JPH02258962A - 溶接性に優れた亜鉛系メッキ鋼板の製造設備 - Google Patents
溶接性に優れた亜鉛系メッキ鋼板の製造設備Info
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- JPH02258962A JPH02258962A JP7918489A JP7918489A JPH02258962A JP H02258962 A JPH02258962 A JP H02258962A JP 7918489 A JP7918489 A JP 7918489A JP 7918489 A JP7918489 A JP 7918489A JP H02258962 A JPH02258962 A JP H02258962A
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Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、溶接性に優れた亜鉛系メッキ鋼板の製造設備
に関するものである。
に関するものである。
［従来の技術と発明が解決しようとする課題］亜鉛メッ
キ鋼板（金合金化亜鉛メッキ鋼板）の溶接性を向上させ
るため、メッキ鋼板表面に酸化膜（Ａ又２０３．５ｉｎ
２． Ｔｉｅ、等）を生成し、溶接電極に亜鉛が溶解付
着することを防止する方法（特開昭５５−１１０７８３
号公報）、又特開昭６０−６３３９４号公報のごとく、
メッキ鋼板表面に不活性皮膜を形成させ溶接性を向上さ
せることも知られている。
キ鋼板（金合金化亜鉛メッキ鋼板）の溶接性を向上させ
るため、メッキ鋼板表面に酸化膜（Ａ又２０３．５ｉｎ
２． Ｔｉｅ、等）を生成し、溶接電極に亜鉛が溶解付
着することを防止する方法（特開昭５５−１１０７８３
号公報）、又特開昭６０−６３３９４号公報のごとく、
メッキ鋼板表面に不活性皮膜を形成させ溶接性を向上さ
せることも知られている。
しかして、溶接性を向上させるための酸化物を工業的規
模で安定して、メッキ鋼板の製造、メッキ鋼板表面への
酸化膜の生成を連続的に行ない高生産性を維持しつつ製
造することが強く要求されるところである。
模で安定して、メッキ鋼板の製造、メッキ鋼板表面への
酸化膜の生成を連続的に行ない高生産性を維持しつつ製
造することが強く要求されるところである。
本発明は、このような要求を有利に満足する技術を提供
するものである。
するものである。
ｔｉｉ題を解決するための手段］
本発明の特徴とするところは、溶融亜鉛メッキ装置と、
溶融亜鉛メッキ鋼板前処理装置と調質圧延機と、洗滌装
置と、溶接性向上用酸化膜化成装置と、洗滌装置と、乾
燥装置を連設した溶接性に優れた亜鉛系メッキ鋼板の製
造設備、及び溶融亜鉛メッキ装置と、溶融亜鉛メッキ鋼
板前処理装置と、洗滌装置と、溶接性向上用酸化膜化成
装置と、洗滌装置と、乾燥装置と、調質圧延機を連設し
た、溶接性に優れた亜鉛系メッキ鋼板の製造設備である
。
溶融亜鉛メッキ鋼板前処理装置と調質圧延機と、洗滌装
置と、溶接性向上用酸化膜化成装置と、洗滌装置と、乾
燥装置を連設した溶接性に優れた亜鉛系メッキ鋼板の製
造設備、及び溶融亜鉛メッキ装置と、溶融亜鉛メッキ鋼
板前処理装置と、洗滌装置と、溶接性向上用酸化膜化成
装置と、洗滌装置と、乾燥装置と、調質圧延機を連設し
た、溶接性に優れた亜鉛系メッキ鋼板の製造設備である
。
上記のごとき、溶融亜鉛メッキ装置としては例えば通常
用いられている鋼板（帯）の前処理炉を付設した連続溶
融亜鉛メッキ装置であって、亜鉛浴槽直上に、加熱処理
により、熱拡散により鉄−亜鉛合金化処理する合金化炉
を装備するメッキ装置であって、メッキ鋼板（帯）とし
ては、例えば亜鉛、亜鉛−アルミニウム、亜鉛−マンガ
ン、亜鉛−マグネシウム等の用途に応じた亜鉛主体のメ
ッキを施す。付着量としては用途により異なるが２０〜
２００ｇ／ｌ１１２が適当であり、メッキ後、必要に応
じて、上記合金化炉で加熱し、鉄をメッキ層中へ拡散す
るものである。
用いられている鋼板（帯）の前処理炉を付設した連続溶
融亜鉛メッキ装置であって、亜鉛浴槽直上に、加熱処理
により、熱拡散により鉄−亜鉛合金化処理する合金化炉
を装備するメッキ装置であって、メッキ鋼板（帯）とし
ては、例えば亜鉛、亜鉛−アルミニウム、亜鉛−マンガ
ン、亜鉛−マグネシウム等の用途に応じた亜鉛主体のメ
