JP2562765Y2 - 冷凍バン型車両における中仕切壁周縁部のシ−ル構造 - Google Patents

冷凍バン型車両における中仕切壁周縁部のシ−ル構造

Info

Publication number
JP2562765Y2
JP2562765Y2 JP1992047869U JP4786992U JP2562765Y2 JP 2562765 Y2 JP2562765 Y2 JP 2562765Y2 JP 1992047869 U JP1992047869 U JP 1992047869U JP 4786992 U JP4786992 U JP 4786992U JP 2562765 Y2 JP2562765 Y2 JP 2562765Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition wall
gasket
sealing
shaped
type vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992047869U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0622489U (ja
Inventor
孝充 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Fruehauf Co Ltd
Original Assignee
Nippon Fruehauf Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Fruehauf Co Ltd filed Critical Nippon Fruehauf Co Ltd
Priority to JP1992047869U priority Critical patent/JP2562765Y2/ja
Publication of JPH0622489U publication Critical patent/JPH0622489U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2562765Y2 publication Critical patent/JP2562765Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は図1に示す如く冷凍バン
型車両Aの荷室を前後方向に少くとも2つ以上に仕切っ
て使用するとき使用する中仕切壁Bの周縁と荷室の内周
壁面間のシ−ル構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の中仕切壁のシール構造は、図4
に示したように中仕切壁Bの四周にとりつけられた中空
あるいは舌状のシール材a又はaを直接荷室の内周
壁に圧接させるものであった。しかし荷室内における中
仕切壁Bは固定的なものでなく、荷物の量あるいは区割
室内の温度条件等によって頻繁にその位置を移動して使
用される。このため荷室の内周壁と接触状態にある中仕
切壁の周縁にとりつけられているシール材が摩耗し、あ
るいは損傷し、さらには中仕切壁移動時には相当な力を
必要とし、さらに冷気洩れによりシール材周りに結露が
発生する等の欠点があった。又、従来の中仕切壁のシー
ル構造において、特に中仕切壁と床面間のシール構造
は、床面に長手方向に並列設置されたT型床レール(図
4(c))の上面とのみ接触する構造となっているの
で、隣接するT型床レールとの間の空間は連通して非シ
ール状態となっており、区割した各個室の厳密な温度管
理ができない状態であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上述した従来
構造の欠点に鑑み、荷室を中仕切で少くも2室以上に所
定の大きさに区割できるようにして、各荷室を所定の温
度条件に設定できるようにすると共に、中仕切壁の周縁
のシ−ル構造を完璧なものとし、かつ、長期の使用に耐
えうる構造のものを提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】 冷凍バン型車両Aの荷
室内を少くとも2つ以上の小室に仕切るための中仕切壁
Bの周縁部のシール構造において、中仕切壁Bを設置す
る部位の荷室側内壁面に軟質樹脂製の2条のシール部材
1b,1cを備えたガスケット1を固着する一方、中仕
切壁Bの周縁にも軟質樹脂製の2条のシール部材5b,
5cを備えたガスケット5を設け、又床部を構成する床
レール2の中仕切壁Bを設置する部位を所定巾Wで横に
切断し、該切断部に巾Wの溝型部材3を嵌挿し、該溝形
部材3の上面に2条の軟質のシール材4b,4cを備え
たガスケット4を取付け、かつ前記2条の軟質シール材
をすべて中空シール材5b,4b,1bと舌状シール材
5c,4c,1cとで構成し、前記荷室を小室に区割す
るとき前記荷室側内壁面のガスケット1,4と中仕切壁
Bの四周縁に設けたガスケット5とが、中空シール材は
相手側中空シール材とそして舌状シール材は相手側舌状
シール材とそれぞれ接触するようにした。
【0005】
【実施例】 図2と図3に基いて説明する。さて、本考
案のシール構造は、荷室内壁の所定位置にガスケット1
を設けたものである(図2(a))。特に床面上にガス
ケットをとりつける場合には、図2(b)の如く長手方
向に配列されているT型床レール2を、所定位置で直角
方向に所定巾切り落し、そこに溝型部材3を嵌装し、そ
の上にガスケット4を固着したものである。又中仕切壁
Bの四周縁にもガスケット5をとりつけておき、両方を
接触させて完璧なシールをするようにしたものである。
【0006】図3において、6は荷室の側壁である。側
壁6の内面に取付けた荷室側のガスケット1は硬質の基
材1aと、この表面に一体に設けた軟質の中空シ−ル材1b
及び舌状シ−ル材1cとからなっている。中仕切壁Bの周
縁に取付けた中仕切側のガスケット5は、これ又硬質の
溝状の基材5aと、この表面に一体に設けた軟質の中空シ
−ル材5bと舌状シ−ル材5cとからなっている。そして中
空シ−ル材1bと5b、舌状シ−ル材1cと5cが互に対向して
シ−ル構造を構成している。
【0007】 次に図3(b)によって床部のシール構
造を説明する。中仕切壁Bの下端縁には硬質の溝状の基
材5aと、この下面に一体に設けた中空シール材5b及
び舌状シール材5cよりなるガスケット5が取付けられ
ている。これに対し床上に前後方向に並設したT型床レ
ール2を所定位置で横方向に所定巾wで切断し、こゝに
断面溝型をした溝形部材3が嵌挿され、その上に硬質の
基材4aとこの上面に一体に取付けた軟質の中空シール
材4b及び舌状シール材4cよりなるガスケット4が取
付けられている。
【0008】 さて、内壁側のガスケット1に対し、中
仕切壁Bを移動してくると、内壁側ガスケット1と中仕
切壁側のガスケット5の中空シール材及び舌状シール材
が互に接触して完全にシールされる。中仕切壁Bが移動
するときは、中仕切壁B側のガスケット5はその他の物
と何ら接触することなく移動できる。
【0009】
【効果】 1)荷室内壁に設けたガスケットと中仕切壁
の四周縁に設けたガスケットが互いに接触してシール構
造を形成するので、中仕切壁の前後室を完全にシールす
ると共に、該中仕切周縁の結露を防ぐことができる。 2)又中仕切壁の四周縁の軟質のガスケットに対し、内
壁側の軟質ガスケットが接触するようにしたので、中仕
切壁の移動も楽に出来ると共に、ガスケットの損傷もな
く又熱もれもなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 中仕切壁を備えたバン型車両の後部斜視図。
【図2】 (a)は内壁側ガスケットの配置状態を示す
斜視図、(b)は床部のガスケットの配置状態を示す斜
視図。
【図3】 (a)は側壁部のシール構造を示す断面図、
(b)は床部のシール構造を示す断面図。
【図4】 従来のシール構造を示す断面図。
【符号の説明】
A バン型車両 B 中仕切壁 1 (荷室側の)ガスケット 1a,4a,5a
硬質の基材 1b,4b,5b 中空シール材 1c,4c,5c
舌状シール材 2 T型床レール 3 溝形部材 4 (床の)ガスケット 5 (中仕切側の)
ガスケット 6 側壁 7a,7b,8a,
8c 舌状シール材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍バン型車両(A)の荷室内を少くと
    も2つ以上の小室に仕切るための中仕切壁(B)の周縁
    部のシール構造において、 中仕切壁(B)を設置する部位の荷室側内壁面に軟質樹
    脂製の2条のシール部材(1b,1c)を備えたガスケ
    ット(1)を固着する一方、 中仕切壁(B)の周縁にも軟質樹脂製の2条のシール部
    材(5b,5c)を備えたガスケット(5)を設け、 又床部を構成する床レール(2)の中仕切壁(B)を設
    置する部位を所定巾(W)で横に切断し、該切断部に巾
    (W)の溝型部材(3)を嵌挿し、該溝形部材(3)の
    上面に2条の軟質のシール材(4b,4c)を備えたガ
    スケット(4)を取付け、 かつ前記2条の軟質シール材をすべて中空シール材(5
    b,4b,1b)と舌状シール材(5c,4c,1c)
    とで構成し、 前記荷室を小室に区割するとき前記荷室側内壁面のガス
    ケット(1,4)と中仕切壁(B)の四周縁に設けたガ
    スケット(5)とが、中空シール材は相手側中空シール
    材とそして舌状シール材は相手側舌状シール材とそれぞ
    れ接触するようにしたことを特徴とする冷凍バン型車両
    における中仕切壁周縁部のシール構造。
JP1992047869U 1992-06-17 1992-06-17 冷凍バン型車両における中仕切壁周縁部のシ−ル構造 Expired - Lifetime JP2562765Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992047869U JP2562765Y2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 冷凍バン型車両における中仕切壁周縁部のシ−ル構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992047869U JP2562765Y2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 冷凍バン型車両における中仕切壁周縁部のシ−ル構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0622489U JPH0622489U (ja) 1994-03-25
JP2562765Y2 true JP2562765Y2 (ja) 1998-02-16

