JP4151914B1 - 紙穿孔器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】引き出し操作、自重の何れによっても、棒状体が基部から最大限突出できるようにする。この突出する棒状体には、穿孔すべき紙のサイズに応じた突片を設ける。この突片に対し、選択的に穿孔すべき紙を当接させることにより、穿孔すべき紙の穿孔位置を確定する。更に、前記棒状体を、金属製の上記筐体と樹脂製の下部筐体から成る前記基部における前記下部筐体に設けると共に、該下部筐体に前記上部筐体を支持するスペーサーを設ける。
【選択図】図6
Description
このような穿孔位置画定装置を装備した紙穿孔器を使用するには先ず、穿孔する紙のサイズを、ゲージA上の刻印B,Cから探し出す。次いで、板バネDの弾発力によりベースEと、ゲージA間に生ずる摩擦力に抗してゲージAを摺動させ、先に探し出した刻印B又はCと、紙穿孔器のベースEにある標識Fとを合致させる。この合致させた時、ゲージAの裏側には、刻印B及びC各々に対応させた凹部G及びHが形成させてあるので、板バネDの凸部Iが、前記探し出した刻印B又はCの何れかに対応した凹部G又はHに嵌入し、ゲージAが意に反して移動することが無いよう係止される。
即ち、ゲージAは常時板バネDによりベースEの裏面に押圧されているものであり、ゲージAとベースEの間に生じる摩擦力に抗してゲージAを調節する必要があった。
更にゲージAの凹部G又はHに、板バネDの凸部Iが嵌入しているか、爾後嵌入する場合、ゲージAの前記調節は凸部Iが凹部G又はHから離脱するような力を加えながら行う必要があった。
従ってゲージAの調節は、ゲージAとベースE間の「摩擦力」と、凹部G又はHから凸部Iを「離脱させる力」とを併せた力を必要とするものであった。
「一端に回動軸を有する回動レバーにより駆動される穿孔刃と、
該穿孔刃が嵌入する嵌入孔を有すると共に該嵌入孔に連通する空所を有する基部と、
前記回動軸線と平行なストッパーとを有し、
前記穿孔刃と前記嵌入孔及び前記ストッパーにより区画される紙挿入域に挿入された紙に貫通孔を形成するようにした紙穿孔器に於いて、
前記基部側壁に前記回動軸の軸線と平行な方向に貫通させた開孔と、
該開孔に緩着してあり、該開孔を介し、前記基部の内外に延びる棒状体と、
前記基部内に位置している棒状体の対向する第一側と第二側で前記棒状体を摺動し易いように緩着すると共に前記回動軸と平行な方向に案内する第一と第二のガイド部材と、
前記第一側と第二側とは異なる対向した第三側と第四側で前記棒状体を、該棒状体の第三側と間隙を適度なものにすると共に前記回動軸と平行な方向に案内する第三と第四のガイド部材と、
前記基部に対する前記棒状体の最大突出量を前記基部と衝接することにより規定する前記棒状体に形成した制限手段と、
該制限手段で制限された際の前記基部側壁から突出する棒状体部分に設けられる紙サイズに応じた貫通孔の位置を規定する複数の紙衝接用突起とから成る紙穿孔器。」
にある。
「前記基台を上部筐体と下部筐体とで形成し、且つ該下部筐体に前記開孔を設けると共に、該開孔を介して前記基部内外に延びる前記棒状体のガイドされた動きを前記上部筐体が妨げないようにするスペーサーを前記下部筐体に設けた請求項1記載の紙穿孔器。」
にある。
「前記下部筐体の開孔を介して前記基部内外に延びる前記棒状体のガイドされた動きを前記上部筐体が妨げないよう該上部体筐体を支承するスペーサーを前記下部筐体に設けた請求項2記載の紙穿孔器。」
にある。
1)基部からの棒状体の出し入れを、棒状体の自重で行うことが出来、其の自重で突出した棒状体の紙衝接用突起に穿孔すべき紙を合わせるのみであるため、一方の手で紙穿孔器を持ち、他方の手で穿孔すべき紙を持ち、持ったこれらの手を持ち替えたり離したりせずに、一連の穿孔操作を完遂することが出来、スピーディーな穿孔が出来る。
2)棒状体を自重で落下させ、穿孔すべき紙サイズに対応する紙衝接用突起に、穿孔すべき紙を合わせるのみであるため、従来の様なスケールを出し入れする調節が不要である。
3)構造が簡単であり、安価に提供することが出来る。
次いで、上記のように右手で保持したパンチ1を、保持している右手によって突片18側が下方になるよう傾ける。
A.ゲージ17は、ガイド11、12間に緩着されている。
B.開孔10に対し、ゲージ17を緩着してある。
C.屈曲部20と、上壁14間の間隙を、適度なものにする。
この容易な落下は、前述と同様の理由による。
尚、第二の実施例の作用は、前記第一の実施例の作用と略同じであるため、ここでは第一の実施例と異なる部分についてのみ説明する。
2 基部たる基台
3 上部筐体
4 下部筐体
4a 基部側壁たる側壁
8 空所
9 スペーサー
10 開孔
11 第一のガイド部材であるガイド
12 第二のガイド部材であるガイド
13 第四のガイド部材である底壁
14 第三のガイド部材である上壁
15 嵌入孔
16 ストッパー
17 棒状体たるゲージ
18 紙衝接用突起たる突片
19 紙衝接用突起たる突片
20 制限手段たる屈曲部
21 上縁
21a 下縁
21b 左縁
21c 右縁
23 回動軸たる枢着ピン
24 回動レバーたるレバー
26 穿孔刃たるピストン
29 紙挿入域
31 制限手段たる段部
Claims (3)
- 一端に回動軸を有する回動レバーにより駆動される穿孔刃と、該穿孔刃が嵌入する嵌入孔を有すると共に該嵌入孔に連通する空所を有する基部と、前記回動軸線と平行なストッパーとを有し、前記穿孔刃と前記嵌入孔及び前記ストッパーにより区画される紙挿入域に挿入された紙に貫通孔を形成するようにした紙穿孔器に於いて、前記基部側壁に前記回動軸の軸線と平行な方向に貫通させた開孔と、該開孔に緩着してあり、該開孔を介し、前記基部の内外に延びる棒状体と、前記基部内に位置している棒状体の対向する第一側と第二側で前記棒状体を摺動し易いように緩着すると共に前記回動軸と平行な方向に案内する第一と第二のガイド部材と、前記第一側と第二側とは異なる対向した第三側と第四側で前記棒状体を、該棒状体の第三側と間隙を適度なものにすると共に前記回動軸と平行な方向に案内する第三と第四のガイド部材と、前記基部に対する前記棒状体の最大突出量を前記基部と衝接することにより規定する前記棒状体に形成した制限手段と、該制限手段で制限された際の前記基部側壁から突出する棒状体部分に設けられる紙サイズに応じた貫通孔の位置を規定するための複数の紙衝接用突起とから成る紙穿孔器。
- 前記基部を上部筐体と下部筐体とで構成し、且つ該下部筐体に前記開孔を設けた請求項1記載の紙穿孔器。
- 前記下部筐体の開孔を介して前記基部内外に延びる前記棒状体のガイドされた動きを前記上部筐体が妨げないよう該上部筐体を支承するスペーサーを前記下部筐体に設けた請求項2記載の紙穿孔器。
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JP2007226381A JP4151914B1 (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | 紙穿孔器 |
Applications Claiming Priority (1)
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2007
- 2007-08-31 JP JP2007226381A patent/JP4151914B1/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2009056552A (ja) | 2009-03-19 |
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