ッキを施す。付着量としては用途により異なるが２０〜
２００ｇ／ｌ１１２が適当であり、メッキ後、必要に応
じて、上記合金化炉で加熱し、鉄をメッキ層中へ拡散す
るものである。
このようなメッキ鋼帯（板）をメッキ鋼板前処理装置で
メッキ表面を清浄化する、つまり後述のごとき、酸化膜
化成に際し、確実に付着するための処理である。
メッキ表面を清浄化する、つまり後述のごとき、酸化膜
化成に際し、確実に付着するための処理である。
即ち、亜鉛メッキに際してはメッキ洛中へアルミニウム
を若干添加し、洛中でメッキ層と鋼板表面の境面に脆い
亜鉛−鉄合金層の生成を抑制する。このため、メッキ層
表面に八Ｑ２０３が混在しており、これは不働態化して
おり、上記のごとく、後の酸化膜化成に際し、皮膜形成
を阻害する等の難点がある。
を若干添加し、洛中でメッキ層と鋼板表面の境面に脆い
亜鉛−鉄合金層の生成を抑制する。このため、メッキ層
表面に八Ｑ２０３が混在しており、これは不働態化して
おり、上記のごとく、後の酸化膜化成に際し、皮膜形成
を阻害する等の難点がある。
そこで、メッキ鋼板前処理装置で、メッキ鋼帯を処理す
る。例えば、アルカリ水溶液（１〜２０ｔ）で浸漬又は
電解により浄化し、Ａｌ２Ｏ５等を除去し、メッキ表面
を活性化するものである。
る。例えば、アルカリ水溶液（１〜２０ｔ）で浸漬又は
電解により浄化し、Ａｌ２Ｏ５等を除去し、メッキ表面
を活性化するものである。
このようなメッキ鋼板は、メッキ時又は合金化処理時に
加熱され、鋼板としての形状が悪化しているので、調質
圧延により形状矯正等を施すものである。
加熱され、鋼板としての形状が悪化しているので、調質
圧延により形状矯正等を施すものである。
この調質圧延は、メッキ鋼板を巻取る前に施してもよい
。従って例えば、巻取機と乾燥装置の間に調質圧延機を
配置してもよい。
。従って例えば、巻取機と乾燥装置の間に調質圧延機を
配置してもよい。
このようにメッキした後、洗滌装置へ導き、水洗、湯洗
等により洗滌し、表面の付着物を十分除去する０次いで
、溶接性向上用酸化膜化成装置へ導き、メッキ表面に酸
化膜を生成するものである。
等により洗滌し、表面の付着物を十分除去する０次いで
、溶接性向上用酸化膜化成装置へ導き、メッキ表面に酸
化膜を生成するものである。
この酸化膜は溶接性（スポット溶接性等）を向上するた
めのものであり、酸化膜により、溶接時の加熱によって
溶解したメッキ金属が電極に付着することを防止し、溶
接電流の抵抗増大を防止して溶接性を向上するとともに
電極の耐久性を向上するものである。
めのものであり、酸化膜により、溶接時の加熱によって
溶解したメッキ金属が電極に付着することを防止し、溶
接電流の抵抗増大を防止して溶接性を向上するとともに
電極の耐久性を向上するものである。
酸化膜の生成方法としては、塩酸、蓚酸水溶液に浸漬し
、メッキ表面に酸化物を生成せしめる。又亜鉛イオンと
酸化剤からなる酸性浴中で、メッキ鋼板を陰極として電
解により亜鉛系酸化物を生成する。酸化膜量としては０
．０２４〜２．４ｇ／ｍ” （亜鉛系酸化膜の場合は
、亜鉛量として０．０３〜３．０ｇ／ｍ２が適当である
）で十分である。
、メッキ表面に酸化物を生成せしめる。又亜鉛イオンと
酸化剤からなる酸性浴中で、メッキ鋼板を陰極として電
解により亜鉛系酸化物を生成する。酸化膜量としては０
．０２４〜２．４ｇ／ｍ” （亜鉛系酸化膜の場合は
、亜鉛量として０．０３〜３．０ｇ／ｍ２が適当である
）で十分である。
次いで、洗滌装置へ導き、水洗、湯洗等により、洗滌し
た後、乾燥装置（温風、加熱ロール接触等）へ導き、乾
燥して、製品として巻取るものである。
た後、乾燥装置（温風、加熱ロール接触等）へ導き、乾
燥して、製品として巻取るものである。
［実 施 例］
次に本発明の実施例を挙げる。
実施例−１
第１図に示す実施例設備において、前処理炉１、溶融亜
鉛浴４１１２からなる溶融亜鉛メッキ装置３へ鋼帯４を
導き、メッキ後、必要に応じて合金化炉５において、合
金化処理を施し、亜鉛メッキ前処理装置６へ導き、メッ
キ表面を活性化した後、調質圧延機７でメッキ鋼帯４に
圧延し、形状矯正を施す。
鉛浴４１１２からなる溶融亜鉛メッキ装置３へ鋼帯４を
導き、メッキ後、必要に応じて合金化炉５において、合
金化処理を施し、亜鉛メッキ前処理装置６へ導き、メッ
キ表面を活性化した後、調質圧延機７でメッキ鋼帯４に
圧延し、形状矯正を施す。
次に、洗滌装置８へ導き、水洗によりメッキ鋼帯４表面
に付着している付着物を除去する。
に付着している付着物を除去する。
次いで、溶接性向上用酸化膜化成装置９（水平化成装置
）へ導き、電解によりメッキ鋼帯４表面に酸化膜を生成
せしめた後、洗滌装置１０へ導き、水洗し、乾燥装置１
１で乾燥し、ループカー１２を介して製品として巻取る
。
）へ導き、電解によりメッキ鋼帯４表面に酸化膜を生成
せしめた後、洗滌装置１０へ導き、水洗し、乾燥装置１
１で乾燥し、ループカー１２を介して製品として巻取る
。
実施例−２
第２図に示す実施例設備において、溶融亜鉛メッキ装置
３へ鋼帯４を導き、メッキを施した後、必要に応じて合
金化炉５で加熱して合金化処理を施し、次いでメッキ鋼
板前処理装置６へ導き、メッキ鋼帯４表面を活性化する
。
３へ鋼帯４を導き、メッキを施した後、必要に応じて合
金化炉５で加熱して合金化処理を施し、次いでメッキ鋼
板前処理装置６へ導き、メッキ鋼帯４表面を活性化する
。
次いで、洗滌装置１１へ導き、メッキ鋼！４表面に付着
しているメッキ液を除去する。
しているメッキ液を除去する。
次いで、溶接性向上用酸化膜化成装置９（竪型）へ導き
、電解によりメッキ鋼帯４表面へ酸化膜を生成した後、
洗滌装置１０へ導き、洗滌し、乾燥装置１１へ導き、乾
燥後、調質圧延機７により圧延しメッキ鋼帯４の形状矯
正を施し、製品として巻取る。
、電解によりメッキ鋼帯４表面へ酸化膜を生成した後、
洗滌装置１０へ導き、洗滌し、乾燥装置１１へ導き、乾
燥後、調質圧延機７により圧延しメッキ鋼帯４の形状矯
正を施し、製品として巻取る。
［発明の効果］
本発明によれば、溶接性に優れた亜鉛系メッキ鋼板を工
業的規模で安定して製造することができ、自動車用、家
電用等大量需要に確実に対応でき、産業上火ぎい効果を
奏するものである。
業的規模で安定して製造することができ、自動車用、家
電用等大量需要に確実に対応でき、産業上火ぎい効果を
奏するものである。
第１図及び第２図は、本発明の実施例設備を示す説明図
である。 １・・・前処理炉 ２・・・熔融亜鉛浴槽３・・
・溶融亜鉛メッキ装置 ４・・・鋼帯 ５・・・合金化炉６・・・亜
鉛メッキ前処理装置 ７・・・調質圧延機 ８．１０・・・洗浄装置９・
・・溶接性向上用酸化膜化成装置 １１・・・乾燥装置 他４名
である。 １・・・前処理炉 ２・・・熔融亜鉛浴槽３・・
・溶融亜鉛メッキ装置 ４・・・鋼帯 ５・・・合金化炉６・・・亜
鉛メッキ前処理装置 ７・・・調質圧延機 ８．１０・・・洗浄装置９・
・・溶接性向上用酸化膜化成装置 １１・・・乾燥装置 他４名
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 溶融亜鉛メッキ装置と、溶融亜鉛メッキ鋼板前処理
装置と、調質圧延機と、洗滌装置と、溶接性向上用酸化
膜化成装置と、洗滌装置と乾燥装置を連設した、溶接性
に優れた 亜鉛系メッキ鋼板の製造設備 ２ 溶融亜鉛メッキ装置と、溶融亜鉛メッキ鋼板前処理
装置と、洗滌装置と、溶接性向上用酸化膜化成装置と、
洗滌装置と乾燥装置と、調質圧延機を連設した、溶接性
に優れた亜鉛系メッキ鋼板の製造設備
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7918489A JPH02258962A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 溶接性に優れた亜鉛系メッキ鋼板の製造設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7918489A JPH02258962A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 溶接性に優れた亜鉛系メッキ鋼板の製造設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02258962A true JPH02258962A (ja) | 1990-10-19 |
Family
ID=13682892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7918489A Pending JPH02258962A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 溶接性に優れた亜鉛系メッキ鋼板の製造設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02258962A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05331662A (ja) * | 1992-05-27 | 1993-12-14 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 高耐食性合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造法 |
| JPH08325696A (ja) * | 1995-05-26 | 1996-12-10 | Nippon Steel Corp | 潤滑性に優れた溶融亜鉛系めっき鋼板の製造設備 |
| JPH08325689A (ja) * | 1995-05-30 | 1996-12-10 | Nippon Steel Corp | 潤滑性、化成処理性に優れた溶融亜鉛系めっき熱延鋼板の製造設備 |
| JPH08325688A (ja) * | 1995-05-26 | 1996-12-10 | Nippon Steel Corp | 潤滑性に優れた溶融亜鉛系めっき鋼板の製造設備 |
| WO2001081646A1 (fr) * | 2000-04-24 | 2001-11-01 | Nkk Corporation | Tole d'acier recuit apres galvanisation et procede de production correspondant |
| JP2006199985A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Jfe Steel Kk | めっき表面に酸化物層を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造装置 |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP7918489A patent/JPH02258962A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05331662A (ja) * | 1992-05-27 | 1993-12-14 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 高耐食性合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造法 |
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| US6699592B2 (en) | 2000-04-24 | 2004-03-02 | Nkk Corporation | Galvannealed steel sheet and method for manufacturing the same |
| EP1288325A4 (en) * | 2000-04-24 | 2007-04-04 | Jfe Steel Corp | STEEL PLATE REINFECTED AFTER GALVANIZATION AND CORRESPONDING PRODUCTION PROCESS |
| JP2006199985A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Jfe Steel Kk | めっき表面に酸化物層を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造装置 |
| JP4561375B2 (ja) * | 2005-01-19 | 2010-10-13 | Ｊｆｅスチール株式会社 | めっき表面に酸化物層を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造装置 |
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