JP3344073B2 - 燃料タンク用フロートバルブ - Google Patents
燃料タンク用フロートバルブInfo
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- JP3344073B2 JP3344073B2 JP9156994A JP9156994A JP3344073B2 JP 3344073 B2 JP3344073 B2 JP 3344073B2 JP 9156994 A JP9156994 A JP 9156994A JP 9156994 A JP9156994 A JP 9156994A JP 3344073 B2 JP3344073 B2 JP 3344073B2
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- Japan
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- fuel tank
- fuel
- air
- valve
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K15/00—Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
- B60K15/03—Fuel tanks
- B60K15/035—Fuel tanks characterised by venting means
- B60K15/03519—Valve arrangements in the vent line
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料タンクの上部のエ
ア流出流路に配置されて、給油時の燃料タンク内のエア
を流出させるとともに、燃料液面の満タン位置への上昇
時に、エアの流出を停止させる燃料タンク用フロートバ
ルブに関する。
ア流出流路に配置されて、給油時の燃料タンク内のエア
を流出させるとともに、燃料液面の満タン位置への上昇
時に、エアの流出を停止させる燃料タンク用フロートバ
ルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料タンクに配置されるフロート
バルブは、特開平5−185850号公報や実公平4−
39061号公報等で知られており、図1に示すような
構造であった。
バルブは、特開平5−185850号公報や実公平4−
39061号公報等で知られており、図1に示すような
構造であった。
【0003】このフロートバルブV0は、燃料タンク8
の上壁9に固定される有底円筒状のケース1内に、フロ
ート5を配設させて構成され、ケース1は、エア流出流
路7と連通する連通孔2aを備えた天井壁2と、天井壁
2の下方に配置される底壁3と、天井壁2と底壁3とを
連結する側壁4と、から構成されていた。
の上壁9に固定される有底円筒状のケース1内に、フロ
ート5を配設させて構成され、ケース1は、エア流出流
路7と連通する連通孔2aを備えた天井壁2と、天井壁
2の下方に配置される底壁3と、天井壁2と底壁3とを
連結する側壁4と、から構成されていた。
【0004】底壁3と側壁4とには、ケース1内への燃
料FやエアAの流入を可能とするように、貫通孔3aや
通気孔4aが形成されていた。
料FやエアAの流入を可能とするように、貫通孔3aや
通気孔4aが形成されていた。
【0005】フロート5の上部には、エア流出流路7を
閉塞可能な弁部5aが形成され、また、フロート5とケ
ース1の底壁3との間には、圧縮コイルばね6が配設さ
れていた。
閉塞可能な弁部5aが形成され、また、フロート5とケ
ース1の底壁3との間には、圧縮コイルばね6が配設さ
れていた。
【0006】このコイルばね6は、車両が傾斜・転倒し
た場合に、連通孔2aを閉塞するようにフロート5を補
助する補助部材である。すなわち、例えば、車両が反転
した場合には、連通孔2aがフロート5の下方に位置す
ることとなるが、その際のフロート5の質量とばね6の
付勢力との和が、フロート5の浮力より大きくなるよう
に、ばね6のばね荷重が設定されている。勿論、ばね6
のばね荷重は、車両が適正な姿勢の場合の燃料Fが上昇
してくる前には、連通孔2aを塞ぐようにフロート5を
上昇させるのではなく、フロート5が燃料F中に浸った
際に、フロート5の浮力とばね6の付勢力との和が、フ
ロート5の質量より大きくなる範囲に設定されている。
た場合に、連通孔2aを閉塞するようにフロート5を補
助する補助部材である。すなわち、例えば、車両が反転
した場合には、連通孔2aがフロート5の下方に位置す
ることとなるが、その際のフロート5の質量とばね6の
付勢力との和が、フロート5の浮力より大きくなるよう
に、ばね6のばね荷重が設定されている。勿論、ばね6
のばね荷重は、車両が適正な姿勢の場合の燃料Fが上昇
してくる前には、連通孔2aを塞ぐようにフロート5を
上昇させるのではなく、フロート5が燃料F中に浸った
際に、フロート5の浮力とばね6の付勢力との和が、フ
ロート5の質量より大きくなる範囲に設定されている。
【0007】そのため、この種のフロートバルブV0で
は、通常時に、燃料タンク8内の燃料Fの液面が上昇す
れば、ケース1内に貫通孔3aや通気孔4aを経て燃料
Fが流入して、フロート5が上昇するため、弁部5aが
連通孔2aを閉塞し、タンク8外へ燃料Fを流出させる
ことを防止できる。なお、連通孔2a及びエア流出流路
7を経たエアは、図示しないキャニスタに送られること
となる。
は、通常時に、燃料タンク8内の燃料Fの液面が上昇す
れば、ケース1内に貫通孔3aや通気孔4aを経て燃料
Fが流入して、フロート5が上昇するため、弁部5aが
連通孔2aを閉塞し、タンク8外へ燃料Fを流出させる
ことを防止できる。なお、連通孔2a及びエア流出流路
7を経たエアは、図示しないキャニスタに送られること
となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のフロー
トバルブV0では、燃料タンク8への燃料Fの給油時に
おいて、短時間に多量の燃料Fが給油されることから、
つぎのような課題が生じていた。
トバルブV0では、燃料タンク8への燃料Fの給油時に
おいて、短時間に多量の燃料Fが給油されることから、
つぎのような課題が生じていた。
【0009】すなわち、給油時には、エアAがケース1
の通気孔4aから急激にケース1内に流入して、エア流
出流路7側へ流出するエアAの流速が速くなることか
ら、エアAの流れが、揚力となって、フロート5を浮き
上がらせる作用をなす。そして、その状態で、ケース1
における底壁3の貫通孔3aからケース1内に燃料Fが
流入し、燃料Fによる浮力でフロート5が上昇すると、
満タン時の適正な閉弁位置にフロート5を配置させる燃
料液面の位置LFまで、燃料Fの液面が上昇する前に、
エアAの流れにより、弁部5aが連通孔2aを閉塞させ
てしまう場合があった。この閉弁動作は、特に、フロー
ト5が燃料Fによる浮力を発生させている際に、フロー
ト5の下向きの力(質量から浮力と付勢力とを差し引い
た値)が小さくなっているため、生じ易い。
の通気孔4aから急激にケース1内に流入して、エア流
出流路7側へ流出するエアAの流速が速くなることか
ら、エアAの流れが、揚力となって、フロート5を浮き
上がらせる作用をなす。そして、その状態で、ケース1
における底壁3の貫通孔3aからケース1内に燃料Fが
流入し、燃料Fによる浮力でフロート5が上昇すると、
満タン時の適正な閉弁位置にフロート5を配置させる燃
料液面の位置LFまで、燃料Fの液面が上昇する前に、
エアAの流れにより、弁部5aが連通孔2aを閉塞させ
てしまう場合があった。この閉弁動作は、特に、フロー
ト5が燃料Fによる浮力を発生させている際に、フロー
ト5の下向きの力(質量から浮力と付勢力とを差し引い
た値)が小さくなっているため、生じ易い。
【0010】そして、このような閉弁動作は、燃料タン
ク8外に排出すべきエアAをタンク8内に貯溜させる状
態となるため、燃料タンク8内へ燃料Fを注入している
燃料注入口側で、燃料の液面を上昇させて、燃料タンク
8内へ燃料を注入する燃料注入ガンのオートストップ機
構を作動させ、燃料タンク8内への燃料の注入を停止さ
せてしまうことから、給油時に満タンにするように燃料
Fを給油する際、支障となってしまう。
ク8外に排出すべきエアAをタンク8内に貯溜させる状
態となるため、燃料タンク8内へ燃料Fを注入している
燃料注入口側で、燃料の液面を上昇させて、燃料タンク
8内へ燃料を注入する燃料注入ガンのオートストップ機
構を作動させ、燃料タンク8内への燃料の注入を停止さ
せてしまうことから、給油時に満タンにするように燃料
Fを給油する際、支障となってしまう。
【0011】特に、このような閉弁動作は、給油スピー
ドが速い、すなわち、給油流量が大きな場合に、エアA
の流速が速くなるため、生じ易い。
ドが速い、すなわち、給油流量が大きな場合に、エアA
の流速が速くなるため、生じ易い。
【0012】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、燃料タンクへの燃料の満タン給油時に、満タン位置
に燃料液面が達するまで、エアを確実に流出させること
ができて、満タン給油を円滑に行なえる燃料タンク用フ
ロートバルブを提供することを目的とする。
り、燃料タンクへの燃料の満タン給油時に、満タン位置
に燃料液面が達するまで、エアを確実に流出させること
ができて、満タン給油を円滑に行なえる燃料タンク用フ
ロートバルブを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る燃料タンク
用フロートバルブは、燃料タンクの上部のエア流出流路
に配置されて、給油時の燃料タンク内のエアを流出させ
るとともに、燃料液面の満タン位置への上昇時に、エア
の流出を停止させる燃料タンク用フロートバルブであっ
て、前記燃料タンクの上壁に固定されるケースが、前記
エア流出流路と連通する連通孔を備えた天井壁と、該天
井壁の下方に配置される底壁と、前記天井壁と前記底壁
とを連結する側壁と、で構成されて、内部に前記連通孔
を閉塞可能なフロートを配設させ、前記底壁に貫通孔が
形成されるとともに、前記側壁に水平方向に貫通する通
気孔が形成され、前記フロートが、円筒部と天井部とを
備えた本体を具備し、 前記天井部の上面には、前記連通
孔の内周面に当接して前記連通孔を閉塞可能な弁部が、
半球状に突出されて形成され、 前記円筒部の外周面に
は、前記通気孔と対向する部位の全周に、前記通気孔か
ら水平方向に流入するエアを当てて前記フロートが下向
きの力を受けるように、斜め下方に下がる傾斜面を有し
たテーパ部が、形成されていることを特徴とする。ま
た、前記フロートにおける本体円筒部の外周面には、上
下方向に配置される複数のリブを、突設させてもよい。
用フロートバルブは、燃料タンクの上部のエア流出流路
に配置されて、給油時の燃料タンク内のエアを流出させ
るとともに、燃料液面の満タン位置への上昇時に、エア
の流出を停止させる燃料タンク用フロートバルブであっ
て、前記燃料タンクの上壁に固定されるケースが、前記
エア流出流路と連通する連通孔を備えた天井壁と、該天
井壁の下方に配置される底壁と、前記天井壁と前記底壁
とを連結する側壁と、で構成されて、内部に前記連通孔
を閉塞可能なフロートを配設させ、前記底壁に貫通孔が
形成されるとともに、前記側壁に水平方向に貫通する通
気孔が形成され、前記フロートが、円筒部と天井部とを
備えた本体を具備し、 前記天井部の上面には、前記連通
孔の内周面に当接して前記連通孔を閉塞可能な弁部が、
半球状に突出されて形成され、 前記円筒部の外周面に
は、前記通気孔と対向する部位の全周に、前記通気孔か
ら水平方向に流入するエアを当てて前記フロートが下向
きの力を受けるように、斜め下方に下がる傾斜面を有し
たテーパ部が、形成されていることを特徴とする。ま
た、前記フロートにおける本体円筒部の外周面には、上
下方向に配置される複数のリブを、突設させてもよい。
【0014】
【発明の作用・効果】本発明に係る燃料タンク用フロー
トバルブでは、燃料タンクへの燃料の給油時、燃料タン
ク内の燃料液面が上昇して、燃料タンク内のエアが、側
壁の通気孔からケース内に流入し、天井壁の連通孔から
エア流出流路へ流出されることとなる。
トバルブでは、燃料タンクへの燃料の給油時、燃料タン
ク内の燃料液面が上昇して、燃料タンク内のエアが、側
壁の通気孔からケース内に流入し、天井壁の連通孔から
エア流出流路へ流出されることとなる。
【0015】その際、エアは、側壁の通気孔を通過して
水平方向にケース内に流入し、フロートのテーパ部にお
ける斜め下方に下がる傾斜面に当った後、ケース天井壁
の連通孔へ流れることとなる。
水平方向にケース内に流入し、フロートのテーパ部にお
ける斜め下方に下がる傾斜面に当った後、ケース天井壁
の連通孔へ流れることとなる。
【0016】そのため、フロートは、エアの傾斜面への
当たりによって、下向きの力を受け、底壁貫通孔からケ
ース内に燃料が流入して浮力を発生させていても、エア
による浮き上がりが防止される。
当たりによって、下向きの力を受け、底壁貫通孔からケ
ース内に燃料が流入して浮力を発生させていても、エア
による浮き上がりが防止される。
【0017】このフロートの浮き上がり防止作用は、給
油スピードが速ければ速い程、エアの流れが速くなって
強くなるため、強い揚力が発生しても、その揚力に対抗
できることとなる。
油スピードが速ければ速い程、エアの流れが速くなって
強くなるため、強い揚力が発生しても、その揚力に対抗
できることとなる。
【0018】そして、給油が続行されて、燃料液面が満
タン位置に達すれば、エアによる浮き上がりを防止した
状態で、フロートが浮力によって天井壁の連通孔を閉塞
する。そのため、燃料タンク外へのエア流出が停止され
て、燃料タンク内の内圧が一定値まで上昇し、燃料注入
口側での燃料注入ガンのオートストップ機構が作動し、
給油が停止されることとなる。
タン位置に達すれば、エアによる浮き上がりを防止した
状態で、フロートが浮力によって天井壁の連通孔を閉塞
する。そのため、燃料タンク外へのエア流出が停止され
て、燃料タンク内の内圧が一定値まで上昇し、燃料注入
口側での燃料注入ガンのオートストップ機構が作動し、
給油が停止されることとなる。
【0019】したがって、本発明に係る燃料タンク用フ
ロートバルブでは、燃料タンクへの燃料の満タン給油時
に、満タン位置に燃料液面が達するまで、エアを確実に
流出させることができて、満タン給油を円滑に行なうこ
とができる。
ロートバルブでは、燃料タンクへの燃料の満タン給油時
に、満タン位置に燃料液面が達するまで、エアを確実に
流出させることができて、満タン給油を円滑に行なうこ
とができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0021】実施例の燃料タンク用フロートバルブV1
は、図2に示すように、燃料タンク8の上壁9に固定さ
れて、燃料給油時の多量に発生する燃料蒸気を含んだエ
アAを大量にキャニスタCへ流すものである。このバル
ブV1と接続されるエア流出流路7におけるキャニスタ
Cへの途中には、差圧制御弁31が配設されている。差
圧制御弁31は、内部にダイアフラム弁を配設して構成
され、ニップル32を燃料タンク8の燃料注入口として
のフィラーパイプ8aに接続される配管35と連結させ
ており、ニップル33をフロートバルブV1と連結さ
せ、ニップル34をキャニスタCに接続される配管36
と連結させている。そして、給油時には、配管35内の
圧力よりニップル33内の圧力の方が高くなり、差圧制
御弁31が、ニップル33とニップル34とを連通させ
るように開弁動作するため、エア流出流路7を経て、給
油時の燃料蒸気がキャニスタC側へ流出することとな
る。
は、図2に示すように、燃料タンク8の上壁9に固定さ
れて、燃料給油時の多量に発生する燃料蒸気を含んだエ
アAを大量にキャニスタCへ流すものである。このバル
ブV1と接続されるエア流出流路7におけるキャニスタ
Cへの途中には、差圧制御弁31が配設されている。差
圧制御弁31は、内部にダイアフラム弁を配設して構成
され、ニップル32を燃料タンク8の燃料注入口として
のフィラーパイプ8aに接続される配管35と連結させ
ており、ニップル33をフロートバルブV1と連結さ
せ、ニップル34をキャニスタCに接続される配管36
と連結させている。そして、給油時には、配管35内の
圧力よりニップル33内の圧力の方が高くなり、差圧制
御弁31が、ニップル33とニップル34とを連通させ
るように開弁動作するため、エア流出流路7を経て、給
油時の燃料蒸気がキャニスタC側へ流出することとな
る。
【0022】また 燃料タンク8の上壁9には、非給油
時の燃料蒸気を含んだ少量のエアAをキャニスタCへ流
すためのフロートバルブ41も配設されている。このフ
ロートバルブ41は、ニップル42を正負圧弁37のニ
ップル38に接続させ、正負圧弁37はニップル39を
キャニスタCに連通される配管40に接続させている。
この正負圧弁37は、正圧弁37aと負圧弁37bとを
備え、正圧弁37aの開弁圧力を差圧制御弁31の開弁
時の圧力より高く設定させている。そのため、燃料Fを
給油していない時には、燃料タンク8内の圧力と配管3
5内の圧力とに差が生じないため、差圧制御弁31が開
弁しない状態となり、その状態で、燃料タンク8内の圧
力が一定以上となった場合には、正圧弁37aが開弁し
て、エアAをキャニスタC側へ流すこととなり、燃料タ
ンク8内の圧力が一定以下の負圧となった場合に、負圧
弁37bが開弁することとなる。
時の燃料蒸気を含んだ少量のエアAをキャニスタCへ流
すためのフロートバルブ41も配設されている。このフ
ロートバルブ41は、ニップル42を正負圧弁37のニ
ップル38に接続させ、正負圧弁37はニップル39を
キャニスタCに連通される配管40に接続させている。
この正負圧弁37は、正圧弁37aと負圧弁37bとを
備え、正圧弁37aの開弁圧力を差圧制御弁31の開弁
時の圧力より高く設定させている。そのため、燃料Fを
給油していない時には、燃料タンク8内の圧力と配管3
5内の圧力とに差が生じないため、差圧制御弁31が開
弁しない状態となり、その状態で、燃料タンク8内の圧
力が一定以上となった場合には、正圧弁37aが開弁し
て、エアAをキャニスタC側へ流すこととなり、燃料タ
ンク8内の圧力が一定以下の負圧となった場合に、負圧
弁37bが開弁することとなる。
【0023】さらに、燃料タンク8には、図示しないエ
ンジン側への燃料供給用配管や燃料Fのリターン用配管
等が接続されている。
ンジン側への燃料供給用配管や燃料Fのリターン用配管
等が接続されている。
【0024】そして、実施例のフロートバルブV1は、
図2・3に示すように、燃料タンク上壁9に固定される
略円筒状のケース11を備え、ケース11は、耐燃料油
性を有したポリアセタールやポリアミド等の合成樹脂か
ら形成されて、略円板状の天井壁12と、天井壁12の
下方に配置される略円板状の底壁13と、天井壁12と
底壁13との外周縁相互を連結するように形成される略
円筒状の側壁14と、を備えて構成されている。
図2・3に示すように、燃料タンク上壁9に固定される
略円筒状のケース11を備え、ケース11は、耐燃料油
性を有したポリアセタールやポリアミド等の合成樹脂か
ら形成されて、略円板状の天井壁12と、天井壁12の
下方に配置される略円板状の底壁13と、天井壁12と
底壁13との外周縁相互を連結するように形成される略
円筒状の側壁14と、を備えて構成されている。
【0025】天井壁12には、中央に、エア流出流路7
と連通される連通孔12aが形成され、上面側の連通孔
12a周縁には、上方へ延びるニップル12bが形成さ
れている。このニップル12bは、既述の差圧制御弁3
1のニップル33と接続されている。
と連通される連通孔12aが形成され、上面側の連通孔
12a周縁には、上方へ延びるニップル12bが形成さ
れている。このニップル12bは、既述の差圧制御弁3
1のニップル33と接続されている。
【0026】底壁13には、複数の貫通孔13aが形成
されるとともに、外周縁付近に、後述する側壁14の係
止脚14cを係止させる複数の係止孔13bが形成され
ている。この底壁13は、ケース11の成形型の型取り
と後述するフロート15の組み付けとの関係上、天井壁
12や側壁14と別体に構成されており、係止孔13b
を利用して側壁14に組み付けられている。また、底壁
13の上面中央には、円筒状のリブ13cが突設されて
いる。
されるとともに、外周縁付近に、後述する側壁14の係
止脚14cを係止させる複数の係止孔13bが形成され
ている。この底壁13は、ケース11の成形型の型取り
と後述するフロート15の組み付けとの関係上、天井壁
12や側壁14と別体に構成されており、係止孔13b
を利用して側壁14に組み付けられている。また、底壁
13の上面中央には、円筒状のリブ13cが突設されて
いる。
【0027】側壁14の上部外周面には、フランジ14
bが突設され、フランジ14bは、円環状のガスケット
28を介在させて、燃料タンク上壁9の貫通孔9a周縁
に当接している。そして、フランジ14bの上面は、略
円環状の押え金26で押えられ、押え金26が、貫通孔
9a周縁に固着された円環状の口金27にボルト29止
めされることにより、フランジ14bが燃料タンク8の
上壁9に取り付けられ、ケース11が燃料タンク8の上
壁9に固定されている。
bが突設され、フランジ14bは、円環状のガスケット
28を介在させて、燃料タンク上壁9の貫通孔9a周縁
に当接している。そして、フランジ14bの上面は、略
円環状の押え金26で押えられ、押え金26が、貫通孔
9a周縁に固着された円環状の口金27にボルト29止
めされることにより、フランジ14bが燃料タンク8の
上壁9に取り付けられ、ケース11が燃料タンク8の上
壁9に固定されている。
【0028】また、ケース11が燃料タンク8に固定さ
れた際の、適正な満タン時の燃料液面の位置LFより上
方の位置となる側壁14の部位には、複数の通気孔14
aが水平方向に開口されている。
れた際の、適正な満タン時の燃料液面の位置LFより上
方の位置となる側壁14の部位には、複数の通気孔14
aが水平方向に開口されている。
【0029】さらに、側壁14の下部には、既述の各係
止孔13bに係止される係止脚14cが下方へ突設され
ている。
止孔13bに係止される係止脚14cが下方へ突設され
ている。
【0030】そして、ケース11の内部には、連通孔1
2aを閉塞可能なフロート15が配設されている。フロ
ート15は、耐燃料油性を有したポリアセタールやポリ
アミド等の合成樹脂から形成されており、円筒部16a
と天井部16bとからなる本体16には、天井部16b
の上面を半球状に突出させて、通気孔12a内周面に当
接可能な弁部17が形成されている。
2aを閉塞可能なフロート15が配設されている。フロ
ート15は、耐燃料油性を有したポリアセタールやポリ
アミド等の合成樹脂から形成されており、円筒部16a
と天井部16bとからなる本体16には、天井部16b
の上面を半球状に突出させて、通気孔12a内周面に当
接可能な弁部17が形成されている。
【0031】本体円筒部16aの外周面には、図3・4
に示すように、斜め下方に下がる傾斜面18aを有した
傘状のテーパ部18が形成されている。テーパ部18の
配置位置は、通気孔14aに対向する位置である。そし
て、傾斜面18aの水平方向との角度αは、実施例の場
合、45°としている。
に示すように、斜め下方に下がる傾斜面18aを有した
傘状のテーパ部18が形成されている。テーパ部18の
配置位置は、通気孔14aに対向する位置である。そし
て、傾斜面18aの水平方向との角度αは、実施例の場
合、45°としている。
【0032】また、本体円筒部16aの外周面には、上
下方向に配置される複数のリブ19が突設され、本体円
筒部16aの下面には、複数の支持脚20が形成されて
いる。
下方向に配置される複数のリブ19が突設され、本体円
筒部16aの下面には、複数の支持脚20が形成されて
いる。
【0033】フロート15と底壁13との間には、上端
を本体天井部16b下面に円筒状に突出する支持リブ2
1に保持させ、下端を底壁13のリブ13cに保持させ
た圧縮コイルばね22が配設されている。このコイルば
ね22は、車両が傾斜・転倒した場合に、連通孔12a
を閉塞するようにフロート15を補助する補助部材であ
る。
を本体天井部16b下面に円筒状に突出する支持リブ2
1に保持させ、下端を底壁13のリブ13cに保持させ
た圧縮コイルばね22が配設されている。このコイルば
ね22は、車両が傾斜・転倒した場合に、連通孔12a
を閉塞するようにフロート15を補助する補助部材であ
る。
【0034】このような実施例のフロートバルブV1を
配設した燃料タンク8への燃料Fの給油時には、まず、
燃料注入口側となるフィラーパイプ8aのフューエルキ
ャップ10を外してフィラーパイプ8aに図示しない燃
料注入ガンを挿入して、燃料注入ガンから燃料タンク8
内へ燃料Fを注入する。
配設した燃料タンク8への燃料Fの給油時には、まず、
燃料注入口側となるフィラーパイプ8aのフューエルキ
ャップ10を外してフィラーパイプ8aに図示しない燃
料注入ガンを挿入して、燃料注入ガンから燃料タンク8
内へ燃料Fを注入する。
【0035】そして、燃料Fの給油時、燃料タンク8内
の燃料液面が上昇して、燃料タンク8内のエアAが、側
壁14の通気孔14aからケース11内に流入し、天井
壁12の連通孔12aからエア流出流路7へ流出される
こととなる。
の燃料液面が上昇して、燃料タンク8内のエアAが、側
壁14の通気孔14aからケース11内に流入し、天井
壁12の連通孔12aからエア流出流路7へ流出される
こととなる。
【0036】その際、エアAは、側壁14の通気孔14
aを通過して水平方向にケース11内に流入し、フロー
ト15のテーパ部18における斜め下方に下がる傾斜面
18aに当った後、ケース天井壁12の連通孔12aへ
流れることとなる。
aを通過して水平方向にケース11内に流入し、フロー
ト15のテーパ部18における斜め下方に下がる傾斜面
18aに当った後、ケース天井壁12の連通孔12aへ
流れることとなる。
【0037】そのため、フロート15は、エアAの傾斜
面18aへの当たりによって、下向きの力を受け、図5
に示すように、底壁貫通孔13aからケース11内に燃
料Fが流入して浮力を発生させていても、エアAによる
浮き上がりが防止される。
面18aへの当たりによって、下向きの力を受け、図5
に示すように、底壁貫通孔13aからケース11内に燃
料Fが流入して浮力を発生させていても、エアAによる
浮き上がりが防止される。
【0038】このフロート15の浮き上がり防止作用
は、給油スピードが速ければ速い程、エアAの流速が速
くなって強くなるため、強い揚力が発生しても、その揚
力に対抗できることとなる。
は、給油スピードが速ければ速い程、エアAの流速が速
くなって強くなるため、強い揚力が発生しても、その揚
力に対抗できることとなる。
【0039】そして、給油が続行されて、燃料液面が満
タン位置LFに達すれば、エアAによる浮き上がりを防
止した状態で、フロート15が浮力によって上昇して、
弁部17で天井壁12の連通孔12aを閉塞するため、
燃料タンク8外へのエアAの流出が停止されて、燃料タ
ンク8の内圧が一定値まで上昇し、フィラーパイプ8a
側での燃料注入ガンのオートストップ機構が作動し、給
油が停止されることとなる。
タン位置LFに達すれば、エアAによる浮き上がりを防
止した状態で、フロート15が浮力によって上昇して、
弁部17で天井壁12の連通孔12aを閉塞するため、
燃料タンク8外へのエアAの流出が停止されて、燃料タ
ンク8の内圧が一定値まで上昇し、フィラーパイプ8a
側での燃料注入ガンのオートストップ機構が作動し、給
油が停止されることとなる。
【0040】したがって、この実施例のフロートバルブ
V1では、燃料タンク8への燃料の満タン給油時に、満
タン位置LFに燃料液面が達するまで、エアAを確実に
流出させることができて、満タン給油を円滑に行なうこ
とができる。
V1では、燃料タンク8への燃料の満タン給油時に、満
タン位置LFに燃料液面が達するまで、エアAを確実に
流出させることができて、満タン給油を円滑に行なうこ
とができる。
【0041】なお、フロート15に形成するテーパ部1
8の傾斜面18aの角度αは、実施例の場合、45°と
したが、20〜70°の範囲に変更しても良い。ちなみ
に、実施例のように角度αが45°の場合には、給油ス
ピードを変えても、流入するエアAによるフロート15
を押える力と、浮力や揚力とのバランスを良好にできる
ため、一番望ましい。
8の傾斜面18aの角度αは、実施例の場合、45°と
したが、20〜70°の範囲に変更しても良い。ちなみ
に、実施例のように角度αが45°の場合には、給油ス
ピードを変えても、流入するエアAによるフロート15
を押える力と、浮力や揚力とのバランスを良好にできる
ため、一番望ましい。
【0042】また、ケース11内に配設するフロートを
図6に示すように構成しても良い。このフロート45
は、耐燃料油性を有したポリアセタールやポリアミド等
の合成樹脂から形成される第1フロート46と第1フロ
ート46内に配置される第2フロート50とから構成さ
れている。
図6に示すように構成しても良い。このフロート45
は、耐燃料油性を有したポリアセタールやポリアミド等
の合成樹脂から形成される第1フロート46と第1フロ
ート46内に配置される第2フロート50とから構成さ
れている。
【0043】第1フロート46は、本体部47と、本体
部47の下部に溶着される底部48と、本体部47の上
部内周側に溶着される内側部49とから構成され、本体
部47の上部と内側部49との間に、燃料タンク8内の
急激な内圧上昇を防止するリリーフ弁50を配置させて
いる。本体部47の外周には、通気孔14aに対向する
傾斜面47bを備えた傘状のテーパ部47aが形成され
ている。
部47の下部に溶着される底部48と、本体部47の上
部内周側に溶着される内側部49とから構成され、本体
部47の上部と内側部49との間に、燃料タンク8内の
急激な内圧上昇を防止するリリーフ弁50を配置させて
いる。本体部47の外周には、通気孔14aに対向する
傾斜面47bを備えた傘状のテーパ部47aが形成され
ている。
【0044】47cは、第2フロート用貫通孔、47d
は、リリーフ弁用貫通孔である。また、52・53は、
車両が傾斜・転倒した場合の第1・第2フロート46・
51の閉塞移動を補助する補助部材としてのばねであ
り、54は、リリーフ弁50を付勢するばねである。
は、リリーフ弁用貫通孔である。また、52・53は、
車両が傾斜・転倒した場合の第1・第2フロート46・
51の閉塞移動を補助する補助部材としてのばねであ
り、54は、リリーフ弁50を付勢するばねである。
【図1】従来のフロートバルブを示す断面図である。
【図2】本考案の一実施例のフロートバルブを示す断面
図であり、燃料タンクに配置された状態を示す。
図であり、燃料タンクに配置された状態を示す。
【図3】同実施例の断面図である。
【図4】同実施例のフロートの底面図である。
【図5】同実施例の使用状態を示す断面図である。
【図6】他の実施例を示す断面図である。
1・11…ケース、 2・12…天井壁、 2a・12a…連通孔、 3・13…底壁、 3a・13a…貫通孔、 4・14…側壁、 4a・14a…通気孔、 5・15・45…フロート、 7…エア流出流路、 8…燃料タンク、 9…上壁、 18・47a…テーパ部、 18a・47b…傾斜面、 F…燃料、 A…エア、 LF…満タン時の燃料液面の位置、 V0・V1…フロートバルブ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−274622(JP,A) 特開 平4−236870(JP,A) 特開 平4−356228(JP,A) 実開 平1−126824(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 37/00 301 B60K 15/01 F16K 24/00
Claims (2)
- 【請求項1】 燃料タンクの上部のエア流出流路に配置
されて、給油時の燃料タンク内のエアを流出させるとと
もに、燃料液面の満タン位置への上昇時に、エアの流出
を停止させる燃料タンク用フロートバルブであって、 前記燃料タンクの上壁に固定されるケースが、前記エア
流出流路と連通する連通孔を備えた天井壁と、該天井壁
の下方に配置される底壁と、前記天井壁と前記底壁とを
連結する側壁と、で構成されて、内部に前記連通孔を閉
塞可能なフロートを配設させ、 前記底壁に貫通孔が形成されるとともに、前記側壁に水
平方向に貫通する通気孔が形成され、 前記フロートが、円筒部と天井部とを備えた本体を具備
し、 前記天井部の上面には、前記連通孔の内周面に当接して
前記連通孔を閉塞可能な弁部が、半球状に突出されて形
成され、 前記円筒部の外周面には、 前記通気孔と対向する部位の
全周に、前記通気孔から水平方向に流入するエアを当て
て前記フロートが下向きの力を受けるように、斜め下方
に下がる傾斜面を有したテーパ部が、形成されているこ
とを特徴とする燃料タンク用フロートバルブ。 - 【請求項2】 前記フロートにおける本体円筒部の外周
面に、上下方向に配置される複数のリブが、突設されて
いることを特徴とする請求項1に記載の燃料タンク用フ
ロートバルブ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9156994A JP3344073B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 燃料タンク用フロートバルブ |
US08/425,627 US5529086A (en) | 1994-04-28 | 1995-04-20 | Float valve for use in fuel tank |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9156994A JP3344073B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 燃料タンク用フロートバルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07293382A JPH07293382A (ja) | 1995-11-07 |
JP3344073B2 true JP3344073B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=14030165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9156994A Expired - Fee Related JP3344073B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 燃料タンク用フロートバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3344073B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3646217B2 (ja) | 1999-07-08 | 2005-05-11 | 愛三工業株式会社 | キャニスタモジュール |
JP4356185B2 (ja) * | 2000-03-30 | 2009-11-04 | Nok株式会社 | 液体遮断弁装置 |
JP3374120B2 (ja) | 2000-05-19 | 2003-02-04 | 本田技研工業株式会社 | 燃料タンクのバルブ取付構造 |
JP4394508B2 (ja) * | 2004-04-14 | 2010-01-06 | 株式会社ニフコ | 燃料タンク用バルブ |
JP5018703B2 (ja) * | 2008-08-29 | 2012-09-05 | 豊田合成株式会社 | インタンク用弁ユニット |
JP7013214B2 (ja) * | 2017-11-20 | 2022-01-31 | 株式会社Fts | 燃料供給装置 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP9156994A patent/JP3344073B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07293382A (ja) | 1995-11-07 |
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