JP2559486B2 - 燃料タンクの燃料遮断弁装置 - Google Patents
燃料タンクの燃料遮断弁装置Info
- Publication number
- JP2559486B2 JP2559486B2 JP1096658A JP9665889A JP2559486B2 JP 2559486 B2 JP2559486 B2 JP 2559486B2 JP 1096658 A JP1096658 A JP 1096658A JP 9665889 A JP9665889 A JP 9665889A JP 2559486 B2 JP2559486 B2 JP 2559486B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve seat
- fuel
- float
- float valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K15/00—Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
- B60K15/03—Fuel tanks
- B60K15/035—Fuel tanks characterised by venting means
- B60K15/03519—Valve arrangements in the vent line
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/0753—Control by change of position or inertia of system
- Y10T137/0777—With second control
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/0753—Control by change of position or inertia of system
- Y10T137/0874—Vent opening or closing on tipping container
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/2931—Diverse fluid containing pressure systems
- Y10T137/3003—Fluid separating traps or vents
- Y10T137/3084—Discriminating outlet for gas
- Y10T137/309—Fluid sensing valve
- Y10T137/3099—Float responsive
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7781—With separate connected fluid reactor surface
- Y10T137/7834—Valve seat or external sleeve moves to open valve
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車等の車両に搭載される燃料タンクの燃
料遮断弁装置に関する。
料遮断弁装置に関する。
従来の技術 自動車用燃料タンクの中には、自動車が傾斜したり転
倒した時に、タンク本体内の燃料が外部へ流出しないよ
うに燃料遮断弁装置を配設したものが知られている。こ
の燃料遮断弁装置としては、例えば実開昭62−75278号
公報に示されているように、フロートバルブと協動して
通路を遮断，開放するバルブシート自体をタンク本体内
圧を受けて上昇させ、通路を開放してベーパーを外部へ
排出できるように該バルブシート自体にベーパー排出用
のバルブ機能を付与したり、バルブケーシングのバルブ
シート形成位置から離れた位置に今一つのバルブシート
とバルブとからなるリリーフバルブを構成して、タンク
内圧が上昇した時にこのリリーフバルブを開弁してベー
パーを外部へ排出できるようにしたものがある。
倒した時に、タンク本体内の燃料が外部へ流出しないよ
うに燃料遮断弁装置を配設したものが知られている。こ
の燃料遮断弁装置としては、例えば実開昭62−75278号
公報に示されているように、フロートバルブと協動して
通路を遮断，開放するバルブシート自体をタンク本体内
圧を受けて上昇させ、通路を開放してベーパーを外部へ
排出できるように該バルブシート自体にベーパー排出用
のバルブ機能を付与したり、バルブケーシングのバルブ
シート形成位置から離れた位置に今一つのバルブシート
とバルブとからなるリリーフバルブを構成して、タンク
内圧が上昇した時にこのリリーフバルブを開弁してベー
パーを外部へ排出できるようにしたものがある。
発明が解決しようとする課題 前記何れの装置にあっても、フロートバルブがタンク
内圧を受けてバルブシートと強接触しないように、ベー
パー排出用のバルブの開弁圧を低く設定しておく必要が
ある。このため、ベーパー排出用のバルブが開弁してい
る状態で車両が旋回した時に該ベーパー排出用のバルブ
から燃料が外部へ流出してしまう。また、フロートバル
ブがバルブシートに強接触して一旦スティックしてしま
うとフロート弁機能が得られなくなってしまう不具合を
生じる。そこで、本発明はフロートバルブのスティック
を生じることがなく、かつ、ベーパー排出開弁圧を高め
ることができて、確実な燃料流出防止を行わせることが
できる燃料タンクの燃料遮断弁装置を提供するものであ
る。
内圧を受けてバルブシートと強接触しないように、ベー
パー排出用のバルブの開弁圧を低く設定しておく必要が
ある。このため、ベーパー排出用のバルブが開弁してい
る状態で車両が旋回した時に該ベーパー排出用のバルブ
から燃料が外部へ流出してしまう。また、フロートバル
ブがバルブシートに強接触して一旦スティックしてしま
うとフロート弁機能が得られなくなってしまう不具合を
生じる。そこで、本発明はフロートバルブのスティック
を生じることがなく、かつ、ベーパー排出開弁圧を高め
ることができて、確実な燃料流出防止を行わせることが
できる燃料タンクの燃料遮断弁装置を提供するものであ
る。
課題を解決するための手段 タンク本体内に配設されたバルブケーシング内への燃
料の流入によりフロートバルブを浮動させ、該フロート
バルブの突起によりバルブシートの弁座孔を閉塞して燃
料の外部流出を遮断するようにした構造において、前記
バルブケーシング又はフロートバルブの何れか一方にフ
ロートバルブの閉動ストロークを規制するストッパを設
けて、前記バルブシート下面とフロートバルブ上面との
間にベーパ排出通路を確保する一方、前記バルブシート
をバルブケーシングに対して可動的に弾性保持し、前記
バルブシートの弁孔閉塞時にタンク本体の内圧が所定値
以上に上昇すると、前記バルブシートがフロートバルブ
とともに上昇し、該フロートバルブの上昇が前記ストッ
パによって規制された後は、前記バルブシートのみが上
方へ変位して前記弁座孔を解放するようにしてある。
料の流入によりフロートバルブを浮動させ、該フロート
バルブの突起によりバルブシートの弁座孔を閉塞して燃
料の外部流出を遮断するようにした構造において、前記
バルブケーシング又はフロートバルブの何れか一方にフ
ロートバルブの閉動ストロークを規制するストッパを設
けて、前記バルブシート下面とフロートバルブ上面との
間にベーパ排出通路を確保する一方、前記バルブシート
をバルブケーシングに対して可動的に弾性保持し、前記
バルブシートの弁孔閉塞時にタンク本体の内圧が所定値
以上に上昇すると、前記バルブシートがフロートバルブ
とともに上昇し、該フロートバルブの上昇が前記ストッ
パによって規制された後は、前記バルブシートのみが上
方へ変位して前記弁座孔を解放するようにしてある。
作用 車両が転倒してタンク本体内の燃料がバルブケーシン
グ内に流入すると、フロートバルブが浮動してバルブシ
ートに当接し、該バルブシートを閉塞して燃料の外部流
出を遮断する。フロートバルブの閉塞時において、タン
ク本体内圧が上昇しているとバルブケーシング内から燃
料がタンク内に戻ってもフロートバルブがこの内圧を受
けてバルブシートに当接したままになり、該バルブシー
トを閉塞したままになることがあるが、タンク本体の内
圧が所定値以上に上昇するとバルブシートが変位すると
共にフロートバルブはストッパによりその閉動ストロー
クが規制された位置にとどまり、バルブシートがバルブ
開離位置まで移動してフロートバルブと離間し、通路を
開放してベーパーを外部へ排出する。
グ内に流入すると、フロートバルブが浮動してバルブシ
ートに当接し、該バルブシートを閉塞して燃料の外部流
出を遮断する。フロートバルブの閉塞時において、タン
ク本体内圧が上昇しているとバルブケーシング内から燃
料がタンク内に戻ってもフロートバルブがこの内圧を受
けてバルブシートに当接したままになり、該バルブシー
トを閉塞したままになることがあるが、タンク本体の内
圧が所定値以上に上昇するとバルブシートが変位すると
共にフロートバルブはストッパによりその閉動ストロー
クが規制された位置にとどまり、バルブシートがバルブ
開離位置まで移動してフロートバルブと離間し、通路を
開放してベーパーを外部へ排出する。
実施例 以下、本発明の実施例を図面と共に詳述する。
第1,2図において、１は図外のタンク本体内に配置さ
れた樹脂材からなるバルブケーシングで、その周壁にベ
ーパー流入孔２を形成してあると共に底壁に流入燃料を
タンク本体内に戻すドレーン孔３を形成してある。６は
バルブケーシング１内に配置した樹脂材からなるフロー
トバルブで、このフロートバルブ６はスプリング７によ
り上方に付勢されている。バルブケーシング１のアウト
レット４とフロートバルブ６収納部とを隔成する上壁の
中央部には開口９を形成してあり、この開口９のアウト
レット４側に前記フロートバルブ６と協動してベーパー
通路を遮断，開放するバルブシート８を配設してある。
このバルブシート８はガイド10内に収容され、かつ、ス
プリング11によって前記上壁に圧接，定置されている。
バルブシート８は中央部に弁座孔8aを備え、この弁座孔
8aは、フロートバルブ６が浮動すると、その突起6aによ
って閉塞されるが、フロートバルブ６の浮動はストッパ
５で規制されるので、バルブシート８の下面とフロート
バルブ６の上面との間にはベーパ排出通路が確保される
ようになっている。また、前記開口９の下側周縁には、
フロートバルブ６の閉動ストロークを規制する複数個の
ストッパ５を突設してある。このストッパ５の突出量
は、フロートバルブ６が流入燃料によって浮動し、バル
ブシート８に当接した状態にあって、該フロートバルブ
６の上面との間に若干のクリアランスδが確保できるよ
うにして、フロトーバルブ６とバルブシート８との密接
を確実に行わせるようにしてある。
れた樹脂材からなるバルブケーシングで、その周壁にベ
ーパー流入孔２を形成してあると共に底壁に流入燃料を
タンク本体内に戻すドレーン孔３を形成してある。６は
バルブケーシング１内に配置した樹脂材からなるフロー
トバルブで、このフロートバルブ６はスプリング７によ
り上方に付勢されている。バルブケーシング１のアウト
レット４とフロートバルブ６収納部とを隔成する上壁の
中央部には開口９を形成してあり、この開口９のアウト
レット４側に前記フロートバルブ６と協動してベーパー
通路を遮断，開放するバルブシート８を配設してある。
このバルブシート８はガイド10内に収容され、かつ、ス
プリング11によって前記上壁に圧接，定置されている。
バルブシート８は中央部に弁座孔8aを備え、この弁座孔
8aは、フロートバルブ６が浮動すると、その突起6aによ
って閉塞されるが、フロートバルブ６の浮動はストッパ
５で規制されるので、バルブシート８の下面とフロート
バルブ６の上面との間にはベーパ排出通路が確保される
ようになっている。また、前記開口９の下側周縁には、
フロートバルブ６の閉動ストロークを規制する複数個の
ストッパ５を突設してある。このストッパ５の突出量
は、フロートバルブ６が流入燃料によって浮動し、バル
ブシート８に当接した状態にあって、該フロートバルブ
６の上面との間に若干のクリアランスδが確保できるよ
うにして、フロトーバルブ６とバルブシート８との密接
を確実に行わせるようにしてある。
以上の実施例構造によれば、車両が傾斜等してバルブ
ケーシング１内に燃料が流入すると、フロートバルブ６
が浮動してバルブシート８に当接し、該バルブシート８
を閉塞して燃料の外部流出を遮断する。例えば車両旋回
時等、燃料液面が傾斜してフロートバルブ６がバルブシ
ート８を閉塞している時において、ベーパーの発生によ
ってタンク本体の内圧が上昇していると、バルブケーシ
ング１内から燃料がタンク内に戻ってもフロートバルブ
６はこの内圧を受けてバルブシート８に密接し、該バル
ブシート８を前述と同様に閉塞することがある。そし
て、タンク本体内圧がタンク本体の破壊圧力にまでは達
しないが、ある程度高い所定の圧力値にまで上昇する
と、バルブシート６の開口９に面する部分に圧力が作用
して、フロートバルブ６がクリアランスδ分だけバルブ
シート８と一体となってに上昇するが、ストッパ５と当
接することによって、その上昇が規制された後は、バル
ブシート８のみがスプリング11の付勢力に抗して上昇
し、フロートバルブ６と開離していくので、バルブシー
ト８の弁座孔8aが解放され、この弁座孔8aと上述のベー
パ排出通路を通してベーパがタンク本体外へ排出され、
図外のキャニスタで吸着処理される。これにより、タン
ク本体の内圧を降下させてタンク本体を保護する。タン
ク本体の内圧が降下すると、前述のようにフロートバル
ブ６とバルブシート８とは一旦開離されるため、内圧降
下と共にバルブシート８およびフロートバルブ６が元の
位置に復位し、フロートバルブ６のスティックが回避さ
れる。
ケーシング１内に燃料が流入すると、フロートバルブ６
が浮動してバルブシート８に当接し、該バルブシート８
を閉塞して燃料の外部流出を遮断する。例えば車両旋回
時等、燃料液面が傾斜してフロートバルブ６がバルブシ
ート８を閉塞している時において、ベーパーの発生によ
ってタンク本体の内圧が上昇していると、バルブケーシ
ング１内から燃料がタンク内に戻ってもフロートバルブ
６はこの内圧を受けてバルブシート８に密接し、該バル
ブシート８を前述と同様に閉塞することがある。そし
て、タンク本体内圧がタンク本体の破壊圧力にまでは達
しないが、ある程度高い所定の圧力値にまで上昇する
と、バルブシート６の開口９に面する部分に圧力が作用
して、フロートバルブ６がクリアランスδ分だけバルブ
シート８と一体となってに上昇するが、ストッパ５と当
接することによって、その上昇が規制された後は、バル
ブシート８のみがスプリング11の付勢力に抗して上昇
し、フロートバルブ６と開離していくので、バルブシー
ト８の弁座孔8aが解放され、この弁座孔8aと上述のベー
パ排出通路を通してベーパがタンク本体外へ排出され、
図外のキャニスタで吸着処理される。これにより、タン
ク本体の内圧を降下させてタンク本体を保護する。タン
ク本体の内圧が降下すると、前述のようにフロートバル
ブ６とバルブシート８とは一旦開離されるため、内圧降
下と共にバルブシート８およびフロートバルブ６が元の
位置に復位し、フロートバルブ６のスティックが回避さ
れる。
第３図に示す実施例はバルブシート８にチェックバル
ブ13を備えたリリーフバルブ12を付設したものである。
このリリーフバルブ12はバルブシート８の上面側に同心
的にスプリング14により弾接配置してある。チェックバ
ルブ13はアウトレット４側からの空気の流入を許容し、
ベーパーのアウトレット４側への流通を阻止するように
設けられている。即ち、この実施例にあっては、タンク
本体の内圧上昇によってバルブシート８がバルブ開離位
置まで上昇した後、リリーフバルブ12がスプリング14力
に抗して開弁し、バルブシート８とリリーフバルブ12の
多段開弁作用によりベーパーをタンク本体外へ排出させ
る。一方、タンク本体内の燃料消費によって、該タンク
本体内が負圧になると、チェックバルブ13が開弁してタ
ンク本体内を大気圧に保持する。
ブ13を備えたリリーフバルブ12を付設したものである。
このリリーフバルブ12はバルブシート８の上面側に同心
的にスプリング14により弾接配置してある。チェックバ
ルブ13はアウトレット４側からの空気の流入を許容し、
ベーパーのアウトレット４側への流通を阻止するように
設けられている。即ち、この実施例にあっては、タンク
本体の内圧上昇によってバルブシート８がバルブ開離位
置まで上昇した後、リリーフバルブ12がスプリング14力
に抗して開弁し、バルブシート８とリリーフバルブ12の
多段開弁作用によりベーパーをタンク本体外へ排出させ
る。一方、タンク本体内の燃料消費によって、該タンク
本体内が負圧になると、チェックバルブ13が開弁してタ
ンク本体内を大気圧に保持する。
第４図に示す実施例は、バルブシート８をバルブケー
シング１の上壁にゴム等の弾性体15によってフローディ
ング状態に装着したものである。弾性体15のばね定数を
任意に設定することによって、第1,2図に示した実施例
と同様の作用効果を奏せられる。
シング１の上壁にゴム等の弾性体15によってフローディ
ング状態に装着したものである。弾性体15のばね定数を
任意に設定することによって、第1,2図に示した実施例
と同様の作用効果を奏せられる。
第５図は前記弾性体15によってバルブシート８をフロ
ーティング支持するのに替えて、バルブケーシング１の
上壁にバルブシート８を形成すると共に、ストッパ５と
バルブシート８との間の壁部分を弾性変形可能な蛇腹状
に形成してダイヤフラム部16としたものである。従っ
て、この実施例の場合にあっても、ダイヤフラム部16の
ばね定数の設定によって、第1,2図に示した実施例と同
様の作用効果を得ることができる。
ーティング支持するのに替えて、バルブケーシング１の
上壁にバルブシート８を形成すると共に、ストッパ５と
バルブシート８との間の壁部分を弾性変形可能な蛇腹状
に形成してダイヤフラム部16としたものである。従っ
て、この実施例の場合にあっても、ダイヤフラム部16の
ばね定数の設定によって、第1,2図に示した実施例と同
様の作用効果を得ることができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、車両の傾斜時等にはフ
ロートバルブの浮動によりバルブシートを閉塞して燃料
の外部流出を阻止できることは勿論、タンク本体内圧が
上昇した時にはフロートバルブがバルブシートに密接し
た状態で該バルブシートがバルブ開離位置まで変位し、
ベーパーの外部排出を行わせ、かつ、この時、ストッパ
によりフロートバルブはその閉動ストロークを規制して
バルブシートから強制的に開離させるため、バルブシー
トにスティックするのを回避することができる。従っ
て、バルブシートの変位作動圧、即ち、ベーパー排出開
弁圧を高めることができ、この結果、車両旋回時に燃料
が外部流出するのを防止でき、燃料流出防止効果を一段
と高められるという実用上多大な効果を有する。
ロートバルブの浮動によりバルブシートを閉塞して燃料
の外部流出を阻止できることは勿論、タンク本体内圧が
上昇した時にはフロートバルブがバルブシートに密接し
た状態で該バルブシートがバルブ開離位置まで変位し、
ベーパーの外部排出を行わせ、かつ、この時、ストッパ
によりフロートバルブはその閉動ストロークを規制して
バルブシートから強制的に開離させるため、バルブシー
トにスティックするのを回避することができる。従っ
て、バルブシートの変位作動圧、即ち、ベーパー排出開
弁圧を高めることができ、この結果、車両旋回時に燃料
が外部流出するのを防止でき、燃料流出防止効果を一段
と高められるという実用上多大な効果を有する。
第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は同実
施例の要部拡大図、第３図，第４図，第５図は本発明の
各異なる実施例を示す断面図である。 １……バルブケーシング、５……ストッパ、６……フロ
ートバルブ、８……バルブシート。
施例の要部拡大図、第３図，第４図，第５図は本発明の
各異なる実施例を示す断面図である。 １……バルブケーシング、５……ストッパ、６……フロ
ートバルブ、８……バルブシート。
Claims (1)
- 【請求項１】タンク本体内に配設されたバルブケーシン
グ内への燃料の流入によりフロートバルブを浮動させ、
該フロートバルブの突起によりバルブシートの弁座孔を
閉塞して燃料の外部流出を遮断するようにした構造にお
いて、前記バルブケーシング又はフロートバルブの何れ
か一方にフロートバルブの閉動ストロークを規制するス
トッパを設けて、前記バルブシート下面とフロートバル
ブ上面との間にベーパ排出通路を確保する一方、前記バ
ルブシートをバルブケーシングに対して可動的に弾性保
持し、前記バルブシートの弁座孔閉塞時にタンク本体の
内圧が所定値以上に上昇すると、前記バルブシートがフ
ロートバルブとともに上昇し、該フロートバルブの上昇
が前記ストッパによって規制された後は、前記バルブシ
ートのみが上方へ変位して前記弁座孔を解放するように
したことを特徴とする燃料タンクの燃料遮断弁装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1096658A JP2559486B2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 燃料タンクの燃料遮断弁装置 |
| US07/506,985 US5004002A (en) | 1989-04-17 | 1990-04-10 | Fuel check valve assembly for fuel tank |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1096658A JP2559486B2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 燃料タンクの燃料遮断弁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02274622A JPH02274622A (ja) | 1990-11-08 |
| JP2559486B2 true JP2559486B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=14170933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1096658A Expired - Fee Related JP2559486B2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 燃料タンクの燃料遮断弁装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5004002A (ja) |
| JP (1) | JP2559486B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008088094A1 (en) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Do-Seong Han | Structure of gas valve for fuel tank |
| KR20160078185A (ko) * | 2014-12-24 | 2016-07-04 | 주식회사 효성 | 가스절연 개폐장치의 가스차단기 |
Families Citing this family (32)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2662400B1 (fr) * | 1990-05-23 | 1992-07-31 | Journee Paul | Dispositif de circuit de ventilation d'air d'un reservoir de carburant. |
| US5230360A (en) * | 1990-05-23 | 1993-07-27 | Paul Journee S.A. | Venting system for a fuel tank |
| US5527164A (en) * | 1990-06-07 | 1996-06-18 | Humanteknik Ab | Positive-displacement pump with inlet float chamber |
| US5172714A (en) * | 1990-11-30 | 1992-12-22 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fuel check valve assembly for fuel tank |
| FR2677102B1 (fr) * | 1991-05-29 | 1994-02-11 | Journee Sa Paul | Clapet de securite pour circuit de ventilation d'un reservoir de carburant de vehicule automobile. |
| JP3034992B2 (ja) * | 1991-06-14 | 2000-04-17 | 日産自動車株式会社 | 燃料タンクの燃料遮断装置 |
| FR2686840B1 (fr) * | 1992-02-04 | 1997-05-09 | Peugeot | Dispositif d'aeration pour reservoir de carburant. |
| JPH06147045A (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-27 | Toyoda Gosei Co Ltd | 燃料遮断装置 |
| JPH0683443U (ja) * | 1992-12-30 | 1994-11-29 | 現代自動車株式会社 | 自動車の燃料タンク内の燃料流出防止装置 |
| US5417240A (en) * | 1993-11-08 | 1995-05-23 | G.T. Products, Inc. | Cap sensitive head valve for vehicle fuel system |
