JPS6134580A - 複写機用光受容体保持具引出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写装置、特に静電複写装置と共に用いるよ
う意図された光受容ベルトを組立てるための装置、さら
に詳細にはこのベルトの交換を迅速かつ容易に行うこと
のできる引出し型の装置に・−・関するものである。

〔従来の技術〕

静電複写装置の分野にわたる従来の技術によれば、ドラ
ム、ベルト又はウェブのような帯電可能な支持体の上に
、複写されるべきもとの書類の主題に一致する電荷によ
り構成された潜像を、作ることが知られている。これら
の電荷は１トナー”として知られている、複写の着色を
確実にするインク粒子又はその他訊生成物を暫定的に定
着量ることができるようにする。以下の記載において、
本発明の説明を簡単にするため、インクについて述べら
れるが、本発明は、転写画、印圧、熱もしくは冷間刻印
、現像によって、複写支持体を着色することのできる多
数の穆類の粒子に適用され、これらの１つもしくは数種
の成分のインクは上記のようなものかもしくは微小カプ
セル１Ｎ包まれているものであ〜ることか理解されるで
あろう。例えばフランス特許出願第７９２４２６７号及
び本出願人のうちの１人が繭受入であるヨーロッパ特許
出願第８２　１０９７０６０号に記載されている技術的
な方法が参照されるであろう。

これらの特許のうちの第１のものにおいては、帯電可能
な層によって被覆された弾性プラスチック材料のバンド
又はテープによって構成されているベルトが、各軸線が
ほぼ平行でかつ実質的に異なった直径を有している２つ
のシリンダ上で組立てられる。このベルトを取付は又は
交換するために、小さな方のシリンダの軸が大きな方の
シリンダに対し半径方向の平面上に移され（すなわち両
者を近づけるように持ってくることにより）、次いで両
者が引き離され、小さな方のシリンダは依然として大き
な方のシリンダに対し半径方向にあり、このベルトの張
力を確保するため、２つの復帰スプリングが小さな方の
シリンダの軸上の両端を付勢する。もしこのベルトがそ
れ自体において閉じられた正確な矩形でなく、例えば多
少台形であったならば、これらの２つの軸は平行でなく
このベルトはその回転運動の間に横方向にかたよること
になることは明らかである。この特許は、ベルトがかた
よるようになったときにこのベルトを作動位置に復帰さ
せる前記半径方向の移動平面に直角な平面内に常にある
ようにされたわずかの角度上の移動又は転置を利用して
いる。

小さな直径を有するシリンダの取付けはベルト　　　　
　１の正規の全張力を保証しく大きなシリンダに対して
半径方向の平面内に取付ける）、かつそのかたよりを阻
止する（大きなシリンダに対して前記半径方向の平面に
直角な接平面内に取付ける）こと　　・が分かるであろ
う。

〔発明が解決すべき問題点〕

この解決策の欠点は、単一の小さなシリンダが２つの作
用を保証し、そのために１つの作用が他の作用により著
しくかく乱され、・特にこれが、一定の作動時間後に恒
久的な変形が生じた時に起きるということにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明によれば、この２つの作用の間の不都合な相互関
係とこれから生じる。困難さ、特にこの２つの直角な平
面内での角度調節を矯正することの必要性は、各シリン
ダに単一の作用を与えること、すなわち一方のシリンダ
がベルトを空間的及び時間的に均一な張力のもとに半径
方向に位置させ、他方のシリンダが前記ベルトの横方向
のかたよりを阻止することにより、なくなるものである
。

これを行うため、シリンダのうちの一方は他のシリンダ
に対して半径方向に摺動可能に取付けられかつ空間的及
び時間的に均一な張力を保証する復帰力によって付勢さ
れ、他のシリンダはわずがな円錐形を呈し、ベルトを小
さな直径を有する方のこの円錐の側から移動させるよう
にしまたこれをこのシリンダと同軸のフランジに接する
ように持って来るようにする。好ましくは、小さな直径
を有する方のシリンダは前記第１の作用を保証し、大き
い直径を有する方のシリンダは前記第２の作用を保証す
るが、反対の配列も本発明の範囲と精神に含まれるもの
である。さらに、このベルトが取付けられる複写装置の
要求に基づく神々の理由のために、２つのシリンダはそ
の円錐形の範囲内で実質的に同じ直径とすることができ
、また２つより多くのシリンダを備えこれらのシリンダ
のうちの少なくとも１つが円錐形を呈し、テンションシ
リンダと呼ばれる少なくとも１つのシリンダがベルトを
時間的及び空間的に均一な張力のもとに位置させるのを
保証することもできることが、注目されるであろう。本
発明の装置の利点の１つは、ベルトが摩耗により漸次変
形してきたならば自己調節が起きそして経駿によればベ
ルトの作動位置の維持が依然として確保されることが認
められるという事実にあることが、また注目されるであ
ろう。

