JP2557934B2 - 写真焼付装置用印画紙搬送機構 - Google Patents

写真焼付装置用印画紙搬送機構

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JP2557934B2
JP2557934B2 JP63038940A JP3894088A JP2557934B2 JP 2557934 B2 JP2557934 B2 JP 2557934B2 JP 63038940 A JP63038940 A JP 63038940A JP 3894088 A JP3894088 A JP 3894088A JP 2557934 B2 JP2557934 B2 JP 2557934B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はネガフィルムから印画紙へ画像を焼付けるた
め写真焼付装置から現像装置へ焼付後の印画紙を搬送す
る写真焼付装置用印画紙搬送機構に関する。
〔従来の技術〕
写真焼付装置では、ロール状印画紙が先端部から焼付
部へと送られ、焼付後はカツタで画像毎に切断されて現
像部へと至るようになっているものが多い。
しかし現像部における印画紙の現像速度は低速で一定
であり、焼付部から送り出される印画紙は高速で間欠的
である。このため焼付部から送られる連続状印画紙をル
ープ状に貯留して両装置の速度差を吸収する装置が用い
られている。しかし焼付画像が大きい場合等にはこの貯
留装置が大型になると共に、焼付後に直ちに現像されな
い部分が生じるため、焼付後の印画紙を画像毎に直ちに
切断し、現像装置へと送ることが好ましい。しかし、先
行印画紙の後端が現像装置内へ送り込まれる前に、後行
印画紙を焼付装置から送り出すと、焼付装置の搬送速度
は、現像装置の搬送速度より高速であるため、後行印画
紙の先端が先行印画紙の後端と重なり合う。従って、先
行印画紙の後端が現像装置内へ送り込まれるまで、後行
印画紙を焼付装置から送り出すことができない。
本発明は上記事実を考慮して、先行印画紙の後端が現
像装置内へ送り込まれる前でも、後行印画紙を焼付装置
から送り出すことができる写真焼付装置用印画紙搬送装
置を得ることを目的とする。
〔発明の概要及び作用〕
本発明は、焼付部で画像が焼付けられ印画紙を現像装
置へ搬送する写真焼付装置用印画紙搬送機構において、
前記焼付部から印画紙を送り出す焼付部搬送手段と、前
記焼付部搬送手段から送り出された前記印画紙を、挟持
した状態で搬送可能又は非挟持状態で保持可能な第1挟
持搬送手段と、前記第1挟持搬送手段に送り込まれた前
記印画紙の後端をカットするカット手段と、前記第1挟
持搬送手段を操作し前記印画紙を挟持状態あるいは非挟
持状態とする第1開閉手段と、前記第1挟持搬送手段を
駆動し前記印画紙を搬送させる駆動手段と、前記第1挟
持搬送手段から送り出された前記印画紙を、前記現像装
置内での搬送速度と同速度で挟持搬送して前記現像装置
へ搬送し又は非挟持状態で保持する第2挟持搬送手段
と、前記第2挟持搬送手段を操作し前記印画紙を挟持状
態あるいは非挟持状態とする第2開閉手段と、前記駆動
手段と前記第1挟持搬送手段との間に配設され印画紙の
前記焼付部方向への逆移動を阻止するワンウェイクラッ
チと、前記第1挟持搬送手段と前記第2挟持搬送手段と
の間に設けられ前記印画紙の後端を検出する第1センサ
と、前記第2挟持搬送手段内に設けられ前記印画紙の先
端を検出する第2センサと、前記焼付部搬送手段を所定
パルス駆動後、焼付部搬送手段及び前記駆動手段を停止
させ前記カット手段を駆動し後行の印画紙の後端をカッ
トさせる第1制御手段と、前記第1センサが先行の印画
紙の後端を検出し所定時間経過した後、前記第1開閉手
段で前記第1挟持搬送手段を挟持状態とし前記駆動手段
を駆動すると共に、前記第2開閉手段で前記第2挟持搬
送手段を非挟持状態とし、後行の印画紙を前記第2挟持
搬送手段へ搬送させる第2制御手段と、前記第2センサ
が後行の印画紙の先端を検出すると、前記駆動手段を停
止し、前記第2開閉手段で前記第2挟持搬送手段を挟持
状態とした後、前記第1開閉手段で前記第1挟持搬送手
段を非挟持状態として、後行の印画紙を前記現像装置へ
送り込ませる第3制御手段と、前記第2センサが後行の
印画紙の先端を検出し、所定時間経過後、前記焼付部搬
送手段を駆動し前記第1挟持搬送手段に次の印画紙を送
り出させる第4制御手段と、を有することを特徴とする
している。
(作用) 請求項1の発明では、焼付部搬送手段が第1開閉手段
によって非挟持状態とされた第1挟持搬送手段に画像が
焼付された後行の印画紙を所定量送り出して停止し、カ
ット手段が、印画紙の後端を画像毎にカットする。
次に、第1挟持搬送手段と第2挟持搬送手段との間に
ある第1センサで、先行の印画紙の後端が検出されたか
否かを検出する。なお、焼付部搬送手段から送り出され
た印画紙が最初の一枚の場合、この検出工程は必要な
い。
次に、先行の印画紙の後端が検出され、所定時間経過
した後、第1開閉手段で第1挟持搬送手段を挟持状態と
し駆動手段を駆動すると共に、第2開閉手段で第2挟持
搬送手段を非挟持状態として、カットされた後行の印画
紙を第2挟持搬送手段へ搬送する。
このように、後行の印画紙を非挟持状態の第一挟持搬
送手段に保持させることによって、先行の印画紙が現像
装置に送り込まれるので、先行の印画紙と後行の印画紙
とが重なり合うことがなくなう。また、既に画像単位に
カットされ焼付された後行の印画紙が待機しているの
で、次工程で、この後行の印画紙が第2挟持搬送手段へ
搬送されると同時に、焼付部で次の印画紙を焼付けるこ
とができる。
次に、第2挟持搬送手段内にある第2センサで、後行
の印画紙の先端が検出されたか否かを確認する。
ここで、後行の印画紙の先端が検出されると、駆動手
段を停止して、第2開閉手段で第2挟持搬送手段を挟持
状態とした後、第1開閉手段で第1挟持搬送手段を非挟
持状態として、現像装置へ後行の印画紙を送り込む。こ
のとき、後行の印画紙は第1挟持搬送手段に挟持されて
いないので、印画紙に無理な力が作用しない。
また、ワンウェイクラッチが、駆動手段の逆転を防止
しているので、駆動手段が停止されると同時に、第2挟
持搬送手段で印画紙を挟持しなくても、印画紙が焼付部
へ逆行したり、弛んだりしない。
ここで、印画紙の先端が第2センサに検出され所定時
間が経過した後、再び焼付部搬送手段を駆動して、非挟
持状態の第1挟持搬送手段に次の印画紙を送り出し、上
記の工程を繰り返す。このような機構を、現像装置と焼
付部との間に設けることによって、焼付作業の中断時間
が短縮される。
〔発明の実施例〕
第1図には本発明が適用された写真処理装置の断面図
が示されている。
印画紙収容部12に収容された印画紙14は焼付部16へと
送られてネガフイルムからの画像が露光され、開閉搬送
手段である搬送装置18を経て現像部20へと送られるよう
になっている。
印画紙収容部12では未露光の印画紙14がロール状に巻
かれて収容されており、挟持搬送ローラ22、24及び挟持
搬送ローラ26、28、30によって順次焼付部16へ送り出さ
れるようになっている。挟持搬送ローラ26はモータ31に
よって駆動された挟持搬送ローラ28、30との間に印画紙
14を挟持搬送する構成である。
焼付部16で図示しないネガフイルムからの画像が焼付
られた後の印画紙14はモータ31によって駆動される挟持
搬送ローラ32、34によってカツタ38へと送られるように
なっている。
搬送装置18は第2〜4図及び第7図に示される如く固
定フレーム40と移動フレーム42とを有する開閉構造であ
り、固定フレーム40は両側部(第3図左右方向両端部)
から直角に立設される脚板40A、40Bへ上下に5本の支軸
44が軸心を水平として掛け渡されている。これらの支軸
44は中間部にローラ46が固着されており、これらのロー
ラ46は固定フレーム40の開口47を貫通して突出してい
る。またこれらの支軸44は脚板40Aを貫通した先端部に
歯車列50が固着されており、上昇用モータ52へと接続さ
れている。この上昇用モータ52はローラ46による印画紙
14の搬送速度が現像部20内の現像速度よりもかなり速く
されている。
一方移動フレーム42は幅方向両端部から立設される脚
板42A、42Bへ支軸44と平行軸状に各支軸54が軸支されて
おり、これらの支軸54へ固着される複数のローラ56は移
動フレーム42の開口43を貫通してローラ46の外周と接触
できるようになっている。このためローラ46、56はこれ
