JP2561000C - - Google Patents

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JP2561000C
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、文字列を配置出力する際の出力方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータにおいて、CRT画面上に図6に
示す如く、入力文字列「ABCDE」を曲線(円弧)に沿って配置表示させるに
は、配置位置を指定しながら1文字ずつ入力することによって行っていた。即ち
、カーソルキーを操作して1文字目の配置位置にカーソルを合わせたのち文字キ
ーを操作して1文字目の「A」を入力する。次に、カーソルを移動させて2文字
目の配置位置にカーソルを合わせたのち2文字目の「B」を入力する。以下、同
様に文字配置位置を指定しながら1文字ずつ文字入力すると、入力された文字列
は曲線に沿って配置表示される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような方法では、1文字ず
つ正確にその配置位置を指定することは極めて困難であり、その位置指定を間違
えると、入力文字列を所定の曲線等に沿って配置表示することができず、しかも
キー操作が煩雑で極めて面倒なものとなっていた。本発明の課題は、文字列を配
置出力する際に、オペレータの所望する配置形態の出力を、簡易な指定方法によ
り簡易に指定できるようにすることである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通りである。文字入力部、表
示部、メモリ及び演算装置を有する電子機器において、文字入力部から入力され
た文字列を表示部に配置出力する際の出力方法であって、文字入力部から入力さ
れた複数の文字からなる文字列をメモリに記憶し、メモリに記憶した文字列に含
まれる文字の文字数を検出し、予め用意された複数種類の配置パターンを表示部
の表示画面上にメニュー表示し、メニュー表示に対して選択された配置パターン
に沿ってメモリに記憶した複数の文字を配置すべく、検出した文字数に基づいて
各文字の表示基準座標を決定し、この決定された各基準座標に基づいて、メモリ
に記憶した文字列に含まれる各文字を順次配置して表示部に出力するようにした
ことを特徴とする。 【0005】 【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。文字入力部から入力された複数
の文字からなる文字列がメモリに記憶され、メモリに記憶した文字列の文字数が
検出され、予め用意された複数種類の配置パターンが表示部の表示画面上にメニ
ュー表示され、メニュー表示に対して選択された配置パターンに沿ってメモリに
記憶した複数の文字を配置すべく、検出した文字数に基づいて各文字の表示基準
座標が決定され、この決定された各基準座標に基づいて、メモリに記憶した文字
列に含まれる各文がを順次配置されて表示部に出力される。 【0006】 【実施例】以下、一実施例を図1〜図5を参照しながら説明する。なお、本実施
例はパーソナルコンピュータに適用した例を示している。図1はこのパーソナル
コンピュータの基本的な構成を示したブロック回路図である。このパーソナルコ ンピュータの外部入力手段として本実施例においては、キーボード11の他、ポ
インティングデバイスとしてのマウス12が設けられている。そして、キーボー
ド11、マウス12からの入力情報は対応するキーボード制御部13、マウス制
御部14を介してCPU15に取り込まれる。 【0007】キーボード11は通常備えられている文字キー等の各種のキーを有
し、特定モードにおいてキーボード11から入力された文字列データは、CPU
15の制御下で入力文字列記憶部16に転送保持される。入力文字列記憶部16
は入力文字列データを文字コード形式で記憶するもので、その内容は定型文字列
制御部17の制御下で読み出され、CPU15を介してキャラクタジェネレータ
を構成する文字フォント記憶部18に送られ、対応する文字フォントパターンに
変換されたのち定型文字列制御部17に取り込まれる。 【0008】定型文字列制御部17は定型パターン記憶部19に固定的に記憶さ
れている複数の配置パターン(定型パターン)のうち予めキーボード11あるい
はマウス12によって選択された定型パターンを記憶保持しており、選択された
定型パターンを表示させる為にCRTバッファ20の所定位置にその定型パター
ン(一点鎖線)を書き込む。また、定型文字列制御部17は文字フォント記憶部
18からの文字列フォントをイメージ制御部21を介してイメージバッファ22
に書き込むが、この場合、選択された定型パターンに沿って文字列フォントを所
定位置に配置する。この際、定型文字列制御部17はCPU15内に設けられて
いる各種のレジスタ、即ち、i、y、x、nレジスタを用いて文字列フォントの
配置位置を決定し、イメージバッファ22内に定型パターンに沿って文字列フォ
ントを配置する。 【0009】このようにしてイメージバッファ22内に配置された文字列フォン
トは、イメージ制御部21によって読み出され、CRTバッファ20に書き込ま
れる。なお、CRT制御部23はCRTバッファ20内のデータを取り込み、C
RT表示装置24に表示させる。また、CRTバッファ20にはキーボード11
あるいはマウス12からCPU15を介してカーソル位置データが入力されてい
る。 【0010】図2は定型パターン記憶部19に設けられた文字配置位置テーブル xypの構成を示し、この文字配置位置テーブルxypは各定型パターン毎に設
けられているが、図2においては1つの定型パターンに対応する文字配置位置テ
ーブルxypのみを示し、その他は図示省略したものである。文字配置位置テー
ブルxypはその定型パターンに配置される入力文字数に対応して複数個、即ち
、当該定型パターンに最高何文字まで配置可能であるかを示す最高配置文字数(
maxch)分設けられ、xyp0は1文字、xyp1は2文字……xyi-1はi
文字に対応する文字配置位置テーブルである。なお、各配置位置テーブルxyp
0、xyp1……内の座標位置は、対応する定型パターンの原点(後述する)から
の値(固定値)である。しかして、各配置位置テーブルxyp0、xyp1……は
tblpにしたがって入力文字数に対応して指定される。なお、tblpは複数
の定型パターンに対応して設けられ、ptnpにしたがって指定される。ptn
pは予め固定的に記憶されている複数個(本実施例にあっては4個)の定型パタ
ーンのうち選択された定型パターンを指定する。なお、4種類の定型パターンと
して本実施例においては、円弧状のパターンが2種類、S字状のパターンが2種
類用意され、いずれにおいても曲線パターンである。 【0011】先ず、CRT表示装置24に表示されている処理メニュー(図3(
A)参照)の中から“文字列入力”の項目をキーボード11あるいはマウス12
によって選択する。図3(A)はマウスカーソルによって当該項目を選択した場
合を示している。 【0012】このようにして“文字列入力”の項目を選択すると、CPU15は
定型文字列制御部17に動作指令を与える。すると、定型文字列制御部17は定
型パターン記憶部19に格納されている各定型パターンをCRTバッファ20に
書き込み、そして、CRT制御部23はCRTバッファ20の内容をCRT表示
装置24にメニュー表示させる。 【0013】次に、メニュー表示されている定型パターンの中からユーザの希望
するパターンをキーボード11あるいはマウス12によって選択する。すると、
定型文字列制御部17はキーボード11の中から選択された定型パターンを取り
出して記憶し、その定型パターンの一点鎖線をCRTバッファ20の所定位置に
書き込む。そして、CRT制御部23はCRTバッファ20の内容をCRT表示 装置24に表示させる。図3(B)はこの時の表示状態を示したものである。な
お、図中PPはパターン原点を示している。 【0014】そして、上述のようにして選択した定型パターンに沿って配置され
る文字列をキーボード11から入力する。すると、CPU15は入力文字列を入
力文字列記憶部16に格納し、次で、定型文字列制御部17は図4に示すフロー
チャートにしたがった動作を実行する。 【0015】先ず、定型文字列制御部17はCPU15によって求められた入力
文字数をnレジスタにセットし(ステップS1)、その後、マウスカーソル位置
のx座標、y座標を対応するxレジスタ、yレジスタにセットしておく(ステッ
プS2)。次で、選択された定型パターンに対応するptnpを指定し(ステッ
プS3)、その定型パターンの最高配置文字数(maxch)を定型パターン記
憶部19から読み出し、nレジスタ内の入力文字数と比較する(ステップS4)
。この結果、入力文字数が最高配置文字数を越えた場合には、入力文字数全てを
選択指定された定型パターン内に配置することができない為、入力文字列の末尾
を切り捨て最高配置文字数を入力文字数としてnレジスタにセットする(ステッ
プS5)。その後、nレジスタの値にしたがって定型パターン記憶部19内のt
blpを指定すると(ステップS6)、入力文字数に対応した文字配置位置テー
ブルxypが指定される。 【0016】そして、定型文字列制御部17は入力文字列記憶部16から入力文
字列コードを1文字ずつ読み出し、文字フォント記憶部18を用いて対応する文
