JP2557182Y2 - 穿孔機 - Google Patents

穿孔機

Info

Publication number
JP2557182Y2
JP2557182Y2 JP6587192U JP6587192U JP2557182Y2 JP 2557182 Y2 JP2557182 Y2 JP 2557182Y2 JP 6587192 U JP6587192 U JP 6587192U JP 6587192 U JP6587192 U JP 6587192U JP 2557182 Y2 JP2557182 Y2 JP 2557182Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
paper
hole
stopper
pressing lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6587192U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0623767U (ja
Inventor
益実 外山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pentel Co Ltd filed Critical Pentel Co Ltd
Priority to JP6587192U priority Critical patent/JP2557182Y2/ja
Publication of JPH0623767U publication Critical patent/JPH0623767U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2557182Y2 publication Critical patent/JP2557182Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、基台上に回転自在に配
置された押圧レバ−と、その押圧レバ−に連動して穿孔
杆が下降し、前記基台上に載置されたシ−ト状物を穿孔
する穿孔機に関するものであり、特に200〜300枚
程度の比較的枚数の多い紙や樹脂性のシ−ト状物に穿孔
し、更に、その穿孔された孔に止め具(綴じピン)を挿
入し綴じる穿孔機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、穿孔した後、穿孔機上で止め具に
より紙束を綴じる穿孔機として特開昭62−21819
7号公報が知られている。即ち、基台上には支柱が立設
されており、その支柱にはハンドルが回転自在に取り付
けられている。そして、そのハンドルにはそのハンドル
の回転と連動し、上下動する穿孔杆が取り付けられてい
る。
【0003】又、基台上には紙束を綴じる雄部材上端に
嵌合する雌部材が挿入される凹部が形成されている。更
に、基台上には後端に紙束(書類)の後端の位置を揃え
る当接壁と、前記凹部に対応する位置に穿孔刃通過開口
部とが形成された書類載置台が摺動自在に配置されてい
る。なお、前記凹部(雌部材挿入孔)は穿孔された紙束
を書類載置台により手前に引出した際、穿孔された孔と
対応した位置(孔の真下)に形成されている。
【0004】次に動作について説明する。先ず最初に、
凹部に雌部材を挿入すると共に、書類載置台に紙束(書
類)を載置し、ハンドルを回転させることにより紙束に
穿孔する。穿孔後、書類載置台を引出し、穿孔した孔と
雌部材との位置が一致した位置で引出し作業をやめ(最
前進位置)る。次いで、雄部材を紙束の穿孔に挿入し、
更にその雄部材を雌部材に手動で押圧嵌合させ紙束を綴
じる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
においては、穿孔した紙束を穿孔機上で簡単に綴じるこ
とができ便利ではあるが、穿孔する位置を変えた場合に
は穿孔した孔の位置(雄部材)と雌部材とに位置が合致
せず、もしくは合致させることが困難であった。
【0006】つまり、穿孔する位置を紙束の端より奥に
しようとし、書類載置台を若干奥に設定すると、引出し
た際、穿孔した孔が雌部材に到達せず雄部材と雌部材と
を嵌合させることができない場合や、逆に穿孔する位置
を紙束の端部近傍にしようとし、書類載置台を若干手前
に設定すると、穿孔終了後書類載置台を最前進させた
際、穿孔した孔の位置が雌部材を通過してしまい、よっ
て孔と雌部材とを合致させるには目視により行わなけれ
ばならず非常に面倒で困難であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決することを目的とし、基台上面に支持体を固定し、そ
の支持体に押圧レバ−を回転自在に配置すると共に、そ
の押圧レバ−の回転に連動し上下動する穿孔杆を配置
し、前記基台上面にスライドベ−スを前後動自在に配置
させ、穿孔された孔に止め具を挿入し、あらかじめ基台
上の凹部に嵌合されている止めリングを前記止め具に圧
入することにより紙束を綴じる如くなした穿孔機におい
て、前記基台後方に穿孔する位置の位置決めを行う位置
決め部材を配置し、その位置決め部材の低盤に摺動溝を
形成し、その摺動溝に前記スライドベ−スの下面に設け
た段部が摺動できるよう配置させ、スライドベ−スを最
前進位置に変位させた時、孔と止めリングが合致する如
くしたことをその要旨とするものである。
【0008】
【実施例】図1、図2に基いて本願考案の一実施例を詳
細に説明する。基台1の上面には支持体2が立設されて
いる。その支持体2の中間部には押圧レバ−3が回転軸
4を中心に回転自在に配置されている。そして、その回
転軸4の中間部にはカム盤5が固定されている。又、そ
のカム盤5には押圧体6の一端部がピン7により回転自
在に取り付けられている。
【0009】一方、該押圧体6の他端部はガイド部材2
aにより直進上下動するスライダ−8にピン9により回
転自在に取り付けられている。更に、そのスライダ−8
には上下方向に縦孔10が形成されていて、その縦孔1
0には穿孔杆11が螺子12により固定されている。な
お、スライダ−8の中間部より上方にかけて穿孔杆11
により切削された切り粉を排出するための排出溝13
と、スライダ−8の上限位置を規制する係止溝14が形
成されている。
【0010】また、前記スライダ−8の前面には摺動軸
ガイド部材15が螺子16などにより固定されており、
そのガイド部材15には摺動軸17が摺動自在に嵌挿さ
れている。そして摺動軸17の下端には紙押え盤18が
固定されて、紙押え盤18は弾撥部材20により下方に
付勢されており、摺動軸17上端には止めリング(Eリ
ング)21が固定されガイド部材15下方への抜け防止
を行っている。又、前記紙押え盤18には図6に示すよ
うな押圧盤22が前後動自在に配設されている。
【0011】又、前記ガイド部材15の前面にはブラケ
ット23が固定されていて、そのブラケット23に錘体
24がピン25により揺動自在に枢着され、自然垂下時
錘体24の下方で支持体2の内側に固定された係止部材
26上端に係止する如くなっている。前記錘体24の前
方にはその錘体24を押圧し、係止部材26との係合を
解除する係止解除部材27が前進後退可能に取り付けら
れている。なお、その係止解除部材27は樹脂性のブッ
シュ28にある程度の嵌合力で嵌合されている。
【0012】又、基台1の上面後方には穿孔する孔の位
置決めを行う位置決め部材29が前後動自在にかつ、螺
子30により固定できるように配置されている。そし
て、その位置決め部材29の低盤部31には摺動溝32
が形成されている。
【0013】更に、前記基台1の上面には紙束Wを載置
するスライドベ−ス33が前後動自在に配置されてお
り、そのスライドベ−ス33の後端には紙束の後端の位
置を揃える位置決め片33aが形成されている。そし
て、そのスライドベ−ス33の下面には段部34が設け
られていて、その段部34が前記位置決め部材29の摺
動溝32に係合し、スライドベ−ス33の最前進位置、
最後退位置の規制をしている。
【0014】又、前記摺動溝32の縦方向の長さはスラ
イドベ−ス33の移動量Yとした際に、そのスライドベ
−ス33の移動量Yが凹部1aの中心から穿孔杆の中心
までの距離Xと同様になるように設定されている(図9
参照)。
【0015】又、スライドベ−ス33の側面には穿孔す
る紙束の横幅に適合するよう移動自在な幅合わせ部材3
5が配置されている。なお、その幅合わせ部材35の端
部には紙束のばらけを防止する紙押え36が上下動自在
に固定されている。
【0016】なお、37は不使用時、押圧レバ−3を倒
してたゝんでおくための係止部材であり、使用時には図
11に示すように基台1の下方に収納することができる
ようになっている。
【0017】次に動作について説明する。図2の状態か
ら係止解除部材27を押圧すると錘体24が摺動軸17
の方向に押圧され、係止部材26上端から外れた位置に
変位する。この状態で押圧レバ−3を回転させるとその
回転作用はカム盤5と押圧体6とスライダ−8とのリン
ク機構により直線作用に変換され、穿孔杆11を下降さ
せる。更に、押圧レバ−3を回転させると紙束Wに孔を
開ける。なお、紙押え盤18は紙束Wの厚さに応じある
程度下降した位置で停止し、穿孔杆11のみ下降する。
穿孔終了後、押圧レバ−3を逆回転させ、紙束Wより穿
孔杆を引き抜くわけであるが、紙押え盤18(と弾撥部
材20の作用)により紙束Wは下方に押圧されているた
め、穿孔杆11と共に紙束が上昇することはない。
【0018】又、押圧レバ−3を逆回転させスライダ−
8が上昇すると錘体24も上昇し、その錘体24の上昇
過程で係止解除部材27を押圧し、元の状態に戻す。こ
の係止解除部材27の戻し動作により穿孔杆11は係止
解除部材27を押圧しないかぎり下降することがない。
【0019】次に穿孔位置の可変動作と止め具38を使
用する場合について説明する。穿孔する孔を紙束の端部
より奥側にしたい場合には、先ず、凹部1aに止めリン
グ39を載置すると共に、位置決め部材29を後退させ
螺子30によりその位置決め部材29を固定する。次い
で、紙束をスライドベ−ス33上面に載置すると共に、
その紙束の後端を位置決め片33aに当接させ整える。
次いで、前記スライドベ−ス33の段部34の後端34
aが摺動溝32の前端部32aに当接するまで後退させ
る。この状態で穿孔し、穿孔終了後スライドベ−ス33
を段部34の前端面34bが摺動溝32の後端部32b
に当接するまで手前に引き出す。
【0020】こゝで前述したように、スライドベ−ス3
3の移動量Yと凹部1aの中心から切削刃の中心までの
距離Xとが同様になるように設定(形成)されているの
で、穿孔された孔は必ず止めリング39の上方に位置さ
れる。次いで、止め具38の本体を穿孔した孔に挿入
し、更に、止めリング39に支柱部40(係止突起40
a)を嵌合する。
【0021】なお、止めリング39への嵌合が硬い場合
には押圧盤22を前方に引出し、押圧レバ−3を回転さ
せ紙押え盤18を下降させる。この紙押え盤18の下降
動作により弾撥部材20を介して押圧盤22が止め具3
8の鍔部40bを押圧し、支柱部40(係止突起40
a)が止めリング39に嵌合する。
【0022】
【考案の効果】本考案は、基台上面に支持体を固定し、
その支持体に押圧レバ−を回転自在に配置すると共に、
その押圧レバ−の回転に連動し上下動する穿孔杆を配置
し、前記基台上面にスライドベ−スを前後動自在に配置
させ、穿孔された孔に止め具を挿入し、あらかじめ基台
上の凹部に嵌合されている止めリングを前記止め具に圧
入することにより紙束を綴じる如くなした穿孔機におい
て、前記基台後方に穿孔する位置の位置決めを行う位置
決め部材を配置し、その位置決め部材の低盤に摺動溝を
形成し、その摺動溝に前記スライドベ−スの下面に設け
た段部が摺動できるよう配置させ、スライドベ−スを最
前進位置に変位させた時、孔と止めリングが合致する如
くしたので、穿孔する位置を変化させてもスライドベ−
スを最前進させた際、常に穿孔した孔の真下に止めリン
グが位置し、確実に紙束を綴じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例外観斜視図である。
【図2】図1の正断面図である。
【図3】止め具正面図である。
【図4】図2の押圧レバ−を最下位迄回動した時の図で
ある
【図5】図4の平面図である。
【図6】紙押え盤部分の平面図である。
【図7】図5のA−A断面図である。
【図8】図7のB−B断面図である。
【図9】図1の基台部分の正面図である。
【図10】図9の左側面図である。
【図11】図9の平面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 支持体 3 押圧レバ− 4 回転軸 5 カム盤 6 押圧体 8 スライダ− 10 縦孔 11 穿孔杆 18 紙押え盤 20 弾撥部材 29 位置決め部材 30 螺子 31 低盤部 32 摺動溝 33 スライドベ−ス 34 段部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上面に支持体を固定し、その支持体
    に押圧レバ−を回転自在に配置すると共に、その押圧レ
    バ−の回転に連動し上下動する穿孔杆を配置し、前記基
    台上面にスライドベ−スを前後動自在に配置させ、穿孔
    された孔に止め具を挿入し、あらかじめ基台上の凹部に
    嵌合されている止めリングを前記止め具に圧入すること
    により紙束を綴じる如くなした穿孔機において、前記基
    台後方に穿孔する位置の位置決めを行う位置決め部材を
    配置し、その位置決め部材の低盤に摺動溝を形成し、そ
    の摺動溝に前記スライドベ−スの下面に設けた段部が摺
    動できるよう配置させ、スライドベ−スを最前進位置に
    変位させた時、孔と止めリングが合致する如くなした穿
    孔機。
JP6587192U 1992-08-27 1992-08-27 穿孔機 Expired - Fee Related JP2557182Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6587192U JP2557182Y2 (ja) 1992-08-27 1992-08-27 穿孔機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6587192U JP2557182Y2 (ja) 1992-08-27 1992-08-27 穿孔機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0623767U JPH0623767U (ja) 1994-03-29
JP2557182Y2 true JP2557182Y2 (ja) 1997-12-08

Family

ID=13299484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6587192U Expired - Fee Related JP2557182Y2 (ja) 1992-08-27 1992-08-27 穿孔機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2557182Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105711282B (zh) * 2016-03-30 2017-11-21 山东德州烟草有限公司 一种财务表单的整理、打孔、装订一体机及其使用方法
CN105856892B (zh) * 2016-05-06 2018-02-06 山东省农业科学院 一种财务表单的打孔装订机及使用方法
JP6639618B2 (ja) * 2018-11-13 2020-02-05 キヤノン株式会社 シート処理装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0623767U (ja) 1994-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2557182Y2 (ja) 穿孔機
US20050235797A1 (en) Decorative hole punch
US4613266A (en) Guide apparatus for use with punching and binding machines
JP2571915Y2 (ja) 穿孔機
JPH07299981A (ja) ハトメ機構付き穿孔機
JPS62500227A (ja) 用紙をステ−プル針で綴じ穿孔するのに用いる組合せ装置
US6789453B2 (en) Fine-tunable paper stop for paper punching machine
JP2606189Y2 (ja) 紙束の穿孔綴じ装置
US3971278A (en) Carriage positioning mechanism
JP2649146B2 (ja) パンチ
JPS6021198Y2 (ja) 事務用穿孔機
JPS6127925Y2 (ja)
JP2524275Y2 (ja) 事務用ステープラー
JP2932425B2 (ja) 卓上紙裁断機の安全装置
JPH0645774U (ja) 書類の穿孔綴じ機に於ける綴じピン切断装置
JPH0639398U (ja) 紙束の穿孔装置
JPS6055280B2 (ja) 事務用穿孔機
JPS5828285Y2 (ja) 80欄カ−ド用ハンドパンチヤ−
JPH0681781U (ja) 紙束穿孔綴じ装置
JP3141227B2 (ja) 多機能孔明け機の紙位置決装置
JPH10264099A (ja) 帯状刃用切欠形成打抜き装置
JPH0716453Y2 (ja) 綴止装置における書類載置部の構造
JP4151914B1 (ja) 紙穿孔器
JP3108799B2 (ja) 孔明けパンチ用紙押え
KR200227837Y1 (ko) 수동식 펀치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees