JP7422246B2 - 満タン規制バルブ - Google Patents

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Description

本発明は、追加給油を可能とする満タン規制バルブに関する。
燃料タンクには、燃料給油時の満タンを検知して閉弁し、過給油を防止する満タン規制バルブが設けられていることがある。
この種のバルブとして、例えば、下記特許文献1には、上部空間と、下部室と、上部空間と下部室とを連通させる連通孔と、下部室内への燃料流入により上昇して連通孔を閉塞するフロート体とを有し、下部室は、その側部にのみ燃料の主流入部を備え、燃料タンク内の燃料の液面レベルが主流入部に達した後の下部室への燃料の流入により、燃料タンクの内圧を上昇させて満タン検知させる、過給油防止バルブが記載されている。
また、特許文献1の図7~10に示す第3実施例では、ケーシング体と、その下方に配置されたカップ体とを有しており、同カップ体は、上方が開口し且つケーシング体よりも拡径しており、ケーシング体の下縁部とカップ体の上縁部の間に、主流入部が設けられている。更に、ケーシング体の下方には、側部オリフィスが形成されている。
そして、タンク内に燃料が給油されると、主流入部から下部室内に燃料が流入して、下部室内の燃料液面が上昇すると共に、フロートが上昇していく。そして、フロートが連通孔を閉塞すると、満タン検知がなされて、給油が一旦停止される。なお、この状態では、側部オリフィスは液没している(特許文献1の図8参照)。その後、側部オリフィスを通じて、燃料タンク内の空気が下部室内に徐々に入り込んで、フロートが下降して、下部室内の燃料液面が下がって、満タン規制が解除されるので、追加給油が可能となる。
特開2003-293876号公報
上記特許文献1の過給油防止バルブでは、フロートが上昇して満タン検知がなされた後、側部オリフィスから流入する空気によって、下部室内の燃料液面が下がるが、側部オリフィスは液没して閉塞されているため、下部室内に空気が流入しにくく、燃料液面の下降速度が比較的遅い。そのため、満タン検知から追加給油が可能となるまでに、時間がかかっていた。
したがって、本発明の目的は、満タン規制がなされた後、追加給油を迅速に行うことができる、満タン規制バルブを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る満タン規制バルブは、周壁及び仕切壁を有しており、前記仕切壁を介して、下方に燃料タンク内に連通する弁室、上方に燃料タンク外に連通する通気室が設けられ、前記仕切壁に前記弁室と前記通気室とを連通する開口部が形成された、ハウジングと、前記弁室内に昇降可能に収容されて前記開口部を開閉し、燃料タンク内への給油時に上昇して前記開口部を閉塞するフロート弁とを有しており、前記周壁に形成され、燃料タンク内と弁室内とを互いに連通させて、燃料タンク内の燃料を弁室内に流入させる第1流通孔と、前記周壁の、前記第1流通孔よりも上方に、同第1流通孔よりも小さく形成されており、燃料タンク内と弁室内とを互いに連通させて、燃料タンク内の燃料を弁室内に流入させる第2流通孔と、前記周壁の、前記第2流通孔よりも上方に、同第2流通孔よりも小さく形成されており、燃料タンク内と弁室内とを互いに連通させて、燃料タンク内の空気を弁室内に流入させる第3流通孔とを有しており、前記第1流通孔は、追加給油前の満タン規制を行う高さに配置され、液没していない状態で給油ノズルからの連続給油を可能とし、液没状態で給油ノズルからの連続給油を停止するように構成され、前記第2流通孔は、追加給油規制を行う高さに配置され、液没していない状態で追加給油を可能とし、液没状態で追加給油を停止するように構成されており、前記第3流通孔が液没しておらず、前記第1流通孔及び前記第2流通孔が液没した状態で、前記弁室内の燃料液面が前記燃料タンク内の燃料液面より高ければ、前記第3流通孔は、前記弁室内に燃料タンク内の空気を流入させるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、燃料タンク内に燃料を給油すると、第1流通孔を通じて弁室内に燃料が流入して、弁室内での燃料液面が上昇していき、燃料により第1流通孔が液没すると共に、フロート弁が上昇して開口部が閉塞されると、弁室と通気室との空気流通が遮断されるので、それ以上の給油が不能となり満タン規制がなされる。その後、第3流通孔から燃料タンク内の空気が弁室内に流入することで、弁室内の燃料液面が下降していき、第2流通孔が液没しない状態となると(開口すると)、再び第2流通孔が燃料により液没するまで追加給油が可能となる。
そして、ハウジングの周壁に、第1流通孔及び第2流通孔が液没された状態でも、液没せずに開口して、弁室内に空気を流入させる第3流通孔を設けたので、上記の満タン規制後に、第3流通孔から弁室内に空気を流入しやすくして、満タン規制後の弁室内での燃料液面の下降速度を上昇させることができ、満タン規制後に追加給油を迅速に行うことができる。
本発明に係る満タン規制バルブの、一実施形態を示す分解斜視図である。 同満タン規制バルブの斜視図である。 図2のA-A矢視線における断面図である。 同満タン規制バルブを燃料タンクに取付けた場合の、概略説明図である。 同満タン規制バルブにおけるハウジングを構成する、ハウジング本体の斜視図である。 同満タン規制バルブを構成するフロート弁の分解斜視図である。 同満タン規制バルブにおけるハウジングを構成する、ハウジング本体の正面図である。 同満タン規制バルブにおける第2流通孔の変形例を示しており、(A)は第1変形例を示す拡大説明図、(B)は第2変形例を示す拡大説明図、(C)は第3変形例を示す拡大説明図である。 同満タン規制バルブにおける第2流通孔の変形例を示しており、(A)は第4変形例を示す拡大説明図、(B)は第5変形例を示す拡大説明図、(C)は第6変形例を示す拡大説明図である。 同満タン規制バルブにおいて、満タン規制がされた状態の断面図である。 同満タン規制バルブにおいて、図10に示す満タン規制後、弁室内の燃料液面が下降した状態の断面図である。 同満タン規制バルブにおいて、図11に示す弁室内の燃料液面下降後に、追加給油がされた状態の断面図である。
(満タン規制バルブの一実施形態)
以下、図面を参照して、本発明に係る満タン規制バルブの、一実施形態について説明する。
また、この実施形態における満タン規制バルブ10は、図3や図4に示すように、燃料タンク1の上方に取付けられている。燃料タンク1の一側面からは、燃料を給油するための給油管2が、斜め上方に向けて延設されている。この給油管2の上端に、給油口3が形成されている。また、図4に示すように、給油管2には、給油口3を介して給油ノズル4が差し込まれるようになっており、この給油ノズル4から、燃料タンク1の内部に燃料が給油されるようになっている。
図1及び図3に示すように、この実施形態における満タン規制バルブ10は、周壁21及び仕切壁23を有しており、仕切壁23を介して、下方に燃料タンク1内に連通する弁室V、上方に燃料タンク1外に連通する通気室Rが設けられ、仕切壁23に弁室Vと通気室Rとを連通する開口部25が形成された、ハウジング15と、弁室V内に昇降可能に収容されて開口部25を開閉し、燃料タンク1内への給油時に上昇して開口部25を閉塞するフロート弁40とを有している。
なお、以下の説明において、「燃料」とは、液体の燃料(燃料の飛沫も含む)を意味し、「燃料蒸気」とは、蒸発した燃料を意味するものとする。また、以下の説明において、燃料タンク1内の燃料液面を「燃料液面L1」とし、弁室V内の燃料液面を「燃料液面L2」とする(図10参照)。
この実施形態におけるハウジング15は、略筒状をなしたハウジング本体20と、該ハウジング本体20の下方に装着される下部キャップ30と、前記ハウジング本体20の上方に装着される上部カバー35とを有している。
前記ハウジング本体20は、略円筒状をなした周壁21を有しており、その上方には仕切壁23が配置されている。周壁21の下方には、複数の第1係止爪21aが、周方向に均等な間隔を空けて突設されている(ここでは4個)。また、周壁21の上方には、複数の第2係止爪21bが、周方向に均等な間隔を空けて突設されている(ここでは4個)。更に周壁21の上方内周には、リング装着溝27が形成されており、このリング装着溝27の内側に、円板状をなした前記仕切壁23が配置されている。リング装着溝27には、シールリング28が装着されるようになっている。また、仕切壁23の中央に、円形状の開口部25が形成されている。更に図3に示すように、周壁21の内周であって、その高さ方向途中から前記仕切壁23に至る位置には、薄肉板状をなしたガイドリブ29が、複数形成されている。
前記下部キャップ30は、その底部に複数の通口31が形成されていると共に、その外周に複数の係止孔32が形成されている。この下部キャップ30の各係止孔32に、ハウジング本体20の各第1係止爪21aをそれぞれ係止させることで、ハウジング本体20の下方に下部キャップ30が装着される。その結果、仕切壁23を介して、ハウジング下方に燃料タンク1の内部に連通する弁室Vが形成される(図3参照)。
一方、上部カバー35は、上方が閉塞した略ハット状をなしており、その周壁36の所定箇所から第1接続管37及び第2接続管38が外径方向に向けて延出している。図4に示すように、第1接続管37は、燃料タンク1の外部に配置されるキャニスタ5に連結されるチューブ5aが接続される。一方、第2接続管38には、チェックバルブやカットバルブ等のバルブ6に連結されるチューブ6aが接続される。
なお、第1接続管37は、周壁36に設けた図示しない燃料蒸気排出口から延出しており、第2接続管38は、周壁36に設けた連通孔38a(図3参照)から延出している。また、周壁36の下方からは、枠状の係止片39が複数延設されている。そして、各係止片39をハウジング本体20の各第2係止爪21bにそれぞれ係止させることで、リング装着溝27に装着されたシールリング28が、上部カバー35の周壁36の内周に当接した状態で、ハウジング本体20の上方に上部カバー35が装着される(図3参照)。その結果、仕切壁23を介して、その上方に燃料タンク1の外部に連通する通気室Rが形成されるようになっている(図3参照)。
上記弁室V内には、前記開口部25を開閉するフロート弁40が、前記下部キャップ30との間で、コイルスプリングからなるフロート弁用付勢バネS(以下、単に「付勢バネS」ともいう)を介在させた状態で、昇降可能に収容配置されるようになっている。このフロート弁40は、燃料浸漬時に自身の浮力及び付勢バネSの付勢力で上昇し、燃料の非浸漬時に自重で下降する。
図1及び図6に示すように、この実施形態のフロート弁40は、燃料浸漬時に浮力を発生させるロアー部材41と、該ロアー部材41の上方に装着され、ロアー部材41に対して相対的に昇降動作し、開口部25に接離するアッパー部材45とを有している。更にフロート弁40は、アッパー部材45に装着されるシール弁体50と、ロアー部材41及びアッパー部材45の間に配置される中間弁体55とを有している。
シール弁体50は、下端部外周に突部51aを設けた軸部51と、該軸部51の上端部周縁から環状に広がったシールフランジ52とからなり、ゴムや弾性エラストマー等の弾性材料で一体形成されている。また、軸部51には、フロート弁40の軸方向に延び、上方及び下方が開口した連通孔53が貫通して形成されている(図3参照)。
前記ロアー部材41は、円筒状をなしたロアー本体42と、該ロアー本体42の上部中央から突出し、ロアー本体42よりも小径のアッパー部材組付部43と、該アッパー部材組付部43の上部中央から突出し、アッパー部材組付部43よりも小径の中間弁体組付部44とを有している。
また、アッパー部材組付部43の外周には、周方向に均等な間隔を空けて、複数の被係合部43aが突設されている。一方、中間弁体組付部44は、その上方外周から環状突部44aが突設され、上部中央から支持突部44bが突設されている。この中間弁体組付部44の外周に、中間弁体55が装着される。この中間弁体55は上方が閉塞し、その外周に枠状をなした複数の係止枠56を設けた、略ハット状をなしている。
そして、図3に示すように、中間弁体55の上方中央が、前記支持突部44bに支持され、複数の係止枠56が、前記環状突部44aに係止可能とされており、中間弁体組付部44に対して中間弁体55が傾動可能に装着される。また、この中間弁体55は、常時はシール弁体50の軸部51の下端部に当接して、同軸部51に設けた連通孔53の下方開口53aを閉塞するようになっている(図3参照)。なお、図11に示すように、軸部51の連通孔53の下方開口53aは、ロアー部材41がアッパー部材45に対して下降したときに、開くようになっている。
一方、アッパー部材45は、天井部46と、この天井部46の裏面(下面)から延出する略円筒状をなした周壁47と、天井部46の裏面であって、且つ、周壁47の内側から延出された複数の弾性係合片48(図3参照)とを有している。前記天井部46は略円板状をなしており、その中央に円形状の支持孔46aが形成されている。また、天井部46の外周には、複数の抜け孔46bが貫通して形成されている。更に、各弾性係合片48の内側に、所定長さで延びる長孔状をなした係合孔48aが設けられている(図3参照)。
そして、前記支持孔46aの表側から、軸部51を挿入し、支持孔46aの裏側周縁に突部51aを係止させることで、アッパー部材45の天井部46の表面(上面)側に、シール弁体50が装着されるようになっている。また、各弾性係合片48の係合孔48a内に、ロアー部材41の突起状をなした被係合部43aを挿入することで、ロアー部材41に対してアッパー部材45が所定距離だけ昇降可能に組付けられるようになっている。なお、アッパー部材45は、ロアー部材41に対して傾動可能ともなっている。
なお、この実施形態におけるフロート弁40は、ロアー部材41やアッパー部材45等からなる多部品構成となっているが、フロート弁としては、例えば、上方に弾性材料からなるシール部材を装着したフロート弁等であってもよく、開口部25を開閉可能であれば、その形状や構造は特に限定されない。
再び、ハウジング15の説明に戻ると、ハウジング15を構成するハウジング本体20の周壁21には、燃料タンク1の内部空間と弁室Vの内部空間とを連通させる、第1流通孔60と、第2流通孔70と、第3流通孔80とが形成されている。以下、これらの流通孔60,70,80について、図5及び図7を参照して説明する。
第1流通孔60は、ハウジング本体20の周壁21の下方側に、周方向に沿って所定長さL1で延び、且つ、ハウジング15の軸方向(フロート弁40の軸方向と同方向)に所定高さH1で形成された、周方向に細長い略長孔状をなしている。この第1流通孔60は、追加給油前の満タン規制を行う高さに配置され、液没していない状態で、燃料タンク1の内部空間と弁室Vの内部空間とを互いに連通させて、給油ノズル4からの連続給油を可能とするような開口面積で形成されている。また、第1流通孔60の液没状態では、給油ノズル4からの連続給油速度に対して、第2流通孔70や第3流通孔80からの空気流入速度が間に合わず、弁室V内の燃料液面L2が上昇して、フロート弁40が開口部25を閉塞して、給油ノズル4からの連続給油を停止するように構成されている(図10参照)。
なお、第1流通孔における、上記の「液没していない状態」とは、液体の燃料によって、閉塞されずに開口し、燃料タンク内と弁室内とが連通した状態を意味し、「液没状態」とは、液体の燃料によって閉塞されて、燃料タンク内と弁室内との連通が遮断された状態を意味する。これらは、第2流通孔及び第3流通孔でも同様の意味である。
この実施形態では、一対の第1流通孔60,60が、周壁21の周方向に対向する箇所に形成されている(図3参照)。また、図7に示すように、各第1流通孔60は、その周方向両端部が、周壁21から突設した周方向に隣接する第1係止爪21a,21aに整合する位置となるように設けられている。
なお、第1流通孔60は、その流路面積が、第2流通孔70及び第3流通孔80の流路面積よりも大きくなっており、且つ、第2流通孔70及び第3流通孔80よりも、ハウジング15の軸方向において下方に位置している。
前記第2流通孔70は、ハウジング本体20の周壁21の、前記第1流通孔60よりも上方において、同第1流通孔60よりも小さく形成されている。この第2流通孔70は、追加給油規制を行う高さに配置され、液没していない状態で追加給油を可能とし(図11参照)、液没状態で追加給油を停止するように構成されている(図12参照)。
この実施形態における第2流通孔70は、その周方向に沿って所定長さL2で延び、且つ、ハウジング15の軸方向に所定高さH2で形成された、周方向に細長い略長孔状をなしている。また、第2流通孔70の周方向の長さL2は、各第1流通孔60の周方向の長さL1よりも短く、且つ、各第2流通孔70の軸方向の高さH2は、各第1流通孔60の軸方向の高さH1よりも低くなっている。その結果、第2流通孔70は第1流通孔60よりも小さく形成されている。
また、この実施形態では、一対の第2流通孔70,70が、周壁21の周方向に対向する箇所に形成されている(図3参照)。更に図7に示すように、各第2流通孔70は、長孔状をなした第1流通孔60の周方向中央に配置されている。
なお、第2流通孔70は、その流路面積が、第1流通孔60の流路面積よりも小さく、第3流通孔80の流路面積よりも大きくなっており、且つ、ハウジング15の軸方向において第1流通孔60及び第3流通孔80の間に位置している。
前記第3流通孔80は、ハウジング本体20の周壁21の、前記第2流通孔70よりも上方において、同第2流通孔70よりも小さく形成されている。この第3流通孔80は、車両が横転したり反転したりした場合を除いて、燃料により第1流通孔60及び第2流通孔0が液没状態でも、常に液没していない状態が維持されるようになっている(図3及び図10~12参照)。そして、第3流通孔80は、液没していない状態で、第1流通孔60及び第2流通孔70が液没状態でも、燃料タンク1内の燃料液面L1より、弁室V内の燃料液面L2が高ければ、弁室V内に燃料タンク1内の空気を流入させるように構成されている(図10参照)。言い換えると、第3流通孔80が液没しておらず、第1流通孔60及び第2流通孔70が液没した状態で、弁室V内の燃料液面L2が燃料タンク1内の燃料液面L1より高ければ、第3流通孔80は、弁室V内に燃料タンク1内の空気を流入させるように構成されている。
この実施形態における第3流通孔80は、円形状をなしており、その内径Dは、前記第2流通孔70の周方向の長さL2及び軸方向の高さH2よりも小さくなっている。その結果、第3流通孔80は第2流通孔70よりも小さく形成されている。
また、この実施形態では、一対の第3流通孔80,80が、周壁21の周方向に対向する箇所に形成されている(図3参照)。更に図7に示すように、各第3流通孔80は、長孔状をなした第2流通孔70の周方向中央であって、且つ、周壁21から突設した周方向に隣接する第2係止爪21b,21bの間に位置するように設けられている。
なお、第3流通孔80は、その流路面積が、第1流通孔60及び第2流通孔70の流路面積よりも小さくなっており、且つ、ハウジング15の軸方向において最も上方に位置している。
上記の第1流通孔、第2流通孔、第3流通孔の形状は、例えば、三角孔状、正方形の孔状、五角形以上の多角形状の孔状、菱形の孔状、丸孔状、楕円孔状、スリット孔状(長孔よりも細い細孔状)等であってもよく、各流通孔の大きさ、すなわち、各流通孔の流路面積の大小関係(第1流通孔の流路面積>第2流通孔の流路面積>第3流通孔の流路面積)が維持されれば、特に限定されない。
また、第2流通孔は、図8や図9に示す形状であってもよい。これらの第2流通孔70A,70B,70C,70D,70E,70Fは、周壁21の周方向に沿って延びる基部71と、この基部71の上端から周壁21の上方に向けて、基部71よりも幅狭の切欠き部73とから構成されている。以下、詳述する。
図8(A)に示す第2流通孔70Aは、周壁21の周方向に沿って一定高さで延びる基部71と、この基部71の上端であって周方向中央から、周壁21の上方に向けて、基部71よりも幅狭で且つ一定幅で延びる切欠き部73とからなる。なお、切欠き部73の流路面積は、基部71の流路面積よりも小さい。
図8(B)に示す第2流通孔70Bは、周壁21の周方向に沿って一定高さで延びる基部71と、この基部71の上端であって周方向両端部から、周壁21の上方に向けて次第に幅狭となる先細テーパ状に延び、略三角形状をなした切欠き部73とからなる。なお、切欠き部73は、その下端側が基部71と同一の周方向長さとなるが、その流路面積は、基部71の流路面積よりも小さい。
図8(C)に示す第2流通孔70Cは、周壁21の周方向に沿って一定高さで延びる基部71と、この基部71の上端であって周方向中央部から、周壁21の上方に向けて次第に幅狭となる先細テーパ状に延び、略三角形状をなした切欠き部73とからなる。なお、切欠き部73の流路面積は、基部71の流路面積よりも小さい。
図9(A)に示す第2流通孔70Dは、周壁21の周方向に沿って一定高さで延びる基部71と、この基部71の上端であって周方向の2箇所から、周壁21の上方に向けて、基部71よりも幅狭で且つ一定幅で延びる、一対の切欠き部73,73とからなる。なお、各切欠き部73の流路面積は、基部71の流路面積よりも小さい。
図9(B)に示す第2流通孔70Eは、周壁21の周方向に沿って延び、上端部中央に下方に向けて凹む凹部71aを設けた基部71と、この基部71の上端であって、前記凹部71aの周方向両側縁部から、周壁21の上方に向けて、基部71よりも幅狭で且つ一定幅で延びる、一対の切欠き部73,73とからなる。なお、各切欠き部73の流路面積は、凹部71aを設けた基部71の流路面積よりも小さい。
図9(C)に示す第2流通孔70Fは、周壁21の周方向に沿って延び、上端部中央に上方に向けて凸状をなす凸部71bを設けた基部71と、この基部71の凸部71bの上端であって周方向両端部から、周壁21の上方に向けて、基部71よりも幅狭で且つ一定幅で延びる、一対の切欠き部73,73とからなる。なお、各切欠き部73の流路面積は、基部71の流路面積よりも小さい。
また、第1流通孔側を、基部と幅狭の切欠き部とからなる形状としたり、或いは、第1流通孔及び第2流通孔の両方を、基部と幅狭の切欠き部とからなる形状としたりしてもよい。
なお、図7に示すように、第2流通孔70は、第1流通孔60側に偏倚した位置に設けられており、第3流通孔30に対してやや離間しているが、第1流通孔、第2流通孔、第3流通孔の位置は、各流通孔の位置関係(第1流通孔が最も下に位置し、第3流通孔が最も上に位置し、第2流通孔が第1流通孔及び第3流通孔の間に位置する)が維持されれば、特に限定はされない。ただし、第2流通孔は、第1流通孔の周方向範囲に重なる位置(ラップする位置)に形成されることが好ましく、第3流通孔は、第2流通孔の周方向範囲に重なる位置(ラップする位置)に形成されることが好ましい。
更に、この実施形態では、周壁21の周方向一方側に、一組の流通孔60,70,80が設けられていると共に、周壁21の周方向他方側にも、一組の流通孔60,70,80が設けられているが(図3参照)、例えば、一組の流通孔60,70,80を、3組以上設けてもよく、各流通孔の個数や配置は特に限定されない。
そして、この満タン規制バルブ10は、以下のようにして、満タン規制後の迅速な追加給油を可能となっている。以下、詳述する。
図3に示すように、燃料タンク1内に燃料が給油されても、フロート弁40が燃料に浸漬されていない場合には、フロート弁40は、その自重で下降して、開口部25が開いており、この開口部25を通じて弁室Vと通気室Rとが連通した状態となっている。この状態では、全ての流通孔60,70,80が液没しておらず開口している。また、フロート弁40の、シール弁体50の軸部51の下端部が、中間弁体55に当接して、軸部51に設けた連通孔53の下方開口53aが閉塞されている。
そして、燃料タンク1内に燃料が給油されていくと、燃料タンク1内の空気が、流通孔60,70,80を通過して、弁室V内に流入し、更に開口部25を通過して通気室R内に流入し、チューブ5aを介して燃料タンク1外のキャニスタ5へと排出される。このように、燃料タンク1内の空気が、燃料タンク1外へ排出されることで、燃料タンク1内に燃料を給油可能となっている。
その後、燃料が第1流通孔60に達すると、第1流通孔60を通じて、弁室V内に燃料が流入していく。そして、弁室V内に流入した燃料に、ロアー部材41が浸漬されることで、フロート弁40が徐々に上昇する。なお、第1流通孔60が液没するまでは、燃料タンク1内の燃料液面L1と弁室V内の燃料液面L2とは同一高さとなる。
その後、燃料によって、第1流通孔60が液没すると、図10に示すように、弁室V内において、燃料液面L2が一気に上昇して、第2流通孔70も液没する。それと共に、フロート弁40が更に上昇して、シール弁体50が開口部25の裏側周縁部に当接して、同開口部25が閉塞される。その結果、開口部25を通じての、弁室Vと通気室Rとの空気流通が遮断される。すると、燃料タンク1内の燃料が給油管2を上昇して、給油口3を介して給油管2内に差し込まれた給油ノズル4の、図示しない満タン検知センサに燃料が接触して満タンを検知するので、燃料タンク1内への給油が停止されて満タン規制がなされる。
上記のように、第1流通孔60及び第2流通孔70が液没状態であっても、第3流通孔80は液没せずに開口している(図10参照)。このとき、第3流通孔80は、弁室V内の燃料液面L2が燃料タンク1内の燃料液面L1よりも高ければ、弁室V内に燃料タンク1内の空気を流入させるように構成されている(図10参照)。そのため、第3流通孔80から、図10の矢印F1に示すように、燃料タンク1内の空気が弁室V内に流入する。すると、図11に示すように、弁室V内の燃料液面L2が下降していき、ロアー部材41に対する燃料の浸漬量が低下する。この際、開口部25の裏側周縁部に当接したシール弁体50は、開口部25に貼り付いた状態に維持されているため、シール弁体50が装着されたアッパー部材45に対して、ロアー部材41が自重によって下降していく(図11参照)。
そして、弁室V内の燃料液面L2が、第2流通孔70が液没せず開口するまで下降すると、第2流通孔70を通じて、燃料タンク1内と弁室V内とが連通する。ここでは、図11に示すように、弁室V内の燃料液面L2が、燃料タンク1内の燃料液面L1と同一高さとなるまで下降する。また、アッパー部材45に対してロアー部材41が下降すると、中間弁体55がシール弁体50から離反して、同シール弁体50の連通孔53の下方開口53aが開口する(図11参照)。その結果、開口部25は、シール弁体50の連通孔53を介して、弁室V及び通気室Rに連通する。
そのため、図11に示すように、第1流通孔60は液没状態が維持される(閉塞状態が維持される)ものの、第2流通孔70と開口部25が液没せず開口した状態となるので、燃料タンク1内の空気を、図11の矢印F2に示すように、第2流通孔70及び開口部25を通じて、燃料タンク1外へ排出することが可能となる(ここでは、空気は、第2流通孔70、弁室V、ロアー部材41とアッパー部材45との間隙、シール弁体50の連通孔53、開口部25、通気室R、連通孔38a、チューブ5a、キャニスタ5の順に流通する)。その結果、図12に示すように、第2流通孔70が閉塞されるまで、燃料タンク1内への追加給油が可能となる。
(作用効果)
次に、上記構造からなる満タン規制バルブ10の作用効果について説明する。
すなわち、図3に示す状態から、燃料タンク1内に燃料が給油されていくと、燃料が、第1流通孔60を通じて弁室V内に流入し、第1流通孔60が液没する。すると、弁室V内の燃料液面L2が一気に上昇して、第2流通孔70も液没すると共に、フロート弁40が上昇して、シール弁体50が開口部25の裏側周縁部に当接して、同開口部25が閉塞される(図10参照)。その結果、開口部25を通じての、弁室Vと通気室Rとの空気流通が遮断されるので、満タン規制がなされる。
その後、液没していない状態が維持された第3流通孔80から、図10の矢印F1に示すように、燃料タンク1内の空気が弁室V内に流入して、弁室V内の燃料液面L2が下降すると共に、開口部25の裏側周縁部に貼り付いた当接したシール弁体50が装着されたアッパー部材45に対して、ロアー部材41が下降していく。
そして、弁室V内の燃料液面L2が、第2流通孔70が液没せず開口するまで下降すると、第2流通孔70を通じて、燃料タンク1内と弁室V内とが連通する。また、アッパー部材45に対してロアー部材41が下降すると、中間弁体55がシール弁体50から離反して、連通孔53の下方開口53aが開口するので、開口部25は、連通孔53を介して弁室V及び通気室Rに連通して、燃料タンク1内の空気を、図11の矢印F2に示すように燃料タンク1外へ排出可能となる。したがって、図12に示すように、第2流通孔70が液没するまで、燃料タンク1内へ追加給油することができる。
そして、この満タン規制バルブ10においては、ハウジング15の周壁21に、第1流通孔60及び第2流通孔70が液没状態でも、液没しない状態とされ、弁室V内に空気を流入させることが可能な第3流通孔80を設けたので、図10に示される満タン規制後に、第3流通孔80から弁室V内に空気を流入しやすくして(図10の矢印F1参照)、満タン規制後の弁室V内での燃料液面L2の下降速度を上昇させることができ、満タン規制後に追加給油を迅速に行うことができる。
また、この実施形態においては、フロート弁40は、ロアー部材41と、このロアー部材41の上方に装着され、ロアー部材41に対して相対的に昇降動作し、開口部25に接離するアッパー部材45とを有しており、アッパー部材45には、フロート弁40の軸方向に延びて、上方及び下方が開口した連通孔53が形成されており、この連通孔53は、ロアー部材41がアッパー部材45に対して下降したときに、下方開口53aが開くように構成されている。
上記態様によれば、ロアー部材41がアッパー部材45に対して下降すると、アッパー部材45に形成した連通孔53の下方開口53aが開くので(図11参照)、アッパー部材45が開口部25に当接していても、弁室Vと通気室Rとの空気流通を可能にすることができ、第3流通孔80から弁室V内に流入する空気の、流通路を確保することができる。その結果、第3流通孔80から弁室V内に流入する気体の通気量を増大させることができ(空気の流通路が確保されるため、空気がスムーズに流れる)、弁室V内の燃料液面L2の下降速度を更に上昇させて、第2流通孔70を開口させやすくすることができ、満タン規制後の追加給油を、より迅速に行うことができる。
更に、図8及び図9に示すように、第2流通孔70A,70B,70C,70D,70E,70Fが、周壁21の周方向に沿って延びる基部71と、この基部71の上端から周壁21の上方に向けて、基部71よりも幅狭の切欠き部73とから構成されている場合には、次のような効果がもたらされる。
すなわち、第2流通孔70A,70B,70C,70D,70E,70Fが、上記のような構成となっている場合には、燃料タンク1への給油時や追加給油時において、まず基部71が液没した後、それよりも幅狭の切欠き部73が液没するため、第2流通孔が一気に液没することを抑制することができ、給油口3からの燃料の吹き出しを抑制することができる。なお、第1流通孔を、基部と幅狭の切欠き部とからなる構成とした場合や、第1流通孔及び第2流通孔の両方を、基部と幅狭の切欠き部とからなる構成とした場合も、同様の効果が得られる。
また、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で、各種の変形実施形態が可能であり、そのような実施形態も本発明の範囲に含まれる。
1 燃料タンク
4 給油ノズル
10 満タン規制バルブ
15 ハウジング
20 ハウジング本体
21 周壁
23 仕切壁
25 開口部
30 下部キャップ
35 上部カバー
40 フロート弁
41 ロアー部材
45 アッパー部材
50 シール弁体
55 中間弁体
60 第1流通孔
70 第2流通孔
71 基部
73 切欠き部
80 第3流通孔
V 弁室
R 通気室
S フロート弁用付勢バネ

Claims (3)

  1. 周壁及び仕切壁を有しており、前記仕切壁を介して、下方に燃料タンク内に連通する弁室、上方に燃料タンク外に連通する通気室が設けられ、前記仕切壁に前記弁室と前記通気室とを連通する開口部が形成された、ハウジングと、
    前記弁室内に昇降可能に収容されて前記開口部を開閉し、燃料タンク内への給油時に上昇して前記開口部を閉塞するフロート弁とを有しており、
    前記周壁に形成され、燃料タンク内と弁室内とを互いに連通させて、燃料タンク内の燃料を弁室内に流入させる第1流通孔と、
    前記周壁の、前記第1流通孔よりも上方に、同第1流通孔よりも小さく形成されており、燃料タンク内と弁室内とを互いに連通させて、燃料タンク内の燃料を弁室内に流入させる第2流通孔と、
    前記周壁の、前記第2流通孔よりも上方に、同第2流通孔よりも小さく形成されており、燃料タンク内と弁室内とを互いに連通させて、燃料タンク内の空気を弁室内に流入させる第3流通孔とを有しており、
    前記第1流通孔は、追加給油前の満タン規制を行う高さに配置され、液没していない状態で給油ノズルからの連続給油を可能とし、液没状態で給油ノズルからの連続給油を停止するように構成され、
    前記第2流通孔は、追加給油規制を行う高さに配置され、液没していない状態で追加給油を可能とし、液没状態で追加給油を停止するように構成されており、
    前記第3流通孔が液没しておらず、前記第1流通孔及び前記第2流通孔が液没した状態で、前記弁室内の燃料液面が前記燃料タンク内の燃料液面より高ければ、前記第3流通孔は、前記弁室内に燃料タンク内の空気を流入させるように構成されており、
    前記第1流通孔が液没すると、弁室内の燃料液面が上昇して、前記第2流通孔も液没し、それと共に前記フロート弁が上昇して前記開口部を閉塞し、満タン規制がなされるように構成されていることを特徴とする満タン規制バルブ。
  2. 前記フロート弁は、ロアー部材と、該ロアー部材の上方に装着され、前記ロアー部材に対して相対的に昇降動作し、前記開口部に接離するアッパー部材とを有しており、
    前記アッパー部材には、前記フロート弁の軸方向に延びて、上方及び下方が開口した連通孔が形成されており、
    該連通孔は、前記ロアー部材が前記アッパー部材に対して下降したときに、下方開口が開くように構成されている請求項1記載の満タン規制バルブ。
  3. 前記第1流通孔及び/又は前記第2流通孔は、前記周壁の周方向に沿って延びる基部と、該基部の上端から前記周壁の上方に向けて、前記基部よりも幅狭の切欠き部とからなる請求項1又は2記載の満タン規制バルブ。
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