JP2558439Y2 - ガイドレールの取付構造 - Google Patents

ガイドレールの取付構造

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JP2558439Y2
JP2558439Y2 JP1991094803U JP9480391U JP2558439Y2 JP 2558439 Y2 JP2558439 Y2 JP 2558439Y2 JP 1991094803 U JP1991094803 U JP 1991094803U JP 9480391 U JP9480391 U JP 9480391U JP 2558439 Y2 JP2558439 Y2 JP 2558439Y2
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JP
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guide rail
electronic device
screw
housing
nut
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欣也 福田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、筐体内に実装される電
子機器を載置するためのガイドレールの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4乃至図7に従来の電子機器収納用の
筐体を示す。
【0003】筐体1は、図4に示す如く、その両側面に
横梁2が設けられ、この横梁2には一対の縦梁3,3が
設けられている。そして、この縦梁3にはガイドレール
4がねじ止めされており、電子機器6は一対のガイドレ
ール4,4間に載置されて筐体1内に実装されている。
この場合に、ガイドレール4は、図5に示す如く、電子
機器6が載置される部分4aと縦梁3にねじ止めされる
部分4bとで断面「L」字形に形成されており、部分4b
には、一対の縦梁3,3に対応する位置にねじ7挿入用
の穴部8,8が設けられている。そして、図6及び図7
に示す如く、ガイドレール4側から穴部8に挿入された
ねじ7が縦梁3のねじ穴3aに捩じ込まれることによ
り、ガイドレール4は縦梁3に固定されている。
【0004】上記従来の筐体1におけるガイドレールの
取付構造では、筐体1の組立誤差等のため、ガイドレー
ル4に形成される一対の穴部8,8間の寸法Lと一対の
縦梁3,3に形成されたねじ穴3a,3aの間隔を一致
させるのは容易ではなかった。
【0005】また、ガイドレール4側にねじ7の頭部が
突出しているので、ガイドレール4,4間に電子機器6
を載置するときに、ねじ7の頭部が電子機器に引掛ると
いう不具合があった。
【0006】また、ガイドレール4の高さ方向の微調整
は、ねじ7を緩めねじ挿入穴8の範囲でガイドレール4
を上下に動かして行なわれるが、そのためには電子機器
6をガイドレール4から降ろさなければならないので煩
雑であった。
【0007】また、図8に示す如く、ガイドレール4A
側にナット10をかしめ、縦梁3Aに形成されたねじ挿入
穴11にねじ7を挿入してナット10に捩じ込む構成とした
場合は、筐体1の外側からねじ7を緩められるので、ガ
イドレール4の高さ調整の際に電子機器6を降ろす必要
はない。しかし、ナット10がガイドレール4A側に突出
するので、電子機器6がナット10に引掛かるという問題
があり、また、一対の縦梁3A,3A間に形成されたね
じ挿入穴11,11とガイドレール4に設けられた一対のナ
ット10,10を一致させるのは非常に困難であった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上述の如く従来の筐体
では、筐体の組立誤差等のため、ガイドレール側に形成
されたねじ穴の間隔と筐体側に形成されたねじ挿入穴の
間隔との間に誤差が生じ、ガイドレールを筐体にねじ止
めする作業は困難になっていた。
【0009】本考案はこのような従来の欠点を解決する
べくなされたものであり、ガイドレールを筐体に容易に
ねじ止めできるガイドレールの取付構造を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案に係るガードレー
ルの取付構造では、電子機器をその奥行き方向に移動可
能にガイドするガイドレールと、このガイドレールの前
記電子機器が載置される側とは反対側に設けられ、複数
の板ナットを前記電子機器の移動方向と同方向に摺動可
能に保持する板ナット保持部と、前記ガイドレールと直
交する方向に設けられ、穴部を有する前記板ナットに対
応する架柱とを備え、前記板ナットを前記板ナット保持
部において摺動させて所定位置に位置付け、前記架柱の
穴を介しておねじを板ナットと螺合し、当該おねじが前
記ガイドレールの前記電子機器が載置される側に突設せ
ぬようにしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本考案では、ガイドレールを筐体にねじ止めさ
せる際には、ガイドレールの長手方向に沿って板ナット
をスライドさせ、筐体側に設けられたねじ挿入穴に板ナ
ットのねじ穴を一致させる。
【0012】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1乃至図3を参
照して詳述する。
【0013】図1は、ガイドレールの取付構造を説明す
る分解斜視図、図2は板ナットの斜視図、図3はガイド
レールを筐体に取り付けた後の図1のX−X線断面図で
ある。
【0014】本考案に係る筐体21は、図4に示す従来の
筐体1と同様な構成となっており、筐体21の両内側面に
横梁22が複数設けられ、この横梁22には一対の縦梁23,
23が設けられ、この縦梁23,23に本考案に係るガイドレ
ール24が設けられている。縦梁23には、ガイドレール24
ねじ止め用のねじ25を挿入するためのねじ挿入穴26が設
けられている。
【0015】ガイドレール24は、図1及び図3に示す如
く、電子機器27が載置される部分24aと縦梁23にねじ止
めされる部分24bとで断面が「L」字形に形成されてお
り、このガイドレール24の部分24bには、縦梁23と対向
する面にナット保持部28が設けられている。
【0016】ナット保持部28は、ガイドレール24と同程
度の長さを有する板金を屈曲させて形成されており、金
属にて形成されたガイドレール24に、このガイドレール
24の長手方向に沿うようにして、溶接されている。ま
た、このナット保持部28の断面形状は、図2に示す角形
の板ナット30が挿入し得るように、略「C」形に形成さ
れており、このナット保持部28に挿入された板ナット30
は、そのねじ穴30aがナット保持部28の溝部28aに対向
する状態に位置付けられる。
【0017】上記の如き構成とされたガイドレール24の
筐体21への取り付け作業は、ナット保持部28に必要とさ
れる個数(本例では2個)の板ナット30を挿入し、この
板ナット30をナット保持部28に対してスライドさせてそ
のねじ穴30aを縦梁23のねじ挿入穴26に一致させ、ねじ
挿入穴26に挿入されたねじ25を板ナット30に捩じ込むこ
とにより行われる。従って、筐体21の組立誤差等によ
り、一対の縦梁23,23に設けられたねじ挿入穴26,26の
ピッチが設定値と異なっている場合であっても、板ナッ
ト30をスライドさせてねじ穴30aとねじ挿入穴26を一致
させることができるので、ガイドレール24を容易に筐体
21にねじ止めできる。
【0018】また、ガイドレール24を縦梁23に取り付け
た状態では、図3に示す如く、電子機器27と対向するガ
イドレール24の面にはねじ頭等の突起がないので、ガイ
ドレール24に電子機器27を載置するときに、突起に電子
機器27を引掛ける心配もない。また、筐体21の外側から
ねじ25を緩めることにより、ねじ挿入穴26の範囲でガイ
ドレール24の上下方向の微調整を行えるので、ガイドレ
ール24に電子機器27を載置した状態であっても、ガイド
レール24の高さ調整を行える。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように本考案のガイドレー
ルの取付構造では、ガイドレールの長手方向に沿って板
ナットをスライドさせることにより板ナットの位置調整
を行えるので、ガイドレールを筐体側に容易にねじ止め
できる。つまり、板ナットが電子機器の移動方向と同方
向に摺動可能に保持されており、板ナットをスライドさ
せて位置調整を行って架柱の組み立て誤差による架柱間
の寸法のばらつきを吸収できる。また、板ナットが電子
機器の移動方向と同方向に摺動可能に保持されており、
板ナットをスライドさせて所定位置にて架柱と結合で
き、電子機器に合わせた強度や大きさを持った筐体を提
供可能である。加えて、板ナット保持部は、ガイドレー
ルの電子機器が載置される側とは反対側に設けられ、複
数の板ナットを前記電子機器の移動方向と同方向に摺動
可能に保持するので、架柱の穴を介しておねじを板ナッ
トと螺合したときにねじがガイドレールの前記電子機器
が載置される側に突設せぬようにして、電子機器の載置
及び移動、更には取り外しをスムーズに行うことが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るガイドレールの取付構
造を示す分解斜視図。
【図2】上記ガイドレールに設けられた板ナットの斜視
図。
【図3】ガイドレールを筐体に取り付けた状態の図1の
X−X線断面図。
【図4】従来の電子機器収納用の筐体の斜視図。
【図5】上記筐体に設けられたガイドレールの斜視図。
【図6】図4のA−A線断面図。
【図7】図6のB−B線断面図。
【図8】別の従来のガイドレールの取付構造を示す断面
図。
【符号の説明】
21 筐体 24 ガイドレー
ル 28 ナット保持部 30 板ナット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器をその奥行き方向に移動可能にガ
    イドするガイドレールと、 このガイドレールの前記電子機器が載置される側とは反
    対側に設けられ、複数の板ナットを前記電子機器の移動
    方向と同方向に摺動可能に保持する板ナット保持部と、 前記ガイドレールと直交する方向に設けられ、穴部を有
    する前記板ナットに対応する架柱とを備え、 前記板ナットを前記板ナット保持部において摺動させて
    所定位置に位置付け、前記架柱の穴を介しておねじを板
    ナットと螺合し、当該おねじが前記ガイドレールの前記
    電子機器が載置される側に突設せぬようにしたことを特
    徴とする ガードレールの取付構造。
JP1991094803U 1991-11-19 1991-11-19 ガイドレールの取付構造 Expired - Lifetime JP2558439Y2 (ja)

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JPH0546084U JPH0546084U (ja) 1993-06-18
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