JPH0525566U - 預託金カード発行機 - Google Patents
預託金カード発行機Info
- Publication number
- JPH0525566U JPH0525566U JP7348191U JP7348191U JPH0525566U JP H0525566 U JPH0525566 U JP H0525566U JP 7348191 U JP7348191 U JP 7348191U JP 7348191 U JP7348191 U JP 7348191U JP H0525566 U JPH0525566 U JP H0525566U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- yen
- amount
- ticket
- deposit
- Prior art date
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- Ticket-Dispensing Machines (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金額に対応した数だけ同種のカード式乗車券
を発行しかつ割増しも行う。 【構成】 紙幣が投入されると、その金額が1000円
か、3000円か、5000円かの判定が行われ
(S2 )、何れの場合も預託金が1100円の同一の標
準カード式乗車券が送出され(S3 )、その送出枚数が
計数される(S4 )。判定金額が1000円の場合は送
出枚数が1枚でカード式乗車券の発行が終了される(S
5 )。判定金額が3000円の場合は標準カード式乗車
券の送出が3枚目になると(S6 )、その3枚目に対し
ては預託金を1200円に書替え(S7 )、かつ100
0円券表示の近くに+100円を印字して割増しカード
式乗車券を発行して終了する(S8 )、判定金額が50
00円の場合は、標準カード式乗車券の送出が5枚目に
なると(S9 )、その5枚目に対しては預託金を140
0円に書替え(S10)、1000円券表示の近くに+3
00円を印字して割増しカード式乗車券を発行して終了
する(S11)。
を発行しかつ割増しも行う。 【構成】 紙幣が投入されると、その金額が1000円
か、3000円か、5000円かの判定が行われ
(S2 )、何れの場合も預託金が1100円の同一の標
準カード式乗車券が送出され(S3 )、その送出枚数が
計数される(S4 )。判定金額が1000円の場合は送
出枚数が1枚でカード式乗車券の発行が終了される(S
5 )。判定金額が3000円の場合は標準カード式乗車
券の送出が3枚目になると(S6 )、その3枚目に対し
ては預託金を1200円に書替え(S7 )、かつ100
0円券表示の近くに+100円を印字して割増しカード
式乗車券を発行して終了する(S8 )、判定金額が50
00円の場合は、標準カード式乗車券の送出が5枚目に
なると(S9 )、その5枚目に対しては預託金を140
0円に書替え(S10)、1000円券表示の近くに+3
00円を印字して割増しカード式乗車券を発行して終了
する(S11)。
Description
【0001】
この考案は例えば乗合バスの預託金式カード乗車券のような預託金カード(プ リペードカード)を発行する預託金カード発行機に関する。
【0002】
この預託金カードの発行は従来においては実発売金額1000円に対し、使用 可能金額1100円の預託金カードを1枚発行し、実発売金額3000円に対し 、使用可能金額3400円の預託金カードを1枚発行し、実発売金額5000円 に対し、使用可能金額5800円の預託金カードを1枚発行している。
【0003】 このように使用可能金額が大幅に異なる預託金カードにおいては、その預託金 カードに表示されている使用可能金額で区別するのみならず、その背景により一 目で利用者が識別できることが望まれる。従って従来においてはカード発行機に 、前記例では使用可能金額が1100円、3400円、5800円に応じてそれ ぞれ各別の背景をもつカードを用意しておき、投入された金額に応じた背景のカ ードを選択し、これに対して所要の記録を行って発行していた。
【0004】
このように従来においては実発売金額1000円、3000円、5000円に 対し、それぞれ外見上全く各別の預託金カードを1枚ずつ発行しているため、そ れら3種類の預託金カードを用意しておく必要があり、それだけカード発行機に 予備の預託金カードを用意しておく空間が大きくなり、特にバス車両内に設ける カード処理装置に内蔵するカード発行機としては小形化の点で好ましくない。
【0005】
この考案によれば投入された金額が所定額か否かが判定手段により判定され、 その判定が所定額の場合は標準カードが発行され、判定が所定額以上の場合は、 その金額を所定額で割った数よりも1少ない枚数の標準カードが発行されると共 に、標準カードの金額(使用可能金額)に対し割増された金額の割増しカードが 1枚追加発行される。
【0006】
以下この考案を、バスなどの車両内に設けたカード式運賃精算装置に内蔵した カード発行機に適用した実施例を図1を参照して説明しよう。 図1にこの考案の実施例を示す。筺体11の一側板11aにカード挿入口12 が形成されてあり、そのカード挿入口12に預託金カード、つまりカード式乗車 券13が挿入されると、このことが入口センサ14で検出される。入口センサ1 4の検出出力は制御部20へ通知され、その制御部20はモータ15を回転し、 モータ15はカード搬送機構16を駆動する。筺体11の側板11aと対向する 側板11bにカード排出口17が形成され、カード挿入口12とカード排出口1 7とを連結するように精算通路18が形成される。精算通路18をカード式乗車 券13がカード搬送機構16により通過される。
