JP2565151B2 - 施肥装置付き乗用型田植機 - Google Patents

施肥装置付き乗用型田植機

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JP2565151B2
JP2565151B2 JP7190249A JP19024995A JP2565151B2 JP 2565151 B2 JP2565151 B2 JP 2565151B2 JP 7190249 A JP7190249 A JP 7190249A JP 19024995 A JP19024995 A JP 19024995A JP 2565151 B2 JP2565151 B2 JP 2565151B2
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真一郎 矢野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、送風機にて空気タン
クに貯められた圧風により肥料を移送して圃場に施肥す
る施肥装置を装着した乗用型田植機に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術とその課題】この種の従来技術としては、特
開昭60−126008号公報に開示されたような施肥
装置を装着した乗用型田植機がある。然し乍ら、従来の
ものは、肥料詰まり等を少なくすべく、施肥装置を苗載
台の近くに配置してできるだけ肥料の移送経路を短くす
る手段はなされているが、送風機や空気タンクが肥料繰
出装置と離れた別の場所に配置されているので、その圧
風の移送経路が長くなり効率の良いものではなく、ま
た、施肥装置が分散配置された構成であるので、その機
体への着脱が大変な工数を必要としメンテナンスも大変
であった。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記の課題
を解決するために、機体左右方向に長い苗載台16に載
置された苗から一株分の苗を取り出して圃場に植付ける
植付装置19を機体左右方向に配列して複数個装着した
乗用型田植機に、肥料タンク41から肥料繰出装置42
にて繰り出された肥料を送風機46にて空気タンク47
に貯められた圧風により移送管43内を作溝器44まで
移送して施肥する施肥装置39を装備してなる施肥装置
付き乗用型田植機において、前記複数個の各植付装置1
9が圃場に植付けた苗に各々対応して施肥する施肥装置
39の各肥料繰出装置42を前記苗載台16に沿って機
体左右方向に配列して施肥フレーム40にて一体的構成
として機体に装着すると共に、該機体左右方向に配列し
て設けられた各肥料繰出装置42の機体前後一側に前記
空気タンク47を配置し、他側に肥料繰出装置42を駆
動する駆動連繋機構95を設けたことを特徴とする施肥
装置付き乗用型田植機としたものである。
【0004】
【発明の作用効果】この発明は、複数個の各植付装置1
9が圃場に植付けた苗に各々対応して施肥する施肥装置
39の各肥料繰出装置42を前記苗載台16に沿って機
体左右方向に配列して施肥フレーム40にて一体的構成
として機体に装着したので、施肥装置39を装備した乗
用型田植機でありながら機体の前後長さを短くできて小
型の施肥装置付き乗用型田植機を得ることができ、ま
た、機体の前後長さが短いので圃場での作業中において
畦際での旋回が容易となり作業能率も良い。また、各肥
料繰出装置42を前記苗載台16に沿って機体左右方向
に配列して施肥フレーム40にて一体的構成として機体
に装着したので、その機体への着脱が容易となりメンテ
ナンスの作業性も良い。
【0005】更に、機体左右方向に配列して設けられた
各肥料繰出装置42の機体前後一側に前記空気タンク4
7を配置し、他側に肥料繰出装置42を駆動する駆動連
繋機構95を設けたので、駆動連繋機構95に邪魔され
ることなく空気タンク47を機体左右方向に長くして容
量の大きな空気タンクに構成することができ、然も、機
体左右方向に長くして容量を大きくするので機体の前後
長さは同じであり、機体の前後長さが短い施肥装置付き
乗用型田植機でありながら安定した圧風を移送管43内
に送ることができて、肥料詰まり等の発生も少なく適切
な施肥作業が行える。
【0006】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づき詳
細に説明する。1は乗用型走行車体で、前端側のミッシ
ョンケース2と後端側に後輪伝動ケース3とをフレーム
パイプ4で連結した車体1aの前部左右両側に前輪5・
5を操行可能に設け、後部左右両側に前記後輪伝動ケー
ス3の両端に取付けたサイドケース6・6を介して後輪
7・7を設け、車体1aの前後中間にエンジン8を装着
し、この車体1aの上部に左右に幅の広いステップ9を
張設に、この前側にステップ部を左右両側に残す状態で
操縦枠10を立設してこれの上部にハンドル11を設
け、後側部分に前記エンジン8を囲むエンジンカバー1
2をステップ9から突出ならしめ、このカバー12の上
部に操縦席13を設けている。
【0007】14は田植作業機で、植付伝動ケース15
の前側上部に、前位が上位に傾斜する苗載台16を左右
に往復可能に設け、後側部に、回転ケース17に2基の
移植具18が装着された植付装置19を装着し、下部側
に整地フロート20・21を装着した構成になってい
る。そして、この植付伝動ケース15はその前側を苗載
台16の左右往復機構や変速伝動機構を内装する主伝動
ケース15aに、後側を左右に所定の間隔で分岐させて
前記回転ケース17を装着伝動する副伝動ケース15b
に構成している。
【0008】22は昇降機構で、前記後輪伝動ケース3
に設けた支柱23に基部を枢着した上下リンク24・2
5の先端部を縦リンク26で枢着状態に連結して構成
し、この上リンク24を車体側から油圧装置27で昇降
可能に構成し、前記縦リンク26にローリング可能に支
軸28を介して前記田植作業機14を装着している。2
9a・29bはブラケットで、前記ミッションケース2
の前側に設けた前枠30の左右両側及び前記車体4の前
後中間部の両側に、ステップ9の外方へ喰みださないよ
うにして突出され、これに適宜な部材を着脱可能に構成
している。
【0009】31は予備苗載置装置で、前記ブラケット
29a・29bに基部側を装着できる着脱枠32に略々
門型状の支柱33をピン33aを介して回動自在に取付
け、この支柱33に苗載せ台34を三段にして取付け、
この支柱33をばね35で外方へ回動付勢するように設
けると共にその外方への回動状態を数段に規制できる規
制装置36を前記着脱枠32と支柱33との間に設けて
いる。図例の規制装置36は着脱枠32に回動可能に取
付けられた鋸歯状のノッチを一体的に設けたペダル37
と支柱33側に設けられて前記ノッチに係脱するピン3
8とからなっている。
【0010】39は施肥装置で、前記田植作業機14の
植付伝動ケース15の各副伝動ケース15bの上面に着
脱自在に装着される施肥フレーム40に、肥料タンク4
1と、該肥料タンクから肥料を繰り出す肥料繰出装置4
2と、この肥料繰出装置の下部に繰り出された肥料を受
けて下部の圃場に導き所定の間隔で放出する肥料移送管
43とこの移送管43の終端側に設けた作溝器44とで
構成される肥料排出装置45と、送風機46と、空気タ
ンク47と、風導管48等を一体的になるようにして装
着したものである。
【0011】この施肥装置39の各部を詳細に説明する
と次の通りである。施肥フレーム40は、前記副伝動ケ
ース15bに固着される支柱40aの上部を前方へ屈曲
させてその先端に横枠40bを止着して各支柱40aを
連結し、この横枠40bに側面視でL字型、逆L字型の
屈曲枠40c・40dを介して横方向に延びる上枠40
eを止着し、前記横枠40bに筒状の空気タンク47と
前記施肥装置の肥料繰出装置42の肥料繰出ケース本体
42aを取付けるブラケット48a・49を取付けた構
成になっている。
【0012】肥料繰出装置42は、内部に繰出ロール4
6が収納架設されるケース本体42aと繰出ロール46
を軸架する左枠42bとクラッチケース部を構成する右
枠42cとに分割可能に繰出ケースを構成し、ケース本
体42aの前側に位置する取付け部(イ)を前記ブラケ
ット49に螺着可能に構成し、前記左枠42bには基部
が螺軸(ロ)で先端側が非螺軸(ハ)に設けられた筒軸
50を一体的に設け、該螺軸(ロ)部に平歯車51を螺
合し、非螺軸(ハ)部にブッシュ52・52を圧入し
て、この部分に溝付繰出ロール46aを回転自在に設
け、この溝付繰出ロール46aの溝に嵌合して軸方向に
移動自在な繰出調節ロール46bを前記平歯車51のボ
ス部51a部に回転自在に係合して軸方向には該平歯車
51と一体的に動くように構成し、駆動軸53を前記右
枠42c側から挿通して前記筒軸50に回転自在な状態
に嵌合ならしめ、この軸53からクラッチ機構54を介
して溝付繰出ロール46aを回転するように構成されて
いる。
【0013】前記平歯車51のボス部51aと繰出調節
ロール46bとの連結は、該ボス部51aにブッシュ5
5を圧入し、繰出調節ロール46bの内周に形成した突
状リング(ニ)を前記ブッシュ55の端面に接当するよ
うにしてボス部51aに嵌合し、ボス部51aの端面に
抜止リング56を螺着した構造にしている。前記クラッ
チ機構54は、次の構成である。
【0014】前記溝付繰出ロール46aの外側面にクラ
ッチ爪を一体的に形成し、このクラッチ爪に前記駆動軸
53に軸方向に移動自在に楔着されるクラッチ体57に
一体に形成したクラッチ爪をばね58で弾発係合ならし
め、該クラッチ体57の操作溝57aに係合されるクラ
ッチピン59bを前記繰出ケース本体42a外から偏心
回動することでクラッチ爪とクラッチ爪との係脱を可能
ならしめ、クラッチの断続ができるように構成してい
る。尚、前記クラッチピン59bは、前記ケース本体4
2aと右枠42cとの合体時に、その両合体面に形成す
る半円状の切欠部(ホ)・(ホ)で形成される円周面で
抜け止めされた状態で前記ケース本体42a側に軸受け
保持されたクラッチ軸59の内端面に偏心して一体的に
設けられ、このクラッチ軸59の外端部に操作レバー5
9aが一体に形成されている。
【0015】前記クラッチ機構54のばね58の一端側
はクラッチ体57に接圧され、他端は右枠42c内面に
接圧されるが、この右枠42c内面に接圧する部分にブ
レーキがかかるようにばね58と右枠42cとの間にブ
レーキ板60を介装している。このようにすると、常に
駆動軸53にブレーキがかかって回転し難くなり、ラチ
ェット伝動機構で該駆動軸53を回転するような場合に
軸が揺動せず不測に繰出ロールが揺動して肥料が垂れ流
しになるようなことがなくなり的確な繰出が可能にな
る。
【0016】61は肥料取出樋で、前記ケース本体42
aの背面側開口部(ヘ)にピン62で回動自在に枢着さ
れ、常にケース内に挿入されている部分はケース内幅一
杯の板体にできていて、ケース外に開く部分は側板と底
板とでできた流し樋の形状に構成され、この肥料取出樋
61で前記開口部(ヘ)を開閉可能に構成し、閉じた状
態ではケース内の板体部はケースの内面に沿う状態にな
って肥料の繰出し流下の邪魔にならず、開いた状態では
繰り出される肥料を受けて肥料がケースの外側に排出さ
れるように構成している。尚、該肥料取出樋61のケー
ス内の板体の少なくとも先端側にゴム板やブラシ等のシ
ール体63を取付け、取出樋61の開放時にシール体6
3が繰出ロールの回転周面、特に繰出溝面に接合して肥
料の流下を確実に防止している。
【0017】64は連れ出し防止用の堰止ブラシで、前
記ケース本体42aの背面側開口部(ヘ)の左右内壁面
に外側上部から内側下部に向かう樋65に嵌合して抜き
差し自在に設けた移動部材66に、前後方向に移動調節
設定可能に止着されている。67は移動部材66に固着
の板体であり、繰出ロールの外周面にその端面が接近し
て肥料を受ける機能を行なうものである。
【0018】そして、前記堰止ブラシ64及び板体67
が一体的に取付けられた移動部材66を樋65に嵌合し
て差し込み、前記肥料取出樋61を閉じると、この樋6
1で該移動部材66が動かないように接圧されて固定さ
れるように構成されている。ケース本体42a側の外側
面の各所に設けられている回動自在な係止爪68は、前
記左枠42b、右枠42c、肥料取出樋61を取付けた
とき、閉鎖したときに係止するもので、69はその係合
ピン、70は接合時のノックピンを示す。
【0019】尚、71は肥料流入口、72は肥料排出口
を示す。前記の肥料タンク41は、下部側が漏斗状に形
成されていて、前記ケース本体42aの肥料流入口71
に漏斗が臨むようにして該ケース本体42aに固着され
ている。74は漏斗で、前記ケース本体42aの肥料排
出口72の外周に嵌合させて取付けられ、この漏斗の下
部側は筒状態に構成され、この筒状部に空気吹き込み筒
75が一体的に形成されている。
【0020】45は肥料排出装置で、前記田植作業機1
4の整地フロート20・21に取付けられた作溝器44
の開口部に臨む移送管43が前記漏斗74の下端に連通
ならしめた構成になっている。46は送風機で、本体部
が筒状の電動モータ80の一側面に回転送風羽根が内装
された送風ケース81を一体的に設け、前記屈曲枠40
dに締め付けバンド82を介して電動モータの筒部外周
を取り巻くようにして着脱自在に取付けている。83は
前記バンドの係止バックルを示す。
【0021】47は空気タンクで、左右方向に長い気密
のタンクに形成され、前記ブラケット48に固着されて
いる。そして、この空気タンク47に前記送風機46か
ら空気が吹き込まれるように、両者を送風管85で連設
している。48は風導管で、前記空気タンク47と前記
漏斗74の吹き込み筒75とを連結している。
【0022】87は繰出し調節装置で、各肥料繰出装置
42の繰出量を格別に調節する夫々の前記平歯車51
と、前記施肥フレーム40の左右両側に支持されて、そ
の一端側に設けられたレバー88で回転可能な回転軸8
9に取付けた歯車90とを噛み合わせて、該軸89を正
逆回転ならしめることにより前記平歯車51を前記筒軸
50の軸芯方向に移動ならしめ、繰出調節ロール46b
を左右に移動調節して肥料の繰出量が一挙に調節できる
ように構成している。尚、前記歯車90は、軸89の軸
方向に移動できて、前記平歯車51との噛み合いが外せ
るように構成してあり、これを外した状態で平歯車51
を手動回転させるとその肥料繰出装置42のみの繰出量
が調節できるように構成されている。
【0023】具体的には、第14図・第15図の通り、
軸89に外周形状が六角の固定部材91をロールピン8
4で固定し、この固定部材91に歯車90を嵌合ならし
め、ばね92で軸に固定のストッパ93側に弾圧して該
歯車90をばね92に抗して移動できるように構成して
いる。尚、前記平歯車51の外側面に繰出量を決める目
安になる目盛と数字を歯形に対応して設け、この所定の
目盛数字歯形を前記左枠42bの横方行目盛枠部(ト)
に位置させることによって微量調節設定ができ、平歯車
51の外側面を前記目盛枠部(ト)の適当な目盛数字に
合せることによって多量調節設定ができるように構成し
ている。
【0024】前記作溝器44は、鉄板や合成樹脂で平面
視がV型或はU型状の後部が開口された形状に設けられ
ていて、上下方向に長く、前記整地フロート20・21
の苗植付け部を整地する部分の横側に土壌面に下端が突
っ込まれる状態で該フロートに取付けられている。そし
て、前記植付装置19の回転ケース17との関係位置
は、該回転ケース17の前側に近い位置にあり、この作
溝器44のV字或はU字の空間内に上方から介入する前
記移送管43は、前記植付伝動ケース15の副伝動ケー
ス15bと植付装置19の先端側外側部に取付けられて
首振り移植運動をする移植具18との間に介装され、し
かも、回転ケース17の前側に位置ならしめている。換
言すれば、副伝動ケース15bと回転ケース17と移植
具18と苗載台16とで形成される空間(チ)内に移送
管43が介入される構成になっている。このようにする
と、構成が非常にコンパクトになるばかりでなく、移送
管43を左右に折曲げないで配設できて肥料詰りを少な
くすることができる。尚、前記肥料繰出装置42の排出
口72とこれに連設される漏斗74は回転ケース17の
上方部に位置して前記移送管43が左右に曲げられない
でストレートに配設され回転ケース17や移植具18の
作動を阻害しない構成になっている。
【0025】前記駆動軸53の伝動は、該軸53に一方
向回転機構としてのラチェット機構94を前記軸53に
装着し、その駆動連繋機構としての作動レバー95を駆
動ロッド96を介して前記副伝動ケース15bの下端側
の一側部に突出して回転されるように設けたクランク9
7に連設し、このクランク97の回転によってレバー9
5が上下に揺動されて駆動軸53が一定の方向に伝動回
転されるように構成されている。
【0026】前記クランク97は、前記回転ケース17
の回転軸98に平歯車99を取付け、前記副伝動ケース
15bの後端に施肥装置39を装着しない場合に取付け
られる蓋の代わりにクランク伝動枠100を装着する
と、この伝動枠100の内部にあらかじめ軸架した従動
中間平歯車101が前記平歯車99と噛み合い、これに
噛合う歯車70が取付けられる軸102が回転され、こ
の軸102に取付けられているクランク97が作動され
る構成になっている。そして、このクランク97は、前
記副伝動ケース15bから側方へ大きく突出する前記回
転軸98を包む軸受メタル(リ)の後方位でやや高い位
置に配設されている。このような位置にクランク97が
配設されると該クランク97に泥土や泥水が掛かり難く
なって極めて有効である。
【0027】前記肥料タンク41内に設けられた肥料切
れセンサー103は、該タンク41内の下部側斜面に装
着されていて、肥料圧を受けてセンシングするように構
成されている。そして、該肥料タンク41はバランスの
関係でできるだけ前方に位置するようにするため、タン
ク内面の壁面を前方側が緩くなる傾斜に構成し、この緩
い傾斜面に貼付られる格好にして該センサー103が設
けられている。このようにすると肥料が少なくなっても
センサーが肥料圧を充分に受けることができて的確に肥
料切れを検出できる。尚、このセンサー103はブザー
あるいは警告灯に連結されることは謂うまでまない。ま
た、このセンサー103の前側には、前記空気タンク4
7が位置する状態に延びている構成にしているから、セ
ンサー部分が充分に保護され、不測にこのセンサー部分
に異物が衝突して破損されたり検出性能が変わってしま
う等の事態を防止できる。104は肥料詰り表示器で、
前記施肥フレーム40に回動可能に設けた後板84の背
面に装着され、前記作溝器44の内壁前面から適当間隔
離して垂下した電導杆105と該作溝器44壁面との間
に肥料が詰ったり、作溝器内に進入する泥水に肥料が充
分溶けた肥料詰りの状態になったときに両者間に難なく
電気が流れるのを検出してこれを表示するものである。
尚、この肥料詰り検出機構106によると、水田の泥土
や、泥水にほとんど影響されないで正確な検出ができ
る。107は該検出機構106の調整装置で、検出感度
を圃場に応じて調整するものである。即ち、電導抵抗を
調整することによって、未だ肥料が撒かれていない時点
の圃場における泥水が充分に電導性を有するとき、検出
機構が働らいて誤報するのを防止するものである。
【0028】次に、上例の作用について説明する。先
ず、乗用型走行車体1側に予備苗を多量搭載するとき
は、第1図及び第2図に示した通り、予備苗載置装置3
1を前側及び後側の各ブラケット29a・29bに装着
して多量の苗を搭載する。多量の苗を搭載する必要がな
いときは、前側の両サイドあるいは後側の両サイドの予
備苗載置装置31を外しておくとよい。
【0029】この状態において、田植作業機14の苗載
台16に苗を搭載すると共に、各肥料タンク41に粒状
の肥料を収納して、乗用型走行車体1を前進しながら各
伝動回転部を駆動すると、苗載台16が左右に往復移動
して、その下端側に苗が繰り出される。そして、回転ケ
ース17の回転と共に移植具18が揺動してその移植爪
が上下に長い閉ループ状の移植軌跡を描いて運動し、前
記苗載台16から一株分づつの苗を分割保持して整地フ
ロート20・21で整地した水田の土壌面に苗が植付け
られる。
【0030】一方、回転ケース17の回転軸98から歯
車99・101を介して伝動されるクランク97で施肥
装置39の各駆動軸53が駆動ロッド96、レバー9
5、ラチェット機構94を介して一定方向に回転伝動さ
れる。このため、クラッチ54を「入」にしておくと繰
出ロール46が回転されて肥料タンク41から肥料が繰
り出されて下部の漏斗74に排出され、移送管43内を
流下して作溝器44の開口部に排出される。このとき、
送風機46による圧風が空気タンク47で溜められ、こ
の高圧空気が風導管48を介して漏斗74下部の移送管
43内へ吹き込まれ強制的に移送管43内を流下する肥
料を作溝器44内へ的確に移送するこのようにして、作
溝器44で開口される溝内に撒かれた肥料は、その後に
覆土板108で溝が埋め戻されて土壌面下に埋没され
る。
【0031】このようにして、苗植付け作業と施肥作業
とが同時に行われるが、各肥料繰出装置42の繰出量を
夫々調節するには、歯車90を移動させて歯車51との
噛み合いを外し、該歯車51を正あるいは逆に回転して
筒軸50の螺子で該歯車51を左右に移動させ、これに
より繰出調節ロール46bを移動して調節するとよい。
また、各肥料繰出装置42の繰出量を一挙に調節するに
は、レバー88で回転軸89を正逆回転すると歯車90
で歯車51が回転されて前記と同じように調節ができ
る。
【0032】次に、作業が終わり、肥料タンク41内の
肥料を排出する場合には、肥料取出樋61を第8図の仮
想線のように開口ならしめ、堰止ブラシ64が装備され
た移動部材66を引き抜くとタンク41内の肥料が肥料
取出樋61で受けられてそのまま後側の外部へ排出され
る。排出される肥料は適宜収容器で受けるとよい。ま
た、この肥料繰出装置42の繰出ロール46部分やその
他の適宜な部分を掃除したり、洗浄後の水切りをすると
きには、送風機46を外して風を吹き付けると簡単に清
掃、水切りができる。
【0033】そして、特に、複数個の各植付装置19が
圃場に植付けた苗に各々対応して施肥する施肥装置39
の各肥料繰出装置42を前記苗載台16に沿って機体左
右方向に配列して施肥フレーム40にて一体的構成とし
て機体に装着したので、施肥装置39を装備した乗用型
田植機でありながら機体の前後長さを短くできて小型の
施肥装置付き乗用型田植機を得ることができ、また、機
体の前後長さが短いので圃場での作業中において畦際で
の旋回が容易となり作業能率も良い。また、各肥料繰出
装置42を前記苗載台16に沿って機体左右方向に配列
して施肥フレーム40にて一体的構成として機体に装着
したので、その機体への着脱が容易となりメンテナンス
の作業性も良い。
【0034】更に、機体左右方向に配列して設けられた
各肥料繰出装置42の機体前後一側に前記空気タンク4
7を配置し、他側に肥料繰出装置42を駆動する作動レ
バー95や駆動ロッド96を設けたので、作動レバー9
5や駆動ロッド96に邪魔されることなく空気タンク4
7を機体左右方向に長くして容量の大きな空気タンクに
構成することができ、然も、機体左右方向に長くして容
量を大きくするので機体の前後長さは同じであり、機体
の前後長さが短い施肥装置付き乗用型田植機でありなが
ら安定した圧風を移送管43内に送ることができて、肥
料詰まり等の発生も少なく適切な施肥作業が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】施肥装置付き乗用型田植機の全体側面図
【図2】施肥装置付き乗用型田植機の全体平面図
【図3】要部の正断面図
【図4】要部の一部断面右側面図
【図5】要部の一部断面背面図
【図6】要部の一部断面左側面図
【図7】要部の背面図
【図8】要部の側断面図
【図9】要部の背断面図
【図10】要部を分解した状態の斜視図
【図11】要部の背面図
【図12】要部の一部断面右側面図
【図13】要部の断面図
【図14】要部の断面図
【図15】要部の側面図
【符号の説明】
16 苗載台 19 植付
装置 39 施肥装置 40 施肥
フレーム 41 肥料タンク 42 肥料
繰出装置 43 移送管 44 作溝
器 46 送風機 47 空気
タンク 95 駆動連繋機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体左右方向に長い苗載台16に載置さ
    れた苗から一株分の苗を取り出して圃場に植付ける植付
    装置19を機体左右方向に配列して複数個装着した乗用
    型田植機に、肥料タンク41から肥料繰出装置42にて
    繰り出された肥料を送風機46にて空気タンク47に貯
    められた圧風により移送管43内を作溝器44まで移送
    して施肥する施肥装置39を装備してなる施肥装置付き
    乗用型田植機において、前記複数個の各植付装置19が
    圃場に植付けた苗に各々対応して施肥する施肥装置39
    の各肥料繰出装置42を前記苗載台16に沿って機体左
    右方向に配列して施肥フレーム40にて一体的構成とし
    て機体に装着すると共に、該機体左右方向に配列して設
    けられた各肥料繰出装置42の機体前後一側に前記空気
    タンク47を配置し、他側に肥料繰出装置42を駆動す
    る駆動連繋機構95を設けたことを特徴とする施肥装置
    付き乗用型田植機。
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