本発明は、複写装置のための光受容体ベルト保持具引出
し装置に関し、この装置は、実質的に平行な軸を有する
少なくとも２つのシリンダを具備し、この２つのシリン
ダの少なくとも１つがわずかの円錐形を呈しかつその直
径の小さい方の側にある支持フランジに結合するように
なっており、テンシ、ンシリンダと呼ばれる少なくも１
つのシリンダがそこに生じた復帰力の影響のもとにベル
トの張力を確保するものである。

本発明の実施態様においては、２つのシリンダについて
のみ説明されるが、数個のシリンダが用いられそのうち
の少なくも１つが前記第１の作用を行いそして少なくと
も第２のシリンダが・前記第２の作用を行うようにする
こともできることは明らかである。

円錐形の最も適当な角度の値を求めることは、本質的に
ベルト製造者によって設定される要求に基づくものであ
る。公差はベルトにとってますます厳格になっているの
で、円錐形の程度は低い方がよく、ただ１つの重要な要
素はベルト自身において閉じられた矩形であることであ
り、操作員はそれを移動方向のいずれか一方で組立てる
ことができる。したがって、このベルトがようやく目で
見られる程度に少しばかり台形であったならば、操作員
はベルトの円錐形によりシリンダの同じ側又は反対側で
それを取付けることができる。したがって、どのような
場合でもこのシリンダの円錐形の選択は、このベルトの
円錐形がベルトを横方向に復帰させる方向に又はその反
対方向に作用するよう、考慮されねばならないことは明
らかであり、これが、ベルト”により耐えられるよりも
大きなシリンダの円錐形を生じさせ、弾性的に取付けら
れたシリンダが、２つのシリンダ間の半径方向の取付け
の自己調節により、シリンダ円錐体とベルトとの間の接
触を確保する。

複写装置自体の中でのこのベルト組立体の一体化に関し
、この型式の複写装置は一般に、横断部材により相互に
連結された２つの平行な板によって形成され、この板の
間にシリンダとベルトを循環させるための他の手段と、
複写物及び必要な場合にはもとの書類が全ての介在要素
（照明、静電装置、インキ塗布、加熱装置等）と共に取
付けられるような構造であることが思い出されるであろ
う。種々の要素への接近は両側から頻繁に行うことがで
き、すなわちこの両方の板のうちの１方に設けられた開
口によって行うことができる。したがって、光受容組立
て体のために、このベルトは通常、１つの引出し装置に
取付けられ、この引出し装置は横方向に、したがって実
質的にシリンダの軸と平行にまたベルトと複写物の移動
方向と直角にσ１き出される。

この引出し装置の取付けは任意の普通の型式のものであ
り、全ての与えられた方式についての以下の記載におい
ていかなる特別の型にも限定されるものではない。この
引出し装置の作用はしたがって、ベルト保持具組立体の
引き出し、ベルトの変換、ベルト保持具組立体の適所へ
の復帰、及び少なくとも１つのシリンダ（通常は大きな
直径の方のシリンダ）メ回転の駆動ができるようにする
ことである。このベルトは実際にはこの組立体□の周辺
の本質的な部分を占めるので、内部摺動手段、例えばそ
の少なくとも１つがこれらシリンダ軸のうちの１つと係
合又は連結することによってベルトの駆動を確保するよ
う作動することができる、複数の滑り子又はレンが一般
に用いられる。以下に記載する実施態様゛において、大
径シリンダめ管状軸は例えば任意の適当な手段により駆
動ピンに係合されるようになり、この引出し装置の位置
決めは、少なくとも１つの他のピンもしくは滑り路か又
はこの機械の構造の２つの板の間に挿入されているこの
ダ１出し装置のフランジの一体取付は要素かの、いずれ
かによって確実に行うことがで門る０ 全てのこれらの手段は、普通のものであり本明細書にお
いては詳細には記載されない。

〔実施例〕

本発明の技術的な特徴と利点とをさらに明瞭にするため
、１つの実施態様が以下に説明されるが、この実施態様
はその実施においてまたその応用において何らの限定が
なされるものではないことが理解されるであろう。以下
の説明は本発明のベルト保持具組立体が略図的斜面図で
示されるただ１つの図面によってなされる。

このベルト保持具組立体は、横断部材（図面上簡単にす
るため図示していない）によって連結された２つの平行
な摺動板１及び２を本質的に具備しており、これらの板
の一方には、この組立体を引き出すのを容易にするため
１つのノブ３又はこれと均等の物が設けられている。

この２つの摺動板の間にそれぞれ大きな直径及び小さな
直径のシリンダ４及び５が取付けられる。

大きなシリンダ４は１つの管状軸６と、全ての軸受け、
ボールベアリングもしくは他の適当な装置とによって側
板１及び２に単純な回転をするように取付けられる。前
記のように軸６は、任意の適当な手段と係合することが
できる回転駆動ビン上に螺合される。シリンダ４はわず
かな円錐形であり、その小さな直径の側にベルト８の縁
が当たる支持フランジ７がある。