【0007】 カード搬送機構16として一対の無端ベルト16a,16bが精算通路18に 沿って対向接触し、ローラ16c〜16hにより架張保持され、モータ15によ り無端ベルト16aが回転され、ベルト16a,16b間にカード式乗車券13 が挟持され、挿入口12から排出口17へ搬送される。排出口17へカード式乗 車券13が達すると、その直前に設けられた出口センサ19で検出され、出口セ ンサ19の検出出力が制御部20へ通知され、制御部20はモータ15を停止す る。この時、カード式乗車券13はカード排出口17から突出した状態で停止し 、その突出した部分を乗客が容易に持って抜き取ることができる。
【0008】 精算通路18を通過するカード式乗車券13に対し、運賃精算がなされる。こ の例はカード式乗車券13として磁気記録方式のものを使用した場合で、精算通 路18の途中に磁気ヘッド21が設けられ、カード式乗車券13の磁性面が磁気 ヘッド21にプラテンローラ22で押えられながらカード式乗車券13が通過し 、その際にカード式乗車券13から有効金額情報が読取られる。通常は、有効期 間情報、運賃後払い方式の場合は乗車区間情報など他の各種情報も読取られ、そ のカード式乗車券13の有効性判定なども行われる。また読取った有効金額情報 に対し、制御部20は乗車運賃を差引き、つまり運賃精算を行って、その残額を 有効金額としてカード式乗車券13に磁気ヘッド21で書込む。このように運賃 精算されたカード式乗車券13がカード排出口17へ排出される。なおこのよう にカード挿入口12からカード排出口17へカード式乗車券13を通過させる場 合は磁気ヘッド21として、例えば読取り用と書込み用とが各別に設けられる。
【0009】 この例では筺体11内にカード式乗車券発行部23が設けられる。この考案で はカード収納部24が設けられ、カード収納部24にはカード式乗車券13が積 重ねられ、図に示していないが最上のカード式乗車券がばねでカード収納部の底 板側に偏倚されている。カード収納部24の底板に形成された開口を通じて、最 下面のカード式乗車券13に送り出しローラ25が摩擦接触し、モータ26によ り、送り出しローラ25を回転させることにより、一番下のカード式乗車券がカ ード収納部からくり出される。このくり出されたカード式乗車券13は、精算通 路18の下においてこれと平行に形成された無端ベルト27,28よりなるカー ド搬送路を通じ、更にこれより上方に折り曲げられて、精算通路18に、その進 行方向に沿うように連結された無端ベルト29,30,31よりなるカード搬送 路を通って精算通路18へ送出される。無端ベルト27〜31はモータ32によ り駆動される。精算通路18へ供給された新カード式乗車券13は磁気ヘッド2 1により発行日、発行番号などが記録され、更に必要に応じてプリンタ部33で 印字されてカード排出口17から排出される。
【0010】 この考案においてはカード式乗車券13はすべてほぼ同一の外見をしており、 例えば図2Aに示すように使用可能金額が1100円であることの印刷表示34 がなされている。カード式乗車券13はこの例では磁気カードであって磁気スト ライプ35が形成されている。磁気ストライプ35には例えば図2Bに示すよう に会社コード、発行番号コード、発行日コード、預託金額コード、大人、小供を 示す種別コードなどが磁気記録されている。この例では預託金額コードとして図 2Cに示すように使用可能金額1100円が記録されている。図1に示すように カード挿入口12の下側に紙幣挿入口36が形成されてあり、紙幣挿入口36か ら挿入された紙幣は紙幣収納部37に収納される。その際、その真偽、金額の判 別がなされ、投入された紙幣の金額が制御部20へカード発行指示として通知さ れ、制御部20は、通知された金額に対応したカード式乗車券の発行を行う。
【0011】 制御部20はこのカード発行指示を受信すると(S1 )、図3に示すように、 その通知(投入)された金額が1000円か、3000円か、5000円かの判 定を行い(S2 )、何れの場合もカード送出、つまり送り出しローラ25の回転 を行って新カード式乗車券13を送出し(S3 )、その送出した新カード式乗車 券13の枚数を計数する(S4 )。通知された金額が1000円の場合は送出枚 数が1となった場合にカードの発行を停止する(S5 )。この発行時に、磁気ヘ ッド21で発行番号、発行日をその新カード式乗車券13に記録する。カード収 納部24に収納されているカード式乗車券13は前述したように図2Aに示すも のであり、預託金額は1100円であり、このカード式乗車券を標準カードと呼 ぶ。
【0012】 通知された金額が3000円の場合は、3000円を1000円で割算し、そ の割算結果3から1を引いた値2だけ標準カード、つまり預託金額1100円の カード式乗車券13を発行し、送出カードの数が割算結果3になると(S6 )、 割増し調整を行う。つまり、発行するカード式乗車券の預託金額を図2Dに示す ように1100円から1200円に書替え(S7 )、プリンタ部33で図2Eに 示すように、カード式乗車券13の金額表示34の近くに+100円を印字する (S8 )。このようにして3枚目のカード式乗車券13を割増ししたものに変更 して発行して終了とする。
【0013】 通知された金額が5000円の場合は、5000円を1000円で割った値5 から1を引いた値4だけ標準カードを発行し、カード送出枚数が5になると(S 9 )、発行するカード式乗車券の預託金額を1100円から1400円に書替え (S10)、金額表示34の近くに+300円を印字する(S11)。このように5 枚目のカード式乗車券13を割増ししたものに変更して発行して終了とする。割 増しを示す印字は前記金額を示す数の場合に限らず金額を示す単なる記号を印字 してもよい。実施例では、精算通路上に設けたプリンタを使用して金額を印刷し たが、無端ベルト27〜31の搬送路上に独立してプリンタを設けてもよい。ま たカードの発行は、排出側でなく入口側にする方法でもよい。さらにカード発行 機として独立(運賃精算と分離)した形でもよい。
【0014】
以上述べたようにこの考案によれば、投入された金額が所定値以上であれば、 その金額に応じた枚数の標準カードが発行され、1枚のカードに対してのみ、標 準カードを割増し変更したものとしているため、カード発行機に用意するカード は1種類の標準カードのみでよく、複数種類のカードを用意しておく必要がなく 、カード発行機を小さくすることができる。しかも、簡単な制御で投入金額に応 じた割増しをすることができ、利用者へのサービスになり、かつ割増ししたカー ドも、標準カードと預託金額が大きく違わないから、外見がほぼ同一でも使用に 違和感がない。
【図1】この考案を適用したカード処理装置の例を示す
構成図。
構成図。
【図2】A,Eはカード式乗車券(預託金カード)の例
を示す図、B,C,Dはその磁気記録例を示す図であ
る。
を示す図、B,C,Dはその磁気記録例を示す図であ
る。
【図3】カード式乗車券発行処理の例を示す流れ図。
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (1)
- 【請求項1】 投入された金額が所定額か否かを判定す
る判定手段と、 その判定が所定額の時は標準カードを発行する手段と、 上記判定手段の判定が所定額以上の場合はその金額を上
記所定額で割った数より1少ない枚数の上記標準カード
を発行すると共に上記標準カードの金額に対し割増され
た金額の割増しカードを発行する手段と、 を具備する預託金カード発行機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991073481U JP2554932Y2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 預託金カード発行機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991073481U JP2554932Y2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 預託金カード発行機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525566U true JPH0525566U (ja) | 1993-04-02 |
JP2554932Y2 JP2554932Y2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=13519517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991073481U Expired - Fee Related JP2554932Y2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 預託金カード発行機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554932Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0232493A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-02 | Glory Ltd | カード販売装置 |
JPH0263176U (ja) * | 1988-10-31 | 1990-05-11 |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP1991073481U patent/JP2554932Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0232493A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-02 | Glory Ltd | カード販売装置 |
JPH0263176U (ja) * | 1988-10-31 | 1990-05-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2554932Y2 (ja) | 1997-11-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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