JP2003212936A - 透明耐衝撃性スチレン系樹脂組成物 - Google Patents
透明耐衝撃性スチレン系樹脂組成物Info
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Abstract
好な透明性を有する透明耐衝撃スチレン系樹脂組成物、
及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 スチレン系単量体(a1)と(メタ)ア
クリル酸アルキルエステル(a2)とスチレンブタジエ
ンブロック共重合体(b)とを連続塊状重合して得られ
る耐衝撃スチレン系樹脂組成物であって、該ブロック共
重合体(b)がゴム状粒子を、スチレン系単量体(a
1)と(メタ)アクリル酸アルキルエステル(a2)と
の共重合体(A)がマトリックスを形成しており、か
つ、前記共重合体(A)のZ平均分子量Mzが22×1
04〜28×104であり、前記ゴム状粒子の平均粒子径
が0.3〜2.0μmであり、かつ、該組成物中のブタ
ジエンの重合体ブロックの含有率が、2.0〜7.5質
量%であることを特徴とする。
Description
明性を有し、且つ耐衝撃性と剛性のバランスに優れ、フ
ィルム又はシート用途に有用な透明耐衝撃性スチレン系
樹脂組成物に関する。即ち、本発明の透明スチレン系樹
脂組成物は、成形性が良好で、且つシート成型品とし
て、極めて耐衝撃性と剛性のバランスに優れるため、食
品包装用トレー、蓋材、カップ、各種収納用トレー、キ
ャリアテープ等の用途において極めて有用である。
には内容物を可視化するためにポリスチレン製二軸延伸
シートの容器が多く使用されているが、これらは耐衝撃
性に劣る為に破損しやすく、又容器のフチによる切創等
の問題があった。
備させた樹脂として特許第3151481号公報には、
ゴム状弾性体を分散粒子とし、これにスチレン系単量体
と(メタ)アクリル酸エステル系単量体とをグラフト重
合させた、スチレン系単量体と(メタ)アクリル酸エス
テル系単量体との共重合体を連続相とするゴム変性スチ
レン系樹脂組成物が開示されている。
151481号公報に記載されたゴム変性スチレン系樹
脂組成物は、透明性が良好で、耐衝撃強度、とりわけ落
錘衝撃強度に代表される実用強度に優れるものの、例え
ば、シート成形品の容器蓋材のように腰の強さを必要と
される用途において、剛性が十分ではなく、容器上部か
らの加重によって変形が生じる等実用上の欠点を有して
いた。また、透明性においてもシート成型品としては未
だ十分なレベルではなかった。
性と剛性のバランスに優れ、かつ、良好な透明性を有す
る透明耐衝撃スチレン系樹脂組成物、及びその製造方法
を提供することにある。
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、マトリックスと、
該マトリックス中に分散するゴム状粒子とからなる透明
耐衝撃性スチレン系樹脂組成物であって、前記マトリッ
クスが、スチレン系単量体(a1)と(メタ)アクリル
酸アルキルエステル(a2)との共重合体(A)からな
り、前記ゴム状粒子がスチレンブタジエンブロック共重
合体(b)からなること、また、マトリックスを形成す
る樹脂の分子量が高く、ゴム状粒子の粒径範囲、及び該
組成物中のブタジエン重合体構造の含有率を特定範囲に
調節されていることにより、優れた透明性を発現すると
共に、耐衝撃性と剛性とのバランスが飛躍的に向上する
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
リックス中に分散するゴム状粒子とからなる透明耐衝撃
性スチレン系樹脂組成物であって、前記マトリックス
が、スチレン系単量体(a1)と(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステル(a2)との共重合体(A)からなり、