| US5590697A (en) * | 1994-08-24 | 1997-01-07 | G. T. Products, Inc. | Onboard vapor recovery system with two-stage shutoff valve |
| JP3741798B2 (ja) * | 1996-01-31 | 2006-02-01 | 日産自動車株式会社 | 液面検知用バルブ |
| FR2747758B1 (fr) * | 1996-04-22 | 1998-07-10 | Plastic Omnium Cie | Clapet pour reservoir et reservoir ainsi equipe |
| FR2750656B1 (fr) * | 1996-07-08 | 1998-11-06 | Plastic Omnium Cie | Clapet pour reservoir de carburant et reservoir ainsi equipe |
| IT1291010B1 (it) * | 1997-01-14 | 1998-12-14 | Ergom Materie Plastiche Spa | Gruppo valvolare di sfiato per gas, particolarmente per vapori di carburante |
| IL128937A (en) | 1999-03-11 | 2002-09-12 | Raval Agriculture Coop Soc Ltd | Multi-purpose valve |
| US6422255B1 (en) * | 2000-08-03 | 2002-07-23 | Bombardier Motor Corporation Of America | Multi-function valve having a movable seat and needle |
| JP4197506B2 (ja) * | 2004-08-31 | 2008-12-17 | 株式会社パイオラックス | カットバルブ |
| US7469682B2 (en) * | 2004-12-01 | 2008-12-30 | Continental Automotive Systems Us, Inc. | Submersed fuel pressure regulator assembly |
| US7249595B2 (en) * | 2005-03-16 | 2007-07-31 | Eaton Corporation | Vapor vent valve with pressure relief function integrated to carbon canister |
| FR2886368B1 (fr) * | 2005-05-24 | 2009-03-20 | Inergy Automotive Systems Res | Clapet de securite pour circuit de mise a l'air d'un reservoir a liquide |
| JP4586784B2 (ja) * | 2006-09-25 | 2010-11-24 | 豊田合成株式会社 | 燃料遮断弁 |
| JP5517600B2 (ja) * | 2009-12-25 | 2014-06-11 | 株式会社ニフコ | 燃料タンク用弁装置 |
| DE102010030456A1 (de) * | 2010-06-23 | 2011-12-29 | Alfmeier Präzision AG Baugruppen und Systemlösungen | Entlüftungsventil |
| US20120037834A1 (en) * | 2010-08-12 | 2012-02-16 | International Valve Manufacturing, L.L.C. | Method and apparatus for venting gas from liquid-conveying conduit |
| DE102011116941A1 (de) † | 2011-10-26 | 2013-05-02 | Kautex Textron Gmbh & Co. Kg | Entlüftungsventil |
| KR102274134B1 (ko) * | 2014-05-05 | 2021-07-07 | 파커-한니핀 코포레이션 | 압력 레귤레이터 |
| DE102014109403A1 (de) * | 2014-07-04 | 2016-01-07 | Reutter Gmbh | Be-/Entlüftungsventil für einen Flüssigkeitstank eines Kraftfahrzeugs |
| JP6874579B2 (ja) * | 2017-07-27 | 2021-05-19 | 京三電機株式会社 | 燃料遮断弁 |
| US11932101B2 (en) * | 2019-12-24 | 2024-03-19 | Piolax, Inc. | Valve device |
| EP3988367B1 (de) * | 2020-10-23 | 2023-05-03 | Magna Energy Storage Systems GesmbH | Tankvorrichtung für ein kraftfahrzeug |
| IT202100012989A1 (it) * | 2021-05-19 | 2022-11-19 | Cev Lab S R L Con Unico Socio | Nuovo tappo con sistema valvolare munito di riduttore di flusso. |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3782410A (en) * | 1972-12-26 | 1974-01-01 | T Steuby | Valve |
| US4000828A (en) * | 1975-06-02 | 1977-01-04 | Stant Manufacturing Company, Inc. | Gas tank cap with roll-over valving |
| JPS61172271U (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-25 | ||
| JPS6275278A (ja) * | 1985-09-28 | 1987-04-07 | Toshiba Corp | 計器精度判定装置 |
| US4694847A (en) * | 1986-03-07 | 1987-09-22 | Stant Inc. | Roll-over valve with sealing ball |
-
1989
- 1989-04-17 JP JP1096658A patent/JP2559486B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-04-10 US US07/506,985 patent/US5004002A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008088094A1 (en) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Do-Seong Han | Structure of gas valve for fuel tank |
| KR20160078185A (ko) * | 2014-12-24 | 2016-07-04 | 주식회사 효성 | 가스절연 개폐장치의 가스차단기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02274622A (ja) | 1990-11-08 |
| US5004002A (en) | 1991-04-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2559486B2 (ja) | 燃料タンクの燃料遮断弁装置 | |
| US5439023A (en) | Shut-off valve for liquid fuel | |
| JP3034992B2 (ja) | 燃料タンクの燃料遮断装置 | |
| US5782258A (en) | Vapor recovery fuel tank system | |
| US5065782A (en) | Tank venting control assembly | |
| JP3284746B2 (ja) | 燃料タンク用フロートバルブ | |
| JP3909837B2 (ja) | 燃料タンクの燃料流出規制装置 | |
| US20120318794A1 (en) | Lever based grade vent valve | |
| JPH08159318A (ja) | 止め弁の構造 | |
| US5832950A (en) | Fuel interruption means of fuel tank | |
| JP2952298B2 (ja) | 燃料タンクの燃料遮断装置 | |
| JPH0814433A (ja) | 止め弁の構造 | |
| JPH0543335Y2 (ja) | ||
| JP3344073B2 (ja) | 燃料タンク用フロートバルブ | |
| JP3482770B2 (ja) | 液体遮断弁装置 | |
| JP3377366B2 (ja) | 液体遮断弁装置 | |
| JP4051585B2 (ja) | 液体燃料流出防止弁 | |
| JPS6021500Y2 (ja) | 車輌における燃料溜の圧力調整装置 | |
| JP2704972B2 (ja) | 空気弁 | |
| JPH04201718A (ja) | 燃料タンクの燃料遮断装置 | |
| JP2006063931A (ja) | 燃料タンクのフロートバルブ | |
| JPH11190258A (ja) | 燃料遮断弁 | |
| JPH04185534A (ja) | 燃料タンクの燃料遮断装置 | |
| JP2704973B2 (ja) | 空気弁 | |
| JPH03224825A (ja) | 燃料タンクの燃料遮断弁装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |