JP2554932Y2 - 預託金カード発行機 - Google Patents

預託金カード発行機

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JP2554932Y2
JP2554932Y2 JP1991073481U JP7348191U JP2554932Y2 JP 2554932 Y2 JP2554932 Y2 JP 2554932Y2 JP 1991073481 U JP1991073481 U JP 1991073481U JP 7348191 U JP7348191 U JP 7348191U JP 2554932 Y2 JP2554932 Y2 JP 2554932Y2
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JP
Japan
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card
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deposit
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yen
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芳郎 三間
一雄 布施
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株式会社三陽電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は例えば乗合バスの預託
金式カード乗車券のような預託金カード(プリペードカ
ード)を発行する預託金カード発行機に関する。
【0002】
【従来の技術】この預託金カードの発行は従来において
は実発売金額1000円に対し、使用可能金額1100
円の預託金カードを1枚発行し、実発売金額3000円
に対し、使用可能金額3400円の預託金カードを1枚
発行し、実発売金額5000円に対し、使用可能金額5
800円の預託金カードを1枚発行している。
【0003】このように使用可能金額が大幅に異なる預
託金カードにおいては、その預託金カードに表示されて
いる使用可能金額で区別するのみならず、その背景によ
り一目で利用者が識別できることが望まれる。従って従
来においてはカード発行機に、前記例では使用可能金額
が1100円、3400円、5800円に応じてそれぞ
れ各別の背景をもつカードを用意しておき、投入された
金額に応じた背景のカードを選択し、これに対して所要
の記録を行って発行していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このように従来におい
ては実発売金額1000円、3000円、5000円に
対し、それぞれ外見上全く各別の預託金カードを1枚ず
つ発行しているため、それら3種類の預託金カードを用
意しておく必要があり、それだけカード発行機に予備の
預託金カードを用意しておく空間が大きくなり、特にバ
ス車両内に設けるカード処理装置に内蔵するカード発行
機としては小形化の点で好ましくない。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案による預託金カ
ード発行機は、実発売金額に対応する所定の割増金額を
実発売金額に加えた金額を使用可能金額とする預託金カ
ードを発行する預託金カード発行機において、 投入され
た金額が所定額か否かを判定する判定手段と、 その判定
が上記所定額の時は、上記所定額に標準割増金額を加え
たものを使用可能金額とする標準カードを発行する手段
と、 上記判定手段の判定が上記所定額以上の場合は、上
記投入された金額を上記所定額で割った数より1少ない
枚数の上記標準カードを発行すると共に、上記投入され
た金額に対応する所定の割増金額から、上記標準割増金
額と上記割った数との積を差し引いた金額と、上記標準
カードの使用可能金額との和を使用可能金額とする割増
しカードを発行する手段と、 を具備する。
【0006】
【実施例】以下この考案を、バスなどの車両内に設けた
カード式運賃精算装置に内蔵したカード発行機に適用し
た実施例を図1を参照して説明しよう。図1にこの考案
の実施例を示す。筺体11の一側板11aにカード挿入
口12が形成されてあり、そのカード挿入口12に預託
金カード、つまりカード式乗車券13が挿入されると、
このことが入口センサ14で検出される。入口センサ1
4の検出出力は制御部20へ通知され、その制御部20
はモータ15を回転し、モータ15はカード搬送機構1
6を駆動する。筺体11の側板11aと対向する側板1
1bにカード排出口17が形成され、カード挿入口12
とカード排出口17とを連結するように精算通路18が
形成される。精算通路18をカード式乗車券13がカー
ド搬送機構16により通過される。
【0007】カード搬送機構16として一対の無端ベル
ト16a,16bが精算通路18に沿って対向接触し、
ローラ16c〜16hにより架張保持され、モータ15
により無端ベルト16aが回転され、ベルト16a,1
6b間にカード式乗車券13が挟持され、挿入口12か
ら排出口17へ搬送される。排出口17へカード式乗車
券13が達すると、その直前に設けられた出口センサ1
9で検出され、出口センサ19の検出出力が制御部20
へ通知され、制御部20はモータ15を停止する。この
時、カード式乗車券13はカード排出口17から突出し
た状態で停止し、その突出した部分を乗客が容易に持っ
て抜き取ることができる。
【0008】精算通路18を通過するカード式乗車券1
3に対し、運賃精算がなされる。この例はカード式乗車
券13として磁気記録方式のものを使用した場合で、精
算通路18の途中に磁気ヘッド21が設けられ、カード
式乗車券13の磁性面が磁気ヘッド21にプラテンロー
ラ22で押えられながらカード式乗車券13が通過し、
その際にカード式乗車券13から有効金額情報が読取ら
れる。通常は、有効期間情報、運賃後払い方式の場合は
乗車区間情報など他の各種情報も読取られ、そのカード
式乗車券13の有効性判定なども行われる。また読取っ
た有効金額情報に対し、制御部20は乗車運賃を差引
き、つまり運賃精算を行って、その残額を有効金額とし
てカード式乗車券13に磁気ヘッド21で書込む。この
ように運賃精算されたカード式乗車券13がカード排出
口17へ排出される。なおこのようにカード挿入口12
からカード排出口17へカード式乗車券13を通過させ
る場合は磁気ヘッド21として、例えば読取り用と書込
み用とが各別に設けられる。
【0009】この例では筺体11内にカード式乗車券発
行部23が設けられる。この考案ではカード収納部24
が設けられ、カード収納部24にはカード式乗車券13
が積重ねられ、図に示していないが最上のカード式乗車
券がばねでカード収納部の底板側に偏倚されている。カ
ード収納部24の底板に形成された開口を通じて、最下
面のカード式乗車券13に送り出しローラ25が摩擦接
触し、モータ26により、送り出しローラ25を回転さ
せることにより、一番下のカード式乗車券がカード収納
部からくり出される。このくり出されたカード式乗車券
13は、精算通路18の下においてこれと平行に形成さ
れた無端ベルト27,28よりなるカード搬送路を通
じ、更にこれより上方に折り曲げられて、精算通路18
に、その進行方向に沿うように連結された無端ベルト2
9,30,31よりなるカード搬送路を通って精算通路
18へ送出される。無端ベルト27〜31はモータ32
により駆動される。精算通路18へ供給された新カード
式乗車券13は磁気ヘッド21により発行日、発行番号
などが記録され、更に必要に応じてプリンタ部33で印
字されてカード排出口17から排出される。
【0010】この考案においてはカード式乗車券13は
すべてほぼ同一の外見をしており、例えば図2Aに示す
ように使用可能金額が1100円であることの印刷表示
34がなされている。カード式乗車券13はこの例では
磁気カードであって磁気ストライプ35が形成されてい
る。磁気ストライプ35には例えば図2Bに示すように
会社コード、発行番号コード、発行日コード、預託金額
コード、大人、小供を示す種別コードなどが磁気記録さ
れている。この例では預託金額コードとして図2Cに示
すように使用可能金額1100円が記録されている。図
1に示すようにカード挿入口12の下側に紙幣挿入口3
6が形成されてあり、紙幣挿入口36から挿入された紙
幣は紙幣収納部37に収納される。その際、その真偽、
金額の判別がなされ、投入された紙幣の金額が制御部2
0へカード発行指示として通知され、制御部20は、通
知された金額に対応したカード式乗車券の発行を行う。
【0011】制御部20はこのカード発行指示を受信す
ると(S1 )、図3に示すように、その通知(投入)さ
れた金額が1000円か、3000円か、5000円か
の判定を行い(S2 )、何れの場合もカード送出、つま
り送り出しローラ25の回転を行って新カード式乗車券
13を送出し(S3 )、その送出した新カード式乗車券
13の枚数を計数する(S4 )。通知された金額が10
00円の場合は送出枚数が1となった場合にカードの発
行を停止する(S5 )。この発行時に、磁気ヘッド21
で発行番号、発行日をその新カード式乗車券13に記録
する。カード収納部24に収納されているカード式乗車
券13は前述したように図2Aに示すものであり、預託
金額は1100円であり、このカード式乗車券を標準カ
ードと呼ぶ。
【0012】通知された金額が3000円の場合は、3
000円を1000円で割算し、その割算結果3から1
を引いた値2だけ標準カード、つまり預託金額1100
円のカード式乗車券13を発行し、送出カードの数が割
算結果3になると(S6 )、割増し調整を行う。つま
り、発行するカード式乗車券の預託金額を図2Dに示す
ように1100円から1200円に書替え(S7 )、プ
リンタ部33で図2Eに示すように、カード式乗車券1
3の金額表示34の近くに+100円を印字する
(S8 )。このようにして3枚目のカード式乗車券13
を割増ししたものに変更して発行して終了とする。
【0013】通知された金額が5000円の場合は、5
000円を1000円で割った値5から1を引いた値4
だけ標準カードを発行し、カード送出枚数が5になると
(S9 )、発行するカード式乗車券の預託金額を110
0円から1400円に書替え(S10)、金額表示34の
近くに+300円を印字する(S11)。このように5枚
目のカード式乗車券13を割増ししたものに変更して発
行して終了とする。割増しを示す印字は前記金額を示す
数の場合に限らず金額を示す単なる記号を印字してもよ
い。実施例では、精算通路上に設けたプリンタを使用し
て金額を印刷したが、無端ベルト27〜31の搬送路上
に独立してプリンタを設けてもよい。またカードの発行
は、排出側でなく入口側にする方法でもよい。さらにカ
ード発行機として独立(運賃精算と分離)した形でもよ
い。
【0014】
【考案の効果】以上述べたようにこの考案によれば、投
入された金額が所定値以上であれば、その金額に応じた
枚数の標準カードが発行され、1枚のカードに対しての
み、標準カードを割増し変更したものとしているため、
カード発行機に用意するカードは1種類の標準カードの
みでよく、複数種類のカードを用意しておく必要がな
く、カード発行機を小さくすることができる。しかも、
簡単な制御で投入金額に応じた割増しをすることがで
き、利用者へのサービスになり、かつ割増ししたカード
も、標準カードと預託金額が大きく違わないから、外見
がほぼ同一でも使用に違和感がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を適用したカード処理装置の例を示す
構成図。
【図2】A,Eはカード式乗車券(預託金カード)の例
を示す図、B,C,Dはその磁気記録例を示す図であ
る。
【図3】カード式乗車券発行処理の例を示す流れ図。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実発売金額に対応する所定の割増金額を
    実発売金額に加えた金額を使用可能金額とする預託金カ
    ードを発行する預託金カード発行機において、 投入された金額が所定額か否かを判定する判定手段と、 その判定が上記所定額の時は、上記所定額に標準割増金
    額を加えたものを使用可能金額とする標準カードを発行
    する手段と、 上記判定手段の判定が上記所定額以上の場合は、上記投
    入された金額を上記所定額で割った数より1少ない枚数
    の上記標準カードを発行すると共に、上記投入された金
    額に対応する所定の割増金額から、上記標準割増金額と
    上記割った数との積を差し引いた金額と、上記標準カー
    ドの使用可能金額との和を使用可能金額とする割増しカ
    ードを発行する手段と、 を具備する預託金カード発行機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2642151B2 (ja) * 1988-07-22 1997-08-20 グローリー工業株式会社 カード販売装置
JPH0263176U (ja) * 1988-10-31 1990-05-11

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JPH0525566U (ja) 1993-04-02

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