JP2564963Y2 - 駐車装置のドアプロテクタ - Google Patents

駐車装置のドアプロテクタ

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JP2564963Y2
JP2564963Y2 JP1992009898U JP989892U JP2564963Y2 JP 2564963 Y2 JP2564963 Y2 JP 2564963Y2 JP 1992009898 U JP1992009898 U JP 1992009898U JP 989892 U JP989892 U JP 989892U JP 2564963 Y2 JP2564963 Y2 JP 2564963Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車を積載したパレ
ットを格納する駐車室と、駐車室と入出庫床との間のパ
レットの搬送を行う搬送装置とを備えた駐車装置におい
て、パレットに積載した自動車のドアの開放による事故
を防止するためのドアプロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】駐車装置のパレットに積載した自動車の
ドアの開放による事故を防止するためのドアプロテクタ
としては、パレットの搬送装置上に自動車のドアの開放
を検出するセンサを設置し、このセンサのドア開放検出
信号により移動中の搬送装置を停止させるものや、ドア
プロテクトバーと、このドアプロテクトバーをパレット
搬送時にドア開放防止位置に保持する支持アームと、乗
降車時にドアプロテクトバーがドア開放防止位置からド
ア開放可能位置へ移動するよう支持アームを回動させる
アーム駆動装置とを、パレットのサイドフレームの外側
に設けたものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ドアの
開放を検出するセンサを設けたものは、センサによるド
ア開放の検出からその検出信号による搬送装置の停止ま
でに若干のタイムラグがあるため、搬送装置の高速移動
中にパレットに積載した自動車のドアが開くとドアが周
囲の機器に衝突して事故を生ずるおそれがある。また、
センサは搬送装置上に設置されているため、パレットを
搬送装置から駐車室へ移送するときにはドアの開放は検
出できず、各駐車室にそれぞれセンサを設置するとセン
サの個数が増えてコスト高となるばかりでなく、誤動作
の確率も大となる。
【0004】ドアプロテクトバーと、このドアプロテク
トバーをパレット搬送時にドア開放防止位置に保持する
支持アームと、人の乗降時にドアプロテクトバーがドア
開放防止位置からドア開放可能位置へ移動するよう支持
アームを回動させるアーム駆動装置とを、パレットのサ
イドフレームの外側に設けたものは、乗降車時にドアプ
ロテクトバーが支障となるおそれがあり、また、パレッ
トの幅が大となるため大きな設置面積が必要で、駐車装
置の単位面積当たりの自動車の収容可能台数が少なくな
るという問題がある。
【0005】この考案は、駐車装置のドアプロテクタの
における上記問題を解決するものであって、パレットを
大型化する必要がなく、安価で駐車装置の単位面積当た
りの自動車の収容能力が大であり、確実にドアの開放に
よる事故を防止することのできる駐車装置のドアプロテ
クタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するための、自動車を積載したパレットを格納する駐
車室と、駐車室と入出庫床との間のパレットの搬送を行
う搬送装置とを備えた駐車装置において、ドアプロテク
トバーと、ドアプロテクトバーをパレット搬送時にドア
開放防止位置に保持する支持アームと、乗降車時に前記
ドアプロテクトバーがドア開放防止位置からドア開放可
能位置へ移動するよう支持アームを回動させるアーム駆
動装置とを備えた、パレットに積載した自動車のドアの
開放を防止するドアプロテクタであって、支持アームを
前後に所定間隔をおいてアーム取付枠に枢着して、前後
の支持アーム上端にドアプロテクトバーを枢着し、パレ
ットのサイドフレームには開口を穿設し、該開口に支持
アームとドアプロテクトバーとを予め組付けたアーム取
付枠を嵌着して、ドアプロテクトバーをドア開放防止位
置に保持するとき支持アームが前記開口から上方へ突出
し、ドアプロテクトバーをドア開放防止位置からドア開
放可能位置へ移動させるときアーム駆動装置が支持アー
ムを開口へ没入する位置へ回動させるよう構成すると
共に、ドアプロテクトバーをドア開放可能位置へ移動し
たとき開口を覆閉するよう板状に形成している。
【0007】
【作用】駐車室と入出庫床との間で自動車を積載したパ
レットの搬送を行う場合、ドアプロテクタの支持アーム
がパレットのサイドフレームに穿設された開口から上方
へ突出してドアプロテクトバーをドア開放防止位置に保
持し、自動車のドアが開放するのを防止する。パレット
が入出庫床に到着し、運転者等が自動車に乗降する場合
には、ドアプロテクトバーがドア開放防止位置からドア
開放可能位置へ移動するようアーム駆動装置が支持アー
ムを回動させて、自動車のドアを開放可能とする。この
とき、支持アームは開口内へ没入する位置へ移動し、ド
アプロテクトバーが開口を覆閉するため、ドアプロテク
タは乗降の支障となるおそれはない。
【0008】
【実施例】図1は、この考案の一実施例であるドアプロ
テクタを備えた駐車装置の正面図、図2はその側面図、
図3はパレットの斜視図、図4は自動車を積載した状態
を示すパレットの側面図、図5は後部の支持アームとア
ーム駆動装置を拡大して示す側面図、図6は前部の支持
アームを拡大して示す側面図、図7は図5の7−7線断
面図である。
【0009】図1及び図2に示すように、この駐車装置
1は、自動車2を積載したパレット11を格納する複数
階の駐車室13及び、各階の駐車室13と入出庫床4と
の間のパレット11の搬送を行う搬送装置としてエレベ
ータ3を備えている。駐車室13の両側部にはパレット
11の車輪15を支持する受梁16が設けられている。
エレベータ3はパレット11を搭載する昇降台12と、
エレベータ駆動装置20と、バランスウエイト21とで
構成されている。昇降台12には図4に示すように手前
と奥の両側部にパレット11の車輪が走行するレール2
2が敷設されている。
【0010】パレット11のサイドフレーム23には開
口24が穿設されており、この開口24内には断面U字
状のアーム取付枠25が嵌着され、このアーム取付枠2
5の前後に所定間隔をおいて固設されたブラケット26
に支持アーム27が枢軸28で枢着されている。前後の
支持アーム27F、27Rの上端には、パレット11の
搬送時に自動車2のドア5の開放を防止するためのドア
プロテクトバー29が枢着されている。ドアプロテクト
バー29は、開口24を覆閉可能な板状に形成されてお
り、その上面にはゴム板40が貼着されている。前部の
支持アーム27Fの下端には、スプリング30がアーム
取付枠25に固設されたスプリング取付座31との間に
取付けられており、このスプリング30が支持アーム2
7を起立させるよう付勢してドアプロテクトバー29を
上方のドア開放防止位置に保持している。後部の支持ア
ーム27Rの下端は後方に屈曲しており、その先端にロ
ーラ32が取付けられている。昇降台12上、後部の支
持アーム27Rの後方にはアーム駆動装置37が設置さ
れている。このアーム駆動装置37は、シリンダ33の
ロッド先端に車輪34付きのドグ35を連結し、シリン
ダ33が伸長すると車輪34がシリンダ33の前方に敷
設されたガイドレール36に沿って前進し、ドグ35が
支持アーム27Rのローラ32を前方へ押すように構成
されている。
【0011】駐車室13と入出庫床4との間で自動車2
を積載したパレット11の搬送を行う場合、支持アーム
37はスプリング30によって起立し、パレット11の
サイドフレーム23に穿設された開口24から上方へ突
出してドアプロテクトバー29を上方のドア開放防止位
置に保持し、自動車2のドア5が開放するのを防止す
る。パレット11が入出庫床4に到着し、運転者等が自
動車2に乗降する場合には、アーム駆動装置37のシリ
ンダ33が伸長して車輪34がシリンダ33の前方に敷
設されたガイドレール36に沿って前進し、ドグ35が
支持アーム27Rのローラ32を前方へ押す。すると、
支持アーム27が回動して開口24内へ没入する位置へ
移動し、ドアプロテクトバー29は上方のドア開放防止
位置から下方のドア開放可能位置へ移動するため、ドア
5が開放可能となる。このとき、ドアプロテクトバー2
9は開口24を覆閉しており、上面にはゴム板40が貼
着されているため、運転者等が乗降する際に躓く等の支
障はなく安全である。再びパレット11の搬送を開始す
るときには、アーム駆動装置37のシリンダ33を短縮
して車輪34を後退させれば、スプリング30が支持ア
ーム27を起立させるため、ドアプロテクトバー29は
上方のドア開放防止位置に復帰する。
【0012】この実施例のドアプロテクタでは、支持ア
ーム27とドアプロテクトバー29とをパレット11の
サイドフレーム23に取付けるとき、支持アーム27と
ドアプロテクトバー29とを予め組付けたアーム取付枠
25を、サイドフレーム23の開口24に嵌着すればよ
く、取付作業が容易である。なお、実施例では、搬送装
置としてエレベータを用いているが、走行台車等、平面
搬送するものであってもよい。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、この考案の駐車装
置のドアプロテクタ、パレットを大型化せず、安価で
駐車装置の単位面積当たりの自動車の収容能力が大であ
り、確実にドアの開放による事故を防止することができ
る。また、ドアプロテクトバーがドア開放可能位置へ移
動したとき、開口を覆閉するので、運転者等の乗降に支
障はなく安全である。 さらに、支持アームとドアプロテ
クトバーとをパレットのサイドフレームに取付けると
き、支持アームとドアプロテクトバーとを予め組付けた
アーム取付枠を、サイドフレームの開口に嵌着すればよ
いので、取付作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例であるドアプロテクタを備
えた駐車装置の正面図である。
【図2】駐車装置の側面図である。
【図3】パレットの斜視図である。
【図4】自動車を積載した状態を示すパレットの側面図
である
【図5】後部の支持アームとアーム駆動装置を拡大して
示す側面図である。
【図6】前部の支持アームを拡大して示す側面図であ
る。
【図7】図5の7−7線断面図である。
【符号の説明】
1 駐車装置 2 自動車 3 エレベータ 4 入出庫床 5 ドア 11 パレット 12 昇降台 13 駐車室 23 サイドフレーム 24 開口 25 アーム取付枠 27 支持アーム 28 枢軸 29 ドアプロテクトバー 30 スプリング 32 ローラ 33 シリンダ 34 車輪 35 ドグ 36 ガイドレール 37 アーム駆動装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車を積載したパレットを格納する駐
    車室と、駐車室と入出庫床との間のパレットの搬送を行
    う搬送装置とを備えた駐車装置において、ドアプロテク
    トバーと、該ドアプロテクトバーをパレット搬送時にド
    ア開放防止位置に保持する支持アームと、乗降車時に前
    記ドアプロテクトバーがドア開放防止位置からドア開放
    可能位置へ移動するよう前記支持アームを回動させるア
    ーム駆動装置とを備えた、パレットに積載した自動車の
    ドアの開放を防止するドアプロテクタであって、前記支
    持アームを前後に所定間隔をおいてアーム取付枠に枢着
    して、前後の支持アーム上端にドアプロテクトバーを枢
    着し、パレットのサイドフレームには開口を穿設し、該
    開口に支持アームとドアプロテクトバーとを予め組付け
    たアーム取付枠を嵌着して、前記ドアプロテクトバーを
    ドア開放防止位置に保持するとき支持アームが前記開口
    から上方へ突出し、ドアプロテクトバーをドア開放防止
    位置からドア開放可能位置へ移動させるとき前記アーム
    駆動装置が支持アームを前記開口へ没入する位置へ回
    動させるよう構成すると共に、前記ドアプロテクトバー
    をドア開放可能位置へ移動したとき前記開口を覆閉する
    よう板状に形成したことを特徴とする駐車装置のドアプ
    ロテクタ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0756181B2 (ja) * 1986-12-22 1995-06-14 日成ビルド工業株式会社 エレベータ式の立体駐車装置における自動車のドア開放防止装置
JPH0735047Y2 (ja) * 1989-05-09 1995-08-09 新明和工業株式会社 循環式駐車設備の安全装置

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