小さなシリンダ５は軸９の両端によって摺動板１及び２
の長楕円形の溝１ｏの中に摺動可能に取付けられ、それ
により小さなシリンダ５は大きなシリンダ４に近づき又
は半径方向に離れて配置されることができる。シリンダ
５の軸の両端９は、各フランジ１及び２上で摺動する２
つの小飾り板１１に、回転するよう取付けられる。この
図面では軸端９の取付けのみが示されており、背後のフ
ランジ２に配置された他端は見えていないが、この第１
の端とは対称であり、小飾り板１１は、例えばスタッド
１２と、側板１に一体でがっ小飾り板１１の長楕円窓１
．９４及び１５を貫通する舌片１３とによって、大きな
シリンダ４に対して半径方向に摺動する。この小飾り板
１１は、フランジ　　　　　１１の舌片１３と小飾り板
１１の舌片１７との間に張られた復帰スプリング１６に
よって図面の右側に向って付勢されている。したがって
、小飾り板１１は右側に向って付勢され、それにより２
つのシリンダ４と５が互いに離間するようになる。引張
り応力のもとにあることによりこれらのシリンダ間の距
離を保持するのはベルト８である。定められた公差限度
の範囲内でしかもそのうちに起り得る変形を考慮に入れ
たベルトの形によれば、対称のこれら小飾り板１１は異
なった状態に対処することができ、それにより平行状部
を変訃大きなシリンダに対して小さなシリンダ５の角度
上の移動を行うことができる。制御ノブ２ｏに一体の軸
１９はその両側で小飾り板と一体の舌片１８をスプリン
グ１６の付勢力に抗して左側に向って押す、軸２１を支
持する。このスプリ５ングは、左側に向って、小飾り板
１１と側板１．の窒１ｏの中にある小シリンダ５の軸端
部９とを移動させる。同じ移動が側板２の側に起こりそ
のため２つのシリンダ４と５を平行の位置に共に接近さ
せる。したがってベルト８を取外し他のものと置き換え
ることは容易である。その後、カムがノブ２ｏを作動す
ることによりその最初の位置に解放される。スプリング
１６は、シリンダ４と５を相互に離れるように広げるこ
とによりベルト８を張力ががかる状態に復帰させる。

この張力装置１６は、２つのシリンダ４と５の間を弾性
的に広げる作用を保証する任意の均等手段、例えば２つ
の軸端部９を横棒の中間物を介して付勢する単一のスプ
リング、又はさらに２つのシリンダ４と５を近づけるよ
う相対的に動かすことを保証する任意の他の手段による
複数の共動カムで、置き換えることができることは明ら
かである。

複写機によれば絵画の受取りから複写の印刷及び光受容
体上の潜像の除去へと進行する１つの完全な作動サイク
ルは通常、光受容体の１回転又は２＠転で起こり、本発
明のこのベルト保持機構は作動サイクルの全ての型式に
適用することができることにまた注目されるべきである
。

本発明はこの光受容体ベルトが用いられるときは、どの
ような作動原理のものでも直接的な複写機に、これから
生じる全機構（ファクシミリ、プリンタ又はその他の装
置）と共に同様に適用することができる。本発明は以上
の記載により明らかにされたように、特に静！！複写に
適している。

勿論、本発明は前記の実施態様に限定されまた上記の記
載に制限されるものではなく、この技術に熟練した者に
とって、本発明の範囲と精神から逸脱することなく数多
くの変形がなし得るものである０

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のベルト保持具組立体の略図的斜面図で
ある。 １．２・・・側板、６・・・ノブ、４・・・大シリンダ
、５・・・小シリンダ、６・・・管吠軸、７・・・フラ
ンジ、８・・・ベルト、９・・・軸、１０・・・溝、１
１・・・小飾り板、１２・・・スタッド、１３，１７．
１８・・・舌片、１６・・・スプリング、１９・・、・
軸、２０・・・ノブ。 以下余白 手続補正書（方式）。 昭和６０年８　月ルど日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、実質的に平行な軸を有する少なくとも２つのシリン
   ダを具備し、この２つのシリンダの少なくとも１つがわ
   ずかな円錐形を呈しかつその小さな直径を有する方の側
   で１つの支持フランジに結合され、テンションシリンダ
   と称される少なくとも１つのシリンダが復帰力の作用の
   もとにベルトの張力を確保している、複写装置用光受容
   体ベルト保持具引出し装置。 ２、２つのシリンダを具備する特許請求の範囲第１項記
   載の引出し装置。 ３、前記わずかな円錐形のシリンダが前記テンションシ
   リンダよりも大きな直径を有している特許請求の範囲第
   １項又は第２項記載の引出し装置。 ４、１つの装置が、ベルトの取外し及び再組立てができ
   るよう、これらシリンダの少なくとも１つを他のシリン
   ダの１つの方に持って来る特許請求の範囲第１項から第
   ３項中の１項に記載の引出し装置。 ５、前記円錐形シリンダの軸を貫通して少なくとも１つ
   のピンを摺動しかつ駆動を確保するため作動位置に係合
   する特許請求の範囲第１項から第４項中の１項に記載の
   引出し装置。 ６、静電複写に適用される特許請求の範囲第１項から第
   ５項中の１項に記載の引出し装置。