Family

ID=12787386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992047869U Expired - Lifetime JP2562765Y2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 冷凍バン型車両における中仕切壁周縁部のシ−ル構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2562765Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011195145A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Ankura Japan Kk 封止装置
JP6083530B2 (ja) * 2013-12-12 2017-02-22 株式会社山口商会 塵芥収集車用消火装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5171695A (ja) * 1974-12-18 1976-06-21 Citizen Watch Co Ltd Hyojisochi
JPS5441455U (ja) * 1977-08-26 1979-03-19
JPS6119417U (ja) * 1984-07-11 1986-02-04 東京濾器株式会社 流体フイルタ用負圧検出器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0622489U (ja) 1994-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4055031A (en) Gasket construction
US3760544A (en) Sealing gasket with elongated internal stiffner
JPH08230480A (ja) 自動車の屋根切欠きの閉鎖用屋根装置
EP1580072A2 (en) Expandable/contractible universal thermal bulkhead structure for use within refrigerated cargo containers
DE3778657D1 (de) Kuehlaufbau fuer lastfahrzeuge.
JP2562765Y2 (ja) 冷凍バン型車両における中仕切壁周縁部のシ−ル構造
JP2001341591A (ja) ドアシール構造
JP3301343B2 (ja) 冷却貯蔵庫のドアシール構造
JPH03169762A (ja) ウェザーストリップ
JPH08261640A (ja) パネルの連結装置
JP3396769B2 (ja) 外壁目地ガスケット
JP2603586Y2 (ja) 車両用ドアのシール構造
JPH041387U (ja)
JPS6314297Y2 (ja)
JP3765027B2 (ja) 遮音機能付きウェザーストリップ
JPH0718940U (ja) フランジ嵌込型ウエザーストリップ
JPH01106877U (ja)
JPH0625818Y2 (ja) 断熱パネル連結部のシ−ル装置
JPH0235540Y2 (ja)
JPS6036119Y2 (ja) ショ−ケ−スの断熱側板
JP2001304750A (ja) 冷蔵庫等の庫口構造
JP2520498Y2 (ja) レールに対する障子の振れ止め装置
JPH0111827Y2 (ja)
JPH0545450B2 (ja)
JPH0439206U (ja)