JP2557573Y2 - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents

自動車用ドアロック装置

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JP2557573Y2
JP2557573Y2 JP6882391U JP6882391U JP2557573Y2 JP 2557573 Y2 JP2557573 Y2 JP 2557573Y2 JP 6882391 U JP6882391 U JP 6882391U JP 6882391 U JP6882391 U JP 6882391U JP 2557573 Y2 JP2557573 Y2 JP 2557573Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、組付け時に簡単な部品
を交換するだけで、キーレスロック機構の有無を選択で
きる自動車用ドアロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用ドアロック装置は、図4
及び図5に示すように、セットプレート9とフェンスブ
ロック10との間に、クローレバー6やフォーク7(図
7参照)等の噛み合い機構が設けられたフェンスブロッ
ク組立体Aと、ベース11に、オープンレバー12、プ
ッシュレバー13、インナーレバー14、リンク部材1
5、ロックプレート16等のレバー機構が設けられたベ
ース組立体Bとで構成されている。そして、このドアロ
ック装置は、フェンスブロック組立体Aのセットプレー
ト9をドアパネル8に当てがって、ねじ等でドアパネル
8に固定する。
【0003】図7に示すように、上記フォーク7は、ド
ア開時はアンロック位置(実線)Cに右旋回動され、ド
ア閉時は車体側のストライカ5でロック位置(二点鎖
線)Dに左旋回動されてストライカ5をロックする。上
記クローレバー6は、ドア開時はフォーク7の外周に当
接するよう左旋回動され、ドア閉時は、フォーク7でア
ンロック位置(二点鎖線)E方向に右旋回動されなが
ら、フォーク7のロック溝7aに係合するロック位置
(実線)Fに左旋回動されて、フォーク7をロック位置
Dに係止する。該クローレバー6にはオープンブッシュ
19が設けられ、このオープンブッシュ19は、上記ベ
ース11を貫通してベース組立体B内に突出している。
【0004】図6に示すように、上記オープンレバー1
2は、ベース11に軸33で支持され、押し部12aと
押下げ部12bを有し、上記オープンブッシュ19に連
結されて、上記クローレバー6に連動してロック位置
(実線)Hとアンロック位置(二点鎖線)Gに回動す
る。
【0005】上記リンク部材15は、プッシュレバー1
3のピン35で上部が支持され、押し部15aと第1当
接部15bを有している。このリンク部材15は、アウ
ターハンドルのオープン操作に連動するアウターロッド
21でニュートラル位置(実線)Lからプッシュ位置
(二点鎖線)Mに下動されて、押し部15aで上記オー
プンレバー12の押下げ部12bを押し下げ、オープン
レバー12をロック位置Hからアンロック位置Gに左旋
回動させる。また、該リンク部材15は、インナーハン
ドルのオープン操作に連動するインナーロッド20、イ
ンナーレバー14を介してプッシュレバー13でニュー
トラル位置Lからプッシュ位置Mに下動されて、同様に
オープンレバー12をアンロック位置Gに左旋回動させ
る。
【0006】上記ロックプレート16は、ベース11に
軸36で支持され、インナーロックノブのロック操作に
連動するノブロッド23でアンロック位置(実線)Jか
らロック位置(図8の実線)Kに右旋回動されて、上記
リンク部材15の長孔15dに係合するピン37を介し
て、リンク部材15をアンロック位置(図6参照)Pか
らロック位置(図8参照)Rに左旋回動させる。また、
該ロックプレート16は、キーのロック操作に連動する
キーロッド22でアンロック位置Jからロック位置Kに
右旋回動されて、同様にリンク部材15をアンロック位
置Pからロック位置Rに左旋回動させる。なお、上記ロ
ックプレート16には、該ロックプレート16をアンロ
