JP2556624B2 - ち密な織り方を有する、被覆されてない工業用織物の製造方法およびこれからなる物品 - Google Patents

ち密な織り方を有する、被覆されてない工業用織物の製造方法およびこれからなる物品

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JP2556624B2
JP2556624B2 JP3001198A JP119891A JP2556624B2 JP 2556624 B2 JP2556624 B2 JP 2556624B2 JP 3001198 A JP3001198 A JP 3001198A JP 119891 A JP119891 A JP 119891A JP 2556624 B2 JP2556624 B2 JP 2556624B2
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ち密な織り方の被覆さ
れてない工業用織物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多数の工業用織物の機能には、通気性が
決定的に重要である。これの例はパラシュート材料また
は帆布織物が挙げられる。これは、殊にエアバッグに妥
当である。要求される低い通気性は、これらの織物では
従来主として塗料を塗布することによって調節された。
【0003】被覆された織物は、なかんずく被覆されて
ないものに比して製造費が高いという欠点を有する。な
かんずくエアバッグ製造のために被覆された織物の使用
について言えるもう1つの非常に著しい欠点は、被覆さ
れてない織物に比して少なくとも10%高い折りたたみ
体積である。それで、たとえばハンドル中にエアバッグ
を収納するための所要スペースは、被覆された織物の場
合には被覆されてない織物の場合よりも大きい。特別な
欠点は、被膜をタルクを散布して、折りたたんだエアバ
ッグ中で互いに相接する被膜の粘着をさける必要性から
生じる。エアバッグ機能の発揮の際、エアバッグから出
るタルクが自動車の乗客を悩ますことになる。さらに、
被覆されてない織物からなるエアバッグは、被覆された
織物からなるものに比して嵩の著しい減少をもたらし、
ひいてはハンドルの操作性を改善する。
【0004】この理由から、被覆をさけることが試みら
れた。これの1つの方法は、エアバッグ織物に関するヨ
ーロッパ特許(A)第314867号に記載されてい
る。ここでは、所望の低い通気度は連続的な収縮、熱固
定(Thermofixieren)およびカレンダ加
工によって調節される。これらの処理工程は非常に煩し
くかつ費用の面から不利な仕上げ加工工程を甘受しなけ
ればならないことを意味する。さらに、ヨーロッパ特許
(A)第314867号に記載された織物はエアバッグ
製造には殆んど適当でない。それというのも設けられる
非対称の織り方(Gewebeeinstellun
g)(たて糸およびよこ糸の異なる糸数)では、両方の
糸方向に等しい強度値を求める自動車メーカーの要求を
満足することができないからである。これは、放射対称
の構造部品エアバッグは優先方向が生じないので必要で
ある。
【0005】カナダ国特許第974745号は他の方法
を提案している。ここでは熱収縮可能な合成繊維糸から
製造された、非常にち密な織り方の非対称織物を、望ま
しくは張り枠に取付け乾熱処理を実施する。適用すべき
エネルギー費のため不利な費用状態のほかに、ここに記
載された織物も、エアバッグに使用する場合、選択され
た非対称の織り方のため、たて糸およびよこ糸に等しい
強度値に関する自動車メーカーの要求を満足しない。
【0006】ヨーロッパ特許(A)第336507号に
は、極めて高収縮性のポリエステル繊維の製造方法が記
載されている。低い空気および水透過性を調節するため
の収縮生起および織物圧縮は、湿式法およびそれに続く
熱固定プロセスによって行なわれる。この方法は、工業
用織物にも使用することができる。この範囲からのたい
ていの物品、殊にエアバッグに対しては、この方法は不
適当である。それというのもここで使用されるポリエス
テル高収縮糸を用いると工業用織物の場合に要求される
高い強度を達成することができないからである。さら
に、設定された熱固定プロセスは、製造費の高騰を生
じ、それどころか通気性に対して不利な作用をする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、通気性だけで
なく、製造においても、この織物に課せられた要求を完
全に満足する工業用織物の、費用の点で有利な製造方法
を開発するという課題が生じた。
【0008】以下にエアバッグ織物について述べる場合
には、殊に2部分からなるエアバッグの接触部片用の、
殊に500Paの試験差圧において<10l/dm2
minの低い通気性の要求される織物が考えられてい
る。エアバッグ機能の発揮の際、エアバッグ中へ流入す
る空気が流出するために、2部分からなるエアバッグは
高い通気性を有するフィルタ部分を有する。一部分から
なるエアバッグでは、空気の流出のための孔がエアバッ
グに打抜かれる。ここで、エアバッグに使用される織物
全体に対し、要求される低い通気性が有効である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、少なくと
も大体において対称のち密な織り方を有する熱気収縮6
〜15%(160℃で測定、ASTM19−525によ
る)を有するポリアミドフィラメント糸からなる最初に
記載した種類の織物に、60〜140℃の温度範囲内で
の水浴処理を実施することによって解決される。この場
合に収縮が生起し、既にち密な織り方で製織された織物
がさらに圧縮されかつそれに伴なって織物の細孔閉鎖が
生じる。こうして、自動車メーカーの仕様において要求
される、試験差圧500Paにおいて≦10l/dm2
・minの低い通気性を調節することができる。
【0010】水浴中での処理には、90〜100℃の温
度範囲がとくに望ましい。それというのもこの温度範囲
は目指す低い通気性に関してとくに有利であることが証
明されているからである。この温度範囲は湿潤工程に対
する機械の選択に関して、100℃より上の温度の場合
よりも制限が少ないという利点を生じる。
【0011】実施した実験で、水浴中での処理の際60
℃以下で既に明らかな収縮生起およびそれと共に、通気
性の低下をもたらす織物の圧縮が生じることが判明し
た。むしろ、処理温度の選択により、意図せる通気性の
制御を行なうことができる。これはとくに重要である。
それというのも工業用織物の多くの適用の際、たとえば
エアバッグのフィルタ部分に関しては、試験差圧500
Paにおいて40〜80l/dm2・minの範囲内の
高い通気性が望まれるからである。この場合、水浴中で
の処理温度によって、選択された織り方と共に、織物の
通気性を意図的に調節することができる。
【0012】水浴中での処理は、たとえば織物仕上げ加
工における広幅洗濯物に対して利用されるすべての機械
で行なうことができる。広幅洗濯機が有利であることが
立証されている。しかし、このような処理にはジッガー
も適当である。
【0013】100℃より上の温度で作業する場合、こ
のための機械としてはHTジッガーが挙げられる。ここ
では、140℃までの処理温度が可能である。
【0014】この湿式処理は同時に、場合により製織前
に付けられたのりの除去も惹起する。これは工業用織
物、たとえばエアバッグを自動車のハンドル中に部分的
に非常に長く貯蔵する場合に織物の細菌発生を回避する
ために有利である。
【0015】たて糸に、通常のり付けしないで使用され
る、より掛けした糸を使用する場合でも、水浴中での処
理は同時に、繊維製造から糸上に場合により存在する薬
剤の除去を惹起する。
【0016】湿潤工程において選択すべき処理時間をな
らびに場合による浴への添加物は除去すべきのりないし
は薬剤に従いかつ専門家に公知である。
【0017】ここに記載した方法は、非常に簡単かつコ
スト的に有利に、低い通気性を有する織物を製造するこ
とができるという利点を生じる。
【0018】織物の乾燥は、このために常用の機械で1
30〜170℃で行なわれる。150℃の乾燥温度が望
まれる。乾燥後の残留水分は約5%である。
【0019】乾燥の際には、残留水分が約5%の値を下
廻らないように注意しなければならない。150℃より
も高い温度で作業すれば強すぎる乾燥が行なわれ、長い
滞留時間では既に熱固定が起きる危険がある。この場
合、織物の通気性が増加する。150℃よりも高い温度
で作業する場合には乾燥する際の滞留時間も短縮しなけ
ればならない。
【0020】より低い乾燥温度では、実際に通気性増加
の危険はないが、ここでは耐老化性が問題となりうる。
【0021】収縮に対する、湿式処理における温度の影
響ならびに通気性に対する乾燥温度の影響は、図1〜図
3に示されている。
【0022】図1は、種々の温度で本発明方法により処
理したポリアミド6・6糸の残留収縮を示すグラフであ
る。残留収縮は、処理温度160℃における熱気収縮と
して測定した。横座標には、湿式処理の温度が20℃の
温度間隔でプロットされている。縦座標には残留収縮が
示されている。グラフは、8.3%の高いもとの収縮
(グラフの左の柱)が60℃の処理温度で既に非常に強
く減少し、湿式処理の温度上昇につれてさらに減少する
ことを示す。
【0023】図2は、湿式処理の際に達成される収縮生
起を示す。横座標には、処理温度が20℃の間隔で示さ
れ、縦座標には達成される収縮生起が示されている。こ
こでなされた百分率数値はそれぞれもとの長さに対して
である。
【0024】図3は、通気性に対する乾燥温度の影響を
示す。横座標には乾燥温度が示され、縦座標には測定さ
れた通気性(試験差圧500Paにおける)がl/dm
2・min示されている。処理時間は曲線1では15
秒、曲線2では30秒、曲線3では45秒であり、曲線
4では60秒であった。図3は、短かい処理時間では、
乾燥温度とは無関係に、低い通気性値が得られることを
明瞭に示す。これに反して、長い処理時間、殊に高い温
度では更に、通気性の明白な上昇を生じる熱固定が生じ
る。それと共に、工業用織物に対する公知技術において
推奨される熱固定は、僅かな通気性が要求される使用範
囲にとっては有害な工程であることの証明も提出され
た。
【0025】記載された水浴中での処理により、要求さ
れる低い通気性
【0026】
【数1】
【0027】は完全に満たすことができる。通気性の試
験は、DIN53887にならって行なった。このDI
N規格とは異なり、たんに試験差圧を、本発明により製
造した織物の場合なお明白な試験信号を得るために50
0Paに高めた。
【0028】種々の織物試験片につき実施した測定は、
記載した処理の場合、試験差圧500Paにおいて3〜
9l/dm2・minの値を生じ、これは明らかに、自
動車メーカーによりエアバッグにおいて許容される、試
験差圧500Paにおける最高限界値10l/dm2
minよりも低い。
【0029】ここで記載した織物の製造用の繊維材料と
しては、要求される強度を達成することのできるそれぞ
れのポリアミド繊維が適当である。ポリアミド繊維は、
フィラメント糸の形で使用される。しかし、ポリアミド
類似の収縮特性を有する他の合成繊維も使用することが
できる。この使用範囲には2成分繊維も挙げられる。工
業用織物には、230〜940dtexの糸繊度が好適
であることが判明している。とくにエアバッグに対して
は、235、350または470dtexの繊度が使用
される。単一フィラメントの数は、たとえば繊度235
dtexの場合には36、350または470dtex
の場合には72であってもよい。
【0030】さらに、織物の製造に使用される糸は、と
くに少なくとも60cN/texの強度熱気収縮6〜1
5%(160℃で測定)の場合、15〜30%の伸びを
有する。亜麻布織りの場合には、次の糸数が有利である
ことが立証されている:糸の繊度 糸数/cm 235f36 26〜30 350f72 18〜28 470f72 18〜25 織物は、望ましくは対称の織り方を有する亜麻布織りで
製造される。より細い繊度には、興味ある手触りのため
に、対称の織り方のパナマ織り2/2も選択される。こ
の場合、350f72の繊度の場合25〜36/cmの
糸数、235f36の繊度の場合32〜40/cmの糸
数で作業される。
【0031】織物の対称織り方とは、たて糸およびよこ
糸が少なくとも大体において等しい糸数を有し、その際
たて糸およびよこ糸が少なくともほぼ等しい繊維特性、
たとえば繊度、強度、破断伸びおよび熱気収縮を有する
ことを意味する。織物の対称の織り方はたて糸およびよ
こ糸に等しい強度の要求を簡単に満足することができ
る。この要求は、殊に自動車メーカーからエアバッグに
おいて増加する。それというのもエアバッグは優先方向
のない放射対称の構造部品であるからである。
【0032】記載された方法を用いると、下記の表が明
瞭に示すように、要求される通気性を問題なしに達成す
ることができる:
【0033】
【表1】
【0034】表に掲載した実験は、ポリアミド6・6フ
ィラメント糸からなる織物を用いて実施した。水浴中で
の処理は、ジッガーで行なった。処理温度はそれぞれ9
5℃であった。
【0035】得られた低い通気性の値は、自動車メーカ
ーによりエアバッグ織物に推奨される老化試験において
も殆んど変化しない。この試験においては、織物を10
5℃で100時間貯蔵し、引き続き通気性の試験が行な
われる。
【0036】付加的な熱固定は不要である。実施した実
験はむしろ、これによっても通気性のそれ以上の減少は
達成されないので、熱固定によりむしろ数値の上昇が起
きることを示した。公知技術において工業用織物に推奨
された熱固定は、低い通気性の要求される織物に対して
有害な工程でもある。
【0037】本発明による織物の利点は、エアバッグの
接触部分に使用する場合、重要な点で従来のシステムに
比して改善された、自動車メーカーの仕様に合致し、従
って販売しうる、より確実なエアバッグシステムに現わ
れる。エアバッグシステムとは、エアバッグ自体、自動
車内のエアバッグ収納装置ならびにエアバッグ機能を発
揮させるための制御系を意味する。
【0038】
【実施例】例1 繊度350f72を有するポリアミド6・6−フィラメ
ント糸を、亜麻布織り(Leinwandbindun
g)で織物に加工した。使用した糸は、8.2%の熱気
収縮率(160℃で測定)を有していた。糸数は、たて
糸で24/cm、よこ糸で23/cmであった。
【0039】織物を90℃でジッガーで湿式処理し、引
き続き150℃で乾燥した。乾燥時間は30秒であっ
た。織物の残留水分は、乾燥後は4.8%であった。
【0040】こうして製造した織物は、試験差圧500
Paで7.5l/dm2・minの通気性を示した。
【0041】例2 例1により製造した織物を、ジッガーで沸騰温度近く
(97℃)で湿式処理を実施した。こうして処理した織
物を、130℃、150℃、170℃および190℃で
30秒宛乾燥した。得られた織物につき、次の通気性が
測定された: 乾燥機温度 試験差圧500Paでの ℃ 通気性 l/dm2・min 130 6 150 6.5 170 8 190 21 実験からのもう1つの織物片を、170℃で異なる滞留
時間で乾燥した。この場合、次の通気性が得られた: 170℃での滞留時間 試験差圧500Paでの sec 通気性 l/dm2・min 15 5.5 30 8 45 15 60 19 ここに記載した実験結果は、高い乾燥温度を用いても通
気性の減少ではなく、増加が生じることを明らかに示
す。高い温度では既に熱固定が起きる。比較的高い乾燥
温度で作業する場合、長い滞留時間についても同じこと
が言える。
【0042】これにより、技術水準において、低い通気
性が要求される工業用織物に対し推奨される熱固定は、
不必要で、むしろ有害な工程であることが証明される。
【0043】例3 例1による織物を、HT−ジッガーで湿式処理を実施し
た。処理温度は138℃であった。乾燥条件は例1に記
載したものに一致していた。
【0044】得られた織物につき、試験差圧500Pa
で4.5l/dm2・minの通気性が測定された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法による種々の処理温度で処理された
ポリアミド6・6糸の残留収縮を示す柱状グラフであ
る。
【図2】湿式処理において達成される収縮生起を示す柱
状グラフである。
【図3】通気性に対する乾燥温度の影響を示す曲線図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フォルカー ジーヤック ドイツ連邦共和国 デュイスブルク ア ンガーシュトラーセ 1 (56)参考文献 特開 昭63−105139(JP,A) 特開 平3−137245(JP,A) 実開 昭60−25775(JP,U) 特公 平1−44832(JP,B2) 特公 平1−35945(JP,B2) 実公 昭41−11148(JP,Y1)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ち密な織り方を有する被覆されてない工
    業用織物の製造方法において、少なくとも大体において
    対称の織り方を有する、熱気収縮6〜15%(160℃
    で測定)を有するポリアミドフィラメント糸からなる織
    物に、60〜140℃の温度範囲内で水浴中での収縮生
    起による、織物の十分な細孔閉鎖を生じる処理を実施
    し、引き続き熱固定を伴わない乾燥を行うことを特徴と
    する低い通気性を有する被覆されてない工業用織物の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 水浴中での処理を、90〜140℃の範
    囲内の温度で実施する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 水浴中での処理を、90〜100℃範囲
    内の温度で実施する、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から5までのいずれか1項記載
    の方法によって製造しうる織物からなる、低い通気性の
    要求される物品。
  5. 【請求項5】 請求項1から3までのいずれか1項記載
    の方法によって製造しうる織物からなる、エアバッグ。
  6. 【請求項6】 請求項1から3までのいずれか1項記載
    の方法により製造しうる、パラシュート織物。
  7. 【請求項7】 請求項1から3までのいずれか1項記載
    の方法により製造しうる帆布織物。
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