JPH04180907A - ゴム変性共重合樹脂の製法およびゴム変性共重合樹脂組成物 - Google Patents

ゴム変性共重合樹脂の製法およびゴム変性共重合樹脂組成物

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JPH04180907A
JPH04180907A JP30909590A JP30909590A JPH04180907A JP H04180907 A JPH04180907 A JP H04180907A JP 30909590 A JP30909590 A JP 30909590A JP 30909590 A JP30909590 A JP 30909590A JP H04180907 A JPH04180907 A JP H04180907A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は改良されたゴム変性共重合樹脂の製法およびこ
れを含有するゴム変性共重合樹脂組成物に関し、さらに
詳細には特定のスチレン−ブタジエン共重合ゴムの存在
下でスチレン系単量体と(メタ)アクリル酸アルキルエ
ステルとをグラフト共重合して得られる透明ならびに耐
衝撃性、とりわけ落錘衝撃強度に代表される実用強度に
優れ、かつ成形品の外観および色相の良好なゴム変性共
重合樹脂の製法およびこれを含有するゴム変性共重合樹
脂組成物に関する。
〈従来の技術〉 従来、透明、耐衝撃性を有する樹脂としては、ゴム質重
合体の存在下でスチレンとメタクリル酸メチルをグラフ
ト共重合させた三元共重合樹脂が知られている。
〈発明が解決しようとする課題〉 この場合、例えばゴム質重合体の含有量が3〜5重量%
で、その平均ゴム粒子径が1.0μ鋤程度の樹脂では、
耐衝撃性が低く、満足できるものではない。しかし、耐
衝撃強度を上げる為に、樹脂中のゴム量を増加させると
透明性が著しく低下する。そこで、透明性の優れたもの
を得るためには、平均ゴム粒子径0.1〜0.2μmの
領域まで小さくしてゴム量を増加させる方法や、平均ゴ
ム粒子径が0.5μm以下のゴム相と平均ゴム粒子径が
0.5μ−より大きいゴム相とを混在させる方法(特公
昭44−1954号公報)等が知られているが、耐衝撃
強度、とりわけ実用的な物性である落錘衝撃強度があま
り向上せず、しかもゴム質重合体の含を率が10重量%
を越えると、曲げ強度、曲げ弾性率等の如き剛性の低下
や成形時の黄変等を生じるという欠点がある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明者等は、この様な状況に鑑み鋭意研究した結果、
ゴム質重合体としてブタジェンに基づく不飽和結合のう
ち1.2−ビニル結合の割合が14〜25%であるスチ
レン−ブタジエン共重合ゴムを用いると、透明性が良好
で、耐衝撃強度、とりわけ落錘衝撃強度に代表される実
用強度に優れるゴム変性共重合樹脂が得られること、し
かもこの共重合樹脂は、該樹脂内において該共重合ゴム
のグラフト化率と架橋の程度のバランスが良好で、トル
エン不溶分含有率とトルエンによる膨潤指数とその比が
特定の範囲内にあることを見い出し、本発明を完成する
に至った。
すなわち、本発明は、 ブタジェンに基づく不飽和結合のうちの1.2−ビニル
結合の割合が14〜25%であるスチレン−ブタジエン
共重合ゴム(A)の存在下にスチレン系モノマー(B)
と(メタ)アクリル酸アルキルエステル(C)とをグラ
フト共重合させることを特徴とするゴム変性共重合樹脂
の製法、およびスチレン−ブタジエン共重合ゴム(A)
の存在下にスチレン系モノマー(B)と(メタ)アクリ
ル酸アルキルエステル(C)とをグラフト共重合させて
なり、しかも25°Cでのトルエン不溶分含有率が4〜
22重量%で、かつ25°Cでのトルエンによる膨潤指
数が11〜19で、かつトルエン不溶分含有率/膨潤指
数が0.15〜1.10重量%であるゴム変性共重合樹
脂を含有することを特徴とするゴム変性共重合樹脂組成
物 を提供するものである。
本発明で用いるスチレン−ブタジエン共重合ゴム(A)
としては、必須成分であるブタジェンに基づく不飽和結
合のうちの1.2−ビニル結合の割合が14〜25%の
ものであればいずれも使用できるが、なかでも16〜2
2%のものが好ましく、残りはシスおよびトランス結合
である。該1,2一ビニル結合の割合が14%未満のス
チレン−ブタジエン共重合ゴムを用いた場合には、ゴム
変性共重合樹脂中のトルエン不溶分含有率が減少し、耐
衝撃性に優れるものが得られず、また25%を越えるも
のを用いた場合には製造時の高温下での架橋が進行して
グラフト化率と架橋の程度のバランスがくずれ、トルエ
ン不溶分含有率/膨潤指数が1.10重量%よりも大き
くなり、ゴム弾性が低下してしまうため、やはり耐衝撃
強度に優れるものが得られない。
上記共重合ゴム(A)としては、更に5重量%スチレン
溶液粘度が5〜40センチポイズのものが、耐衝撃強度
の向上効果が大きく、かつ製造に際してゴム粒子径のコ
ントロールが容易な点で好ましく、特に25°Cでの5
重量%スチレン溶液粘度が10〜30センチポイズで、
かつ100℃でのしローター使用によるムーニー粘度が
20〜80のものが好ましい。
上記共重合ゴム(A)のスチレンとブタジェンの結合様
式としては、ランダム結合とブロック結合とが挙げられ
、いずれも使用できるが、かなでもブロック結合のもの
が好ましく、またスチレンとブタジェンの比率としては
、スチレン/ブタジェンの重量比が5/95〜40/6
0となるものが好ましい。
本発明で用いるスチレン系モノマー(B)としては、例
えばスチレン、α−メチルスチレン、〇−メチルスチレ
ン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、エチル
スチレン、イソブチルスチレン、ターシャリ−ブチルス
チレン、0−ブロムスチレン、m−ブロムスチレン、p
−ブロムスチレン、0−クロロスチレン、m−クロロス
チレン、p−クロロスチレン等が挙げられ、なかでもス
チレンが好ましい。
また、(メタ)アクリル酸アルキルエステル(C)とし
ては、例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アク
リル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ
)アクリル酸1so−ブチル等が挙げられ、なかでもメ
タクリル酸メチルが特に好ましい。
上記共重合ゴム(A)とスチレン系モノマー(B)と(
メタ)アクリル酸アルキルエステル(C)の使用割合は
、通常(A)/ [(B)+(C)] の重量比が11
99〜20/80で、かつ(B)/ (C)の重量比が
15/85〜60/40となる範囲であるが、なかでも
透明性と耐衝撃性とに優れ、しかも剛性の高いものが得
られる点で(A) / [(B) + (C) ] の
重量比が3/97〜15/85で、かつ(B)/(C)
の重量比が30/70〜60/40となる範囲が好まし
い。
本発明のゴム変性共重合樹脂を製造するには、上記共重
合ゴム(A)の存在下に、スチレン系モノマー(B)と
(メタ)アクリル酸アルキルエステル(C)とを必須成
分として用い、更に必要に応じてその他の共重合可能な
モノマー(D)と共に、懸濁重合、溶液重合又は塊状重
合によりグラフト共重合させればよいが、なかでも塊状
重合が好ましく、特に可動部分のない複数のミキシング
エレメントが内部に固定されている管状反応器を組み込
んだ連続塊状重合ライン中で、該管状反応器による静的
な混合を行いながら連続的に塊状重合を行うと、ゴム粒
子径が小さくともゴム粒子径分布の狭い状態でゴム粒子
径を容易にコントロールでき、透明性と耐衝撃性とに優
れるゴム変性共重合樹脂が効率的に製造できる点で好ま
しい。
ここで用いるその他の共重合可能なモノマー(D)とし
ては、例えば(メタ)アクリロニトリル等のビニル・シ
アン化合物類;イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、ク
ロトン酸、桂皮酸等の重合性不飽和脂肪酸;N−メチル
マレイミド、N−エチルマレイミド、N−ブチルマレイ
ミド、N−オクチルマレイミド、N−イソプロピフレマ
レイミド、N−フェニルマレイミド、N−P−フ゛ロモ
フェニルマレイミド、N−o−クロルフェニルマレイミ
ド、N−シクロへキシルマレイミド等のマレイミド類;
無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸等
に代表される不飽和カルHソン酸無水物類;アリルアミ
ン、(メタ)アクリル酸アミノエチル、(メタ)アクリ
ル酸−アミノプロピル等のアミノ基含有不飽和化合物類
;アクIJ )レアミド、N−メチルアクリルアミド等
アク+J )レアミド系化合物;2−ヒドロキシエチル
−アクリレート、3−ヒドロキシプロピルメタアクリレ
ート、4−ヒドロキシ−2−ブテン等の水酸基含有不飽
和化合物などが挙げられ、なかでもアクリルニトリルが
好ましい。
以下に、可動部分のない複数のミキシングエレメントが
内部に固定されている管状反応器(以下、静的ミキシン
グエレメントを有する管状反応器と略す)を組み込んだ
連続塊状重合ラインを用いてのゴム変性共重合樹脂の製
法の一例を図面により説明する。
図−1は、静的ミキシングエレメントを有する管状反応
器を組み込んだ連続塊状重合ラインの一例を示す工程図
である。
プランジャーポンプ(1)によって供給される前記(A
)、(B)および(C)を必須成分として含む混合溶液
は、必須に応じてまず攪拌式反応器(2)へ送り、撹拌
下で初期グラフト重合させた後、ギアポンプ(3)によ
り、静的ミキシングエレメントを有する管状反応器(4
)、(5)および(6)とギアポンプ(7)とを有する
循環重合ライン(I)に送る。
尚、攪拌式反応器(2)での初期グラフト重合は、必ず
しも必要ではないが、ゴム粒子に余分な剪断が加わらな
い範囲で行うと、ゴム粒子のより効率的な微細化が可能
となり、次の循環重合ライン(I)内での混合溶液の平
均滞留時間を短縮できる点で好ましい。この場合の初期
グラフト重合は、スチレン系モノマー(B)と(メタ)
アクリル酸アルキルエステル(C)の合計の重合転化率
が、該反応器(2)の出口において10〜28重量%、
好ましくは14〜24重量%となる様に実施される。ま
た攪拌式反応器(2)としては、例えば攪拌式種型反応
器、攪拌式基型反応器等が挙げられ、攪拌翼としては、
例えばアンカー型、タービン型、スクリュー型、ダブル
ヘリカル型等の攪拌翼が挙げられる。
本発明では、反応器での上記混合溶液の粘性を低下させ
る為に溶剤を使用してもよく、その使用量は原料モノマ
ーの合計100重量部に対して5〜20重量部である。
溶剤の種類としては、通常、塊状重合法で使用されてい
るトルエン、エチルベンゼン、キシレン等が適している
また、本発明では、上記混合溶液中にゴム変性共重合樹
脂の分子量調節のために連鎖移動剤を添加すると好まし
い。該連鎖移動剤の添加量は、通常原料モノマーの合計
に100重量部に対して0.05〜0.5部(500〜
5000ppa+)の範囲である。
上記の様に必要に応じて動的撹拌下に初期グラフト重合
された混合溶液は、次いで循環重合ライン(n)内を循
環しながらグラフト重合されると共に、その一部は連続
的に静的ミキシングエレメントを有する管状反応器(7
)、(8)および(9)が直列に組み込まれた非循環重
合ライン(If)に送られる。
循環重合ライン(1)内での混合溶液中のゴム粒子は、
該循環重合ライン(I)内を循環しながら静的に混合さ
れて安定化し、粒子径も固定化してくる。この場合、該
循環重合ライン(I)での混合溶液の還流比(R)とス
チレン系モノマ―(B)と(メタ)アクリル酸アルキル
エステル(C)の合計の重合転化率が重要な因子となる
還流比Rは、比循環重合ライン(n)に流出せずに循環
重合ライン(I)内を還流する混合溶液の流量をF、(
f/待時間とし、循環重合ライン(1)から非循環重合
ライン(II)に流出する混合溶液の流量Fz  (1
!/時間)とした場合、通常R=F、/F、が3〜15
の範囲であり、なかでも管状反応器での圧力損失が小さ
く、生成するゴム質重合体粒子が安定で、粒径を小さく
することができ、かつゴム変性共重合樹脂中のスチレン
系モノマー(B)と(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ル(C)の含有比率を一定に保つことができる点でR=
5〜10の範囲が特に好ましい。
また、該循環重合ライン(1)でのグラフト重合は、該
循環重合ライン(I)出口でのスチレン系モノマー(B
)と(メタ)アクリル酸アルキルエステル(C)の合計
の重合転化率が、通常35〜55重量%、好ましくは4
0〜55重置%となる様に重合させる。重合温度として
は120〜135℃が適している。
循環重合ライン(1)でグラフト重合された混合溶液は
、次いで非循環重合ライン(n)に供給され、通常14
0〜160℃の重合温度でスチレン系モノマー(B)と
(メタ)アクリル酸アルキルエステル(C)の合計の転
化率が60〜75重量%となるまで連続的にグラフト重
合される。
次に、この混合溶液はキデポンプ(11)により予熱器
(図示せず)、次いで脱揮発槽(図示せず)に送られ、
減圧下にて未反応単量体および溶剤を除去した後、ベレ
ット化することにより目的とするゴム変性共重合樹脂が
得られる。この際、予熱器および脱揮発槽内での転化率
の上昇が7重量%以下になる条件で予熱および脱揮発を
行うと好しい。
本発明で用いる静的ミキシングエレメントを有する管状
反応器の内部に固定されている複数のミキシングエレメ
ントとしては、例えば管内に流入した重合液の流れの分
割と流れ方向に変え、分割と合流を繰り返すことにより
重合液を混合するものが挙げられる。このような管状反
応器としては、例えば、3MX型、SMR型のスルザー
式の管状ミキサー、ケエックス式のスタティックミキサ
ー、東し式の管状ミキサー等が好ましい。
循環重合ライン(I)や非循環重合ライン(II)に組
み込まれるこれらの管状反応器の数は、上記の如き管状
反応器の場合、その長さやミキシングエレメントの構造
等による異なるので特に限定されないが、ミキシングエ
レメントを4個以上有する該管状反応器を4〜15個、
好ましくは6〜lO個組み合せて用いる。このうち循環
重合ライン(I)内に組み込む該管状反応器の数は、通
常1〜10個、好ましくは2〜6個である。
本発明で原料として用いる混合溶液には、必要に応じて
重合開始剤として分解した際にフリーラジカルを放出す
る有機過酸化物を添加すると、比較的低い温度でのクラ
フト化と反応の促進が行えるので好ましい、その添加量
は原料モノマーの合計100重量部に対してo、oos
〜0.04重量部(50〜400ppm)の範囲である
ここで用いる有機過酸化物としては、半減期が10時間
になる温度が75〜170℃のものが好ましく、その具
体例としては1.1−ジ−t−ブチルパーオキシシクロ
ヘキサン、1.1−ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3
,5−)リメチルシクロヘキサン、2.2−ジ−t−ブ
チルパーオキシオクタン、n−ブチル−4,4−ジ−t
−ブチルパーオキシバレレート、2.2−ジ−t−ブチ
ルパーオキシブタン等のパーオキシケタール類;t−ブ
チルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシ−3
,5,5−)リメチルヘキサノエート、t−ブチルパー
オキシラウレート、t−ブチルパーオキシベンゾエート
、ジーt−プチルジパーオキシイソフタレー)、2.5
−ジメチル−2,5−ジベンゾイルパーオキシヘキサン
、t−ブチルパーオキシマレイン酸、t−ブチルパーオ
キシイソプロピルカーボネート、ジ−t−ブチルパーオ
キサイド、ジ−クミルパーオキサイド、t−ブチルハイ
ドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド等
のパーオキシエステル類等が挙げられ、単独あるいは2
種以上組み合せて用いられる。
さらに、本発明で用いる混合溶液には、必要に応じて、
ミネラルオイル等の可塑剤、酸化防止剤、連鎖移動剤、
長鎖脂肪酸、そのエステルもしくはその金属塩等の離型
剤、シリコンオイルなどの如き公知の添加剤を併用して
も良い。
上記した本発明の製法によれば、25°Cでのトルエン
不溶分含有率が4〜22重量%、トルエンによる膨潤指
数が11〜19で、かつトルエン不溶分含有率/膨潤指
数が0.15〜1.10重量%のゴム変性共重合樹脂を
得ることができるが、なかでも平均ゴム粒子径が0.3
〜1.2μ−1特に0.4〜0.8μ−のものが好まし
い。
また、上記ゴム変性共重合樹脂としては、該樹脂中のマ
トリックス相であるスチレン系モノマー(B)と(メタ
)アクリル酸アルキルエステル(C)との共重合体の重
量平均分子量(Mw)が10万〜18万で、かつ重量平
均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比M w 
/ M nが1.8〜2.5のものが好ましく、なかで
も重量平均分子量(Mw)が13〜16万のものが特に
好ましい。
このようにして得られる本発明のゴム変性共重合樹脂は
、さらに通常用いられる酸化防止剤、可塑剤、紫外線吸
収剤、滑剤、難燃剤、帯電防止剤、発泡剤、補強材等を
配合することが出来る。
これらの中でも好ましいものとしては、例えばミネラル
オイル、エステル系可塑剤、ポリエステル系可塑剤、有
機ポリシロキサン、高級脂肪酸及びその金属塩、ヒンダ
ードフェノール系酸化防止剤、ガラス繊維等が挙げられ
、それぞれ単独又は併用して用いることが出来る。特に
エステル系可塑剤およびポリエステル系可塑剤は、本発
明のゴム変性共重合樹脂の溶融時の流動性改良剤として
有効であり、しかも透明性を低下させないという利点が
ある。
また、本発明のゴム変性共重合樹脂は、さらに、射出成
形、押出成形、真空成形、圧空成形、吹込成形など成形
方法により各種成形品にして使用することが出来る。そ
の用途は広範なものに及び、例えばラジオカセット、オ
ーディオプレーヤー、ビデオテープレコーダなどの家庭
電気・器具類の部品;写真機、プリンター、ファクシミ
リ、パソコンなどのOA機器の各種部品;食品容器;医
療器具類の部品等として用いられる。更に本発明のゴム
変性共重合樹脂には、必要に応じてAS樹脂、ABS樹
脂、スチレン−メタクリル酸メチル共重合樹脂、ゴム変
性スチレン−メタクリル酸メチル共重合樹脂、アクリル
樹脂、スチレン−無水マレイン酸共重合樹脂、塩化ビニ
ル樹脂等の熱可塑性樹脂を適宜添加することもできる。
尚、前記ゴム質重合体の平均粒子径、トルエン不溶分含
有率とトルエンによる膨潤指数の測定方法を以下に記す
■ 樹脂中のゴム質重合体の平均粒子径樹脂の超薄切片
法による透過型電子顕微鏡写真をとり、写真中の粒子1
000個の粒子径を測定して次式により平均粒子径を求
めた。
(ただし、niは粒径り、を有するゴム粒子の個数であ
る。) ■ トルエン不溶分含有率およびトルエンによる膨潤指
数 ゴム変性共重合樹脂1gを精秤し、トルエン100mf
f1に25℃で24時間かけて溶解させた後、溶解液を
遠心管に移し、10°C以下、8500rpmで15分
間遠心分離を行ない、上澄液をデカンテーションにより
除いた後、トルエンで膨潤した不溶分の重さを測定する
。次に60℃の真空乾燥器で24時間乾燥させ、得られ
たトルエン不溶分の重さを測定し、以下の式によりトル
エン不溶分含有率を算出する。
また、膨潤指数は次式により算出する。
〈実施例〉 以下に実施例および比較例を示して本発明を更に具体的
に説明する。ただし、例中の部はすべて重量部を、また
%は全光線透過率と1,2−ビニル結合の割合を除きす
べて重量%を示す。
尚、例中の物性値は以下の様に測定した。
(1)落錘衝撃強度 シリンダー温度240℃の射出成形機(日本製鋼所J1
50SS II A)を用いて射出成形した箱型成形品
(180閣×126閣×25閣、肉厚2m)を底部を上
にして配し、その中央に重さ1kgの鋼球を落下させ、
破壊に至るまでの落下高さと鋼球の重量との積により落
錘衝撃強さを求めた。
(2)  アイゾツト衝撃値、曲げ強度および曲げ弾性
率 JIS K−6871に準拠した。
(3)全光線透過率および曇価 厚み2閤の試験片を射出成形法で作り、ASTMD−1
003に準拠してその値を求めた。
(4)成形品の黄変 240℃のシリンダー内に5分間滞留させた後、射出成
形した箱型成形品の黄変の程度を目視により評価した。
  ・ O:黄変なし Δ:黄変ややあり ×:黄変あり 実施例1 本実施例では図−1に示すように配列された装置を用い
た。スチレン、メタクリル酸メチル、ゴム質重合体およ
び溶媒を含む混合溶液を、プランジャーポンプ(1)に
よって20Ilの攪拌式反応器(2)へ送り、攪拌翼に
よる動的混合下に初期グラフト重合した。次いでこの混
合溶液をギアポンプ(3)によって循環重合ライン(I
)に送る。
循環重合ラインCI)は入口から順に内径2.5インチ
管状反応器(スイス国ゲプリューダー・ズルツァー社製
SMX型スタティックミキサー・静的ミキシングエレメ
ント30個内藏)(4)、(5)および(6)と混合溶
液を循環させるためのギアポンプ(7)から構成されて
いる。管状反応器(6)とギアポンプ(7)の間には非
循環重合ライン(II)に続く出口が設けられている。
非循環重合ライン(II)には入口から順に上記と同様
の管状反応器(8)、(9)および0■とギアポンプ(
11)が直列に連結されている。
スチレン−ブタジエンブロック共重合ゴム〔25°Cに
おける5%スチレン溶液粘度(以下、5%S■と略す)
=20センチポイズ、1.2−ビニル結合の割合:17
%、スチレン/ブタジェン重量比: 25/75 ) 
5部、スチレン32部、メタクリル酸メチル62部およ
びエチルベンゼン10部から成る混合溶液を調製し、さ
らに、連鎖移動剤として単量体混合物100部に対して
0.1部のn−ドデシルメルカプタンおよび有機過酸化
物として単量体混合物100部に対して0.02部のt
−ブチルパーオキシベンゾエートを加え、上記装置を用
いて以下の条件下で連続的に塊状重合させた。
混合溶液の連続的な供給量:10j!/時間攪拌式反応
器(2)での反応温度:120℃循環重合ライン(I)
での反応温度:135℃非循環重合ライン(It)での
反応温度:140〜160℃ 重合させて得られた混合溶液を熱交換器で225℃まで
加熱し、50■ngの減圧下で揮発性成分を除去した後
、ペレット化して本発明のゴム変性共重合樹脂を得た。
該樹脂の分析データおよび物性の測定結果を表−1に示
す。
実施例2 スチレン−ブタジエンブロック共重合ゴム〔5%SV:
10センチポイズ、1.2−ビニル結合の割合=20%
、スチレン/ブタジェン重量比:30/7033部、ス
チレン39部、メタクリル酸メチル58部およびエチル
ベンゼン10部から成る混合溶液を用いた以外は実施例
1と同様にして本発明のゴム変性共重合樹脂を得た。分
析データおよび物性の測定結果を表−1に示す。
実施例3 ヘリカル型の攪拌翼を備えた完全混合式で201の3基
の種型反応器(i)、  (j)、  (ii)と熱交
換器と脱揮槽とを直列して配置して成る連続反応装置を
用いて重合反応を行なった。実施例1で用いたものと同
様のスチレン−ブタジエンブロック共重合ゴム6部、ス
チレン32部、メタクリル酸メチル62部およびエチル
ベンゼン10部から成る混合溶液を調製し、さらに、連
鎖移動剤として単量体混合物100部に対して0.1部
のn −ドデシルメルカプタンと有機過酸化物として単
量体混合物100部に対して0.02部のt−ブチルパ
ーオキシベンゾエートを加え、上記装置を用いて以下の
条件下で連続的に塊状重合せしめた。
混合溶液の連続的な供給量=72/時間槽型反応器(i
)での反応温度=125℃槽型反応器(ii)での反応
温度:130°C槽型反応器(ij)での反応温度=1
45°C以下、実施例1と同様にして本発明のゴム変性
共重合樹脂を得た。分析データおよび物性の測定結果を
表−1に示す。
比較例1 スチレン−ブタジエンブロック共重合ゴムとして、5%
S■が20センチポイズ、1,2−ビニル結合の割合が
12%、スチレン/ブタジェンの重量比が25/75の
ものを用いた以外は実施例1と同様にして、ゴム変性共
重合樹脂を得た。分析データおよび物性の測定結果を表
−1に示す。
〈発明の効果〉 本発明の製法で得たゴム変性共重合樹脂は、透明性およ
び耐衝撃性に優れ、各種成形品に好適に使用できる。
代理人 弁理士  高 橋 勝 利 図−1 手続補正書(方式) 1、事件の表示 平成2年特 許 願 第309095号2、発明の名称 ゴム変性共重合樹脂の製法およびゴム変性共重合樹脂組
成物 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 東京都板橋区坂下三丁目35番58号 (288)大日本インキ化学工業株式会社代表者  用
村茂邦 4、代理人 〒103東京都中央区日本橋三丁目7番20号5、補正
命令の日付(発送口) 6、補正の対象 明細書の「図面の簡単な説明」の欄 7、補正の内容 (1)明細書第30頁第4行における 「使用できる。」 を以下の様に訂正する。
「使用できる。
【図面の簡単な説明】
図−1は、静的ミキシングエレメントををスル管状反応
器を組み込んだ連続塊状重合ラインの一例を示す工程図
である。 (1)・・・プランジャーポンプ、(2)・・・攪拌式
反応器、(3)・・・ギアポンプ、(4)・・・静的ミ
キシングエレメントを有する管状反応器、 (5)・・
・静的ミキシングエレメントを有する管状反応器、(6
)・・・静的ミキシングエレメントを有する管状反応器
、(7)・・・ギアポンプ、(8)・・・静的ミキシン
グエレメントを有する管状反応器、(9)−・・静的ミ
キシングエレメントを有する管状反応器、(10)・・
・静的ミキシングエレメントを有する管状反応器、(I
)・・・循環重合ライン、(II)・・・循環重合ライ
ン。」 以   上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ブタジエンに基づく不飽和結合のうちの1,2−ビ
    ニル結合の割合が14〜25%であるスチレン−ブタジ
    エン共重合ゴム(A)の存在下にスチレン系モノマー(
    B)と(メタ)アクリル酸アルキルエステル(C)とを
    グラフト共重合させることを特徴とするゴム変性共重合
    樹脂の製法。 2、スチレン−ブタジエン共重合ゴム(A)が、25℃
    での5重量%スチレン溶液粘度が5〜40センチポイズ
    の共重合ゴムである請求項1記載の製法。 3、スチレン−ブタジエン共重合ゴム(A)が、ポリス
    チレン5〜40重量%とポリブタジエン95〜60重量
    %のブロック共重合体である請求項2記載の製法。 4、スチレン−ブタジエン共重合ゴム(A)とスチレン
    系モノマー(B)と(メタ)アクリル酸アルキルエステ
    ル(C)とを、(A)/[(B)+(C)]の重量比が
    3/97〜15/85で、かつ(B)/(C)の重量比
    が30/70〜60/40となる範囲で用いる請求項3
    記載の製法。 5、スチレン系モノマー(B)がスチレンであり、かつ
    (メタ)アクリル酸アルキルエステル(C)がメタクリ
    ル酸メチルである請求項1、2、3又は4記載の製法。 6、スチレン−ブタジエン共重合ゴム(A)の存在下に
    スチレン系モノマー(B)と(メタ)アクリル酸アルキ
    ルエステル(C)とを、可動部分のない複数のミキシン
    グエレメントが内部に固定されている管状反応器を組み
    込んでなる連続塊状重合ライン内でグラフト共重合させ
    る請求項1記載の製法。 7、スチレン−ブタジエン共重合ゴム(A)が、25℃
    での5重量%スチレン溶液粘度が5〜40センチポイズ
    の共重合ゴムである請求項6記載の製法。 8、スチレン−ブタジエン共重合ゴム(A)が、ポリス
    チレン5〜40重量%とポリブタジエン95〜60重量
    %のブロック共重合体である請求項7記載の製法。 9、スチレン−ブタジエン共重合ゴム(A)とスチレン
    系モノマー(B)と(メタ)アクリル酸アルキルエステ
    ル(C)とを、(A)/[(B)+(C)]の重量比が
    3/97〜15/85でかつ(B)/(C)の重量比が
    30/70〜60/40となる範囲で用いる請求項8記
    載の製法。 10、スチレン系モノマー(B)がスチレンであり、か
    つ(メタ)アクリル酸アルキルエステル(C)がメタク
    リル酸メチルである請求項6、7、8又は9記載の製法
    。 11、連続塊状重合ライン内でのグラフト共重合が、ス
    チレン−ブタジエン共重合ゴム(A)とスチレン系モノ
    マー(B)と(メタ)アクリル酸アルキルエステル(C
    )とを含有する混合溶液を、可動部分のない複数のミキ
    シングエレメントが内部に固定されている管状反応器を
    組み込んでなる循環ライン( I )内を循環させつつグ
    ラフト共重合させると共に、その重合液の一部を該循環
    重合ラインから続く、可動部分のない複数のミキシング
    エレメントが内部に固定されている管状反応器の組み込
    んでなる非循環重合ライン(II)に流入させて、更にグ
    ラフト共重合させることである請求項6、7、8、9又
    は10記載の製法。 12、スチレン−ブタジエン共重合ゴム(A)とスチレ
    ン系モノマー(B)と(メタ)アクリル酸アルキルエス
    テル(C)とを含有する混合溶液を、まず撹拌下に初期
    グラフト系重合させた後、連続塊状重合ライン内で更に
    グラフト共重合させる請求項11記載の製法。 13、スチレン−ブタジエン共重合ゴム(A)の存在下
    にスチレン系モノマー(B)と(メタ)アクリル酸アル
    キルエステル(C)とをグラフト共重合させてなり、し
    かも25℃でのトルエン不溶分含有率が4〜22重量%
    、25℃でのトルエンによる膨潤指数が11〜19で、
    かつトルエン不溶分含有率/膨潤指数が0.15〜1.
    10重量%であるゴム変性共重合樹脂を含有することを
    特徴とするゴム変性共重合樹脂組成物。 14、熱可塑性樹脂中のスチレン−ブタジエン共重合ゴ
    ム(A)の重量平均粒子径が0.3〜1.2μmである
    請求項13記載の組成物。
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