字フォントに変換すると共に、その文字フォントの配置位置(イメージバッファ
22の書き込み位置)を求め、イメージバッファ22に1文字ずつ書き込む処理
を入力文字数分繰り返す(ステップS7〜S11)。先ず、入力文字列の先頭文
字を指定する為にiレジスタをクリアし(ステップS7)、その値にしたがって
入力文字列記憶部16から先頭文字を読み出し、文字フォント記憶部18を用い
て文字フォントに変換する(ステップS9)。そして、この文字フォントをイメ
ージバッファ22に書き込む為の書き込み位置を求める。即ち、指定された文字
配置位置テーブルxyp(例えば、xypi-1)のうちiレジスタの値に対応す
る領域内の座標位置(xi-1、yi-1)を読み出し、これをx、yレジスタにセッ トしておいたマウスカーソル位置座標(x、y)に加算することによって書き込
み位置(xi+x、yi+y)を求める。いま、iレジスタの値は「0」、したが
って文字配置位置テーブルxypからは座標位置(x0、y0)が読み出される結
果、書き込み位置は(x0+x、y0+y)となる。ここで、文字配置位置テーブ
ルxyp内の座標位置は図5に示すパターン原点を基準としたもので、マウスカ
ーソルのクリックされた位置をパターン原点(x、y)として求められた書き込
み位置(x0+x、y0+y)はイメージバッファ22の始点座標(0、0)を基
準とした値となる。このようにして求められた書き込み位置に先頭の文字フォン
トをイメージバッファ22に書き込む(ステップS10)。そして、iレジスタ
の値をプラス「1」するインクリメント処理(ステップS11)を実行したのち
、ステップS8に戻る。 【0017】以下、同様の動作が入力文字数分繰り返される結果、図5に示すよ
うに、イメージバッファ22内にはマウスカーソルのクリックされた位置をパタ
ーン原点とし、入力文字列フォントが1文字ずつ定型パターンに沿って順次配置
される。そして、入力文字数分上述のような書き込み処理が終ると、ステップS
8でそのことが検出され、定型文字列制御部17による処理終了となる。 【0018】このようにしてイメージバッファ22内に定型パターンに沿って入
力文字列フォントが書き込まれると、イメージ制御部21はイメージバッファ2
2内のデータをCRTバッファ20に転送する。これによってCRT制御部23
はCRTバッファ20内のデータをCRT表示装置24に表示させる。図3はこ
の時の表示状態を示し、マウスカーソルがクリックされた位置をパターン原点と
して入力文字列フォントが定型パターンに沿って配置表示される。なお、入力文
字数が3文字の時には、図5に示す位置(x1、y1)、(x3、y3)、(x5
5)に3文字分の文字フォントが配置される。 【0019】 【発明の効果】本発明によれば、文字列を配置出力する際に、オペレータの所望
する出力配置形態を選択することにより、文字列の文字数に応じた文字配置位置
が自動的に決定されて出力でき、文字数に応じた文字配置出力を自動的に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】実施例のパーソナルコンピュータの基本的なブロック回路図である。 【図2】実施例の文字配置テーブルxypの構成を示した図である。 【図3】実施例の表示状態を説明するための図である。 【図4】実施例の動作を示したフローチャートである。 【図5】実施例のイメージバッファ内の記憶状態を説明する図である。 【図6】従来例を説明するための図である。 【符号の説明】 11 キーボード 12 マウス 16 入力文字列記憶部 19 定型パターン記憶部 22 イメージバッファ 24 CRT表示装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】文字入力部、表示部、メモリ及び演算装置を有する電子機器におい
    て、文字入力部から入力された文字列を表示部に配置出力する際の出力方法であ
    って、 文字入力部から入力された複数の文字からなる文字列をメモリに記憶し、 このメモリに記憶した文字列に含まれる文字の文字数を検出し、 予め用意された複数種類の曲線形状の配置パターンを表示部の表示画面上にメニ
    ュー表示し、上記 メニュー表示に対して選択された曲線形状の配置パターンと同様の曲線配置
    形状に沿ってメモリに記憶した複数の文字を配置すべく、上記選択された曲線形
    状の配置パターン、及び上記検出した文字数に基いて各文字の表示基準座標を
    決定し、 この決定された各表示座標に基いて、メモリに記憶した文字列に含まれる各文字
    を順次配置して表示部に出力するようにしたことを特徴とする文字列出力方法。

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