JPH0510568Y2 - - Google Patents

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JPH0510568Y2
JPH0510568Y2 JP11416387U JP11416387U JPH0510568Y2 JP H0510568 Y2 JPH0510568 Y2 JP H0510568Y2 JP 11416387 U JP11416387 U JP 11416387U JP 11416387 U JP11416387 U JP 11416387U JP H0510568 Y2 JPH0510568 Y2 JP H0510568Y2
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seeds
chute
sowing
opening
seed tank
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は湛水直播機における残量種子の排出装
置に関する。
(従来の技術) 従来、種子タンク下部に備えられた繰出ロール
により繰出された定量のもみ等の種子を所定位置
に案内して排出する播種シユートが種子タンクの
下端に接続された湛水直播機がある。
また播種作業後、種子タンク内に残つた種子を
回収すべく、種子タンク下部に残量種子排出用の
開口部が形成され、この開口部を開閉自在に閉塞
するシヤツタが備えられている。
例えば、実願昭61−61219号明細書に開示の如
くである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、実願昭61−61219号明細書に開
示の湛水直播機によれば、残量種子排出用の開口
部が種子タンク下部の前部側に位置されているた
め、種子を受け入れるための容器を開口部の下側
に狭い間隙より挿入した状態で、シヤツタを開操
作して残つた種子を排出しなければならず、また
開口部の下側位置が目測によるため、種子がこぼ
れるおそれもあり、排出作業が面倒なものとなつ
ていた。
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、種子タン
ク内に残つた種子の排出作業の容易化を図ること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) その技術的手段は、種子タンク29下部後部側
に備えられた繰出装置31により繰出された種子
を所定位置に案内する播種シユート32が種子タ
ンク29の下端に接続され、種子タンク29下部
前部側に形成された残量種子排出用開口部58を
開閉自在に閉塞するシヤツタ59が備えられた湛
水直播機4において、前記開口部58下方から播
種シユート32後方に開口部58から排出された
種子を案内する樋状の排出ダクト63が設けられ
ると共に、排出ダクト63の後端部が播種シユー
ト32に連結されてなる点にある。
(作用) 本考案によれば、播種作業後、種子タンク内に
残つた種子を回収する場合には、容器64を排出
ダクト63後端の排出口65に位置させた状態
で、シヤツタ59を開操作すれば、開口部58か
ら下方に落下した種子は排出ダクト63によつて
播種シユート32後方に案内され、効率よく容器
65内に回収される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図乃至第4図において、1は乗用型田
植機であり、該田植機1の後部に施肥機2と播種
機3が順次、着脱自在に装着されて湛水直播機4
が構成されている。
前記田植機1は、前輪5、後輪6、エンジン
7、ハンドル8、運転席9等を備えた走行車両1
0と、該車両10の後部に装着された田植装置1
1とからなる。
田植装置11は、フロート12、苗のせ台1
3、植付装置14等からなる。植付装置14は、
駆動ケース15に回転自在に支持されたクランク
軸16を有し、該クランク軸16にクランクアー
ム17が枢支され、該クランクアーム17に植付
アーム18が枢支され、該植付アーム18に揺動
アーム19が枢支されている。この揺動アーム1
9の後部は駆動ケース15に枢支されている。
前記駆動ケース15には走行車両10のエンジ
ン7から動力が伝達され、クランク軸16は連続
回転し、植付アーム18は楕円運動をし、揺動ア
ーム19は揺動運動を行なう。
前記駆動ケース15に取付フレーム21が着脱
自在に固定され、該フレーム21の前部に施肥機
2が固定され、その後部に播種機3が固定されて
いる。
施肥機2は上部に肥料タンク22を有し、下部
に繰出部23を備え、該繰出部23の下側に繰出
ロール24によつて繰出された定量の肥料を所定
位置に案内する施肥シユート25が接続されてい
る。
この施肥機2の繰出部23の駆動は、前記クラ
ンク軸16に着脱自在に取付けられたスプロケツ
トと、繰出部23のスプロケツトとをチエンで連
結する方法や、揺動アーム19の揺動を利用する
方法によつて行なわれている。
播種機3は上部に種子タンク29を有し、下部
に繰出部30を備え、該繰出部30の下側に繰出
装置としての繰出ロール31によつて繰出された
定量の種子を所定位置に案内する播種シユート3
2が接続されている。
この播種機3の繰出部30の駆動は、揺動アー
ム19と繰出部30のスプロケツト33をチエン
34で連結し、かつチエン34の端部をスプリン
グ35で係止することによつて行なわれている。
すなわち、播種機3の繰出部30は揺動アーム
19により回転操作される。
37は播種フロートで、前記フロート12の後
部両側に配設され、駆動ケース19側に着脱自在
に取付けられ、平行リンク気候38を備えてい
る。
播種フロート37は左右方向に複数備えられ、
第5図にも示される如く、各播種フロート37は
左右方向の接地部フレーム39に取付けられてお
り、この接地部フレーム39を駆動ケース19側
の左右方向に配設されたメインフレーム40に取
付ブラケツト41を介して着脱自在に取付けられ
ている。
取付ブラケツト41はメインフレーム40に固
着された上側取付板42と、接地部フレーム39
に固着された下側取付板43とを備え、上側取付
板42の前部には側方向に突出する係止ピン44
が設けられ、後部にはJ字状のフツク部45が備
えられている。一方、下側取付板43には前記係
止ピン44に係止される凹溝46及びフツク部4
5に係脱自在に係止される環状金具を有する係止
金具(所謂パチン錠)47が設けられている。そ
して、係止ピン44に凹溝46を係合させ、係止
金具47をフツク部45に係止させることによつ
て、播種フロート37を容易に着脱できるよう構
成している。
尚、この取付ブラケツト41は左右方向に複数
備えられている。
49は播種ガイド板で、播種シユート32の放
出部下方に配設されており、その前方に作溝器5
0が設けられ、後方に覆土板51が備えられてい
る。
一方、52,53は施肥ガイド板で、施肥シユ
ート25の放出部下方に配設されると共に、第4
図に示される如く、播種位置の一側方に偏位して
設けられている。54は施肥用作溝器である。
前記播種機3の繰出部30における繰出ロール
31はスプロケツト33と一体回動される駆動軸
と共に同行回転されるよう固定された固定ロール
と、固定ロールの両側に配置され、駆動軸の軸方
向に移動自在に設けられた調整ロールとを備え、
固定ロールの両側外周部には軸方向の繰出溝56
が周方向に等間隔を有して複数設けられている。
そして調整ロールの軸方向移動により、繰出量
を調整できるよう構成している。
また、播種シユート32は2叉状とされ、2個
所に種子を案内排出するよう構成されている。
そして、第1図に示される如く、繰出ロール3
1は、種子タンク29の下部後部側に備えられて
おり、種子タンク29の下部前部側には残量種子
排出用の開口部58が形成されており、該開口部
58を開閉自在に閉塞するシヤツタ59を備えて
いる。
60はシヤツタ操作レバーで、中途部が支軸6
1回りに回動自在に備えられており、上端部がシ
ヤツタ59に係止されている。そして、操作レバ
ー60の下端部を揺動操作することによつて開口
部58を開閉操作自在としている。
63は上方が開放する樋状の排出ダクトで、前
記開口部58の下方から播種シユート32の後部
に亘つて設けられており、開口部58から排出さ
れた種子を後方に案内すべく、後方向に漸次下降
する傾斜状に設置されている。そして排出ダクト
63の前端部側は取付フレーム21側にボルト締
結等によつて取付けられ、後端部側は播種シユー
ト32にボルト締結等によつて連結されている。
本考案の実施例は以上のように構成されてお
り、残量種子を回収する場合には、容器64を排
出ダクト63後端の排出口65に位置させた状態
で操作レバー60を揺動操作し、シヤツタ59を
開操作すれば、開口部58から排出された種子は
排出ダクト63によつて後方に案内され、排出口
65より容器64内に回収される。従つて種子が
こぼれるおそれがなく、排出作業を容易に行なう
ことができる。また排出ダクト63を播種シユー
ト32に連結しているため、排出ダクト63が補
強フレームとして機能し、播種シユート32の剛
性が向上し、強度向上が図れる。
(考案の効果) 本考案によれば、種子タンク下部後部側に備え
られた繰出装置により繰出された種子を所定位置
に案内する播種シユートが種子タンクの下端に接
続され、種子タンク下部前部側に形成された残量
種子排出用開口部を開閉自在に閉塞するシヤツタ
が備えられた湛水直播機において、前記開口部下
方から播種シユート後方に開口部から排出された
種子を案内する樋状の排出ダクトが設けられると
共に、排出ダクトの後端部が播種シユートに連結
されてなるものであり、種子をこぼさずに、種子
タンク内に残つた種子の排出作業を容易に行なう
ことができる。また播種シユートの強度向上が図
れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は要部断
面側面図、第2図は全体側面図、第3図は第2図
の一部拡大図、第4図は同背面図、第5図は播種
フロートの取付部の拡大図である。 4……湛水直播機、29……種子タンク、31
……繰出ロール、32……播種シユート、58…
…開口部、59……シヤツタ、63……排出ダク
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 種子タンク29下部後部側に備えられた繰出装
    置31により繰出された種子を所定位置に案内す
    る播種シユート32が種子タンク29の下端に接
    続され、種子タンク29下部前部側に形成された
    残量種子排出用開口部58を開閉自在に閉塞する
    シヤツタ59が備えられた湛水直播機4におい
    て、前記開口部58下方から播種シユート32後
    方に開口部58から排出された種子を案内する樋
    状の排出ダクト63が設けられると共に、排出ダ
    クト63の後端部が播種シユート32に連結され
    てなることを特徴とする湛水直播機の残量種子排
    出装置。
JP11416387U 1987-07-25 1987-07-25 Expired - Lifetime JPH0510568Y2 (ja)

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JP11416387U JPH0510568Y2 (ja) 1987-07-25 1987-07-25

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JP11416387U JPH0510568Y2 (ja) 1987-07-25 1987-07-25

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Publication Number Publication Date
JPS6420118U JPS6420118U (ja) 1989-02-01
JPH0510568Y2 true JPH0510568Y2 (ja) 1993-03-16

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