JPH02274622A - 燃料タンクの燃料遮断弁装置 - Google Patents

燃料タンクの燃料遮断弁装置

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    • Y10T137/7834—Valve seat or external sleeve moves to open valve

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車等の車両に搭載される燃料タンクの燃料
遮断弁装置に関する。
従来の技術 自動車用燃料タンクの中には、自動車が傾斜したり転倒
した時に、タンク本体内の燃料が外部へ流出しないよう
に燃料遮断弁装置を配設したものが知られている。この
燃料遮断弁装置としては、例えば実開昭６２−７５２７
８号公報に示されているように、フロートバルブと協働
して通路を遮断、開放するバルブシート自体をタンク本
体内圧を受けて上昇させ、通路を開放してペーパーを外
部へ排出できるように該バルブシート自体にペーパー排
出用のバルブ機能を付与したり、バルブケーシングのバ
ルブシート形成位置から離れた位置に今一つのバルブシ
ートとバルブとからなるリリーフバルブを構成して、タ
ンク内圧が上昇した時にこのリリーフパルプを開弁じて
ベーパーを外部へ排出できるようにしたものがある。
発明が解決しようとする課題 前記何れの装置にあっても、フロートバルブがタンク内
圧を受けてバルブシートと強接触しないヨウに、ペーパ
ー排出用のバルブの開弁圧を低く設定しておく必要があ
る。このため、ペーパー−排出用のバルブが開弁１．て
いる状態で車両が旋回した時に該ベーパー排出用のバル
ブから燃料が外部へ流出してしまう。また、フロートバ
ルブがノくルブシートに強接触して一旦スティックして
しまうとフｃｘ　−１・弁機能が得られなくな、ってし
まう不具合を生じる。そこで、本発明はフロー・トバル
ブのスティックを生じることがなく、かつ、ペーパー排
出開弁圧を高めることができて、確実な燃料流出防止を
行わせることができる燃料タンクの燃料遮断弁装置を提
供するものである。
課題を解決するだめの手段 タンク本体内に配設されたバルブケーシング内への燃料
の流入によりフロートバルブを浮動させ、該フロートバ
ルブによりバルブシートを閉塞して燃料の外部流出を遮
断するようにした構造において、前記バルブケーシング
又はフロートバルブの何れか一方にフロートバルブの閉
動ストロークを規制するストッパを設ける一方、前記バ
ルブシートを可動的に弾性保持］２て、タンク本体の内
圧が所定性態−ににヒＷすると該バルブシートがフロー
トバルブと非接触となるバルブ開離位置へ変位可能にし
である。
作用 車両が転倒してタンク本体内の燃料がバルブケーシング
内に流入すると、フロートバルブが浮動してバルブシー
トに当接し、該バルブシートを閉塞して燃料の外部流出
を遮断する。フロートバルブの閉塞時において、タンク
本体内圧が上昇しているとバルブケーシング内から燃料
がタンク内に戻ってもフロートバルブがこの内圧を受け
てバルブシートに当接（、たままになり、該バルブシー
トを閉塞したままになることがあるが、タンク本体の内
圧が所定性態にに上昇するとバルブシートが変位すると
共にフロートバルブはストッパによりその閉動ストロー
クが規制された位置にとどまり、バルブシートがバルブ
開離位置まで移動してフロートバルブと離間し、通路を
開放ｊ７てベーパーを外部へ排出する。
実施例 以下、本発明の実施例を図面と共に詳述する。
第１．２図において、１は図外のタンク本体内に配置さ
れた樹脂材からなるバルブケーシングで、その周壁にベ
ーパー流入孔２を形成しであるとＪ（に底壁に流入燃料
をタンク本体内に戻すドレーン孔３を形成しである。６
はバルブケーシングｌ内に配置した樹脂材からなるフロ
ートバルブで、このフロートバルブ６はスプリング７に
より上方に付勢されている。バルブケーシング！のアウ
トレット４とフロートバルブ６収納部とを隔成する一Ｌ
壁の中央部には開口９を形成し、てあり、この開Ｄ９の
アウトレット４側にｉｊｆ記フロートバルブ６と協働し
てペーパー通路を遮断、開放するバルブシート８を配設
しである。このバルブシート８はガイド！０内に収容さ
れ、かつ、スプリングＩｌｌこよって前記」二壁に圧接
、定置されている。また、萌記開「１９の下側周縁には
、フロートバルブ６の閉動ストロークを規制する複数個
のストッパ５を突設しである。このストッパ５の突出用
は、フロートバルブ６が流入燃料によって浮動１７、バ
ルブシート８に当接１７た状態にあって、該フロートバ
ルブ６の１−面との間に若干のクリアランスδが確保で
きるようにして、フロートバルブ６とバルブシート８と
の密接を確実に行わせるようにしである。
以１−の実施例構造によれば、車両が傾斜等してバルブ
ケーシングｌ内に燃料が流入すると、フロートバルブ６
が浮動してバルブシート８に当接し、該バルブシート８
を閉塞して燃料の外部流出を遮断する。例えば車両旋回
時等、燃料液面が傾斜してフロートバルブ６がバルブシ
ート８を閉塞している時において、ベーパーの発生によ
ってタンク本体の内圧が」二昇していると、バルブケー
シングｌ内から燃料がタンク内に戻ってもフロートバル
ブ６はこの内圧を受けてバルブシート８に密接し、該バ
ルブシート８を前述と同様に閉塞することがある。そし
て、タンク本体内圧がタンク本体の破壊圧力にまでは達
しないが、ある程度高い所定の）１：、力値にまで−Ｌ
昇すると、フロートバルブ６はクリアランス６分だけバ
ルブシート８と一体に１；昇するが、ストッパ５と当接
することによってフロートバルブ６の閉動が規制され、
バルブシート８のみがスプリング１４力に抗して上動し
、フロートバルブ６と開離し、かつ、ペーパー通路を開
放してペーパーをタンク本体外へ排出し、図外のキャニ
スタに吸着処理させる。これにより、タンク本体の内圧
を降下させてタンク本体を保護する。
タンク本体の内圧が降下すると、前述のようにフロート
バルブ６とバルブシート８とは一旦開離されるため、内
圧降下と共にバルブシート８およびフロートバルブ６が
元の位置に復位し、フロートバルブ６のスティックが回
避される。
第３図に示す実施例はバルブシート８にチエツクバルブ
１３を備えたリリーフバルブ！２を付設したものである
。このリリーフバルブ１２はバルブシート８の上面側に
同心的にスプリング１４により弾接配置しである。チエ
ツクバルブ＋３はアウトレット４側からの空気の流入を
許容し、ペーパーのアウトレット４側への流通を阻止す
るように設けられている。即ち、この実施例にあっては
、タンク本体の内圧上昇によってバルブシート８がバル
ブ開離位置まで上昇した後、リリーフバルブ１２がスプ
リング１４力に抗して開弁じ、バルブシート８とリリー
フバルブ■２の多段開弁作用によりペーパーをタンク本
体外へ排出させる。一方、タンク本体内の燃料消費によ
って、該タンク本体内が負圧になると、チエツクバルブ
１３が開弁してタンク本体内を大気圧に保持する。
第４図に示す実施例は、バルブシート８をバルブケーシ
ング１の土壁にゴム等の弾性体【５によってフローティ
ング状態に装着したものである。
弾性体Ｉ５のばね定数を任意に設定することによって、
第１．２図に示した実施例と同様の作用効果を奏せられ
る。
第５図は前記弾性体１５によってバルブシート８をフロ
ーティング支持するのに替えて、バルブケーシング１の
上壁にバルブシート８を形成すると共に、ストッパ５と
バルブシート８との間の壁部分を弾性変形可能な蛇腹状
に形成してダイヤプラム部１６としたものである。従っ
て、この実施例の場合にあっても、ダイヤフラム部１６
のばね定数の設定によって、第１，２図に示した実施例
と同様の作用効果を得ることができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、車両の傾斜時等にはフロ
ートバルブの浮動によりバルブノートを閉塞して燃料の
外部流出を阻止できることは勿論、タンク本体内圧が上
昇した時にはフロートバルブがバルブシートに密接した
状態で該バルブシートがバルブ開離位置まで変位し、ペ
ーパーの外部排出を行わせ、かつ、この時、ストッパに
よりフロートバルブはその閉動ストロークを規制してバ
ルブシートから強制的に開離させるため、バルブシート
にスティックするのを回避することができる。
従って、バルブシートの変位作動圧、即ち、ペーパー排
出開弁圧を高めることかでき、この結果、車両旋回時に
燃料が外部流出するのを防止でき、燃料流出防止効果を
一段と高められるという実用上多大な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は同実
施例の要部拡大図、第３図、第４図、第５図は本発明の
各界なる実施例を示す断面図である。 ｌ・・・バルブケーシング、５・・・ストッパ、６・・
・フロートバルブ、８・・・バルブシート。 第１ 第４図 第５図 平成 ２年 ７月 ５日 事件の表示 平成１年特許願第９６６５８号 発明の名称 燃料タンクの燃料遮断弁装置 ３、補正をする者 事件との関係

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）タンク本体内に配設されたバルブケーシング内へ
    の燃料の流入によりフロートバルブを浮動させ、該フロ
    ートバルブによりバルブシートを閉塞して燃料の外部流
    出を遮断するようにした構造において、前記バルブケー
    シング又はフロートバルブの何れか一方にフロートバル
    ブの閉動ストロークを規制するストッパを設ける一方、
    前記バルブシートを可動的に弾性保持して、タンク本体
    の内圧が所定値以上に上昇すると該バルブシートがフロ
    ートバルブと非接触となるバルブ開離位置へ変位可能に
    したことを特徴とする燃料タンクの燃料遮断弁装置。
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