JPH0571366U - 駐車装置のドアプロテクタ - Google Patents
駐車装置のドアプロテクタInfo
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- JPH0571366U JPH0571366U JP989892U JP989892U JPH0571366U JP H0571366 U JPH0571366 U JP H0571366U JP 989892 U JP989892 U JP 989892U JP 989892 U JP989892 U JP 989892U JP H0571366 U JPH0571366 U JP H0571366U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】駐車装置のパレットに積載した自動車のドアの
開放を防止するドアプロテクタをコンパクトにする。 【構成】ドアプロテクトバー29の支持アーム27をパ
レット11のサイドフレーム23の開口24に出没可能
に枢支して、ドアプロテクトバー29をドア開放防止位
置に保持するとき支持アーム27が開口24から上方へ
突出し、ドアプロテクトバー29をドア開放防止位置か
らドア開放可能位置へ移動するようアーム駆動装置37
が支持アーム27を回動させたとき支持アーム27が開
口24へ没入するよう構成すると共に、ドアプロテクト
バー29をドア開放可能位置へ移動したとき開口24を
覆閉するよう板状に形成した。
開放を防止するドアプロテクタをコンパクトにする。 【構成】ドアプロテクトバー29の支持アーム27をパ
レット11のサイドフレーム23の開口24に出没可能
に枢支して、ドアプロテクトバー29をドア開放防止位
置に保持するとき支持アーム27が開口24から上方へ
突出し、ドアプロテクトバー29をドア開放防止位置か
らドア開放可能位置へ移動するようアーム駆動装置37
が支持アーム27を回動させたとき支持アーム27が開
口24へ没入するよう構成すると共に、ドアプロテクト
バー29をドア開放可能位置へ移動したとき開口24を
覆閉するよう板状に形成した。
Description
【0001】
本考案は、自動車を積載したパレットを格納する駐車室と、駐車室と入出庫床 との間のパレットの搬送を行う搬送装置とを備えた駐車装置において、パレット に積載した自動車のドアの開放による事故を防止するためのドアプロテクタに関 する。
【0002】
駐車装置のパレットに積載した自動車のドアの開放による事故を防止するため のドアプロテクタとしては、パレットの搬送装置上に自動車のドアの開放を検出 するセンサを設置し、このセンサのドア開放検出信号により移動中の搬送装置を 停止させるものや、ドアプロテクトバーと、このドアプロテクトバーをパレット 搬送時にドア開放防止位置に保持する支持アームと、乗降車時にドアプロテクト バーがドア開放防止位置からドア開放可能位置へ移動するよう支持アームを回動 させるアーム駆動装置とを、パレットのサイドフレームの外側に設けたものがあ った。
【0003】
しかしながら、ドアの開放を検出するセンサを設けたものは、センサによるド ア開放の検出からその検出信号による搬送装置の停止までに若干のタイムラグが あるため、搬送装置の高速移動中にパレットに積載した自動車のドアが開くとド アが周囲の機器に衝突して事故を生ずるおそれがある。また、センサは搬送装置 上に設置されているため、パレットを搬送装置から駐車室へ移送するときにはド アの開放は検出できず、各駐車室にそれぞれセンサを設置するとセンサの個数が 増えてコスト高となるばかりでなく、誤動作の確率も大となる。
【0004】 ドアプロテクトバーと、このドアプロテクトバーをパレット搬送時にドア開放 防止位置に保持する支持アームと、人の乗降時にドアプロテクトバーがドア開放 防止位置からドア開放可能位置へ移動するよう支持アームを回動させるアーム駆 動装置とを、パレットのサイドフレームの外側に設けたものは、乗降車時にドア プロテクトバーが支障となるおそれがあり、また、パレットの幅が大となるため 大きな設置面積が必要で、駐車装置の単位面積当たりの自動車の収容可能台数が 少なくなるという問題がある。
【0005】 この考案は、駐車装置のドアプロテクタのにおける上記問題を解決するもので あって、パレットを大型化する必要がなく、安価で駐車装置の単位面積当たりの 自動車の収容能力が大であり、確実にドアの開放による事故を防止することので きる駐車装置のドアプロテクタを提供することを目的とする。
【0006】
本考案は、上記課題を解決するための、自動車を積載したパレットを格納する 駐車室と、駐車室と入出庫床との間のパレットの搬送を行う搬送装置とを備えた 駐車装置において、ドアプロテクトバーと、ドアプロテクトバーをパレット搬送 時にドア開放防止位置に保持する支持アームと、乗降車時に前記ドアプロテクト バーがドア開放防止位置からドア開放可能位置へ移動するよう支持アームを回動 させるアーム駆動装置とを備えた、パレットに積載した自動車のドアの開放を防 止するドアプロテクタであって、支持アームをパレットのサイドフレームに穿設 された開口に出没可能に枢支して、ドアプロテクトバーをドア開放防止位置に保 持するとき支持アームが前記開口から上方へ突出し、ドアプロテクトバーをドア 開放防止位置からドア開放可能位置へ移動させるときアーム駆動装置が支持アー ムを開口へ没入する位置へ回動させるよう構成すると共に、ドアプロテクトバー をドア開放可能位置へ移動したとき開口を覆閉するよう板状に形成している。
【0007】
駐車室と入出庫床との間で自動車を積載したパレットの搬送を行う場合、ドア プロテクタの支持アームがパレットのサイドフレームに穿設された開口から上方 へ突出してドアプロテクトバーをドア開放防止位置に保持し、自動車のドアが開 放するのを防止する。パレットが入出庫床に到着し、運転者等が自動車に乗降す る場合には、ドアプロテクトバーがドア開放防止位置からドア開放可能位置へ移 動するようアーム駆動装置が支持アームを回動させて、自動車のドアを開放可能 とする。このとき、支持アームは開口内へ没入する位置へ移動し、ドアプロテク トバーが開口を覆閉するため、ドアプロテクタは乗降の支障となるおそれはない 。
【0008】
図1は、この考案の一実施例であるドアプロテクタを備えた駐車装置の正面図 、図2はその側面図、図3はパレットの斜視図、図4は自動車を積載した状態を 示すパレットの側面図、図5は後部の支持アームとアーム駆動装置を拡大して示 す側面図、図6は前部の支持アームを拡大して示す側面図、図7は図5の7−7 線断面図である。
【0009】 図1及び図2に示すように、この駐車装置1は、自動車2を積載したパレット 11を格納する複数階の駐車室13及び、各階の駐車室13と入出庫床4との間 のパレット11の搬送を行う搬送装置としてエレベータ3を備えている。駐車室 13の両側部にはパレット11の車輪15を支持する受梁16が設けられている 。エレベータ3はパレット11を搭載する昇降台12と、エレベータ駆動装置2 0と、バランスウエイト21とで構成されている。昇降台12には図4に示すよ うに手前と奥の両側部にパレット11の車輪が走行するレール22が敷設されて いる。
【0010】 パレット11のサイドフレーム23には開口24が穿設されており、この開口 24内には断面U字状のアーム取付枠25が嵌着され、このアーム取付枠25の 前後に所定間隔をおいて固設されたブラケット26に支持アーム27が枢軸28 で枢着されている。前後の支持アーム27F、27Rの上端には、パレット11 の搬送時に自動車2のドア5の開放を防止するためのドアプロテクトバー29が 枢着されている。ドアプロテクトバー29は、開口24を覆閉可能な板状に形成 されており、その上面にはゴム板40が貼着されている。前部の支持アーム27 Fの下端には、スプリング30がアーム取付枠25に固設されたスプリング取付 座31との間に取付けられており、このスプリング30が支持アーム27を起立 させるよう付勢してドアプロテクトバー29を上方のドア開放防止位置に保持し ている。後部の支持アーム27Rの下端は後方に屈曲しており、その先端にロー ラ32が取付けられている。昇降台12上、後部の支持アーム27Rの後方には アーム駆動装置37が設置されている。このアーム駆動装置37は、シリンダ3 3のロッド先端に車輪34付きのドグ35を連結し、シリンダ33が伸長すると 車輪34がシリンダ33の前方に敷設されたガイドレール36に沿って前進し、 ドグ35が支持アーム27Rのローラ32を前方へ押すように構成されている。
【0011】 駐車室13と入出庫床4との間で自動車2を積載したパレット11の搬送を行 う場合、支持アーム37はスプリング30によって起立し、パレット11のサイ ドフレーム23に穿設された開口24から上方へ突出してドアプロテクトバー2 9を上方のドア開放防止位置に保持し、自動車2のドア5が開放するのを防止す る。パレット11が入出庫床4に到着し、運転者等が自動車2に乗降する場合に は、アーム駆動装置37のシリンダ33が伸長して車輪34がシリンダ33の前 方に敷設されたガイドレール36に沿って前進し、ドグ35が支持アーム27R のローラ32を前方へ押す。すると、支持アーム27が回動して開口24内へ没 入する位置へ移動し、ドアプロテクトバー29は上方のドア開放防止位置から下 方のドア開放可能位置へ移動するため、ドア5が開放可能となる。このとき、ド アプロテクトバー29は開口24を覆閉しており、上面にはゴム板40が貼着さ れているため、運転者等が乗降する際に躓く等の支障はなく安全である。再びパ レット11の搬送を開始するときには、アーム駆動装置37のシリンダ33を短 縮して車輪34を後退させれば、スプリング30が支持アーム27を起立させる ため、ドアプロテクトバー29は上方のドア開放防止位置に復帰する。
【0012】 この実施例のドアプロテクタでは、支持アーム27とドアプロテクトバー29 とをパレット11のサイドフレーム23に取付けるとき、支持アーム27とドア プロテクトバー29とを予め組付けたアーム取付枠25を、サイドフレーム23 の開口24に嵌着すればよく、取付作業が容易である。 なお、実施例では、搬送装置としてエレベータを用いているが、走行台車等、 平面搬送するものであってもよい。
【0013】
以上説明したように、この考案の駐車装置のドアプロテクタ、パレットを大型 化せず、安価で駐車装置の単位面積当たりの自動車の収容能力が大であり、確実 にドアの開放による事故を防止することができる。
【図1】この考案の一実施例であるドアプロテクタを備
えた駐車装置の正面図である。
えた駐車装置の正面図である。
【図2】駐車装置の側面図である。
【図3】パレットの斜視図である。
【図4】自動車を積載した状態を示すパレットの側面図
である
である
【図5】後部の支持アームとアーム駆動装置を拡大して
示す側面図である。
示す側面図である。
【図6】前部の支持アームを拡大して示す側面図であ
る。
る。
【図7】図5の7−7線断面図である。
1 駐車装置 2 自動車 3 エレベータ 4 入出庫床 5 ドア 11 パレット 12 昇降台 13 駐車室 23 サイドフレーム 24 開口 25 アーム取付枠 27 支持アーム 28 枢軸 29 ドアプロテクトバー 30 スプリング 32 ローラ 33 シリンダ 34 車輪 35 ドグ 36 ガイドレール 37 アーム駆動装置
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車を積載したパレットを格納する駐
車室と、駐車室と入出庫床との間のパレットの搬送を行
う搬送装置とを備えた駐車装置において、ドアプロテク
トバーと、該ドアプロテクトバーをパレット搬送時にド
ア開放防止位置に保持する支持アームと、乗降車時に前
記ドアプロテクトバーがドア開放防止位置からドア開放
可能位置へ移動するよう前記支持アームを回動させるア
ーム駆動装置とを備えた、パレットに積載した自動車の
ドアの開放を防止するドアプロテクタであって、前記支
持アームをパレットのサイドフレームに穿設された開口
に出没可能に枢支して、前記ドアプロテクトバーをドア
開放防止位置に保持するとき支持アームが前記開口から
上方へ突出し、ドアプロテクトバーをドア開放防止位置
からドア開放可能位置へ移動させるとき前記アーム駆動
装置が支持アームを前記開口へ没入する位置へ回動させ
るよう構成すると共に、前記ドアプロテクトバーをドア
開放可能位置へ移動したとき前記開口を覆閉するよう板
状に形成したことを特徴とする駐車装置のドアプロテク
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992009898U JP2564963Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 駐車装置のドアプロテクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992009898U JP2564963Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 駐車装置のドアプロテクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0571366U true JPH0571366U (ja) | 1993-09-28 |
JP2564963Y2 JP2564963Y2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=11732944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992009898U Expired - Fee Related JP2564963Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 駐車装置のドアプロテクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2564963Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107401310A (zh) * | 2017-08-08 | 2017-11-28 | 深圳怡丰自动化科技有限公司 | 基于立体车库的车辆保护装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63161268A (ja) * | 1986-12-22 | 1988-07-04 | 日成ビルド工業株式会社 | エレベータ式の立体駐車装置における自動車のドア開放防止装置 |
JPH02143462U (ja) * | 1989-05-09 | 1990-12-05 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP1992009898U patent/JP2564963Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63161268A (ja) * | 1986-12-22 | 1988-07-04 | 日成ビルド工業株式会社 | エレベータ式の立体駐車装置における自動車のドア開放防止装置 |
JPH02143462U (ja) * | 1989-05-09 | 1990-12-05 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107401310A (zh) * | 2017-08-08 | 2017-11-28 | 深圳怡丰自动化科技有限公司 | 基于立体车库的车辆保护装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2564963Y2 (ja) | 1998-03-11 |
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Legal Events
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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