JP2564098Y2 - ジャッキバー保持装置 - Google Patents

ジャッキバー保持装置

Info

Publication number
JP2564098Y2
JP2564098Y2 JP1992049921U JP4992192U JP2564098Y2 JP 2564098 Y2 JP2564098 Y2 JP 2564098Y2 JP 1992049921 U JP1992049921 U JP 1992049921U JP 4992192 U JP4992192 U JP 4992192U JP 2564098 Y2 JP2564098 Y2 JP 2564098Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jack bar
spring clamp
auxiliary spring
jack
bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992049921U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH063749U (ja
Inventor
道明 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP1992049921U priority Critical patent/JP2564098Y2/ja
Publication of JPH063749U publication Critical patent/JPH063749U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2564098Y2 publication Critical patent/JP2564098Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両を持ち上げるジャ
ッキを操作するのに用いられるジャッキバーを保持する
装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、小型トラックの如き車両のキャ
ブのバックパネルにジャッキバーを保持することが行わ
れている。この種の従来技術のジャッキバー保持装置
は、図7に示すように、バックパネル12の正面に車両
の幅方向に間隔をあけて取付けられた複数のU字形ばね
クランプ14、16、18から成り、ジャッキバー40
は、これらの複数のU字形ばねクランプ14、16、1
8の開口部20を通してU字形ばねクランプ14、1
6、18に挟み込んで保持されている。尚、図7におい
て符号50はキャブのフロアパネルを示す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この従来技術におい
て、ジャッキバー40の着脱時の操作性を向上するため
U字形ばねクランプ14、16、18の開口部20の幅
を広くすると、ジャッキバー40がばねクランプから外
れ易くなる欠点があった。
【0004】尚、ジャッキバー等を固定クランプ部材と
可動クランプ部材との間で抱き止める抱止め式のクラン
プから成り、可動クランプ部材は、その一端を固定クラ
ンプ部材に引っ掛け他端を固定クランプ部材にねじ止め
して保持する構造も提案されているが(実開平2−14
3506号公報参照)、ジャッキバーは、1つのクラン
プのみで保持すると、不安定であり、またすべてのクラ
ンプがこのような構造であると、特に着脱時の操作性が
著しく低下する欠点があった。
【0005】本考案の目的は、上記の欠点を回避し、ジ
ャッキバーの着脱時の操作性を向上し、且つジャッキバ
ーが外れ難く確実に保持されるようにしたジャッキバー
保持装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題を
解決するために、車両のパネルに間隔をあけて取付けら
れた複数の主ばねクランプから成り、これらの複数の主
ばねクランプの開口部を通してジャッキバーを差し込ん
で保持するジャッキバー保持装置において、車両のパネ
ルの上に設けられた台状ブラケットの略Y字形の切欠き
に引っ掛けられる切欠きを有して台状ブラケットに枢支
される枢支部とジャッキバーを抱き止める抱止め部とを
有する少なくとも1つの補助ばねクランプと、台状ブラ
ケットの略Y字形の切欠きの上縁付近に突出して設けら
れてジャッキバーを受け止める受止め部とを更に備え、
この補助ばねクランプは、抱止め部を挟んで枢支部とは
反対側の自由端を蝶ねじで台状ブラケットに着脱自在に
固定するねじ止め部を有し、ジャッキバーは、受止め部
上のバー部分を抱止め部で抱止めるように補助ばね クラ
ンプを枢支部を中心に枢動してねじ止め部で固定して保
