JP2566651Y2 - ストレッチ包装機 - Google Patents

ストレッチ包装機

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JP2566651Y2
JP2566651Y2 JP1993003492U JP349293U JP2566651Y2 JP 2566651 Y2 JP2566651 Y2 JP 2566651Y2 JP 1993003492 U JP1993003492 U JP 1993003492U JP 349293 U JP349293 U JP 349293U JP 2566651 Y2 JP2566651 Y2 JP 2566651Y2
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JP
Japan
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wrapping machine
push
stretch wrapping
rotary table
bar
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忠雄 増田
政広 佃
茂 土井浦
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王子製袋株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はストレッチ包装機に関
し、より詳しくは回転テーブル上に手動ブレーキを備え
た非駆動ローラー・コンベアを設けたストレッチ包装機
に関する。
【0002】
【従来の技術】隣接したコンベアとの間で被包装物を手
押しで搬出入するため、回転テーブル上に非駆動のロー
ラー・コンベアを設けた、いわゆる半自動式ストレッチ
包装機は従来から知られている。このような回転テーブ
ル上に非駆動ローラー・コンベアを設けたストレッチ包
装機には従来、テーブルが回転したとき、被包装物がロ
ーラー・コンベア上を移動してしまい、テーブル上から
落下するのを防ぐため、例えば、図6及び図7に示すよ
うなストッパーが設けられていた。
【0003】すなわち、回転テーブル2上のローラー・
コンベア6の出入口部分にそれぞれ4個の長穴31を有
する各1枚のベースプレート30が、被包装物Lの送り
方向の長さに合せて位置調節可能に4組のボルトとナッ
ト32で固定されている。前記ベースプレート30には
パイプ33が固定されていて、該パイプの中にコ字形の
ストッパー34の両先端を差込んで被包装物Lを固定す
る。又、前記ストッパー34には作業を容易にするた
め、ハンドル35が取付けられている。このようにスト
ッパー34は被包装物Lの両端に接して固定されるの
で、被包装物Lがローラー・コンベア6上で移動するの
を有効に防止することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図6及
び図7に示す従来のストッパー装置では、被包装物Lを
固定するため、2個のストッパー34を別々にセットす
る必要がある上、被包装物の送り方向の長さが変るたび
に、被包装物Lを回転テーブルの中心に固定するため、
前後両プレートの位置を調節する必要があり著しく手間
が掛った。本考案はこのような事情に鑑みなされたもの
であって、その課題は被包装物の寸法が変っても被包装
物を回転テーブルの概ね中心に一挙動で固定することの
できる非駆動のローラー・コンベアを回転テーブル上に
設けたストレッチ包装機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本考案のストレッチ包装機は、ベースフレーム上
に、被包装物を搬出入する非駆動ローラー・コンベアを
有し、設定された回数だけ回転した後、原点で自動的に
停止する回転テーブルと、該回転テーブルから独立して
設置されていて、フィルム巻出機構を設けた架柱とを備
えたストレッチ包装機において、前記非駆動ローラー・
コンベアの少くとも片側のフレームに設けられているロ
ーラー取付穴のうち、送り方向中央部の複数個を上下方
向の長穴とし、該長穴に取付けられている複数本のロー
ラーの下方に、前記フレームに沿って手動昇降可能な押
上げバーを設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記構成の回転テーブルを有する本考案のスト
レッチ包装機では、被包装物が回転テーブルの概ね中央
に位置したとき、ハンドルを押下げることにより、一挙
動で押上げバーを上昇させ、該レバーがその上方に位置
し、片方の軸をコンベアのフレームに設けられている長
穴に取付けられている複数個のローラーを押上げる。こ
のとき、被包装物の重量の多くの部分が該ローラー上に
かかり、該ローラーは更に強く押上げバーに押付けられ
るので、これらの複数個のローラーが強く制動され、テ
ーブル回転時に被包装物がローラー・コンベア上を移動
し、テーブルの外に落下するのを有効に防止する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の一実施例に
ついて、詳細に説明するが、本考案はこれに限定される
ものではない。図1は本考案の一実施例のストレッチ包
装機の側面図、図2は図1のストレッチ包装機の平面図
で、図面を見易くするため、被包装物押え装置を切除し
た状態を示す。
【0008】図3は図1のストレッチ包装機のローラー
・コンベアの図1矢印Aの方向から見た要部側面図で、
図面を見易くするため、手動ブレーキ機構の図示を省略
してある。図4は手動ブレーキ機構の(要部)平面図を
示し、図5は図4の手動ブレーキ機構の図4矢印Bの方
向から見た(要部)側面図で、A及びBはそれぞれ手動
ブレーキの解放及び制動状態を示し、図面を見易くする
ためにローラー・コンベアのフレーム及びレバー取付軸
の軸受の図示を省略し、ローラーを二点破線で示してあ
る。
【0009】図中の符号1はベースフレーム、2は回転
テーブル、3は架柱、4はフィルム昇降ユニット、5は
被包装物押え装置、6はローラー・コンベア、7はロー
ラー、8はコンベアのフレーム、9はローラーの軸、1
0はローラー取付穴、10aは長穴、11はキャスタ
ー、12はフィルム巻取、13は押え板、14は昇降チ
ェーン、15はワイヤーロープ、16、17はリミット
・スイッチ、18は手動ブレーキ機構、19は押上げバ
ー、20は押上げバーの取付軸、21はレバー、22は
レバーの取付軸、23は連結杆、24はハンドル、25
はスプリング、26は軸受、Lは被包装物、pは押上げ
バーの取付軸の中心、qはレバーの取付軸の中心であ
る。
【0010】本実施例のストレッチ包装機はベースフレ
ーム1上に、被包装物Lを搬出入する非駆動ローラー・
コンベアを具え、設定された回数だけ回転した後、原点
で自動的に停止する回転テーブル2と、ベースフレーム
1上に前記回転テーブル2から独立して設置されている
架柱3とから構成されている。
【0011】前記架柱3にはフィルム巻取12をセット
し、該架柱に沿って、図示されていないモーターで駆動
される昇降チェーン14によって昇降するフィルム昇降
ユニット4と、該フィルム昇降ユニットの上方に位置
し、押え板13を備え、同じく架柱3に沿って図示され
ていない別のモーターでワイヤーロープ15によって昇
降する被包装物押え装置5とが取付けられている。又、
被包装物押え装置5は押え板13が被包装物Lの上面を
押えたとき、リミットスイッチ16が作動して、下降を
停止し、フィルム昇降ユニット4はリミット・スイッチ
17に当って、該リミット・スイッチを作動させたと
き、上昇から下降に移る。
【0012】回転テーブル2はキャスター11上に回転
可能に支持され、図示されていない第三のモーターで駆
動され、回転する。又、回転テーブル2上には非駆動の
ローラー・コンベア6が取付けられている。以上の構成
は公知のいわゆる半自動スパイラル式ストレッチ包装機
と同様である。
【0013】次に図1〜図5を参照して、本考案の要部
について説明する。本実施例においては図3に示すよう
に、ローラー・コンベア6のフレーム8の片方に設けら
れているローラー取付穴10のうち、コンベアの中央部
の複数個10aが上下方向の長穴になっている。又、こ
れら長穴としたローラー取付穴10aに取付けられてい
る複数本のローラーの下方にはコンベア・フレーム8の
片方に沿って手動昇降可能な押上げバー19が設けられ
ている。該押上げバーは手動ブレーキ機構18の一部を
構成し、前記複数本のローラー7を制動する。
【0014】手動ブレーキ機構18は図4及び図5に示
すように、押上げバー19、2個のレバー21a,21
b、連結杆23が平行四辺形を形成するように連結した
構造になっていて、2個のレバー21a,21bの取付
軸22a,22bはコンベア・フレーム8を貫通し、該
フレームに取付けられている軸受26によって支持され
ている。更に、一方のレバー取付軸22aにはハンドル
24が取付けられていて、該ハンドルはスプリング25
により引張られ、手動ブレーキを完全に解放する位置
か、さもなくば完全に制動する位置のいづれか以外の位
置では停止しない構造になっている。又、図4に示すよ
うにレバーの取付軸22a,22bの先端は押上げバー
19の取付軸20を形成していて、押上げバーの取付軸
20の中心pとレバー21a,21bの取付軸22a,
22bの中心qとは距離mだけづれている(偏心してい
る)。
【0015】図5のAに示すように、ハンドル24が押
上げられる前の状態では、押上げバー19はローラー7
と離れているが、図5のBに示すようにハンドル24を
押下げると、該ハンドルは一方のレバーの取付軸22a
に取付けられており、又、両レバー21a,21bは連
結杆23で連結されているので、両レバーは共に(図5
における)時計の針と反対の方向に回動する。そのと
き、押上げバー19の取付軸22a,22bの中心線p
とレバー21a,21bの取付軸22a,22bの中心
線qとは、図4に示すように距離mだけづれているの
で、押上げバー19はこの偏心している距離m以内の距
離だけ上方に押上げられ、その結果コンベア・フレーム
8に設けられた長穴10aに取付けられている複数本の
ローラー7を上方に押上げる。
【0016】その際、被包装物Lの重量のかなりの部分
が、これら押上げられた複数本のローラーに集中し、こ
れらローラーを押上げバー19に押付ける。このように
これらローラー7は押上げバー19によって強く制動さ
れ、テーブル回転時に被包装物Lがローラー・コンベア
上を移動し、テーブル外に落下するのを有効に防止す
る。
【0017】本実施例はスパイラル式ストレッチ包装機
であるが、本考案は回転テーブルを有するタイプであれ
ばフルウェッブ式ストレッチ包装機にも適用することが
できる。又、被包装物押え装置は必要に応じて設ければ
よい。
【0018】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案によれば、
被包装物の寸法が変っても被包装物をテーブルの概ね中
心に一挙動で固定することができる回転テーブル上に非
駆動のローラー・コンベアを設けたストレッチ包装機を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のストレッチ包装機の側面図
である。
【図2】図1のストレッチ包装機の平面図で、図面を見
易くするため、被包装物押え装置を切除した状態を示し
ている。
【図3】図1のストレッチ包装機のローラー・コンベア
の図1矢印Aの方向から見た要部側面図で、図面を見易
くするため、手動ブレーキ機構の図示を省略している。
【図4】図1のストレッチ包装機の手動ブレーキ機構の
(要部)平面図である。
【図5】図4の手動ブレーキ機構の矢印Bの方向から見
た(要部)側面図で、A及びBはそれぞれ手動ブレーキ
機構及び制御状態を示し、図面を見易くするためにロー
ラー・コンベアの図示を省略し、ローラーを一点破線で
示している。
【図6】従来の半自動スパイラル式ストレッチ包装機の
側面図である。
【図7】図6のストレッチ包装機の平面図で、図面を見
易くするために、被包装物押え装置を切除した状態を示
している。
【符号の説明】
1 ベースフレーム 2 回転テーブル 3 架柱 4 フィルム昇降ユニット 5 被包装物押え装置 6 ローラー・コンベア 7 ローラー 8 コンベアのフレーム 9 ローラーの軸 10 ローラーの取付穴 10a 長穴 11 キャスター 12 フィルム巻取 13 押え板 14 昇降チェーン 15 ワイヤーロープ 16,17 リミット・スイッチ 18 手動ブレーキ機構 19 押上げバー 20 押上げバーの取付軸 21a,21b レバー 22a,22b レバーの取付軸 23 連結杆 24 ハンドル 25 スプリング 26 レバーの取付軸の軸受 30 ベースプレート 31 長穴 32 ボルトとナット 33 パイプ 34 ストッパー 35 ストッパーのハンドル L 被包装物 p 押上げバーの取付軸の中心 q レバーの取付軸の中心

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースフレーム上に、被包装物を搬出す
    る非駆動ローラー・コンベアを有し、設定された回数だ
    け回転した後、原点で自動的に停止する回転テーブル
    と、該回転テーブルから独立して設置されていて、フィ
    ルム巻出機構を設けた架柱とを備えたストレッチ包装機
    において、前記非駆動ローラー・コンベアの少なくとも
    片側のフレームに設けられているローラー取付穴のう
    ち、中央部の複数個を上下方向の長穴とし、該長穴に取
    付けられている複数本のローラーの下方の前記フレーム
    側に、これらローラーを押上げて該ローラーを被包装物
    の底面との間で回転不能に挟圧して制動する手動昇降可
    能な押上げバーを設けたことを特徴とするストレッチ包
    装機。
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