前記ゴム状粒子が、スチレンブタジエンブロック共重合
体(b)からなり、前記共重合体(A)のZ平均分子量
Mzが22×104〜28×104であり、前記ゴム状粒
子の平均粒子径が0.3〜2.0μmであり、かつ、該
組成物中のブタジエン重合体構造の含有率が、2.0〜
7.5質量%であることを特徴とする透明耐衝撃性スチ
レン系樹脂組成物に関する。
成物は、前記した通り、マトリックスが、スチレン系単
量体(a1)と(メタ)アクリル酸アルキルエステル
(a2)との共重合体(A)から構成され、かつ、ゴム
状粒子が、スチレンブタジエンブロック共重合体(b)
から構成されるものである。即ち、共重合体(A)は組
成物中連続相を形成し、かつ、ゴム状粒子は分散相とし
て存在する。そして、ゴム状粒子は、スチレンブタジエ
ンブロック共重合体(b)が粒子を形成しているもので
あり、具体的には、該粒子表面において、スチレンブタ
ジエンブロック共重合体(b)中に存在するアリル基に
対して、スチレン系単量体(a1)と(メタ)アクリル
酸アルキルエステル(a2)とがグラフト共重合した部
分を有していることが分散性、耐衝撃性の点から好まし
い。この際、ゴム状分散粒子の粒子表面における該グラ
フト共重合部分は、スチレン系単量体(a1)及び(メ
タ)アクリル酸アルキルエステル(a2)との共重合体
が線状構造をとって、マトリックスと絡み合って存在す
るものである。
単量体(a1)と(メタ)アクリル酸アルキルエステル
(a2)との共重合体(A)で構成されることで成型品
に優れた透明性と剛性とを付与することが可能となる。
また、本発明では、共重合体(A)のZ平均分子量Mz
が22×104〜28×104であることを特徴としてい
る。かかる分子量範囲は、所謂スチレン−アクリル酸ア
ルキルエステル共重合体をマトリックスとする透明耐衝
撃性スチレン系樹脂組成物の技術分野においては、従来
になく高分子量なものである。このように共重合体
(A)の分子量を高分子量領域とすることにより成型品
の剛性が飛躍的に向上する。
ンブタジエンブロック共重合体(b)の粒子形状部の平
均粒子径は0.3〜2.0μmである。平均粒子径をこ
のような範囲とすることで、その成型品において優れた
耐衝撃性を発現させることができる。
ジエン重合体構造の含有率が、2.0〜7.5質量%の
範囲である。かかる範囲は、透明耐衝撃性スチレン系樹
脂組成物としては低い領域であり、このような数値範囲
を具備させることにより成型品の剛性を飛躍的に高める
ことができる。尚、本発明は剛性と耐衝撃性とを兼備す
るものであるが、ゴム成分たるブタジエン重合体構造の
含有率が比較的少ないにも拘わらず、優れた耐衝撃性を
発現する点は特筆すべき点である。即ち、本発明の組成
物は、このような諸条件を兼備させることにより、シー
ト成型品としてこれまで実現できなかった透明性、耐衝
撃性、剛性を併せ持たせることができる。
ら、本発明の組成物は、共重合体(A)のZ平均分子量
Mzが22×104〜28×104であり、ゴム状粒子の
平均粒子径が0.3〜1.0μmであり、かつ、該組成
物中のブタジエンの重合体ブロックの含有率が、2.0
〜7.5質量%であることが特に好ましい。
ブロックの含有率とは、IR測定でポリスチレンに起因
するピークとポリブタジエンに起因するピークとの相対
強度から算出される質量基準の含有率である。
ながらも、成型品の剛性を飛躍的に高めることができる
ものであり、その結果、剛性と耐衝撃性とを兼備させる
ことができる。かかる効果が顕著なものとなる点から、
組成物中、ゴム状粒子における25℃でのトルエンによ
る膨潤指数が8〜19であって、かつ、全組成物の25
℃におけるトルエン不溶分含有率と、前記膨潤指数との
比(トルエン不溶分含有率/膨潤指数)が0.2〜0.
8であることが好ましい。
よびトルエンによる膨潤指数は、以下のようにして測定
されるものである。
よる膨潤指数の測定法]ゴム変性共重合樹脂1gを精秤
し、トルエン100mlに25℃で24時間かけて溶解
させた後、溶解液を遠心管に移し、10℃以下、850
0rpmで15分間遠心分離を行ない、上澄液をデカン
テーションにより除いた後、トルエンで膨潤した不溶分
の重さを測定する。次に60℃の真空乾燥器で24時間
乾燥させ得られたトルエン不溶分の重さを測定し、以下
の式によりトルエン不溶分含有率(%)を算出する。 トルエン不溶分含有率(%)=(トルエン不溶分の重
量)/(樹脂の重量)×100
後のトルエン不溶分の重量)
子表面における前記グラフト共重合部分を構成するスチ
レン系単量体(a1)としては、例えば、スチレン、α
−メチルスチレン、o−メチルスチレン、m−メチルス
チレン、p−メチルスチレン、エチルスチレン、イソブ
チルスチレン、t−ブチルスチレン、o−ブロムスチレ
ン、m−ブロムスチレン、p−ブロムスチレン、o−ク
ロロスチレン、m−クロロスチレン、p−クロロスチレ
ン等が挙げられる。これらのなかでも反応性が良好で重
合が容易である等の理由からスチレンが好ましい。
子表面における前記グラフト共重合部分を構成する(メ
タ)アクリル酸アルキルエステル(a2)としては、例
えば、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル等のメタクリル酸
アルキル類、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−
エチルヘキシル等のアクリル酸エステル類が挙げられ
る。これらのなかでも特に、成型品の剛性改善効果が大
きい点からメタクリル酸メチルが好ましい。また、成型
品の透明性及び耐衝撃性の点からメタクリル酸メチルと
アクリル酸ブチルとを重合の際、併用することが好まし
い。
0〜60%となる割合で含有することが好ましい。即
ち、30%以上の範囲において組成物の溶融時における
流動性が良好となって成形性に優れたものとなり、ま
た、60%以下とすることで相対的に(a2)に起因す
るアクリル成分量が高まり成型品の剛性、耐薬品性に優
れたものとなる。
zが20×104〜22.5×104の成分(以下、「成
分(A1)」と略記する)と、Z平均分子量Mzが23
×104〜29×104の成分(以下、「成分(A2)」
と略記する)とを含有することが特にシート成型品の剛
性の点から好ましく、特に耐衝撃性とのバランスの点か
ら成分(A1)は、Z平均分子量Mzが20×104〜
21.8×104の範囲であって、かつ、成分(A2)
は、Z平均分子量Mzが23.5×104〜29×104
であることが好ましい。尚、成分(A1)と成分(A
2)の存在比は、質量基準で(A1)/(A2)=85
/15〜30/70なる割合であることが剛性向上効果
の点から好ましい。
分(A1)におけるスチレン構造単位含有率、および成
分(A2)のスチレン構造単位の含有率は、何れも、3
0〜60%となる割合であることが、成型品の剛性、お
よび耐衝撃性の点から好ましい。また、透明性の点から
は、成分(A1)のスチレン構造単位含有率に対して、
成分(A2)のスチレン構造単位含有率が0.8〜1.
2倍であることが好ましい。
タジエンブロック共重合体(b)は、スチレン系モノマ
ーとジエン系モノマーを共重合させたものであり、スチ
レン系モノマーとしては、上記スチレン系単量体(a
1)として例示した各種のモノマーが挙げられる。特に
スチレンが好ましい。また、ジエン系モノマーとして
は、ブタジエン、クロロプレン、イソプレン、1,3−
ペンタジエン等が挙げられるが、スチレン系モノマーと
の反応性に優れる点からブタジエンが好ましい。
(b)中のスチレン構造単位の含有率は、耐衝撃強度と
透明性とのバランスから33〜55%であることが好ま
しい。55%以下の範囲では、相対的にブタジエンブロ
ック含有率が高まり耐衝撃性に優れた成型品が得られ
る。また、33%以上の範囲では、スチレンブタジエン
ブロック共重合体(b)の溶融流動性が向上することか
らマトリックスとの粘度調整が容易となり、組成物の溶
融時の流動性と成型品の耐熱性とのバランスが良好なも
のとなる。
(b)は、更にブタジエンに基づく不飽和結合のうちの
1,2−ビニル結合の割合が14〜35%であること
が、粒子表面でスチレン系単量体(a1)及び(メタ)
アクリル酸アルキルエステル(a2)とグラフト共重合
部分におけるグラフト化率と、ゴム状粒子の架橋の程度
とのバランスが良好となり衝撃強度が向上する為に好ま
しい。この場合、1,2−ビニル結合の残りはシスおよ
びトランス結合を形成している。
中のスチレン構造単位を30〜60%となる割合で含有
し、かつ、スチレンブタジエンブロック共重合体(b)
のスチレン構造単位含有率が33〜55%であることが
特に好ましい。
2.0μm、好ましくは0.4〜1.0μmであるが、
かかる平均粒子径は、レーザー回折散乱式粒度分布計
(堀場製作所製LA−910)によってメジアン径とし
て測定される値である。
るものではないが、耐衝撃性の点からコアシェル構造、
オニオン構造、サラミ構造の何れかであることが好まし
い。なかでも耐衝撃性に優れる点からオニオン構造を有
していることが好ましい。
は、前記したとおり優れた耐衝撃性と剛性とを有するも
のであり、具体的には、耐衝撃性としては、0.4mm
厚シートでのデュポン衝撃強度で0.50J以上、ま
た、剛性としては、JIS K7203に準拠した曲げ
弾性率が2600MPa以上のものとなる。
脂組成物は、特に製造方法が特定されるものではなく、
バッチ式重合法、連続式重合法などにより製造すること
ができるが、特に、以下の方法によって製造すること
が、製造容易、物性の調整が容易である点から好まし
い。
系単量体(a1)、(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ル(a2)、及びスチレンブタジエンブロック共重合体
(b)を重合させて組成物を得る工程(工程1)、次い
で、Z平均分子量Mzが23×104〜29×104のス
チレン系単量体(a1)と(メタ)アクリル酸アルキル
エステル(a2)との共重合体(以下、この共重合体を
「共重合体(A2)」と略記する)を混合する(工程
2)方法が挙げられる。
組成物は、マトリックスと、該マトリックス中に分散す
るゴム状粒子とからなり、該マトリックスが、Z平均分
子量Mzが20×104〜22.5×104のスチレン系
単量体(a1)と(メタ)アクリル酸アルキルエステル
(a2)との共重合体から構成され(以下、この共重合
体を「共重合体(A1)」と略記する)、ゴム状粒子が
スチレンブタジエンブロック共重合体(b)から構成さ
れるものである。尚、共重合体(A1)と共重合体(A
2)とが混合されることで、前記共重合体(A)とな
る。即ち、共重合体(A1)は、共重合体(A)中の成
分(A1)に相当し、また、共重合体(A2)は、共重
合体(A)中の成分(A2)に相当する。
(メタ)アクリル酸アルキルエステル(a2)、スチレ
ンブタジエンブロック共重合体(b)、及び必要に応じ
てその他の共重合可能なモノマーとを塊状−懸濁重合、
溶液重合又は塊状重合によりグラフト共重合させる工程
である。
1)、(メタ)アクリル酸アルキルエステル(a2)、
及びスチレンブタジエンブロック共重合体(b)の割合
は、成型品の剛性、透明性、及び最終的に得られる本発
明の組成物の溶融時の流動性に優れる点から、スチレン
系単量体(a1)と(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ル(a2)との質量比、(a1)/(a2)が、30/
70〜60/40となる範囲であることが好ましい。ま
た、スチレンブタジエンブロック共重合体(b)の使用
割合が少なすぎる場合は、ゴム状粒子が微細化し、耐衝
撃性が発現されなくなる。耐衝撃性を発現するにはゴム
状粒子が適度な粒径を有すること、好ましくはゴム状粒
子がコアシェル構造、オニオン構造、サラミ構造を形成
し得るような粒径であることが望ましく、そのために
は、スチレンブタジエンブロック共重合体(b)の使用
量は、原料成分中7〜18質量%なる割合であることが
好ましい。また、最終的に得られる組成物においては、
前記したとおり分散粒子の粒子径を大きくすることが耐
衝撃性の点から好ましい一方で、剛性の点からはゴム状
粒子の量を少なく、かつ、マトリックスの分子量を高く
することが望ましい。これらの性能バランスを図る点か
ら工程1におけるスチレンブタジエンブロック共重合体
(b)の使用量は、原料成分中10〜14質量%なる割
合であることが望ましい。
2)が、メタクリル酸メチルと(メタ)アクリル酸ブチ
ルとから成る場合は、(メタ)アクリル酸ブチルは、
(メタ)アクリル酸エステル(a2)中、1〜5質量%
となる範囲であることが、透明性、耐衝撃性の改善効
果、および成型品の耐熱性の点から好ましい。
は、特に生産性とコスト面、および組成物の均一性に優
れる点から連続塊状重合法が好ましい。
を、可動部分のない複数のミキシングエレメントが内部
に固定された管状反応器を複数連結した連続塊状重合ラ
インを用いて連続塊状重合する方法が、ゴム状粒子の分
散性が良好となり、かつ、粒径が均一かつ容易に増大で
き、然も適度なグラフト化率を実現できる点から好まし
い。更に、各原料成分を溶解させた後、1個以上の攪拌
式反応器で重合させた後に前記連続塊状重合ラインに導
入して連続塊状重合を行うことが好ましい。
数のミキシングエレメントが内部に固定された管状反応
器を複数連結した連続塊状重合ラインとは連結させた連
続重合ラインとして用いることが生産性の点から好まし
く、かかる連続重合ラインとしては、例えば、図1に示
すようなa.撹拌式反応器と、b.撹拌式反応器から続き可
動部分の全くない複数のミキシングエレメントが内部に
固定されている1個以上の管状反応器からなる初期重合
ラインと、c.初期重合ラインから続き可動部分の全くな
い複数のミキシングエレメントが内部に固定されている
1個以上の管状反応器からなる主重合ラインと、d.初期
重合ラインと主重合ラインとの間で分枝して初期重合ラ
イン内に戻る還流ラインとによって構成される重合ライ
ンであることが特に好ましい。
しては、例えば管内に流入した重合液の流れの分割と流
れ方向を変え、分割と合流を繰り返すことにより重合液
を混合するものが挙げられる。このような管状反応器と
しては、例えば、SMX型、SMR型のスルザー式の管
状ミキサー、ケニックス式のスタティックミキサー、東
レ式の管状ミキサー等が挙げられる。
工程1の重合方法を、図1の工程図により説明する。
分は、まず攪拌式反応器(2)へ送られ、攪拌下で初期
グラフト重合させた後、ギアポンプ(3)により、静的
ミキシングエレメントを有する管状反応器(4),
(5)および(6)とギアポンプ(7)とを有する循環
重合ライン(I)に送られる。
は、スチレン系単量体(a1)と(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステル(a2)の合計の重合転化率が、該反応
器(2)の出口において10〜28重量%、好ましくは
14〜24重量%となる迄実施することが好ましい。ま
た、攪拌式反応器(2)としては、例えば攪拌式槽型反
応器、攪拌式塔型反応器等が挙げられ、攪拌翼として
は、例えばアンカー型、タービン型、スクリュー型、ダ
ブルヘリカル型等の攪拌翼が挙げられる。次に、循環重
合ライン(I)内で、重合液は循環しながら重合が進
み、その一部の重合液は、次の非循環重合ライン(I
I)へ送られる。ここで、循環重合ライン(I)内を循
環する重合液の流量と、非循環重合ライン(II)へ流
出する重合液の流量との比、還流比Rは、非循環重合ラ
イン(II)に流出せずに循環重合ライン(I)内を還
流する混合溶液の流量をF1 (リットル /時間)と
し、循環重合ライン(I)から非循環重合ライン(I
I)に流出する混合溶液の流量F2 (リットル/時間)
とした場合、通常R=F1 /F2 が3〜15の範囲であ
ることが好ましい。
ト重合は、該循環重合ライン(I)出口でのスチレン系
単量体(a1)と(メタ)アクリル酸アルキルエステル
(a2)の合計の重合転化率が、通常35〜55質量
%、好ましくは40〜50質量%になる様に重合させ
る。重合温度としては120〜135℃が適している。
は、通常140〜160℃の重合温度であり、重合転化
率60〜85質量%となるまで連続的にグラフト重合さ
れる。
により予熱器、次いで脱揮発槽に送られ、減圧下にて未
反応単量体および溶剤を除去した後、ペレット化するこ
とにより目的とする組成物が得られる。
性を低下させる為に溶剤を使用してもよく、その使用量
は原料モノマーの合計100質量部に対して5〜20質
量部である。溶剤の種類としては、通常、塊状重合法で
使用されているトルエン、エチルベンゼン、キシレン等
が適している。
散質の粒子径を適切な範囲に調整するため、マトリック
スの分子量調節のために連鎖移動剤を添加すると好まし
い。該連鎖移動剤の添加量は、通常原料モノマーの合計
に100重量部に対して0.005〜0.5重量部の範
囲である。
開始剤を用いることができる。重合開始剤の例として
は、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキ
サン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3,
5−トリメチルシクロヘキサン、2,2−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)ブタン、n−ブチル−4,4−ビス
(t−ブチルパーオキシ)バレレート、t−ブチルパー
オキシアセテート、t−ブチルパーオキシ−3,3,5
−トリメチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシラ
ウレート、t−ブチルパーオキシベンゾエート、
ート、2,5−ジメチル−2,5−ビス(ベンゾイルパ
ーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオキシマレイン
酸、t−ブチルパーオキシイソプロピルモノカーボネー
ト、ジ−t−ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキ
サイド、t−ブチルハイドロパーオキサイド、クメンハ
イドロパーオキサイド等が挙げられる。
ックスが、成分(A1)の共重合体(A)からなり、か
つ、該マトリックス中に分散するゴム状粒子が、前記ス
チレンブタジエンブロック共重合体(b)からなるもの
である。
ローレートは特に限定されるものではないが、メルトフ
ローレートが低すぎると、最終的に目的とする透明耐衝
撃性スチレン系樹脂組成物の成形加工性が悪くなり、高
すぎるとドローダウンしやすいため、メルトフローレー
ト(MFR)は、JIS K7210に準拠した、温度
200℃、荷重5Kgfで測定したメルトフローレート
で、1〜10g/10分であることが好ましい。ドロー
ダウン性の点から、更に好ましくは1〜2.5g/10
分である。
に、共重合体(A2)を混合するものである。
られた組成物中のマトリックスと同等のモノマー組成を
有し、かつ、分子量の高い共重合体を混合することによ
り、特にシート成型品としたときの剛性を飛躍的に向上
させることができる他、成型品の透明性にも優れたもの
となる。ここで用いる共重合体(A2)は、スチレン構
造単位含有率が共重合体(A1)に対して0.8〜1.
2倍であることが望ましい。かかる範囲にすることによ
り成型品の透明性が極めて良好なものとなる。
タ)アクリル酸エステル(b2)として、メタクリル酸
メチルと(メタ)アクリル酸ブチルとを併用する場合に
は、(メタ)アクリル酸ブチルは、(メタ)アクリル酸
エステル(b2)中、1〜5質量%となる範囲であるこ
とが、組成物の溶融時の流動性、およびシート成型品の
ドローダウン防止性の点から好ましい。
量体(a1)及び(メタ)アクリル酸アルキルエステル
(a2)を塊状−懸濁重合、溶液重合又は塊状重合によ
りグラフト共重合させればよい。かかる重合に際して
は、必要に応じて重合原料に有機溶剤を加えることがで
きる。有機溶剤としてはエチルベンゼン、トルエン、キ
シレン、アセトン、イソプロピルベンゼン、メチルエチ
ルケトン、ヘキサンなどが挙げられ、特にエチルベンゼ
ン、トルエンの使用が好ましい。
と、共重合体(A2)とを混合する方法としては、特に
限定されないが、溶融ブレンドにより行うことが組成物
の均一性の点から好ましい。具体的には、両者を加熱、
溶融させることによって混合する方法が挙げられ、例え
ば、工程1で得られた組成物、及び、共重合体(A2)
のペレットあるいはパールを、押出機にて200〜24
0℃で溶融ブレンドし、そのままシート化しても良い
し、一旦ペレット化した後に再度押出機で溶融シート化
しても良い。
レン系単量体(a1)及び(メタ)アクリル酸アルキル
エステル(a2)を塊状−懸濁重合、溶液重合又は塊状
重合によりグラフト共重合させればよい。かかる重合に
際しては、必要に応じて重合原料に有機溶剤を加えるこ
とができる。有機溶剤としてはエチルベンゼン、トルエ
ン、キシレン、アセトン、イソプロピルベンゼン、メチ
ルエチルケトン、ヘキサンなどが挙げられ、特にエチル
ベンゼン、トルエンの使用が好ましい。
体(A2)とを混合する割合は、例えば、質量基準で該
組成物/共重合体(A2)=50/50〜90/10な
る割合で混合することが好ましい。但し、最終的に得ら
れる本発明の組成物のポリブタジエン構造部位の含有率
が、原料質量比換算で2.0〜7.5質量%となるよう
に混合する必要がある。
び、共重合体(A2)の製造時、或いは工程2の溶融混
練の際、必要に応じて離型剤、紫外線吸収剤、着色剤、
酸化防止剤、熱安定剤、可塑剤、染料等の一般的なスチ
レン系樹脂に添加できる各種添加剤を混在させてもよ
い。何ら問題はなく、その混練の際、あるいは各重合体
の重合中に添加することができる。
可塑剤、ポリエステル系可塑剤などの可塑剤、酸化防止
剤、連鎖移動剤、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル、高
級脂肪酸の金属塩、シリコンオイルなどが挙げられ、こ
れらの1種あるいは2種以上が組み合わせて用いられ
る。
撃性スチレン系樹脂組成物は、前記した通り、シート成
型品として、従来になく、透明性、耐衝撃性、剛性に優
れるという効果を奏するものである。例えば、透明性と
しては、ASTM D1003に準拠した2mm射出試
験片を用いてのプレート曇価が10以下となる。
物は、シート押出成形性が良好で、且つ耐衝撃性と剛性
のバランスに優れ、シート成形品、例えば食品包装用ト
レー、蓋材、カップ、各種収納用トレー、キャリアテー
プ等の用途に極めて有用である。
脂組成物は、シート成型品用途に加え、剛性、耐衝撃
性、透明性を兼備していおり、更に成形性に富むという
特質から、更に射出成形、単軸押出成形、二軸延伸押出
成形、インフレーション押出成形、カレンダー成形、異
型押出成形、真空成形、圧空成形等の各種成形用途に適
用することもでき、家電製品のハウジングや部品、OA
機器の各種部品、ブリスターパッケージ、文房具、雑貨
等として用いることもできる。
た。 (1)プレート曇価 ASTM D1003に準拠し、2mm厚の射出試験片
を用いて測定した。 (2)デュポン衝撃強度 デュポン衝撃試験機(東洋精機製作所製)を用い、0.
4mm厚シート試験片の50%破壊エネルギーを求め
た。(重錘200g、撃芯先端半径6.3mm、受台半
径6.3mm)
してその値を求めた。 (4)MFR(メルトフローレート) JIS K7210に準拠し、温度200℃、荷重5K
gfで測定した。
ットを溶融樹脂温度210℃〜230℃、押出速度0.
8〜1m/分で押出し、厚み0.4mmのシートサンプ
ルを作製した。次にこのシートサンプルを真空成形機を
用いて加熱温度290℃〜300℃、加熱時間10秒〜
30秒で加熱した直後の、シート加熱前のシート面を基
準としたシート中央部の垂れの長さを測定し、加熱時間
に対してのシートの垂れの長さから、ドローダウン性を
評価した。
が○、40mm以上が×。加熱時間30秒の時、垂れ量
60mm未満が○、60mm以上が×。
及びアクリル酸ブチル(BuA)5部、エチルベンゼン
10部、スチレンブタジエンブロック共重合体(スチレ
ン単量体単位含量40%)14部から成る混合溶液を調
製し、重合開始剤として単量体混合物100部に対して
0.02部のt−ブチルパーオキシベンゾエート、連鎖
移動剤として単量体混合物100部に対して0.1部の
n−ドデシルメルカプタンを加え、図1の工程図で示し
た重合ラインを用い以下の条件下で連続的に塊状重合さ
せた。
℃ 循環重合ライン(I)での反応温度:140℃ 非循環重合ライン(II)での反応温度:150℃
225℃まで加熱し、減圧下で揮発成分を除去した後、
ペレット化して組成物(1)を得た。得られた組成物の
物性を表1に示した。
及びアクリル酸ブチル(BuA)5部、エチルベンゼン
9部、スチレンブタジエンブロック共重合体(スチレン
単量体単位含量40%)11部から成る混合溶液に、重
合開始剤として単量体混合物100部に対して0.02
部のt−ブチルパーオキシベンゾエート、連鎖移動剤と
して単量体混合物100部に対して0.1部のn−ドデ
シルメルカプタンを加えた以外は参考例1と同様にして
組成物(2)を得た。得られた組成物の物性を表1に示
した。
5部及びアクリル酸ブチル(BuA)2.5部、エチル
ベンゼン8部から成る混合溶液を調製し、重合開始剤と
して単量体混合物100部に対して0.02部のt−ブ
チルパーオキシベンゾエート、連鎖移動剤として単量体
混合物100部に対して0.1部のn−ドデシルメルカ
プタンを加え、以下の条件下で連続的に塊状重合させ
た。
℃ 循環重合ライン(I)での反応温度:140℃ 非循環重合ライン(II)での反応温度:150℃ 重合させて得られた混合溶液を熱交換器で225℃まで
加熱し、減圧下で揮発成分を除去した後、ペレット化し
て共重合樹脂(A2−1)を得た。得られた共重合体の
物性を表2に示した。
5部及びアクリル酸ブチル(BuA)2.5部、エチル
ベンゼン8部から成る混合溶液を調製し、重合開始剤と
して単量体混合物100部に対して0.02部のt−ブ
チルパーオキシベンゾエート、連鎖移動剤として単量体
混合物100部に対して0.09部のn−ドデシルメル
カプタンを加えた以外は参考例5と同様にして共重合体
(A2−2)を得た。得られた共重合体の物性を表2に
示した。
5部及びアクリル酸ブチル(BuA)2.5部、エチル
ベンゼン8部から成る混合溶液を調製し、重合開始剤と
して単量体混合物100部に対して0.02部のt−ブ
チルパーオキシベンゾエート、連鎖移動剤として単量体
混合物100部に対して0.12部のn−ドデシルメル
カプタンを加えた以外は参考例5と同様にして共重合体
(A2−3)を得た。得られた共重合体の物性を表2に
示した。
配合割合で加え、押出成形して厚さ0.4mmのシート
を作成し、また、射出成形によりJIS試験片及び厚さ
2mmのプレート成形品を作成した。これらを用いて各
種物性を測定した。測定値を表3に示した。尚、シート
成形条件及び射出成形条件は次の通りである。