持されることを特徴とするジャッキバー保持装置を提供
することにある。
【0007】
【作用】このように、車両のパネルの上に設けられた台
状ブラケット上にジャッキバーを抱き止める抱止め部を
有する少なくとも1つの補助ばねクランプを設け、この
補助ばねクランプは抱止め部を挟んで一端を台状ブラケ
ットに枢支し、反対側の自由端を蝶ねじで着脱自在に固
定すると、主のばねクランプからジャッキバーが外れる
ことがなく、従ってジャッキバーを車両のパネルに確実
に保持することができる。
【0008】特に、補助ばねクランプの枢支部が台状ブ
ラケットの略Y字形の切欠きに引っ掛けて補助ばねクラ
ンプを枢支すると、補助ばねクランプは、引っ掛け後、
作業者が補助ばねクランプから手を離しても台状ブラケ
ットから落下することがないように台状ブラケットに保
持されるため、ジャッキバーを補助ばねクランプで抱き
止める前に、補助ばねクランプから手を離すことができ
るので、ジャッキバーの着脱時の操作性を向上すること
ができる。
【0009】更に、台状ブラケットの略Y字形の切欠き
の上縁付近に突出して設けられてジャッキバーを受け止
める受止め部を有すると、ジャッキバーを補助ばねクラ
ンプによって抱き止めるために、ジャッキバーをこの受
け止め部に仮置きすることができるので、補助ばねクラ
ンプを起こしてジャッキバーを抱き止める際にジャッキ
バーから手を離すことができ、従って同様にジャッキバ
ーの着脱時の操作性を向上することができる。
【0010】
【実施例】本考案の実施例を図面を参照して詳細にのべ
ると、図1は本考案に係るジャッキバー保持装置10を
示し、このジャッキバー保持装置10は、従来技術と同
様に、例えばキャブのバックパネル12の正面に車両の
幅方向に間隔をあけて取付けられた複数の主ばねクラン
プ14、16から成り、ジャッキバー40は、これらの
複数の主ばねクランプ14、16の開口部20を通して
差し込まれてばねクランプ14、16に挟み込むように
保持される。主ばねクランプ14、16は、図2に示す
ように、鋼ストリップをU字形に曲げ加工して形成さ
れ、その取付け端をバックパネル12上に取付けられた
台状ブラケット21にリベット止めして固定されてい
る。尚、図1において符号50はフロアパネルである。
【0011】本考案のジャッキバー保持装置10は、図
3及び図4に示すように、バックパネル12上に設けら
れた台状ブラケット22と共にジャッキバー40を抱き
止める抱止め部24を有する少なくとも1つの補助ばね
クランプ26を更に備えている。
【0012】この補助ばねクランプ26は、図5及び図
6に示すように、抱止め部24を挟んで一端に枢支部2
8を有し、反対側の自由端にはねじ止め部30を有す
る。この補助ばねクランプ26は、同様に鋼ストリップ
を打ち抜き折り曲げ加工して形成されるが、抱き止め部
24は、半円形に折り曲げて形成されている。枢支部2
8は、台状ブラケット22の略Y字形の切欠き22aに
引っ掛けられる切欠き8aを両縁に有して補助ばねク
ランプ26を台状ブラケット22に枢支する。また、ね
じ止め部30は、蝶ねじ32が貫通するねじ貫通孔34
を有する。
【0013】枢支部28は、その切欠き28aを台状ブ
ラケット22の略Y字形切欠き22aの幅広い部分を通
して先端を台状ブラケット22の裏側に導入し台状ブラ
ケット22の切欠き28aを略Y字形切欠き22aの幅
狭い部分に引っ掛けて形成され、従って、ねじ止め部3
0がねじ止めされる前は、図6に示すように、補助ばね
クランプ26を台状ブラケット22から脱落することが
ないように支持している。
【0014】ねじ止め部30は、補助ばねクランプ26
のねじ貫通孔34に蝶ねじ32を貫通し台状ブラケット
22の裏側に溶接によって固定された袋ナット36にね
じ込んで補助ばねクランプ26の自由端を台状ブラケッ
ト22に固定する。尚、図4及び図5において符号35
は補助ばねクランプ26の自由端と台状ブラケット22
との間に配置されたワッシャである。
【0015】また、本考案のジャッキバー保持装置10
は、図4乃至図6に示すように、台状ブラケット22の
切欠き22aの上縁に突出して設けられてジャッキバー
40のL字形部分40Bを受け止めるリブ状の受止め部
38とを更に備えている。
【0016】次に、本考案のジャッキバー保持装置10
の使用状態を図5及び図6を参照してのべると、先ず、
図1の左半部に示すように、ジャッキバー40の直線部
分40Aを主ばねクランプ14、16の開口部20を通
して差し込む。尚、この場合、ジャッキバー40のL字
形部分40Bが補助ばねクランプ26を取付ける台状ブ
ラケット22のリブ状受止め部38に係合するような姿
勢でジャッキバー40を主ばねクランプ14、16に差
し込む。従って、ジャッキバー40は、主ばねクランプ
14、16に差し込まれた後、そのL字形部分40Bで
はこの受止め部38に仮置きされる。
【0017】一方、図5に示すように、補助ばねクラン
プ26の枢支部28の切欠き28aを台状ブラケット2
2の切欠き22aに引っ掛けて補助ばねクランプ26を
枢支するが、この場合、枢支部28の切欠き28aより
先端の部分が台状ブラケット22の切欠き22aに引っ
掛かって補助ばねクランプ26が落下することがないよ
うに支持されるため、作業者が補助ばねクランプ26か
ら手を離しても、補助ばねクランプ26は台状ブラケッ
ト22に保持される
【0018】次いで、作業者は、抱止め部24で受止め
部38上に仮置きされたジャッキバー40のL字形部分
40Bを抱き止めるために、補助ばねクランプ26の
由端のねじ貫通孔34に蝶ねじ32を貫通しワッシャ3
5を介してこの自由端が台状ブラケット22に衝合する
ように蝶ねじ32を袋ナット36にねじ込んでねじ込み
部30を形成する。従って、ジャッキバー40は、主ば
ねクランプ14、16で緩く保持されていてもこの補助
ばねクランプ26によってバックパネル12に確実に固
定される。主ばねクランプ14、16がジャッキバー4
0を緩く保持していると、着脱時の操作性が高まり、ま
た補助ばねクランプ26がジャッキバー40を固く保持
していると、確実保持性が向上する。
【0019】
【考案の効果】本考案によれば、上記のように、車両の
パネル上に設けられた台状ブラケット上にジャッキバー
を抱き止める抱止め部を有する少なくとも1つの補助ば
ねクランプを設け、この補助ばねクランプは抱止め部を
挟んで一端を台状ブラケットに枢支し、反対側の自由端
を蝶ねじで着脱自在に固定するので、主ばねクランプか
らジャッキバーが外れることがなく、従ってジャッキバ
ーを車両のパネルに確実に保持することができ、ジャッ
キバーの着脱時の操作性と確実保持性とを向上すること
ができる実益がある。
【0020】特に、補助ばねクランプの枢支部が台状ブ
ラケットの略Y字形の切欠きに引っ掛けて補助ばねクラ
ンプを枢支するので、補助ばねクランプは、引っ掛け
後、作業者が補助ばねクランプから手を離しても台状ブ
ラケットから落下することなく台状ブラケットに支持さ
れるため、ジャッキバーを補助ばねクランプで抱き止め
る前に、補助ばねクランプから手を離すことができ、従
ってジャッキバーの着脱時の操作性を向上することがで
きる。
【0021】その上、台状ブラケットの略Y字形の切欠
きの上縁付近に突出して設けられてジャッキバーを受け
止める受止め部を有するため、ジャッキバーを補助ばね
クランプによって抱き止める前に、ジャッキバーをこの
受け止め部に仮置きすることができ、従って補助ばねク
ランプを起こしてジャッキバーを抱き止める際にジャッ
キバーから手を離すことができるので、同様にジャッキ
バーの着脱時の操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るジャッキバー保持装置を有するキ
ャブのバックパネルの正面図である。
【図2】ジャッキバーの直線部分を保持する主ばねクラ
ンプの拡大斜視図である。
【図3】ジャッキバーのL字形部分を保持する補助ばね
クランプの拡大斜視図である。
【図4】ジャッキバーのL字形部分を保持する補助ばね
クランプの拡大断面図である。
【図5】補助ばねクランプの組み付け前の状態の分解斜
視図である。
【図6】補助ばねクランプの組み付け途中の状態の斜視
図である。
【図7】従来技術のジャッキバー保持装置を有するキャ
ブのバックパネルの正面図である。
【符号の説明】
10 ジャッキバー保持装置 12 バックパネル 14 主ばねクランプ 16 主ばねクランプ 20 開口部 21 台状ブラケット 22 台状ブラケット 22a 切欠き 24 抱止め部 26 補助ばねクランプ 28 枢支部 28a 切欠き 30 ねじ止め部 32 蝶ねじ 34 ねじ貫通孔 35 ワッシャ 36 袋ナット 38 リブ状受止め部 40 ジャッキバー 40A ジャッキバーの直線部分 40B ジャッキバーのL字形部分

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のパネルに間隔をあけて取付けられ
    た複数の主ばねクランプから成り、前記複数の主ばねク
    ランプの開口部を通してジャッキバーを差し込んで保持
    するジャッキバー保持装置において、前記車両のパネル
    の上に設けられた台状ブラケットの略Y字形の切欠きに
    引っ掛けられる切欠きを有して前記台状ブラケットに枢
    支される枢支部と前記ジャッキバーを抱き止める抱止め
    部とを有する少なくとも1つの補助ばねクランプと、前
    記台状ブラケットの略Y字形の切欠きの上縁付近に突出
    して設けられて前記ジャッキバーを受け止める受止め部
    を更に備え、前記補助ばねクランプは、前記抱止め部
    を挟んで前記枢支部とは反対側の自由端を蝶ねじで前記
    台状ブラケットに着脱自在に固定するねじ止め部を有
    し、前記ジャッキバーは、前記受止め部上のバー部分を
    前記抱止め部で抱止めるように前記補助ばねクランプを
    枢支部を中心に枢動して前記ねじ止め部で固定して保持
    されることを特徴とするジャッキバー保持装置。
JP1992049921U 1992-06-24 1992-06-24 ジャッキバー保持装置 Expired - Lifetime JP2564098Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992049921U JP2564098Y2 (ja) 1992-06-24 1992-06-24 ジャッキバー保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992049921U JP2564098Y2 (ja) 1992-06-24 1992-06-24 ジャッキバー保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH063749U JPH063749U (ja) 1994-01-18
JP2564098Y2 true JP2564098Y2 (ja) 1998-03-04

Family

ID=12844484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992049921U Expired - Lifetime JP2564098Y2 (ja) 1992-06-24 1992-06-24 ジャッキバー保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2564098Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2766714B2 (ja) * 1990-06-18 1998-06-18 エム・エイ・ジー・インスツルメント・インコーポレイテッド フラッシュライト・ホルダー・クランプ・アセンブリ
JP7145689B2 (ja) * 2018-08-20 2022-10-03 日本車輌製造株式会社 タンクローリ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60110154U (ja) * 1983-12-29 1985-07-26 三菱自動車工業株式会社 車両後席装置
JPH0545578Y2 (ja) * 1988-07-22 1993-11-22
JPH02143506U (ja) * 1989-05-02 1990-12-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPH063749U (ja) 1994-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000009262A (ja) 固定具
JPH04211706A (ja) 係止部材
JP2564098Y2 (ja) ジャッキバー保持装置
JP2006502044A (ja) 固定装置
JPH07282654A (ja) ワイヤーハーネスの組立用支持具
JPH1178705A (ja) 車内用荷物支持装置
JPH07202444A (ja) 部品の取付構造
WO1995020208A1 (en) Mounting arrangements
JP2002084616A (ja) 中空壁用配線器具取付装置
JP3028591U (ja) 携帯電話ホルダ
JP3601306B2 (ja) ワイヤハーネスプロテクタのクランプ固定構造
JPS624040Y2 (ja)
JPH11175179A (ja) 車輛用ペダルカバー
JP2600631Y2 (ja) バッテリーケーブル保護装置
JP2564097Y2 (ja) ジャッキバー保持装置
JP2566522Y2 (ja) 無線機固定機構
JPH0545216U (ja) クランプの誤組付防止構造
JPH0649928Y2 (ja) クリップ
JPH0635502Y2 (ja) パネルの固定部材
JP2548966Y2 (ja) ホースクリップ
JPS6322707Y2 (ja)
JP3005017U (ja) 自転車用キャリパーブレーキ
KR0132654Y1 (ko) 컴퓨터용 드라이브 킷 착탈구조
JPH0685589U (ja) マイクロホン装着装置
JP2518770Y2 (ja) 車両のアウトサイドミラー取付構造