JP2561331B2 - 溶融ZnめっきCr含有鋼帯の製造方法 - Google Patents

溶融ZnめっきCr含有鋼帯の製造方法

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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、溶融Znめっき性とめっき密着性に優れた溶
融ZnめっきCr含有鋼帯の製造方法に関する。より詳しく
は、従来非常に困難とされていたステンレス鋼帯を始め
とするCr含有鋼帯への溶融Znめっきを容易にした溶融Zn
めっきCr含有鋼帯の製造方法に関する。
<従来の技術> 一般に、普通鋼板に溶融Znめっきを施した冷延鋼板は
自動車のボディ用、家電用、建材用など広範囲に亘って
使用されている。その主たる理由は、Znの犠牲防食効果
により鋼板自身の耐食性を上げることにあるのは周知の
事実である。
その製造方法は、Sendzimer法(USPNo−2197622号)
に代表されるように、インライン焼鈍を含んでおり、し
かも溶融Znめっきを行う直前に鋼板表面に生成している
酸化物をH2−N2混合ガス雰囲気中にて還元し、清浄な表
面として溶融Znめっき槽に浸漬するという手順を採って
いる。
つまり溶融Znめっき性は、鋼板表面の酸化スケールの
存在に大きく影響され、その表面が完全に清浄でない時
には溶融Znへの浸漬時に合金層の生成が起こらずに、不
めっきやめっき密着性不良が生じる。
一方、各種のステンレス鋼板板のように鋼中のCr量が
増加してくると、鋼板表面に生成する酸化物はFeOからC
r2O3に変化する。
このCr2O3を上述したように、溶融Znめっきに先立つ
還元焼鈍により還元し、鋼板表面を清浄にするには、熱
力学的な関係より明らかなように、高H2濃度で、しかも
低D.P.(露点)の雰囲気で焼鈍を行うことが必須であ
る。
しかしながら、これらの条件を満足させるには、鋼板
の加熱温度にもよるが、一般的に少なくともD.P.−70℃
以下のガス雰囲気が必要であり、実際にこの条件下でZn
めっき鋼板を製造するのはとうてい不可能であることは
明らかである。
したがって、Crを多量に含有した鋼帯への溶融Znめっ
きは、ほとんど不可能に近い状態にあった。
<発明が解決しようとする課題> このような現状に鑑み、本発明者らは多大な年月に渡
り鋭意努力した結果、Crを多量に含んだ鋼板に溶融Znめ
っきを行うにあたり、予じめ前記鋼板表面にNiを被覆
し、さらに、溶融Znめっき雰囲気およびこのめっきに先
立つ加熱処理雰囲気をコントロールすることにより、め
っき性に著しく優れた溶融ZnめっきCr含有鋼板を製造す
ることができることを見い出し、本発明をなすに至っ
た。
すなわち、本発明は、5%以上のCrを含有する鋼板
に、溶融Znめっきを行う溶融ZnめっきCr含有鋼帯の製造
方法において、前記鋼板表面にあらかじめ0.01μm〜3
μm厚のNiを被覆し、次いでNi被覆鋼板の加熱処理およ
び溶融Znめっきを、N2ガスあるいはH2ガスあるいはN2
H2混合ガスでかつその露点が+20℃以下である雰囲気を
用いて行うことを特徴とする溶融ZnめっきCr含有鋼板の
製造方法である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の溶融ZnめっきCr含有鋼帯の製造方法は、基本
的には5%以上のCrを含有する鋼板に密着性等の優れた
溶融Znめっきを容易に行うことを目的とするものである
が、本発明において対象とされるCrを5%以上含有する
鋼板とは、フェライト系、マルテンサイト系、オーステ
ナイト系等の各種のステンレス鋼や、各種の二相のステ
ンレス鋼、析出硬化型ステンレス鋼およびマルテンサイ
ト系、フェライト系、オーステナイト系等の各種の耐熱
鋼など、Crを5%以上含有する鋼板であれば特に限定は
ない。
