JPS5853901A - アクリル酸アルキルエステル系ポリマ−の製造方法 - Google Patents

アクリル酸アルキルエステル系ポリマ−の製造方法

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JPS5853901A
JPS5853901A JP15332781A JP15332781A JPS5853901A JP S5853901 A JPS5853901 A JP S5853901A JP 15332781 A JP15332781 A JP 15332781A JP 15332781 A JP15332781 A JP 15332781A JP S5853901 A JPS5853901 A JP S5853901A
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豊 堀
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伊地知 市郎
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砂川 誠
Keiji Matsumoto
啓司 松本
Kenji Sano
建志 佐野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はアクリル系ポリマーの製造方法に関する。
従来、エチレン性不飽和モノマーのラジカル重合方法と
しては、エマルジョンないしサスペンション゛重合法、
溶液重合法および塊状重合法か知られている。このうち
エマルジョンないしサスペンション重合法は重合物中に
乳化剤や分散剤が混入し純粋なものを得にくい欠点があ
るほか、重合物を収り出す場合に水の揮散のためのエネ
ルギー、工数がかかりコスト高となる。また、溶液重合
法は有機溶剤の大量使用による環境衛生上の問題やコス
ト上の問題を免れず、さらに重合物の収り出しに当だっ
てエマルジョンないしサスペンション重合法の場合と同
様の問題を生じやすい。
これに対し、塊状重合法は」二連の如き問題がなく工業
的に有利な方法といえるか、その反面モ/マーの種類に
より急激1な反応進行に伴なう増粘のため温度制御が難
しくなって反応か暴ルしやすい。
その結果、重合作業に危険を伴なうばかりか、重合物の
分子量設計が困難となったり副生物としてゲル化物や劣
化物が発生しやすく、均質な重合物を得にくく、捷だ次
工程での加工」二の問題を生じるおそれがある。
エチレン性不飽和モ/マーのなかでもスチレンなどでは
比較的高転化率のところまでコント0−ル可能なものと
して知られ、古くからその塊状重合につき検討され工業
化されている。そのほとんどは、釜形式の予備重合器に
て転化率30〜7096捷で重合させ残りを脱モノマー
して製品とするか、あるいけ」1記転化率としたものを
押出機に供給しておだやかな反応にて95〜9696の
転化串型で反応を進めるものである。
一方、アクリル系モノマーは重合時の発熱量が大きく、
上記スチレンの如き釜形式による重合法をとってもその
温度制御が困難で、暴走反応によるθ11記欠点をさけ
ることはできなかった。このため、アクリル系モノマー
についての工業的な塊状重合法はい址た実用化されてい
ないのか実状である。
この発1力者らd、このようなアクリル系モノマーの塊
状重合法につき長年に亘り(υ1究を続けてきたが、そ
の研究揚程において、既述[7た塊状型合法必用の阻害
要因である重合時の大きな発熱はに伴なう急激な増粘性
を逆に利用することにより、均質でしかも任意に特性を
改質した塊状重合物を連続的に得る方法を究明し、この
発明をなすに至った。
すなわち、この発明d1、主原料供給1−1から連続供
給された内容物を表向更新しつつ連続的に収り出し口重
で移送する手段と移送過程の全域にぼる温度制御機構と
を備えかつ」−記移送過程の途上に少なくとも1つの副
原刺洪給[1を有する反応器を使用し、上記主原料1共
給ヒ1からアクリル系モノマーを主体とした常温で10
ポイズ以ドの粘度を示す塊状重合用原料を連続供給して
急速重合により増粘させてさらに所定転化率1で重合進
行させると共に、」1記副原料供給[−1から1・1加
重合jIJモノマーを主体とした重合用原料を連続1八
