JP2555491B2 - エアクリーナ - Google Patents
エアクリーナInfo
- Publication number
- JP2555491B2 JP2555491B2 JP3187592A JP18759291A JP2555491B2 JP 2555491 B2 JP2555491 B2 JP 2555491B2 JP 3187592 A JP3187592 A JP 3187592A JP 18759291 A JP18759291 A JP 18759291A JP 2555491 B2 JP2555491 B2 JP 2555491B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasket
- housing
- opening
- outer frame
- air cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/0002—Casings; Housings; Frame constructions
- B01D46/0004—Details of removable closures, lids, caps or filter heads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/10—Particle separators, e.g. dust precipitators, using filter plates, sheets or pads having plane surfaces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/52—Particle separators, e.g. dust precipitators, using filters embodying folded corrugated or wound sheet material
- B01D46/521—Particle separators, e.g. dust precipitators, using filters embodying folded corrugated or wound sheet material using folded, pleated material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/88—Replacing filter elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/02—Air cleaners
- F02M35/024—Air cleaners using filters, e.g. moistened
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関等に用いられ
るエアクリーナに関するものである。
るエアクリーナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】エレメントの交換作業性を向上させたエ
アクリーナとして、日本電装公開技報70−007に記
載されたエアクリーナが知られている。
アクリーナとして、日本電装公開技報70−007に記
載されたエアクリーナが知られている。
【0003】即ち、第10図に示すように樹脂等からな
るエアクリーナのハウジング100は、ケース101と
キャップ102から構成され、ケース101の上壁面に
はエレメント103をケース101の内部に搭載もしく
はケース101から離脱させるための開口部104が設
けられている。
るエアクリーナのハウジング100は、ケース101と
キャップ102から構成され、ケース101の上壁面に
はエレメント103をケース101の内部に搭載もしく
はケース101から離脱させるための開口部104が設
けられている。
【0004】開口部104からエレメント103をケー
ス101の内部に挿入した後、複数のバネ105が設け
られたプレート106をエレメント103とケース10
1の間に挿入する。エレメント103はプレート106
のバネ105により、所定の荷重で押圧されケース10
1内部に支持される。
ス101の内部に挿入した後、複数のバネ105が設け
られたプレート106をエレメント103とケース10
1の間に挿入する。エレメント103はプレート106
のバネ105により、所定の荷重で押圧されケース10
1内部に支持される。
【0005】ここで、プレート106は、上下方向に摺
動可能であり、ケース101に対してエレメント103
はプレート106を介して挿入組付が簡単にできる。即
ち、このエアクリーナによれば、エアクリーナ本体を車
両から取り外すことなく、開口部からエレメント103
を上下方向に摺動させて脱着することができるので、ス
ペースを取らずにエレメントの交換が容易かつ短時間に
できる。
動可能であり、ケース101に対してエレメント103
はプレート106を介して挿入組付が簡単にできる。即
ち、このエアクリーナによれば、エアクリーナ本体を車
両から取り外すことなく、開口部からエレメント103
を上下方向に摺動させて脱着することができるので、ス
ペースを取らずにエレメントの交換が容易かつ短時間に
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のエアクリーナで
は、エレメントの脱着に際し、エレメント押圧用のバネ
を撓ませながらエレメント押圧用のバネとガスケットと
の間でエレメントの挿入、離脱が行われる。つまり、脱
着の過程においては、エレメントが常にエレメント押圧
用バネによってガスケット側に付勢された状態で摺動す
るために、エレメント端板の外枠部がガスケットと擦れ
合ったり、ガスケットがエレメント端板とハウジングの
間に噛みこまれたりしてガスケットに負荷のかかること
があり、このガスケットが受ける負荷のために、ガスケ
ットのシール性が低下する恐れがあった。
は、エレメントの脱着に際し、エレメント押圧用のバネ
を撓ませながらエレメント押圧用のバネとガスケットと
の間でエレメントの挿入、離脱が行われる。つまり、脱
着の過程においては、エレメントが常にエレメント押圧
用バネによってガスケット側に付勢された状態で摺動す
るために、エレメント端板の外枠部がガスケットと擦れ
合ったり、ガスケットがエレメント端板とハウジングの
間に噛みこまれたりしてガスケットに負荷のかかること
があり、このガスケットが受ける負荷のために、ガスケ
ットのシール性が低下する恐れがあった。
【0007】本発明は、ハウジングからエレメントのみ
を脱着せしめるエアクリーナにおいて、エレメントの脱
着時にガスケットへ与える負荷を低減させ、ガスケット
のシール性能低下を防止したエアクリーナを提供するこ
とを目的とする。
を脱着せしめるエアクリーナにおいて、エレメントの脱
着時にガスケットへ与える負荷を低減させ、ガスケット
のシール性能低下を防止したエアクリーナを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、濾材によって形成された
濾過部と、この濾過部を取り巻いて設けられた外枠部と
を有し、前記外枠部にはクリーンサイド側とダスティサ
イド側とのいずれか一方のサイド側にのみ面した外枠面
を形成してなるエレメントと、前記エレメントを内部に
収容してクリーンサイドとダスティサイドとに区画され
る中空のハウジングであって、前記エレメントの側方に
対応する壁面に前記エレメントをスライドさせて脱着可
能ならしめる開口部が開設されるとともに、前記開口部
を開閉可能な蓋体を有するハウジングと、前記ハウジン
グ内の壁面に、前記クリーンサイドと前記ダスティサイ
ドとの境界に沿って全周に設けられ、前記エレメントの
前記外枠面と接触して前記エレメントと前記ハウジング
内壁面との間をシールするガスケットと、前記ハウジン
グ内に突設され、前記エレメントの前記外枠面を前記ガ
スケットに接触させる方向に向けて前記エレメントを押
圧し固定する複数の弾性部材とを備え、前記ハウジング
には、前記ガスケットで囲まれた内側に位置しており、
前記エレメント側に向けて前記ガスケットより突出した
突起が設けられており、前記エレメントが前記開口部側
にずれて位置される前記エレメントの装填時に前記突起
と前記エレメントとの当接により前記エレメントの前記
外枠面が前記ガスケットから離されることを特徴とする
エアクリーナという技術的手段を採用する。なお、請求
項1における各構成は後述する実施例のように構成する
ことができ、例えばハウジングは実施例のハウジング2
として、エレメントは同エレメント6として、その濾過
部は襞状に折り畳まれた濾材14として、その外枠部は
同端板13の外枠部13bとして、その外枠面は外枠部
13bの外枠面13cとして、ガスケットは同ガスケッ
ト16として、弾性部材は同スプリング11、19とし
て、さらに突起は同突起17として構成することができ
る。また、実施例では外枠面13cはクリーンサイド側
にのみ面しており、弾性部材としてのスプリング11、
19はダスティサイド側からエレメント6をガスケット
16に向けて押圧しており、突起としての突起17はエ
レメント側に向けて突出、言い換えればガスケット16
よりダスティサイド側に向けて突出して形成されてい
る。また、請求項2記載の発明のように、前記突起が、
前記ハウジング内の前記開口部とは反対側に設けられて
いるという技術的手段を採用することもできる。また、
請求項3記載の発明のように、前記突起は、前記ハウジ
ング内の壁面に沿ってほぼ四角形に設けられた前記ガス
ケットの4つの角部のうち、前記ガスケットの一辺側に
開設された前記開口部とは反対側に位置する2つの角部
の内側に設けられているという技術的手段を採用するこ
ともできる。また、請求項4記載の発明のように、前記
複数の弾性部材のうち前記開口部の近傍に設けられた弾
性部材は、前記蓋体が前記開口部を開いているときに前
記エレメントと非接触となるよう移動可能に設けられて
いるという技術的手段を採用することもできる。なお、
請求項4における移動可能な弾性部材は、後述する実施
例のように、蓋体8に取り付けられた上部スプリング1
1として構成することができる。
に、請求項1記載の発明では、濾材によって形成された
濾過部と、この濾過部を取り巻いて設けられた外枠部と
を有し、前記外枠部にはクリーンサイド側とダスティサ
イド側とのいずれか一方のサイド側にのみ面した外枠面
を形成してなるエレメントと、前記エレメントを内部に
収容してクリーンサイドとダスティサイドとに区画され
る中空のハウジングであって、前記エレメントの側方に
対応する壁面に前記エレメントをスライドさせて脱着可
能ならしめる開口部が開設されるとともに、前記開口部
を開閉可能な蓋体を有するハウジングと、前記ハウジン
グ内の壁面に、前記クリーンサイドと前記ダスティサイ
ドとの境界に沿って全周に設けられ、前記エレメントの
前記外枠面と接触して前記エレメントと前記ハウジング
内壁面との間をシールするガスケットと、前記ハウジン
グ内に突設され、前記エレメントの前記外枠面を前記ガ
スケットに接触させる方向に向けて前記エレメントを押
圧し固定する複数の弾性部材とを備え、前記ハウジング
には、前記ガスケットで囲まれた内側に位置しており、
前記エレメント側に向けて前記ガスケットより突出した
突起が設けられており、前記エレメントが前記開口部側
にずれて位置される前記エレメントの装填時に前記突起
と前記エレメントとの当接により前記エレメントの前記
外枠面が前記ガスケットから離されることを特徴とする
エアクリーナという技術的手段を採用する。なお、請求
項1における各構成は後述する実施例のように構成する
ことができ、例えばハウジングは実施例のハウジング2
として、エレメントは同エレメント6として、その濾過
部は襞状に折り畳まれた濾材14として、その外枠部は
同端板13の外枠部13bとして、その外枠面は外枠部
13bの外枠面13cとして、ガスケットは同ガスケッ
ト16として、弾性部材は同スプリング11、19とし
て、さらに突起は同突起17として構成することができ
る。また、実施例では外枠面13cはクリーンサイド側
にのみ面しており、弾性部材としてのスプリング11、
19はダスティサイド側からエレメント6をガスケット
16に向けて押圧しており、突起としての突起17はエ
レメント側に向けて突出、言い換えればガスケット16
よりダスティサイド側に向けて突出して形成されてい
る。また、請求項2記載の発明のように、前記突起が、
前記ハウジング内の前記開口部とは反対側に設けられて
いるという技術的手段を採用することもできる。また、
請求項3記載の発明のように、前記突起は、前記ハウジ
ング内の壁面に沿ってほぼ四角形に設けられた前記ガス
ケットの4つの角部のうち、前記ガスケットの一辺側に
開設された前記開口部とは反対側に位置する2つの角部
の内側に設けられているという技術的手段を採用するこ
ともできる。また、請求項4記載の発明のように、前記
複数の弾性部材のうち前記開口部の近傍に設けられた弾
性部材は、前記蓋体が前記開口部を開いているときに前
記エレメントと非接触となるよう移動可能に設けられて
いるという技術的手段を採用することもできる。なお、
請求項4における移動可能な弾性部材は、後述する実施
例のように、蓋体8に取り付けられた上部スプリング1
1として構成することができる。
【0009】
【作用】本発明のエアクリーナでは、ハウジング内にエ
レメントが収容され、エレメント外周とハウジングとの
間にガスケットが介装されて、ハウジング内がエレメン
ト上流側のクリーンサイドとエレメント下流側のダステ
ィサイドとに区画される。しかも、ハウジング内におい
てエレメントは複数の弾性部材によってガスケットに向
けて押圧、固定されており、エレメントの外枠部に形成
された外枠面がガスケットに当接してエレメントの外枠
部とハウジングとの間がシールされている。ハウジング
には、エレメントの側方に対応する位置に開口部が開設
されており、そこには蓋体が設けられている。そして、
エレメントをハウジング内に挿入、あるいは抜き取る装
填の際には、蓋体を開いてエレメントをその側方にずら
してスライドさせる。このため、エレメントはその装填
時に、エレメントの外枠面とガスケットとが接触する規
定の位置からずれた位置におかれる。本発明のエアクリ
ーナにおいて、エレメントを挿入する時には、まず蓋体
を開け、この開口部からエレメントを挿し込む。このと
き、ハウジング内に設けられた弾性部材によってエレメ
ントはガスケット側に向けて付勢されるが、本発明では
ガスケットで囲まれた内側に対応してエレメント側に向
けてガスケットより突出した突起が設けられているた
め、エレメントの外枠部の外枠面がガスケット上に到達
するまではエレメントが突起と当接し、外枠面がガスケ
ットから離される。やがてエレメントの外枠面がガスケ
ット上に達すると、突起との当接がなくなるのでガスケ
ット上に外枠面が当接してクリーンサイドとダスティサ
イドとがシールされる。このように、エレメントの装填
時の外枠面とガスケットとの接触を少なくしてガスケッ
トへの負荷が小さくされる。
レメントが収容され、エレメント外周とハウジングとの
間にガスケットが介装されて、ハウジング内がエレメン
ト上流側のクリーンサイドとエレメント下流側のダステ
ィサイドとに区画される。しかも、ハウジング内におい
てエレメントは複数の弾性部材によってガスケットに向
けて押圧、固定されており、エレメントの外枠部に形成
された外枠面がガスケットに当接してエレメントの外枠
部とハウジングとの間がシールされている。ハウジング
には、エレメントの側方に対応する位置に開口部が開設
されており、そこには蓋体が設けられている。そして、
エレメントをハウジング内に挿入、あるいは抜き取る装
填の際には、蓋体を開いてエレメントをその側方にずら
してスライドさせる。このため、エレメントはその装填
時に、エレメントの外枠面とガスケットとが接触する規
定の位置からずれた位置におかれる。本発明のエアクリ
ーナにおいて、エレメントを挿入する時には、まず蓋体
を開け、この開口部からエレメントを挿し込む。このと
き、ハウジング内に設けられた弾性部材によってエレメ
ントはガスケット側に向けて付勢されるが、本発明では
ガスケットで囲まれた内側に対応してエレメント側に向
けてガスケットより突出した突起が設けられているた
め、エレメントの外枠部の外枠面がガスケット上に到達
するまではエレメントが突起と当接し、外枠面がガスケ
ットから離される。やがてエレメントの外枠面がガスケ
ット上に達すると、突起との当接がなくなるのでガスケ
ット上に外枠面が当接してクリーンサイドとダスティサ
イドとがシールされる。このように、エレメントの装填
時の外枠面とガスケットとの接触を少なくしてガスケッ
トへの負荷が小さくされる。
【0010】エレメントをハウジングから抜き取る時
は、挿入の時と全く逆の過程を辿る。即ち、ガスケット
とエレメントの外枠面が密着してシールしている状態か
ら、エレメントをスライドさせると、エレメントが突起
に乗り上げ、エレメントとガスケットとが離れた状態で
エレメントがスライドされる。このため、ガスケットに
与える負荷が小さくなる。なお、突起をハウジング内の
開口部とは反対側に設ける構成を採用することで、エレ
メントが挿入、抜取りされる装填時に奥側となる部分で
のガスケットの変形が防止される。また、ガスケットを
ハウジング内の壁面に沿ってほぼ四角形に設けるととも
に、開口部をガスケットの一辺側に開設し、さらにガス
ケットの4つの角部のうち開口部とは反対側に位置する
2つの角部の内側に突起を設ける構成を採用することが
でき、特にガスケットとエレメントとが強く干渉しやす
く、しかも装填時に奥側となる部分でのガスケットの変
形が防止される。また、複数の弾性部材のうち、開口部
の近傍に位置する弾性部材を、エレメントと非接触にな
るよう移動可能に設けるという構成を採用することがで
き、エレメントの挿入、抜取り作業の容易化が図られ
る。
は、挿入の時と全く逆の過程を辿る。即ち、ガスケット
とエレメントの外枠面が密着してシールしている状態か
ら、エレメントをスライドさせると、エレメントが突起
に乗り上げ、エレメントとガスケットとが離れた状態で
エレメントがスライドされる。このため、ガスケットに
与える負荷が小さくなる。なお、突起をハウジング内の
開口部とは反対側に設ける構成を採用することで、エレ
メントが挿入、抜取りされる装填時に奥側となる部分で
のガスケットの変形が防止される。また、ガスケットを
ハウジング内の壁面に沿ってほぼ四角形に設けるととも
に、開口部をガスケットの一辺側に開設し、さらにガス
ケットの4つの角部のうち開口部とは反対側に位置する
2つの角部の内側に突起を設ける構成を採用することが
でき、特にガスケットとエレメントとが強く干渉しやす
く、しかも装填時に奥側となる部分でのガスケットの変
形が防止される。また、複数の弾性部材のうち、開口部
の近傍に位置する弾性部材を、エレメントと非接触にな
るよう移動可能に設けるという構成を採用することがで
き、エレメントの挿入、抜取り作業の容易化が図られ
る。
【0011】
【発明の効果】このように本発明ではエレメントが弾性
部材によってガスケットに向けて押圧されるよう構成さ
れているため、エレメント交換などエレメント装填時に
エレメントをスライドさせる時にもエレメントはガスケ
ットに向けて押圧されるが、ガスケットで囲まれた内側
にガスケットよりも突出した突起を設けたため、エレメ
ント装填時にはエレメントが突起と当接してその外枠面
がガスケットから離され、エレメントの外枠面とガスケ
ットとが強く接触したままエレメントがスライドされる
といった事態を少なくしながらエレメントの着脱が可能
となり、エレメントからガスケットへの負担を小さくし
て、ガスケットの性能を保持することにより、シール性
の低下を防止することができる。
部材によってガスケットに向けて押圧されるよう構成さ
れているため、エレメント交換などエレメント装填時に
エレメントをスライドさせる時にもエレメントはガスケ
ットに向けて押圧されるが、ガスケットで囲まれた内側
にガスケットよりも突出した突起を設けたため、エレメ
ント装填時にはエレメントが突起と当接してその外枠面
がガスケットから離され、エレメントの外枠面とガスケ
ットとが強く接触したままエレメントがスライドされる
といった事態を少なくしながらエレメントの着脱が可能
となり、エレメントからガスケットへの負担を小さくし
て、ガスケットの性能を保持することにより、シール性
の低下を防止することができる。
【0012】
【実施例】図1乃至図9に本発明の一実施例を示す。図
1に示す通り、エアクリーナ1のハウジング2はキャッ
プ3とケース4とから構成されるが、このキャップ3と
ケース4はそれぞれ熱可塑性樹脂を射出成形することに
よって作られた後、溶着面Aでバイブレーション溶着す
ることにより一体化される。
1に示す通り、エアクリーナ1のハウジング2はキャッ
プ3とケース4とから構成されるが、このキャップ3と
ケース4はそれぞれ熱可塑性樹脂を射出成形することに
よって作られた後、溶着面Aでバイブレーション溶着す
ることにより一体化される。
【0013】ケース4の上壁には、図8にも表すよう
に、略矩形形状をなす開口部5が設けられ、ハウジング
2の内部と外部を連通させている。開口部5の外郭形状
は、ハウジング2の内部に装填されたエレメント6の横
断面の外郭形状とほぼ同一であり、エアクリーナ内に装
填されるエレメントの形状に応じて適宜変更されうる。
に、略矩形形状をなす開口部5が設けられ、ハウジング
2の内部と外部を連通させている。開口部5の外郭形状
は、ハウジング2の内部に装填されたエレメント6の横
断面の外郭形状とほぼ同一であり、エアクリーナ内に装
填されるエレメントの形状に応じて適宜変更されうる。
【0014】図1及び図2にも示す通り、キャップ3の
上壁の開口部5近傍には、ヒンジ機構7を介して蓋体8
が回動自在に枢着され、開口部5の開閉を行う。ヒンジ
機構7は、キャップ3の上壁に2ヵ所設けられた支持部
7aと、蓋体8からキャップ3側に突出し支持部7aと
連結される凸部7bと、軸7cとから構成されており、
軸7cが支持部7aと凸部7bをそれぞれを貫通係止し
ていることによって、蓋体8がハウジング2に対して回
動自在に枢着されている。また、軸7cの一端には軸7
cが軸方向に抜けるのを防止するための抜け止めリング
7dが少なくとも軸7c一本に対して1個固定されてい
る。蓋体8は、全体としては長方形の板状であり、前記
ヒンジ機構7の反対側には係合突部9が設けられ、ケー
ス4に固定されたクランプ10の屈曲部と係合突部9に
設けられた凹部9aが係合することによって、蓋体8を
固定する。なお前記凸部7bの一部を切り欠いた形状に
すれば、蓋体8をハウジング2に対して取り外し可能に
することもできる。
上壁の開口部5近傍には、ヒンジ機構7を介して蓋体8
が回動自在に枢着され、開口部5の開閉を行う。ヒンジ
機構7は、キャップ3の上壁に2ヵ所設けられた支持部
7aと、蓋体8からキャップ3側に突出し支持部7aと
連結される凸部7bと、軸7cとから構成されており、
軸7cが支持部7aと凸部7bをそれぞれを貫通係止し
ていることによって、蓋体8がハウジング2に対して回
動自在に枢着されている。また、軸7cの一端には軸7
cが軸方向に抜けるのを防止するための抜け止めリング
7dが少なくとも軸7c一本に対して1個固定されてい
る。蓋体8は、全体としては長方形の板状であり、前記
ヒンジ機構7の反対側には係合突部9が設けられ、ケー
ス4に固定されたクランプ10の屈曲部と係合突部9に
設けられた凹部9aが係合することによって、蓋体8を
固定する。なお前記凸部7bの一部を切り欠いた形状に
すれば、蓋体8をハウジング2に対して取り外し可能に
することもできる。
【0015】図1に示す通り、蓋体8の内側には、弾性
部材をなすエレメント押圧用の3個の上部スプリング1
1が固定され、この上部スプリング11は蓋体8が閉ま
った状態の時に、エレメント6をキャップ側に付勢す
る。
部材をなすエレメント押圧用の3個の上部スプリング1
1が固定され、この上部スプリング11は蓋体8が閉ま
った状態の時に、エレメント6をキャップ側に付勢す
る。
【0016】エレメント押圧用の上部スプリング11
は、屈曲した板バネで形成され、その一端は蓋体8の内
側に形成された把持穴12の中に嵌入、固定される。ま
た、固定されていない他端の屈曲部でエレメント6の端
板13を付勢、押圧している。
は、屈曲した板バネで形成され、その一端は蓋体8の内
側に形成された把持穴12の中に嵌入、固定される。ま
た、固定されていない他端の屈曲部でエレメント6の端
板13を付勢、押圧している。
【0017】開口部5の一辺を形成するキャップ3側の
ケース壁5aはガスケット16のシール面側よりケース
側に突出している。従って、エレメント6が正しく組付
られた状態ではエレメント6の一部がケース壁5aの先
端部よりキャップ3側に押し込まれ、エレメント6に対
してケース壁5aが部分的にオーバーハングした形にな
る。よって、エレメント6の前後方向の動きは許容され
るものの、エレメント6の上下方向の動きは、エレメン
ト6とケース壁5aが干渉するために規制され、上下の
位置決めがなされる。また、上記の構造のため、エレメ
ント6を取り外す時は単にエレメント6を上に引き上げ
るだけでは取り外し不可能であり、エレメント6の上部
がケース壁5aと干渉しない所までエレメント6をケー
ス4側に傾けた後、引っ張り上げなくてはならない。
ケース壁5aはガスケット16のシール面側よりケース
側に突出している。従って、エレメント6が正しく組付
られた状態ではエレメント6の一部がケース壁5aの先
端部よりキャップ3側に押し込まれ、エレメント6に対
してケース壁5aが部分的にオーバーハングした形にな
る。よって、エレメント6の前後方向の動きは許容され
るものの、エレメント6の上下方向の動きは、エレメン
ト6とケース壁5aが干渉するために規制され、上下の
位置決めがなされる。また、上記の構造のため、エレメ
ント6を取り外す時は単にエレメント6を上に引き上げ
るだけでは取り外し不可能であり、エレメント6の上部
がケース壁5aと干渉しない所までエレメント6をケー
ス4側に傾けた後、引っ張り上げなくてはならない。
【0018】図3は、本発明のエレメント6の底面図、
図4は、本発明のエレメント6の側面図を表す。図3及
び図4から明らかなように、エレメント6は略直方体の
形状を呈し、大まかには、襞状に折り畳まれた濾材14
とこの濾材14を支持する端板13とから構成される。
また、端板13は、濾材14の襞山を横切る方向にかつ
襞山の高さ方向全域に設けられるとともに濾材14が空
気圧などによって変形することを防止するための補強部
13aと、濾材14のクリーンサイド側を取り巻くよう
にして設けられる外枠部13bと、外枠部13bの頂面
でありガスケット16と密着する面である外枠面13c
と、外枠部13bの頂部から周方向外側に延出している
フランジ13dより構成されている。
図4は、本発明のエレメント6の側面図を表す。図3及
び図4から明らかなように、エレメント6は略直方体の
形状を呈し、大まかには、襞状に折り畳まれた濾材14
とこの濾材14を支持する端板13とから構成される。
また、端板13は、濾材14の襞山を横切る方向にかつ
襞山の高さ方向全域に設けられるとともに濾材14が空
気圧などによって変形することを防止するための補強部
13aと、濾材14のクリーンサイド側を取り巻くよう
にして設けられる外枠部13bと、外枠部13bの頂面
でありガスケット16と密着する面である外枠面13c
と、外枠部13bの頂部から周方向外側に延出している
フランジ13dより構成されている。
【0019】図1に示すように、エレメント6が正しい
位置に組付られると、端板13の外枠面13cがガスケ
ット16と密着し、エレメント6のクリーンサイド側の
空気とダスティサイド側の空気が混じり合わないように
シールしている。
位置に組付られると、端板13の外枠面13cがガスケ
ット16と密着し、エレメント6のクリーンサイド側の
空気とダスティサイド側の空気が混じり合わないように
シールしている。
【0020】円環状のガスケット16は、キャップ3の
全周にわたって取り付け(図6参照)られている。ガス
ケット16のキャップ3との取付け側には、ガスケット
16の全周にわたって一本の凸条16aが設けられ、そ
の凸条16aに対応する凹状溝3aがキャップ3の全周
にわたって刻設されている。この凸条16aは凹状溝3
aと嵌合し、この嵌合部には接着剤を充填・固化させる
ことによって、ガスケット16とキャップ3との接着性
を高めている。
全周にわたって取り付け(図6参照)られている。ガス
ケット16のキャップ3との取付け側には、ガスケット
16の全周にわたって一本の凸条16aが設けられ、そ
の凸条16aに対応する凹状溝3aがキャップ3の全周
にわたって刻設されている。この凸条16aは凹状溝3
aと嵌合し、この嵌合部には接着剤を充填・固化させる
ことによって、ガスケット16とキャップ3との接着性
を高めている。
【0021】ガスケット16のシール面側は、コの字状
の断面形状を成し、周方向内側に位置するリップ16b
は、シールされた状態ではその先端が周方向外側に向く
よう曲がるため、仮に通気がダスティサイドからガスケ
ット16を通ってクリーンサイドに抜けようとしても、
その通気自体がリップ16bを端板13の外枠面13c
に押しつけるよう作用するために確実にシールされる。
の断面形状を成し、周方向内側に位置するリップ16b
は、シールされた状態ではその先端が周方向外側に向く
よう曲がるため、仮に通気がダスティサイドからガスケ
ット16を通ってクリーンサイドに抜けようとしても、
その通気自体がリップ16bを端板13の外枠面13c
に押しつけるよう作用するために確実にシールされる。
【0022】図5は、エレメント6を脱着する一過程を
表す本エアクリーナの部分断面拡大図である。キャップ
3の下部でしかもガスケット16の内側(図6参照)に
設けられる突起17はエレメント6側に向かって突出す
る板状の突起である。エレメント端板13の外枠面13
cと当接する突起17の先端面18は、ガスケット16
のシール面より僅かにエレメント6側へ突出しており、
エレメント端板13が、この先端面18に乗り上げなが
ら、エレメント6の脱着が行われることにより端板13
の外枠面13cがガスケット16に擦れたり、ガスケッ
ト16を噛みこんだりすることがない。
表す本エアクリーナの部分断面拡大図である。キャップ
3の下部でしかもガスケット16の内側(図6参照)に
設けられる突起17はエレメント6側に向かって突出す
る板状の突起である。エレメント端板13の外枠面13
cと当接する突起17の先端面18は、ガスケット16
のシール面より僅かにエレメント6側へ突出しており、
エレメント端板13が、この先端面18に乗り上げなが
ら、エレメント6の脱着が行われることにより端板13
の外枠面13cがガスケット16に擦れたり、ガスケッ
ト16を噛みこんだりすることがない。
【0023】また、突起17の先端面18の下部18a
はガスケット16に近づくほどテーパー状に縮退してい
る。これは、エレメント6を引き抜く時、エレメント端
板13の外枠部13bと突起17が干渉してエレメント
6の離脱が困難になるのを避けるためであり、突起17
の先端面18の下部18aをテーパーにすることによっ
て、エレメント端板13の外枠面13cが突起17の先
端面18の上に乗り上げ易くしている。
はガスケット16に近づくほどテーパー状に縮退してい
る。これは、エレメント6を引き抜く時、エレメント端
板13の外枠部13bと突起17が干渉してエレメント
6の離脱が困難になるのを避けるためであり、突起17
の先端面18の下部18aをテーパーにすることによっ
て、エレメント端板13の外枠面13cが突起17の先
端面18の上に乗り上げ易くしている。
【0024】ケース4の底面には、蓋体8と同様に弾性
部材である3個のエレメント押圧用の下部スプリング1
9がその一端を支持穴30の中に嵌入することによって
固定され、他端の湾曲部分でエレメント端板13の補強
部13aに当接し、付勢している。図1にも示すよう
に、エレメント6が組付られた状態では突起17の先端
はエレメント6側に若干突出している。しかしながら、
濾材14の襞の高さよりも端板13の補強部13aの高
さの方が高く設定されており、濾材14の先端14aは
補強部13aの端面より後退した位置にあり、しかも、
その後退している量は突起17の突出分よりも大きい。
従って、突起17と濾材14とが干渉することはなく、
突起17が濾材14の襞山を損傷させることもない。つ
まり、突起17の存在は、エレメント6の性能に何ら影
響を与えるものではない。
部材である3個のエレメント押圧用の下部スプリング1
9がその一端を支持穴30の中に嵌入することによって
固定され、他端の湾曲部分でエレメント端板13の補強
部13aに当接し、付勢している。図1にも示すよう
に、エレメント6が組付られた状態では突起17の先端
はエレメント6側に若干突出している。しかしながら、
濾材14の襞の高さよりも端板13の補強部13aの高
さの方が高く設定されており、濾材14の先端14aは
補強部13aの端面より後退した位置にあり、しかも、
その後退している量は突起17の突出分よりも大きい。
従って、突起17と濾材14とが干渉することはなく、
突起17が濾材14の襞山を損傷させることもない。つ
まり、突起17の存在は、エレメント6の性能に何ら影
響を与えるものではない。
【0025】図6は、本件エアクリーナのハウジングを
キャップとケースの溶着面Aで分断し、キャップをケー
スの方向からみた図である。本件エアクリーナ1の溶着
面Aにおけるケース4の断面形状は略矩形であり、4つ
の角のうち下方の2角を取り囲むように板状の突起17
が紙面手前に向かってのびている。溶着面Aのすぐ内側
には、キャップ3の全周にわたってゴム等の弾性材より
なるガスケット16が接着剤等によって固定されてい
る。本実施例では、突起17をキャップ3の角に設けた
が、必ずしも角に設ける必要はなくガスケット16の下
部近傍の央部に設けられるガスケット16と直交する方
向のリブで代用してもよい。
キャップとケースの溶着面Aで分断し、キャップをケー
スの方向からみた図である。本件エアクリーナ1の溶着
面Aにおけるケース4の断面形状は略矩形であり、4つ
の角のうち下方の2角を取り囲むように板状の突起17
が紙面手前に向かってのびている。溶着面Aのすぐ内側
には、キャップ3の全周にわたってゴム等の弾性材より
なるガスケット16が接着剤等によって固定されてい
る。本実施例では、突起17をキャップ3の角に設けた
が、必ずしも角に設ける必要はなくガスケット16の下
部近傍の央部に設けられるガスケット16と直交する方
向のリブで代用してもよい。
【0026】図7は、エレメント6を挿入した状態のま
ま、II−II線に沿った図1の縦断面をケース側から
見た図である。蓋体8に取付けられた3個のエレメント
押圧用上部スプリング11とケース4の底面に固定され
た3個のエレメント押圧用下部スプリング19、計6個
の板バネによってエレメント6がキャップ側(紙面裏
側)に向かって押圧されている。上部スプリング11及
び下部スプリング19は、全て端板13の補強部13a
と接触しており、エレメント6の濾材14には接触して
いない。下部スプリング19としては、その幅が一様な
板バネを使用しているが、上部スプリング11には、固
定された根元部分よりも先端部分の方が幅広の形状をな
した板バネが用いられている。これは、ヒンジ機構の遊
びによって、上部スプリング11が取り付けられた蓋体
8に横方向のガタツキが発生しても、先端の幅広部分で
ガタツキ幅を吸収し、上部スプリング11がエレメント
6の端板13の補強部13aから外れないようにしたも
のである。
ま、II−II線に沿った図1の縦断面をケース側から
見た図である。蓋体8に取付けられた3個のエレメント
押圧用上部スプリング11とケース4の底面に固定され
た3個のエレメント押圧用下部スプリング19、計6個
の板バネによってエレメント6がキャップ側(紙面裏
側)に向かって押圧されている。上部スプリング11及
び下部スプリング19は、全て端板13の補強部13a
と接触しており、エレメント6の濾材14には接触して
いない。下部スプリング19としては、その幅が一様な
板バネを使用しているが、上部スプリング11には、固
定された根元部分よりも先端部分の方が幅広の形状をな
した板バネが用いられている。これは、ヒンジ機構の遊
びによって、上部スプリング11が取り付けられた蓋体
8に横方向のガタツキが発生しても、先端の幅広部分で
ガタツキ幅を吸収し、上部スプリング11がエレメント
6の端板13の補強部13aから外れないようにしたも
のである。
【0027】ここで、ケース4の側壁20、21には、
その一部がケース4の内側に向かって膨出し、エレメン
トの脱着方向とはほぼ直交する方向に延びるエレメント
挿入ガイド22が側壁20には2本、側壁21には1本
形成されている。エレメントを押圧固定する下部スプリ
ング19は、ケース4の底面の両端及び中央の3ヵ所に
突設される。
その一部がケース4の内側に向かって膨出し、エレメン
トの脱着方向とはほぼ直交する方向に延びるエレメント
挿入ガイド22が側壁20には2本、側壁21には1本
形成されている。エレメントを押圧固定する下部スプリ
ング19は、ケース4の底面の両端及び中央の3ヵ所に
突設される。
【0028】図8は、蓋体をハウジング2から取り外し
た本実施例の平面図であるが、上記のエレメント挿入ガ
イド22はケース4の側面20、21に適宜の位置およ
び数だけ設けられればよく、これはケース4内部にエレ
メントを装填するためのスペースを形成すると同時に、
エレメントを装填するための経路を画定することによっ
て、挿入する時のガイドをなしている。よって、エレメ
ントを挿入する際に、エレメントが下部スプリング19
等の他の部品と干渉して、その部品を変形させたり、性
能を劣化させたりすることがなくなる。また、エレメン
トを装填した状態でバックファイアなどエンジン側から
の流体の逆流が起きた時、この逆流流体によってエレメ
ントがケース側に押されたとしても、このエレメント挿
入ガイド22とエレメントが干渉して、エレメントを支
えるために、エレメント自体はケース側に大きく移動す
ることはない。従って、エレメントをキャップ側に付勢
している上部スプリング(図示せず)、下部スプリング
19も大きく撓まず過大な負荷がかかることはない。即
ち、このエレメント挿入ガイド22によって、上部スプ
リング、下部スプリング19に大きな負荷がかかること
を防ぎ、上記スプリングの変形やそれに伴う押圧力の変
化を防止している。
た本実施例の平面図であるが、上記のエレメント挿入ガ
イド22はケース4の側面20、21に適宜の位置およ
び数だけ設けられればよく、これはケース4内部にエレ
メントを装填するためのスペースを形成すると同時に、
エレメントを装填するための経路を画定することによっ
て、挿入する時のガイドをなしている。よって、エレメ
ントを挿入する際に、エレメントが下部スプリング19
等の他の部品と干渉して、その部品を変形させたり、性
能を劣化させたりすることがなくなる。また、エレメン
トを装填した状態でバックファイアなどエンジン側から
の流体の逆流が起きた時、この逆流流体によってエレメ
ントがケース側に押されたとしても、このエレメント挿
入ガイド22とエレメントが干渉して、エレメントを支
えるために、エレメント自体はケース側に大きく移動す
ることはない。従って、エレメントをキャップ側に付勢
している上部スプリング(図示せず)、下部スプリング
19も大きく撓まず過大な負荷がかかることはない。即
ち、このエレメント挿入ガイド22によって、上部スプ
リング、下部スプリング19に大きな負荷がかかること
を防ぎ、上記スプリングの変形やそれに伴う押圧力の変
化を防止している。
【0029】図8及び図9に示すように、エレメント挿
入ガイド22の先端22a、および、エレメント挿入ガ
イド22の近傍のケース側面には、ケース側からキャッ
プ側に向けて延びる三角形状の補強リブ23が設けられ
ている。この補強リブ23は、ケース4の剛性を向上さ
せると同時にエレメントを装填するためのスペースの断
面形状を台形状にするよう規制するものである。即ち、
エレメントを装填するスペースのケース側の部分は、キ
ャップ側の部分よりその横幅が狭くなっている。
入ガイド22の先端22a、および、エレメント挿入ガ
イド22の近傍のケース側面には、ケース側からキャッ
プ側に向けて延びる三角形状の補強リブ23が設けられ
ている。この補強リブ23は、ケース4の剛性を向上さ
せると同時にエレメントを装填するためのスペースの断
面形状を台形状にするよう規制するものである。即ち、
エレメントを装填するスペースのケース側の部分は、キ
ャップ側の部分よりその横幅が狭くなっている。
【0030】ここで図4に示すように、エレメント6自
体もケース側(ダスティサイド)に面する部分の横幅の
方がキャップ側(クリーンサイド)に面する部分の横幅
より狭い。従って、エレメントのダスティサイドとクリ
ーンサイドを逆にして、エレメントを組付ようとしても
エレメントの端板13のフランジ13dが、補強リブ2
3と干渉して組み付けることができない。即ち、補強リ
ブ23にはエレメントの逆組付を防ぐ働きもある。
体もケース側(ダスティサイド)に面する部分の横幅の
方がキャップ側(クリーンサイド)に面する部分の横幅
より狭い。従って、エレメントのダスティサイドとクリ
ーンサイドを逆にして、エレメントを組付ようとしても
エレメントの端板13のフランジ13dが、補強リブ2
3と干渉して組み付けることができない。即ち、補強リ
ブ23にはエレメントの逆組付を防ぐ働きもある。
【0031】図9は、エレメントを装填していない本件
エアクリーナの主要部の溶着面Aと直交する縦断面を表
している。ケース4の側壁20には、紙面手前側に膨出
するエレメント挿入ガイド22が2本設けられ、その先
端面22aは僅かに傾斜している。
エアクリーナの主要部の溶着面Aと直交する縦断面を表
している。ケース4の側壁20には、紙面手前側に膨出
するエレメント挿入ガイド22が2本設けられ、その先
端面22aは僅かに傾斜している。
【0032】補強リブ23は、エレメント挿入ガイド2
2の先端面22aから1本づつ、更にケース4のインレ
ット側の側壁面25から延びるものが2本、計4本の補
強リブ23がケース4の側壁20に設けられている。
2の先端面22aから1本づつ、更にケース4のインレ
ット側の側壁面25から延びるものが2本、計4本の補
強リブ23がケース4の側壁20に設けられている。
【0033】蓋体8の内側には、格子状に補強板27が
立てられている。この補強板27は、蓋体8の剛性を向
上させるだけでなくエレメントの挿入を完全に行わしめ
る作用もある。即ち、エレメントを挿入した時、その挿
入具合が不完全であっても、蓋体8を閉じることによっ
て、この補強板27がエレメントの端板を押しこみ、エ
レメントが完全に挿入される。即ち、蓋体8を閉じるだ
けでエレメントの装填が完成する。
立てられている。この補強板27は、蓋体8の剛性を向
上させるだけでなくエレメントの挿入を完全に行わしめ
る作用もある。即ち、エレメントを挿入した時、その挿
入具合が不完全であっても、蓋体8を閉じることによっ
て、この補強板27がエレメントの端板を押しこみ、エ
レメントが完全に挿入される。即ち、蓋体8を閉じるだ
けでエレメントの装填が完成する。
【図1】エアクリーナの要部縦断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】エアクリーナエレメントの底面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】図1の要部拡大縦断面図である。
【図6】図1のエアクリーナキャップの正面図である。
【図7】図1のII−II線に沿う縦断面図である。
【図8】図1のエアクリーナの蓋体を取り外したハウジ
ングの平面図である。
ングの平面図である。
【図9】エレメントを取り外した状態の図1のエアクリ
ーナ要部縦断面図である。
ーナ要部縦断面図である。
【図10】従来のエアクリーナの斜視図である。
1 エアクリーナ 2 ハウジング 3 キャップ 4 ケース 5 開口部 6 エレメント 8 蓋体 10 クランプ 11 上部スプリング 13 端板 14 濾材 13b 外枠部 16 ガスケット 17 突起 18 突起先端面 19 下部スプリング 20 側壁 21 側壁 22 エレメント挿入ガイド 23 補強リブ 13d エレメントフランジ 27 補強板
Claims (4)
- 【請求項1】 濾材によって形成された濾過部と、この
濾過部を取り巻いて設けられた外枠部とを有し、前記外
枠部にはクリーンサイド側とダスティサイド側とのいず
れか一方のサイド側にのみ面した外枠面を形成してなる
エレメントと、 前記エレメントを内部に収容してクリーンサイドとダス
ティサイドとに区画される中空のハウジングであって、
前記エレメントの側方に対応する壁面に前記エレメント
をスライドさせて脱着可能ならしめる開口部が開設され
るとともに、前記開口部を開閉可能な蓋体を有するハウ
ジングと、 前記ハウジング内の壁面に、前記クリーンサイドと前記
ダスティサイドとの境界に沿って全周に設けられ、前記
エレメントの前記外枠面と接触して前記エレメントと前
記ハウジング内壁面との間をシールするガスケットと、 前記ハウジング内に突設され、前記エレメントの前記外
枠面を前記ガスケットに接触させる方向に向けて前記エ
レメントを押圧し固定する複数の弾性部材とを備え、 前記ハウジングには、前記ガスケットで囲まれた内側に
位置しており、前記エレメント側に向けて前記ガスケッ
トより突出した突起が設けられており、前記エレメント
が前記開口部側にずれて位置される前記エレメントの装
填時に前記突起と前記エレメントとの当接により前記エ
レメントの前記外枠面が前記ガスケットから離されるこ
とを特徴とするエアクリーナ。 - 【請求項2】 前記突起が、前記ハウジング内の前記開
口部とは反対側に設けられていることを特徴とする請求
項1記載のエアクリーナ。 - 【請求項3】 前記突起は、前記ハウジング内の壁面に
沿ってほぼ四角形に設けられた前記ガスケットの4つの
角部のうち、前記ガスケットの一辺側に開設された前記
開口部とは反対側に位置する2つの角部の内側に設けら
れていることを特徴とする請求項1記載のエアクリー
ナ。 - 【請求項4】 前記複数の弾性部材のうち前記開口部の
近傍に設けられた弾性部材は、前記蓋体が前記開口部を
開いているときに前記エレメントと非接触となるよう移
動可能に設けられていることを特徴とする請求項1から
3のいずれか一項に記載のエアクリーナ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3187592A JP2555491B2 (ja) | 1990-08-09 | 1991-07-26 | エアクリーナ |
US07/741,864 US5213596A (en) | 1990-08-09 | 1991-08-07 | Air cleaner device |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-213471 | 1990-08-09 | ||
JP21347190 | 1990-08-09 | ||
JP3187592A JP2555491B2 (ja) | 1990-08-09 | 1991-07-26 | エアクリーナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH067622A JPH067622A (ja) | 1994-01-18 |
JP2555491B2 true JP2555491B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=26504454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3187592A Expired - Lifetime JP2555491B2 (ja) | 1990-08-09 | 1991-07-26 | エアクリーナ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5213596A (ja) |
JP (1) | JP2555491B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101326500B1 (ko) * | 2011-12-01 | 2013-11-08 | 주식회사 리한 | 차량용 에어클리너 |
Families Citing this family (84)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4327834C2 (de) * | 1993-08-19 | 1998-05-28 | Mann & Hummel Filter | Luftfilter für den Innenraum von Kraftfahrzeugen |
US5472464A (en) * | 1993-12-27 | 1995-12-05 | Going Tokyo Co., Ltd. | Air cleaner for engines |
DE4412474C2 (de) * | 1994-04-14 | 1997-08-07 | Mann & Hummel Filter | Luftfilter, insbesondere für die Ansaugluft einer Brennkraftmaschine |
US5472463A (en) * | 1994-06-14 | 1995-12-05 | Cummins Engine Company, Inc. | Pressure side integrated air filter and filtering networks for engines |
DE4424805C1 (de) * | 1994-07-14 | 1995-08-24 | Daimler Benz Ag | Filteraufnahme in einem Kraftwagen |
DE19505583C5 (de) * | 1995-02-18 | 2014-10-02 | Mann + Hummel Gmbh | Filter, insbesondere zur Filtrierung der Luft für den Innenraum eines Fahrzeugs |
JP3136978B2 (ja) * | 1995-04-24 | 2001-02-19 | トヨタ自動車株式会社 | エアクリーナ |
US5605554A (en) * | 1995-08-30 | 1997-02-25 | Siemens Electric Limited | Multi-piece air filter housing and closure arrangement |
DE19633896A1 (de) * | 1996-08-22 | 1998-02-26 | Mann & Hummel Filter | Gehäusefilter |
DE19638790A1 (de) * | 1996-09-21 | 1998-03-26 | Mann & Hummel Filter | Luftfilter |
US5740774A (en) * | 1996-12-18 | 1998-04-21 | Siemens Electric Limited | Engine induction air system having improved air filter accessibility |
DE29704701U1 (de) * | 1997-03-14 | 1997-04-30 | Votech Filter Gmbh | Gasfilter in Durchgangsform mit vollveraschbarer Filterpatrone für mit Feststoffpartikeln beladene Medien |
DE19730817A1 (de) * | 1997-07-18 | 1999-01-21 | Knecht Filterwerke Gmbh | Plattenförmiges Filterelement |
DE19809223A1 (de) * | 1998-03-04 | 1999-09-09 | Bosch Siemens Hausgeraete | Dunstabzugsvorrichtung für Küchen |
US6149703A (en) * | 1999-06-10 | 2000-11-21 | Siemens Westinghouse Power Corporation | Fuel system filtering apparatus |
US6348085B1 (en) * | 1999-11-10 | 2002-02-19 | Donaldson Company, Inc. | Filter arrangement and methods |
JP2001329921A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-11-30 | Toyo Roki Mfg Co Ltd | エアクリーナ |
DE10051643B4 (de) * | 2000-10-18 | 2006-06-29 | Stego-Holding Gmbh | Haube für einen Lüfterfilter |
US6610126B2 (en) * | 2001-06-06 | 2003-08-26 | Donaldson Company, Inc. | Filter element having sealing members and methods |
KR100956706B1 (ko) | 2002-05-09 | 2010-05-06 | 도날드슨 컴파니, 인코포레이티드 | 풀루트 필터 매체를 갖는 에어 필터 |
DE10222800B4 (de) * | 2002-05-23 | 2013-06-27 | Mann + Hummel Gmbh | Filter in einem Filtergehäuse |
CA2516007C (en) | 2003-02-11 | 2014-09-02 | Donaldson Company, Inc. | Air cleaner arrangements; serviceable filter elements; and, methods |
US6890366B2 (en) * | 2003-04-17 | 2005-05-10 | Visteon Global Technologies, Inc. | Sealed engine air filter system |
BRPI0416397B1 (pt) * | 2003-11-12 | 2015-07-28 | Donaldson Co Inc | Limpador de ar , método de manutenção de um limpador de ar e método de instalar elemento de filtro. |
EP1722880B2 (en) | 2004-02-17 | 2018-10-03 | Donaldson Company, Inc. | Air cleaner arrangements; serviceable filter elements; and, methods |
US7905936B2 (en) | 2004-04-30 | 2011-03-15 | Donaldson Company, Inc. | Filter arrangements; housing; assemblies; and, methods |
AU2005240577B2 (en) | 2004-04-30 | 2010-11-04 | Donaldson Company, Inc. | Filter arrangements; housings; assemblies; and, methods |
EP2243536B1 (en) * | 2004-06-14 | 2013-11-20 | Donaldson Company, Inc. | Air filter arrangement and cartridge |
EP1781397B1 (en) | 2004-06-18 | 2013-06-12 | Donaldson Company, Inc. | Air cleaner arrangements and methods |
KR100599306B1 (ko) * | 2004-07-28 | 2006-07-14 | 현대자동차주식회사 | 에어 필터 구조 |
EP2239039B1 (en) | 2004-08-06 | 2021-10-06 | Donaldson Company, Inc. | Air filter cartridge |
JP4563768B2 (ja) * | 2004-10-15 | 2010-10-13 | 本田技研工業株式会社 | エアクリーナ |
US20060137312A1 (en) * | 2004-12-29 | 2006-06-29 | San Ford Machinery Co., Ltd. | Positioning device for the dust-collecting bag of a dust-collecting machine |
CN102861486B (zh) | 2005-01-13 | 2015-09-16 | 唐纳森公司 | 空气过滤器装置 |
JP4820376B2 (ja) | 2005-01-13 | 2011-11-24 | ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド | エアフィルタカートリッジ及びエアクリーナ装置 |
US8083825B2 (en) * | 2005-02-28 | 2011-12-27 | Donaldson Company, Inc. | Filter arrangement and method |
JP2009511264A (ja) * | 2005-10-11 | 2009-03-19 | ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド | エアフィルタの構成物、組立品および方法 |
CN102226435B (zh) | 2005-10-12 | 2013-08-14 | 科勒公司 | 空气滤清器组件 |
US7736410B2 (en) | 2006-01-20 | 2010-06-15 | Donaldson Company, Inc. | Air cleaner configured for receipt of various sized filter cartridges; components thereof; and, methods |
US7540320B1 (en) * | 2006-02-10 | 2009-06-02 | Thomas Middleton Semmes | High efficiency conditioning air apparatus |
US7625419B2 (en) | 2006-05-10 | 2009-12-01 | Donaldson Company, Inc. | Air filter arrangement; assembly; and, methods |
JP4572870B2 (ja) * | 2006-05-23 | 2010-11-04 | トヨタ紡織株式会社 | エアクリーナ |
US7713321B2 (en) * | 2006-06-22 | 2010-05-11 | Donaldson Company, Inc. | Air cleaner arrangements; components thereof; and, methods |
JP2009541643A (ja) * | 2006-06-22 | 2009-11-26 | ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド | エアクリーナ構成物、そのコンポーネントおよびその製造方法 |
WO2008045326A2 (en) | 2006-10-06 | 2008-04-17 | Donaldson Company, Inc. | Air cleaner, replaceable filter cartridges, and methods |
JP4697158B2 (ja) | 2007-03-08 | 2011-06-08 | トヨタ紡織株式会社 | エアクリーナ |
JP2008248848A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Denso Corp | 内燃機関のエアクリーナ |
US8066791B2 (en) | 2007-07-20 | 2011-11-29 | Donaldson Company, Inc. | Air cleaner arrangements with internal and external support for cartridge; components; and, methods |
EP2190554B1 (en) | 2007-09-07 | 2013-01-09 | Donaldson Company, Inc. | Air filter assembly |
US8460420B2 (en) * | 2007-09-07 | 2013-06-11 | Parker-Hannifin Corporation | Filter element |
BRPI0907604B1 (pt) * | 2008-02-25 | 2020-09-15 | Donaldson Company, Inc | Elemento de filtro para limpeza pulsada e métodos |
USD632770S1 (en) | 2008-06-13 | 2011-02-15 | Kohler Co. | Cyclonic air cleaner housing |
US8808432B2 (en) | 2008-06-13 | 2014-08-19 | Kohler Co. | Cyclonic air cleaner |
JP2010030584A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-02-12 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
USD646369S1 (en) | 2008-07-22 | 2011-10-04 | Donaldson Company, Inc. | Filter cartridge |
DE202008011714U1 (de) | 2008-09-03 | 2010-01-28 | Mann+Hummel Gmbh | Luftfiltersystem für eine Brennkraftmaschine |
US8061530B2 (en) | 2009-04-09 | 2011-11-22 | Cummins Filtration Ip, Inc. | Filtration sealing system |
US8287614B2 (en) * | 2009-08-10 | 2012-10-16 | Mann+Hummel Gmbh | Supplemental filter media support insert for an air cleaner |
JP2011208607A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Toyota Boshoku Corp | エアクリーナにおけるフィルタエレメントの保持構造 |
US8460421B2 (en) * | 2010-05-14 | 2013-06-11 | R2C Performance Products, LLC. | Velocity stack mounted air filter assembly |
JP2011252445A (ja) * | 2010-06-02 | 2011-12-15 | Toyota Boshoku Corp | エアクリーナ |
US8486173B2 (en) * | 2010-06-10 | 2013-07-16 | GM Global Technology Operations LLC | Collapsible underhood container |
US8337579B2 (en) | 2010-11-09 | 2012-12-25 | Honda Motor Company, Ltd. | Air cleaner assemblies and vehicles including same |
JP5825792B2 (ja) * | 2011-01-24 | 2015-12-02 | 本田技研工業株式会社 | エアクリーナ装置 |
DE102011015062B4 (de) * | 2011-03-24 | 2015-10-01 | Mann + Hummel Gmbh | Filtergehäuse eines Luftfilters und Verschlusselement eines Filtergehäuses |
JP6075654B2 (ja) | 2011-06-30 | 2017-02-08 | ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド | 空気/油分離装置アセンブリ、部品及び方法 |
DE102012005732A1 (de) * | 2012-03-23 | 2013-09-26 | Mann + Hummel Gmbh | Flachfilterelement und Luftfilter |
DE102012005731B4 (de) * | 2012-03-23 | 2017-07-06 | Mann + Hummel Gmbh | Luftfilter und Filterelement eines Luftfilters |
DE102012005734A1 (de) * | 2012-03-23 | 2013-09-26 | Mann + Hummel Gmbh | Flachfilterelement, Filtergehäuse und Luftfilter |
JP5946783B2 (ja) * | 2013-02-22 | 2016-07-06 | タイガースポリマー株式会社 | エアクリーナ |
AU2014302083B2 (en) | 2013-06-28 | 2018-10-18 | Donaldson Company, Inc. | Filter cartridge for an air cleaner assembly |
US9169811B2 (en) | 2013-08-06 | 2015-10-27 | Kia Motors Corporation | Air cleaner for vehicle |
KR101526707B1 (ko) * | 2013-08-06 | 2015-06-05 | 기아자동차주식회사 | 차량용 에어클리너 |
WO2016044293A1 (en) | 2014-09-15 | 2016-03-24 | Donaldson Company, Inc. | Filter cartridges; air cleaner assemblies; housings; features; components; and, methods |
CN107223069B (zh) | 2014-12-27 | 2021-06-22 | 唐纳森公司 | 过滤器滤芯;空气滤清器组件;外壳;特征;部件;以及方法 |
JP6507711B2 (ja) * | 2015-02-25 | 2019-05-08 | コニカミノルタ株式会社 | クリーンユニット及びクリーンユニットを備える画像形成装置 |
CN108367214B (zh) | 2015-12-11 | 2021-04-16 | 康明斯过滤Ip公司 | 具有可变横截面轴向密封的过滤器 |
CN108778447B (zh) | 2016-03-18 | 2022-02-11 | 康明斯过滤Ip公司 | 互锁稳定的过滤器组件 |
WO2017192441A1 (en) | 2016-05-02 | 2017-11-09 | Cummins Filtration Ip, Inc. | Filter with interlocking housing interface |
US11298640B2 (en) | 2017-01-25 | 2022-04-12 | Cummins Filtration Ip, Inc. | Expandable threaded adaptor for threadless shell |
DE112018000382T5 (de) | 2017-02-21 | 2019-09-26 | Cummins Filtration Ip, Inc. | Gewellte ineinandergreifende Gehäuse-Endplatten-Schnittstellengeometrie |
DE112018000692T5 (de) | 2017-03-16 | 2019-10-17 | Cummins Filtration Ip, Inc. | Filtrationsabdichtungssystem |
EP3401000A1 (en) | 2017-05-09 | 2018-11-14 | Donaldson Company, Inc. | Adapter and air filter cartridge being adapted for use with such an adapter |
CN111417448B (zh) | 2017-08-31 | 2022-06-10 | 唐纳森公司 | 过滤器滤芯;空气滤清器组件;外壳;特征;部件;以及方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB993773A (en) * | 1962-08-21 | 1965-06-02 | Israel State | Gas filter units |
US3399477A (en) * | 1964-12-30 | 1968-09-03 | Elastic Stop Nut Corp | Reflectorized indicia |
JPS5123763A (ja) * | 1974-07-22 | 1976-02-25 | Sanyo Kiko Kk | Kodenshikimusetsushokukeijosokuteisochi |
US4363643A (en) * | 1981-10-16 | 1982-12-14 | Emerson Electric Co. | Support means for filter material in a non-electric air cleaner |
US4474739A (en) * | 1983-06-29 | 1984-10-02 | Teledyne Industries, Inc. | Method for removing gaseous pollutants in highly dilute concentrations from air at room temperatures |
US4543112A (en) * | 1984-04-30 | 1985-09-24 | Figgie International Inc. | Sorbent type filter assembly for a respirator and method of making same |
JPS61275562A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-05 | Honda Motor Co Ltd | エアクリ−ナ装置 |
JPS6269069A (ja) * | 1985-09-19 | 1987-03-30 | 松下精工株式会社 | ヒ−トポンプ式空気調和機 |
FR2628982B1 (fr) * | 1988-03-22 | 1990-12-28 | Equip Composants Ind Autom | Filtre a air perfectionne pour moteurs thermiques |
DE3911153A1 (de) * | 1989-04-06 | 1990-10-11 | Mann & Hummel Filter | Ansaugluftfilter fuer brennkraftmaschinen |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP3187592A patent/JP2555491B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1991-08-07 US US07/741,864 patent/US5213596A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101326500B1 (ko) * | 2011-12-01 | 2013-11-08 | 주식회사 리한 | 차량용 에어클리너 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5213596A (en) | 1993-05-25 |
JPH067622A (ja) | 1994-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2555491B2 (ja) | エアクリーナ | |
US5569311A (en) | Air cleaner | |
US8597390B2 (en) | Air cleaner | |
US6808547B2 (en) | Air cleaner | |
JP4563768B2 (ja) | エアクリーナ | |
CN100465428C (zh) | 空气滤清器的铰链机构 | |
JPH04234557A (ja) | 内燃機関用の吸気フィルタ | |
MXPA06010548A (es) | Ensamble de filtro no metalico y metodo para producir el mismo. | |
JP2908206B2 (ja) | マスタシリンダ用リザーバ | |
JPH1113561A (ja) | エアクリーナ | |
JP4831355B2 (ja) | エアクリーナ | |
JP2596808Y2 (ja) | エアクリーナ | |
JP2000279711A (ja) | フィルタ装置 | |
JP4292038B2 (ja) | エアークリーナ | |
JP2001173531A (ja) | エアクリーナ装置 | |
WO2002101225A1 (en) | Air cleaner | |
JP4823609B2 (ja) | オイルストレーナ | |
JP2007030562A (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
JP2008149269A (ja) | フィルタ | |
KR200185241Y1 (ko) | 차량용 공기청정기의 케이스 본체와 커버의 결합 구조물 | |
EP1132611B1 (en) | Resonator type silencer for automotive engine | |
KR100570045B1 (ko) | 판 스프링을 이용한 에어필터 프레임 결합구조 | |
JP2018080686A (ja) | エアクリーナ | |
US20230211267A1 (en) | Filter element | |
JP4055350B2 (ja) | スピーカ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960611 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905 Year of fee payment: 15 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |