JPH0740902Y2 - 調湿器 - Google Patents

調湿器

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JPH0740902Y2
JPH0740902Y2 JP1989123778U JP12377889U JPH0740902Y2 JP H0740902 Y2 JPH0740902 Y2 JP H0740902Y2 JP 1989123778 U JP1989123778 U JP 1989123778U JP 12377889 U JP12377889 U JP 12377889U JP H0740902 Y2 JPH0740902 Y2 JP H0740902Y2
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JP
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humidity
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water storage
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JP1989123778U
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JPH0367822U (ja
Inventor
邦明 三宅
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エヌオーケー株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2321/00Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
    • F25B2321/02Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effects; using Nernst-Ettinghausen effects
    • F25B2321/025Removal of heat
    • F25B2321/0251Removal of heat by a gas

Landscapes

  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Humidification (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は調湿器に関し、特に、ペルチェ素子を用いて小
型でメンテナンスが不要な調湿器に関するものである。
〔従来技術および解決しようとする課題〕
従来、ペルチェ素子のヒートポンプとしての機能を用い
て、湿度を制御するものとしては第4図に示すような除
湿器が知られている。
すなわち、このペルチェ素子を用いた除湿器は、調湿空
間Xと他の空間Yとを仕切る壁21に設けた貫通孔に基板
23を設け、この基板23を裏板として調湿空間X側に設け
たケーシング22を有している。
そして、このケーシング22に、空気の取入口24と排出口
25とを設けるとともに、ケーシング22内に、空気対流用
のファン26と、ペルチェ素子27と、このペルチェ素子27
にそれぞれ接合されて取入口24側に位置する冷却フィン
28および排出口25側に位置する放熱フィン29とを設け、
さらに、前記基板23に、他の空間Y側に貫通する孔23a
を設け、この孔23aの他の空間Y側に設けた蒸発器30と
を、具えている。
そして、前記対流用のファン26によって除湿器の排出口
25から外方に空気を排出させることにより、除湿器の内
部に調湿空間Xから流入する空気が冷却フィン28に当た
り、空気中の水分が結露して除去され、除湿した空気を
調湿空間Xへ排出する除湿機構を有し、また、前記冷却
フィン28で結露された水分を蒸発器30に導いて、他の空
間Y側で蒸発させるようになっている。
したがって、このような除湿器は、その運転時におい
て、常に調湿空間X内の空気を除湿する機能を有する
が、調湿、すなわち、加湿と除湿の両方の機能を有して
おらず、湿度を調整するためには別途、加湿器を設けな
ければ湿度調整を行うことができないものであり、しか
も、このためには別途給水を行わなければならず、メン
テナンスフリーで調湿できる装置としては単独のものが
存在していなかった。
本考案は上記のような従来のもののもつ問題点を解決し
たものであって、ペルチェ素子を用いて小型で、かつ、
除湿と加湿とができ、メンテナンスが不要な調湿器を提
供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は、空気の取入口と
排出口とを設けたケーシング内に、ファンと、ペルチェ
素子と、そのペルチェ素子の一面に接合したフィンと、
貯水タンクと、一端を前記貯水タンク内に浸漬し、他端
を前記フィンの表面に接触させた吸水性部材とを設け、
前記取入口から流入する空気の湿度を検知する湿度セン
サを設け、さらに、前記湿度センサで検知した温度とあ
らかじめ設定した湿度値とを比較して、前記ペルチェ素
子に流す電流の向きを制御する制御部材を設け、取入口
から流入する空気の湿度が設定した値より高い場合、前
記制御部材が、前記フィンが冷却フィンとなるように前
記ペルチェ素子を制御し、フィンで除去した水分を吸水
性部材を介して貯水タンクに貯溜し、また、取入口から
流入する空気の湿度が設定した値より低い場合、前記制
御部材が、前記フィンが放熱フィンとなるように前記ペ
ルチェ素子を制御し、貯水タンク内の水分を前記吸水性
部材を介して蒸発させて加湿する手段を有しており、前
記貯水タンクは、貯水タンクの下限の水位を検知する水
位検知計と、給水機構と、制御部材とを具え、この制御
部材は、前記水位検知計が信号を発した際、前記給水機
構を作動して貯水タンク内に給水するものであることが
できる。
〔作用〕
本考案は上記の手段を採用したことにより、流入した空
気の湿度を検知した湿度センサの湿度があらかじめ設定
した値より高い場合、制御部材が、フィンが冷却フィン
となるようにペルチェ素子を制御し、流入する空気中の
水分をフィンで結露させて除去し、除湿した空気を排出
口から排出し、また、前記フィンで除去した水分は貯水
タンクに吸水性部材を介して貯溜する。
一方、流入した空気の湿度を検知した湿度センサの湿度
があらかじめ設定した値より低い場合、制御部材が、フ
ィンが放熱フィンとなるようにペルチェ素子を制御し、
貯水タンク内の水分を吸水性部材を介して蒸発させて加
湿した空気を排出口から排出するできることとなる。
〔実施例〕
以下、図面に示す本考案の実施例について説明する。
第1図〜第3図には本考案による調湿器が示されてい
て、この調湿器は、調湿空間Xと他の空間Yとを仕切る
壁1にそれを貫通した状態で取付けられている箱状の外
ケース2が設けられ、この外ケース2の内部は基板3で
2室に区画され、調湿空間X側では前記外ケース2と基
板3とでケーシング4を形成し、また、他の空間Y側で
は前記外ケース2と基板3とで第2のケーシング5を形
成している。
前記ケーシング4および第2のケーシング5には、それ
ぞれ空気の取入口4a、5aおよび排出口4b、5bが形成され
ている。
そして、前記ケーシング4内の基板3には、空気対流用
のファン6と、ペルチェ素子7と、このペルチェ素子7
の一面に接合するフィン8とが設けられ、ケーシング4
の底部に、貯水タンク9が設けられ、さらに、この貯水
タンク9内に一端を浸漬し、他端を前記フィン8に接触
した不織布などからなる吸水性部材10が配設されてい
る。
そして、前記貯水タンク9は、給水機構11に接続した給
水口9aと、排水管(図示せず)に接続した排水口9bと、
貯水タンク9の下限の水位を検知する水位検知計12と、
制御部材13とを具え、その制御部材13は、前記水位検知
計12が信号を発した際、前記給水機構11を作動して貯水
タンク9内に水を供給するようになっており、絶えず一
定以上の水が入った状態となっている。
また、前記第2のケーシング5内の基板3には、空気対
流用のファン14と、前記基板3を貫通して前記ペルチェ
素子7の他面に接合する第2のフィン15とが設けられて
いる。
さらに、前記ケーシング4の取入口4aの近傍に、調湿空
間Xから流入する空気の湿度を検知する湿度センサ16が
配設されている。
また、あらかじめ所望の設定湿度値が入力されるととも
に、前記湿度センサ16から入力する湿度値とを比較し
て、前記ペルチェ素子7に流す電流の向きを制御する制
御部材17が設けられている。
次に、上記のものの作用について説明する。
まず、前記ファン6を作動すると、前記調湿空間Xから
取入口4aを介してケーシング4内に空気が流入する。
そして、この流入した空気の湿度が、設定した湿度値よ
り高いことを前記湿度センサ16が検知した際には、前記
制御部材17が、前記フィン8が冷却フィンとなるように
前記ペルチェ素子7を制御する。
そして、前記ケーシング4内では、前記空気対流用のフ
ァン6の作動により、調湿空間Xから取入口4aを介して
流入した湿度の多い空気が冷却されたフィン8に当た
り、空気中の水分がフィン8の表面で結露して除去さ
れ、除湿された空気が排出口4bから調湿空間Xに排出さ
れる。
また、前記フィン8で結露した水分は、前記吸水性部材
10を介して前記貯水タンク9内に貯溜される。
このとき第2のケーシング5側では、前記空気対流用の
ファン14の作動により、他の空間Yから取入口5aを介し
て流入する空気は放熱フィンとなる第2のフィン15に当
たり、加熱されて排出口5bから他の空間Yに排出され
る。
したがって、前記調湿空間Xから流入した空気は、ケー
シング4内で確実に除湿されて調湿空間X内に排出され
るとともに、除湿により発生する水分を貯水タンク9内
に貯溜することができる。
一方、前記調湿空間Xから取入口4aを介してケーシング
4内に流入した空気の湿度が、設定した湿度値より低い
ことを前記湿度センサ16が検知した際には、前記制御部
材17が、前記除湿時と逆の制御を行う。
すなわち、前記フィン8が放熱フィンとなるように前記
ペルチェ素子7を制御する。
そして、前記空気対流用のファン6の作動により、調湿
空間Xから取入口4aを介して流入した乾燥した空気は、
前記貯水タンク9内の水分により湿潤するとともにフィ
ン8により加熱された吸水性部材10に当たり、この吸水
性部材10中の水分を蒸発し、加湿された空気が排出口4b
から調湿空間Xに排出される。
またこのとき、第2のケーシング5側では、前記空気対
流用のファン14の作動により、他の空間Yから取入口5a
を介して流入する空気が冷却フィンとして作用する第2
のフィン15により冷却されて排出口5bから他の空間Yに
排出される。
したがって、前記調湿空間Xから流入した空気を確実に
加湿できるとともに、加湿により必要な水分が、貯水タ
ンク9から吸水性部材10を介して確実に供給されるので
給水する必要もない。
なお、いずれの場合であっても、調湿空間Xの湿度が設
定した所定の湿度に近ずくと、前記制御部材17がその作
動を停止するものである。
上記で述べたように、本考案による調湿器にあっては、
前記ペルチェ素子7に流す電流の向きを制御することに
より、調湿空間X内の空気を除湿したり、または加湿を
して確実に調湿できるものである。
また、ペルチェ素子7を用いているので全体を小型化で
き、さらに、貯水タンク9を具えているので、除湿の際
に排水したり、加湿の際に給水する必要がなく、メンタ
ナンスが不要となるものである。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように構成したので、ペルチェ素子に流
す電流を制御することにより、調湿空間内の空気の除湿
および加湿を確実に制御して行うことができるととも
に、ペルチェ素子を用いているので全体を小型化でき、
また、貯水タンクを具えているので除湿の際に排水した
り、加湿の際に給水する必要がなくメンタナンスが不要
となるなどのすぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による調湿器の概略断面図、第2図は第
1図の表面側から見た図、第3図は本考案による調湿器
に用いられる制御部材の制御を示すブロック図、第4図
はペルチェ素子を用いた従来の除湿器の概略断面図であ
る。 1、21……壁 2……外ケース 3、23……基板 4、22……ケーシング 4a、5a、24……取入口 4b、5b、25……排出口 5……第2のケーシング 6、14、26……ファン 7、27……ペルチェ素子 8……フィン 9……貯水タンク 9a……給水口 9b……排水口 10……吸水性部材 11……給水機構 12……水位検知計 13、17……制御部材 15……第2のフィン 16……湿度センサ 28……冷却フィン 29……放熱フィン 30……蒸発器 X……調湿空間 Y……他の空間

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気の取入口(4a)と排出口(4b)とを設
    けたケーシング(4)内に、ファン(6)と、ペルチェ
    素子(7)と、そのペルチェ素子(7)の一面に接合し
    たフィン(8)と、貯水タンク(9)と、一端を前記貯
    水タンク(9)内に浸漬し、他端を前記フィン(8)の
    表面に接触させた吸水性部材(10)とを設け、前記取入
    口(4a)から流入する空気の湿度を検知する湿度センサ
    (16)を設け、さらに、前記湿度センサ(16)で検知し
    た湿度とあらかじめ設定した湿度値とを比較して、前記
    ペルチェ素子(7)に流す電流の向きを制御する制御部
    材(17)を設け、取入口(4a)から流入する空気の湿度
    が設定した値より高い場合、前記制御部材(17)が、前
    記フィン(8)が冷却フィンとなるように前記ペルチェ
    素子(7)を制御し、フィン(8)で除去した水分を吸
    水性部材(10)を介して貯水タンク(9)に貯溜し、ま
    た、取入口(4a)から流入する空気の湿度が設定した値
    より低い場合、前記制御部材(17)が、前記フィン
    (8)が放熱フィンとなるように前記ペルチェ素子
    (7)を制御し、貯水タンク(9)内の水分を前記吸水
    性部材(10)を介して蒸発させて加湿することを特徴と
    する調湿器。
  2. 【請求項2】前記貯水タンク(9)は、貯水タンク
    (9)の下限の水位を検知する水位検知計(12)と、給
    水機構(11)と、制御部材(13)とを具え、該制御部材
    (13)は、前記水位検知計(12)が信号を発した際、前
    記給水機構(11)を作動して前記貯水タンク(9)内に
    給水する請求項1記載の調湿器。
JP1989123778U 1989-10-23 1989-10-23 調湿器 Expired - Lifetime JPH0740902Y2 (ja)

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US6158224A (en) * 1999-05-14 2000-12-12 Nestec S.A. Beverage dispenser with a dehumidifier utilizing a thermoelectric cooler
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WO2012101877A1 (ja) * 2011-01-24 2012-08-02 パナソニック株式会社 加湿器

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