JPH06246021A - ゴルフクラブヘツド及びその製造方法 - Google Patents

ゴルフクラブヘツド及びその製造方法

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JPH06246021A
JPH06246021A JP5062643A JP6264393A JPH06246021A JP H06246021 A JPH06246021 A JP H06246021A JP 5062643 A JP5062643 A JP 5062643A JP 6264393 A JP6264393 A JP 6264393A JP H06246021 A JPH06246021 A JP H06246021A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異種金属からなるフェース体とヘッド本体と
の結合が容易且つ強固でしかも美観に優れたゴルフクラ
ブヘッドおよびその製造方法を提供する。 【構成】 ヘッド本体11とフェース体15とを異種金
属にて形成する。ヘッド本体に形成した凹所14の内周
面とこの凹所に嵌合するフェース体の外周面とにそれぞ
れ微細な凹凸18,17を形成する。さらにフェース体
のフェース面周縁部に肉盛部19を形成する。フェース
体をヘッド本体の凹所内でプレス加圧し、肉盛部を押し
潰して微細な凹凸17,18を互いに食い込ませること
によりフェース体を凹所内に固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴルフクラブヘッドおよ
びその製造方法に関し、更に詳しくは、異種金属からな
るフェース体とヘッド本体とを強固に結合できるゴルフ
クラブヘッドの構造およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】メタルヘツドと称される金属製のゴルフ
クラブヘッドを作製する方法として、鋳造、鍛造等によ
り全体を一体に成形する一体方式と、複数の部分を別個
に形成した後にこれらを溶接により一体化する分割方式
とがあり、一体方式は主としてアイアンクラブヘツド
に、分割方式はウツドクラブヘツドに多く適用されてい
る。
【0003】上述した一体方式ではヘツド全体を同一の
金属材料で構成するのが一般的であり、分割方式におい
ても溶接強度の信頼性の点から各部を同一又は同種の金
属材料にて形成しそれらを溶接し合体させるのが一般的
である。
【0004】近年、軽量で機械的強度の高いチタン、チ
タン合金等が着目されており、この種の軽金属を用いた
メタルヘツドが使用されつつあるが、この種の金属は高
価であるため、ヘツド全体をこの種の軽金属で作製する
と非常に高価なものとなる。また、ヘツドのフェース部
を占めるフェース体には純チタン、チタン合金等の軽金
属が適しているが、ヘツドの残り部分をなすヘッド本体
にフェース体よりも比重の大きな金属を用いれば、ヘツ
ドの重心周りの慣性モーメントを大きくすることがで
き、ヘツドの重心の高さやフェースからの重心深度等を
調整しやすくなる。したがって、異種金属材料を組み合
わせて構成したメタルヘツドの要望が高まっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フェー
ス体とヘッド本体を異種金属材料で形成すると、溶接が
困難となり、十分な溶接強度を得ることが難しい。ま
た、溶接の場合、仕上げ研磨しても溶接ビードが表面に
現れるので、美観が大きく低下する。一方、フェース体
をヘッド本体の凹所または空所内に圧入等で嵌合したの
みでは使用時の衝撃でフェース体が離脱する可能性があ
る。また、フェース体とヘッド本体とをピン等の締結部
材を用いて固定した場合、部品点数や加工工程が増加し
コストアップになると共に、ピンがヘツド表面に表出す
るので美観が低下する。
【0006】したがって、本発明の目的は、異種金属か
らなるフェース体とヘッド本体との結合が容易且つ強固
でしかも美観に優れたゴルフクラブヘッドおよびその製
造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、ヘッド本体とフェース体と
を異種金属にて形成し、フェース体をヘッド本体のフェ
ース面に開口形成された凹所に収容したゴルフクラブヘ
ッドにおいて、フェース体の外周面またはヘッド本体の
凹所内周面のうち少なくとも一方に予め形成した凹溝若
しくは微細な凹凸を他方の面に食い込ませてフェース体
をヘッド本体の凹所内に固着したことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、ヘッド本体とフェ
ース体とを異種金属にて形成し、フェース体の外周面ま
たはヘッド本体の凹所内周面のうち少なくとも一方に凹
溝若しくは微細な凹凸を形成すると共に、フェース体の
フェース面周縁部に肉盛部を形成し、フェース体をヘッ
ド本体の凹所内でプレス加圧し肉盛部を押し潰して凹溝
若しくは微細な凹凸を他方の面に食い込ませることによ
りフェース体を凹所内に固着することを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、前記凹溝をヘッド
本体の凹所のフェース面側開口端の近傍に形成すること
を特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、前記ヘッド本体の
凹所の内周面に段差部を形成し、フェース体の外周面に
は凹所の段差部に当接する段差部を形成し、前記凹溝を
前記段差部に近接して凹所の内周面に形成することを特
徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載のゴルフクラブヘッドにおいて
は、フェース体の外周面またはヘッド本体の凹所内周面
のうち少なくとも一方に予め形成した凹溝若しくは微細
な凹凸を他方の面に食い込ませているので、フェース体
とヘッド本体との結合が強固なものとなる。また、溶接
や結合ピンを用いないので美観に優れたものとなる。
【0012】請求項2記載のゴルフクラブヘッド製造方
法においては、フェース体をヘッド本体の凹所内でプレ
ス加圧することによりフェース体のフェース面周縁部の
肉盛部を潰して肉を移動させるので、フェース体の外周
面またはヘッド本体の凹所内周面のうち少なくとも一方
に形成した凹溝若しくは微細な凹凸と他方の面との間に
隙間があっても凹溝若しくは微細な凹凸を確実に他方の
面に食い込ませることができる。したがって、フェース
体とヘッド本体との結合強度の大きなゴルフクラブヘツ
ドを得ることができる。
【0013】請求項3記載の製造方法においては、凹溝
をヘッド本体の凹所のフェース面側開口端の近傍に形成
するので、フェース体の肉盛部をプレス加圧により押し
潰したときにフェース体の肉を容易且つ確実に凹所の凹
溝に食い込ませることができる。
【0014】請求項4記載の製造方法においては、ヘッ
ド本体の凹所の内周面に段差部を形成し、フェース体の
外周面には凹所の段差部に当接する段差部を形成し、凹
所の凹溝をこの段差部に近接して形成するので、フェー
ス体の肉盛部をプレス加圧により押し潰したときにフェ
ース体の肉を容易且つ確実に凹所の凹溝に食い込ませる
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好ましい実施
例につき詳細に説明する。なお、重複説明を避けるた
め、これらの図において同一又は類似の構成要素には同
一参照符号を付することとする。
【0016】図1〜図6は本発明をアイアンゴルフクラ
ブのヘツドに適用した場合の第1実施例を示したもので
ある。はじめに図1〜図4を参照すると、アイアンクラ
ブヘッド10は平坦なフェース面12を有するヘッド本
体11と、ヘッド本体11と一体に形成されたネック部
13と、ヘッド本体11のフェース面12に形成された
凹所14に収容されたフェース体15とを有している。
ヘッド本体10には更に凹所14の内底面とヘッド本体
10のバック面都の開口する空所16が形成されてお
り、フェース体15の背面は凹所14の内底面に当接し
ている。したがって、フェース体15はヘッド本体11
の後方に抜け出ることはない。
【0017】更に詳しく説明すると、ヘッド本体11と
フェース体15とは異種金属にて形成されている。例え
ば、フェース体15はアルミニウム合金、純チタン、チ
タン合金等の軽金属からなるが、フェース体15は後述
するようにヘッド本体11の凹所14内でプレス加圧し
塑性変形させるので、塑性加工性に優れたものが好まし
く、例えば、純チタンや、Ti−15V−3Cr−3S
n−3Al合金,Ti−15Mo−5Zr−3Al合金
等のβ型チタン合金が特に好適である。一方、ヘッド本
体11はフェース体15よりも比重の大きい金属材料例
えばステンレス鋼、ベリリウム銅等からなる。ヘッド本
体11およびフェース体15はそれぞれ例えば鋳造、鍛
造等にて製造される。フェース体15は一定の厚みを有
するものであってもよいが、この実施例では、フェース
体15の厚みはトップ側からソール側に向かうに従って
増大している。このような構成のフェース体15を用い
た場合、フェース体15よりも比重の大きいヘッド本体
11のソール側の質量をバック側に偏位させることがで
きるので、ヘツドのフェースからの重心深度を増大させ
ることができる。また、フェース体15の背面の一部は
空所16からヘッド本体11のバック面側に露出してい
るので、フェース体15の背面の露出部に文字、記号、
図柄等を刻印加工等により予め施しておくことにより、
表示部として利用することができる。
【0018】図4および図5に示すように、この実施例
では、凹所14の内周面とフェース体15の外周面とに
各々形成された微細な凹凸17,18が互いに食い込ん
でフェース体15とヘッド本体11とが結合されてい
る。
【0019】図5(a) ,(b) は上記構成のゴルフクラブ
ヘッド10の製造工程を示したものであり、図6はフェ
ース体15をヘッド本体11の凹所14内でプレスする
前のフェース体15の形状を示したものである。これら
の図に示すように、凹所14の内周面とフェース体15
の外周面とに各々予め微細な凹凸17,18が全周にわ
たり形成されている。また、フェース体15のフェース
面周縁部には肉盛部19が全周にわたり形成されてい
る。
【0020】図5(a) に示すように、ヘッド本体11は
固定金型20に装着され、フェース体15はヘッド本体
11の凹所14に挿入される。そして、フェース体15
は押し型21によりヘッド本体11の凹所14内でプレ
ス加圧される。これにより、図5(b) に示すように、フ
ェース体15の肉盛部19が押し潰され、フェース体1
5の肉が移動してフェース体15の外周面とヘッド本体
11の凹所14の内周面との間の隙間が埋まり、フェー
ス体15の外周面の微細な凹凸17と凹所14の内周面
の微細な凹凸18とが互いに食い込む。このように、フ
ェース体15の外周面とヘッド本体11の凹所14の内
周面との間に隙間があってもその隙間を埋める肉を確保
できるので、両凹凸17,18を確実に食い込ませるこ
とができる。したがって、フェース体15とヘッド本体
11との結合強度の大きなゴルフクラブヘツドを得るこ
とができる。
【0021】上記実施例のフェース体15の外周面およ
び凹所14の内周面の微細な凹凸17,18はそれぞれ
ラフィングエンドミルを使用して加工形成したもので、
図5に示すように、凹凸17はフェース体15のフェー
ス面に対しほぼ平行に延びている。図示は省略するが、
凹所14の内周面の凹凸18も同様にフェース面12に
対しほぼ平行に延びている。したがって、これらの微細
な凹凸17,18が互いに食い込んだとき、フェース体
15の抜け防止効果が一層高まる。一般に、フェース体
15は約1トンの力をかけてもヘッド本体11の凹所1
4から抜けないことが望ましいが、平滑な外周面を有す
るフェース体15をヘッド本体11の凹所14内に圧入
しただけでは1トンの力をかけると凹所14から抜けて
しまう。これに対し、上記構成のゴルフクラブヘッドに
おいてヘッド本体11をステンレス鋼(SUS630)
とし、フェース体15をβ型チタン合金(Ti−15V
−3Cr−3Sn−3Al合金)とした場合に、約2ト
ンの力に耐え得ることが確認された。
【0022】図7および図8はフェース体15の変形例
を示したものである。図7に示すように、フェース体1
5の外周面の微細な凹所17はフェース面に対し傾斜し
た方向に延びていてもよい。また、図8に示すように、
フェース体15の外周面にはサンドブラスト加工による
微細な凹凸17を全周にわたり形成してもよい。さら
に、フェース体15の外周面の微細な凹凸17はローレ
ット加工やエッチングにより形成してもよい。また、凹
所18の内周面の微細な凹凸18も同様に、フェース面
12に対して傾斜した方向に延びていてもよく、また、
サンドブラスト加工、ローレット加工、エッチング等に
より形成することができる。さらに、フェース体15や
ヘッド本体11を鋳造で形成する場合、鋳造の際にフェ
ース体15の外周面や凹所14の内周面に微細な凹凸を
形成することも可能である。
【0023】図9(a) ,(b) は本発明の他の実施例を示
したものである。この実施例ではヘッド本体11の凹所
14の内周面に予め微細な凹凸18が全周にわたり形成
されているが、フェース体15の外周面は平滑面となっ
ている。したがって、この実施例の場合、フェース体1
5をプレス加圧してフェース体15の肉盛部19を潰す
と、フェース体15の外周面が凹所14の内周面の凹凸
18に食い込み、強固な結合部を形成することとなる。
【0024】なお、図示は省略するが、フェース体15
の外周面のみに予め微細な凹凸を形成し、凹所14の内
周面は予め平滑な面に形成した場合であってもよく、こ
の場合、フェース体15をプレス加圧して肉盛部を押し
潰すことによりフェース体の外周面の凹凸を凹所14の
内周面に食い込ませることができるので、上記実施例と
ほぼ同様の強固な結合部を形成することができる。
【0025】図10〜図12は本発明の更に別の実施例
を示したものである。これらの図を参照すると、この実
施例では、図11(a) に詳細に示すように、ヘッド本体
11の凹所14の内周面に段差部22が全周にわたり形
成されており、この段差部22に近接して凹所内周面に
断面略V字状の凹溝23が形成されている。そして、フ
ェース体15の外周面には凹所14の段差部22と当接
する段差部24が全周にわたり形成され、フェース体1
5のフェース面周縁部には肉盛部19が形成されてい
る。したがって、ヘッド本体11の凹所14内でフェー
ス体15をプレス加圧すると、図10(b) ,図11(b)
に示すように、肉盛部19が潰れてフェース体15の外
周面が凹所14の内周面に圧接されると共に、フェース
体15の肉が凹溝23に食い込む。したがって、この実
施例においてもフェース体15とヘッド本体11とを強
固に結合したクラブヘッドを得ることができる。
【0026】また、この実施例においては、フェース体
15とヘッド本体11とは予め段差部22,24で当接
しており、その近傍に凹溝23が形成されているので、
フェース体15の肉を凹溝23へ容易且つ確実に移動さ
せることができる。また、この実施例では、凹溝23は
凹所14のフェース面側開口端の近傍に形成されている
ので、肉盛部19を押し潰したときの凹溝23への肉の
移動が容易且つ確実になる。
【0027】なお、凹溝23は凹所14の内周面全周に
わたり形成されていてもよいが、例えばヘッド本体11
のソール側、ヒール側およびトウ側の3箇所、あるいは
その3箇所とトップ側の計4箇所に間隔を開けて形成し
ても十分所期目的を果たすことができる。
【0028】以上、本発明の好ましい実施例につき説明
したが、本発明は上記実施例の態様のみに限定されるも
のではなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内に
おいて各構成要素に種々の変更を加えることができる。
例えば、上記実施例においてはヘッド本体11に凹所1
4の内底面とバック面とに開口する空所16が形成され
ているがこのような空所16の形成を省略してもよい。
また、フェース体はヘツドの空所16に嵌合してヘッド
本体11のバック面に表出するものであってもよい。さ
らに、本発明はアイアンクラブ用のヘツドのみならず、
ウツドクラブ用ヘツドにも同様に適用できることは言う
までもない。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明に
よるゴルフクラブヘッドは、フェース体の外周面または
ヘッド本体の凹所内周面のうち少なくとも一方に予め形
成した凹溝若しくは微細な凹凸を他方の面に食い込ませ
ているので、フェース体とヘッド本体との結合が強固な
ものとなる。また、溶接や結合ピンを用いないので美観
に優れたものとなる。したがって、異種金属からなるフ
ェース体とヘッド本体との結合が強固でしかも美観に優
れたゴルフクラブヘッドを提供することができる。
【0030】また、本発明によるゴルフクラブヘッドの
製造方法によれば、フェース体をヘッド本体の凹所内で
プレス加圧することによりフェース体のフェース面周縁
部の肉盛部を潰して肉を移動させるので、フェース体の
外周面またはヘッド本体の凹所内周面のうち少なくとも
一方に形成した凹溝若しくは微細な凹凸と他方の面との
間に隙間があっても凹溝若しくは微細な凹凸を確実に他
方の面に食い込ませることができる。したがって、フェ
ース体とヘッド本体との結合強度の大きなゴルフクラブ
ヘツドを容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すアイアンクラブヘツ
ドの正面図である。
【図2】図1に示すヘツドの要部背面図である。
【図3】図1に示すヘツドの平面図である。
【図4】図1に示すヘツドの図1中4−4線に沿った断
面図である。
【図5】(a) および(b) は図1に示すクラブヘッドの製
造工程を示す要部拡大断面図である。
【図6】図5の製造方法に用いるフェース体のプレス加
工前の形状を示す斜視図である。
【図7】プレス加圧前のフェース体の変形例を示す斜視
図である。
【図8】プレス加圧前のフェース体の別の変形例を示す
斜視図である。
【図9】(a) および(b) は本発明によるゴルフクラブヘ
ッドの他の実施例およびその製造工程を示す断面図であ
る。
【図10】(a) および(b) は本発明によるゴルフクラブ
ヘッドの更に他の実施例およびその製造工程を示す断面
図である。
【図11】(a) および(b) は図10に示す製造方法の工
程を示す要部拡大断面図である。
【図12】図10に示す製造方法に用いるフェース体の
プレス加圧前の形状を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 クラブヘッド 11 ヘッド本体 12 フェース面 14 凹所 15 フェース体 17 フェース体外周面の微細な凹凸 18 凹所内周面の微細な凹凸 19 肉盛部 22 凹所内周面の段差部 23 凹所内周面の凹溝 24 フェース体外周面の段差部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド本体とフェース体とを異種金属に
    て形成し、フェース体をヘッド本体のフェース面に開口
    形成された凹所に収容したゴルフクラブヘッドにおい
    て、フェース体の外周面またはヘッド本体の凹所内周面
    のうち少なくとも一方に予め形成した凹溝若しくは微細
    な凹凸を他方の面に食い込ませてフェース体をヘッド本
    体の凹所内に固着したことを特徴とするゴルフクラブヘ
    ッド。
  2. 【請求項2】 ヘッド本体とフェース体とを異種金属に
    て形成し、フェース体の外周面またはヘッド本体の凹所
    内周面のうち少なくとも一方に凹溝若しくは微細な凹凸
    を形成すると共に、フェース体のフェース面周縁部に肉
    盛部を形成し、フェース体をヘッド本体の凹所内でプレ
    ス加圧し肉盛部を押し潰して凹溝若しくは微細な凹凸を
    他方の面に食い込ませることによりフェース体を凹所内
    に固着することを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記凹溝をヘッド本体の凹所のフェース
    面側開口端の近傍に形成することを特徴とする請求項2
    記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ヘッド本体の凹所の内周面に段差部
    を形成し、フェース体の外周面には凹所の段差部に当接
    する段差部を形成し、前記凹溝を前記段差部に近接して
    凹所の内周面に形成することを特徴とする請求項3記載
    のゴルフクラブヘッドの製造方法。
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