JP2005138677A - 満タン検知バルブ - Google Patents

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】過給油量を少なくすることを前提とし、満タン検知の精度を高めるとともに、全体の径方向の大きさを大きくすることなく、給油口からの燃料の吹き返しを確実に防止する。
【解決手段】連通開口13及び貫通孔33をもつハウジング4と、ハウジング4に配置されたフロート弁5とよりなり、ハウジング4は燃料タンク6の気相部に連通する小径のガス流通孔14を備え、ハウジング4の着座面は貫通孔33の下端より下方に位置し、
燃料タンク6内の燃料液面が貫通孔33の下端に到達した第1液面位置において、差圧で流入する液体燃料によってフロート弁5が浮上し連通開口13を閉じることで概略満タンを検知し、ガスがガス流通孔14から流入しフロート弁5が下降することで過給油を可能とし、燃料タンク6内の燃料液面が貫通孔33の下端位置よりさらに上昇した第2液面位置において、フロート弁5が浮上し連通開口13を閉じることで満タンを検知する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車の燃料タンクに設けられる満タン検知バルブの構造の改良に関する。
自動車の燃料タンクには、給油時に満タンとなったことを検知するための満タン検知バルブが設けられている。この満タン検知バルブとしては、後述するようにフロート弁からなるものが多く用いられ、フロート弁が燃料タンクの開口を閉じることで燃料タンクの内圧を高めて給油ガンをオートストップさせるものである。
しかし給油ガンがオートストップした状態でも燃料タンク内にはまだ燃料が入る空間があり、さらに過給油を行う場合が多いため、満タン検知バルブには、オートストップ機構の作動後に燃料タンクの内圧を一旦低下させることで過給油を可能とし、所定の満タン液面となった時に再びオートストップ機構を作動させるための機構が設けられている。
例えば特開平08−105571号公報には、図10に示すように、一つのケース 100内に一つのフロート弁 200を配置し、ケース 100の下部に開口面積の大きな孔 101を、上部に開口面積の小さい孔 102を形成した制御弁が開示されている。
この制御弁によれば、燃料注入時には、燃料液面の上昇とともに、燃料タンク 300内のガスはケース 100の下端開口 109と、開口面積の大きい孔 101、小さい孔 102とを通り、間隙 103を経て、開口部 104から液溜まり部 105、開放状態にある差圧弁 106、間隙 107、キャニスタ等が連結されたパイプ部 108へと排出される。その後、燃料タンク 300内の液面高さがL1を超えると、燃料タンク 300内のガスは主として開口面積の小さい孔 102を介して排出されるようになり、ガスの排出量が少なくなるため、燃料タンク 300の内圧が上昇し、給油ガンのオートストップ機構が作動する。
その後、開口面積の小さい孔 102を介してガスが排出されるため、過給油が可能となる。そして燃料液面が満タン液面高さL2を超えると、燃料タンク 300内のガスを排出する開口部 104がフロート弁 200によって塞がれるため、燃料タンク 300の気相の内圧が一気に上昇して給油ガンのオートストップ機構が再び作動する。
上記公報に記載された制御弁では、燃料タンク 300の液面高さがL1の位置では、フロート弁 200は開口部 104を閉じることはなく、ガスの通気抵抗の増大によって給油ガンのオートストップ機構が作動し、L2の位置に液面が上昇して初めてフロート弁 200が開口部 104を閉じる。したがって過給油前における給油ガンのオートストップ機構の作動の精度が低く、給油流量が少ない場合には燃料タンク 300の内圧の上昇が少なくなってオートストップ機構が作動しない場合がある。
また過給油によって公称給油量だけ給油するためには、過給油前のオートストップ時にほとんど公称給油量となっていることが望ましく、過給油量は少ない方が好ましい。したがって上記公報に記載の技術の場合には、L1とL2の距離は短くするのが望ましいが、そうするためには、フロート弁 200の径方向の体積を大きくして浮力を大きくする、あるいはスプリング 201の付勢力を大きくする、などの手段により、僅かな液面の増加によってフロート弁 200が敏感に反応するように工夫する必要がある。
しかしフロート弁 200の径方向の体積を大きくすると、全体の径方向の大きさが大きくなり、スペース面で問題が生じる場合がある。またスプリング 201の付勢力を大きくすると閉塞し易くなるために、何らかの理由によって給油中にフロート弁が開口部 104を閉じてしまうと、満タンになる前に早期にオートストップ機構が作動してしまう。
特開平08−105571号
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、過給油量を少なくすることを前提とし、満タン検知の精度を高めるとともに、全体の径方向の大きさを大きくすることなく、給油口からの燃料の噴き返しを確実に防止することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の一つの満タン検知バルブの特徴は、燃料タンクの上部に固定され上部に外部へ連通する連通開口をもち下部に液体燃料の出入を許容する貫通孔をもつハウジングと、ハウジングの底部の着座面に着座し液体燃料に浮いて燃料液面の上下動により上下動することで連通開口を開閉するフロート弁とよりなり、
ハウジングは燃料タンクの上内面の近傍に燃料タンクの気相部に連通する小径のガス流通孔を備え、ハウジングの着座面は貫通孔の下端より下方に位置し、
燃料タンク内の燃料液面が上昇し貫通孔の下端に到達した第1液面位置において、ハウジング内の気圧と燃料タンクの気圧との差圧でハウジング内に流入する液体燃料によってフロート弁が浮上し連通開口を閉じることで概略満タンを検知し、
燃料タンク内のガスがガス流通孔からハウジング内に流入し差圧が解消してフロート弁が下降することで過給油を可能とし、
燃料タンク内の燃料液面が貫通孔の下端位置よりさらに上昇した第2液面位置において、フロート弁が浮上し連通開口を閉じることで最終満タンを検知することにある。
また上記課題を解決する本発明のもう一つの満タン検知バルブの特徴は、燃料タンクの上部に固定され上部に外部へ連通する連通開口をもち下部に液体燃料の出入を許容する貫通孔をもつハウジングと、ハウジングの底部の着座面に着座し液体燃料に浮いて燃料液面の上下動により上下動することで連通開口を開閉するフロート弁とよりなり、
ハウジングは貫通孔より所定距離離れた上方に燃料タンクに連通する流通孔をさらに備え、
燃料タンク内の燃料液面が上昇し貫通孔の下端に到達した第1液面位置において、ハウジング内の気圧と燃料タンクの気圧との差圧でハウジング内に流入する液体燃料によってフロート弁が浮上し連通開口を閉じることで概略満タンを検知し、
流通孔を介した気液の出入によって差圧が解消しフロート弁が下降して連通開口が開くことで過給油を可能とし、
燃料タンク内の燃料液面が上昇して流通孔の上端に到達した第2液面位置において、ハウジング内の気圧と燃料タンクの気圧との差圧でハウジング内に流入する液体燃料によってフロート弁が浮上し連通開口を閉じることで最終満タンを検知することにある。
上記二つの満タン検知バルブにおいて、フロート弁は、バルブとフロート本体とが互いに相対移動可能に上下に重合されてなり、バルブの上面には連通開口をシールする環状の第1シール部をもち下面にはフロート本体の上面によりシールされ連通開口より小径な環状の第2シール部をもち、バルブには第1シール部内と第2シール部内とを連通する貫通孔が形成されていることが望ましい。
また請求項1に記載の満タン検知バルブにおいては、ハウジングは、着座面をもつ第1底部と、第1底部より上方に位置し第1底部と平行な第2底部とをもつ二段構造をなし、貫通孔は第2底部に形成されていることが好ましい。
本発明の満タン検知バルブによれば、第1液面位置と第2液面位置との距離を小さくして過給油量を少なくしても、フロート弁の径方向の体積を大きくする必要がないので、スペース面で有利である。
また請求項1に記載の満タン検知バルブにおいて、ハウジングを請求項4に記載の構造とすれば、フロート弁あるいはスプリングの調整を不要として、概略満タン位置と最終満タン位置における燃料タンク内の液面の差を小さくすることができ、過給油量を少なくすることができる。
そして請求項2に記載の満タン検知バルブによれば、流通孔が最終満タン位置となるので、流通孔の位置を調整するだけで最終液面高さの設定を簡単に調整することができる。
以下、本発明の満タン検知バルブの作用を説明する。先ず、請求項1に記載の満タン検知バルブでは、燃料タンク内の燃料が少ない状態でフィラーパイプから給油が開始されると、液体燃料の液面は燃料タンクの底から徐々に高くなる。それにつれて燃料タンクの気相の容積が小さくなり気圧が高まろうとするが、気相のガスは主としてハウジングの貫通孔を通って連通開口から外部へ逃げるため気圧が高まることはなく、給油が円滑に行われる。
給油が続行され燃料タンク内の燃料液面の高さが第1液面位置となると、ガスは小径のガス流通孔のみを流通するため燃料タンク内の気圧が上昇し、差圧によってハウジング内の液面が一気に上昇してフロート弁が浮き上がり連通開口を塞ぐことで給油ガンのオートストップ機構が作動して給油が自動停止される。
この時、ガス流通孔は燃料で塞がれていないので、ガス流通孔を介してハウジング内と燃料タンク内との気圧が徐々に同一となり、差圧が解消することでハウジング内の液面が下降しフロート弁が下降して連通開口を開くとともに、給油ガンのオートストップ機構が解除され過給油が可能となる。またオートストップ時に燃料注入口から燃料が噴き返す不具合も防止できる。
そして過給油によって燃料タンク内の燃料液面の高さが第2液面位置となると、ハウジング内の燃料液面もほぼ第2液面位置にあるため、浮力によってフロート弁が浮き上がり連通開口を閉じる。これにより燃料タンク内の気圧が一気に高まり、給油ガンのオートストップ機構が作動して給油が再び自動停止される。それ以後はフロート弁が連通開口を閉じた状態が維持されるので、過給油は困難となる。
次に請求項2に記載の満タン検知バルブでは、燃料タンク内の燃料が少ない状態でフィラーパイプから給油が開始されると、液体燃料の液面は燃料タンクの底から徐々に高くなる。それにつれて燃料タンクの気相の容積が小さくなり気圧が高まろうとするが、気相のガスは主としてハウジングの貫通孔を通って連通開口から外部へ逃げるため気圧が高まることはなく、給油が円滑に行われる。
給油が続行され燃料タンク内の燃料液面の高さが第1液面位置となると、ガスは比較的小径の流通孔のみを流通するため燃料タンク内の気圧が上昇し、差圧によってハウジング内の液面が一気に上昇してフロート弁が浮き上がり連通開口を塞ぐことで給油ガンのオートストップ機構が作動して給油が自動停止される。
この時、流通孔は燃料タンク内では気相に連通しているので、ハウジング内の液体燃料が流通孔から徐々に燃料タンク内に流出し、あるいは燃料タンク内のガスがハウジング内に流入し、差圧が解消されハウジング内と燃料タンク内の液面高さが同一となって、流通孔がハウジング内の気相に連通する。これによりフロート弁が下降して連通開口を開くとともに、燃料タンク内の気圧が低下し、給油ガンのオートストップ機構が解除され過給油が可能となる。またオートストップ時の燃料注入口からの燃料の噴き返しも防止できる。
そして過給油によって燃料タンク内の燃料液面の高さが第2液面位置となると、流通孔が液体燃料で塞がれるためガスが連通する孔が無くなり、燃料タンクの気圧が上昇して差圧により液体燃料がハウジング内に進入する。そのため浮力によってフロート弁が浮き上がり、連通開口を閉じる。したがって燃料タンク内の気圧が一気に高まり、給油ガンのオートストップ機構が作動して給油が再び自動停止される。それ以後はフロート弁が連通開口を閉じた状態が維持されるので、過給油は困難となる。
請求項1及び請求項2に記載の発明の満タン検知バルブにおいて、ハウジングは燃料タンクと一体としてもよいし別体としてもよい。また燃料タンク内の気相部分に配置してもよいし、燃料タンクの上壁を貫通するように設けることもできる。さらにハウジングと燃料タンクの固定方法は、溶着、ボルトによる締結、燃料タンクとの一体成形など、特に制限されない。連通開口の位置は、一般にはハウジングの最上部であるが、フロート弁が浮力により連通開口を閉じることが可能な位置であれば特に制限されない。また連通開口の形状は、フロート弁が閉じることができる形状であればよい。なお連通開口は、キャニスタに連通していることが望ましい。
請求項1又は請求項2に記載の発明の満タン検知バルブにおいて、ハウジングに形成される小径のガス流通孔又は流通孔は、燃料タンク内とハウジング内とを連通するものであるが、その径及び数が重要である。ガス流通孔又は流通孔の径が大きすぎたり、数が多すぎたりすると、燃料タンクの内圧の上昇が困難となって、給油ガンのオートストップが困難となる。またガス流通孔又は流通孔の径が小さすぎたり数が少なすぎたりすると、過給油が困難となり噴き返し現象が起こりやすい。ガス流通孔又は流通孔の径及び数は、燃料タンクの容量、給油流量などに応じて異なるが、一般的な容量及び給油流量である場合で、ガス流通孔又は流通孔の合計面積が 40mm2以下とするのが好ましく、面積が20〜40 mm2の範囲が特に好ましい。なお、請求項1に記載の発明の満タン検知バルブにおいては、液体燃料がガス流通孔からハウジング内に入るのを抑制するために、ガス流通孔は燃料タンクの上面にできるだけ近接して設けることが望ましい。
図1に、ガス流通孔又は流通孔の面積と、その面積のガス流通孔又は流通孔を通過可能なガスの圧力との関係を示す。ガスの圧力は、燃料注入口と燃料タンク内の液面との高さの差で決まり、その差が 200〜 700mmであるのが一般的であることを考慮すると、ガス流通孔又は流通孔を通過可能なガスの必要圧力は 1.5〜5.25 kPaとなる。したがって図1から、ガス流通孔又は流通孔の合計面積は20〜40 mm2であることが望ましいとした。なお、ガス流通孔又は流通孔の数を一つとした場合では、面積は20〜40 mm2は直径5〜7mmに相当する。
請求項1に記載の発明の満タン検知バルブにおいては、ガス流通孔が常に開いているため、流量の少ない過給油時にはハウジング内外の液面はほぼ同一となる。また第2液面位置はフロート弁の浮力と位置で決まるので、フロート弁の重心位置を下げることで、第1液面位置と第2液面位置との差を小さくすることができ、過給油量を少なくすることができる。
そこでハウジングを、着座面をもつ第1底部と、第1底部より上方に位置し第1底部と平行な第2底部とをもつ二段構造とすれば、第1液面位置は第2底部に形成された貫通孔の位置となるので、フロート弁及びスプリングの調整を不要として第1液面位置と第2液面位置との差を小さくすることができ、過給油量を少なくすることができる。
一方、請求項2に記載の発明の満タン検知バルブにおいては、第2液面位置は流通孔の位置で決まるので、請求項1に記載のものよりフロート弁の設計自由度が高く、全体を小型化することができる。
請求項1及び請求項2に記載の発明の満タン検知バルブにおいて、フロート弁は従来と同様の材質、同様の形状のものを用いることができる。またフロート弁の見かけ比重と液体燃料の比重との差のみで浮揚する構成としてもよいし、スプリングなどの付勢手段の付勢力を浮力の補助として用いることもできる。
請求項1及び請求項2に記載の発明の満タン検知バルブにおいて、フロート弁は、例えば特開平02−112658号公報に記載されているものを用いることが望ましい。このフロート弁は、バルブとフロート本体とが互いに相対移動可能に上下に重合されてなり、バルブの上面には連通開口をシールする環状の第1シール部をもち下面にはフロート本体の上面によりシールされ連通開口より小径な環状の第2シール部をもち、バルブには第1シール部内と第2シール部内とを連通する貫通孔が形成されている。
このようなフロート弁を用いることで、フロート弁が連通開口に密着してしまい、液面が下がってもフロート弁が下降しなくなるような不具合、つまり過給油が困難となるような不具合が防止できる。また、概略満タン検知及び最終満タン検知の精度がさらに向上し、燃料注入口からの噴き返しも防止することができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
(実施例1)
図2〜4に本発明の一実施例の満タン検知バルブを示す。この満タン検知バルブは、ロアケース1、アッパケース2及び底容器3からなるハウジング4と、フロート弁5とから構成されている。
ロアケース1は円筒部10を有し、円筒部10の上端がアッパーケース2で気密に覆われている。円筒部10の中間には仕切り板11が形成され、仕切り板11の上部に図示しないキャニスタ及びカットオフバルブに連通する一対のパイプ12が形成されている。円筒部10の下端には、底容器3が爪嵌合により保持されている。仕切り板11の中央には、仕切り板11で区画された上下の空間を互いに連通する連通開口13が形成されている。さらに円筒部10の仕切り板11の下方側壁には、円筒部10の内外を連通する面積 20mm2、直径5mmのガス流通孔14が形成されている。
底容器3は、円筒部10より径の小さい有底円筒状の容器部30と、容器部30の開口周縁部から突出するフランジ部31とからなり、フランジ部31に形成された係止孔32に円筒部10から突出する爪部15が係合することで円筒部10の下端面に保持されている。またフランジ部31には内外を連通する貫通孔33が形成され、容器部30の底部には内外を連通する排出孔34が形成されている。すなわち容器部30の底部が第1底部に、フランジ部31が第2底部に相当している。またフランジ部31に形成された係止孔32も、貫通孔33と同様の機能を有する。
フロート弁5は、フロート本体50とバルブ51とが互いに相対移動可能に上下に重合されて構成されている。フロート本体50は、容器部30の底部にスプリング52を介して載置され、円筒部10内に延びている。その側周面には上下方向に延びるリブ53が放射状に複数個形成され、リブ53が円筒部10の内周面に当接して案内されながら円筒部10内を上下動可能に構成されている。またフロート弁5の上部にはシール突起54が形成されている。そしてフロート本体50の上部には、有底筒状のバルブ51が上下方向に相対移動可能に保持されている。
バルブ51は中央に連通開口13より小径の貫通孔55をもち、貫通孔55の下部にシール突起54が当接してシールするシール面56が形成されている。また貫通孔55の上部にはゴム製でリング状の弁体57が保持され、弁体57が連通開口13の下面に当接することで連通開口13をシール可能となっている。そしてバルブ51からは爪部58が下方に延びて突出し、フロート本体50の外周面に形成された係合溝59に係合している。係合溝59は爪部58より長く形成され、バルブ51はフロート本体50に対して上下方向に僅かに相対移動可能となっている。そしてフロート本体50とバルブ51とが互いに近接する方向に相対移動した時に、フロート本体50のシール突起54がシール面56に当接して貫通孔55をシールするように構成されている。
このフロート本体50及びバルブ51はPOM樹脂から形成され、その形状及びスプリング52の付勢力により見かけ比重がガソリンより小さくなって液体ガソリンに浮くように構成されている。スプリング52は、フロート本体50の下端部と底容器3の底面との間で挟持されることで付勢力が蓄えられた状態で保持されている。しかしその付勢力は、フロート本体50及びバルブ51の合計重さより小さいものであり、大気中及びガソリン蒸気中ではフロート本体50及びバルブ51は自重によりスプリング52を押圧して、フロート本体50の下端面が底容器3の底面に着座している。
そしてフロート本体50の上昇に伴ってバルブ51が上昇した時に、弁体57がキャニスタへ連通する連通開口13の下側周縁部に当接してシールするように構成されている。
本実施例の満タン検知バルブは、円筒部10が燃料タンク6の上部に形成された開口60に上部から挿入され、円筒部10の外周表面に形成されたリング状の突条部16が開口60の上部周縁部に溶着固定される。この時、底容器3及び円筒部10の大部分が燃料タンク6内部に位置し、ガス流通孔14は燃料タンク6の上壁の内表面近傍に位置している。
本実施例の満タン検知バルブでは、燃料タンク6内の燃料が少ない状態でフィラーパイプから給油が開始されると、液体燃料の液面は燃料タンク6の底から徐々に高くなる。それにつれて燃料タンク6の気相の容積が小さくなるが、フロート本体50及びバルブ51が底容器3に着座しているため、気相のガスは主として貫通孔33及び排出孔34を通って連通開口13から外部へ逃げる。したがって気圧が高まることはなく、給油が円滑に行われる。
給油が続行され、燃料タンク6内の燃料液面が、フランジ部31に形成されている貫通孔33の下端面に到達した第1液面位置となると、ガスは小径のガス流通孔14のみを流通するため燃料タンク6内の気圧が上昇する。すると差圧により円筒部10内の液面が上昇して、図3に示すようにフロート本体50及びバルブ51が浮き上がり、バルブ51の弁体57が連通開口13に当接してシールするとともに、シール突起54がシール面56に当接してシールする。これによって燃料タンク6の気圧が一気に上昇し、給油ガンのオートストップ機構が作動して給油が自動停止される。これにより概略満タンが検知される。
この時、ガス流通孔14は燃料で塞がれていないので、ガス流通孔14を介して円筒部10内の気圧と燃料タンク6の気圧が同等となり、差圧が解消されて円筒部10内の液面が下降する。したがって、フロート本体50及びバルブ51が下降して連通開口13を開き、燃料タンク6の気圧が大気圧となる。これによって給油ガンのオートストップ機構が解除され過給油が可能となる。またガス流通孔14を介するガスの移動により、オートストップ時の燃料注入口からの燃料の噴き返しも防止される。
またこの時、弁体57が連通開口13に吸着していたとしても、シール突起54とシール面56との接触面積が小さいために、図4に示すようにシール突起54がシール面56から容易に離れ、連通開口13が開口することになる。したがってオートストップ直後に燃料タンク内の気圧が低下し、燃料注入口から燃料が噴き返すような不具合がない。
そして過給油によって、図5に示すように、燃料タンク6内の燃料液面の高さが第2液面位置となると、浮力によってフロート本体50及びバルブ51が浮き上がり連通開口13が閉じられる。したがって気圧が一気に高まり、給油ガンのオートストップ機構が作動して給油が再び自動停止され最終満タンが検知される。それ以後はフロート弁5が連通開口13を閉じた状態が維持されるので、過給油は困難となる。
なお本実施例では、底容器3を容器部30と、容器部30の開口周縁部から突出するフランジ部31とから構成し、容器部30のフランジ部31に貫通孔33を形成しているので、フロート弁5及びスプリング52の調整を不要としながら第1液面位置と第2液面位置との高低差を13mmと近くなるように設定することができ、過給油量は僅かですむようになっている。
(実施例2)
図6〜9に本発明の第2の実施例の満タン検知バルブを示す。この満タン検知バルブは、ロアケース1、アッパケース2及び底板7からなるハウジング4と、フロート弁5とから構成されている。なお図には燃料タンクを省略しているが、実施例1と同様に燃料タンクの上部に溶着されて用いられるものである。
