JP2557501Y2 - 除湿装置 - Google Patents
除湿装置Info
- Publication number
- JP2557501Y2 JP2557501Y2 JP9504391U JP9504391U JP2557501Y2 JP 2557501 Y2 JP2557501 Y2 JP 2557501Y2 JP 9504391 U JP9504391 U JP 9504391U JP 9504391 U JP9504391 U JP 9504391U JP 2557501 Y2 JP2557501 Y2 JP 2557501Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- hole
- room
- controlled
- dehumidifying device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Drying Of Gases (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えばサーマルヘッ
ド等の記録ヘッドを用いた記録装置に関するもので、湿
度等の影響を受け易い記録紙を安定に取り扱うための除
湿装置に関する。
ド等の記録ヘッドを用いた記録装置に関するもので、湿
度等の影響を受け易い記録紙を安定に取り扱うための除
湿装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の除湿装置は、制御対象室
の空気中の水分を内部の温度を上げることにより乾燥さ
せたり、あるいはペルチェ素子等を利用して冷却して水
滴化するものがあった。このうち、後者のペルチェ素子
を用いたものでは、除湿により生ぜられた水をいわゆる
パイプを用いて制御対象室外に排出していた。
の空気中の水分を内部の温度を上げることにより乾燥さ
せたり、あるいはペルチェ素子等を利用して冷却して水
滴化するものがあった。このうち、後者のペルチェ素子
を用いたものでは、除湿により生ぜられた水をいわゆる
パイプを用いて制御対象室外に排出していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そのため、パイプ等の
引き回しなど構造が複雑になる等の欠点があった。ま
た、除湿と逆の加湿を行いたい場合などでは、加湿を行
うための独立した全く別個の加湿手段を構成する必要が
あった。この考案は、これらの点を改善するためになさ
れたもので、構造が簡単であるとともに必要がある場合
加湿手段をも構成可能な除湿装置を提供することを目的
としたものである。
引き回しなど構造が複雑になる等の欠点があった。ま
た、除湿と逆の加湿を行いたい場合などでは、加湿を行
うための独立した全く別個の加湿手段を構成する必要が
あった。この考案は、これらの点を改善するためになさ
れたもので、構造が簡単であるとともに必要がある場合
加湿手段をも構成可能な除湿装置を提供することを目的
としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、この考案にお
いては、制御対象室内に設けられ該制御対象室内の空気
に含まれた水分を冷却することにより除湿する除湿装
置、上記制御対象室内の除湿装置に近接した位置にある
上記制御対象室を仕切る隔壁の1部に設けられた通孔、
該通孔に近接し、かつ上記除湿装置の直下に設けられた
水トレイ、該水トレイに集積された水を上記制御対象室
外に排出するため上記通孔を越えて延びるとともに上記
通孔の断面積に比べて十分に小さい断面積を有した上記
水トレイに結合されて形成された水ガイド、該水ガイド
の水を受ける上記制御対象室外に設けられた水タンク、
一端が上記水タンクの上方に設けられ他端が上記隔壁の
通孔に設けられて上記水タンクと上記隔壁の通孔との空
間を覆うように形成されたダクト、との構成を有した除
湿装置を提案する。
いては、制御対象室内に設けられ該制御対象室内の空気
に含まれた水分を冷却することにより除湿する除湿装
置、上記制御対象室内の除湿装置に近接した位置にある
上記制御対象室を仕切る隔壁の1部に設けられた通孔、
該通孔に近接し、かつ上記除湿装置の直下に設けられた
水トレイ、該水トレイに集積された水を上記制御対象室
外に排出するため上記通孔を越えて延びるとともに上記
通孔の断面積に比べて十分に小さい断面積を有した上記
水トレイに結合されて形成された水ガイド、該水ガイド
の水を受ける上記制御対象室外に設けられた水タンク、
一端が上記水タンクの上方に設けられ他端が上記隔壁の
通孔に設けられて上記水タンクと上記隔壁の通孔との空
間を覆うように形成されたダクト、との構成を有した除
湿装置を提案する。
【0005】
【作用】制御対象室を仕切る隔壁に設けられる通孔は、
制御対象室内の環境に重大な影響を与えない程度に十分
な広さを有している。そして、除湿器からの水滴は水ト
レイを介して制御対象室外の水タンク内に排出される。
他方、加湿する場合には、水タンクからの水分を含んだ
空気をダクトを介して制御対象室内に供給する。
制御対象室内の環境に重大な影響を与えない程度に十分
な広さを有している。そして、除湿器からの水滴は水ト
レイを介して制御対象室外の水タンク内に排出される。
他方、加湿する場合には、水タンクからの水分を含んだ
空気をダクトを介して制御対象室内に供給する。
【0006】
【実施例】図1及び図2は、本考案の1実施例装置に関
するもので、図1は除湿装置を含んだ装置の要部を示す
斜視図、図2は図1の部分の側面図である。制御対象室
は、側部隔壁11及び底部隔壁12等により仕切られ閉
鎖された空間として構成される。
するもので、図1は除湿装置を含んだ装置の要部を示す
斜視図、図2は図1の部分の側面図である。制御対象室
は、側部隔壁11及び底部隔壁12等により仕切られ閉
鎖された空間として構成される。
【0007】そして、この制御対象室の側部隔壁11の
所定の位置(底部隔壁12に近接した位置)には通孔1
11が設けられている。この通孔111は制御対象室内
の湿度環境に対して重大な影響を与えない程度で、かつ
比較的広いものとして形成されている。この通孔111
が制御対象室内と外部との接触を司る。この通孔111
に近接して水トレイ22が設けられている。この水トレ
イ22には、通孔111を越えて延びる水ガイド221
が形成されており、上記水トレイ22に集められた水を
制御対象室外に排出する。なお、水トレイ22の直上に
は除湿器21が取り付けられている。水ガイド221の
先端部分に対応して水タンク31が設けられている。し
たがって、この装置においては、制御対象室内の空気中
に含まれる水分は、該空気を冷却することにより水滴化
する例えばペルチェ素子を用いた除湿器21、水トレイ
22及び水ガイド221を経て制御対象室外の水タンク
31に排出される。
所定の位置(底部隔壁12に近接した位置)には通孔1
11が設けられている。この通孔111は制御対象室内
の湿度環境に対して重大な影響を与えない程度で、かつ
比較的広いものとして形成されている。この通孔111
が制御対象室内と外部との接触を司る。この通孔111
に近接して水トレイ22が設けられている。この水トレ
イ22には、通孔111を越えて延びる水ガイド221
が形成されており、上記水トレイ22に集められた水を
制御対象室外に排出する。なお、水トレイ22の直上に
は除湿器21が取り付けられている。水ガイド221の
先端部分に対応して水タンク31が設けられている。し
たがって、この装置においては、制御対象室内の空気中
に含まれる水分は、該空気を冷却することにより水滴化
する例えばペルチェ素子を用いた除湿器21、水トレイ
22及び水ガイド221を経て制御対象室外の水タンク
31に排出される。
【0008】さらに、この装置においては、図2に示す
ように側部隔壁11の通孔111と水タンク31の間の
空間を覆うダクト32を設けている。さらに、図1に示
すように水ガイド221は通孔111に比較してその断
面積が十分小さくしている。したがって、加湿を行う場
合には水タンク31からの水分を含んだ空気が水ガイド
221に遮られることなくダクト32をガイドとして制
御対象室内に供給される。特に、積極的に加湿を行う必
要がある場合にはヒーター等を設けても良い。
ように側部隔壁11の通孔111と水タンク31の間の
空間を覆うダクト32を設けている。さらに、図1に示
すように水ガイド221は通孔111に比較してその断
面積が十分小さくしている。したがって、加湿を行う場
合には水タンク31からの水分を含んだ空気が水ガイド
221に遮られることなくダクト32をガイドとして制
御対象室内に供給される。特に、積極的に加湿を行う必
要がある場合にはヒーター等を設けても良い。
【0009】なお、この装置の制御方法としては、図示
しない制御対象室内の湿度センサからの湿度情報に基づ
き除湿器21または必要に応じてヒータ等を駆動して所
望の湿度を得るよう構成する。
しない制御対象室内の湿度センサからの湿度情報に基づ
き除湿器21または必要に応じてヒータ等を駆動して所
望の湿度を得るよう構成する。
【0010】
【考案の効果】以上、本考案によれば、簡単な構成で、
かつ加湿装置とも組み合わせることが可能な除湿装置を
実現できる。
かつ加湿装置とも組み合わせることが可能な除湿装置を
実現できる。
【図1】図1は本考案の1実施例に関わる装置の要部斜
視図である。
視図である。
【図2】図2は図1の側面図である。
21:除湿器 221:水ガイド 31:水タンク
Claims (1)
- 【請求項1】 閉鎖された制御対象室内を所定の湿度状
態に制御する除湿装置において、 上記制御対象室内に設けられ該制御対象室内の空気に含
まれた水分を冷却することにより除湿する除湿装置、 上記制御対象室内の除湿装置に近接した位置にある上記
制御対象室を仕切る隔壁の1部に設けられた通孔、 該通孔に近接し、かつ上記除湿装置の直下に設けられた
水トレイ、 該水トレイに集積された水を上記制御対象室外に排出す
るため上記通孔を越えて延びるとともに上記通孔の断面
積に比べて十分に小さい断面積を有した上記水トレイに
結合されて形成された水ガイド、 該水ガイドの水を受ける上記制御対象室外に設けられた
水タンク、 一端が上記水タンクの上方に設けられ他端が上記隔壁の
通孔に設けられて上記水タンクと上記隔壁の通孔との空
間を覆うように形成されたダクト、 とを有した除湿装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9504391U JP2557501Y2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 除湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9504391U JP2557501Y2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 除湿装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0537319U JPH0537319U (ja) | 1993-05-21 |
JP2557501Y2 true JP2557501Y2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=14127046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9504391U Expired - Lifetime JP2557501Y2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 除湿装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557501Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP9504391U patent/JP2557501Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0537319U (ja) | 1993-05-21 |
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