JP2563812Y2 - カラーバースト信号連続化回路 - Google Patents
カラーバースト信号連続化回路Info
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- JP2563812Y2 JP2563812Y2 JP1991002446U JP244691U JP2563812Y2 JP 2563812 Y2 JP2563812 Y2 JP 2563812Y2 JP 1991002446 U JP1991002446 U JP 1991002446U JP 244691 U JP244691 U JP 244691U JP 2563812 Y2 JP2563812 Y2 JP 2563812Y2
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- Japan
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- output
- signal
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Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ジッタ補正回路に用い
て有効なカラーバースト信号連続化回路の改良に関す
る。
て有効なカラーバースト信号連続化回路の改良に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】出願人は、特開平１−６９１８９号公報
に於て、カラーバースト信号連続化回路を提案した。
に於て、カラーバースト信号連続化回路を提案した。
【０００３】この連続化回路は、再生カラーバースト信
号と発振回路出力の１／４分周出力とを位相比較回路に
て位相比較し、比較出力にて発振回路の発振状態を制御
する回路に於て、発振出力をクロック入力とするＣＣＤ
等の遅延回路を設け、再生カラーバースト信号の消勢期
間にこの遅延回路の出力を前記位相比較回路に供給し
て、位相制御を連続化する点にある。
号と発振回路出力の１／４分周出力とを位相比較回路に
て位相比較し、比較出力にて発振回路の発振状態を制御
する回路に於て、発振出力をクロック入力とするＣＣＤ
等の遅延回路を設け、再生カラーバースト信号の消勢期
間にこの遅延回路の出力を前記位相比較回路に供給し
て、位相制御を連続化する点にある。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述する従来
回路は、検出した位相差に応じて発振回路を制御する構
成であり、応答性が悪い。
回路は、検出した位相差に応じて発振回路を制御する構
成であり、応答性が悪い。
【０００５】そこで、本考案は、再生カラーバースト信
号に高い精度で迅速に追従するカラーバースト信号連続
化回路を提案せんとするものである。
号に高い精度で迅速に追従するカラーバースト信号連続
化回路を提案せんとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案は、連続信号を所
定量移相して移相出力を発生する移相回路と、バースト
ゲートパルスの発生期間に再生カラーバースト信号を選
択してバーストゲートパルスの消勢期間に前記移相出力
を選択するスイッチング回路と、該スイッチング回路の
出力を基準入力として帰還した前記連続信号を比較入力
とする位相比較回路と、該位相比較回路の出力に基づき
前記スイッチング回路の出力の遅延量を制御して連続信
号を発生するアナログ遅延回路とを設けたカラーバース
ト信号連続化回路を、ジッタ補正回路に設けることを特
徴とする。
定量移相して移相出力を発生する移相回路と、バースト
ゲートパルスの発生期間に再生カラーバースト信号を選
択してバーストゲートパルスの消勢期間に前記移相出力
を選択するスイッチング回路と、該スイッチング回路の
出力を基準入力として帰還した前記連続信号を比較入力
とする位相比較回路と、該位相比較回路の出力に基づき
前記スイッチング回路の出力の遅延量を制御して連続信
号を発生するアナログ遅延回路とを設けたカラーバース
ト信号連続化回路を、ジッタ補正回路に設けることを特
徴とする。
【０００７】
【作用】よって、本考案によれば、バーストゲートパル
ス消勢期間中に再生カラーバースト信号がまた、バース
トゲートパルス発生期間中にアナログ遅延回路の移相出
力がそれぞれアナログ遅延回路に途切れることなく常時
供給される。
ス消勢期間中に再生カラーバースト信号がまた、バース
トゲートパルス発生期間中にアナログ遅延回路の移相出
力がそれぞれアナログ遅延回路に途切れることなく常時
供給される。
【０００８】
【実施例】以下、本考案を図示する実施例に従い説明す
る。
る。
【０００９】まず、図１は、ＶＴＲの再生側のカラー周
波数変換回路に本考案のカラーバースト信号連続化回路
を採用する第１実施例の回路ブロック図を示す。
波数変換回路に本考案のカラーバースト信号連続化回路
を採用する第１実施例の回路ブロック図を示す。
【００１０】この図より明らかな様に、まず低域変換カ
ラー信号の再生出力は、ＡＣＣ回路１にて信号レベルを
一定にされ、第１周波数変換回路２に供給される。
ラー信号の再生出力は、ＡＣＣ回路１にて信号レベルを
一定にされ、第１周波数変換回路２に供給される。
【００１１】該第１周波数変換回路２は、再生低域変換
カラー信号を周波数変換キャリアにて周波数変換し、次
段の第１バンドパスフィルタ３を介してＮＴＳＣの変調
カラー信号を分離導出している。
カラー信号を周波数変換キャリアにて周波数変換し、次
段の第１バンドパスフィルタ３を介してＮＴＳＣの変調
カラー信号を分離導出している。
【００１２】この周波数変換キャリアは、第２周波数変
換回路４に於て、固定の基準発振器５が発生するＮＴＳ
Ｃのカラーサブキャリア成分と、ＶＣＯ６が発生する低
域カラーサブキャリア成分とを混合し、第２バンドパス
フィルタ７に入力することにより形成される。
換回路４に於て、固定の基準発振器５が発生するＮＴＳ
Ｃのカラーサブキャリア成分と、ＶＣＯ６が発生する低
域カラーサブキャリア成分とを混合し、第２バンドパス
フィルタ７に入力することにより形成される。
【００１３】このＶＣＯ６は、前記第２バンドパスフィ
ルタ３より導出される変調カラー信号のキャリア周波数
を一定にする為に、その発振周波数を再生低域変換カラ
ー信号のキャリア周波数変動に追従せしめている。
ルタ３より導出される変調カラー信号のキャリア周波数
を一定にする為に、その発振周波数を再生低域変換カラ
ー信号のキャリア周波数変動に追従せしめている。
【００１４】そこで、本考案に係るカラーバースト信号
連続化回路の出力と基準のカラーサブキャリア成分は、
ＡＰＣ検波回路８にて位相比較され、その比較出力がロ
ーパスフィルタ９を介して前記ＶＣＯ６の制御入力端子
に供給される。
連続化回路の出力と基準のカラーサブキャリア成分は、
ＡＰＣ検波回路８にて位相比較され、その比較出力がロ
ーパスフィルタ９を介して前記ＶＣＯ６の制御入力端子
に供給される。
【００１５】以下、本考案の特徴であるカラーバースト
信号連続化回路の動作に付いて説明する。
信号連続化回路の動作に付いて説明する。
【００１６】まず、第１バンドパスフィルタ３より導出
される変調カラー信号は、一方のスイッチング回路９の
信号入力とされる。
される変調カラー信号は、一方のスイッチング回路９の
信号入力とされる。
【００１７】このスイッチング回路９は、バーストゲー
トパルスを制御入力としており、バーストゲートパルス
の発生期間に変調カラー信号中のバースト信号を選択
し、消勢期間に帰還した移相出力を選択している。
トパルスを制御入力としており、バーストゲートパルス
の発生期間に変調カラー信号中のバースト信号を選択
し、消勢期間に帰還した移相出力を選択している。
【００１８】スイッチング出力は、アナログ遅延回路１
３に供給されると同時に位相比較回路１１にも供給され
る。
３に供給されると同時に位相比較回路１１にも供給され
る。
【００１９】前記アナログ遅延回路１３は、入力信号を
周波数変動に関係なく９０度遅延すべく機能しており、
位相比較回路１１は、スイッチング出力を基準に遅延出
力の遅延量に応じた位相比較出力を発生し、その位相比
較出力を第２ローパスフィルタ１２に供給している。
周波数変動に関係なく９０度遅延すべく機能しており、
位相比較回路１１は、スイッチング出力を基準に遅延出
力の遅延量に応じた位相比較出力を発生し、その位相比
較出力を第２ローパスフィルタ１２に供給している。
【００２０】このローパス出力は前記アナログ遅延回路
１３の制御入力として供給される。本実施例では、バー
ストゲートパルスの消勢期間にも遅延出力を導出すべく
遅延出力を移相器１４にて９０度進相させ、進相出力を
スイッチング回路９の他入力として帰還している。
１３の制御入力として供給される。本実施例では、バー
ストゲートパルスの消勢期間にも遅延出力を導出すべく
遅延出力を移相器１４にて９０度進相させ、進相出力を
スイッチング回路９の他入力として帰還している。
【００２１】従って、スイッチング出力は、常時前記ア
ナログ遅延回路１３と前記位相比較回路１１に供給さ
れ、バースト信号は途切れることなく連続化される。
ナログ遅延回路１３と前記位相比較回路１１に供給さ
れ、バースト信号は途切れることなく連続化される。
【００２２】従って、前記ＶＣＯ９には常に制御信号が
供給され、高い精度でジッタ成分が抑圧される。
供給され、高い精度でジッタ成分が抑圧される。
【００２３】図２は、光学式ビデオディスクプレーヤに
本考案のバースト信号連続化回路を採用する第２実施例
の回路ブロック図を示す。
本考案のバースト信号連続化回路を採用する第２実施例
の回路ブロック図を示す。
【００２４】この図より明らかな様に、本実施例のビデ
オディスクプレーヤは、ピックアップ１５の再生出力
を、次段のＦＭ復調回路１６にて復調後、ＣＣＤ１７に
てジッタを補正しており、このジッタ補正に本考案のバ
ースト信号連続化回路が利用されている。
オディスクプレーヤは、ピックアップ１５の再生出力
を、次段のＦＭ復調回路１６にて復調後、ＣＣＤ１７に
てジッタを補正しており、このジッタ補正に本考案のバ
ースト信号連続化回路が利用されている。
【００２５】本実施例では、バースト信号連続化回路の
出力を比較入力、基準発振器５の出力を基準入力とし
て、ＡＰＣ検波回路８にて位相検波を為している。
出力を比較入力、基準発振器５の出力を基準入力とし
て、ＡＰＣ検波回路８にて位相検波を為している。
【００２６】位相検波出力は、第１ローパスフィルター
９にて低域成分を分離され、ＶＣＯ６に発振制御電圧と
して供給される。
９にて低域成分を分離され、ＶＣＯ６に発振制御電圧と
して供給される。
【００２７】該ＶＣＯは、中心周波数をカラーサブキャ
リアの４倍に設定しており、ジッタに応じて発振周波数
を変化させる。
リアの４倍に設定しており、ジッタに応じて発振周波数
を変化させる。
【００２８】この発振出力が前記ＣＣＤ１７の転送クロ
ックとして供給される。その結果、前記ＣＣＤ１７から
は、ジッタ補正された再生カラー映像信号が導出され
る。
ックとして供給される。その結果、前記ＣＣＤ１７から
は、ジッタ補正された再生カラー映像信号が導出され
る。
【００２９】
【考案の効果】よって、本考案によれば、バースト信号
をアナログ遅延回路にて連続化するため、正確なジッタ
補正が可能になるばかりか回路の小型化も可能になり、
その効果は大である。
をアナログ遅延回路にて連続化するため、正確なジッタ
補正が可能になるばかりか回路の小型化も可能になり、
その効果は大である。
【図１】第１実施例の回路ブロック図である。
【図２】第２実施例の回路ブロック図である。
１０ スイッチング回路 １１ 位相比較回路 １３ アナログ遅延回路 １４ 移相器
Claims (2)
- 【請求項１】 再生カラー映像信号中のカラーバースト
信号を連続化して得られる連続信号の逓倍出力に同期し
て前記再生カラー映像信号の遅延時間を制御してジッタ
成分を補正するジッタ補正回路に於て、前記連続信号を
所定量移相して移相出力を発生する移相回路と、バース
トゲートパルスの発生期間に再生カラーバースト信号を
選択し、バーストゲートパルスの消勢期間に前記移相出
力を選択するスイッチング回路と、該スイッチング回路
の出力を基準入力とし、帰還した前記連続信号を比較入
力とする位相比較回路と、該位相比較回路の出力に基づ
き前記スイッチング回路の出力の遅延量を制御して連続
信号を発生するアナログ遅延回路とを、それぞれ配して
成るカラーバースト信号連続化回路。 - 【請求項２】 低域変換カラー信号の再生出力をＶＣＯ
からの周波数変換キャリアに基づき周波数変換する周波
数変換回路を有し、該周波数変換回路による周波数変換
後のカラーバースト信号を連続化した連続信号と基準信
号とを位相比較して前記周波数変換キャリアを形成する
ジッタ補正回路に於て、前記連続信号を所定量移相して
移相出力を発生する移相回路と、バーストゲートパルス
の発生期間に再生カラーバースト信号を選択し、バース
トゲートパルスの消勢期間に前記移相出力を選択するス
イッチング回路と、該スイッチング回路の出力を基準入
力とし、帰還した前記連続信号を比較入力とする位相比
較回路と、該位相比較回路の出力に基づき前記スイッチ
ング回路の出力の遅延量を制御して連続信号を発生する
アナログ遅延回路とを、それぞれ配して成るカラーバー
スト信号連続化回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991002446U JP2563812Y2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | カラーバースト信号連続化回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991002446U JP2563812Y2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | カラーバースト信号連続化回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04103782U JPH04103782U (ja) | 1992-09-07 |
| JP2563812Y2 true JP2563812Y2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=31730582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991002446U Expired - Fee Related JP2563812Y2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | カラーバースト信号連続化回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2563812Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0720249B2 (ja) * | 1987-09-10 | 1995-03-06 | 三洋電機株式会社 | Ｐｌｌ回路 |
-
1991
- 1991-01-29 JP JP1991002446U patent/JP2563812Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04103782U (ja) | 1992-09-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |