JP2560859Y2 - 二液混合容器 - Google Patents
二液混合容器Info
- Publication number
- JP2560859Y2 JP2560859Y2 JP10871491U JP10871491U JP2560859Y2 JP 2560859 Y2 JP2560859 Y2 JP 2560859Y2 JP 10871491 U JP10871491 U JP 10871491U JP 10871491 U JP10871491 U JP 10871491U JP 2560859 Y2 JP2560859 Y2 JP 2560859Y2
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- JP
- Japan
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- male screw
- screw cylinder
- diameter cylindrical
- cylinder
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本案は、二液混合容器に係る。
【０００２】
【従来の技術】二液混合容器は、使用するまで同一容器
体内に分離状態で収納させておいたＡ、Ｂ二液を、使用
の際に混合できるよう設けたもので、白髪染め用薬液等
に用いられている。従来この種容器は例えば実公昭63−
6032号公報が示すように、Ａ液を入れたＡ容器体とＢ液
を入れたＢ容器体とを中間筒体で螺合状態に連結してお
き、該中間筒体に対してＡ容器体を螺退させるとＡ容器
体の底壁が外れ落下してＡ、Ｂ両液が混合するよう設け
ている。
体内に分離状態で収納させておいたＡ、Ｂ二液を、使用
の際に混合できるよう設けたもので、白髪染め用薬液等
に用いられている。従来この種容器は例えば実公昭63−
6032号公報が示すように、Ａ液を入れたＡ容器体とＢ液
を入れたＢ容器体とを中間筒体で螺合状態に連結してお
き、該中間筒体に対してＡ容器体を螺退させるとＡ容器
体の底壁が外れ落下してＡ、Ｂ両液が混合するよう設け
ている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の二液混合容
器は、液体混合に際して上方容器体の底壁が下方容器体
内へ落下するため、該底壁が両容器体の連通部分に接す
る等して混合効果が阻害されることがあり、寸法誤差等
の原因で上記底壁が上方容器体下端から外れ難いことが
あった。
器は、液体混合に際して上方容器体の底壁が下方容器体
内へ落下するため、該底壁が両容器体の連通部分に接す
る等して混合効果が阻害されることがあり、寸法誤差等
の原因で上記底壁が上方容器体下端から外れ難いことが
あった。
【０００４】本案は、下半よりも上半を大径とした容器
体上端に仕切板吊下げ筒を嵌合させてその仕切板で容器
体胴部の中間部を遮断してその仕切板の上下にＡ、Ｂ異
種液体を別々に収納させ、又仕切板付き吊下げ筒上端に
ノズル付きキャップを嵌合させておき、両液体混合の際
は仕切板付き吊下げ筒を除去して、混合後は容器体上端
に直接ノズル付きキャップを嵌合させるよう設けたもの
であり、もって上記従来例の欠点を除去すると共に、異
種両液の混合が容易であるよう、又容器の構造が簡易と
なるよう設けたものである。
体上端に仕切板吊下げ筒を嵌合させてその仕切板で容器
体胴部の中間部を遮断してその仕切板の上下にＡ、Ｂ異
種液体を別々に収納させ、又仕切板付き吊下げ筒上端に
ノズル付きキャップを嵌合させておき、両液体混合の際
は仕切板付き吊下げ筒を除去して、混合後は容器体上端
に直接ノズル付きキャップを嵌合させるよう設けたもの
であり、もって上記従来例の欠点を除去すると共に、異
種両液の混合が容易であるよう、又容器の構造が簡易と
なるよう設けたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】下半を小径筒部２に、か
つ上半を大径筒部３に形成して、大径筒部３の上部を第
１雄ねじ筒４とした容器体１と、上記大径筒部３の上端
面へ、下面を水密に接して載置させた鍔状頂壁８外周か
ら周壁９を垂下して第１雄ねじ筒４へ螺合させると共
に、該鍔状頂壁８内周から第１雄ねじ筒内面へ水密に接
して垂下する内周壁10下端から内向きフランジ状壁11を
介して複数の吊下げ板12を垂下し、これ等吊下げ板下端
に横設した仕切板13で上記小径筒部２の上端部内面を水
密に密閉させ、又上記鍔状頂壁８上面から上記第１雄ね
じ筒４と同一の第２雄ねじ筒14を起立する仕切板吊下げ
筒７と、上記第２雄ねじ筒14の上端開口面を密閉させて
頂壁17外周から垂下する周壁18を第２雄ねじ筒14外面へ
螺合させると共に、頂壁17中央部を上方へ起立してノズ
ル19となし、該ノズル上端に口蓋20を着脱自在に嵌合さ
せたノズル付きキャップ16とで形成した。
つ上半を大径筒部３に形成して、大径筒部３の上部を第
１雄ねじ筒４とした容器体１と、上記大径筒部３の上端
面へ、下面を水密に接して載置させた鍔状頂壁８外周か
ら周壁９を垂下して第１雄ねじ筒４へ螺合させると共
に、該鍔状頂壁８内周から第１雄ねじ筒内面へ水密に接
して垂下する内周壁10下端から内向きフランジ状壁11を
介して複数の吊下げ板12を垂下し、これ等吊下げ板下端
に横設した仕切板13で上記小径筒部２の上端部内面を水
密に密閉させ、又上記鍔状頂壁８上面から上記第１雄ね
じ筒４と同一の第２雄ねじ筒14を起立する仕切板吊下げ
筒７と、上記第２雄ねじ筒14の上端開口面を密閉させて
頂壁17外周から垂下する周壁18を第２雄ねじ筒14外面へ
螺合させると共に、頂壁17中央部を上方へ起立してノズ
ル19となし、該ノズル上端に口蓋20を着脱自在に嵌合さ
せたノズル付きキャップ16とで形成した。
【０００６】
【作用】仕切板13で容器体１の上下方向中間部を遮断し
た図示状態から、ノズル付きキャップ16および仕切板吊
下げ筒７を除去すると、容器体１の上下両部内の異種両
液体を混合できる。該状態からノズル付きキャップ16を
直接容器体上端部に螺合させ、ノズル19上端の口蓋20を
外して使用する。
た図示状態から、ノズル付きキャップ16および仕切板吊
下げ筒７を除去すると、容器体１の上下両部内の異種両
液体を混合できる。該状態からノズル付きキャップ16を
直接容器体上端部に螺合させ、ノズル19上端の口蓋20を
外して使用する。
【０００７】
【実施例】１は容器体で、該容器体は下半を小径筒部２
に、かつ上半を大径筒部３に形成し、その大径筒部の上
部を第１雄ねじ筒４としている。その雄ねじ筒部分下端
外面には外向きフランジ５を付設するとよい。
に、かつ上半を大径筒部３に形成し、その大径筒部の上
部を第１雄ねじ筒４としている。その雄ねじ筒部分下端
外面には外向きフランジ５を付設するとよい。
【０００８】７は仕切板吊下げ筒で、該吊下げ筒は上記
大径筒部３の上端面へ、下面を水密に接して載置させた
鍔状頂壁８外周から外周壁９を垂下して上記第１雄ねじ
筒４に螺合させ、又鍔状頂壁８内周から第１雄ねじ筒４
内面へ水密に接して内周壁10を垂下し、該内周壁下端か
ら内向きフランジ状壁11を介して複数の吊下げ板12…を
垂下し、これ等吊下げ板下端に横設した仕切板13で、上
記小径筒部２の上端部内面を水密に密閉させている。又
鍔状頂壁８の上面からは、既述第１雄ねじ筒４と同一の
第２雄ねじ筒14を起立している。
大径筒部３の上端面へ、下面を水密に接して載置させた
鍔状頂壁８外周から外周壁９を垂下して上記第１雄ねじ
筒４に螺合させ、又鍔状頂壁８内周から第１雄ねじ筒４
内面へ水密に接して内周壁10を垂下し、該内周壁下端か
ら内向きフランジ状壁11を介して複数の吊下げ板12…を
垂下し、これ等吊下げ板下端に横設した仕切板13で、上
記小径筒部２の上端部内面を水密に密閉させている。又
鍔状頂壁８の上面からは、既述第１雄ねじ筒４と同一の
第２雄ねじ筒14を起立している。
【０００９】16はノズル付きキャップで、上記第２雄ね
じ筒14の上端開口面を密閉させて頂壁17から垂下する周
壁18を第２雄ねじ筒14外面へ螺合させると共に、頂壁17
中央部を上方へ起立させてノズル19とする。該ノズル上
端には口蓋20を着脱自在に嵌合させる。又第２雄ねじ筒
14内面へ水密に嵌合させる嵌合内壁21を頂壁17下面から
垂設するとよい。既述第１、第２雄ねじ筒４, 14は同一
であるから、仕切板吊下げ筒７を外すことで、ノズル付
きキャップ16の周壁18を第１雄ねじ筒４に螺合させるこ
とが可能である。
じ筒14の上端開口面を密閉させて頂壁17から垂下する周
壁18を第２雄ねじ筒14外面へ螺合させると共に、頂壁17
中央部を上方へ起立させてノズル19とする。該ノズル上
端には口蓋20を着脱自在に嵌合させる。又第２雄ねじ筒
14内面へ水密に嵌合させる嵌合内壁21を頂壁17下面から
垂設するとよい。既述第１、第２雄ねじ筒４, 14は同一
であるから、仕切板吊下げ筒７を外すことで、ノズル付
きキャップ16の周壁18を第１雄ねじ筒４に螺合させるこ
とが可能である。
【００１０】上記各部材は、すべて適宜合成樹脂材で成
形する。
形する。
【００１１】
【考案の効果】本案は既述構成とするもので、容器体１
の上下方向中間部を、容器体上部に嵌合させた仕切板吊
下げ筒７から吊下げた仕切板13で遮断し、その仕切板吊
下げ筒除去により容器体内上下両部内へ収納する異種液
体を混合させるから、その仕切板も共に除去されること
となって既述従来例のようにその仕切板が両液体混合の
際に邪魔となることがなく、又容器体１は下半を小径筒
部２に、かつ上半を大径筒部３として上記仕切板13で小
径筒部２の上端部内面を密閉させたから、仕切板13除去
に際して仕切板吊下げ筒７上昇により仕切板13が小径筒
部２上端から外れると同時に該仕切板外周と大径筒部３
の内面下端との間を通って大径筒部内の液体は小径筒部
２内へ入ることとなり、よって仕切板引上げに際して大
径筒部３内液体がこぼれることがなく、更に大径筒部３
の上端部が形成する第１雄ねじ筒４と仕切板吊下げ筒７
の第２雄ねじ筒14とを同一としたから、両液体混合後は
直接ノズル付きキャップ16を第１雄ねじ筒４に螺合させ
ることが出来る便利がある。
の上下方向中間部を、容器体上部に嵌合させた仕切板吊
下げ筒７から吊下げた仕切板13で遮断し、その仕切板吊
下げ筒除去により容器体内上下両部内へ収納する異種液
体を混合させるから、その仕切板も共に除去されること
となって既述従来例のようにその仕切板が両液体混合の
際に邪魔となることがなく、又容器体１は下半を小径筒
部２に、かつ上半を大径筒部３として上記仕切板13で小
径筒部２の上端部内面を密閉させたから、仕切板13除去
に際して仕切板吊下げ筒７上昇により仕切板13が小径筒
部２上端から外れると同時に該仕切板外周と大径筒部３
の内面下端との間を通って大径筒部内の液体は小径筒部
２内へ入ることとなり、よって仕切板引上げに際して大
径筒部３内液体がこぼれることがなく、更に大径筒部３
の上端部が形成する第１雄ねじ筒４と仕切板吊下げ筒７
の第２雄ねじ筒14とを同一としたから、両液体混合後は
直接ノズル付きキャップ16を第１雄ねじ筒４に螺合させ
ることが出来る便利がある。
【図１】本案容器の縦断面図である。
１ 容器体 ７ 仕切板吊下げ筒 16 ノズル付きキャップ
Claims (1)
- 【請求項１】 下半を小径筒部２に、かつ上半を大径筒
部３に形成して、大径筒部３の上部を第１雄ねじ筒４と
した容器体１と、上記大径筒部３の上端面へ、下面を水
密に接して載置させた鍔状頂壁８外周から周壁９を垂下
して第１雄ねじ筒４へ螺合させると共に、該鍔状頂壁８
内周から第１雄ねじ筒内面へ水密に接して垂下する内周
壁10下端から内向きフランジ状壁11を介して複数の吊下
げ板12を垂下し、これ等吊下げ板下端に横設した仕切板
13で上記小径筒部２の上端部内面を水密に密閉させ、又
上記鍔状頂壁８上面から上記第１雄ねじ筒４と同一の第
２雄ねじ筒14を起立する仕切板吊下げ筒７と、上記第２
雄ねじ筒14の上端開口面を密閉させて頂壁17外周から垂
下する周壁18を第２雄ねじ筒14外面へ螺合させると共
に、頂壁17中央部を上方へ起立してノズル19となし、該
ノズル上端に口蓋20を着脱自在に嵌合させたノズル付き
キャップ16とで形成したことを特徴とする、二液混合容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10871491U JP2560859Y2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 二液混合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10871491U JP2560859Y2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 二液混合容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0549675U JPH0549675U (ja) | 1993-06-29 |
| JP2560859Y2 true JP2560859Y2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=14491731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10871491U Expired - Fee Related JP2560859Y2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 二液混合容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2560859Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4735832B2 (ja) | 2006-01-06 | 2011-07-27 | 株式会社ルミカ | 残留洗剤の検出方法および残留洗剤検出具 |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP10871491U patent/JP2560859Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0549675U (ja) | 1993-06-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |