JP2560272B2 - ゴルフクラブ用ヘッド - Google Patents
ゴルフクラブ用ヘッドInfo
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- JP2560272B2 JP2560272B2 JP4339135A JP33913592A JP2560272B2 JP 2560272 B2 JP2560272 B2 JP 2560272B2 JP 4339135 A JP4339135 A JP 4339135A JP 33913592 A JP33913592 A JP 33913592A JP 2560272 B2 JP2560272 B2 JP 2560272B2
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- recess
- face
- press
- head body
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/047—Heads iron-type
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/0416—Heads having an impact surface provided by a face insert
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/0416—Heads having an impact surface provided by a face insert
- A63B53/042—Heads having an impact surface provided by a face insert the face insert consisting of a material different from that of the head
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B2209/00—Characteristics of used materials
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、通常アイアンと称せら
れるゴルフクラブ用ヘッドに関する。
れるゴルフクラブ用ヘッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のものは鉄を鍛造してソー
ル、該ソールに対して所定の角度を有するフェース、シ
ャフト取付部を形成し、この後にシャフト取付孔、磨き
などの加工を施して製作するものであった。このような
従来のヘッドにおいては、スイートエリヤの拡大を図る
ためにヘッド後部のソール側を後方に突設させている。
これはヘッドの重心を後方に位置させて、該重心とフェ
ースの間の距離を大きくして、これに起因するスイート
エリヤの拡大を図るためである。
ル、該ソールに対して所定の角度を有するフェース、シ
ャフト取付部を形成し、この後にシャフト取付孔、磨き
などの加工を施して製作するものであった。このような
従来のヘッドにおいては、スイートエリヤの拡大を図る
ためにヘッド後部のソール側を後方に突設させている。
これはヘッドの重心を後方に位置させて、該重心とフェ
ースの間の距離を大きくして、これに起因するスイート
エリヤの拡大を図るためである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、ヘッドは同一材質によって形成されるものであるた
めに、ヘッド後部のソール側を後方に突設させたとして
も、ヘッドの重心を後方に位置させる場合には限度があ
り、大幅なスイートエリヤの拡大を図ることはできなか
った。
は、ヘッドは同一材質によって形成されるものであるた
めに、ヘッド後部のソール側を後方に突設させたとして
も、ヘッドの重心を後方に位置させる場合には限度があ
り、大幅なスイートエリヤの拡大を図ることはできなか
った。
【０００４】このような問題を解決する一手段として実
開昭５３−１９４７５号公報にはヘッド本体の打撃面に
大きな窓孔を穿孔し、この窓孔を打撃面に付設した板材
で閉塞すると共にビス等で固定したアイアンゴルフクラ
ブが公知である。しかしながら、このようなものではビ
ス等でヘッド本体と板材を固定するものであるので、固
定力が弱く、ショット時に離脱する虞があり、また製造
も容易ではなく、さらにビス等があらわれて美観に劣
る。
開昭５３−１９４７５号公報にはヘッド本体の打撃面に
大きな窓孔を穿孔し、この窓孔を打撃面に付設した板材
で閉塞すると共にビス等で固定したアイアンゴルフクラ
ブが公知である。しかしながら、このようなものではビ
ス等でヘッド本体と板材を固定するものであるので、固
定力が弱く、ショット時に離脱する虞があり、また製造
も容易ではなく、さらにビス等があらわれて美観に劣
る。
【０００５】また、実開昭５２−１４６３５３号公報に
は、ヘッドのフェースの全部又は表面を軽金属（軽金属
合金）で構成し、ソール部を含むその外周部からソケッ
ト部は鉄（鉄合金）で形成し、フェース部の周縁に錘
（鉄（鉄合金））を配置してスイートエリヤの拡大を図
ると共に、そのフェースを設ける凹部の縁に逆テーパが
形成されたものが開示されている。しかしながら、この
ようなものは溶融アルミ等の軽金属を流し込み、フェー
スを形成するものであり、溶融、流し込み等の大型設備
が必要となる。
は、ヘッドのフェースの全部又は表面を軽金属（軽金属
合金）で構成し、ソール部を含むその外周部からソケッ
ト部は鉄（鉄合金）で形成し、フェース部の周縁に錘
（鉄（鉄合金））を配置してスイートエリヤの拡大を図
ると共に、そのフェースを設ける凹部の縁に逆テーパが
形成されたものが開示されている。しかしながら、この
ようなものは溶融アルミ等の軽金属を流し込み、フェー
スを形成するものであり、溶融、流し込み等の大型設備
が必要となる。
【０００６】本発明は前記問題を解決してスイートエリ
ヤの拡大を図り、さらに強度の向上を図れ、しかも製造
が容易なゴルフクラブ用ヘッドを提供することを目的と
する。
ヤの拡大を図り、さらに強度の向上を図れ、しかも製造
が容易なゴルフクラブ用ヘッドを提供することを目的と
する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、前面にフェー
スを設けると共に一側にシャフト取付部を設けたゴルフ
クラブ用ヘッドにおいて、ソールを形成し前面に前記フ
ェースに対応して凹部を形成したヘッド本体と、前記ヘ
ッド本体よりも比重の小さい材料により形成された板状
金属材料により形成され前記凹部に嵌着されるフェース
部材とからなり、前記凹部の周面を後側が広くなるよう
に逆テーパ状に形成する共に該凹部に前記フェース部材
をプレスによって圧入し、嵌着することを特徴とするゴ
ルフクラブ用ヘッドである。
スを設けると共に一側にシャフト取付部を設けたゴルフ
クラブ用ヘッドにおいて、ソールを形成し前面に前記フ
ェースに対応して凹部を形成したヘッド本体と、前記ヘ
ッド本体よりも比重の小さい材料により形成された板状
金属材料により形成され前記凹部に嵌着されるフェース
部材とからなり、前記凹部の周面を後側が広くなるよう
に逆テーパ状に形成する共に該凹部に前記フェース部材
をプレスによって圧入し、嵌着することを特徴とするゴ
ルフクラブ用ヘッドである。
【０００８】また、本発明は前記凹部の底面に前記フェ
ース部材の背面が当接することを特徴とする請求項１記
載のゴルフクラブ用ヘッドである。
ース部材の背面が当接することを特徴とする請求項１記
載のゴルフクラブ用ヘッドである。
【０００９】
【作用】前記請求項１記載の構成により、プレスによっ
てフェース部材を周面が逆テーパ状の凹部に圧入し、嵌
着することにより、フェース部材を大型設備を必要とせ
ずに強固に固着できる。
てフェース部材を周面が逆テーパ状の凹部に圧入し、嵌
着することにより、フェース部材を大型設備を必要とせ
ずに強固に固着できる。
【００１０】また、前記請求項２記載の構成により、ヘ
ッド本体の凹部にフェース部材をプレスによって圧入す
る際に、フェース部材の背面が底部に当接できる。
ッド本体の凹部にフェース部材をプレスによって圧入す
る際に、フェース部材の背面が底部に当接できる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の第１実施例を図１及び図２を
参照して説明する。ヘッド本体１は、所定の角度Ａを有
するフェース２が設けられ、さらにヘッド本体１の一側
にはシャフト３を接続するためのシャフト取付部４が設
けられている。そしてベリリューム銅合金（比重略８．
２）またはステンレス（比重略７．９）等によって形成
されソール５を有する前記ヘッド本体１は、その前面側
に薄板状のフェース部材６が嵌着する凹部７が形成され
る。前記フェース部材６はチタン、チタン合金（比重略
４．５）、アルミニューム、アルミニューム合金、マグ
ネシューム合金、カーボン繊維等の比重の小さい材料か
ら形成される。前記凹部７の全部または一部の周面８
は、後側が広くなるように逆テーパ状に形成されてお
り、また前記フェース部材６の縁部６Ａは前記周面８よ
り僅かに大きく形成されている。さらに前記凹部７の底
面７Ａには、該凹部７より小さい窓孔９がヘッド本体１
の背面側に貫通して形成されており、前記底面７Ａには
段部10が形成されていると共に、この段部10の全部また
は一部の周面10Ａは、後部側が広くなるように逆テーパ
状に形成されている。前記フェース部材６は前記凹部７
に嵌着するものであって、その後面には凸所11が設けら
れている。前記凸所11は前記段部10より僅かに大きく形
成されている。そしてヘッド本体１にフェース部材６を
固着する場合には、凹部７にフェース部材６をプレスに
よって圧入するものである。この際にフェース部材６の
縁部６Ａが周面８に、また凸所11の縁部11Ａが周面10Ａ
に逆テーパ状に嵌合して固着されるものであるため、強
固にヘッド本体１とフェース部材６を固着できる。さら
に、フェース部材６の背面は前記底面７Ａに当接される
ようになっている。尚、13はヘッド本体１のトップ、14
はヒールを示している。
参照して説明する。ヘッド本体１は、所定の角度Ａを有
するフェース２が設けられ、さらにヘッド本体１の一側
にはシャフト３を接続するためのシャフト取付部４が設
けられている。そしてベリリューム銅合金（比重略８．
２）またはステンレス（比重略７．９）等によって形成
されソール５を有する前記ヘッド本体１は、その前面側
に薄板状のフェース部材６が嵌着する凹部７が形成され
る。前記フェース部材６はチタン、チタン合金（比重略
４．５）、アルミニューム、アルミニューム合金、マグ
ネシューム合金、カーボン繊維等の比重の小さい材料か
ら形成される。前記凹部７の全部または一部の周面８
は、後側が広くなるように逆テーパ状に形成されてお
り、また前記フェース部材６の縁部６Ａは前記周面８よ
り僅かに大きく形成されている。さらに前記凹部７の底
面７Ａには、該凹部７より小さい窓孔９がヘッド本体１
の背面側に貫通して形成されており、前記底面７Ａには
段部10が形成されていると共に、この段部10の全部また
は一部の周面10Ａは、後部側が広くなるように逆テーパ
状に形成されている。前記フェース部材６は前記凹部７
に嵌着するものであって、その後面には凸所11が設けら
れている。前記凸所11は前記段部10より僅かに大きく形
成されている。そしてヘッド本体１にフェース部材６を
固着する場合には、凹部７にフェース部材６をプレスに
よって圧入するものである。この際にフェース部材６の
縁部６Ａが周面８に、また凸所11の縁部11Ａが周面10Ａ
に逆テーパ状に嵌合して固着されるものであるため、強
固にヘッド本体１とフェース部材６を固着できる。さら
に、フェース部材６の背面は前記底面７Ａに当接される
ようになっている。尚、13はヘッド本体１のトップ、14
はヒールを示している。
【００１２】以上のように、前記実施例においてはベリ
リューム銅合金またはステンレス等なるヘッド本体１の
前面に凹部７、窓孔９を形成し、そしてチタンまたはチ
タン合金等の前記ヘッド本体１より比重の小さい材料に
よって形成されるフェース部材６を前記凹部７に嵌着す
ることによって、ヘッドの重心Ｇが、比重が大きいヘッ
ド本体１の肉厚なソール５側に寄ってフェース２より離
れ、この結果重心Ｇとフェース２との距離が大きくな
り、超ワイドエリヤのヘッドを提供できる。またヘッド
本体１には窓孔９が形成されているために、該ヘッド本
体１自体の重心Ｇを下げて前記重心Ｇを一層後方に設け
ることができる。
リューム銅合金またはステンレス等なるヘッド本体１の
前面に凹部７、窓孔９を形成し、そしてチタンまたはチ
タン合金等の前記ヘッド本体１より比重の小さい材料に
よって形成されるフェース部材６を前記凹部７に嵌着す
ることによって、ヘッドの重心Ｇが、比重が大きいヘッ
ド本体１の肉厚なソール５側に寄ってフェース２より離
れ、この結果重心Ｇとフェース２との距離が大きくな
り、超ワイドエリヤのヘッドを提供できる。またヘッド
本体１には窓孔９が形成されているために、該ヘッド本
体１自体の重心Ｇを下げて前記重心Ｇを一層後方に設け
ることができる。
【００１３】さらに、ヘッド本体１の凹部７に、板状金
属材料により形成されたフェース部材６をプレスによっ
て凹部７に圧入し嵌着して、フェース部材６がプレスに
よる圧力により逆テーパ状に形成されたヘッド本体１の
凹部７の形状に塑性変形しながら圧入されて両者を固着
するようにしたので、従来技術のような溶融金属の流し
込みのための大型設備を必要とすることなく容易に製造
することができる。また、フェース２にビス等があらわ
れるようなことはなく、美観もよい。
属材料により形成されたフェース部材６をプレスによっ
て凹部７に圧入し嵌着して、フェース部材６がプレスに
よる圧力により逆テーパ状に形成されたヘッド本体１の
凹部７の形状に塑性変形しながら圧入されて両者を固着
するようにしたので、従来技術のような溶融金属の流し
込みのための大型設備を必要とすることなく容易に製造
することができる。また、フェース２にビス等があらわ
れるようなことはなく、美観もよい。
【００１４】さらに、前記周面８、周面10Ａを後部側が
広くなるように逆テーパ状に形成して、そしてフェース
部材６をプレスによって凹部７に圧入し嵌着したことに
よって、該フェース部材６が蟻溝構造によって強固に固
着でき、ショット時にフェース部材６が離脱するような
虞を一掃できる。
広くなるように逆テーパ状に形成して、そしてフェース
部材６をプレスによって凹部７に圧入し嵌着したことに
よって、該フェース部材６が蟻溝構造によって強固に固
着でき、ショット時にフェース部材６が離脱するような
虞を一掃できる。
【００１５】しかも、底面７Ａにフェース部材６の背面
が当接しているので、ショット時に加わる衝撃力をフェ
ース部材６を介して底面７Ａにより確実に受けることが
でき る。さらに、フェース部材６をプレスによって凹部
７に圧入し、嵌着する際に、凹部７の底面７Ａにフェー
ス部材６の背面が当接するので、正確に圧入、嵌着を行
うことができる。また、フェース部材６の背面中央側に
は窓孔９が設けられているので、ショット時におけるフ
ェース部材６の弾性変形を自由に行うことができる。
が当接しているので、ショット時に加わる衝撃力をフェ
ース部材６を介して底面７Ａにより確実に受けることが
でき る。さらに、フェース部材６をプレスによって凹部
７に圧入し、嵌着する際に、凹部７の底面７Ａにフェー
ス部材６の背面が当接するので、正確に圧入、嵌着を行
うことができる。また、フェース部材６の背面中央側に
は窓孔９が設けられているので、ショット時におけるフ
ェース部材６の弾性変形を自由に行うことができる。
【００１６】さらに、前記底面７Ａには段部10が形成さ
れていると共に、この段部10の全部または一部の周面10
Ａは、後部側が広くなるように逆テーパ状に形成され、
そしてフェース部材６の凸所11がプレスによって圧入
し、嵌着されているので、ヘッド本体１とフェース部材
６との固着力を一層向上できる。
れていると共に、この段部10の全部または一部の周面10
Ａは、後部側が広くなるように逆テーパ状に形成され、
そしてフェース部材６の凸所11がプレスによって圧入
し、嵌着されているので、ヘッド本体１とフェース部材
６との固着力を一層向上できる。
【００１７】本発明の第２実施例を図３及び図４を参照
して説明する。ヘッド本体１は、所定の角度Ａを有する
フェース２が設けられ、さらにヘッド本体１の一側には
シャフト３を接続するためのシャフト取付部４が設けら
れている。そしてソール５を有する前記ヘッド本体１
は、その前面側に薄板状のフェース部材６が嵌着する凹
部７が形成される。前記凹部７の全部または一部の周面
８は、後側が広くなるように逆テーパ状に形成されてお
り、また前記フェース部材６の縁部６Ａは前記周面８よ
り僅かに大きく形成されている。さらに前記凹部７の底
面７Ａには窓孔９が形成されている。前記フェース部材
６は前記凹部７に嵌着するものである。そしてヘッド本
体１にフェース部材６を固着する場合には、凹部７にフ
ェース部材６をプレスによって圧入するものである。こ
の際にフェース部材６の縁部６Ａが周面８に蟻溝状に嵌
合して固着されるものであるため、強固にヘッド本体１
とフェース部材６を固着できる。さらに、フェース部材
６の背面は凹部７の底面７Ａに当接するようになってい
る。尚、13はヘッド本体１のトップ、14はヒールを示し
ている。
して説明する。ヘッド本体１は、所定の角度Ａを有する
フェース２が設けられ、さらにヘッド本体１の一側には
シャフト３を接続するためのシャフト取付部４が設けら
れている。そしてソール５を有する前記ヘッド本体１
は、その前面側に薄板状のフェース部材６が嵌着する凹
部７が形成される。前記凹部７の全部または一部の周面
８は、後側が広くなるように逆テーパ状に形成されてお
り、また前記フェース部材６の縁部６Ａは前記周面８よ
り僅かに大きく形成されている。さらに前記凹部７の底
面７Ａには窓孔９が形成されている。前記フェース部材
６は前記凹部７に嵌着するものである。そしてヘッド本
体１にフェース部材６を固着する場合には、凹部７にフ
ェース部材６をプレスによって圧入するものである。こ
の際にフェース部材６の縁部６Ａが周面８に蟻溝状に嵌
合して固着されるものであるため、強固にヘッド本体１
とフェース部材６を固着できる。さらに、フェース部材
６の背面は凹部７の底面７Ａに当接するようになってい
る。尚、13はヘッド本体１のトップ、14はヒールを示し
ている。
【００１８】以上のように、前記実施例においてはヘッ
ド本体１の前面に凹部７を形成し、そして前記ヘッド本
体１より比重の小さい材料からなるフェース部材６を前
記凹部７に嵌着することによって、ヘッドの重心Ｇが、
比重が大きいヘッド本体１の肉厚なソール５側に寄って
フェース２より離れ、この結果重心Ｇとフェース２との
距離が大きくなり、超ワイドエリヤのヘッドを提供でき
る。またヘッド本体１には窓孔９が形成されているため
に、該ヘッド本体１自体の重心Ｇを下げて前記重心Ｇを
一層後方に設けることができる。
ド本体１の前面に凹部７を形成し、そして前記ヘッド本
体１より比重の小さい材料からなるフェース部材６を前
記凹部７に嵌着することによって、ヘッドの重心Ｇが、
比重が大きいヘッド本体１の肉厚なソール５側に寄って
フェース２より離れ、この結果重心Ｇとフェース２との
距離が大きくなり、超ワイドエリヤのヘッドを提供でき
る。またヘッド本体１には窓孔９が形成されているため
に、該ヘッド本体１自体の重心Ｇを下げて前記重心Ｇを
一層後方に設けることができる。
【００１９】さらに、ヘッド本体１の凹部７に、板状金
属材料により形成されたフェース部材６をプレスによっ
て凹部７に圧入し、フェース部材６がプレスによる圧力
により逆テーパ状に形成されたヘッド本体１の凹部７の
形状に塑性変形しながら圧入されて両者を固着するよう
にしたので、容易に製造することができる。また、フェ
ース２にビス等があらわれるようなことはなく、美観も
よい。
属材料により形成されたフェース部材６をプレスによっ
て凹部７に圧入し、フェース部材６がプレスによる圧力
により逆テーパ状に形成されたヘッド本体１の凹部７の
形状に塑性変形しながら圧入されて両者を固着するよう
にしたので、容易に製造することができる。また、フェ
ース２にビス等があらわれるようなことはなく、美観も
よい。
【００２０】さらに、前記周面８を後部側が広くなるよ
うに逆テーパ状に形成して、そしてフェース部材６をプ
レスによって凹部７に圧入し嵌着したことによって、該
フェース部材６が蟻溝構造によって強固に固着でき、シ
ョット時にフェース部材６が離脱するような虞を一掃で
きる。
うに逆テーパ状に形成して、そしてフェース部材６をプ
レスによって凹部７に圧入し嵌着したことによって、該
フェース部材６が蟻溝構造によって強固に固着でき、シ
ョット時にフェース部材６が離脱するような虞を一掃で
きる。
【００２１】しかも、底面７Ａにフェース部材６の背面
が当接しているので、ショット時に加わる衝撃力をフェ
ース部材６を介して底面７Ａにより確実に受けることが
できる。さらに、フェース部材６をプレスによって凹部
７に圧入し、嵌着する際に、凹部７の底面７Ａにフェー
ス部材６の背面が当接するので、正確に圧入、嵌着を行
うことができる。また、フェース部材６の背面中央側に
は窓孔９が設けられているので、ショット時におけるフ
ェース部材６の弾性変形を自由に行うことができる。
が当接しているので、ショット時に加わる衝撃力をフェ
ース部材６を介して底面７Ａにより確実に受けることが
できる。さらに、フェース部材６をプレスによって凹部
７に圧入し、嵌着する際に、凹部７の底面７Ａにフェー
ス部材６の背面が当接するので、正確に圧入、嵌着を行
うことができる。また、フェース部材６の背面中央側に
は窓孔９が設けられているので、ショット時におけるフ
ェース部材６の弾性変形を自由に行うことができる。
【００２２】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、各種の変形が可能である。
ではなく、各種の変形が可能である。
【００２３】
【発明の効果】本発明の請求項１は、前面にフェースを
設けると共に一側にシャフト取付部を設けたゴルフクラ
ブ用ヘッドにおいて、ソールを形成し前面に前記フェー
スに対応して凹部を形成したヘッド本体と、前記ヘッド
本体よりも比重の小さい材料により形成された板状金属
材料により形成され前記凹部に嵌着されるフェース部材
とからなり、前記凹部の周面を後側が広くなるように逆
テーパ状に形成する共に該凹部に前記フェース部材をプ
レスによって圧入し、嵌着することを特徴とするゴルフ
クラブ用ヘッドであり、ヘッド本体の凹部に、板状金属
材料により形成されたフェース部材をプレスによって凹
部に圧入し嵌着して、フェース部材がプレスによる圧力
により逆テーパ状に形成されたヘッド本体の凹部の形状
に塑性変形しながら圧入されることにより両者を固着す
るようにしたので、従来技術のような溶融金属の流し込
みのための大型設備を必要とすることなく容易に製造す
ることができ、さらに周面を後側が広くなるように逆テ
ーパ状に形成した凹部にフェース部材をプレスによって
圧入することによりヘッド本体とフェース部材を確実に
固着でき、ショット時にフェース部材が離脱する虞はな
い。
設けると共に一側にシャフト取付部を設けたゴルフクラ
ブ用ヘッドにおいて、ソールを形成し前面に前記フェー
スに対応して凹部を形成したヘッド本体と、前記ヘッド
本体よりも比重の小さい材料により形成された板状金属
材料により形成され前記凹部に嵌着されるフェース部材
とからなり、前記凹部の周面を後側が広くなるように逆
テーパ状に形成する共に該凹部に前記フェース部材をプ
レスによって圧入し、嵌着することを特徴とするゴルフ
クラブ用ヘッドであり、ヘッド本体の凹部に、板状金属
材料により形成されたフェース部材をプレスによって凹
部に圧入し嵌着して、フェース部材がプレスによる圧力
により逆テーパ状に形成されたヘッド本体の凹部の形状
に塑性変形しながら圧入されることにより両者を固着す
るようにしたので、従来技術のような溶融金属の流し込
みのための大型設備を必要とすることなく容易に製造す
ることができ、さらに周面を後側が広くなるように逆テ
ーパ状に形成した凹部にフェース部材をプレスによって
圧入することによりヘッド本体とフェース部材を確実に
固着でき、ショット時にフェース部材が離脱する虞はな
い。
【００２４】さらに、本発明の請求項２は前記凹部の底
面に前記フェース部材の背面が当接することを特徴とす
る請求項１記載のゴルフクラブ用ヘッドであり、ショッ
ト時に加わる衝撃力をフェース部材を介して底面により
確実に受けることができると共に、凹部にフェース部材
をプレスによって圧入、嵌着する際に正確に行うことが
できる。
面に前記フェース部材の背面が当接することを特徴とす
る請求項１記載のゴルフクラブ用ヘッドであり、ショッ
ト時に加わる衝撃力をフェース部材を介して底面により
確実に受けることができると共に、凹部にフェース部材
をプレスによって圧入、嵌着する際に正確に行うことが
できる。
【図１】本発明の第１実施例を示す断面図である。
【図２】本発明の第１実施例を示す分解斜視図である。
【図３】本発明の第２実施例を示す断面図である。
【図４】本発明の第２実施例を示す分解斜視図である。
１ ヘッド本体 ２ フェース ４ シャフト取付部 ５ ソール ６ フェース部材７ 凹部 ７Ａ 底面 ８ 周面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−176372（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−277215（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−182938（ＪＰ，Ａ) 実開 平５−62281（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭52−146353（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−155557（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭53−19475（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭55−277（ＪＰ，Ｙ２) 実公 平３−23263（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (2)
- 【請求項１】 前面にフェースを設けると共に一側にシ
ャフト取付部を設けたゴルフクラブ用ヘッドにおいて、
ソールを形成し前面に前記フェースに対応して凹部を形
成したヘッド本体と、前記ヘッド本体よりも比重の小さ
い材料により形成された板状金属材料により形成され前
記凹部に嵌着されるフェース部材とからなり、前記凹部
の周面を後側が広くなるように逆テーパ状に形成する共
に該凹部に前記フェース部材をプレスによって圧入し、
嵌着することを特徴とするゴルフクラブ用ヘッド。 - 【請求項２】 前記凹部の底面に前記フェース部材の背
面が当接することを特徴とする請求項１記載のゴルフク
ラブ用ヘッド。
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| JP8572792 | 1992-04-07 | ||
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