を固定する
軸ホルダー、さらに、軸受け、軸受けホルダー、
またはホルダーを固定する固定ビス、カバーの着
脱用スプリングなど多数の部品が使用されてい
た。又、上述したように、各種機器、装置に使用
される回動軸を有するカバー装置は多くの部品か
ら構成されているので、複数の構成部品の価格と
複数部品の組み立て時間が必要であり、高価な装
置となつていた。
〈目的〉 本考案は上記問題に鑑み、各種機器、装置のカ
バー装置において、組み立て工数を少なくすると
共に廉価なカバー装置を提供することを目的とす
る。
〈実施例〉 第1図から第5図までは本考案による実施例で
ある。第1図は原稿の画像を複写する複写装置に
おいて本考案のカバー装置を適用した外観図を示
しており、前カバーを約20度開いたときの斜視
図、第2図は前カバーを全開にした位置の斜視
図、第3図は前カバーの回動軸部分の要部説明
図、第4図は前カバー回動軸部分の側面図、第5
図は前カバー回動軸部分の断面図である。
以下複写機に本考案を適用した実施例について
詳細説明を行なう。
第2図において複写装置本体1には、前カバー
2を開閉可能に軸支する支持板4,5、前カバー
2の閉成状態を維持するための凹部8,9、複写
条件入力を行う多数の操作キー等を有した操作パ
ネル3、及び装置本体1の下キヤビネツト12等
が設けられている。上記支持板4,5は一定の間
隔を隔てて設けられている。また、前カバー2の
複写装置本体と対向する内面には、上記支持板
4,5とそれぞれ対応して前カバー2を開閉可能
に軸支するための軸部6,7、複写装置本体1側
に設けた凹部8,9に対応して係合してなる凸部
10,11、及び前カバー2の支持板4,5から
の脱落を阻止する抜け防止部材13,14が一体
成型されている。前カバー2を閉じた第1の位置
においては装置本体に設けられた凹部8,8と前
カバー2の凸部10,11がそれぞれ係合する。
前カバー2を全開した第2の位置においては、
第4図に示すように前カバー2の内面2c,2d
第3図参照が支持板4,5の下辺に当接する構成
であつて、これにより前カバー2の回動が規制さ
れている。前カバー2は軸6,7を支点として、
上記第1の位置と第2の位置の間で回動可能に設
けられている。
以下第3図、第4図及び第5図を参照して前カ
バー2の軸受け部の構造及び前カバー2の着脱操
作につき詳細に説明する。
支持板4,5には、軸受4a,5aとして使用
される開口部と、前カバー2の着脱を行うための
切り欠き部4b,5bが設けられている。支持板
4,5の軸受け部4a,5aは、前カバー2の軸
6,7と対応して設けられており、軸6,7が挿
通されることで、前カバー2を回転可能に支持す
る。
まず、前カバー2を装置本体に取り付ける場合
について説明する。前カバー2の両側端部(第2
図の凸部10,11の近傍)を持ち、前記第1の
位置と第2の位置の間の所定の位置で、軸6,7
間が軸受け部4a,5a間より短くなるまで、弾
性変形させる。そして、軸6,7の中心が軸受け
部4a,5aの中心に一致する位置に位置付け
る。即ち、前カバー2は第4図で示す2aの位置
となる。その状態で、前カバー2の弾性変形を解
除すれば軸6,7が軸受け部4a,5aに挿通さ
れ、前カバー2は軸6,7を中心に複写装置本体
に対し開閉可能に軸支されることになる。また逆
に前カバー2を取り外す場合は、上記とは逆の操
作をすればよい。
次に軸6,7の抜けを防止する機構について説
明する。前カバー2を装置本体側に閉じたとき
は、装置本体に設けられた凹部8,9と前カバー
2の凸部10,11がそれぞれ係合しており、装
置本体と前カバー2が面接触しているので前記軸
の軸方向に外力が加えられても前カバー2が外れ
ることはない。
続いて、前カバー2を全開したときの該軸の抜
け防止機構の一例を説明する。抜け防止部材1
3,14は、前カバー2の軸6,7がそれぞれの
軸受け部4a,5aに軸支されている状態におい
て、第3図に示すように各支持板4,5の外側に
なるように、前カバー2の内面に設けられてお
り、例えば第5図に示す状態においてその支持板
4,5の外側より約1mmの隙間をもつて設けられ
ている。また、軸6,7の軸方向のクリヤランス
は約0.5mm、軸6,7の円柱部分の長さは一方を
2.5mm、他方をそれより長い3.5mmとしている。よ
つて前カバー2に軸6,7方向に外力が加えさ
れ、またカバー2が弾性変形した場合であつても
軸6,7と軸受け部4a,5aの挿通状態が簡単
に外れることがない。しかも、前カバー2の第2
の全開位置においては、抜け防止部材13,14
が支持板4,5に第5図に示されるように対向す
る。即ち、前カバー2を装置本体より脱落を防止
するための抜け防止部材13,14は、第4図に
示されるように、軸6,7より中心よりずれた位
置に形成されていることから、前カバー2が開閉
動作することで、その開閉角度に応じて支持板
4,5の切り欠き部4b,5bに位置したり、支
持板4,5の面に位置したりする。そのため、前
カバー2が第2の位置に全開放された時(第4図
の実線で示す状態)に、抜け防止部材13,14
は、支持板4,5の面に対向し、軸6,7の軸方
向の移動が規制され、軸6,7が軸受け部4a,
5aより外れるのを規制している。
又、前カバー2が第1の閉鎖位置と第2の全開
位置間の所定の開放位置においては、第4図2a
に示す通り抜け防止部材13,14が支持板4,
5にて規制されないように、支持板4,5には上
述したように切り欠き部4b,5bが設けられて
いる。しかも、上記抜け防止部材13,14を、
軸6,7の中心より相当の間隔を隔てて設けてい
る。よつて、前カバー2が上記第1位置と第2位
置間の所定の開放位置にあるときには、第4図の
2aに示す通り、抜け防止部材13,14が支持
板4,5対面しなくなる。そのため、前カバー2
が容易に弾性変形され、支持板4,5の軸受け部
4a,5a間の間隔より軸6,7間の間隔が短く
なり、軸6,7が軸受け部4a,5aより外れ
る。この前カバー2を装着する場合は、上述と逆
の操作を行い、前カバー2の弾性変形を解くこと
で、軸受け部4a,5aに軸6,7が挿通され
る。
〈効果〉 以上説明したように本考案のカバー装置によれ
ば、カバーそのものを弾性変形させることで装置
本体側の支持部材の軸受け部に対し軸部を着脱さ
せるものであることから、カバーや支持部材とは
別体の回動軸、固定ビス、スプリング等の多数の
部品を必要とせず、カバー装置の組み立て工数を
少なくすることができると共に組み立て時間の短
縮が可能となり、組み立てコストと含めて大幅な
コスト低減により安価なカバー装置を得られる。
また、カバーは開閉される状態においては脱落
防止部材にて、カバーの脱落が阻止され、不用意
に脱落が阻止され、カバーの損傷を防止すると共
に、脱落防止部材の規制外の位置においては弾性
変形により容易にカバーの着脱が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図までは本考案による一実施例
を示すものであつて、第1図は複写装置に本考案
によるカバー装置を備えた外観を示す斜視図、第
2図は前カバーを全開にした位置の斜視図、第3
図は前カバーの回動軸部分の要部説明図、第4図
は前カバー回動軸部分の側面図第5図は前カバー
回動軸部分の断面図である。 1……装置本体、2……前カバー、4,5……
支持板、6,7……軸、13,14……抜け防止
部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 装置本体に対し軸支され開閉可能に設けられた
    カバーを有するカバー装置において、 装置本体側に一定の間隔を隔てて複数個設けら
    れ、上記カバーを開閉可能に軸支するため軸受用
    の開口を有した支持部材と、 上記カバー側に上記支持部材と対応して設けら
    れ該カバーの弾性変形により上記軸受部に挿入可
    能となり、該挿入によりカバーが開閉可能に軸支
    される軸部と、 上記カバー側に設けられた軸部の中心よりずれ
    た位置で軸部より所定の間隔を隔てて上記支持部
    材の外側に設けられ、該カバーの開閉により上記
    支持部材の側面に対向又は非対向してなる脱落防
    止部と、 を備えたことを特徴とするカバー装置。
JP7741586U 1986-05-20 1986-05-20 Expired JPH0455167Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7741586U JPH0455167Y2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7741586U JPH0455167Y2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62187176U JPS62187176U (ja) 1987-11-28
JPH0455167Y2 true JPH0455167Y2 (ja) 1992-12-24

Family

ID=30925402

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7741586U Expired JPH0455167Y2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20

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JPS62187176U (ja) 1987-11-28

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