ロアケース1は、ガス流通孔14に代えて、下端面から所定距離上方に面積 20mm2の流通孔17をもつこと以外は実施例1と同様である。またアッパケース2も実施例1と同様のものである。
底板7は略平板状に形成されていること以外は、実施例1の底容器3と同様であり、表裏を貫通する貫通孔70が形成されている。
フロート弁5は、フロート本体50の高さが実施例1より低くなっていること以外は実施例1と同様であり、バルブ51は実施例1と全く同様である。
すなわち本実施例の満タン検知バルブは、実施例1に比べて底容器3の高さ分だけ全体の高さが小さくされ、ガス流通孔14に代えて流通孔17が形成されている。他の構成は実施例1と同様である。
本実施例の満タン検知バルブでは、燃料タンク6内の燃料が少ない状態でフィラーパイプから給油が開始されると、液体燃料の液面は燃料タンク6の底から徐々に高くなる。それにつれて燃料タンク6の気相の容積が小さくなるが、フロート本体50及びバルブ51が底容器3に載置された下降位置にあるため、ガスは主として貫通孔70を通って連通開口13から外部へ逃げる。したがって気圧が高まることはなく、給油が円滑に行われる。
給油が続行され、燃料タンク6内の燃料液面が貫通孔70の下端面に到達した第1液面位置となると、ガスは流通孔17のみを流通するため気圧が上昇する。すると差圧により円筒部10内の液面が上昇して、図7に示すようにフロート本体50及びバルブ51が浮き上がり、バルブ51の弁体57が連通開口13に当接してシールするとともに、シール突起54がシール面56に当接してシールする。これによって燃料タンク6の気圧が一気に上昇し、給油ガンのオートストップ機構が作動して給油が自動停止され概略満タンが検知される。
この時、流通孔17を介してのガス又は液体燃料の流通が可能であるので、円筒部10と燃料タンク6の気圧が同等となり、差圧が解消して円筒部10内の液面が下降する。したがって、フロート本体50及びバルブ51が下降して連通開口13を開き、燃料タンク6の気圧が大気圧となる。これによって給油ガンのオートストップ機構が解除され過給油が可能となる。またガス流通孔14を介するガス又は液体燃料の移動により、オートストップ時の燃料注入口からの燃料の噴き返しも防止される。
またこの時、弁体57が連通開口13に吸着していたとしても、シール突起54とシール面56との接触面積が小さいために、図8に示すようにシール突起54がシール面56から容易に離れ、連通開口13が開口することになる。したがってオートストップ直後に燃料タンク内の気圧が低下し、燃料注入口から燃料が噴き返すような不具合がない。
そして過給油によって、図9に示すように、燃料タンク6内の燃料液面の高さが流通孔17の上端面に到達した第2液面位置になると、ガスが連通する孔が無くなり燃料タンク内の気圧が上昇して、燃料タンク6内とハウジング4内の差圧により液体燃料がハウジング4内に流入し、浮力によってフロート本体50及びバルブ51が浮き上がり連通開口13を閉じる。したがって気圧が一気に高まり、給油ガンのオートストップ機構が作動して給油が再び自動停止される。それ以後はフロート弁5が連通開口13を閉じた状態が維持されるので、過給油は困難となり最終満タンが検知される。
したがって本実施例の満タン検知バルブによれば、実施例1と同様の作用効果が奏されるとともに、実施例1より小型であるのでスペース面で有利となり安価ともなる。
なお本実施例でも、第1液面位置と第2液面位置との高低差は13mmとなるように設定され、過給油量は僅かですむようになっている。また本実施例の満タン検知バルブによれば、第1液面位置と第2液面位置は貫通孔70及び流通孔17の位置によって決まるので、設計が容易であり精度も高い。
ガス流通孔の面積と通過可能なガスの圧力との関係を示すグラフである。 本発明の一実施例の満タン検知バルブの断面図である。 本発明の一実施例の満タン検知バルブを概略満タン検知時の状態で示す断面図である。 本発明の一実施例の満タン検知バルブの過給油時の一時状態を示す断面図である。 本発明の一実施例の満タン検知バルブを満タン検知時の状態で示す断面図である。 本発明の第2の実施例の満タン検知バルブの断面図である。 本発明の第2の実施例の満タン検知バルブを概略満タン検知時の状態で示す断面図である。 本発明の第2の実施例の満タン検知バルブの過給油時の一時状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施例の満タン検知バルブを満タン検知時の状態で示す断面図である。 従来の満タン検知バルブの断面図である。
符号の説明
4:ハウジング 5:フロート弁 6:燃料タンク
10:円筒部 13:連通開口 14:ガス流通孔
17:流通孔 33:貫通孔

Claims (4)

  1. 燃料タンクの上部に固定され上部に外部へ連通する連通開口をもち下部に液体燃料の出入を許容する貫通孔をもつハウジングと、該ハウジングの底部の着座面に着座し液体燃料に浮いて燃料液面の上下動により上下動することで該連通開口を開閉するフロート弁とよりなり、
    該ハウジングは燃料タンクの上内面の近傍に燃料タンクの気相部に連通する小径のガス流通孔を備え、該ハウジングの該着座面は該貫通孔の下端より下方に位置し、
    燃料タンク内の燃料液面が上昇し該貫通孔の下端に到達した第1液面位置において、該ハウジング内の気圧と燃料タンクの気圧との差圧で該ハウジング内に流入する液体燃料によって該フロート弁が浮上し該連通開口を閉じることで概略満タンを検知し、
    燃料タンク内のガスが該ガス流通孔から該ハウジング内に流入し差圧が解消して該フロート弁が下降することで過給油を可能とし、
    燃料タンク内の燃料液面が該貫通孔の下端位置よりさらに上昇した第2液面位置において、該フロート弁が浮上し該連通開口を閉じることで最終満タンを検知することを特徴とする満タン検知バルブ。
  2. 燃料タンクの上部に固定され上部に外部へ連通する連通開口をもち下部に液体燃料の出入を許容する貫通孔をもつハウジングと、該ハウジングの底部の着座面に着座し液体燃料に浮いて燃料液面の上下動により上下動することで該連通開口を開閉するフロート弁とよりなり、
    該ハウジングは該貫通孔より所定距離離れた上方に燃料タンクに連通する流通孔をさらに備え、
    燃料タンク内の燃料液面が上昇し該貫通孔の下端に到達した第1液面位置において、該ハウジング内の気圧と燃料タンクの気圧との差圧で該ハウジング内に流入する液体燃料によって該フロート弁が浮上し該連通開口を閉じることで概略満タンを検知し、
    該流通孔を介した気液の出入によって差圧が解消し該フロート弁が下降して該連通開口が開くことで過給油を可能とし、
    燃料タンク内の燃料液面が上昇して該流通孔の上端に到達した第2液面位置において、該ハウジング内の気圧と燃料タンクの気圧との差圧で該ハウジング内に流入する液体燃料によって該フロート弁が浮上し該連通開口を閉じることで最終満タンを検知することを特徴とする満タン検知バルブ。
  3. 前記フロート弁は、バルブとフロート本体とが互いに相対移動可能に上下に重合されてなり、該バルブの上面には前記連通開口をシールする環状の第1シール部をもち下面には該フロート本体の上面によりシールされ前記連通開口より小径な環状の第2シール部をもち、該バルブには該第1シール部内と該第2シール部内とを連通する貫通孔が形成されている請求項1又は請求項2に記載の満タン検知バルブ。
  4. 前記ハウジングは、前記着座面をもつ第1底部と、該第1底部より上方に位置し該第1底部と平行な第2底部とをもつ二段構造をなし、前記貫通孔は該第2底部に形成されている請求項1に記載の満タン検知バルブ。
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