本発明の製造方法においては、このような鋼板を、ま
ず厚さ0.01μm〜3μmのNiにて被覆し、また、その後
行われる溶融Znめっき前の鋼板加熱処理および溶融Znめ
っきを、N2ガス、H2ガスあるいはN2−H2混合ガスの露点
+20℃以下の雰囲気にて行うものである。
このような本発明は、次のような実験結果を得たこと
に基づくものである。
本発明者らは、まず、第1図に示されるたて型溶融め
っき装置10を用いて、図2に示すヒートパターンで溶融
Znめっきを行った。
つまり、ガス導入口4よりN2−H2混合ガスを導入し
て、露点が−30〜+20℃、N2−0〜20%のH2ガス雰囲気
とした後、各種の鋼板1を赤外線加熱炉2にて5〜50℃
/secの種々の加熱速度で550〜800℃にて加熱し、(第2
図a領域)、0〜10sec保持後(第2図b領域)、冷却
して(第2図c領域)、溶融Znめっき浴への侵入板温を
溶融Zn浴3の温度〜+50℃程度とし(第2図点d)、98
%以上の純度の溶融Znからなる溶融Zn浴3(450〜500
℃)に上記鋼板を浸漬(1〜10sec)し(第2図e領
域)、鋼板を溶融Zn浴3より引き上げて放冷して(第2
図f領域)、試料の作製を行った。
なお、鋼板1としては、0.02%C−0.2%Si−0.3%Mn
−11%Cr−0.25%Ti−0.02%Nの組成からなる、Crを11
重量%含有する鋼板を、下記の条件にてNi被覆した各種
のものを用いた。
Ni被覆方法; NiCl2・6H2O200g/l+HCl100g/水溶液中で30c/dm2
180c/dm2の電流密度にて陰極電解処理を行いNi被覆す
る。なお、一部のものについてはNi被覆厚を厚くするた
めに、前記の電解処理の後、280g/硫酸ニッケル+50g
/塩化ニッケル+40g/ほう酸水溶液中で60〜840c/dm
2の電流密度にて陰極電解処理を行いさらにNi被覆を行
った。
このようにして、第1図に示される溶融めっき装置10
を用いて作製した各種の溶融ZnめっきCr含有鋼板の試料
について、溶融めっき性は、得られた試料の外観を目視
により、まためっき密着性は、得られた試料を密着曲げ
(0T)することにより、そのときの曲げ部のクラックの
有無を40倍のルーペで観察することにより、Znめっきの
状態を試べたところ、0.01〜3μm厚のNi被覆を施した
鋼板では、不めっき(めっきされないこと)が生じず、
まためっき密着性も優れていた。
しかしながら、全くNi被覆を施さなかったものや、そ
の厚みが0.01μm未満のものでは、不めっきが著しく、
またその厚みが3μmを超えるものでは、不めっきは生
じなかったものの、めっき密着性に劣っていたという実
験事実を得た。
従って、本発明の溶融ZnめっきCr含有鋼帯の製造方法
においては、所定の鋼板に、あらかじめ0.01〜3μm厚
のNi被覆を行うものに限定する。
なお、このようなNi被覆の方法には一般的に電解めっ
き、無電解めっきなどが知られているが、どのような方
法を用いても実質的に鋼板表面にNiが被覆されていれば
本発明の目的が達せられるので、特に限定はない。
次いで本発明者らは、溶融めっき時の雰囲気およびめ
っきに先立つ鋼板の加熱処理雰囲気のめっき密着性およ
び溶融めっき性への影響を検討した。
第3図に、第1図に示されるたて型溶融めっき装置10
を用い、各種の露点のN220%−H2ガスをガス導入口4よ
り導入して、その雰囲気の露点を変化されて、溶融Znめ
っきを行った際の不めっき率と露点の関係を示す。
なお、鋼板1としては、前記と同様の鋼板を同様の条
件にて0.2μm厚にNi被覆したものを用いた。
また、溶融Znめっきのヒートパターンは、30℃/secの
速度にて730℃まで昇温して5秒間保持し、次に10℃/se
cの速度にて冷却し、480℃とし、470℃の溶融Zn浴3に1
0秒間浸漬した後放冷した。
なお、溶融Zn浴3の組成は、Zn−0.3%Al(Zn純度99.
6%以上)である。
第3図から明らかなように、露点が+20℃を越えると
不めっきが生じ始めるので、本発明において溶融めっき
およびめっき前処理の雰囲気ガス露点は+20℃以下とし
た。
また、本発明において使用する雰囲気ガスの種類は、
酸化性のガスが混入すると、たとえNi被覆を施しても不
めっきが生じるので、H2ガス、N2ガスおよびその混合ガ
スでなければならない。
なお、本発明における雰囲気ガスおよび露点以外の溶
融めっきに先立つ加熱処理条件、例えば鋼板の加熱速
度、最高到達板温度と保持時間およびその後の冷却速度
等については特に限定はなく鋼板の種類、Ni被覆厚等に
応じて適宜決定すればよい。
なお、溶融Zn浴侵入板温が高すぎると、生成する合金
層厚みが厚くなり、加工時にクラックが生じ易く、また
侵入板温が低すぎると生成する合金層厚みが薄くなり、
不めっきの原因となり易くなるので、溶融Zn浴に浸漬す
る直前の板温は、溶融Zn浴温をT℃とするとT℃〜(T
℃+50)℃が望ましい。
また、溶融Zn浴温は、430〜500℃が好ましい。このこ
とは周知の如く、浴温が高すぎると生成する合金層が厚
すぎて、めっき後の加工時などに割れが生じ易くなり、
また、浴温が低すぎると合金層の生成速度が遅くなり、
めっき性に劣るからである。
溶融Zn浴組成としては、Znの純度98%以上が必要であ
る。また、一般に、溶融Znめっきを行う場合には、めっ
き密着性の改善やめっき浴ポットのボトムドロス発生抑
制の点からAlが通常0.1%以上添加されるのは周知の事
実であり、Zn浴に0.1〜0.5%程度のAlを添加することが
好ましい。
<実施例> 以下に実施例により本発明をより詳細に説明する。
第4図に示される溶融めっき装置20を用い、下記表1
に示される各種の含Cr鋼板に溶融Znめっきを行った。
第4図に示される溶融めっき装置20において、前記表
1に示されるような各組成の鋼板は、コイル22より供給
され、まず、アルカリ脱脂槽24にて50℃、2.5%NaOH水
溶液中でアルカリ脱脂を行い、次いで水洗槽26にて水洗
後、Ni被覆槽28に送られる。
Ni被覆槽28においては、鋼板は200g/NiCl2・6H2O+
100g/HCl水溶液中で、30〜180c/dm2の電流密度にて陰
極電解処理され、Ni被覆され水洗槽30へ送られる。
ここで鋼板No1、3、6、7および9は水洗槽30より
直接乾燥機36へ送られる。一方鋼板No2、4、5および
8は次いで第2Ni被覆槽32に送られ、280g/硫酸ニッケ
ル+50g/塩化ニッケル40g/ホウ酸水溶液中にて300
〜1200c/dm2の電流密度にて陰極電解処理され、さらにN
i被覆された後、水洗槽34を経て乾燥機36へ送られる。
各鋼板におけるNi被覆層の厚さを表2に示す。
次いで、各鋼板は、乾燥機36にて乾燥後、加熱炉38に
て最高板温到達温度790〜820℃となるように加熱された
後、Zn−0.25%Alの組成の溶融Znを充填された溶融Zn浴
40に浸漬、溶融めっき後、N2ガスワイプ42により目付量
をおよそ20μmとなるようにコントロールされ、コイラ
ー44に巻き取られる。
各鋼板の溶融めっきの際の溶融めっき浴40の溶融Zn浴
温および浸漬時間、また加熱炉38および溶融めっき浴40
の雰囲気ガスおよび露点を表2に示す。
なお、Ni被覆を施さない場合や、Ni被覆厚の薄いもの
については使用しない槽には水を張って実験を行った。
このようにして得られた各鋼板サンプルについて、不
めっき率とめっき密着性を次のような方法で評価した。
不めっき率 得られた鋼板より150mm×40mmの大きさのサンプルを
任意に採取し、試料全体の面積および不めっき部分の面
積を計測し、次の式で求めた。
不めっき率=(不めっき部分の面積)/(試料全体の面
積) めっき密着性 鋼板を密着曲げ(0Tまげ)し、曲げ部分を目視あるい
は、40倍程度の顕微鏡観察を行い、クラックの有無によ
り A;全くクラックなし B;小さなクラックが認められる C;大きなクラックが認められる で評価した。
結果を表3に示す。
表3に示される結果から明らかなように、溶融Znめっ
きに先立って、鋼板表面に0.01μm〜3μmNi被覆し、
さらに溶融めっき雰囲気および溶融めっきに先立つ鋼板
の加熱処理を雰囲気ガスN2、N2−H2混合ガス、露点+20
℃以下で行うことにより、著しくめっき性とめっき密着
性に優れた溶融めっきCr含有鋼板が得られることがわか
る。
また、表3に示される結果より、被覆するNi厚みが、
0.01μm未満であると不めっきが生じ易くなり、また3
μmを超えるとめっき密着性が低下すること、さらに
は、雰囲気ガスの露点が+20℃を超えると不めっきが生
じ易くなり、まためっき密着性が低下しているのも明ら
かである。
以上の結果より、本発明の効果は明らかである。
<発明の効果> 以上詳細に説明したように、本発明の溶融ZnめっきCr
含有鋼帯の製造方法を用いることにより、従来困難であ
ったCr含有鋼板への溶融Znめっきが可能となった。しか
も得られるZnめっきは、著しくめっき性に優れるもので
あるので、産業の発展に対して多大なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の溶融ZnめっきCr含有鋼帯の製造方法
の実験を行うたて型溶融めっき装置の概略図である。 第2図は、第1図に示されるたて型溶融めっき装置にお
ける、鋼板のヒートパターンの1例を示すグラフであ
る。 第3図は、溶融Znめっきおよびその前加熱処理におれる
雰囲気露点と不めっき率との関係を示すグラフである。 第4図は、本発明の溶融ZnめっきCr含有鋼帯の製造方法
を行う溶融めっき装置の1例を示す概略図である。 符号の説明 1……鋼板、 2……赤外加熱炉、 3、40……溶融Zn浴、 4……ガス導入口、 10……たて型溶融めっき装置、 20……溶融めっき装置、 22……コイル、 24……アルカリ脱脂槽、 26、30、34……水洗槽、 28……Ni被覆槽、 32……第2Ni被覆層、 36……乾燥機、 38……加熱炉、 42……N2ガスワイプ、 44……コイラー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−243295(JP,A) 特開 昭57−92169(JP,A) 特開 昭57−76176(JP,A) 特開 昭61−44168(JP,A) 特開 昭56−33463(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】5%以上のCrを含有する鋼板に、溶融Znめ
    っきを行う溶融ZnめっきCr含有鋼帯の製造方法におい
    て、前記鋼板表面にあらかじめ0.01μm〜3μm厚のNi
    を被覆し、次いでNi被覆鋼板の加熱処理および溶融Znめ
    っきをN2ガスあるいはH2ガスあるいはN2−H2混合ガスで
    かつその露点が+20℃以下である雰囲気を用いて行うこ
    とを特徴とする溶融ZnめっきCr含有鋼板の製造方法。
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