給して反応させることにより、アクリル系ポリマーに付
加重合用モノマーが付加した塊状重合物を連続的に製出
させることを特徴とするアクリル系ポリマーの製造方法
に係るものである。
」二記の主原料供給口から連続供給された内容物を表面
更新しつつ連続的に収り出し口重で移送する手段を備え
た反応器としては、例えば1軸もしくは2軸のスクリュ
ー押出機が挙げられるが、この発明ではスクリュー押出
機以外であっても内容物を表向更新しつつ移送可能でか
つ移送、過程の全域に亘る温度制御機構を備えだもので
あればいずれも使用可能である。
図面は」1記反応器の1例である1軸スクリュー押出機
の断面構造を示したもので、以ドこの図面を参考として
この発明のアクリル系ポリマーの製造方法を説明する。
図において、1は押出機外筒を構成するバレルで、その
一端に主原料供給口2が、他端に重合内容物の収り出し
口3が、中間部に副原料供給口4が設けられている。バ
レル1内部には回転する軸心5に複数個のスクリュー6
が形成されており、このスクリュー6によって主原料i
供給IU12より区給された重合原料をククh心5の回
転で混和し表向更新させつつ前進させる。スクリュ−6
とバレル1との間隔は混和性をよくするために適宜設定
されるが、一般には05〜2麿程反が祷当である。7゜
8、 9. 10.  ]、IJ:1バレルlの全長の
各部に設けられた加熱制御器で対応する碩M、a+、 
a2. a3゜b+、b2をそれぞれ独立して所定高1
度に制61(1できる構成となっているが、バレル1の
全長に頁って均等に加熱制量1する構成と17でもよい
。外た、加熱制御器の種類、配首敢、配置/!j間隔等
も所望する反応条件に応じて設定できる。
この押出機内に、供給02からアクリル系モノマーを主
体とした常温での粘度が10ポイズ以下の塊状重合用原
料を一定速度で連続供給する。供給された原料にスクリ
ュー6の回転によって混和され表面更新しつつ移送され
る。このとき、供給1」2から取り出し口3へ至る移送
過程の図中aで示す前半@域内で急速重合によって増粘
するように、例えば加熱制御器7にて領域al  で徐
々に温度を」1昇させ、加熱制御器8にて領域a2 で
瞬間的に重合開始して急速に塊状重合反応を進行させる
ように温度制仰する。このようにして増粘した重合内容
物はさらに混和・表面更新されつつ曲進して重合を続け
、加熱制御器9にて温度制飢された@域a3 を経て所
定の転化率、例えば反応がほぼ終でする95%以」二の
転化率に達し、この時点で副原料供給1」4から付加重
合用モノマーを主体とした重合原料が供給され、同様に
混和・表面更新されつつ加熱制御器10.11で温度側
副された領域1)1.1)2を経る間に付加重合反応が
行なわれ、最終的に」ユ記付加重合用モノマーが付加し
たアクリル系ポリマーからなる塊状重合物が開口端の収
り出し口3から連続的に製出される。
この例において、1軸スクリユー6の軸芯5は各スクリ
ュー6.6間で同志とされているが、反応制御を目的と
してバレル1の各部でその径が異なるような構成として
重合原料ないし重合内容物の移送量に変化をもだせても
よい。
寸だ、」1記の例では、11IIIIlスクリユ一押出
機を用いているが、2軸スクリユ一押出機を用いても上
記同様の操作で重合できる。211IIIIスクリユー
の場合、各軸心を同方向ないし異方向に回転さぜること
ができる。これらスクリュー押出機においては、先にも
述べたように、スクリューとノペレルとの間隔は好捷し
くけ05〜2w1程度に設定されるが、その速度勾配、
つまり[円周率(π)×回転数×スクリュー外径/バレ
ルとスクリューとの間隙]け一般に1,000 /分以
]二がよい。
」二記方法において、バレル内の移送過程の前半領域内
で急速に重合反応を進行させて重合内容物を増粘させる
ことは、この発り1方法において非常に重要であって重
合内容物の安定移送と温度制飢をor能とする要件とな
る。すなわち、上述のスクリュー押出機の如きこの発明
に用いる反応器では、一定粘度のものの安定移送は極め
て容易であるが、バレル長さ方向に大きな粘度勾酌を有
してかつ低粘度領域部分が長い場合は例えば」二記スク
リュー押出機におけるスクリューが低粘度領域で部分的
に空転しだ状態となって内容物の滞溜ないし逆流を生じ
て安定移送が困難となる。このだめ、移送過程のできる
だけ長い領域に亘って粘度勾配か少ない状態とすること
が肝要である。
アクリル系モノマーは既述したように重合反応の急激な
進行による増粘を生じ易く、これが従来では塊状重合法
適用の障害となっていだが、この発明でにこの性質が逆
に利用される。すなわち、アクリル系モノマーを主とし
た重合原料の粘度が10ポイズ以下であっても、移送過
程の少なくとも前半領域内で急速重合によって僅か数分
で安定移送に必要な程度まで粘度上昇させることができ
る。しかもこの発明方法では、移送過程中の細分された
領域に応じた温度別−が可能であり、かつ内容物が表向
更新されつつ移送されて内容物と反応器壁との接触面が
常に更新されて両者間の熱交換が効率よく行なわれて内
容物の温度分布幅が小さくなることから、副反応や暴走
反応を生起させないように充分に制御できる。このよう
な理由により、従来では困難とされてbたアクリル系モ
ノマーの塊状重合が池のエチレン性モノマーでもなし得
なかった連続方式にて生産i+f能となるのである。
」二記安定移送に必要な粘度IJ、反応器の種類や大き
さ、アクリル系モノマーの種類、重合内容物の移送速度
、所望する塊状重合物の性状等によって異なるが、一般
的には100〜& 1,000ボイズの範囲である。ま
だ、急a重合を行なう領域シ」、前記例では移送過程の
曲半頼吠a内のa2jgl城としたが、より初期の領」
成例えば11「I配量の31  領域としてもよいこと
幻訂う捷でもない。
なお、有機溶剤希釈制御である従来の釜形式のアクリル
系モノマーの沿液重合法で?:j、」−記必要−粘度と
なる転化率とするために一般的に1〜10時間の長時間
を要する。
この発1劉で使用するアクリル系モノマーを十とした重
合原利目、アクリル酸ないしメタクリル酸のアルギルエ
ステル ーと(7、必要に応じてこれと共重合1丁能なアクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、スチレン、酢酸ビニル
、アクリロニトリルなどの各種エチレン性不飽和モノマ
ーを用いたモノマーに、一般にラジカル重合触媒と要す
れば分子量調節剤などを添加混合したもので、常温で1
oポイズ以下の粘度を有する液剤である。
上記のラジカル重合触媒としては、たとえばベンゾイル
パーオキシド、クメンハイドロパーオキシド、ジーE−
ブチルパーオキシド、ラフロイルパーオキシドなどの有
機過酸化物や、アゾビスイソブチロニトリルの如きアゾ
化合物などを広く用いることができる。これらの触媒量
はモノマー100重量部に対して一般に0.01〜1重
量部程度である。また、上記触媒のほか低温でラジカル
を発生しうるレドックス系触媒の使用もげ能である。分
子量調節剤としては、チオグリコール、チオグリコール
酸、ブチルメルカプタン、ラクリルメルカブタン、デシ
ルメルカプタンの如き連鎖移動剤が用いられる。
の領域a内の所望位置に適当な供給口を設けてこれらを
導入できる。図中の12は領域a2 の1訂段側のスク
リュー6の軸心5か細くなった部分に設けられたP−袷
口であり、13/′jM合反応によって副生ずるあるい
は任意の添加剤の導入によって発生する低分子揮発物の
排気[二1である。
一方、付加重合用モノマーを主体とした重合用ので、上
記重合物に対して4=j加取合しうるモノマー成分であ
ればいずれも使用できる。重合物の特性を改質する例と
しては、たとえば重合物に親水性を付与したり、重合物
の弾性や接着剤用途にあっては凝集力を向上させるなど
の例があり、lrJ者の場合それ自体親水性ないし水溶
性ポリマーを与えうるようなモノマー成分が用いられ、
また後者の場合それ自体ガラス転移温度の高い(たとえ
ば300°I(以上)ポリマーを与えうるようなモノマ
ー成分が用いられる。
このように、付加重合用モノマーを主体とした重合原料
は、塊状重合物の用途目的に応じて適宜その種類および
使用量を選択すればよく、重合用触媒等の他の配合成分
も上記に応じて決定すればよい。また、これらは2種以
上を併用してもよいことは言う捷でもなく、反応器に複
数の副原料供給口を設けて段階的に付加重合を行なわせ
て所望の特性を付与することも0]′能である。
また、この発明では、生成塊状重合物に適当な性状を付
与するだめに、所望により少量の溶剤、可塑剤、ポリマ
ー等を原料中に配合していてもよい。この配合量はこれ
ら成分の総量で金子ツマー100重量部に対して25重
量部以下であることが望ましい。
なお、」−述したアクリル系モノマーを主体とした塊状
重合用原料と付加重合用原料とは、使用に際して反応性
を高めるために溶存酸素を除く窒素ガス置換処理を施す
ことが望ましい。この窒素ガス置換は予め原料液に施し
てもよいし、反応器ノ適当な部分に供給口を設けて窒素
ガスを吹き込むことによって行なってもよい。
以上の連続式重合方法において、反応器の各部における
加熱温度は、使用するモノマーや重合触媒の種類、重合
内容物の各部における移送量などによって適当に制御さ
れるが、一般には重合原料ないし重合内容物の温度が4
0・〜150℃となる範囲で調整されるのが望捷しい。
特に急速重合によって増粘させる@M、部分における加
熱温度は、重合触媒の種類と星ならびに反応器の構造と
移送条件に応じて設定すべきである。なお、この発明方
法で得られる塊状重合物の転化率は通常、93〜99重
量%である。
以上詳述したとおり、この発明によれば従来では不可能
とされていたアクリル系モノマーの塊状重合が可能とな
り、捷だ分子量分布の比較的小さく均質でかつゲル化物
や劣化物のみられない良品質でしかも所望す性の塊状重
合物を連続的に生産できるという卓越した効果が得られ
る。
つぎに、この発明の実施例を記載する。以下において部
および%とあるはそれぞれ重量部および重量%を意味す
るものとする。
実施例1 反応器として、スクリュー外径40w1、バレル長さ1
.2501EII、バレルとスクリュー山との間隙1納
で、内部が前端側よりA、  B、 C,D、  Eの
5ゾーンに分かれて各ゾーンがそれぞれ独立して温度別
画可能であってかつA、  Dのゾーンの前端側に供給
口を有する1軸スクリュー押出機を用い、120℃とし
た。
この反応器のAゾーンの供給口に、アクリル酸ブチル8
5部、アクリロニトリル15部、2−ヒトミキシエチル
アクリレート3部およびアゾビスイソブチロニトリル0
15部からなる常温での粘度が0.8センチポイズの重
合原料液を予め窒素ガスで置換した上で507部分の速
度で連続供給するとともに、Dゾーンの供給口にメチル
メタクリレート100部およびベンゾイルパーオキシド
06部からなる重合原料液を予め窒素ガスで置換した上
で252部分の速度で連続供給して反応させた。
この方法で連続的に得られた塊状重合物は、ポリマー転
化率97.5%、重量平均分子量(MW)−51,6刀
、数平均分子量(M n )= 3.9万、Mw/Mn
=13.2であった。また、この塊状重合物を熱プレス
にて1藺厚のシートとし、このシートの物性を応力−歪
曲線より測定した結果、弾性率19.8kg/d、10
0%モジュラス14.8 k g/cTN、破断強度4
0 k gin 、伸び900%であった。これより、
上記の塊状重合物はアクリル系の弾性飼料として好適に
利用できるものであることが判る。
一方、Aゾーンの供給口からの供給のみで得られた塊状
重合物(ポリマー転化率97.9%、Mw58万)につ
き上記同様のシート特性を調べだ結果、弾性率2.5 
k g/cTL100%モジュラス2.3kg/jJ 
、破断強度2.7 k gAn 、伸び1,830%で
あった。
実施例2 反応器としてスクリュー外径50m、バレル長さ1,2
50 M、バレルとスクリュー山との間隙11EIlで
、内部が前端側よりA、  B、  C,D、  Eの
5ゾーンに分かれて各ゾーンがそれぞれ独立して温度制
御or能であってかつA、  Dのゾーンの前端側に供
給口を有する2軸スクリユ一押出機を用い、速度勾配を
7.8 s o /分、各ゾーンの設定温度をA。
B、C,l)、E=lQQ℃、100℃、100℃。
120℃、150℃とした。
上記反応器のAゾーンの供給口に、アクリル酸ブチル7
0部、アクリロニトリル30部、アクリル酸5部および
アゾビスイソブチロニトリル0.1都からなる常温での
粘度が0.8センチポイズの重合原料液を予め窒素ガス
で置換した」二で50y/分の速度で連続供給するとと
もに、Dゾーンの供給口よりアクリル酸100都および
ベンゾイルパーオキシド02部からなる重合原料液を予
め窒素ガスで置換した上で15グ/分の速度で連続供給
して反応させた。
この方法で連続的に得られた塊状重合物は、ポリマー転
化率98.1%、Mw=45万、Mn=5,29万。
Mw/Mn=8.5であった。また、この塊状重合物を
これに含まれるカルボキシル基に対17て01当量の苛
性ソーダで中和処理して塩としたのち、25℃の水中に
24時間浸漬して、その膨潤率および溶解分を求めた。
なお、各特性は、初期(受潰前)の重量W、浸漬ごの膨
潤重量をW+、浸漬ご100℃で5時間乾燥したのちの
乾燥重量をW2とし、下記の式にもとすいて算出しだも
のである。
膨潤率(%) = [(VVI −VV)/WIX10
0溶解分(ソロ ) −[(W−VV2 )/VVJX
I 00その結果は、膨潤率32096、溶解分596
であった。これより、上記の塊状重合物は水膨潤目とし
て好適に利用できるものであること力柚IJる。
一方、Aゾーンの供給口からの供給のみで得られた塊状
重合物(ポリマー転化率99.59r、MW=40万)
につき」−記聞様の試験を行なった結果は、膨潤率lO
%、溶解分2%であった。
実施例3 実施例1と同一の反応器を用い、各ゾーンの設定温度は
A、  8.  C,1)、  E、=lQQ℃、10
0℃。
120℃、120”C,120℃とし、速度勾配は同一
とした。
この反応器のへゾーンの供給口に、アクリル酸ブチル8
0部、アクリル酸2−エチルムギシル20部、アクリル
酸5部およびアゾビスイソブチロニトリル02部からな
る常温での粘度が09センチポイズの重合原料液を予め
窒素ガスで置換した上で50fI/分の速度で連続供給
するとともに、Dゾーンの供給口にメチルメタクリレー
ト100部およびベンゾイルパーオキシド05部からな
る重合原料液を予め窒素ガスで置換した上で152部分
の速度で連続供給して反応させた。
この方法で連続的に収り出された塊状重合物は、ポリマ
ー転化率98.9%、 MW45.1刀1Mn534万
Mw/M n = 8.45であった。捷た、この塊状
重合物をトルエンに溶解して30%トルエン溶液を調製
し、これを25μ厚のポリエステルフィルムに25μ厚
に塗布して得だ接着テープの接着特性を調べた結果、接
着力850!i’/20頭、保持力1,000分以上で
あった。
なお、上記の接着力ViJIS−Z−1528に11(
・して180度引き剥し接着力を測定したものであり、
また保持力はベークライト板に接着テープ(25藺X2
51111)を貼りつけ40℃中で1−kgの荷重をか
け落Fする゛までの時間を測定したものである。
上記の試験結果から1叫らかなように、上記実施例の塊
状重合物によれは接着力と凝集力とに共にすぐれる接薩
剤が得られることが゛ト1」る。
一方、AゾーンのIJk給口からの供給のみで得られた
塊状重合物(ポリマー転化率99.19<、 rvxw
54乃)につき」二記回(条の試験を行なった結果に1
、接着力550y−/20M、保持力45分であった。
【図面の簡単な説明】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主原料供給口から連続供給された内容物を表面更
    新しつつ連続的に収り出し口まで移送する手段と移送過
    程の全域に亘る温度制御機構とを備えかつ上記移送過程
    の途上に少なくとも1つの副原料供給口を有する反応器
    を使用し、上記主原料供給口からアクリル系モノマーを
    主体とした常温で10ポイズ以下の粘度を示す塊状重合
    用原料を連続供給して急速重合により増粘させてさらに
    所定転化率まで重合進行させると共に、上記副原料供給
    口から付加重合用モノマーを主体とした重合用原料を連
    続供給して反応させることにより、アクリル系ポリマー
    に付加重合用モノマーが付加した塊状重合物を連続的に
    製出さ−せることを特徴とするアクリル系ポリマーの製
    造方法。
  2. (2)反応器が1軸もしくは2軸のスクリュー押出機で
    ある特許請求の範囲第(1)項記載のアクリル系ポリマ
    ーの製造方法。
JP15332781A 1981-09-28 1981-09-28 アクリル酸アルキルエステル系ポリマ−の製造方法 Granted JPS5853901A (ja)

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