らの間に印画紙14の搬送路を形成し、第2図に示される
如く焼付部から矢印A方向に水平方向に送り出された印
画紙14を略垂直に立ち上げて矢印B方向へと搬送できる
ようになっている。
前記歯車列50の各歯車と支軸44との間には、各ワンウ
エイクラツチ50Aが介在されている。このワンウエイク
ラツチ50Aは第6図に示される如く歯車列50の各歯車へ
固着されるリング50Bの傾斜内周面50Cと支軸44との間に
ボール50Dが収容されており、上昇用モータ52が停止さ
れた場合にローラ46が挟持した印画紙14の立上げ方向
(矢印L方向)にのみ回転でき、印画紙14が自重で落下
する逆移動方向へは回転しないようになっている。
なお、固定フレーム40と移動フレーム42には印画紙14
の搬送路にに向けて突出したリブ40C、42Cが形成され
(第7図)、印画紙搬送方向に長手方向となっている。
脚板42A、42Bからはアーム58、60がそれぞれ突出さ
れ、脚板40A、40Bの外側へと延長されている。これらの
アーム58、60の先端及び基部付近には長手方向に沿って
ガイド長孔62、63が各々形成され、脚板40A、40Bへ軸支
される支持ローラ64、65が挿入されている。このため移
動フレーム42は移動フレーム40から接離する方向(第2
図左右方向)に平行移動して印画紙の搬送路を開閉でき
るようになっている。
第3図に示される如く脚板40Bへ固着される開閉用モ
ータ66は出力軸に無端ベルト68が巻掛けられており、こ
の無端ベルト68は複数の互に平行な回転軸70へと巻掛け
られてこれらの回転軸70を回転するようになっている。
これらの回転軸70は脚板40A、40Bへ軸支され、両端部に
は脚板40A、40Bの内側でカム72が固着されている。これ
らのカム72はアーム58、60に軸支されるローラ73と係合
し、開閉用モータ66の回転時に移動フレーム42を固定フ
レーム40と接離させるようになっている。なおローラ73
は脚板40Aに形成される長孔76を貫通して脚板40A、40B
内へ入り込んでいる。また移動フレーム42は図示しない
弾性体によって固定フレーム40へ接近する付勢力を受け
ている。またアーム58、60には長孔78が形成され、脚板
40A、40Bから突出する回転軸70の端部との干渉が防止さ
れている。
上下に5本配置される支軸44、54の最下部の上方には
センサ501が配置されている。このセンサ501は、印画紙
14の先端を検出するようになっている。また、最上段の
ローラ46、56の下流側には、第1センサとしてのセンサ
502が配設されており、印画紙14の後端を検出するよう
になっている。
最上段のローラ46、56の垂直上方には印画紙14の搬送
路の片側にローラ80が、他の片側に開閉ローラ82が配置
されて搬送装置18と共に開閉搬送手段を構成している。
ローラ80は支軸80Aが脚板40A、40Bから延長される延長
フレーム84へ軸支され、開閉ローラ82はこの延長フレー
ム84に固定されるブラケツト85のガイド溝86へその支軸
82Aが収容されてローラ80との接離方向に移動可能とな
っている。この開閉ローラ82はローラ80へ接触する方向
に図示しないバネの付勢力を受けているが、ソレノイド
88の作動時にはローラ80から離間できるようになってい
る。このため延長フレーム84にはピン90でロツカアーム
92の中間部が軸支され、このロツカアーム92の一端は支
軸82Aへ対応し、他端は引張リンク94を介してソレノイ
ド88へと連結されている。したがってソレノイド88が作
動されている状態ではロツカアーム92が第5図反時計方
向に回転して開閉ローラ82をローラ80から離間させる
が、ソレノイド88が作動されていない状態では開閉ロー
ラ82がローラ80へと接触するようになっている。
これらのローラ80、開閉ローラ82よりも後流側にはガ
イド板96、98が設けられて固定フレーム40と移動フレー
ム42との間の印画紙搬送路と接続され、印画紙14を略水
平方向に方向転換した後に現像部20へと送り出すように
なっている。
ローラ支軸80Aの軸方向一端部に固着された歯車100に
は無端ベルト102の一部が巻掛けられており、この無端
ベルト102は歯車104、106へ巻掛けられて軸心が略三角
形状となっている。
歯車104へ固着された回転軸108には大歯車110が固着
されている。さらにこの大歯車110とかみ合う歯車111が
固着された支軸111Aには同軸的に回転アーム112が軸支
されており、この回転アーム112の一部から延長される
支持アーム113には支軸114を介して遊星歯車116及び支
軸118を介して連結歯車120が軸支されている。遊星歯車
116は連結歯車120と歯車121とへ噛み合っており、この
歯車121は支軸111Aを介して歯車111へ連結されている。
従って回転アーム112が第5図の実線状態から時計方向
に回転して想像線状態になると連結歯車120が伝達歯車1
22と噛み合うようになっている。この伝達歯車122は図
示しない現像部20の駆動モータによって回転されてい
る。
したがって回転アーム112は第5図の想像線状態では
現像部20の回転力をローラ80へと伝え、実線状態ではロ
ーラ80を停止状態とすることができる。
この回転アーム112には支軸114と延長フレーム84のピ
ン126との間に引張コイルばね128が介在されている。こ
の引張コイルばね128は第5図の実線状態と想像線状態
との間でその軸心が支軸111Aの軸心を通過して反対側へ
移動するようになっており、これによって第5図の想像
線状態と実線状態とへ回転アーム112を選択して移動さ
せることができる、いわゆるスナツプアクシヨン動作を
成すように配置されている。
歯車104が取りつけられる回転軸108には搬送ローラ13
4が固着されている。この搬送ローラ134は水平方向に搬
送される印画紙14の片側に配置されており、他の片側に
軸支されるローラ136と接触して印画紙14へ駆動力を伝
えるようになっている。
最上端のローラ46、56とローラ80、82との間には主と
して印画紙14の後端を検出するセンサ502が、ローラ8
0、82とローラ134、136との間には主として印画紙14の
先端を検出する第2センサとしてのセンサ503が配置さ
れている。このセンサ503と最下流にあるローラ46、50
との距離は、カットされた印画紙14より短くなってい
る。
次に本実施例による作用を説明する。
印画紙収容部12へ収容された印画紙14は挟持搬送ロー
ラ22、24の駆動力及びローラ26、28、30の駆動力により
焼付部16への引き出され、図示しないネガフイルムから
の画像が焼付られる。
ここで第8図のステツプ201で示される如く移動フレ
ーム42が固定フレーム40から離れた開放位置であるか否
かが判断される。即ち搬送装置18の移動フレーム42が固
定フレーム40と離間しているか否かが判断され、離間し
ていない場合には開閉用モータ66が作動されてカム72の
回転により移動フレーム42は固定フレーム40から離間さ
れる(ステツプ202)。
ここでステツプ204によって上昇用モータ52が駆動さ
れてローラ46が回転されると共に、ステツプ206で、モ
ータ31が所定パルス数駆動される。このため印画紙14の
先端部はセンサ501を通過しない場合はステツプ209でエ
ラー処理され、第9図(A)に示すように、センサ501
を通過するとステツプ210で上昇用モータ52が停止され
ると共にカツタ38が作動されて印画紙14は画像の後端部
で切断される(ステツプ212)。
なお、ステツプ210と212との間で移動フレーム42を閉
止作動してもよく、この場合には切断される印画紙の先
端が挟持されていることになり、切断力による印画紙の
不用意なずれがない。
ここでステツプ214によって既に前回送り出された印
画紙14がセンサ502を通過した後にXsec経過したか否か
が判断される。焼付作業の開始時には既に前回焼付けら
れた印画紙は現像部20へと送られているので、Xsec以上
経過していることになる。(第9図(A)参照) このXsecが経過した後はステツプ216で開閉用モータ6
6が作動して移動フレーム42が固定フレーム40へと接近
し、第9図(B)に示すように、ローラ56がローラ46へ
と当接される。これと同時に上昇用モータ52が作動して
ローラ46、56が回転する(ステツプ218)。さらにステ
ツプ220においてソレノイド88が作動し開閉ローラ82を
ローラ80から離間させる。なお、回転アーム112はあら
かじめ第3、5図の想像線状態として、ローラ80、134
を現像部の印画紙搬送速度と等しくしておく。
ここでステツプ222においてセンサ503で印画紙14の先
端部が所定時間内に検出されないとステツプ223、225で
エラー処理され、印画紙先端部が所定時間内に検出され
ると上昇用モータ52が停止された後に所定時間(例えば
一秒間)待機される(ステツプ223A、223B(第9図
(C)第9図(B))。すなわち印画紙14の立上げ上昇
が停止されるがワンウエイクラツチ50Aが印画紙14の不
用意な落下を阻止している。ここでステツプ224におい
てソレノイド88への通電が遮断され開閉ローラ82はロー
ラ80へと当接される(第9図(D)参照)。
その後ステツプ225で所定時間(例えば一秒間)待機
した後にステツプ226において開閉用モータ66が回転し
移動フレーム42が固定フレーム40から離間されステツプ
228において上昇用モータ52が停止される。従って印画
紙は現像部20の搬送速度で回転されているローラ80、82
及び搬送ローラ134、136によって現像部20と同一速度で
現像部20へと矢印B方向に取り込まれる。この場合、印
画紙の後端はローラ46、56で挟持されていないので印画
紙に無理な外力が作用することはない。
なお、上記ワンウエイクラツチ50Aが無い場合には、
第9図(C)から第9図(D)に示すように、開閉ロー
ラ82を閉止すると同時に移動フレーム42を開放しなくて
はならず、タイミングがずれると印画紙14が落下した
り、逆に中間部にたるみを生じさせたりする原因にな
る。
ここでステツプ230において図示しない搬送停止ボタ
ンが押されると現像部20を除いて印画紙収容部12、焼付
部16、搬送装置18の作動が停止するが、搬送停止ボタン
が押されない場合にはステツプ232においてZsec待機し
た後にステツプ201へと至る。
上記のステツプ214において示されるXsecについて説
明する。
このXsecは先行の印画紙の後端がセンサ502を通過し
てから後行の印画紙14の搬送を開始するまでの時間であ
り、先行印画紙と後行印画紙とをdmm離して現像部20内
で搬送するとすれば、先行の印画紙14の先端がセンサ50
2を横切ってセンサ503のdmm先に行くための時間t1は、 である。ここにl1はカツタ38からセンサ503までの長
さ、l2はカツタ38からセンサ502までの長さ、pは現像
部20内での印画紙14の搬送速度である。次に印画紙を搬
送装置18内に送って先端がセンサ503まで到達する時間t
2は印画紙の長さをLとすると、 である。ここにaは移動フレーム42を固定フレーム40か
ら接離させる場合の移動時間、Vは上昇用モータ52によ
るローラ46、56の線速度である。したがってXsecは、 となる。このようにXを決定すれば、先行印画紙と後行
印画紙はdの間隔で現像部20内を搬送されることにな
る。
次に上記ステツプ232において示されるZsecは、先行
印画紙の先端がセンサ503を通過した後に後行印画紙を
モータ31によって送り出すまでの時間である。これは先
行印画紙(長さL1)がセンサ503を通過した後に直ちに
後行印画紙(長さL2)が搬送装置18に入ったと仮定する
と先行印画紙と後行印画紙のオーバーラツプ量Sは S=L1+L2+l1 ……(4) となる。ここで時間遅れをZsecとし、現像部20の搬送速
度をPmm/secとすると,オーバーラツプ量Sは、 S=L1+L2−l2−P・Z ……(5) となる。ここでS=0とすると、Zは、 となる。したがってこの(6)式で算出されたZsec後に
後行印画紙を送り出せばこれらは互いにオーバーラツプ
することなく現像部20へと送られることになる。
次に上記数式中におけるl1=768mm、l2=726mm、搬送
装置18の線速度Vを50Hzで157mm/sec、60Hzで188.5mm/s
ec、aは50Hzで0.3sec、60Hzで0.25sec、dは30mm、p
は9.5mm/secとすると、X、Zは以下の如くとなる。
したがってこの第1表に示されたXsec、Zsecによって
先行印画紙と後行印画紙の間隔を大きくすることなく、
かつ重ならずに搬送することができる。なお上記Zsecは
384mm以下では負の値となり、実質上0secとなる。
上記実施例に示された固定フレーム40と移動フレーム
42を接離をさせる構成は第1、2図に示されるモータと
カムの組合せを用いる以外にも各種の組合せが適用可能
である。
〔発明の効果〕
本発明は上記構成としたので、先行印画紙の後端が現
像装置内へ送り込まれる前でも、後行印画紙を焼付装置
から送り出すことができ、焼付作業の待ち時間を短縮す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された写真処理装置を示す断面
図、第2図は搬送装置を示す一部破断側面図、第3図は
第2図の右側面図、第4図は搬送装置と現像部との連結
部を示すローラの配列図、第5図は搬送装置と現像部と
の連結構造を示す側面図、第6図は搬送装置の主として
ローラ関係部品を示す分解斜視図、第7図は搬送装置の
主としてフレーム関係部品を示す分解斜視図、第8図は
作動を示すフローチャート、第9図は印画紙の各時刻の
位置関係を示した模式図である。 14……印画紙、 16……焼付部、 18……搬送装置、 20……現像部、 40……固定フレーム、 42……移動フレーム、 46……ローラ、 50A……ワンウエイクラツチ、 50B……リング、 50C……傾斜内周面、 50D……ボール、 52……上昇用モータ、 56……ローラ、 66……開閉用モータ、 80……ローラ、 82……開閉ローラ、 88……ソレノイド、 501、502、503……センサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焼付部で画像が焼付けられ印画紙を現像装
    置へ搬送する写真焼付装置用印画紙搬送機構において、 前記焼付部(16)から印画紙を送り出す焼付部搬送手段
    (32、34)と、 前記焼付部搬送手段から送り出された前記印画紙を、挟
    持した状態で搬送可能又は非挟持状態で保持可能な第1
    挟持搬送手段(46、56)と、 前記第1挟持搬送手段に送り込まれた前記印画紙の後端
    をカットするカット手段(38)と、 前記第1挟持搬送手段を操作し前記印画紙を挟持状態あ
    るいは非挟持状態とする第1開閉手段(42、66)と、 前記第1挟持搬送手段を駆動し前記印画紙を搬送させる
    駆動手段(52)と、 前記第1挟持搬送手段から送り出された前記印画紙を、
    前記現像装置内での搬送速度と同速度で挟持搬送して前
    記現像装置へ搬送し又は非挟持状態で保持する第2挟持
    搬送手段(80、82、112、134、136)と、 前記第2挟持搬送手段を操作し前記印画紙を挟持状態あ
    るいは非挟持状態とする第2開閉手段(88、92)と、 前記駆動手段と前記第1挟持搬送手段との間に配設され
    印画紙の前記焼付部方向への逆移動を阻止するワンウェ
    イクラッチ(50A)と、 前記第1挟持搬送手段と前記第2挟持搬送手段との間に
    設けられ前記印画紙の後端を検出する第1センサ(50
    2)と、 前記第2挟持搬送手段内に設けられ前記印画紙の先端を
    検出する第2センサ(503)と、 前記焼付部搬送手段を所定パルス駆動後、焼付部搬送手
    段及び前記駆動手段を停止させ前記カット手段を駆動し
    後行の印画紙の後端をカットさせる第1制御手段と、 前記第1センサ(502)が先行の印画紙の後端を検出し
    所定時間経過した後、前記第1開閉手段で前記第1挟持
    搬送手段を挟持状態とし前記駆動手段を駆動すると共
    に、前記第2開閉手段で前記第2挟持搬送手段を非挟持
    状態とし、後行の印画紙を前記第2挟持搬送手段へ搬送
    させる第2制御手段と、 前記第2センサ(503)が後行の印画紙の先端を検出す
    ると、前記駆動手段を停止し、前記第2開閉手段で前記
    第2挟持搬送手段を挟持状態とした後、前記第1開閉手
    段で前記第1挟持搬送手段を非挟持状態として、後行の
    印画紙を前記現像装置へ送り込ませる第3制御手段と、 前記第2センサ(503)が後行の印画紙の先端を検出
    し、所定時間経過後、前記焼付部搬送手段を駆動し前記
    第1挟持搬送手段に次の印画紙を送り出させる第4制御
    手段と、 を有することを特徴とする写真焼付装置用印画紙搬送機
    構。
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