JP3163005U - 綴じ込み穴開け具 - Google Patents
綴じ込み穴開け具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3163005U JP3163005U JP2010004749U JP2010004749U JP3163005U JP 3163005 U JP3163005 U JP 3163005U JP 2010004749 U JP2010004749 U JP 2010004749U JP 2010004749 U JP2010004749 U JP 2010004749U JP 3163005 U JP3163005 U JP 3163005U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- hole
- holes
- binding
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Abstract
【課題】従来から普及している2穴用の穴開け具を利用して、6穴も簡単に開けることができる綴じ込み穴開け具の提供を課題とする。【解決手段】シートに綴じ込み用の穴を開けるための綴じ込み穴開け具であって、基台10と該基台10に片持ち枢支されるレバー体20とを備え、前記基台10には雌穴刃12を一定の間隔で2穴設けると共に前記レバー体20には前記2穴の雌穴刃12に対応して雄突刃22を2つ設け、前記レバー体20を押し下げることで、主としてシートに2穴の綴じ込み用穴を同時開口するものにおいて、前記基台10の上面のうち前記雌穴刃12の2穴がある位置の中間領域を利用して、該中間領域に6穴の綴じ込み用穴をシートに開けるための基準目印F、R1〜R3、L1〜L3を設けた。【選択図】 図1
Description
本考案は、綴じ込み穴開け具に関し、より詳細には、シートに綴じ込み用の穴を開けるための綴じ込み穴開け具に関する。
従来、シートの綴じ込み用の穴を開ける穴開け具として、1回に1穴を開けることができる1穴用の穴開け具、1回に2穴を同時に開けることができる2穴用の穴開け具、1回に6穴を同時に開けることができる6穴用の穴開け具、その他の穴開け具が提供されている。
前記の穴開け具のうち、2穴用の穴開け具は、綴じ込みが確実にできる最小の穴を1度に開けることができるものとして、一番の普及品として安価に提供されている。
一方、6穴式のバインダーや、6穴式のファイル等も、それなりに普及している。しかし6穴式のバインダー等にシートを追加したい場合には、これまでは、6穴が開けられた市販シートを買うか或いは6穴用の穴開け具を用意しなければならず、非常に不便であった。
特開平10−337694号公報(特許文献1)には、とじ込み穴開け具用定規として、書類に綴じ込み穴を開ける際に、書類に対する穴あけ具のセット位置を容易にする定規が開示されている。
特開2000−42998号公報(特許文献2)には、用紙とじ具付き用紙穴開け具として、用紙の穴開けと用紙をとじる針を曲げる工程を同時にするものが開示されている。
特開2002−273697号公報(特許文献3)には、多機能パンチとして、1台のパンチ器で1穴から6穴まで開けることができるものが開示されている。
前記の穴開け具のうち、2穴用の穴開け具は、綴じ込みが確実にできる最小の穴を1度に開けることができるものとして、一番の普及品として安価に提供されている。
一方、6穴式のバインダーや、6穴式のファイル等も、それなりに普及している。しかし6穴式のバインダー等にシートを追加したい場合には、これまでは、6穴が開けられた市販シートを買うか或いは6穴用の穴開け具を用意しなければならず、非常に不便であった。
特開平10−337694号公報(特許文献1)には、とじ込み穴開け具用定規として、書類に綴じ込み穴を開ける際に、書類に対する穴あけ具のセット位置を容易にする定規が開示されている。
特開2000−42998号公報(特許文献2)には、用紙とじ具付き用紙穴開け具として、用紙の穴開けと用紙をとじる針を曲げる工程を同時にするものが開示されている。
特開2002−273697号公報(特許文献3)には、多機能パンチとして、1台のパンチ器で1穴から6穴まで開けることができるものが開示されている。
上記特許文献1のとじ込み穴開け具用定規は、種々の寸法のシートに対して、適切な穴開け具の位置を提供する定規であるが、穴開け具による穴の数を増やしたりするのに役立つものではない。
また特許文献2の用紙とじ具付き用紙穴開け具は、シートの穴開けと綴じ込みを同時にすることができるものであるが、これもシートに開ける穴の数を増減するのに適したものではない。
また特許文献3の多機能パンチは、1台のパンチ器で1穴から6穴まで、6種類の穴を開けることができるものである。しかしベース(2)の上に2穴のパンチ孔(5)と6穴のパンチ孔(5)を設けるものであり、構造が複雑となる上、操作も安全とは言えないものである。また指標部(10、11)を設けて穴を開けるようにすることも開示されているが、2穴のパンチ孔(5)を設ける側では6穴を開けることができず、6穴を開けるときは6穴のパンチ孔(5)を設けた側を用いなければならない。
また特許文献2の用紙とじ具付き用紙穴開け具は、シートの穴開けと綴じ込みを同時にすることができるものであるが、これもシートに開ける穴の数を増減するのに適したものではない。
また特許文献3の多機能パンチは、1台のパンチ器で1穴から6穴まで、6種類の穴を開けることができるものである。しかしベース(2)の上に2穴のパンチ孔(5)と6穴のパンチ孔(5)を設けるものであり、構造が複雑となる上、操作も安全とは言えないものである。また指標部(10、11)を設けて穴を開けるようにすることも開示されているが、2穴のパンチ孔(5)を設ける側では6穴を開けることができず、6穴を開けるときは6穴のパンチ孔(5)を設けた側を用いなければならない。
そこで本考案は上記従来における問題点を解決し、従来から普及している2穴用の穴開け具を利用して、6穴も簡単に開けることができる綴じ込み穴開け具の提供を課題とする。
上記課題を解決する本考案の綴じ込み穴開け具は、シートに綴じ込み用の穴を開けるための綴じ込み穴開け具であって、基台と該基台に片持ち枢支されるレバー体とを備え、前記基台には雌穴刃を一定の間隔で2穴設けると共に前記レバー体には前記2穴の雌穴刃に対応して雄突刃を2つ設け、前記レバー体を押し下げることで、主としてシートに2穴の綴じ込み用穴を同時開口するものにおいて、前記基台の上面のうち前記雌穴刃の2穴がある位置の中間領域を利用して、該中間領域に6穴の綴じ込み用穴をシートに開けるための基準目印を設けたことを第1の特徴としている。
また本考案の綴じ込み穴開け具は、上記第1の特徴に加えて、基準目印は、シートを基台上にセットして穴を開ける際に、シートの右辺を合わせるための3本の右辺用基準ラインと、シートの左辺を合わせるための3本の左辺用基準ラインとを有することを第2の特徴としている。
また本考案の綴じ込み穴開け具は、上記第1又は第2の特徴に加えて、基準目印は、シートを基台上にセットして穴を開ける際に、シートの先端辺を合わせるための先端用基準ラインを有することを第3の特徴としている。
また本考案の綴じ込み穴開け具は、上記第1〜第3の特徴に加えて、基準目印を印刷した基準目印シートを基台上面の中間領域に貼り付けてあることを第4の特徴としている。
また本考案の綴じ込み穴開け具は、上記第1の特徴に加えて、基準目印は、シートを基台上にセットして穴を開ける際に、シートの右辺を合わせるための3本の右辺用基準ラインと、シートの左辺を合わせるための3本の左辺用基準ラインとを有することを第2の特徴としている。
また本考案の綴じ込み穴開け具は、上記第1又は第2の特徴に加えて、基準目印は、シートを基台上にセットして穴を開ける際に、シートの先端辺を合わせるための先端用基準ラインを有することを第3の特徴としている。
また本考案の綴じ込み穴開け具は、上記第1〜第3の特徴に加えて、基準目印を印刷した基準目印シートを基台上面の中間領域に貼り付けてあることを第4の特徴としている。
請求項1に記載の綴じ込み穴開け具によれば、普及品として一番便利で安価な2穴用の穴開け具を用いて、6穴も形成することができるので、6穴用バインダーに綴じるためのシートを簡単に作成することができ、非常に便利である。
また構造は、2穴用の穴開け具の基台上面の雌穴刃の中間領域を利用して、そこに6穴の基準目印を設けるだけであるので、これまでの2穴用の穴開け具の構造を実質的にほとんど変更する必要もない。よって2穴に穴開け用として安定した作用、効果を引き続き保持しながら、6穴用にも使用できるという大きなメリットを享受することができる。
勿論、従来の2穴用の穴開け具とほとんど同じで済むので、普及品の一部変更として、安定した性能のものを十分に安価に提供することができる。
また構造は、2穴用の穴開け具の基台上面の雌穴刃の中間領域を利用して、そこに6穴の基準目印を設けるだけであるので、これまでの2穴用の穴開け具の構造を実質的にほとんど変更する必要もない。よって2穴に穴開け用として安定した作用、効果を引き続き保持しながら、6穴用にも使用できるという大きなメリットを享受することができる。
勿論、従来の2穴用の穴開け具とほとんど同じで済むので、普及品の一部変更として、安定した性能のものを十分に安価に提供することができる。
請求項2に記載の綴じ込み穴開け具によれば、上記請求項1の構成による作用効果に加えて、基準目印は、シートを基台上にセットして穴を開ける際に、シートの右辺を合わせるための3本の右辺用基準ラインと、シートの左辺を合わせるための3本の左辺用基準ラインとを有するので、
前記3本の右辺用基準ラインを用いて、シートの右辺を3本の右辺用基準ラインに順次合わせ、レバー体を押し下げることで、左側にある雌穴刃とそれに対応する雄突刃とにより、6穴のうちの右側の3穴を順次シートに開けることができる。同様にして、3本の左辺用基準ラインを用いて、シートの左辺を左辺用基準ラインに順次合わせ、レバー体を押し下げることで、右側にある雌穴刃とそれに対応する雄突刃とにより、6穴のうちの左側の3穴を順次シートに開けることができる。
基準目印を、右辺用基準ライン、左辺用基準ラインとして、基台上の前記一対の雌穴刃の中間位置に設けることで、該中間位置の平面上にシートを安定して載せることができると共に基準ラインによりシートの辺を正確に合わせることができ、各6個の穴をそれぞれ正確な位置に開けることが可能となる。
前記3本の右辺用基準ラインを用いて、シートの右辺を3本の右辺用基準ラインに順次合わせ、レバー体を押し下げることで、左側にある雌穴刃とそれに対応する雄突刃とにより、6穴のうちの右側の3穴を順次シートに開けることができる。同様にして、3本の左辺用基準ラインを用いて、シートの左辺を左辺用基準ラインに順次合わせ、レバー体を押し下げることで、右側にある雌穴刃とそれに対応する雄突刃とにより、6穴のうちの左側の3穴を順次シートに開けることができる。
基準目印を、右辺用基準ライン、左辺用基準ラインとして、基台上の前記一対の雌穴刃の中間位置に設けることで、該中間位置の平面上にシートを安定して載せることができると共に基準ラインによりシートの辺を正確に合わせることができ、各6個の穴をそれぞれ正確な位置に開けることが可能となる。
請求項3に記載の綴じ込み穴開け具によれば、上記請求項1の構成による作用効果に加えて、基準目印は、シートを基台上にセットして穴を開ける際に、シートの先端辺を合わせるための先端用基準ラインを有するので、
前記先端用基準ラインを用いて、シートの先端をそのラインに合わせることで、シート先端からの各穴の距離を容易に一致させることができる。この先端用基準ラインは、本来の2穴用の穴開け具に設けられるシート先端用基準ラインを兼用することができるので、非常に便利である。この先端用基準ラインは、シート先端が当接する段部や立壁の立上り部のラインであってもよい。
前記先端用基準ラインを用いて、シートの先端をそのラインに合わせることで、シート先端からの各穴の距離を容易に一致させることができる。この先端用基準ラインは、本来の2穴用の穴開け具に設けられるシート先端用基準ラインを兼用することができるので、非常に便利である。この先端用基準ラインは、シート先端が当接する段部や立壁の立上り部のラインであってもよい。
請求項4に記載の綴じ込み穴開け具によれば、上記請求項1〜3の何れかに記載の構成による作用効果に加えて、基準目印を印刷した基準目印シートを基台上面の中間領域に貼り付けてあることにより、
前記基準目印を印刷した基準目印シートを、これまで通りに製造された2穴用の穴開け具に貼り付けるだけでよいので、製造が非常に簡単であり、僅かな追加コストで6穴用にも使用できるメリットがある。
前記基準目印を印刷した基準目印シートを、これまで通りに製造された2穴用の穴開け具に貼り付けるだけでよいので、製造が非常に簡単であり、僅かな追加コストで6穴用にも使用できるメリットがある。
以下の図面を参照して、本考案に係る綴じ込み穴開け具を説明し、本考案の理解に供する。しかし、以下の説明は本考案の実用新案登録請求の範囲に記載の考案を限定するものではない。
図1〜図3を参照し、本考案に係る綴じ込み穴開け具は、シートSに2つの綴じ込み穴を同時に開けることを本来的な目的とするものである。
綴じ込み穴開け具には、基台10と該基台10に片持ち枢支されるレバー体20とを備える。
綴じ込み穴開け具には、基台10と該基台10に片持ち枢支されるレバー体20とを備える。
前記基台10の上面には、前記レバー体20を取り付けるための取付フレーム11が一体に固定されている。そしてこの取付フレーム11に枢ピン21、21を介して前記レバー体20が押し下げ自在に枢支される構造となっている。
前記取付フレーム11とレバー体20との間には、図示しない付勢バネが介在して設けられ、これによって前記レバー体20は、常時においては、前記枢ピン21、21の位置を中心に、レバー体20の後端側の自由端20aが上方に押し上げられた状態に保持される。
そして前記レバー体20を前記付勢バネに抗して押し下げることで、後述する雄突刃22が降下して雌穴刃12に浸入し、基台10上にセットされたシートSに穴が開けられる。
前記取付フレーム11とレバー体20との間には、図示しない付勢バネが介在して設けられ、これによって前記レバー体20は、常時においては、前記枢ピン21、21の位置を中心に、レバー体20の後端側の自由端20aが上方に押し上げられた状態に保持される。
そして前記レバー体20を前記付勢バネに抗して押し下げることで、後述する雄突刃22が降下して雌穴刃12に浸入し、基台10上にセットされたシートSに穴が開けられる。
雌穴刃12は、図2を参照して、前記基台10上面に一定の間隔で2ヶ所に、2穴として設けられている。
一方、前記雄突刃22は、前記一対の雌穴刃12、12にそれぞれ対応して、レバー体20に設けられている。
雄突刃22、22は、それぞれレバー体20に取付ピン23を介して取り付けられ、前記雌穴刃12に対して垂直に侵入できるように構成されている。
一方、前記雄突刃22は、前記一対の雌穴刃12、12にそれぞれ対応して、レバー体20に設けられている。
雄突刃22、22は、それぞれレバー体20に取付ピン23を介して取り付けられ、前記雌穴刃12に対して垂直に侵入できるように構成されている。
以上で説明した2穴用の綴じ込み穴開け具の構成は、従来公知の構成である。例えばA4のシートSの長辺の中央を基台10に設けられた三角印13に合わせて、レバー体20を押し下げることで、A4のシートSの長辺の中央に一定の間隔で2穴が同時開口される。このようにして2穴が形成されたシートSは、2穴用のバインダーやファイルに綴じ込むことができる。
本考案は、このような2穴用の綴じ込み穴開け具に6穴の穴開け機能を付加したものである。
即ち本考案では、基台10の上面のうち、前記雌穴刃12の2穴がある位置の中間領域Aを利用して、該中間領域Aに6穴の綴じ込み用穴をシートSに開けるための基準目印を設けている。
前記中間領域Aに基準目印を設けることで、一対の雌穴刃12、12(雄突刃22、22)が設けられた2穴用の綴じ込み穴開け具を用いて、所定の6穴を開口する場合でも、必要な穴を開ける際に、不要なもう1つの穴が開いてしまうのを避けることができる。
また中間領域Aを利用してシートSのセットを行うことができるので、シートSを平らな面にセットでき、その分だけ穴開けを安定して正確に行うことができる。若し1穴用の綴じ込み穴開け具を利用する場合は、雌穴刃の周囲にそれほど広い平坦面は構成されていないので、シートSのセットが安定して行うことができなくなる。また基準目印を設けるスペースが確保できない。
即ち本考案では、基台10の上面のうち、前記雌穴刃12の2穴がある位置の中間領域Aを利用して、該中間領域Aに6穴の綴じ込み用穴をシートSに開けるための基準目印を設けている。
前記中間領域Aに基準目印を設けることで、一対の雌穴刃12、12(雄突刃22、22)が設けられた2穴用の綴じ込み穴開け具を用いて、所定の6穴を開口する場合でも、必要な穴を開ける際に、不要なもう1つの穴が開いてしまうのを避けることができる。
また中間領域Aを利用してシートSのセットを行うことができるので、シートSを平らな面にセットでき、その分だけ穴開けを安定して正確に行うことができる。若し1穴用の綴じ込み穴開け具を利用する場合は、雌穴刃の周囲にそれほど広い平坦面は構成されていないので、シートSのセットが安定して行うことができなくなる。また基準目印を設けるスペースが確保できない。
前記6穴用の基準目印は、本実施形態においては、右辺用基準ラインR1、R2、R3、左辺用基準ラインL1、L2、L3、及び先端用基準ラインFとして設けている。
前記右辺用基準ラインR1、R2、R3は、それぞれシートSの右辺RPを合わせるための線である。シートSの右辺RPを右辺用基準ラインR1に合わせ、レバー体20を押し下げれば、シートSにr1で示す右穴が開く。同様にシートSの右辺RPを右辺用基準ラインR2に合わせ、レバー体20を押し下げれば、シートSにr2で示す右穴が開く。またシートSの右辺RPを右辺用基準ラインR3に合わせ、レバー体20を押し下げれば、シートSにr3で示す右穴が開く。
一方、前記左辺用基準ラインL1、L2、L3は、それぞれシートSの左辺LPを合わせるための線である。シートSの左辺LPを左辺用基準ラインL1に合わせ、レバー体20を押し下げれば、シートSにl1で示す左穴が開く。同様にシートSの左辺LPを左辺用基準ラインL2に合わせ、レバー体20を押し下げれば、シートSにl2で示す左穴が開く。またシートSの左辺LPを左辺用基準ラインL3に合わせ、レバー体20を押し下げれば、シートSにl3で示す左穴が開く。
前記右辺用基準ラインR1、R2、R3及び左辺用基準ラインL1、L2、L3は、各右穴r1、r2、r3及び各左穴l1、l2、l3が、シートS上の予め定められた所定の6穴の位置に正確に開口され、6穴用のバインダーやファイルに正確に綴じ込むことができるように、予めその線の位置が定められることになる。
更に前記先端用基準ラインFは、シートSの先端辺Fpを合わせるための線である。先端辺Fpを先端用基準ラインFに合わせることで、開口される各穴r1、r2、r3、l1、l2、l3の先端辺Fpからの距離を揃えることができる。なお先端用基準ラインFは、基台10の上面に2穴形成用のシートSの先端用基準ラインとして形成された段部14の立ち上がり部(段部の下端線)を兼用すれば、別途構成しなくても済む。
前記右辺用基準ラインR1、R2、R3は、それぞれシートSの右辺RPを合わせるための線である。シートSの右辺RPを右辺用基準ラインR1に合わせ、レバー体20を押し下げれば、シートSにr1で示す右穴が開く。同様にシートSの右辺RPを右辺用基準ラインR2に合わせ、レバー体20を押し下げれば、シートSにr2で示す右穴が開く。またシートSの右辺RPを右辺用基準ラインR3に合わせ、レバー体20を押し下げれば、シートSにr3で示す右穴が開く。
一方、前記左辺用基準ラインL1、L2、L3は、それぞれシートSの左辺LPを合わせるための線である。シートSの左辺LPを左辺用基準ラインL1に合わせ、レバー体20を押し下げれば、シートSにl1で示す左穴が開く。同様にシートSの左辺LPを左辺用基準ラインL2に合わせ、レバー体20を押し下げれば、シートSにl2で示す左穴が開く。またシートSの左辺LPを左辺用基準ラインL3に合わせ、レバー体20を押し下げれば、シートSにl3で示す左穴が開く。
前記右辺用基準ラインR1、R2、R3及び左辺用基準ラインL1、L2、L3は、各右穴r1、r2、r3及び各左穴l1、l2、l3が、シートS上の予め定められた所定の6穴の位置に正確に開口され、6穴用のバインダーやファイルに正確に綴じ込むことができるように、予めその線の位置が定められることになる。
更に前記先端用基準ラインFは、シートSの先端辺Fpを合わせるための線である。先端辺Fpを先端用基準ラインFに合わせることで、開口される各穴r1、r2、r3、l1、l2、l3の先端辺Fpからの距離を揃えることができる。なお先端用基準ラインFは、基台10の上面に2穴形成用のシートSの先端用基準ラインとして形成された段部14の立ち上がり部(段部の下端線)を兼用すれば、別途構成しなくても済む。
前記右辺用基準ラインR1、R2、R3、左辺用基準ラインL1、L2、L3、及び先端用基準ラインF等の基準目印は、これを印刷した基準目印シートとして別途用意し、この基準目印シートを、綴じ込み穴開け具の製造時、若しくはその後に、基台10の上面の前記中間領域Aに貼り付けた状態とすることができる。このような基準目印シートを用いることで、元の2穴用の綴じ込み穴開け具についての設計変更を全く或いはほとんどすることなく、所定の6穴用のバインダーやファイルにも適用することができる、非常に便利な綴じ込み穴開け具を得ることができる。
本考案は綴じ込み穴開け具として、2穴用のバインダーやファイルに綴じ込むことができるシートを容易に形成することができるものとして、他の綴じ込み穴開け具と同様に産業上の利用性がある。
10 基台
11 取付フレーム
12 雌穴刃
13 三角印
14 段部
20 レバー体
20a 自由端
21 枢ピン
22 雄突刃
23 取付ピン
A 中間領域
F 先端用基準ライン
R1〜R3 右辺用基準ライン
L1〜L3 左辺用基準ライン
F 先端用基準ライン
r1〜r3 右穴
l1〜l3 左穴
Rp 右辺
Lp 左辺
Fp 先端辺
S シート
11 取付フレーム
12 雌穴刃
13 三角印
14 段部
20 レバー体
20a 自由端
21 枢ピン
22 雄突刃
23 取付ピン
A 中間領域
F 先端用基準ライン
R1〜R3 右辺用基準ライン
L1〜L3 左辺用基準ライン
F 先端用基準ライン
r1〜r3 右穴
l1〜l3 左穴
Rp 右辺
Lp 左辺
Fp 先端辺
S シート
Claims (4)
- シートに綴じ込み用の穴を開けるための綴じ込み穴開け具であって、基台と該基台に片持ち枢支されるレバー体とを備え、前記基台には雌穴刃を一定の間隔で2穴設けると共に前記レバー体には前記2穴の雌穴刃に対応して雄突刃を2つ設け、前記レバー体を押し下げることで、主としてシートに2穴の綴じ込み用穴を同時開口するものにおいて、前記基台の上面のうち前記雌穴刃の2穴がある位置の中間領域を利用して、該中間領域に6穴の綴じ込み用穴をシートに開けるための基準目印を設けたことを特徴とする綴じ込み穴開け具。
- 基準目印は、シートを基台上にセットして穴を開ける際に、シートの右辺を合わせるための3本の右辺用基準ラインと、シートの左辺を合わせるための3本の左辺用基準ラインとを有することを特徴とする請求項1に記載の綴じ込み穴開け具。
- 基準目印は、シートを基台上にセットして穴を開ける際に、シートの先端辺を合わせるための先端用基準ラインを有することを特徴とする請求項2又は3に記載の綴じ込み穴開け具。
- 基準目印を印刷した基準目印シートを基台上面の中間領域に貼り付けてあることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の綴じ込み穴開け具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010004749U JP3163005U (ja) | 2010-07-14 | 2010-07-14 | 綴じ込み穴開け具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010004749U JP3163005U (ja) | 2010-07-14 | 2010-07-14 | 綴じ込み穴開け具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3163005U true JP3163005U (ja) | 2010-09-24 |
Family
ID=54865752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010004749U Expired - Fee Related JP3163005U (ja) | 2010-07-14 | 2010-07-14 | 綴じ込み穴開け具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3163005U (ja) |
-
2010
- 2010-07-14 JP JP2010004749U patent/JP3163005U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7331266B2 (en) | Paper punch with two articulated linkages | |
JP4968792B2 (ja) | パンチ | |
JP2008110468A (ja) | 穴あけ綴じ用具 | |
US20050198833A1 (en) | IC test fixture | |
JP3163005U (ja) | 綴じ込み穴開け具 | |
CN105773529B (zh) | 一种有装订标尺的订书机 | |
WO2012115075A1 (ja) | 見出し形成用器具 | |
US7553270B2 (en) | Page indicator tab and method for making such a page indicator tab | |
JP3117590U (ja) | 見出し形成器具 | |
US7143675B2 (en) | Puncher having a double cutter linkage structure | |
JP5116067B1 (ja) | 折り返しタブ作成用孔開け器 | |
JP3205965U (ja) | パンチ | |
JP3126551U (ja) | 多穴対応2穴パンチ | |
JP6043324B2 (ja) | パンチ | |
JP6130866B2 (ja) | パンチ及びパンチ付きファイル | |
JP2014094432A (ja) | 折り返しタブ作成用孔開け器 | |
JP2015074081A (ja) | クイックガイド付きパンチ | |
JP3126884U (ja) | 穿孔パンチ | |
JPH0340560Y2 (ja) | ||
JP4596811B2 (ja) | インデックスカッター | |
US20070056420A1 (en) | Single-hole puncher with ease of alignment | |
JPH11347997A (ja) | 両用パンチ | |
JP4151914B1 (ja) | 紙穿孔器 | |
JP3108160U (ja) | 水溶性ロール式便座紙シート | |
JP3143740U (ja) | 先孔器(仮称) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130901 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |