JP2558600B2 - 複合化されたアクリルゴムの連続的製法 - Google Patents

複合化されたアクリルゴムの連続的製法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合化されたアクリル
ゴムの製法に関する。さらに詳しくは生産性に優れ、か
つ各種樹脂と複合化されたアクリルゴムの連続的製法に
関する。
【0002】
【従来の技術】アクリルゴムは、耐熱性、耐油性、耐オ
ゾン性に優れるゴムとして、パッキン、O−リング、ガ
スケット等自動車用部品を中心に広く使用されている。
従来、アクリルゴムの製法としては、アクリル酸エステ
ルを主体とする単量体と、架橋点として作用する官能基
を有する単量体とを、乳化重合する方法(例えば、特開
平2−218704号公報)あるいは懸濁重合する方法
(例えば、特開昭63−312339号公報)が知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法では、樹脂の製造過程において重合に要する時間
が長く、樹脂の脱水工程及び分散剤や乳化剤の入念な分
離工程が必要であり、さらに重合の容積効率も低いなど
生産性に問題があった。また、上記の方法によって得ら
れるアクリルゴムは他の樹脂との相溶性に乏しいため、
これらの樹脂との複合化が困難である等の欠点を有して
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、各種樹脂と複合化され
たアクリルゴムの連続的製法を見出し、本発明に到達し
た。すなわち本発明は、アルキル基が1〜18個の炭素
原子を有するアルキル(メタ)アクリレート(a)、ア
ルコキシアルキル(メタ)アクリレート(b)およびエ
ポキシ基、ハロゲン基、カルボキシル基、水酸基、アミ
ド基、アミノ基、シリル基および炭素−炭素二重結合の
うちの少なくとも1種の官能基を有する単量体(c)か
らなる単量体(A)の重合を、(A)に溶解、分散もし
くは溶融しうる樹脂(C)の存在下、混合機(B)中で
連続的に行うことを特徴とする複合化されたアクリルゴ
ムの連続的製法である。
【0005】本発明の製法において、アルキル(メタ)
アクリレート(a)としては、メチル(メタ)アクリレ
ート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)
アクリレー1、ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル
(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレー
ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、オクチ
ル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート
−1、デシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)
アクリレート等が挙げられ、これらのうち好ましいもの
はエチルアクリレートおよひブチルアクリレートであ
る。
【0006】アルコキシアルキル(メタ)アクリレート
(b)としては、メトキシメチル(メタ)アクリレー
ト、メトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシメ
チル(メタ)アクリレート、エトキシエチル(メタ)ア
クリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート等が
挙げられ、これらのうち好ましいものはメトキシエチル
アクリレートおよびエトキシエチルアクリレートであ
る。
【0007】該官能基を有する単量体(c)としては、
エポキシ基含有単量体、ハロゲン基含有単量体、カルボ
キシル基含有単量体、水酸基含有単量体、アミド基含有
単量体、アミノ基含有単量体、シリル基含有単量体およ
び炭素−炭素二重結合を有する単量体が挙げられる。
【0008】エポキシ基含有単量体としては、グリシジ
ルアクリレート、グリシジルメタクリレート、アリルグ
リシジルエーテル等が挙げられ、これらのうち好ましい
ものはアリルグリシジルエーテルである。
【0009】ハロゲン基含有単量体としては、アリルク
ロロアセテート、2−クロロエチルビニルエーテル、ビ
ニルベンジルクロライド、ビニルクロロアセテート等が
挙げられ、これらのうち好ましいものはビニルクロロア
セテートである。
【0010】カルボキシル基含有単量体としては、(無
水)マレイン酸、(無水)イタコン酸、フマル酸等およ
びこれらのアルキルモノエステル、アクリル酸、メタク
リル酸などが挙げられ、これらのうち好ましいものはア
クリル酸およびメタクリル酸である。
【0011】水酸基含有単量体としては、アリルアルコ
ール、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、1,4−
ブタンジオールモノアクリレート、エチレングリコール
モノアリルエーテル、ジエチレングリコールモノアリル
エーテル等が挙げられ、これらのうち好ましいものは2
−ヒドキシエチルアクリレートおよび2−ピドロキシプ
ロピルアクリレートである。
【0012】アミド基含有単量体としては、アクリルア
ミド、メタクリルアミド等が挙げられ、これらのうち好
ましいものはアクリルアミドである。
【0013】アミノ基含有単量体としては、ジメチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート、ジブチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0014】シリル基含有単量体としては、ビニルメト
キシシラン、ビニルエトキシシラン等が挙げられる。
【0015】炭素−炭素二重結合を有する単量体として
は、ジシクロペンタジエン、メチルシクロペンタジエ
ン、アリルアクリレート、エチリデンノルボルネン、ビ
ニリデンノルボルネン等が挙げられ、これらのうち好ま
しいものはエチリデンノルボルネンである。
【0016】本発明の製法において、使用される単量体
(A)における(a)と(b)の重量比は通常(99〜
30):(1〜70)、好ましくは(90〜50):
(10〜50)である。(b)の比率が1未満では、得
られるアクリルゴムの耐油性が不十分となり、70を超
えると耐寒性が低下する。
【0017】(A)における(c)の量は、通常0.1
〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量%である。
(c)の量が0.1重量%未満では、得られるアクリル
ゴムの加硫が不十分となって耐油性が低下し、20.0
重量%を超えると加硫物の架橋密度が高くなりすぎ、ゴ
ム弾性が低下する。
【0018】本発明の製法では、単量体(A)の重合
を、(A)に溶解、分散もしくは溶融しうる樹脂(C)
の存在下で行う。(C)としては、例えば、ポリオレフ
ィン樹脂、天然ワックス類、スチレン樹脂、ポリエステ
ル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド
樹脂およびアクリル樹脂が挙げられる。
【0019】ポリオレフィン樹脂としては、ポリエチレ
ン系樹脂[高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、
低密度ポリエチレン、エチレンと他の1種以上のビニル
化合物(α−オレフィン、ハロゲン含有オレフィン、酢
酸ビニル、メタアクリル酸、アクリル酸等)との共重合
体等]、ポリプロピレン系樹脂[ポリプロピレン、プロ
ピレンと他の1種以上のビニル化合物との共重合体
等]、ジエン系重合体[天然ゴム(NR)、ニトリルブ
タジエンゴム(NBR)、スチレンブタジエンゴム(S
BR)、ポリイソプレンゴム(IR)、クロロプレンゴ
ム(CR)等]、ポリブテン、ポリイソブチレン、ポリ
−4−メチルペンテン−1:並びにこれら樹脂の熱減成
による低分子量化物:及びこれらの2種以上の混合物が
挙げられる。
【0020】天然ワックス類としては、天然ろう(みつ
ろう、カルナバワックス、モンタンワックス、パラフィ
ンワックス等)、合成ろう(フィッシャートロプシュワ
ックス、マイクロワックス等)等が挙げられる。
【0021】スチレン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキ
シ樹脂、ポリウレタン樹脂およびポリアミド樹脂の具体
例としては、特開平3−182768号公報および特願
平3−180396号公報明細書に記載の樹脂が挙げら
れる。
【0022】アクリル樹脂としては、公知のポリアルキ
ル(メタ)アクリレート樹脂およびアクリルゴムが挙げ
られる。
【0023】このアクリルゴムは、公知の乳化重合法も
しくは懸濁重合法によって製造されたものまたは(C)
の存在下としない以外は本発明と同様の重合方法によっ
て製造されたもののどちらでもよく、特に限定されな
い。
【0024】本発明の製法において、使用する該樹脂
(C)がアクリルゴム以外の場合は、該樹脂(C)は、
(A)の量に基づき、通常60重量%を超えない量、好
ましくは40重量%を超えない量用いる。(C)が60
重量%を超えると、十分なゴム特性が得られない。ただ
し、該樹脂(C)がアクリルゴムの場合には、使用量は
特に制限されない。
【0025】本発明の製法における混合機(B)は、強
力混合区域(イ)とこれに連続した比較的弱い混合区域
(ロ)を有し、必要により未反応の単量体を除去できる
混合機であれば特に限定されないが、例えば、排気装置
及び/または真空装置を付設した脱モノマー槽を直結し
たニーダー、バンバリーミキサーもしくは一軸または二
軸のスクリュー型押し出し機等を挙げることができる。
これらのうち経済性および混合能力的に好ましいもの
は、一軸または二軸のスクリュー型押し出し機である。
【0026】本発明の製法において、(A)及び(C)
からなる単量体・樹脂混合物を、混合機(B)の強力混
合区域(イ)へ供給する方法は、この混合物が溶融、溶
解もしくは分散した状態を保持していれば特に限定され
るものではない。溶融、溶解もしくは分散させる装置と
しては、公知の溶融機、溶解機または分散機を用いるこ
とができ、また溶融もしくは溶解を促進するために加熱
を行うこともできる。
【0027】本発明の製法において、(A)を重合させ
る際には必要により公知のラジカル重合開始剤や有機溶
剤を使用してもよい。
【0028】重合温度は特に限定はなく、実質的に
(A)を重合させ得る温度であればよいが、好ましくは
80〜260℃である。
【0029】重合時間は、混合機(B)の強力混合区域
(イ)中における(A)の滞留時間によって制御するこ
とができ、通常10分〜2時間である。
【0030】本発明の製法において、生成する複合化さ
れたアクリルゴムから、未反応の単量体もしくは有機溶
剤等を除去する場合は、強力混合区域(イ)で重合反応
を行った後、反応生成物を(イ)に連続する混合区域
(ロ)に送り、常圧または減圧下で連続的に行うことが
できる。従って、混合区域(ロ)には排気装置および/
または真空装置が付設されていることが望ましい。
【0031】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。以下にお
いて「部」は重量部、「%」は重量%を示す。
【0032】参考例1 (1)エチルアクリレート(EA)75部、2−メトキ
シエチルアクリレート(MEA)22部、ビニルクロロ
アセテート(VCA)3部およびパーヘキサ3M[日本
油脂(株)製]0.1部からなる混合物を、スタティッ
クミキサーを内蔵し、90℃に温調された反応管で、滞
留時間を20分に保ち、重合率を30%とした後、ひき
つづき直径45mm、L/D=60のスクリューを有す
るベント付き同方向二軸押し出し機に導き製造した。こ
の押し出し機は、別個に温度調節することができる4分
割のバレルを有しており、第一バレルの手前に原料供給
口が、第四バレル前にベント口が設けられている。第三
バレル部に対応する部分のスクリューが逆ネジであっ
て、ベント口部分のスクリューのピッチは、30mmで
ある。押し出し機の第一バレルの温度を90℃、第二バ
レルの温度を130℃、第三バレルの温度を170℃、
第4バレルの温度を200℃、押し出し口ダイの温度を
230℃に保ち、ベント口を20Torrの減圧にし
て、滞留時間が30分になるように原料口から供給して
重合を行い、ベント口で未反応のモノマーを除去し、冷
却を行い、数平均分子量(Mn)が20万のアクリルゴ
ムを得た。 (2)前記(1)で得たアクリルゴム100部に、FE
Fカーボンブラック[三菱化成(株)製;ダイアブラッ
クE]60部、ステアリン酸1部、硫黄0.3部、ステ
アリン酸カリウム0.3部およびステアリン酸ナトリウ
ム3部を加えて、オーブンロールで十分混練りした後、
加熱プレスにて190℃で10分間の加硫を行い、ゴム
シートを作成し、物性の評価を行った。その結果を表1
に示す。
【0033】実施例1 (1)アクリルゴム[日本合成ゴム(株)製;AREX
−320]30部、BA35部、MEA35部、グリシ
ジルメタアクリレート(GMA)2部およびパーヘキサ
3M(日本油脂(株)製)0.07部からなる分散混合
物を用いた以外は参考例1(1)と同様の方法により、
複合化されたアクリルゴムを得た。 (2)前記(1)で得た複合化されたアクリルゴム10
0部に、FEFカーボンブラック60部、ステアリン酸
1部および安息香酸アンモニウム1部を加えて、オーブ
ンロールで十分混練りした後、加熱プレスにて170℃
で20分間処理(1次加硫)してゴムシートを作成し、
次いでこれをさらに170℃にて4時間の2次加硫を行
った。このものの物性測定結果を表1に示す。
【0034】実施例2 (1)NBR[日本ゼオン(株)製;Nipol 10
31]5部、ブチルアクリレート(BA)45部、ME
A45部、GMA5部およびパーヘキサ3M(日本油脂
(株)製)0.1部からなる分散混合物を用いた以外
は、参考例1と全く同様の方法および手順により、複合
化されたアクリルゴム、次いで加硫ゴムシートを作成
し、物性の評価を行った。その結果を表1に示す。
【0035】比較例1 (1)EA20部、BA10.6部、MEA8部、VC
A0.6部、ポリオキシエチレンドデシルエーテル6
部、ドデシル硫酸ナトリウム2部および水600部を反
応容器に仕込み、液温を2℃に保ちつつ攪拌しながら十
分に窒素置換をおこなった。次いでこの混合物にクメン
ハイドロパーオキシド0.5部、硫酸第一鉄0.01
部、ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート0.
3部を順次添加し、重合反応が始まり温度が上昇し始め
たとき直ちにEA160部、BA95.4部およびME
A72部からなる単量体混合物を約5時間かけて滴下し
た。その際、内容液の温度は5℃に保ち、滴下終了後も
90分間攪拌して共重合反応を完結させた。得られた共
重合体乳化物を約80℃の15%食塩水中に投入して共
重合体を凝析させた後、水洗と乾燥を3回繰り返し、ア
クリルゴムを得た。 (2)以下参考例1(2)と全く同様の配合および方法
によりゴムシートを作成し、物性の評価を行った。その
結果を表1に示す。
【0036】比較例2 比較例1で得た乳化重合法によるアクリルゴム80部
と、NBR[日本ゼオン(株)製;Nipol 103
1]20部を、160℃にて溶融ブレンドして複合アク
リルゴムを作成し、参考例1(2)と同様の方法により
加硫を行い、ゴムシートを作成した。このものの物性の
評価結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】表1に示すように、参考例1の製法により
得られるアクリルゴムおよび実施例1の本発明の製法に
より得られる複合化されたアクリルゴムは、乳化重合法
によって得られたアクリルゴムとほぼ同等の物性を示す
ことが認められた。また、本発明の製法によりNBRと
複合化したアクリルゴムの物性は、溶融混合により得ら
れるアクリルゴムの物性と比較すると、NBRへのグラ
フト化による分散安定化の効果により、引張特性、耐油
性ともにバランスのとれた物性を示すことが認められ
た。
【0039】
【発明の効果】本発明の複合アクリルゴムの製法は、従
来の乳化重合法や懸濁重合法に比べて、重合反応および
後処理の工程が大幅に短縮できるため生産性に優れ、か
つ他の樹脂と複合化されることから、優れた特性を有す
るものが得られる。本発明の製法により得られる複合ア
クリルゴムは、各種用途への応用が可能であり各種構造
材料、成形品、樹脂原料として有用である。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルキル基が1〜18個の炭素原子を有
    するアルキル(メタ)アクリレート(a)、アルコキシ
    アルキル(メタ)アクリレート(b)およびエポキシ
    基、ハロゲン基、カルボキシル基、水酸基、アミド基、
    アミノ基、シリル基および炭素−炭素二重結合のうちの
    少なくとも1種の官能基を有する単量体(c)からなる
    単量体(A)の重合を、(A)に溶解、分散もしくは溶
    融しうる樹脂(C)の存在下、混合機(B)中で連続的
    に行うことを特徴とする複合化されたアクリルゴムの連
    続的製法。
  2. 【請求項2】 上記(A)における(a)と(b)の重
    量比が、(99〜30):(1〜70)である請求項1
    記載の製法。
  3. 【請求項3】 上記(A)における(c)の量が、0.
    1〜20重量%である請求項1または2記載の製法。
  4. 【請求項4】 上記(C)を、(A)と(C)の合計重
    量に基づいて60重量%を超えない量用いる請求項1〜
    3のいずれか記載の製法。
  5. 【請求項5】 得られる複合化されたアクリルゴムのガ
    ラス転移温度が、−60〜0℃である請求項1〜4のい
    ずれか記載の製法。
  6. 【請求項6】 上記(C)が、ポリオレフィン樹脂、天
    然ワックス類、スチレン樹脂、ポリエステル樹脂、エポ
    キシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂およびア
    クリル樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種の樹
    脂である請求項1〜5のいずれか記載の製法。
  7. 【請求項7】 混合機(B)が、1軸または2軸の押し
    出し機である請求項1〜6のいずれか記載の製法。
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