ック位置Jとロック位置Kに保持するアクションスプリ
ング20(図4参照)が設けられている。なおまた、図
4及び図5において、30は施解錠操作用アクチュエー
タである。
【0007】上記従来のドアロック装置において、ドア
の開扉状態からドアを閉じると、車体側のストライカ5
がフォーク7に当接し、フォーク7がロック位置Dに左
旋回動されてストライカ5をロックする。このフォーク
7でクローレバー6がアンロック位置E方向に右旋回動
されながら、フォーク7のロック溝7aに係合するロッ
ク位置Fに左旋回動されて、フォーク7をロック位置D
に係止する。これにより、ドアがロックされる。
【0008】次に、ドアの閉扉状態からアウターハンド
ルまたはインナーハンドルをオープン操作すると、リン
ク部材15がニュートラル・アンロック位置L・Pから
プッシュ・アンロック位置M・Pに下動して、押し部1
5aがロック位置Hのオープンレバー12の押下げ部1
2bに当接すると、オープンレバー12がアンロック位
置Gに左旋回動される。このオープンレバー12の左旋
回動でオープンブッシュ19を介してクローレバー6が
アンロック位置Eに右旋回動されると、フォーク7の係
止が解除されるので、フォーク7がアンロック位置Cに
右旋回動する。これにより、ドアがアンロックされてド
アを開くことができる。
【0009】また、ドアの閉扉状態からインナーロック
ノブまたはキーをロック操作すると、図8に示すよう
に、ロックプレート16がアンロック位置Jからロック
位置Kに右旋回動され、ピン37を介してリンク部材1
5がニュートラル・アンロック位置L・Pからニュート
ラル・ロック位置L・Rに左旋回動される。これによ
り、アウターハンドルまたはインナーハンドルをオープ
ン操作すると、リンク部材15がニュートラル・ロック
位置L・Rからプッシュ・ロック位置M・Rに下動する
が、押し部15aがロック位置Hのオープンレバー12
の押下げ部12bに当接せずに空振りするので、ドアが
アンロックされない。
【0010】上記ドアロック装置には、キーレスロック
機構を備えている。キーレスロック機構とは、車外から
ドアを施錠する機構であって、ドアの開扉状態で、イン
ナーロックノブをロック操作し、アウターハンドルをオ
ープン操作した状態でドアを閉扉したときに、キーを使
わずにドアを施錠することができる。
【0011】具体的に説明すると、ドアの開扉状態でイ
ンナーロックノブをロック操作すると、ロックプレート
16はアンロック位置Jからロック位置Kに右旋回動さ
れる。このロックプレート16の右旋回動でピン37を
介して、リンク部材15がニュートラル・アンロック位
置L・Pからニュートラル・ロック位置L・Rに左旋回
動される。次いで、アフターハンドルをオープン操作す
ると、リンク部材15がプッシュ・ロック位置M・Rに
下動する。この状態でドアを閉じると、車体側のストラ
イカ5がフォーク7に当接し、フォーク7がロック位置
Dに左旋回動されてストライカ5をロックする。このフ
ォーク7でクローレバー6がアンロック位置E方向に右
旋回動されながら、フォーク7のロック溝7aに係合す
るロック位置Fに左旋回動されて、フォーク7をロック
位置Dに係止する。このクローレバー6のアンロック位
置E方向への右旋回動時に、オープンブッシュ19を介
してオープンレバー12もアンロック位置Gへ左旋回動
されるが、リンク部材15がプッシュ・ロック位置M・
Rに下動しているので、オープンレバー12の押し部1
2aがリンク部材15の第1当接部15bに当接せずに
空振りする。これにより、キーを使わずに施錠できるよ
うになる。
【0012】上記キーレスロック機構に対して、ドアの
開扉状態で、インナーロックノブをロック操作し、アフ
ターハンドルをオープン操作せずに閉扉したときに、イ
ンナーロックノブを自動的にアンロック操作して、ドア
が施錠されないようにするセルフキャンセル機構が設け
られている。
【0013】具体的に説明すると、ドアの開扉状態でイ
ンナーロックノブをロック操作すると、ロックプレート
16はアンロック位置Jからロック位置Kに右旋回動さ
れる。このロックプレート16の右旋回動でピン37を
介して、リンク部材15がニュートラル・アンロック位
置L・Pからニュートラル・ロック位置L・Rに左旋回
動される。次いで、アフターハンドルをオープン操作せ
ずにドアを閉じると(リンク部材15はニュートラル・
ロック位置L・Rに上動した状態)、車体側のストライ
カ5がフォーク7に当接し、フォーク7がロック位置D
に左旋回動されてストライカ5をロックする。このフォ
ーク7でクローレバー6がアンロック位置E方向に右旋
回動されながら、フォーク7のロック溝7aに係合する
ロック位置Fに左旋回動されて、フォーク7をロック位
置Dに係止する。このクローレバー6のアンロック位置
E方向への右旋回動時に、オープンブッシュ19を介し
てオープンレバー12もアンロック位置Gへ左旋回動さ
れる。このとき、リンク部材15はニュートラル・ロッ
ク位置L・Rに左旋回動しているため、オープンレバー
12の押し部12aがリンク部材15の第1当接部15
bに当接してリンク部材15を右旋回動させる。このリ
ンク部材15の右旋回動により、ピン37を介してロッ
クプレート16がロック位置Kからアンロック位置Jに
左旋回動されると同時に、リンク部材15もニュートラ
ル・ロック位置L・Rからニュートラル・アンロック位
置L・Pに右旋回動される。これにより、ドアを閉じる
とインナーロックノブが自動的にアンロック操作される
ので、ドアが施錠されなくなる。
【0014】上記従来のドアロック装置はキーレスロッ
ク機構の有るタイプであり、我国では一般的に採用され
ているが、外国(輸出)向けのドアロック装置にはキー
レスロック機構の無いタイプが採用される場合が多い。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】このため、従来では、
キーレスロック機構の有るタイプと無いタイプのドアロ
ック装置をそれぞれ専用に製造していたが、製造管理が
煩わしく、コストアップの原因にもなっていた。
【0016】そこで、本考案の目的は、組付け時に簡単
な部品を交換するだけで、キーレスロック機構の有無を
選択できる自動車用ドアロック装置を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、ストライカのロック位置とアンロック位
置に作動するフォークと、該フォークのロック位置とア
ンロック位置に作動するクローレバーと、該クローレバ
ーに連動してロック位置とアンロック位置に作動するオ
ープンレバーと、インナーハンドルまたはアウターハン
ドルのオープン操作に連動して、ニュートラル位置から
プッシュ位置に作動されるリンク部材と、インナーロッ
クノブまたはキーのロック操作に連動して、アンロック
位置からロック位置に作動され、上記リンク部材をアン
ロック位置からロック位置に作動させるロックプレート
とを備えた自動車用ドアロック装置において、上記フォ
ークに、開扉時のフォークのアンロック位置で上記クロ
ーレバーをアンロック位置に作動させる作動凸部が設け
られる一方、上記リンク部材に、ニュートラル位置とプ
ッシュ位置のいずれの位置でも上記アンロツク位置のオ
ープンレバーに当接して、ロックプレートによるリンク
部材のアンロック位置からロック位置への作動を阻止す
る当接部が設けられていることを特徴としている。
【0018】
【作用】本考案のドアロック装置によれば、従来のドア
ロック装置に対して、作動凸部を設けたフォークと、当
接部(第1、第2当接部)を設けたリンク部材とを用意
して、このフォークとリンク部材に交換する。そして、
ドアの開扉状態ではフォークの作動凸部でクローレバー
をアンロック位置に作動させる。このドアの開扉状態か
らキーレスロックを行おうとして、インナーロックノブ
をロック操作しようとすると、ロックプレートのロック
位置への作動に連動してリンク部材がニュートラル・ロ
ツク位置に作動する前に、リンク部材の当接部(第1当
接部)が、クローレバーに連動してアンロック位置に作
動したオープンレバーに当接するので、インナーロック
ノブをロック操作できない。また、アウターハンドルを
オープン操作した状態で、インナーロックノブをロック
操作しようとしても、リンク部材がプッシュ・アンロッ
ク位置に作動するが、リンク部材の当接部(第2当接
部)が、クローレバーに連動してアンロック位置に作動