型30mm押出機 シリンダー温度:220℃、Tダイ設定温度:220℃ 射出成形機:山城精機株式会社製SAV−30−30−
P射出成形機 シリンダー温度:230℃、金型温度:50℃
配合割合で加え、実施例1と同一の条件で厚さ0.4m
mのシート及び射出試験片を作成し、各種物性を測定し
た。測定値を表3に示した。
配合割合で加え、実施例1と同一の条件で厚さ0.4m
mのシート及び射出試験片を作成し、各種物性を測定し
た。測定値を表3に示した。
4mmのシート及び射出試験片を作成し、各種物性を測
定した。測定値を表4に示した。
4mmのシート及び射出試験片を作成し、各種物性を測
定した。測定値を表4に示した。
配合割合で加え、実施例1と同一の条件で厚さ0.4m
mのシート及び射出試験片を作成し、各種物性を測定し
た。測定値を表4に示した。
よび剛性に優れた透明スチレン系樹脂組成物、及びその
製造方法を提供できる。シート成型品において成型品上
部からの加重による割れや変形を防止でき、また、透明
性に優れることから内容物の視認性も良好なものとな
る。故に、食品包装用トレー、蓋材、カップ、各種収納
用トレー、キャリアテープ等の用途に極めて有用であ
る。
状反応器を組み込んだ連続塊状重合ラインの1例を示す
工程図である。
器 (I):循環重合ライン (II):非循環重合ライン
Claims (6)
- 【請求項1】 マトリックスと、該マトリックス中に分
散するゴム状粒子とからなる透明耐衝撃性スチレン系樹
脂組成物であって、前記マトリックスが、スチレン系単
量体(a1)と(メタ)アクリル酸アルキルエステル
(a2)との共重合体(A)からなり、前記ゴム状粒子
が、スチレンブタジエンブロック共重合体(b)からな
り、 前記共重合体(A)のZ平均分子量Mzが22×104
〜28×104であり、 前記ゴム状粒子の平均粒子径が0.3〜2.0μmであ
り、かつ、 該組成物中のブタジエンの重合体ブロックの含有率が、
2.0〜7.5質量%であることを特徴とする透明耐衝
撃性スチレン系樹脂組成物。 - 【請求項2】 組成物中、ゴム状粒子における25℃で
のトルエンによる膨潤指数が8〜19であって、かつ、
全組成物の25℃におけるトルエン不溶分含有率と、前
記膨潤指数との比(トルエン不溶分含有率/膨潤指数)
が0.2〜0.8である請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 前記共重合体(A)が、スチレン構造単
位含有率が30〜60%のものであり、かつ、スチレン
ブタジエンブロック共重合体(b)が、スチレン構造単
位含有率33〜55%のものである請求項2記載の組成
物。 - 【請求項4】 前記(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ル(a2)が、(メタ)アクリル酸メチルと(メタ)ア
クリル酸ブチルとからなるものである請求項1又は3記
載の組成物。 - 【請求項5】 前記共重合体(A)が、Z平均分子量M
zが20×104〜22.5×104の成分と、Z平均分
子量Mzが23×104〜29×104の成分とからなる
ものである請求項1記載の組成物。 - 【請求項6】 Z平均分子量Mzが20×104〜2
2.5×104の成分と、Z平均分子量Mzが23×1
04〜29×104の成分とを、質量基準で前者/後者=
85/15〜30/70なる割合で含有するものである
請求項5記載の組成物。
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- 2002-01-29 JP JP2002019998A patent/JP2003212936A/ja active Pending
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