JPH0657802U - ストレッチ包装機 - Google Patents
ストレッチ包装機Info
- Publication number
- JPH0657802U JPH0657802U JP349293U JP349293U JPH0657802U JP H0657802 U JPH0657802 U JP H0657802U JP 349293 U JP349293 U JP 349293U JP 349293 U JP349293 U JP 349293U JP H0657802 U JPH0657802 U JP H0657802U
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- Japan
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- rotary table
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 回転テーブル上の被包装物が非駆動のローラ
ー・コンベア上を移動して落下することのないストレッ
チ包装機。 【構成】 ベースフレーム1上に、被包装物Lを搬出入
する非駆動のローラー・コンベア6を有する回転テーブ
ル2を備えたストレッチ包装機において、該ローラー・
コンベア6の少なくとも片側のフレームに設けられてい
るローラー取付穴のうち、中央部の複数個を上下長穴と
し、該長穴に取付けられている複数本のローラー7の下
方に、該フレームに沿って手動昇降可能な押上げバー1
9を設ける。
ー・コンベア上を移動して落下することのないストレッ
チ包装機。 【構成】 ベースフレーム1上に、被包装物Lを搬出入
する非駆動のローラー・コンベア6を有する回転テーブ
ル2を備えたストレッチ包装機において、該ローラー・
コンベア6の少なくとも片側のフレームに設けられてい
るローラー取付穴のうち、中央部の複数個を上下長穴と
し、該長穴に取付けられている複数本のローラー7の下
方に、該フレームに沿って手動昇降可能な押上げバー1
9を設ける。
Description
【0001】
本考案はストレッチ包装機に関し、より詳しくは回転テーブル上に手動ブレー キを備えた非駆動ローラー・コンベアを設けたストレッチ包装機に関する。
【0002】
隣接したコンベアとの間で被包装物を手押しで搬出入するため、回転テーブル 上に非駆動のローラー・コンベアを設けた、いわゆる半自動式ストレッチ包装機 は従来から知られている。 このような回転テーブル上に非駆動ローラー・コンベアを設けたストレッチ包 装機には従来、テーブルが回転したとき、被包装物がローラー・コンベア上を移 動してしまい、テーブル上から落下するのを防ぐため、例えば、図6及び図7に 示すようなストッパーが設けられていた。
【0003】 すなわち、回転テーブル2上のローラー・コンベア6の出入口部分にそれぞれ 4個の長穴31を有する各1枚のベースプレート30が、被包装物Lの送り方向 の長さに合せて位置調節可能に4組のボルトとナット32で固定されている。前 記ベースプレート30にはパイプ33が固定されていて、該パイプの中にコ字形 のストッパー34の両先端を差込んで被包装物Lを固定する。又、前記ストッパ ー34には作業を容易にするため、ハンドル35が取付けられている。このよう にストッパー34は被包装物Lの両端に接して固定されるので、被包装物Lがロ ーラー・コンベア6上で移動するのを有効に防止することができる。
【0004】
しかしながら、図6及び図7に示す従来のストッパー装置では、被包装物Lを 固定するため、2個のストッパー34を別々にセットする必要がある上、被包装 物の送り方向の長さが変るたびに、被包装物Lを回転テーブルの中心に固定する ため、前後両プレートの位置を調節する必要があり著しく手間が掛った。 本考案はこのような事情に鑑みなされたものであって、その課題は被包装物の 寸法が変っても被包装物を回転テーブルの概ね中心に一挙動で固定することので きる非駆動のローラー・コンベアを回転テーブル上に設けたストレッチ包装機を 提供することにある。
【0005】
前記課題を解決するため、本考案のストレッチ包装機は、ベースフレーム上に 、被包装物を搬出入する非駆動ローラー・コンベアを有し、設定された回数だけ 回転した後、原点で自動的に停止する回転テーブルと、該回転テーブルから独立 して設置されていて、フィルム巻出機構を設けた架柱とを備えたストレッチ包装 機において、前記非駆動ローラー・コンベアの少くとも片側のフレームに設けら れているローラー取付穴のうち、送り方向中央部の複数個を上下方向の長穴とし 、該長穴に取付けられている複数本のローラーの下方に、前記フレームに沿って 手動昇降可能な押上げバーを設けたことを特徴とするものである。
【0006】
上記構成の回転テーブルを有する本考案のストレッチ包装機では、被包装物が 回転テーブルの概ね中央に位置したとき、ハンドルを押下げることにより、一挙 動で押上げバーを上昇させ、該レバーがその上方に位置し、片方の軸をコンベア のフレームに設けられている長穴に取付けられている複数個のローラーを押上げ る。このとき、被包装物の重量の多くの部分が該ローラー上にかかり、該ローラ ーは更に強く押上げバーに押付けられるので、これらの複数個のローラーが強く 制動され、テーブル回転時に被包装物がローラー・コンベア上を移動し、テーブ ルの外に落下するのを有効に防止する。
【0007】
以下、図面を参照して、本考案の一実施例について、詳細に説明するが、本考 案はこれに限定されるものではない。 図1は本考案の一実施例のストレッチ包装機の側面図、図2は図1のストレッ チ包装機の平面図で、図面を見易くするため、被包装物押え装置を切除した状態 を示す。
【0008】 図3は図1のストレッチ包装機のローラー・コンベアの図1矢印Aの方向から 見た要部側面図で、図面を見易くするため、手動ブレーキ機構の図示を省略して ある。図4は手動ブレーキ機構の(要部)平面図を示し、図5は図4の手動ブレ ーキ機構の図4矢印Bの方向から見た(要部)側面図で、A及びBはそれぞれ手 動ブレーキの解放及び制動状態を示し、図面を見易くするためにローラー・コン ベアのフレーム及びレバー取付軸の軸受の図示を省略し、ローラーを二点破線で 示してある。
【0009】 図中の符号1はベースフレーム、2は回転テーブル、3は架柱、4はフィルム 昇降ユニット、5は被包装物押え装置、6はローラー・コンベア、7はローラー 、8はコンベアのフレーム、9はローラーの軸、10はローラー取付穴、10a は長穴、11はキャスター、12はフィルム巻取、13は押え板、14は昇降チ ェーン、15はワイヤーロープ、16、17はリミット・スイッチ、18は手動 ブレーキ機構、19は押上げバー、20は押上げバーの取付軸、21はレバー、 22はレバーの取付軸、23は連結杆、24はハンドル、25はスプリング、2 6は軸受、Lは被包装物、pは押上げバーの取付軸の中心、qはレバーの取付軸 の中心である。
【0010】 本実施例のストレッチ包装機はベースフレーム1上に、被包装物Lを搬出入す る非駆動ローラー・コンベアを具え、設定された回数だけ回転した後、原点で自 動的に停止する回転テーブル2と、ベースフレーム1上に前記回転テーブル2か ら独立して設置されている架柱3とから構成されている。
【0011】 前記架柱3にはフィルム巻取12をセットし、該架柱に沿って、図示されてい ないモーターで駆動される昇降チェーン14によって昇降するフィルム昇降ユニ ット4と、該フィルム昇降ユニットの上方に位置し、押え板13を備え、同じく 架柱3に沿って図示されていない別のモーターでワイヤーロープ15によって昇 降する被包装物押え装置5とが取付けられている。又、被包装物押え装置5は押 え板13が被包装物Lの上面を押えたとき、リミットスイッチ16が作動して、 下降を停止し、フィルム昇降ユニット4はリミット・スイッチ17に当って、該 リミット・スイッチを作動させたとき、上昇から下降に移る。
【0012】 回転テーブル2はキャスター11上に回転可能に支持され、図示されていない 第三のモーターで駆動され、回転する。又、回転テーブル2上には非駆動のロー ラー・コンベア6が取付けられている。以上の構成は公知のいわゆる半自動スパ イラル式ストレッチ包装機と同様である。
【0013】 次に図1〜図5を参照して、本考案の要部について説明する。本実施例におい ては図3に示すように、ローラー・コンベア6のフレーム8の片方に設けられて いるローラー取付穴10のうち、コンベアの中央部の複数個10aが上下方向の 長穴になっている。又、これら長穴としたローラー取付穴10aに取付けられて いる複数本のローラーの下方にはコンベア・フレーム8の片方に沿って手動昇降 可能な押上げバー19が設けられている。該押上げバーは手動ブレーキ機構18 の一部を構成し、前記複数本のローラー7を制動する。
【0014】 手動ブレーキ機構18は図4及び図5に示すように、押上げバー19、2個の レバー21a,21b、連結杆23が平行四辺形を形成するように連結した構造 になっていて、2個のレバー21a,21bの取付軸22a,22bはコンベア ・フレーム8を貫通し、該フレームに取付けられている軸受26によって支持さ れている。更に、一方のレバー取付軸22aにはハンドル24が取付けられてい て、該ハンドルはスプリング25により引張られ、手動ブレーキを完全に解放す る位置か、さもなくば完全に制動する位置のいづれか以外の位置では停止しない 構造になっている。又、図4に示すようにレバーの取付軸22a,22bの先端 は押上げバー19の取付軸20を形成していて、押上げバーの取付軸20の中心 pとレバー21a,21bの取付軸22a,22bの中心qとは距離mだけづれ ている(偏心している)。
【0015】 図5のAに示すように、ハンドル24が押上げられる前の状態では、押上げバ ー19はローラー7と離れているが、図5のBに示すようにハンドル24を押下 げると、該ハンドルは一方のレバーの取付軸22aに取付けられており、又、両 レバー21a,21bは連結杆23で連結されているので、両レバーは共に(図 5における)時計の針と反対の方向に回動する。そのとき、押上げバー19の取 付軸22a,22bの中心線pとレバー21a,21bの取付軸22a,22b の中心線qとは、図4に示すように距離mだけづれているので、押上げバー19 はこの偏心している距離m以内の距離だけ上方に押上げられ、その結果コンベア ・フレーム8に設けられた長穴10aに取付けられている複数本のローラー7を 上方に押上げる。
【0016】 その際、被包装物Lの重量のかなりの部分が、これら押上げられた複数本のロ ーラーに集中し、これらローラーを押上げバー19に押付ける。このようにこれ らローラー7は押上げバー19によって強く制動され、テーブル回転時に被包装 物Lがローラー・コンベア上を移動し、テーブル外に落下するのを有効に防止す る。
【0017】 本実施例はスパイラル式ストレッチ包装機であるが、本考案は回転テーブルを 有するタイプであればフルウェッブ式ストレッチ包装機にも適用することができ る。又、被包装物押え装置は必要に応じて設ければよい。
【0018】
以上詳述したように、本考案によれば、被包装物の寸法が変っても被包装物を テーブルの概ね中心に一挙動で固定することができる回転テーブル上に非駆動の ローラー・コンベアを設けたストレッチ包装機を提供することができる。
【図1】本考案の一実施例のストレッチ包装機の側面図
である。
である。
【図2】図1のストレッチ包装機の平面図で、図面を見
易くするため、被包装物押え装置を切除した状態を示し
ている。
易くするため、被包装物押え装置を切除した状態を示し
ている。
【図3】図1のストレッチ包装機のローラー・コンベア
の図1矢印Aの方向から見た要部側面図で、図面を見易
くするため、手動ブレーキ機構の図示を省略している。