したオープンレバーに当接するので、インナーロックノ
ブをロック操作できない。つまり、上記構造のフォーク
とリンク部材に交換すると、アウターハンドルをオープ
ン操作しても、しなくとも、インナーロックノブのロッ
ク操作の段階でキーレスロックが確実にできなくなる。
【0019】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例により詳細に説
明する。なお、従来技術と同一構成・作用の箇所は、同
一番号を付して詳細な説明を省略する。
【0020】上記従来のドアロック装置は、キーレスロ
ック機構の有るタイプであり、これをキーレスロック機
構の無いタイプにする場合には、フォーク7とリンク部
材15の2部品を交換する。
【0021】即ち、図2に示すように、フォーク7に、
該フォーク7のアンロック位置Cで上記クローレバー6
をアンロック位置Eに右旋回動させる作動凸部7bを設
ける。また、図1及び図3に示すように、上記リンク部
材15に、該リンク部材15のプッシュ・ロック位置M
・Rで、アンロック位置Gに左旋回動するオープンレバ
ー12の押し部12aが当接する第2当接部15cを、
第1当接部15bの上部に設ける。
【0022】上記フォーク7とリンク部材15との2部
品を交換したドアロック装置において、ドアの開扉状態
では、図1及び図2に示すように、フォーク7の作動凸
部7bでクローレバー6がアンロック位置Eに右旋回動
され、オープンブッシュ19を介してオープンレバー1
2がアンロック位置Gに左旋回動されるが、オープンレ
バー12の押し部12aとリンク部材15の第1,第2
当接部15b,15cとは、僅かの隙間が隔てられてい
る。
【0023】そして、ドアの開扉状態からドアを閉じる
と、車体側のストライカ5がフォーク7に当接し、フォ
ーク7がロック位置Dに左旋回動されてストライカ5を
ロックする。このフォーク7でクローレバー6がアンロ
ック位置Eに維持されながら、フォーク7のロック溝7
aに係合するロック位置Fに左旋回動されて、フォーク
7をロック位置Dに係止する。これにより、ドアがロッ
クされる。上記クローレバー6のロック位置Fへの左旋
回動で、オープンブッシュ19を介してオープンレバー
12がロック位置Hに右旋回動される。
【0024】次に、ドアの閉扉状態からアウターハンド
ルまたはインナーハンドルをオープン操作すると、リン
ク部材15がニュートラル・アンロック位置L・Pから
プッシュ・アンロック位置M・Pに下動して、押し部1
5aがロック位置Hのオープンレバー12の押下げ部1
2bに当接すると、オープンレバー12がアンロック位
置Gに左旋回動される。このオープンレバー12の左旋
回動でオープンブッシュ19を介してクローレバー6が
アンロック位置Eに右旋回動されると、フォーク7の係
止が解除されるので、フォーク7がアンロック位置Cに
右旋回動する。これにより、ドアがアンロックされてド
アを開くことができる。上記クローレバー6は、フォー
ク7の作動凸部7bでアンロック位置Eに右旋回動さ
れ、オープンブッシュ19を介してオープンレバー12
がアンロック位置Gに左旋回動される。
【0025】また、ドアの閉扉状態からインナーロック
ノブまたはキーをロック操作すると、図3に示すよう
に、ロックプレート16がアンロック位置Jからロック
位置Kに右旋回動され、ピン37を介してリンク部材1
5がニュートラル・アンロック位置L・Pからニュート
ラル・ロック位置L・Rに左旋回動される。これによ
り、アウターハンドルまたはインナーハンドルをオープ
ン操作すると、リンク部材15がニュートラル・ロック
位置L・Rからプッシュ・ロック位置M・Rに下動する
が、押し部15aがロック位置Hのオープンレバー12
の押下げ部12bに当接せずに空振りするので、ドアが
アンロックされない。
【0026】一方、上記ドアロック装置でキーレスロッ
クを行おうとして、ドアの開扉状態で、アウターハンド
ルをオープン操作しない状態で、インナーロックノブを
ロック操作しようとすると、ロックプレート16のアン
ロック位置Jからロック位置Kの右旋回動でピン37を
介してリンク部材15がニュートラル・アンロック位置
L・Pからニュートラル・ロック位置L・Rに左旋回動
される前に、リンク部材15の第1当接部15bがアン
ロック位置Gのオープンレバー12の押し部12aに当
接するので、インナーロックノブをロック操作できな
い。
【0027】また、アウターハンドルをオープン操作し
た状態で、インナーロックノブをロック操作しようとし
ても、リンク部材15はプッシュ・アンロック位置M・
Pに下動するが、リンク部材15の第2当接部15cが
アンロック位置Gのオープンレバー12の押し部12a
に当接するので、インナーロックノブをロック操作でき
ない。このように、インナーロックノブのロック操作の
段階でキーレスロックができなくなる。
【0028】
【考案の効果】以上の説明からも明らかなように、本考
案のドアロック装置は、従来のドアロック装置のフォー
クとリンク部材を、作動凸部を設けたフォークと、当接
部(第1、第2当接部)を設けたリンク部材とに交換し
たものである。したがって、ドアの開扉状態で、キーレ
スロックを行おうとして、インナーロックノブをロック
操作しようとすると、ロックプレートのロック位置への
作動に連動してリンク部材がニュートラル・ロック位置
に作動する前に、リンク部材の当接部(第1当接部)
が、アンロック位置のオープンレバーに当接するので、
インナーロックノブをロック操作できない。また、アウ
ターハンドルをオープン操作した状態で、インナーロッ
クノブをロック操作しようとしても、リンク部材はプッ
シュ・アンロック位置に作動するが、リンク部材の当接
部(第2当接部)が、アンロック位置のオープンレバー
に当接するので、インナーロックノブをロック操作でき
ない。これにより、アウターハンドルをオープン操作し
ても、しなくても、インナーロックノブのロック操作の
段階でキーレスロックが確実にできなくなる。このよう
に、フォークとリンク部材を交換するだけで、キーレス
ロック機構の有るタイプと無いタイプを選択的に製造で
きるので、製造管理が容易になり、コストダウンを図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のレバー機構のドア開扉時の要部正面
【図2】 同噛み合い機構のドア開扉時の要部正面図
【図3】 同レバー機構のドア閉扉時の要部正面図
【図4】 従来のドアロック装置の正面図
【図5】 図4の側面図
【図6】 従来のレバー機構のドア開扉時の要部正面図
【図7】 同噛み合い機構のドア開扉時の要部正面図
【図8】 同レバー機構のドア閉扉時の要部正面図
【符号の説明】
5…ストライカ、6…クローレバー、7…フォーク、7
b…作動凸部、12…オープンレバー、15…リンク部
材、15b…第1当接部、15c…第2当接部、16…
ロックプレート、19…オープンブッシュ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストライカのロック位置とアンロック位
    置に作動するフォークと、該フォークのロック位置とア
    ンロック位置に作動するクローレバーと、該クローレバ
    ーに連動してロック位置とアンロック位置に作動するォ
    ープンレバーと、インナーハンドルまたはアウターハン
    ドルのオープン操作に連動して、ニュートラル位置から
    プッシュ位置に作動されるリンク部材と、インナーロッ
    クノブまたはキーのロック操作に連動して、アンロック
    位置からロック位置に作動され、上記リンク部材をアン
    ロック位置からロック位置に作動させるロックプレート
    とを備えた自動車用ドアロック装置において、 上記フォークに、開扉時のフォークのアロック位置で上
    記クローレバーをアンロック位置に作動させる作動凸部
    が設けられる一方、上記リンク部材に、ニュートラル位
    置とプッシュ位置のいずれの位置でも上記アンロック位
    置のオープンレバーに当接して、ロックプレートによる
    リンク部材のアンロック位置からロック位置への作動を
    阻止する当接部が設けられていることを特徴とする自動
    車用ドアロック装置。
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