JP2564300B2 - ダイナミツク型フリツプフロツプ - Google Patents

ダイナミツク型フリツプフロツプ

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JP2564300B2
JP2564300B2 JP62088808A JP8880887A JP2564300B2 JP 2564300 B2 JP2564300 B2 JP 2564300B2 JP 62088808 A JP62088808 A JP 62088808A JP 8880887 A JP8880887 A JP 8880887A JP 2564300 B2 JP2564300 B2 JP 2564300B2
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宣文 中垣
博司 原田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタル回路に係り、特に複数の制御入
力端子を持つことを特徴とするCMOS構成のダイナミック
型フリップフロップに関する。
〔従来の技術〕
従来のダイナミック型フリップフロップには、共立出
版(株)1983年12月発行「VLSI設計入門」に記載されて
いるように、クロックドインバータ2個により構成され
ているものがある。以下、第10図を用いて動作を説明す
る。第10図(a)はブロック図、(b)は回路図、第19
図は信号波形図を示す。同図(a)において10,15はク
ロックドインバータ、1は入力端子、2は出力端子、
(b)において11,12,16,17はPMOS型トランジスタ、13,
14,18,19はNMOS型トランジスタ、3,4,5,6はクロックパ
ルス入力端子である。(b)は、入力端子1に入れた信
号DINと入力端子3に入れたクロックパルスφの逆相
パルスをゲート入力とするPMOS11と12のソース端子
及びドレイン端子を電源と出力節点7との間に直列接続
し、信号DINと入力端子4に入れたクロックパルスφ
をゲート入力とするNMOS13と14のソース端子及びドレイ
ン端子を出力節点7とGNDとの間に直列接続したクロッ
クドインバータと、同じ構成のもので、入力端子5に入
れたクロックパルスφの逆相パルスと出力節点7
の信号▲▼をゲート入力とするPMOS16と17を電源
と出力節点DOUTとの間に直列接続し、出力節点7の信号
▲▼と入力端子6に入れたクロックパルスφ
ゲート入力とするNMOS18と19を出力節点2とGNDとの間
で直列接続したクロックドインバータにより構成されて
いる。
同図(b),(c)を用いて動作を説明すると、クロ
ックパルスφがHの時、φ1,がゲート入力される
NMOS14とPMOS11が同時に導通するので、PMOS12とNMOS13
がスイッチ動作をする。ここで、入力信号DINがLなら
ばPMOS12が導通しNMOS13が遮断されるので、出力節点7
の信号▲▼は、GNDから絶縁され、PMOS11,12が導
通していることよりHとなり、逆にDINがHならば、NMO
S13が導通しPMOS12が遮断されるので、出力節点7は、
電源から絶縁され、NMOS13,14がGNDと導通していること
より信号▲▼はLとなる。信号▲▼は次段
のクロックドインバータのPMOS17とNMOS18にゲート入力
されるが、(c)図の様にφがHの時には、φはL
なのでφ2,をゲート入力とするNMOS19とPMOS16は遮
断されているため出力節点2は電源及びGNDから絶縁さ
れ、出力信号DOUTは以前のレベルを保持しており、φ
がHになった時にPMOS16とNMOS19が同時に導通し、PMOS
17とNMOS18がスイッチ動作をする。これにより、信号▲
▼がLならば出力節点2には出力信号DOUTとして
Hが、▲▼がHならばLが出力される。
以上の様に、従来技術では、2相クロックタイプのダ
イナミック型フリップフロップを構成している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術のダイナミック型フリップフロップでは
セット及びリセットについての配慮がされておらず、そ
のため、初期設定ができない等、入力データの設定がで
きないという問題があった。
本発明の目的は、上記の従来技術の欠点を除き回路構
成が簡単なダイナミック型フリップフロップを提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、第10図に示す従来のダイナミック型フリ
ップフロップを構成しているクロックドインバータの一
方を、クロックドノアゲートあるいはクロックドナンド
ゲートに置き換え、その入力端子の一方を制御用端子と
し、この端子に制御用信号を与えることにより、達成さ
れる。
〔作用〕
上記手段において、クロックド論理ゲートをクロック
ドノアゲートとし、クロックドインバータとクロックド
ノアゲートとの接続でダイナミック型フリップフロップ
を構成する時、クロックドノアゲートに入力信号と制御
用信号を入力するとセット、反転された入力信号と制御
用信号を入力するとリセットができる。又、クロックド
論理ゲートをクロックドナンドゲートとして構成する時
はクロックドナンドゲートに入力信号と制御用信号を入
力するとリセット、反転された入力信号と制御用信号を
入力するとセットができる。このように、ダイナミック
型フリップフロップをクロックドインバータとクロック
ド論理ゲートとの接続により構成すると、セット及びリ
セットができるようになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図に示す実施例は、クロックド論理ゲートをクロ
ックドノアゲートとし、同図(a)のブロック図に示す
様にクロックドインバータと接続して、制御信号用端子
8にReset信号を入力するダイナミック型フリップフロ
ップである。同図(b)に具体的回路図、第11図に信号
波形図を示す。
まず第1図(a),(b)を用いて回路の構成を簡単
に説明する。第10図で用いたクロックドインバータ10の
入力端子3にクロックパルスφの逆相パルス,入力端
子4にφを入力したものと、その出力節点7の信号▲
▼、制御信号用端子8に入力するReset信号、クロ
ックパルスφをそれぞれのゲート入力とするPMOS21,22,
23のソース端子及びドレイン端子を電源と出力節点2と
の間で直列接続し、クロックパルスをゲート入力と
し、ドレイン端子を出力節点2と接続させるNMOS24のソ
ース端子とGNDとの間に出力信号▲▼とReset信号
をそれぞれのゲート入力とするNMOS25,26のソース端子
とドレイン端子を並列接続したクロックドノアゲートに
より構成されている。
次に、同図(b)及び第11図を用いて回路の動作を説
明する。クロックドインバータ10は入力端子3に,4に
φを入力して第10図で説明したものと同じ動作をする。
出力節点7の信号▲▼は、次段のクロックドノア
ゲート20のPMOS21,NMOS25にゲート入力されるが、
(c)図に示す様に、クロックドインバータ10とクロッ
クドノアゲート20は逆相クロックで動作するので、φが
Hでクロックドインバータ10が動作している時には、φ
とをそれぞれのゲート入力とするPMOS23とNMOS24が遮
断されているため、クロックドノアゲート20の出力節点
2は電源及びGNDから絶縁され出力信号DOUTは以前のレ
ベルを保持しており、φがLになった時にPMOS23とNMOS
24が同時に導通してPMOS21,22,NMOS25,26で構成されて
いるノアゲートが動作する。以下にノアゲートの動作を
説明する。
Reset信号がLの時、PMOS22が導通し、NMOS26が遮断
される。この時信号▲▼がLならばPMOS21が導通
し、出力信号DOUTは、電源と導通しているPMOS21,22,23
によってHとなり、逆に▲▼がHならばNMOS25が
導通し、DOUTはGNDと導通しているNMOS24,25によってL
となる。
Reset信号がHの時、PMOS22は遮断されNMOS26が導通
する。このため出力節点2は電源から絶縁されNMOS24,2
6によってGNDと導通するので、DOUTは、信号▲▼
に無関係にLとなる。
以上の様に本実施例は、クロックドノアゲートを用い
る第1の実施例で、制御信号用端子にReset信号を入力
することによって出力信号のリセットができる単相クロ
ックタイプのダイナミック型フリップフロップである。
第2図に示す本発明の実施例は、クロックド論理ゲー
トをクロックドノアゲートとし、同図(a)のブロック
図に示す様に、クロックドインバータと接続して、制御
信号用端子8にSet信号を入力するダイナミック型フリ
ップフロップである。(b)に具体的回路図を示す。
この回路を構成しているクロックドノアゲート20とク
ロックドインバータ10は第1図と同じものであるが、各
端子に入力する信号等に違いがあるので、以下に説明す
る。
入力端子1に入力される信号DINはクロックドノアゲ
ート20のPMOS21とNMOS25のゲート入力となり、制御信号
用端子8にはSet信号が入力されPMOS22とNMOS26のゲー
ト入力となる。クロックドノアゲート20の出力節点7の
信号▲▼はクロックドインバータ10のPMOS11とNM
OS14のゲート入力となり、その出力節点2から信号DOUT
が出力される。
この回路はSet信号がLの時には、出力節点7に入力
信号DINの反転信号▲▼をクロックドインバータ1
0で反転し出力節点2に出力信号DOUTとして取り出し、S
et信号がHの時には、節点7の信号▲▼は信号D
INに無関係にLになり、これをクロックドインバータ10
で反転して得る出力信号DOUTは必ずHになるという動作
をする。ゲート20と10の動作は第12図に示す様に単相ク
ロックパルスφとにそれぞれ同期している。
以上の様に、本実施例は、クロックドノアゲートを用
いる第2の実施例で、制御信号用端子にSet信号を入力
することによって出力信号のセットができる単相クロッ
クタイプのダイナミック型フリップフロップである。
第3図に示す実施例は、クロックド論理ゲートをクロ
ックドナンドゲートとし、同図(a)のブロック図に示
す様に、クロックドインバータと接続して、制御信号用
端子8にSet Negative信号を入力するダイナミック型フ
リップフロップである。
本実施例の回路は、第1図と全く同じクロックドイン
バータ10と、その出力節点7の信号▲▼と制御信
号用端子8に入力するSet Negative信号をそれぞれのゲ
ート入力とするPMOS31,32のソース端子とドレイン端子
を電源とクロックパルスφをゲート入力とするPMOS33の
ソース端子との間に並列接続し、クロックパルスφの逆
相パルスとSet Negative信号と信号▲▼をそれ
ぞれのゲート入力とするNMOS34,35,36のソース端子及び
ドレイン端子をGNDとPMOS33のドレイン端子との間に直
列接続し、このPMOS33とNMOS34との接続点を出力節点2
とするクロックドナンドゲートにより構成されている。
次に同図(b)及び第13図を用いて回路動作を説明す
るが、クロックドインバータ10については第1図と全く
同じなので、ここでは省略する。
クロックドインバータ10の出力節点7が接続されてい
るクロックドナンドゲート30はクロックパルスの立上
りに同期して動作するので、クロックパルスφの立上り
に同期して動作する前段のクロックドインバータ10が動
作している時は、φ,をゲート入力とするPMOS33とNM
OS34は遮断されているため、出力節点2は電源及びGND
から絶縁されているので出力信号DOUTは以前のレベルを
保持している。
クロックパルスφがLになった時に、PMOS33とNMOS34
が同時に導通して、PMOS31,32とNMOS35,36とで構成され
るナンドゲートが動作する。
Set Negative信号がHの時、NMOS35が導通しPMOS32が
遮断される。この時、クロックドナンドゲート30の入力
信号となる前段の出力信号▲▼がLならばPMOS31
が導通し、出力信号DOUTは電源と導通しているPMOS31,3
3によってHとなり、▲▼がHならばNMOS36が導
通し、DOUTはGNDと導通しているNMOS34,35,36によって
Lとなる。
Set Negative信号がLの時、NMOS32が導通し、PMOS35
が遮断される。このため、出力節点2はGNDから絶縁さ
れPMOS32,33によって電源と導通するので、DOUTは▲
▼に無関係にHとなる。
以上の様に、本実施例は、クロックドナンドゲートを
用いる第1の実施例で、制御信号用端子にSet Negative
信号を入力することによって出力信号のセットができる
単相クロックタイプのダイナミック型フリップフロップ
である。
第4図に示す実施例は、クロックド論理ゲートをクロ
ックドナンドゲートとし、同図(a)のブロック図に示
す様に、クロックドインバータと接続して、制御信号用
端子8にReset Negative信号を入力するダイナミック型
フリップフロップである。
まず第4図(a),(b)を用いて本実施例の回路構
成を説明する。クロックドインバータ10については第2
図のものと全く同じ使い方をしているので、説明は省略
する。クロックドナンドゲート30は、第3図のものと同
じ構成であるが、入力信号等に次の様な違いがある。
入力端子1には信号DINが入力されPMOS31とNMOS36の
ゲート入力、制御信号用端子8にはReset Negative信号
が入力されPMOS32とNMOS35のゲート入力となる。次に、
第14図を用いて動作を説明する。このゲート30はクロッ
クパルスφの立上りに同期して動作し、次段のクロック
ドインバータ10は、φの逆相パルスの立上りに同期し
ている Reset Negative信号がHの時には出力節点7に入力信
号DINの反転信号▲▼を出力し、この▲▼
を次段のクロックドインバータ10で反転して出力節点2
に出力信号DOUTとして取り出す。
Reset Negative信号がLの時には、信号▲▼は
DINに無関係にHとなり、出力信号DOUTは、▲▼
=Hが反転されて必ずLになる。
本実施例は、クロックドナンドゲートを用いる第2の
実施例で制御信号用端子にReset Negative信号を入力す
ることによって出力信号のリセットができる単相クロッ
クタイプのダイナミック型フリップフロップである。
第5図に示す実施例は、クロックドノアゲートを用い
る第3の実施例で、同図(a)のブロック図に示す様
に、制御信号用端子8にReset信号を入力するダイナミ
ック型フリップフロップである。同図(b)に具体的回
路図、第15図に信号波形図を示す。
本実施例の回路は第1図と同じであるが、2相クロッ
クで動作させるためクロックパルス入力端子が増えてい
る。(b)に示す様に、クロックパルスφとその逆相
パルスを入力端子4,3に入力しクロックドインバー
タ10のNMOS13,PMOS12のゲート入力としている。又、ク
ロックパルスφを入力端子6,5に入力し、クロ
ックドノアゲート20のNMOS24,PMOS23のゲート入力とし
ている。これにより、ゲート10はクロックパルスφ
立上り、ゲート20はφの立上りでそれぞれ動作する。
動作は第1図に示した実施例と同様なので、ここでの
説明は省略する。
以上の様に、本実施例は、制御信号用端子にReset信
号を入力することによって出力信号のResetができる2
相クロックタイプのダイナミック型フリップフロップで
ある。
第6図に示す実施例は、クロックドノアゲートを用い
る第4の実施例で、同図(a)のブロック図に示す様
に、制御信号用端子8にSet信号を入力するダイナミッ
ク型フリップフロップである。(b)に具体的回路図、
第16図に信号波形図を示す。
本実施例の回路も第5図同様に2相クロックで動作さ
せるので、(b)に示す様に4入力端子3,4,5,6に第5
図と同じクロックを入力する。これにより、(c)に示
す様に、クロックドノアゲート20はクロックパルスφ
の立上り、クロックドインバータ10はφの立上りでそ
れぞれ動作し、その様子は第2図の実施例と同じであ
る。
以上の様に、本実施例は、制御信号用端子にSet信号
を入力することによって出力信号のSetができる2相ク
ロックタイプのダイナミック型フリップフロップであ
る。
第7図に示す実施例は、クロックドナンドゲートを用
いる第3の実施例で、同図(a)のブロック図に示す様
に、制御信号用端子8にSet Negative信号を入力するダ
イナミック型フリップフロップである。同図(b)に具
体的回路図、第17図に信号波形図を示す。
本実施例の回路も、(b)に示す様に、第5図,第6
図と同様に2相クロックパルスφ1を入力し、φ1,
をクロックドインバータ10のNMOS13,PMOS12のゲー
ト入力、φ2,をクロックドナンドゲート30のNMOS3
4,PMOS33のゲート入力としている。
第17図に示す様に、この回路は2相クロックパルスφ
1の立上りに同期して動作しており、その様子は、
第3図に示した実施例と同じである。
以上の様に、本実施例は、制御信号用端子にSet Nega
tive信号を入力することによって出力信号のSetができ
る2相クロックタイプのダイナミック型フリップフロッ
プである。
第8図に示す実施例は、クロックドナンドゲートを用
いる第4の実施例で、同図(a)のブロック図に示す様
に、制御信号用端子8にReset Negative信号を入力する
ダイナミック型フリップフロップである。(b)に具体
的回路図、第18図に信号波形図を示す。
本実施例も、2相クロックパルスφ1を入力し、
φ1,をクロックドナンドゲート30のNMOS34,PMOS33
のゲート入力、φ2,をクロックドインバータ10のNM
OS13,PMOS12のゲート入力としている。これにより、
(c)に示す様にゲート30はφの立上りゲート10はφ
の立上りにそれぞれ同期して動作している。
この回路の構成及び動作の様子は、第4図に示した実
施例と同じなので、説明は省略する。
以上の様に、本実施例は、制御信号用端子にReset Ne
gative信号を入力することによって出力信号のResetが
できる2相クロックタイプのダイナミック型フリップフ
ロップである。
これまでに説明した第1図〜第8図の実施例は回路を
構成しているクロックドノアゲートあるいはクロックド
ナンドゲートの1入力端子を制御信号用とし、この端子
にSet信号あるいはReset信号を入力することによって、
従来技術で実現することができなかった出力信号のSet
あるいはResetを可能にしたダイナミック型フリップフ
ロップで、第1図〜第4図の実施例は、単相クロックタ
イプ、第5図〜第8図の実施例は2相クロックタイプの
ものである。
2相クロックを発生させるのには様々な方法がある
が、ここではその1方法を第9図に示し、動作を簡単に
説明する。
同図は2入力ノアゲート108,109とインバータ107によ
り構成されており、108,109を交差結合させ、108に、マ
スタークロックMCKと、109の出力信号を入力し、109
に、MCKを107によって反転させた▲▼と、108の
出力信号を入力することにより、重複しない2相クロッ
クφ1を得る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来技術においては実現できなかっ
たリセット及びセットができるダイナミック型フリップ
フロップを構成することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す回路図、第2図は本
発明の第2実施例を示す回路図、第3図は本発明の第3
実施例を示す回路図、第4図は本発明の第4実施例を示
す回路図、第5図は本発明の第5実施例を示す回路図、
第6図は本発明の第6実施例を示す回路図、第7図は本
発明の第7実施例を示す回路図、第8図は本発明の第8
実施例を示す回路図、第9図はクロック信号発生回路の
回路図、第10図は従来例の回路図、第11図乃至第18図は
それぞれ第1図乃至第8図の回路の波形図、第19図は第
10図の回路の波形図である。 10,15……クロックドインバータ 20……クロックドノアゲート 30……クロックドナンドゲート 107……インバータ 108,109……2入力ノアゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 窪田 定雄 美濃加茂市加茂野町471番地 株式会社 日立製作所岐阜工場内 (56)参考文献 特開 昭55−104121(JP,A) 特開 昭56−36219(JP,A) 特開 昭50−138763(JP,A) 特開 昭60−87521(JP,A) 特開 昭61−154216(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロックパルスに同期した出力を得る構成
    のクロックドインバータとクロック論理ゲートとを継続
    的に備えたダイナミック型フリップフロップにおいて、 上記クロックドインバータは、 1対のクロック用PMOSトランジスタとクロック用NMOSト
    ランジスタと、1対の信号用PMOSトランジスタと信号用
    NMOSトランジスタを有し、上記1対の信号用PMOSトラン
    ジスタのゲートと信号用NMOSトランジスタのゲートが信
    号の入力端子となるように接続し、クロック用NMOSトラ
    ンジスタにHighレベルの第1クロックパルスが入力さ
    れ、同時にクロック用PMOSトランジスタに第1クロック
    パルスの反転であるLowレベルのクロックパルスが入力
    された場合のみ入力信号が反転して出力される構成を備
    え、 上記クロックド論理ゲートは、 1対のクロック用PMOSトランジスタとクロック用NMOSト
    ランジスタと、少なくとも1対の信号用PMOSトランジス
    タと信号用NMOSトランジスタを有し、上記1対の信号用
    PMOSトランジスタのゲートと信号用NMOSトランジスタの
    ゲートが信号の入力端子となるように接続し、クロック
    用NMOSトランジスタにHighレベルの第2クロックパルス
    が入力され、同時にクロック用PMOSトランジスタに第2
    クロックパルスの反転であるLowレベルのクロックパル
    スが入力された場合のみ上記クロックドインバータの出
    力信号と制御信号の論理和或いは論理積が演算されその
    結果が出力される構成を備え、 上記第1クロックパルスと上記第2クロックパルスは同
    時にHighレベルにならないようにクロックが入力され、
    該クロックドインバータと該クロックド論理ゲートとが
    それぞれ別個にかつ時間的にずれて作動され、 上記第2クロックパルスがHighレベルでかつ該クロック
    ド論理ゲートへ上記制御信号が入力された場合に該クロ
    ックド論理ゲート出力がセットまたはリセット状態とさ
    れるよう構成されていることを特徴とするダイナミック
    型フリップフロップ。
  2. 【請求項2】クロックパルスに同期した出力を得る構成
    のクロックド論理ゲートとクロックドインバータとを継
    続的に備えたダイナミック型フリップフロップにおい
    て、 上記クロックド論理ゲートは、 1対のクロック用PMOSトランジスタとクロック用NMOSト
    ランジスタと、少なくとも1対の信号用PMOSトランジス
    タと信号用NMOSトランジスタを有し、上記1対の信号用
    PMOSトランジスタのゲートと信号用NMOSトランジスタの
    ゲートが信号の入力端子となるように接続し、クロック
    用NMOSトランジスタにHighレベルの第1クロックパルス
    が入力され、同時にクロック用PMOSトランジスタに第1
    クロックパルスの反転であるLowレベルのクロックパル
    スが入力された場合のみ入力信号と制御信号の論理和或
    いは論理積が演算されその結果が出力される構成を備
    え、 上記クロックドインバータは、 1対のクロック用PMOSトランジスタとクロック用NMOSト
    ランジスタと、1対の信号用PMOSトランジスタと信号用
    NMOSトランジスタを有し、上記1対の信号用PMOSトラン
    ジスタのゲートと信号用NMOSトランジスタのゲートが信
    号の入力端子となるように接続し、クロック用NMOSトラ
    ンジスタにHighレベルの第1クロックパルスが入力さ
    れ、同時にクロック用PMOSトランジスタに第1クロック
    パルスの反転であるLowレベルのクロックパルスが入力
    された場合のみ上記クロックド論理ゲートの出力信号が
    反転して出力される構成を備え、 上記第1クロックパルスと上記第2クロックパルスは同
    時にHighレベルにならないようにクロックが入力され、
    該クロックドインバータと該クロックド論理ゲートとが
    それぞれ別個にかつ時間的にずれて作動され、 上記第1クロックパルスがHighレベルでかつ該クロック
    ド論理ゲートへ上記制御信号が入力され、上記第2クロ
    ックパルスがHighレベルの時、クロックドインバータ出
    力がセットまたはリセット状態とされるよう構成されて
    いることを特徴とするダイナミック型フリップフロッ
    プ。
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