JP2559302Y2 - スピードスプレーヤー - Google Patents

スピードスプレーヤー

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Publication number
JP2559302Y2
JP2559302Y2 JP7935092U JP7935092U JP2559302Y2 JP 2559302 Y2 JP2559302 Y2 JP 2559302Y2 JP 7935092 U JP7935092 U JP 7935092U JP 7935092 U JP7935092 U JP 7935092U JP 2559302 Y2 JP2559302 Y2 JP 2559302Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheels
transmission case
body frame
speed sprayer
rear wheels
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7935092U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0645658U (ja
Inventor
英二 下山
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by セイレイ工業株式会社 filed Critical セイレイ工業株式会社
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Publication of JPH0645658U publication Critical patent/JPH0645658U/ja
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  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スピードスプレーヤー
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スピードスプレーヤーは、車体フ
レームの前後左右側部にそれぞれ車輪を取付け、車体フ
レーム上の前半分に原動機部と運転部を設ける一方、後
半部に薬液タンクを配設し、車体フレームの後端部に薬
液散布装置を設けて、自走しながら薬液タンク中の薬液
を薬液散布装置により後外側方へ散布することができる
ようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記したス
ピードスプレーヤーでは、後車輪が前車輪と同一径で大
きく形成されているために、同後車輪との干渉を避ける
べく薬液タンクを上方へへこませて、容積を小さくする
必要があり、薬液散布作業の能率を悪くしていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案では、車
体フレームの左右側部にそれぞれ前側車輪を取付けると
共に、左右側後部に後側車輪を取付け、各後側車輪を、
それぞれ中途部を車体フレームに上下揺動自在に軸支し
て、前後方向に伸延させた伝動ケースと、同伝動ケース
の前後端部にそれぞれ取付けた前後一対の前後車輪とか
ら形成し、両前後車輪の径を前側車輪の径よりも小径と
したことを特徴とするスピードスプレーヤーを提供せん
とするものである。
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0006】図1に示すAは、本考案に係るスピードス
プレーヤーであり、同スピードスプレーヤーAは、車体
フレーム1の前部に原動機部2を設け、中央部左右側に
それぞれミッション部3と運転部4とを設け、後部に薬
液タンク5を設け、後端部に薬液散布装置6を設けて、
車体フレーム1の左右側前部には前側車輪7,7を前部
デフケース(図示せず)を介して取付け、左右側後部に
は後側車輪9,9を後部デフケース10(図2参照)を介
して取付けている。30はラジエータ、31はバッテリー、
32は操向機構である。
【0007】そして、原動機部2とミッション部3と前
・後部デフケース10とを連動連結して、前・後部デフケ
ース10に取付けた前・後側車輪7,7,9,9をそれぞ
れ駆動可能としている。33はドライブシャフトである。
【0008】上記のような構成において、本考案の要旨
は、後側車輪9,9の構造にあり、以下に図2及び図3
を参照しながら説明する。
【0009】すなわち、後側車輪9は、図2及び図3に
示すように、中途部を車体フレーム1に枢軸11により上
下揺動自在に軸支して、前後方向に伸延させた伝動ケー
ス12と、同伝動ケース12の前後端部にそれぞれ取付けた
前後一対の前後車輪13,14 とから形成し、両前後車輪1
3,14 の径を前側車輪7の径よりも小径に形成してい
る。
【0010】そして、伝動ケース12は、前後方向に伸延
する左右細幅の矩形箱状に形成し、中央上部に基端を後
部デフケース10に接続した出力軸15の先端部を軸支して
おり、伝動ケース12内において、出力軸15にピニオンギ
ヤ16を取付け、同ピニオンギヤ16の前後側に隣接させて
前後アイドラギヤ17,18 をそれぞれアイドラギヤ支軸2
1,22 を介して軸支すると共に、両アイドラギヤ17,18
をそれぞれピニオンギヤ16に歯合させ、各アイドラギヤ
17,18 の前後側に隣接させて前後ファイナルギヤ19,20
をそれぞれファイナルギヤ支軸兼車軸23,24 を介して軸
支すると共に、両ファイナルギヤ19,20 をそれぞれアイ
ドラギヤ17,18 に歯合させ、ファイナルギヤ支軸兼車軸
23,24 にそれぞれ前後車輪13,14 を取付けている。
【0011】しかも、出力軸15は、前後側のファイナル
ギヤ支軸兼車軸23,24 の軸芯間を結ぶ水平線Hよりも上
方に位置させて、枢軸11は、車体フレーム1の左右縦フ
レーム1aに横断貫通させて固設した内軸11a と、同内軸
11a の先端部に回動自在に嵌合した外軸11b とから形成
し、同外軸11b の先端を伝動ケース12の内側壁12a の中
央部に連通連設して、同伝動ケース12を内軸11a を中心
に上下揺動自在に枢支している。
【0012】図2及び図3中、25は補強ブラケット、26
はストッパー、27はストッパー受体である。
【0013】本考案の実施例は、上記のように構成して
いるものであり、本実施例によれば、次のような作用効
果が生起される。
【0014】すなわち、後側車輪9を形成するイコライ
ザー方式の前後車輪13,14 の径を、前側車輪7よりも小
径に形成しているために、後部デフケース10の地上高を
高く確保したまま、上下動する前後車輪13,14 と薬液タ
ンク5の左右側底部5bとの干渉を防止することができ、
同薬液タンク5を大容量に確保することができる。
【0015】しかも、伝動ケース12内には各ギヤ16,17,
18,19,20を前後方向に一列に軸支して、大幅に減速可能
としているために、同伝動ケース12をシンプルでコンパ
クトに形成することができる。
【0016】
【考案の効果】本考案によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0017】すなわち、本考案では、後側車輪を車体フ
レームに中途部を軸支した伝動ケースの前後端にそれぞ
れ前後一対の前後車輪を取付けて形成し、同前後車輪の
径を前側車輪の径よりも小径としているために、後側車
輪の直上方に配設する薬液タンクを大容量に形成するこ
とができて、薬液散布作業の能率を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るスピードスプレーヤーの側面図。
【図2】同要部の断面平面図。
【図3】要部の側面説明図。
【符号の説明】
A スピードスプレーヤー 1 車体フレーム 2 原動機部 3 ミッション部 4 運転部 5 薬液タンク 6 薬液散布装置 7 前側車輪 9 後側車輪 12 伝動ケース 13 前車輪 14 後車輪

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレーム(1) の左右側部にそれぞれ
    前側車輪(7),(7) を取付けると共に、左右側後部に後側
    車輪(9),(9) を取付け、各後側車輪(9) を、それぞれ中
    途部を車体フレーム(1) に上下揺動自在に軸支して、前
    後方向に伸延させた伝動ケース(12)と、同伝動ケース(1
    2)の前後端部にそれぞれ取付けた前後一対の前後車輪(1
    3)(14)とから形成し、両前後車輪(13)(14)の径を前側車
    輪(7)の径よりも小径としたことを特徴とするスピード
    スプレーヤー。
JP7935092U 1992-10-20 1992-10-20 スピードスプレーヤー Expired - Lifetime JP2559302Y2 (ja)

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JP7935092U JP2559302Y2 (ja) 1992-10-20 1992-10-20 スピードスプレーヤー

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JP7935092U JP2559302Y2 (ja) 1992-10-20 1992-10-20 スピードスプレーヤー

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Publication Number Publication Date
JPH0645658U JPH0645658U (ja) 1994-06-21
JP2559302Y2 true JP2559302Y2 (ja) 1998-01-14

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ID=13687459

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