の図1矢印Aの方向から見た要部側面図で、図面を見易
くするため、手動ブレーキ機構の図示を省略している。
【図4】図1のストレッチ包装機の手動ブレーキ機構の
(要部)平面図である。
(要部)平面図である。
【図5】図4の手動ブレーキ機構の矢印Bの方向から見
た(要部)側面図で、A及びBはそれぞれ手動ブレーキ
機構及び制御状態を示し、図面を見易くするためにロー
ラー・コンベアの図示を省略し、ローラーを一点破線で
示している。
た(要部)側面図で、A及びBはそれぞれ手動ブレーキ
機構及び制御状態を示し、図面を見易くするためにロー
ラー・コンベアの図示を省略し、ローラーを一点破線で
示している。
【図6】従来の半自動スパイラル式ストレッチ包装機の
側面図である。
側面図である。
【図7】図6のストレッチ包装機の平面図で、図面を見
易くするために、被包装物押え装置を切除した状態を示
している。
易くするために、被包装物押え装置を切除した状態を示
している。
1 ベースフレーム 2 回転テーブル 3 架柱 4 フィルム昇降ユニット 5 被包装物押え装置 6 ローラー・コンベア 7 ローラー 8 コンベアのフレーム 9 ローラーの軸 10 ローラーの取付穴 10a 長穴 11 キャスター 12 フィルム巻取 13 押え板 14 昇降チェーン 15 ワイヤーロープ 16,17 リミット・スイッチ 18 手動ブレーキ機構 19 押上げバー 20 押上げバーの取付軸 21a,21b レバー 22a,22b レバーの取付軸 23 連結杆 24 ハンドル 25 スプリング 26 レバーの取付軸の軸受 30 ベースプレート 31 長穴 32 ボルトとナット 33 パイプ 34 ストッパー 35 ストッパーのハンドル L 被包装物 p 押上げバーの取付軸の中心 q レバーの取付軸の中心
Claims (1)
- 【請求項1】 ベースフレーム上に、被包装物を搬出す
る非駆動ローラー・コンベアを有し、設定された回数だ
け回転した後、原点で自動的に停止する回転テーブル
と、該回転テーブルから独立して設置されていて、フィ
ルム巻出機構を設けた架柱とを備えたストレッチ包装機
において、前記非駆動ローラー・コンベアの少くとも片
側のフレームに設けられているローラー取付穴のうち、
中央部の複数個を上下方向の長穴とし、該長穴に取付け
られている複数本のローラーの下方に、前記フレームに
沿って手動昇降可能な押上げバーを設けたことを特徴と
するストレッチ包装機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993003492U JP2566651Y2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | ストレッチ包装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993003492U JP2566651Y2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | ストレッチ包装機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657802U true JPH0657802U (ja) | 1994-08-12 |
JP2566651Y2 JP2566651Y2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=11558841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993003492U Expired - Fee Related JP2566651Y2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | ストレッチ包装機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2566651Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190049139A (ko) * | 2017-11-01 | 2019-05-09 | 다인시스템주식회사 | 에지 프로텍터 부착 장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101831670B1 (ko) | 2017-10-17 | 2018-04-04 | 강범희 | 랩핑기 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63218016A (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-12 | 石川島播磨重工業株式会社 | フイルム包装装置 |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP1993003492U patent/JP2566651Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS63218016A (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-12 | 石川島播磨重工業株式会社 | フイルム包装装置 |
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KR20190049139A (ko) * | 2017-11-01 | 2019-05-09 | 다인시스템주식회사 | 에지 프로텍터 부착 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2566651Y2 (ja) | 1998-03-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |