JP2555243B2 - 端面研磨装置 - Google Patents
端面研磨装置Info
- Publication number
- JP2555243B2 JP2555243B2 JP4064673A JP6467392A JP2555243B2 JP 2555243 B2 JP2555243 B2 JP 2555243B2 JP 4064673 A JP4064673 A JP 4064673A JP 6467392 A JP6467392 A JP 6467392A JP 2555243 B2 JP2555243 B2 JP 2555243B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polished
- rotational force
- end surface
- polishing apparatus
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、部材の端面を研磨する
端面研磨装置に関するものである。
端面研磨装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、長尺材の端面を研磨する方法
としては、手作業により端面を研磨する方法が取られて
いた。
としては、手作業により端面を研磨する方法が取られて
いた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな手作業による長尺材の端面研磨については、作業が
煩雑であるという欠点がある。本発明は、このような問
題点を解決するためになされたもので、部材の端面研磨
を自動化するようにした端面研磨装置を提供することを
目的とする。
うな手作業による長尺材の端面研磨については、作業が
煩雑であるという欠点がある。本発明は、このような問
題点を解決するためになされたもので、部材の端面研磨
を自動化するようにした端面研磨装置を提供することを
目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明による端面研磨装置は、被研磨材を偏心位置に
載せるための回転可能な円板と、この円板上に設けら
れ、前記被研磨材を案内するガイドと、前記被研磨材の
頂面に離接可能でかつ当接時被研磨材を押圧してこの被
研磨材に回転力を伝達する回転力伝達手段と、前記回転
力伝達手段を少なくとも上下に昇降可能な移動手段と、
前記被研磨材から前記回転力伝達手段に過負荷が伝達さ
れるのを解放する過負荷防止手段とを備えたことを特徴
とする。
の本発明による端面研磨装置は、被研磨材を偏心位置に
載せるための回転可能な円板と、この円板上に設けら
れ、前記被研磨材を案内するガイドと、前記被研磨材の
頂面に離接可能でかつ当接時被研磨材を押圧してこの被
研磨材に回転力を伝達する回転力伝達手段と、前記回転
力伝達手段を少なくとも上下に昇降可能な移動手段と、
前記被研磨材から前記回転力伝達手段に過負荷が伝達さ
れるのを解放する過負荷防止手段とを備えたことを特徴
とする。
【０００５】
【作用】本発明の端面研磨装置によると、被研磨材の端
面を押え付け、かつ被研磨材を回転させることにより、
被研磨材の頂面あるいは底面を簡単な操作で滑らかな面
に研磨することができる。すなわち、被研磨材の底面の
異物が除去され、底面がフラットになると、砥石として
の円板と被研磨材の端面とが密着する。このとき、被研
磨材と砥石との軸はそれぞれ固定で互いに軸がズレてい
るため、被研磨材の回転軸には円板の回転中心周りの内
外周差による偶力が作用し、この偶力で被研磨材からモ
ータに該モータ駆動回転数を超えようとする回転力が発
生する。この駆動回転数を超えようとする高速回転力の
発生が研磨完了信号となり、これにより、研磨が完了す
る。すると、被研磨材Ｗは、モータの駆動回転数以上の
回転数でモータの駆動方向に回転する。このとき、ワン
ウエイクラッチ等の過負荷防止手段が作用し、被研磨材
からモータに回転力が伝達されるのを解放することで、
モータに異常な過負荷は作用しない。
面を押え付け、かつ被研磨材を回転させることにより、
被研磨材の頂面あるいは底面を簡単な操作で滑らかな面
に研磨することができる。すなわち、被研磨材の底面の
異物が除去され、底面がフラットになると、砥石として
の円板と被研磨材の端面とが密着する。このとき、被研
磨材と砥石との軸はそれぞれ固定で互いに軸がズレてい
るため、被研磨材の回転軸には円板の回転中心周りの内
外周差による偶力が作用し、この偶力で被研磨材からモ
ータに該モータ駆動回転数を超えようとする回転力が発
生する。この駆動回転数を超えようとする高速回転力の
発生が研磨完了信号となり、これにより、研磨が完了す
る。すると、被研磨材Ｗは、モータの駆動回転数以上の
回転数でモータの駆動方向に回転する。このとき、ワン
ウエイクラッチ等の過負荷防止手段が作用し、被研磨材
からモータに回転力が伝達されるのを解放することで、
モータに異常な過負荷は作用しない。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。本発明の実施例の端面研磨装置を図１〜図４に
示す。まず、図４に示すように上部装置１は、基台３に
モータ２が取付けられ、このモータ２のピニオンギア４
に噛み合うギア５に結合されるシャフト６が回転自在に
軸受７、８に回転自在に支持されている。シャフト６の
下端はワンウェイクラッチ１０を介して回転自在なコイ
ルスプリング１２に連結され、このコイルスプリング１
２の下端がリング１３に結合され、このリング１３の底
面に滑り止め手段としてのラバー１４が取付けられてい
る。上部装置１はエアシリンダ３１のロッド３１ａが伸
縮することにより上下に降昇可能である。
明する。本発明の実施例の端面研磨装置を図１〜図４に
示す。まず、図４に示すように上部装置１は、基台３に
モータ２が取付けられ、このモータ２のピニオンギア４
に噛み合うギア５に結合されるシャフト６が回転自在に
軸受７、８に回転自在に支持されている。シャフト６の
下端はワンウェイクラッチ１０を介して回転自在なコイ
ルスプリング１２に連結され、このコイルスプリング１
２の下端がリング１３に結合され、このリング１３の底
面に滑り止め手段としてのラバー１４が取付けられてい
る。上部装置１はエアシリンダ３１のロッド３１ａが伸
縮することにより上下に降昇可能である。
【０００７】一方、下部装置１６は、図３に示すよう
に、支持台２０上にブラケット２１がボルト２２により
固定されている。ブラケット２４には多数のピン２６が
垂直方向に立ち上げられて固定されている。このバー２
６を立てる位置は、多数のピンで囲まれる空間に挿入さ
れる被研磨材の形状に応じて適宜設定可能である。被研
磨材Ｗは、この被研磨材Ｗが倒れないように案内するガ
イドとしての多数のバー２６の中に挿入される。
に、支持台２０上にブラケット２１がボルト２２により
固定されている。ブラケット２４には多数のピン２６が
垂直方向に立ち上げられて固定されている。このバー２
６を立てる位置は、多数のピンで囲まれる空間に挿入さ
れる被研磨材の形状に応じて適宜設定可能である。被研
磨材Ｗは、この被研磨材Ｗが倒れないように案内するガ
イドとしての多数のバー２６の中に挿入される。
【０００８】そして、図１に示すように、支持台２０の
下方に回転駆動される円板３０が設けられ、この円板３
０の偏心位置に被研磨材Ｗを載置可能になっている。次
に、この装置の作動について説明する。まず図１の状態
において、円板３０を回転する。次いで、上部装置１の
位置が図１に示す位置よりも上方に昇がった状態でバー
２６で囲まれる空間内に被研磨材Ｗを挿入する。被研磨
材Ｗの底面が当接する円板３０の頂面にはあらかじめ研
削油を流しておく。次いで、エアシリンダ３１のロッド
３１ａを伸長し、図１に示す状態に下降する。図１に示
す状態ではラバー１４が被研磨材Ｗの頂面に当接してい
る。この状態でモータ２を駆動し、円板１３を回転させ
る。すると、ラバー１４に押圧される被研磨材Ｗが回転
し、被研磨材Ｗの底面が研磨される。
下方に回転駆動される円板３０が設けられ、この円板３
０の偏心位置に被研磨材Ｗを載置可能になっている。次
に、この装置の作動について説明する。まず図１の状態
において、円板３０を回転する。次いで、上部装置１の
位置が図１に示す位置よりも上方に昇がった状態でバー
２６で囲まれる空間内に被研磨材Ｗを挿入する。被研磨
材Ｗの底面が当接する円板３０の頂面にはあらかじめ研
削油を流しておく。次いで、エアシリンダ３１のロッド
３１ａを伸長し、図１に示す状態に下降する。図１に示
す状態ではラバー１４が被研磨材Ｗの頂面に当接してい
る。この状態でモータ２を駆動し、円板１３を回転させ
る。すると、ラバー１４に押圧される被研磨材Ｗが回転
し、被研磨材Ｗの底面が研磨される。
【０００９】被研磨材Ｗの底面の異物が除去され、底面
がフラットになると、砥石としての円板３０と被研磨材
Ｗの端面とが密着する。このとき、被研磨材Ｗと砥石と
の軸はそれぞれ固定で互いに軸がズレているため、被研
磨材Ｗの回転軸には円板の回転中心周りの内外周差によ
る偶力が作用し、この偶力で被研磨材Ｗからモータ２に
該モータの駆動回転数を超えようとする回転力が発生す
る。この駆動回転数を超えようとする高速回転力の発生
が研磨完了信号となり、これにより、研磨が完了する。
すると、被研磨材Ｗは、モータ２の駆動回転数以上の回
転数でモータ２の駆動方向に回転する。このとき、過負
荷防止手段としてのワンウェイクラッチ１０が作用し、
被研磨材Ｗからモータに回転力が伝達されるのを解放す
ることで、モータ２に異常な過負荷はかからない。エア
シリンダ３１のロッド３１ａを上昇させると、被研磨材
Ｗの頂面からラバー１４が離間され、被研磨材Ｗの回転
が止まる。その後被研磨材Ｗをバー２６の中から取り出
す。このようにして被研磨材Ｗの底面を研磨することが
できる。
がフラットになると、砥石としての円板３０と被研磨材
Ｗの端面とが密着する。このとき、被研磨材Ｗと砥石と
の軸はそれぞれ固定で互いに軸がズレているため、被研
磨材Ｗの回転軸には円板の回転中心周りの内外周差によ
る偶力が作用し、この偶力で被研磨材Ｗからモータ２に
該モータの駆動回転数を超えようとする回転力が発生す
る。この駆動回転数を超えようとする高速回転力の発生
が研磨完了信号となり、これにより、研磨が完了する。
すると、被研磨材Ｗは、モータ２の駆動回転数以上の回
転数でモータ２の駆動方向に回転する。このとき、過負
荷防止手段としてのワンウェイクラッチ１０が作用し、
被研磨材Ｗからモータに回転力が伝達されるのを解放す
ることで、モータ２に異常な過負荷はかからない。エア
シリンダ３１のロッド３１ａを上昇させると、被研磨材
Ｗの頂面からラバー１４が離間され、被研磨材Ｗの回転
が止まる。その後被研磨材Ｗをバー２６の中から取り出
す。このようにして被研磨材Ｗの底面を研磨することが
できる。
【００１０】前記実施例によれば、被研磨材Ｗをバー２
６で囲まれる空間部に挿入し、その後にモータ２の回転
駆動によりラバー１４が当接されて回転し、被研磨材Ｗ
の底面が研磨される。したがって、被研磨材Ｗの研磨を
本装置により自動的に行なうことができる。
６で囲まれる空間部に挿入し、その後にモータ２の回転
駆動によりラバー１４が当接されて回転し、被研磨材Ｗ
の底面が研磨される。したがって、被研磨材Ｗの研磨を
本装置により自動的に行なうことができる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の端面研磨
装置によると、簡単な構成により被研磨材の端面を短時
間でかつ簡単な操作で滑らかに研磨することができると
いう効果がある。
装置によると、簡単な構成により被研磨材の端面を短時
間でかつ簡単な操作で滑らかに研磨することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例による端面研磨装置を示す斜視
図である。
図である。
【図２】図１に示すＡ−Ａ線断面図である。
【図３】図１に示す端面研磨装置の縦断面図である。
【図４】本発明の実施例の端面研磨装置の上部装置を示
す断面図である。
す断面図である。
１ 上部装置（移動手段） ２ モータ（回転力伝達手段） ６ シャフト（回転力伝達手段） １０ ワンウエイクラッチ（過負荷防止手段） １２ コイルスプリング（回転力伝達手段） １３ 円板 １４ ラバー（滑り止め手段） ２６ バー（ガイド） Ｗ 被研磨材
Claims (3)
- 【請求項１】 被研磨材を偏心位置に載せるための回転
可能な円板と、 この円板上に設けられ、前記被研磨材が倒れないように
案内するガイドと、 前記被研磨材の頂面に離接可能でかつ被研磨材との当接
時被研磨材を押圧してこの被研磨材に回転力を伝達する
回転力伝達手段と、 前記回転力伝達手段を少なくとも上下に昇降可能な移動
手段と、 前記被研磨材から前記回転力伝達手段に過負荷が伝達さ
れるのを解放する過負荷防止手段とを備えたことを特徴
とする端面研磨装置。 - 【請求項２】 前記ガイドは、前記被研磨材が倒れない
ように案内する複数のバーと、この複数のバーを固定す
るブラケットと、前記ブラケットを回転可能に支持する
支持台とを有することを特徴とする請求項１記載の端面
研磨装置。 - 【請求項３】 前記回転力伝達手段は、前記被研磨材と
の接触部に滑り止め手段を有することを特徴とする請求
項１または２記載の端面研磨装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4064673A JP2555243B2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 端面研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4064673A JP2555243B2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 端面研磨装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623660A JPH0623660A (ja) | 1994-02-01 |
| JP2555243B2 true JP2555243B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=13264934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4064673A Expired - Lifetime JP2555243B2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 端面研磨装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2555243B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101631372B1 (ko) | 2014-07-21 | 2016-06-17 | 한전케이피에스 주식회사 | 대형 고압 수평형 밸브의 분해 조립 장치 |
| CN112828696B (zh) * | 2021-01-04 | 2022-12-06 | 江苏煌灿新材料科技有限公司 | 一种化工管道加工处理系统 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5944983B2 (ja) * | 1979-06-27 | 1984-11-02 | 株式会社ブリヂストン | 加硫済タイヤの取出し方法 |
| JPS57171651A (en) * | 1981-04-15 | 1982-10-22 | Nisshin Steel Co Ltd | Perfect austenite stainless steel with superior corrosion resistance at weld zone |
| JP2610603B2 (ja) * | 1989-12-14 | 1997-05-14 | 日本電気硝子 株式会社 | ブラウン管用中空ガラス物品のシールエッジ研磨装置 |
-
1992
- 1992-03-23 JP JP4064673A patent/JP2555243B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0623660A (ja) | 1994-02-01 |
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