JPH10192456A - ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 - Google Patents

ゴルフクラブヘッド及びその製造方法

Info

Publication number
JPH10192456A
JPH10192456A JP8358392A JP35839296A JPH10192456A JP H10192456 A JPH10192456 A JP H10192456A JP 8358392 A JP8358392 A JP 8358392A JP 35839296 A JP35839296 A JP 35839296A JP H10192456 A JPH10192456 A JP H10192456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
face insert
face
head body
golf club
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8358392A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Kimura
卓司 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mizuno Corp
Original Assignee
Mizuno Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mizuno Corp filed Critical Mizuno Corp
Priority to JP8358392A priority Critical patent/JPH10192456A/ja
Publication of JPH10192456A publication Critical patent/JPH10192456A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Golf Clubs (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 フエースインサートをフエース面の開口形成
凹部に圧接嵌合したヘッドとその製造方法の提供。 【解決手段】 ヘッド本体2とフエースインサート3と
を金属素材により形成し、フエースインサートをヘッド
本体に開口形成した凹部4に嵌合するゴルフクラブ1に
おいて、凹部の開口周縁4aに肉盛部4bを形成する。
凹部の底面部4cに溝部4dを形成し、側面部4eの形
状を垂直に形成し、側面部4eには突状部4gを形成す
る。フエースインサートの側面部3aを垂直形状に形成
し、ヘッド本体の凹部に接着剤を介在させ、開口周辺縁
4aの肉盛部4bをプレスにより圧潰させて、凹部の側
面部4eを拡張し、フエースインサートにヘッド本体の
凹部の側面部4eを圧接し、同時に突状部4gがフエー
スインサートの側面部3aに嵌入し、圧接嵌入し且つ同
時接着一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ヘッド本体とフ
ェースインサートとを金属素材により形成し、フェース
インサートをヘッド本体のフェース面に開口形成された
凹部に圧接嵌合したゴルフクラブヘッド(以下、単にヘ
ッドと省略する)及びその製造方法の改良に係るもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、アイアンヘッドやメタルウッ
ドヘッドやパター等の金属製のヘッドとしては、ヘッド
そのものを鍛造やロストワックス鋳造により同時一体的
に製造する方法と、ヘッドをいくつかのパーツに分割し
て鍛造やロストワックス鋳造により成型した後、溶接に
より一体化して製造する方法とが一般的である。これら
従来から公知のヘッドにおいて、前者の一体的に製造す
るヘッドでは、炭素鋼やステンレス鋼やアルミニウム合
金等から適宜選択した同種金属素材を用いて構成されて
いるのが一般的であった。又、後者のパーツに分割する
タイプのヘッドにおいても、異種金属間の溶接が熱膨張
係数の差異による歪みや溶融温度の差異により溶着性が
難しい等の問題から、やはり同一素材を用いて構成する
ことが一般的であった。
【0003】一方、最近では、比重が軽いのに強度の大
きい所謂比強度が大きいチタンやチタン合金製等のヘッ
ドが公知となっている。この種のヘッドの内、特にメタ
ルウッドタイプのヘッドにおいては、比重が小さいため
ヘッド自体の容積を大きくできるため、スイートスポッ
トの大きなヘッドを供給できるものである。又、ヘッド
の内、アイアンヘッドタイプでも、ヘッド自体を大きく
することができ、ヘッドの周縁部に重量を配分すること
ができるため、スイートスポットの大きいヘッドを供給
することができるものである。
【0004】しかし、これらチタンやチタン合金製ヘッ
ドにおいては、チタン自体の価格が高価であるためより
安価な普及品タイプのヘッドが要望されていた。そのた
め、これら普及タイプのヘッドにおいては、異種金属を
組み合わせて構成したものが公知となっている。即ち、
フェースインサートの部分にのみにチタンやチタン合金
等の素材を用いると共に、ヘッド本体を炭素鋼やステン
レス等の素材により構成することにより、ヘッド自体の
重量配分をヘッド周辺部に配置し、ヘッドの慣性モーメ
ントを大きくしたり、ヘッドの重心深度の設計の自由度
を大きくすることを目的にしたヘッドである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら異種金
属を組み合わせて構成したヘッドにおいては、前述のご
とく異種金属間の溶接においては、熱膨張係数の差異に
より歪みが生じ易く、又、溶融温度の差異により溶着性
が難しく充分な溶接強度が得られない等の問題点を有し
ていた。そのため、最近では、特開平6−182006
号に開示されているように、ヘッド本体とフェースイン
サートとを異種金属にて形成し、フェースインサートを
ヘッド本体のフェース面に開口形成した空所に収納し、
フェースインサートとヘッド本体との接合部の一方に凹
部を形成し、他方に凹部と係合する凸部を塑性変形によ
り形成してフェースインサートの抜止めとしたことを特
徴とするヘッドが公知である。
【0006】更に、特開平6−246021号に開示さ
れているように、ヘッド本体とフェースインサートとを
異種金属にて形成し、フェースインサートの外周面また
はヘッド本体の凹所内周面のうち少なくとも一方に凹溝
若しくは微細な凹凸を形成すると共に、フェースインサ
ートのフェース面周縁部に肉盛部を形成し、フェースイ
ンサートをヘッド本体の凹所内でプレス加工し肉盛部を
押し潰して凹溝若しくは微細な凹凸を他方の面に食い込
ませることにより、フェースインサートを凹所内に固着
することを特徴とするヘッド及びその製造方法が公知で
ある。
【0007】しかし、これら従来から公知であるヘッド
は、以下のような問題点を有していた。即ち、特開平6
−182006号に開示されているフェースインサート
とヘッド本体との接合部の一方に凹部を形成し、他方に
凹部と係合する凸部を塑性変形により形成してフェース
インサートの抜止めとしたものでは、凹部に正確に係合
するよう凸部の塑性変形量をプレス圧で制御する必要が
あり、更に、ロストワックス鋳造法により、ヘッド本体
を製造するために、凹部や凸部が欠損しやすく成形製造
工程的に手間が掛ると言った問題点を有していた。
【0008】又、特開平6−246021号に開示され
ているヘッド本体の凹所内周面のうち少なくとも一方に
凹溝若しくは微細な凹凸を形成すると共に、フェースイ
ンサートのフェース面周縁部に肉盛部を形成し、フェー
スインサートをヘッド本体の凹所内でプレス加工し肉盛
部を押し潰して凹溝若しくは微細な凹凸を他方の面に食
い込ませるヘッドでは、ヘッド本体とフェースインサー
トとの嵌合のための凹溝若しくは微細な凹凸面にこれら
肉盛部を押し潰して食い込ませるためプレス圧力を高く
設定する必要があり、フェースインサート自体が変形す
る恐れがあった。又、嵌合のための凹溝若しくは微細な
凹凸面を形成するために手間が掛かると言った問題点を
有していた。そのため、これらフェースインサートをヘ
ッド本体に圧接嵌合するタイプのヘッドにおいては、よ
り嵌合一体化が確実なヘッドの供給が望まれていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記目的を
達成するために発明されたものである。即ち、ヘッド本
体とフェースインサートとを金属素材により形成し、フ
ェースインサートをヘッド本体のフェース面に開口形成
された凹部に嵌合するヘッドにおいて、ヘッド本体の凹
部の開口周辺縁に肉盛部を形成し、ヘッド本体の凹部の
底面部に溝部を形成し、該凹部の側面部の形状を垂直に
形成すると共に該側面部に突状部を形成し、且つフェー
スインサートの側面部を垂直形状に形成し、前記ヘッド
本体の凹部に接着剤を介在させ、開口周辺縁の肉盛部を
上金型のプレス圧により圧潰させることにより、ヘッド
本体の側面部を塑性変形させて、フェースインサートに
ヘッド本体を圧接することにより圧入嵌合し、且つ接着
一体化したことを特徴とするヘッド及びその製造方法で
ある。即ち、該フェースインサートをヘッド本体のフェ
ース面に開口形成された凹部に配置し、上金型によるプ
レス加工により、これらヘッド本体の凹部の開口周辺縁
の肉盛部がプレス圧により圧潰して、ヘッド本体の凹部
の側面部に塑性変形を生じ、ヘッド本体とフェースイン
サートの隙間を埋設すると同時に、前記突状部が、フェ
ースインサートの側面部に嵌入し、圧接嵌入し且つ同時
接着一体化するため、フェースインサートを確実に固着
することができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】なお、本願発明の実施形態として
は、即ち、ヘッド本体とフェースインサートとを金属素
材により形成し、フェースインサートをヘッド本体のフ
ェース面に開口形成された凹部に嵌合するゴルフクラブ
ヘッドにおいて、前記ヘッド本体の凹部の開口周辺縁に
肉盛部を形成し、且つ前記ヘッド本体の凹部の底面部に
溝部を形成し、該凹部の側面部の形状を垂直に形成する
と共に該側面部に突状部を形成し、且つフェースインサ
ートの側面部を垂直形状に形成し、前記ヘッド本体の凹
部に接着剤を介在させ、開口周辺縁の肉盛部を上金型の
プレス圧により圧潰して、ヘッド本体の凹部の側面部を
塑性変形し、ヘッド本体の凹部の側面部とフェースイン
サートの隙間を埋設すると同時に、前記突状部が、フェ
ースインサートの側面部に嵌入し、圧接嵌入し且つ同時
接着一体化したことを特徴とするヘッド及びその製造方
法であり、前述のごとく、ヘッド本体の凹部の底面部に
形成した溝部には、接着剤が必要量保持できるため、接
着強度を保持できるものである。
【0011】なお、ヘッド本体の凹部の側面部の形状を
垂直に形成し、更に該側面部に突状部を形成している
が、ロストワックス鋳造法により、ヘッド本体を成形す
る際には、従来の凹部が蟻溝構造の逆テーパーのものよ
りも中子を上下の割型にすることで、中子の抜き取り作
業工程での作業性が従来の凹部が蟻溝構造の逆テーパー
のもののように低下することもない。又、ヘッド本体へ
のフェースインサートの挿着が容易になり、且つヘッド
本体の凹部の開口周辺縁の肉盛部をプレスにより圧潰す
ることにより、該圧潰した肉盛部分がヘッド本体とフェ
ースインサートとの間の隙間を埋設して圧接が確実に行
え、更に、前記突状部が、フェースインサートの側面部
に嵌入し、圧接嵌入し、且つ同時接着一体化するため、
フェースインサートを確実に固着することができるもの
である。
【0012】
【実施例】本願発明の実施例を図面に基づいて説明すれ
ば、図1乃至図5に示すように、ヘッド本体2とフェー
スインサート3とを金属素材により形成し、フェースイ
ンサート3をヘッド本体2のフェース面2aに開口形成
された凹部4に嵌合するゴルフクラブヘッド1におい
て、前記ヘッド本体2の凹部4の開口周辺縁4aに肉盛
部4bを形成し、且つヘッド本体2の凹部4の底面部4
cに溝部4dを形成し、該凹部4の側面部4eの形状を
垂直に形成すると共に該側面部4eに突状部4gを形成
し、且つフェースインサート3の側面部3aを垂直形状
に形成し、前記ヘッド本体2の凹部4に接着剤5を介在
させ、開口周辺縁4aの肉盛部4bをプレスにより圧潰
させて、ヘッド本体2の凹部4の側面部4eを拡張し、
フェースインサート3にヘッド本体2の凹部4の側面部
4eを圧接すると同時に前記突状部4gが、フェースイ
ンサート3の側面部3aに嵌入し、圧接嵌入し且つ同時
接着一体化することを特徴とするゴルフクラブヘッド1
である。
【0013】なお、前記ゴルフクラブヘッド1におい
て、ヘッド本体2の凹部4の側面部4eを垂直形状に形
成し、更に該側面部4eに突状部4gを形成し、該突状
部4gの突出高さを0.1mm〜0.3mmに設定する
ことが望ましいものである。
【0014】更に、本願発明の製造方法の一実施例を図
面に基づいて説明すれば、図8乃至図9に示すように、
上記構成のヘッドの製造工程を示したものであり、ヘッ
ド本体2は、下金型6Bに装着され、フェースインサー
ト3をヘッド本体2のフェース面2aに開口形成された
凹部4に挿入され、且つ、ヘッド本体2の凹部4の開口
周縁部4aに形成された肉盛部4b及びフェースインサ
ート3が、上金型6Aにより加圧されて圧入嵌合される
ものである。即ち、下金型6Bに装着されたヘッド本体
2のフェース面2aに開口形成された凹部4の開口周縁
部4aに肉盛部4bを形成すると共に、前記凹部4の底
面部4cに溝部4dを形成し、該凹部4の側面部4eの
形状を垂直に形成すると共に該側面部4eに突状部4g
を形成し、且つフェースインサート3の側面部3aを垂
直形状に形成し、前記ヘッド本体2の凹部4に接着剤5
を介在させ、開口周辺縁4aの肉盛部4bを上金型6A
によるプレス圧により圧潰させることにより、ヘッド本
体2の凹部4の側面部4eを塑性変形して拡張し、フェ
ースインサート3にヘッド本体2の凹部4の側面部4e
を圧接すると同時に前記突状部4gが、フェースインサ
ート3の側面部3aに嵌入し、圧接嵌入し且つ同時接着
一体化することを特徴とするゴルフクラブヘッド1の製
造方法である。
【0015】又、本願発明の一実施例を詳細に説明する
と、例えばヘッド本体2を鋼、合金鋼、ステンレス鋼、
炭素鋼、銅、銅合金、ベリリウム銅合金、、純チタン、
チタン合金等の素材から適宜選択することが出来る他、
ヘッド本体2は、ロストワックス鋳造法や鍛造法により
成形したものを使用することが出来る。又、フェースイ
ンサート3としては、鋼、合金鋼、ステンレス鋼、炭素
鋼、純チタン、チタン合金、アルミニウム、アルミニウ
ム合金、銅、銅合金等の金属素材から適宜選択して組み
合わせることができる。特にヘッド本体2よりも比重の
軽い異種の金属素材をフェースインサート3として選択
して組み合わせて構成することにより、ヘッド本体2の
重量配分がヘッド本体2の周辺部に配分されることによ
り、ヘッド自体の慣性モーメントが増大し、スイートス
ポットが広がるほか、ヘッド自体の重心深度を深くでき
るため、初心者にとっても打球が上がり易く、打ち易い
ゴルフクラブを提供できるものである。更に、フェース
インサート3に純チタンやチタン合金を使用することに
より、これら素材が軽量で且つ比弾性、比強度が高い素
材であるため、球離れの良いコントロールし易い打球が
可能となるため、中級者や上級者にも適合したゴルフク
ラブを提供することができるものである。
【0016】なお、本願発明においては、フェースイン
サート3をヘッド本体2のフェース面2aに開口形成さ
れた凹部4の開口周縁部4aに、高さが約1.2mm乃
至約1.0mm〜1.2mmで幅が約0.4mm乃至約
0.4mm±0.1mmの肉盛部4bを形成すると共
に、凹部4の底面部4cに形成した溝部4dの深さとし
ては、0.1〜0.5mm程度に形成すれば略必要な接
着剤の量を保持出来るものである。又、前記ゴルフクラ
ブヘッド1において、ヘッド本体2の凹部4の側面部4
eを垂直形状に形成し、更に該側面部4eに突状部4g
を形成し、該突状部4gの突出高さを0.1mm〜0.
3mmに設定出来る。
【0017】更に、突状部4gを形成する部位として
は、ヘッド本体2の凹部4のトップエッジ側面部4a'
とリーディングエッジ側面部4a''' が各々一対になる
ように形成したり、凹部のトウ側面部4a''' とヒール
側面部4a''''が各々一対になるように形成することも
可能である。このように各々一対になるように形成する
ことにより、強固に嵌入嵌合することが出来るものであ
る。その他、突状部4gを形成する部位としては、図
4、図6に開示するように、ヘッド本体2の凹部4のト
ップエッジ側面部4a' 、リーディングエッジ側面部4
a''、トウ側面部4a''' 、ヒール側面部4a''''の四
側面部に形成したり、図7に開示するように、三側面部
に形成することも可能である。又、突状部4gの形状と
しては、断面が三角形のものや半円形のもので、一連に
連続した形状で形成することも可能であるし、乃至は、
断面が三角形のものや半球形のもので不連続のドット形
状に形成することも可能である。
【0018】又、前記凹部4の底面部4cに形成する溝
部4dの位置としては、凹部4の底面部4cと側面部4
eとが接合する部位よりも内側に形成する方が、フェー
スインサート3とヘッド本体2との圧接嵌合面が面一に
成形出来るものである。即ち、前記溝部4dの位置を、
凹部4の底面部4cと側面部4eとが接合する部位に形
成すれば、プレス圧によりフェースインサート3の端部
が溝部4dに落ち込みフェースインサート3が反り、フ
ェースインサート3とヘッド本体2との圧接嵌合面が面
一に成形出来なくなるものである。
【0019】
【発明の効果】このように、本願発明のゴルフクラブヘ
ッド及びその製造方法においては、ヘッド本体の凹部の
開口周辺縁に肉盛部を形成し、且つヘッド本体の凹部の
底面部に溝部を形成し、フェースインサートの側面部形
状と前記ヘッド本体の凹部の側面部形状を垂直に形成
し、ヘッド本体の凹部に接着剤を介在させ、開口周辺縁
の肉盛部をプレスにより圧潰し、その結果ヘッド本体の
側面部が塑性変形して拡張し、フェースインサートにヘ
ッド本体を圧接することにより強固に圧接嵌合され、嵌
合強度の大きなヘッド本体を得ることができるため、繰
り返しボールを打球してもフェースインサートが緩んだ
り、変音が生じたりすることがなく、耐久性が向上する
ものである。
【0020】その他、本願発明のゴルフクラブヘッド及
びその製造方法においては、ヘッド本体の凹部の開口周
縁部に肉盛部を形成し、この肉盛部をプレスにより押し
潰すことにより、開口周縁部の肉盛部がヘッド本体とフ
ェースインサートとの隙間ばめを埋設して圧接嵌合が極
めて良好となるほか、接着剤の併用と凹部の底面部に形
成した溝部に接着剤が必要量保持されるため、ヘッド本
体本体とフェースインサートとの接着性がより強固にな
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るゴルフクラブヘッドの1実施例
を示す斜視図。
【図2】本願発明に係るゴルフクラブヘッドの1実施例
を示す斜視図。
【図3】本願発明に係るゴルフクラブヘッドの図2のA
−A部の断面を示す要部断面図。
【図4】本願発明に係るゴルフクラブヘッドその他実施
例を示す部分平面図。
【図5】本願発明に係るゴルフクラブヘッドの図4のB
−B部の断面を示す要部断面図。
【図6】本願発明に係るゴルフクラブヘッドその他実施
例を示す部分平面図。
【図7】本願発明に係るゴルフクラブヘッドその他実施
例を示す部分平面図。
【図8】本願発明に係るゴルフクラブヘッドの製造方法
の圧接嵌合工程を示す要部断面図。
【図9】本願発明に係るゴルフクラブヘッドの製造方法
の圧接嵌合工程を示す要部断面図。
【符号の説明】
1 ゴルフクラブヘッド 2 ヘッド本体 2a フェース面 3 フェースインサート 3a 側面部 3b 下面部 4 凹部 4a 開口周縁部 4b 肉盛部 4c 底面部 4d 溝部 4e 側面部 4g 突状部 4a’トップエッジ側面部 4a”リーディングエッジ側面部 4a''' トウ側面部 4a''''ヒール側面部 5 接着剤 6A 上金型 6B 下金型 7 隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッド本体とフェースインサートとを金属
    素材により形成し、フェースインサートをヘッド本体の
    フェース面に開口形成された凹部に嵌合するゴルフクラ
    ブヘッドにおいて、前記ヘッド本体の凹部の開口周辺縁
    に肉盛部を形成し、且つ該凹部の底面部に溝部を形成
    し、該凹部の側面部の形状を垂直に形成すると共に該側
    面部に突状部を形成し、且つフェースインサートの側面
    部を垂直形状に形成し、前記ヘッド本体の凹部に接着剤
    を介在させ、開口周辺縁の肉盛部をプレスにより圧潰さ
    せて、ヘッド本体の凹部の側面部を拡張し、フェースイ
    ンサートに圧接することにより圧接嵌入し、且つ接着一
    体化したことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 【請求項2】前記ゴルフクラブヘッドにおいて、ヘッド
    本体の凹部の側面部形状を垂直に形成し、更に該側面部
    に突状部を形成し、該突状部の突出高さを0.1mm〜
    0.3mmに設定したことを特徴とする請求項1記載の
    ゴルフクラブヘッド。
  3. 【請求項3】ヘッド本体とフェースインサートとを金属
    素材により形成し、フェースインサートをヘッド本体の
    フェース面に開口形成された凹部に嵌合一体化するゴル
    フクラブヘッドの製造方法において、下金型に装着され
    たヘッド本体のフェース面に開口形成された凹部の開口
    周縁部に肉盛部を形成すると共に、前記凹部の底面部に
    溝部を形成し、該凹部の側面部を垂直形状に形成し、更
    に該側面部に突状部を形成し、且つフェースインサート
    の側面部を垂直形状に形成し、前記ヘッド本体の凹部に
    接着剤を介在させ、開口周辺縁の肉盛部を上金型による
    プレス圧により圧潰させることにより、ヘッド本体の側
    面部を塑性変形により拡張し、フェースインサート側に
    ヘッド本体側を圧接することにより圧接嵌入し、且つ接
    着一体化したことを特徴とするゴルフクラブヘッドの製
    造方法。
JP8358392A 1996-12-27 1996-12-27 ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 Pending JPH10192456A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8358392A JPH10192456A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 ゴルフクラブヘッド及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8358392A JPH10192456A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 ゴルフクラブヘッド及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10192456A true JPH10192456A (ja) 1998-07-28

Family

ID=18459055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8358392A Pending JPH10192456A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 ゴルフクラブヘッド及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10192456A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006116002A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Bridgestone Sports Co Ltd ゴルフクラブヘッド
US8449406B1 (en) * 2008-12-11 2013-05-28 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club head
US20170173410A1 (en) * 2015-12-21 2017-06-22 Dunlop Sports Co. Ltd. Golf club head

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006116002A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Bridgestone Sports Co Ltd ゴルフクラブヘッド
JP4639749B2 (ja) * 2004-10-20 2011-02-23 ブリヂストンスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッドの製造方法
US8449406B1 (en) * 2008-12-11 2013-05-28 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club head
US9192824B1 (en) 2008-12-11 2015-11-24 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club head
US20170173410A1 (en) * 2015-12-21 2017-06-22 Dunlop Sports Co. Ltd. Golf club head
US9975016B2 (en) * 2015-12-21 2018-05-22 Dunlop Sports Co. Ltd. Golf club head

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6030295A (en) Golf club
US6989506B2 (en) Method of making golf club head
JP3582812B2 (ja) ゴルフクラブの製造方法
US20030157995A1 (en) Explosion bonded laminated face inserts for golf clubs
US6220971B1 (en) Golf club and method of manufacturing same
JPH1157083A (ja) ゴルフクラブヘッド
JP2537473B2 (ja) ゴルフクラブヘッド
JPH1142303A (ja) ゴルフクラブヘッド
JP2691496B2 (ja) ゴルフクラブヘツドおよびその製造方法
JPH10192456A (ja) ゴルフクラブヘッド及びその製造方法
JPH10192457A (ja) ゴルフクラブヘッド及びその製造方法
JPH10192458A (ja) ゴルフクラブヘッド及びその製造方法
JPH10155950A (ja) ゴルフクラブヘッド及びその製造方法
JPH10155949A (ja) ゴルフクラブヘッド及びその製造方法
JP2691497B2 (ja) ゴルフクラブヘツドの製造方法
JP2002186696A (ja) ゴルフクラブヘッド
JP2001046561A (ja) ゴルフクラブヘッドの製造方法
JPH10192455A (ja) ゴルフクラブヘッド及びその製造方法
JP5074779B2 (ja) ゴルフクラブヘッドの製造方法
JP2002191726A (ja) ゴルフクラブヘッド及びその製造方法
JPH11333031A (ja) フェースプレートの製造方法
JPH1076031A (ja) ゴルフクラブヘッド及びその製造方法
JP2710208B2 (ja) ゴルフクラブヘッド及びその製造法
JP3107767B2 (ja) ゴルフクラブヘッド及びその製造方法
JP2003210622A (ja) 金属製ウッド型ゴルフクラブヘッド